桐野夏生のレビュー一覧

  • 奴隷小説

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    女性、低所得層、民族や人種。今もなお、目に見えないところで差別されている人々。
    BLMのプロテストが今行われている中でとても考えさせられた。誰しもが、フィジカル的にもメンタル的にも奴隷的に扱われていること扱っていることそしてその可能性があることに気づいているのかな。

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    2020年06月06日
  • 柔らかな頬 下

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    初めての桐野夏生作品。
    柔らかな頬って、そういうことだったのか。

    救われた人は誰もいない。
    カスミは一人で北海道で生きていくのだろうか。そうなったら梨紗はどうなるんだろう。
    小さな梨紗の心の中を思うと、私は胸が苦しくなる。

    最終章では、思わずドキリとした。
    私には娘しかいないけれど、やっぱり母と娘って、何かあるんだよな。

    イヤミスかと言われたら、ちょっと違うんだろう。
    ミステリーではないだろう、これは…
    不思議な小説だったけど、面白かった。

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    2020年05月09日
  • ポリティコン 上

    購入済み

    ポリティコン 上

    桐野夏生さんらしい心理描写が、どんどんストーリーに引き込まれます。

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    2020年04月19日
  • 優しいおとな

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    リアルすぎて悲しい。
    こんな世の中にはなって欲しくないなぁ
    でも、日本にもホームレスや貧困の人は思っている以上にたくさんいる。
    本の中だけの世界ではけっしてない。

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    2020年04月06日
  • 柔らかな頬 下

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    ネタバレ

    分かったような分からないような?
    もやっとするんたけど、読み終わったあとになぜかしっくり来る。この結末に納得してしまう。
    真実を追い求めて、現実と妄想のはざまを行ったり来たり。読者も揺さぶられます。
    誰にも分からない真実、それが現実。
    これをどう受け止めて生きていくのか。
    真実のその先を考えさせられる。
    深い。面白かった。


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    2020年01月05日
  • ファイアボール・ブルース

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    内容紹介
    リングの女王・火渡抄子と付き人の近田は、外人選手の失踪事件に巻き込まれる。女子プロレス界に渦巻く陰謀を描く長篇ミステリー

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    2019年11月05日
  • バラカ 下

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    自分の信念をまげずに信じることだけを胸に前に向かって突っ走るバラカ。
    彼女の精神力とあきらめない信念がいくつもの試練を潜り抜けるを許したのだろう。
    自分だけが頼りだ。自分自身と真の情報が自分を生かす最後の頼りである。

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    2019年10月29日
  • バラカ 上

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    先週、イギリスで起こった悲劇的な事件にも触れるように、今世界には知らないだけで数限りないくらいの人身売買が繰り広げられている。
    自分の生き方を選べる現代だからこそ起こった悲劇。そして、メディアや政府のいうことを信じることの愚かさを教えてくれた気がした。

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    2019年10月29日
  • ダーク(下)

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    主人公を取り巻く人間関係が刻々と変化していき、最初から最後まで目が離せず、一気に読んだ。敵が味方に、その逆も、こうも早く変われるものかなと思ったが、生死がかかった環境のプレッシャーがその変化を起こさせるのか。

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    2019年10月27日
  • だから荒野

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    リアルー。私の母もこんな事思っていたのだろうか。
    1人旅にでて色んな場面に直面していく。どこもかしこも荒野。人生楽じゃない。想像してるよりロマンなんてない。
    それでも荒野で生きていく。

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    2019年10月16日
  • 柔らかな頬 下

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    ネタバレ

    昔見たドラマの印象だと、カスミが娘を永遠に探し続ける印象だったけど、違ってたのかな?カスミと内海の妄想で何通りもの可能性が描かれ…。有香の行方は本題ではないのかもしれないけどもやもや。

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    2019年10月16日
  • バラカ 下

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    前の巻から、登場人物は大きく変わり、現在の日本とはやや異なる状況の設定となっており、社会問題がクローズアップされている。現状の日本にも当てはまることもあり、考えさせられる部分もある。物語はこれまでの登場人物が繋がってきてクライマックスを迎えつつある場面はワクワクした。一方で、壮大な物語の終焉では違和感を覚える部分もあるが、それも著者の狙いなのかもしれないと考えるようにしている。

