桐野夏生のレビュー一覧

  • 柔らかな頬 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昔見たドラマの印象だと、カスミが娘を永遠に探し続ける印象だったけど、違ってたのかな?カスミと内海の妄想で何通りもの可能性が描かれ…。有香の行方は本題ではないのかもしれないけどもやもや。

    0
    2019年10月16日
  • バラカ 下

    Posted by ブクログ

    前の巻から、登場人物は大きく変わり、現在の日本とはやや異なる状況の設定となっており、社会問題がクローズアップされている。現状の日本にも当てはまることもあり、考えさせられる部分もある。物語はこれまでの登場人物が繋がってきてクライマックスを迎えつつある場面はワクワクした。一方で、壮大な物語の終焉では違和感を覚える部分もあるが、それも著者の狙いなのかもしれないと考えるようにしている。

    0
    2019年10月05日
  • バラカ 上

    Posted by ブクログ

    先を読み急ぎたくなるような小説。最初の三分の二を経過しても主人公が誰かわからないような、これまでにない面白さがあり、また途中から気持ちが悪くなるような展開も、読む意欲を掻き立ててくれる。 

    0
    2019年10月05日
  • 夜また夜の深い夜

    Posted by ブクログ

    こういうふうに海外であるいは国内で身を潜めて生きていたり名前を変えていたり、そんなこともあるんだろうな、と。七海さんが気になる。#桐野夏生

    0
    2019年09月04日
  • 優しいおとな

    Posted by ブクログ

    読むにつれ悲しくなり結果が気になった。
    結果、どうなったか分からないんだけど‥
    誰か教えて。
    怖い世界を読みました。

    0
    2019年08月28日
  • バラカ 下

    Posted by ブクログ

    背景は東日本大震災の直前と震災、震災後6年経って(まさに今、2019年)、そしてもっと未来、先取りの物語です。
    作者が執筆したのは東日本大震災の直後です。あの頃は世の中も文学もどうなるのかという衝撃でした。
    過ぎてみればそこで世界が止まるわけでもでもなかったのですけど。

    この「バラカ」というヒロインが日系ブラジル人の少女の成長物語のストーリーは、現実よりも福島の放射能被害が広範囲に深刻になっていて、というデストピアの世界。「えっ!そんなぁ~」と思いますが「もしかしてほんとうはそうなのでは」と思わせられてしまう怖さもあります。

    日系人の両親が日本に働きに来て貧困に陥り、他の国に脱出するもうま

    0
    2019年08月15日
  • バラカ 上

    Posted by ブクログ

    リアルとデストピアのない交ぜの小説だ。あの東日本大震災を題材に・・・と思って読むと肩すかしのような、だからこそ、そこはかとなく怖いのだけど。桐野さんは相変わらず筆運びが勇敢で、叙情に流されないところがいい。ハンサムウーマンたるゆえん。さて、結末があるかどうか。

    0
    2019年08月03日
  • バラカ 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    うーん読むのがつらい話だった。上巻はバラカがちっちゃいのに境遇が大変で辛かったけど、下巻は成長してて自分の立場が分かってる上で巻き込まれてるからこれも辛かった。
    エピローグは、こーやって大人になったんやなあと救いがあるラストだからこっちは安心するけど、読んでしまえば、なくてもよかったかもしれんと思ってしまった。何も見えない先に向かって歩みだそうとするバラカ、みたいなラストなら不安なまま終わってそれはそれでよかったかも、と思ったけど辛いもんなー。
    震災後のディストピアものはボラード病を読んでるけど、表現している世界観は同じ感じだと思う。

    面白かったからこの人の他の作品も読みたいわい。

    0
    2019年08月02日
  • だから荒野

    Posted by ブクログ

    46歳の誕生日に、夫と息子たちと訣別の旅にでた主婦・朋美。家族という荒野を生きる孤独と希望を描く長編ロードノベル。
    登場人物全員の能天気さが、どうしても嫌悪感しか抱かない。でも、それが桐野夏生さんの持ち味である。家族を荒野に例える巧さ、そして自分の家は沃野であってほしいという希望。反面教師として森村家をずっと見てました。

    0
    2019年06月30日
  • 夜また夜の深い夜

    Posted by ブクログ

    友達に本当の名前を教えることも禁止されて生きてきたマイコ。
    そんな母は、家を空ける度に顔を変えて帰ってくる。
    住むところはアジアやヨーロッパから、今はナポリのスラムに住んでいる。
    今までだって貧しい暮らしばかりで、学校もろくに行かせてもらえなかった。
    それでも母を信じながらも、難民キャンプで育ったという、雑誌で知った七海という女性宛に本名で手紙を書き始める。
    そして、隠し事の多い母に嫌気が差して、とうとう家出をする。
    そこで国を出てきた二人の女性と暮らし始める。
    彼女たちはマイコよりももっと厳しい年月を過ごしてきた。
    そんな彼女たちとの生活が始まるが、母の本当の姿にも近付いてくる。
    本当の自分

