桐野夏生のレビュー一覧

  • だから荒野

    Posted by ブクログ

    新聞連載時大反響を呼んだ話題作と裏表紙に書いてあったので買った一冊。

    家族からの逃亡の話でした。

    主人公である女性がかわいそうに見えた。
    旦那の言い分もわかる部分はあるが、優しさや気遣いがない.

    でも一番ムカついたのは息子達
    特に長男

    旦那や次男は最終的に少しは人間が変わった感じがするが、長男は多分成長していない。
    優秀な人間らしいが、人間の根本がダメだと思う。

    最終的には家族が元に戻るかわからんが、何かが今でと変わったのではないか

    逃亡中出会ったクソみたいな人達
    それがどうなったかちょっと気になった小説でした。

    0
    2023年09月09日
  • メタボラ

    Posted by ブクログ

    大好きな桐野夏生さん。
    やっぱり面白い。
    貧困、孤独、格差
    重い‥重すぎる‥なのになんでこんなに
    惹きつけられるんだろう。

    記憶を失った主人公のギンジと
    故郷の宮古島を捨てた昭光が
    安住の地を求めて放浪する。

    二人の関係は友情?とは言えないものだけど
    孤独で極限の状態にいる二人にしかわからない
    心の繋がりがあるのだろうな。

    主人公の家族が崩壊していくシーンは
    辛かった。
    例え家族であろうと、人との繋がりは
    努力して維持していくものなんだと感じた。


    ラストは切なかった。
    逃げても逃げても明るい未来なんてないのかもしれない。
    解説にある
    安っぽい同情など愛ではない、自己責任
    誰かの不幸を他の誰かが代わってあげることは
    できない
    厳しいけどこの言葉が刺さる。

    自分が若い頃に読んだら
    どう感じたのかな。

    0
    2023年08月28日
  • 夜また夜の深い夜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    手紙形式の小説は何度か読んだことがあり、あまり入り込めない印象だったのですが、好きな作家さんということもあって入り込めました。

    今日、私は何も心配なくベッドで寝られるし、食事に困るわけでもない。この作品はフィクションだけど、そういうことが当たり前じゃない世界が今現在もあることは知っておきたい。

    ただ、手紙形式の意味があったのかがわからない。

    0
    2023年08月23日
  • 路上のX

    Posted by ブクログ

    主人公の女の子たち(真由、リオナ、ミト)がどうなるのかハラハラしながら一気読み。三人のたどる道はあまりに過酷で、容赦がない。

    社会問題としてトー横に集まる若者が度々取り上げられている。ひと昔前の非行少女たちと事情がちがうのは、彼女たち自身には落ち度はほとんどない場合が多いという点かもしれない。背後には貧困があり、子をきちんと養育できない家庭があまりに増えているという厳しい現実がある。

    それでも桐野夏生の小説らしく、彼女たちは自らの境遇に抗い、果敢に行動する。両親が突然行方不明になってしまい、何とか自分で生きようとした真由は、バイト先で性被害に遭って深く傷つくが、警察に被害を訴えようとするし、リオナはパパ活で危ない思いをしながら真由とミトのために金を稼ごうとする。

    逆に彼女たちから見た親世代、親せきたちがいかに無責任で冷たく頼りにならないか。また、女子高生を食い物にしようとする大人たちが街にいかにあふれているか、読んでいて嫌悪感でいっぱいになる。