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    2019年10月05日
  • バラカ 上

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    先を読み急ぎたくなるような小説。最初の三分の二を経過しても主人公が誰かわからないような、これまでにない面白さがあり、また途中から気持ちが悪くなるような展開も、読む意欲を掻き立ててくれる。 

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    2019年10月05日
  • 夜また夜の深い夜

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    こういうふうに海外であるいは国内で身を潜めて生きていたり名前を変えていたり、そんなこともあるんだろうな、と。七海さんが気になる。#桐野夏生

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    2019年09月04日
  • 優しいおとな

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    読むにつれ悲しくなり結果が気になった。
    結果、どうなったか分からないんだけど‥
    誰か教えて。
    怖い世界を読みました。

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    2019年08月28日
  • バラカ 下

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    背景は東日本大震災の直前と震災、震災後6年経って(まさに今、2019年)、そしてもっと未来、先取りの物語です。
    作者が執筆したのは東日本大震災の直後です。あの頃は世の中も文学もどうなるのかという衝撃でした。
    過ぎてみればそこで世界が止まるわけでもでもなかったのですけど。

    この「バラカ」というヒロインが日系ブラジル人の少女の成長物語のストーリーは、現実よりも福島の放射能被害が広範囲に深刻になっていて、というデストピアの世界。「えっ!そんなぁ~」と思いますが「もしかしてほんとうはそうなのでは」と思わせられてしまう怖さもあります。

    日系人の両親が日本に働きに来て貧困に陥り、他の国に脱出するもうま

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    2019年08月15日
  • バラカ 上

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    リアルとデストピアのない交ぜの小説だ。あの東日本大震災を題材に・・・と思って読むと肩すかしのような、だからこそ、そこはかとなく怖いのだけど。桐野さんは相変わらず筆運びが勇敢で、叙情に流されないところがいい。ハンサムウーマンたるゆえん。さて、結末があるかどうか。

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    2019年08月03日
  • バラカ 下

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    ネタバレ

    うーん読むのがつらい話だった。上巻はバラカがちっちゃいのに境遇が大変で辛かったけど、下巻は成長してて自分の立場が分かってる上で巻き込まれてるからこれも辛かった。
    エピローグは、こーやって大人になったんやなあと救いがあるラストだからこっちは安心するけど、読んでしまえば、なくてもよかったかもしれんと思ってしまった。何も見えない先に向かって歩みだそうとするバラカ、みたいなラストなら不安なまま終わってそれはそれでよかったかも、と思ったけど辛いもんなー。
    震災後のディストピアものはボラード病を読んでるけど、表現している世界観は同じ感じだと思う。

    面白かったからこの人の他の作品も読みたいわい。

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    2019年08月02日
  • だから荒野

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    46歳の誕生日に、夫と息子たちと訣別の旅にでた主婦・朋美。家族という荒野を生きる孤独と希望を描く長編ロードノベル。
    登場人物全員の能天気さが、どうしても嫌悪感しか抱かない。でも、それが桐野夏生さんの持ち味である。家族を荒野に例える巧さ、そして自分の家は沃野であってほしいという希望。反面教師として森村家をずっと見てました。

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    2019年06月30日
  • 夜また夜の深い夜

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    友達に本当の名前を教えることも禁止されて生きてきたマイコ。
    そんな母は、家を空ける度に顔を変えて帰ってくる。
    住むところはアジアやヨーロッパから、今はナポリのスラムに住んでいる。
    今までだって貧しい暮らしばかりで、学校もろくに行かせてもらえなかった。
    それでも母を信じながらも、難民キャンプで育ったという、雑誌で知った七海という女性宛に本名で手紙を書き始める。
    そして、隠し事の多い母に嫌気が差して、とうとう家出をする。
    そこで国を出てきた二人の女性と暮らし始める。
    彼女たちはマイコよりももっと厳しい年月を過ごしてきた。
    そんな彼女たちとの生活が始まるが、母の本当の姿にも近付いてくる。
    本当の自分

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    2019年06月21日