    ラストも決してハッピーではないけど、現実はもっと救いのない女の子たちがたくさんいるのだろう。

    桐野夏生の小説を読むと、物語の面白さ、文章の平易さわかりやすさと社会的な鋭い問題提起とが両立しているところがいつも本当にすごいなと思う。

    0
    2023年08月13日
  • バラカ 上

    Posted by ブクログ

    桐生夏生ってホラーチックという先入観があるのか、その存在も知ってるし過去に読んだ作品も面白かったしはずれのない作品を書ける人というイメージをもっているにもかかわらずあんまり読んだことがない。久しぶりにたまたま見かけた『バラカ』という小説を読んでみた。
    震災で原発事故が起こった日本が舞台になっている。作品自体も2011年夏頃、つまり東日本大震災と福島第一原発の事故から間もないうちに「小説すばる」での連載が始まり2015年まで続いた。だから途中から震災後であり原発事故である世界は、実際の世のなかとはちょっと違う方向に動いている。いや、あえてより悲惨な状況を描いたのだろう。そんななかを数奇な生まれ育ちの少女バラカ(薔薇香)は生き抜いていく。相関関係が狭すぎる気はするけど、それを凌駕するようなスケールの大きい面白さ。そして、人間関係のもろさと不可解さを感じる。相当過酷な運命を背負った少女の目を通して、人は信じ合えるのかといった命題を問われているよう。そしてどちらかといえば否のような空気を感じてしまう。

    0
    2023年08月13日
  • バラカ 下

    Posted by ブクログ

    桐生夏生ってホラーチックという先入観があるのか、その存在も知ってるし過去に読んだ作品も面白かったしはずれのない作品を書ける人というイメージをもっているにもかかわらずあんまり読んだことがない。久しぶりにたまたま見かけた『バラカ』という小説を読んでみた。
    震災で原発事故が起こった日本が舞台になっている。作品自体も2011年夏頃、つまり東日本大震災と福島第一原発の事故から間もないうちに「小説すばる」での連載が始まり2015年まで続いた。だから途中から震災後であり原発事故である世界は、実際の世のなかとはちょっと違う方向に動いている。いや、あえてより悲惨な状況を描いたのだろう。そんななかを数奇な生まれ育ちの少女バラカ(薔薇香)は生き抜いていく。相関関係が狭すぎる気はするけど、それを凌駕するようなスケールの大きい面白さ。そして、人間関係のもろさと不可解さを感じる。相当過酷な運命を背負った少女の目を通して、人は信じ合えるのかといった命題を問われているよう。そしてどちらかといえば否のような空気を感じてしまう。

    0
    2023年08月13日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

    Posted by ブクログ

    金田一秀穂さんは
    日本語は緊急事態に向かないと言う

    緊急事態を宣言します、には
    本当に緊急事態なの?

    緊急事態宣言を発出します、だと
    ああそうですかとどこか他人事

    日本語の得意は落とし所を探す事

    ロックダウンより20時閉店
    和を持って貴しとなす、それでいい

    0
    2023年06月27日
  • 柔らかな頬 下

    Posted by ブクログ

    石山とカスミの会話が好きです。会話だけでなく、関係性も、相手におもねることなく、素で対峙している感じがいいです。北海道の人同士の会話で、さらっとあらわれる北海道弁も作品に味を出しているように感じます。
    最後まで犯人を探し出せない自分は読みが甘いのでしょうか。

    0
    2023年06月21日
  • グロテスク 下

    匿名

    購入済み

    最近から最後まで登場する人物全員が怖すぎるて、ゾッとしました。ほんとグロテスクです。
    共感できそうでいて、誰にも共感できなかったです。
    悲しすぎます。

    #ドキドキハラハラ #ダーク #怖い

    0
    2023年06月03日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    松任谷由実の曲を元にしたトリビュート小説集
    著名な作家さん達による、別角度からの切り口で綴られる物語

    歌詞をそのまま物語にしたものではない
    むしろ設定のリンクはそんなにないかも
    タイトルにインスパイアされた短編という表現の方が近い


    収録は6編
    あの日にかえりたい/小池真理子
    DESTINY/桐野夏生
    夕涼み/江國香織
    青春のリグレット/綿矢りさ
    冬の終り/柚木麻子
    春よ、来い/川上弘美
    解説:酒井順子



    ・あの日にかえりたい/小池真理子
    いまも私の心は学生時代を過ごしたあの場所にいる


    昭和の学生運動が盛んな頃の大学生
    男を巡る友人とのちょっとした行き違い

    大学生の頃に戻りたいと思う人は結構いるかもですね



    ・DESTINY/桐野夏生
    大学職員の独身男子が心奪われた「運命の人」とは?


    規則正しい生活の中で出会った運命の人という思い込み
    片想いという状況にものすごく共感する
    でもまぁ世の中そんなもんですよね



    ・夕涼み/江國香織
    かつて暮らしたポルトガルのあの光景を忘れられない

    もうすぐ結婚する妹との会話の中で、自分の結婚生活やそこに至るまでのことに思いを馳せる。
    特別不満があるわけでも、後悔しているわけでもなくて、むしろ幸せなのだけど、ふと遠くを見てしまうことだってある。


    もうすぐ結婚するという妹との会食
    自分が結婚するまで、そして結婚生活に思いを馳せる
    夫の事は嫌いではないし、むしろ今の生活に幸せを感じてはいる
    ただ、昔に夫と見た、老女達が無言で夕涼みをする光景を思い出し、自分の将来を考える

    恭二の行動がある意味でホラー
    まず前提としてDVだし
    その解決法をいきなり勝手にしてくるとは……
    重すぎる愛は、確かに怖さを感じる場合もあるでしょうね


    文章から感じるいつもの江國さんっぽさ
    「――」で挟まれる詳細、()でテンポよく繰り返される挿入、「行かれる」という言い回し
    私はこの文体が好きなんだろうか?



    ・青春のリグレット/綿矢りさ
    離婚直前の私の心を占めるのは元彼への悔恨だった


    離婚が決定的な状況で、昔付き合っていた男との事を思い返す
    自分が愛している人と結婚したが、相手は自分を愛さなかった
    昔の男は自分を愛してくれたが、自分は相手を愛せなかった



    ・冬の終り/柚木麻子
    友情とも憐憫ともつかない同僚への感情の行方は?


    友達になりたいという程ではないけど、もっと交流をしたい
    そんな女性同士の微妙な距離感
    わかり合いたいという気持ちなんだろうか?

    ドラマ好きな柚木麻子さんらしく、この曲が主題歌だったドラマ「その時、ハートは盗まれた」が話題として出てくる
    ってか、これが放送された当時って柚木さん小学生だった頃なのによく覚えてるなぁ

    カセットテープというガジェットも何とも昭和感がありますよね



    ・春よ、来い/川上弘美
    一度だけかなえられる能力をもつ人々が願ったもの


    正しくは一度だけ他の人のために願いを叶えることができる家系(と思いこんでいる?)人たち
    両親を事故で亡くし、祖父と叔母と一緒に暮らす中学生女子
    3人の視点が入れ替わりながら、最後は一つに収束していく

    やはり、ユーミンのライブと言えば苗場ですよねー


    少女視点の話もいいけど、母親が何を願ったのかを知る場面もなかなかいい
    多分、そんな能力はないんじゃないのかなー と思うんだけどね



    酒井順子さんの解説も、これで一作のような雰囲気を感じる

    0
    2023年05月30日
  • メタボラ

    Posted by ブクログ

    読み応えがあり、新しい価値観が蓄積していく感覚があって有意義な読書体験だった。が、いかんせんつらすぎる。次読む本はバカバカしいやつにしよう、と思った。

    0
    2023年05月30日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ユーミンの曲を女性作家さん達がトリビュートし
    創作された物語の短編集。
    小池真理子「あの日にかえりたい」
    まだ共同玄関や共同トイレが一般的だったころに
    学生時代を過ごした主人公の郷愁の物語
    既に老年に入った主人公が人生を振り返るような
    切ない物語。短編の中に人生の流れがつまっていて
    さすが小池真理子さんだなと思った。

    桐野夏生「DESTINY」
    村上春樹が愛読書の争いごとを好まない青年の物語
    変わらぬルーティーンの中ではっと目についた
    女学生に少し惑わされてしまうけれど、また
    普段の日常に戻っていく。何も劇的なことは
    ないのだけれどシニカルでとても良かった。
    村上春樹とか山田風太郎とか主人公の愛読書が
    渋いのが良かった。

    江國香織「夕涼み」
    THE、江國さん。
    江國さん定番設定の仲良しの姉妹が出てくる。
    主人公は姉の花、妹の結婚のお祝いに関東郊外から
    都内の独身時代のいきつけの串揚げ屋さんに出てくる。
    妹との会話の中で、重大な悩みではないけれど
    少し心を重くする家族の悩みを反芻したり。
    平和な姉妹のやり取りの中に差し込まれる花の
    夫婦のやり取りの回顧がちょっとゾクっとした。
    家族って平和とか安心の象徴と思われるけど
    責任とか逃げられないとか閉ざされた重しも
    含まれていてそういうことをとても上手に表現していて
    幸せな気持ちとちょっと背筋が寒くなる気持ちが
    両方感じられて読み物としてとても面白かった。

    綿矢りさ「青春のリグレット」
    柚木麻子「冬の終り」
    この2編は軽く読んでしまったので特に感想はなく。

    川上弘美「春よ、来い」
    一番ページ数をとっていて短編の中に
    永井カナコ38歳、上原多恵13歳、衣笠雄大29歳の
    三人のことが交互に視点が変わって描かれている。
    当初三人に接点はなく大人二人には秘密があって、
    13歳の子供はいじめを受けている。
    衣笠雄大のパートは少しユーモアがあってお父さんも
    良い味だしていて、上原多恵ちゃんのパートは悲しいけど
    どうにもできないむなしさ、子供の無力さが感じられ
    でもそれでも頑張って毎日淡々と過ごしている
    強さも感じられる。永井カナコさんのパートは
    パートナーも含め皆優しさに満ちていて
    とても良かった。最後ハッピーエンドってわけではない
    けれど、焚火にあたるしっかりとした暖かさではなく、
    白熱灯に手をかざした暖かさのようなふんわりじんわり
    した余韻があって、少しだけ良い方向へ行きそうな
    終わり方でとても良かった。
    一旦全部読み終わってからもう二度も春よ来いだけ
    読み直している。毎回じんわりと目が潤む、
    そしてこれでいいんだよって自分のこと含め皆の人生を
    納得できるような読後感。さすが川上さん。

    0
    2023年05月22日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    印象に残ったところ
    ・小池真理子 『あの日にかえりたい』
    学生時代のほろ苦い仲違い。どこでボタンをかけちがったのかなーと思うことは、人生であるけれど、そのどうにもできない思い残りを微妙なタッチで描いた作品だった。ズシンと澱が残るような、そんな読後感。
    ・綿矢りさ 『青春のリグレット』
    菓子の思い出に共感。
    その当時は、その後にそんなに大きな存在になることなどないと思った存在が、ふといちいち思い出す存在になっていたと感じることはある。それが確かに青春という時期特有のものなのかもしれないなーと気付かされる。

    0
    2023年04月25日
  • 緑の毒

    Posted by ブクログ

    面白かったしスカッとした。しかし不倫してたカオル玉木にもなんかスカッとする罰を与えて欲しかった。何ハッピーエンドにしようとしてんだろ。そしてエピローグがいまいちだった。

    0
    2023年04月22日
  • 路上のX

    Posted by ブクログ

    テレビで作者のインタビューを見て読んだのは1年くらい前だけど、今だに内容を覚えているくらい印象に残った。
    現代の女子中高生を取り巻くいろいろな問題がテーマになっているが、社会問題もはらんでいると感じた。

    0
    2023年04月15日
  • だから荒野

    Posted by ブクログ

    自分を軽んじる夫と2人の息子に
    やり切れない思いを募らせる朋美
    自身の誕生日に思いを爆発させて
    家出をする。

    朋美の章、夫(家族)の章、と
    交互に出来事や出会いを読ませる
    朋美も家族も変わっていく、でも、
    変わらないところももちろんある。
    大きな影響をうける出会いをして
    いきつく先は?

    特に大きなケンカや大問題があったわけ
    でも無い、やるせなさや苛立ち、
    友人に愚痴ってはみたものの、全く同じように共感してもらえる訳では無い、わかっていても寂しい。わかるわーと声に出してしまう。

    数年前にドラマも見ていました。
    鈴木京香さん主演でした。
    ドラマの方が登場人物も多く、
    小説では、このまま居なくなるの?な人も
    ドラマでは長く関わっていたように思います。
    印象に残るドラマでした。

    0
    2023年04月12日
  • メタボラ

    Posted by ブクログ

    舞台が沖縄の小説といえば原田マハさんの小説!
    そして、どちらかというと沖縄の人達の人柄や陽気さに惹かれて読後感も何となくナンクルナイサーな気分が味わえる。

    しかし、本作も舞台は沖縄ではあるが非常にネットリというか、じっとりというか、まるで熱帯雨林の湿度と森の中の土の匂いが漂ってくるような小説でした。

    2000年代初頭から団塊の世代がドロップアウトした平成の後期まで、労働者や働きたい若者にとって非常に不遇の時代であった事は間違いない!
    低賃金、ブラック労働、失業と倒産の恐怖の中で家族やマイホームを持たなければいけないという周囲の圧力に負けない強さが逞しさが、この時代の生きるという事なのではないか?と考えさせられました!


    主人公は記憶喪失の状態で沖縄のジャングルの中で気がつく!?
    気が付いて一番最初に出会った男、昭光から『ギンジ』と命名され、無一文の何も持たない状態からギンジの人生はスタートする!

    桐野夏生さんの事だからギンジと昭光に甘いような展開は無いんだろうなぁという気持ちの中で読み進んでいくと・・・

    章が変わった時に結構衝撃を受けました!

    600ページオーバーの超大作ですが、第二章まで進めば一気読み必至です!!!

    0
    2023年04月09日
  • 女神記

    Posted by ブクログ

    再読。
    前編は海蛇島で生まれたナミマと死を司る女神のイザナミ神。
    後半はイザナキ神が人間の姿になった八岐那彦と従者の宇為子。
    最後はイザナミ神とイザナキ神が遂に再会する。

    この世は陰陽で全てが成っている。
    生と死、光と闇、昼と夜、男と女、姉と妹、
    そして陽=清浄、陰=穢れと優劣が存在する。
    古事記に触れた時に男女不平等を感じたことはなかったが、もし神代から男尊女卑が染み付いているのならばそう簡単にはなくならないのも当然だ。
    今も神事の際に女人禁制は確かに存在する。
    イザナキ神は完全に人間になり死と共に成仏できたのに、何故イザナミ神だけが救われずに黄泉国で死者を選び続けなければならないのか。
    どうしたらイザナミ神は苦しみから解放されるのか。
    そんなことを考えることこそが
    『神と人間は違う。私の苦しみは、お前の苦しみとは違うのだ』
    とイザナミ神に一喝されてしまうのかもしれない。
    ナミマの心は救われないし、読後感がスッとする展開ではないのだが、まるで桐野さんが実際体験してきたかの様な主人公の語り口にまた読みたくなる不思議な魅力がある。

    0
    2023年04月03日
  • メタボラ

    Posted by ブクログ

    大事なことは解説に全部書いてある。
    前半ちょっとダラダラした気がするけど、記憶を取り戻すあたりからスピード感でてよかった。
    自己責任て言葉は嫌いなのですが、それにしたって流石に…な人達のオンパレードなので、悲惨な結末もまあ、そうなるよね…と受け止めるしかない。

    0
    2023年03月26日
  • ロンリネス

    Posted by ブクログ

    面白かった。何人子供を産もうと何回結婚しようと恋に落ちてしまうことはあるという過程の描写がリアルで読みながらドキッとして擬似不倫体験ができる小説。興味軸がママ友間の都内高水準生活マウントから男に切り替わったっていう人生にに感情移入した感覚になって、読んだ後は世知辛さも感じた。

    1
    2023年03月24日