    0
    2019年06月21日
  • バラカ 下

    Posted by ブクログ

    もう、訳わからないけどスピード感はあった気がする。

    次から次へと起こる試練。

    あっちもこっちも何処もかしこも試練、試練、試練。
    何でこんなに不幸が続くのさ、、、と嫌になる。


    決してオールクリアなハッピーエンドではないけれど、何とか消化出来た。

    上巻より下巻の評価が低いのは、この苦しさからくるものなのかな、、、

    川島の最後がどうも腑に落ちない。
    ギッタンギッタンのメッタメッタに打ちのめしてやりたい(*`へ´*)

    バラカがここまで追い詰められないといけない理由もイマイチわからなかった。。。(^◇^;)

    0
    2019年05月05日
  • バラカ 上

    Posted by ブクログ

    スピード感が速い。久々一気に読んだ小説。

    まだ上巻の為、何がどうなっているのか?これからどうなるのか?全く予測不可能。


    出版社に勤める沙羅は独身のまま40歳を超え、子供を望むようになっていた。友人の優子にドバイで養子を購入出来るとの情報をもらい、優子と共にドバイを訪ね、バラカという少女を幼女にし、日本に連れ帰る。


    日本に住む日系ブラジル人のパウロとロザにはミカという幼い娘がいた。
    酒に飲まれるパウロ。
    「精霊の声」教会にのめり込むロザ。
    このままでは駄目になると、ドバイに家族で移住するが、パウロは厳しい暑さに身体を壊し、ドバイで働けなくなり、単身ドイツに渡る。
    ロザはナニーの仕事が気

    0
    2019年05月04日
  • バラカ 上

    Posted by ブクログ

    久々電車乗り過ごすレベルに面白い本読んだ。なんていうかわかんないけどこういうジャンル好き。人間の醜い部分を普通のことのように書いてる小説が好き。

    0
    2019年04月26日
  • バラカ 下

    Posted by ブクログ

    生き抜いているバラカ。彼女を本当に愛しく思っていたのは助けてくれたお爺さん達だけだったのかもしれない。
    原発に反対の勢力と賛成の勢力の影でのぶつかり合いが哀しい。そこまでやるか?と思う時と、そこまでやるかもしれない…と思う時があって苦しくなる。
    命を脅かされることなく穏やかに暮らしたいのは誰にも共通することだろうに。

    0
    2019年04月08日
  • バラカ 上

    Posted by ブクログ

    プロローグは放射線被害警戒区域でバラカが見つかったこと。
    生みの母と父、育てようとした母とその夫。二組の男女を中心にとその周りの人たちの生活と想い。馴染める物があり、馴染めない物もある。それぞれの個性が波打ってくる。

    0
    2019年04月08日
  • 夜また夜の深い夜

    Posted by ブクログ

    舞子の生活には緊張感もあるが不思議とワクワクさせられた。
    一定の場所にはとどまらず、ヒラヒラヒラヒラ彷徨う舞子。その様に生活せざるを得なくさせるような親は罪深い。
    逞しく生まれ変わった舞子の冒険は続いていく。

    0
    2019年04月01日
  • バラカ 上

    Posted by ブクログ

    ひとびとの欲望を露悪的に描きつつ、ぐいぐい読ませる力は流石。失敗のサイクル、か。身につまされるのう。

    0
    2019年03月12日
  • バラカ 下

    Posted by ブクログ

    桐野夏生『バラカ 下』集英社文庫。

    東日本大震災から8年後、様変わりした日本。成長したバラカは岩手県の県北に暮らす。苛酷な運命に翻弄されるバラカの周りでは次々と人が死んでいく……

    原発推進派も反対派もハッキリとは描かれず、上巻の面白さは半減。バラカを廻る悲惨な出来事ばかりが際立つイヤな感じの小説だった。

    0
    2019年03月10日
  • 奴隷小説

    Posted by ブクログ

    肉体的あるいは精神的に隷属状態に置かれた人々を描いた短篇集。

    とにかくぞくぞくしました。
    面白いと言うのは不謹慎かもしれないけど、こんな気持ちにさせてくれる桐野夏生という作家はやっぱり稀有な存在だと思います。

    さまざまな時代や設定の中で、奴隷として抑圧状態に置かれた人やその周囲の人を描いていますが、自分の抑圧状態に無自覚な人もいれば、脱出しようと戦おうという人もいます。

    暴力によって肉体的・直接的に支配される女性を描いた話はとんでもなく苛烈で、過去だけではなく現在でもこのような扱いを受ける女性がいるのだろうと想像するのもおぞましく、反吐が出そうになりました。

    精神的に搾取され続ける女性

    0
    2025年02月24日
  • 優しいおとな

    Posted by ブクログ

    貧富の差が拡大して荒廃した日本。ホームレス、地下世界…テーマは重い。
    親を知らないイオンの目からその世界を見る。
    次々に展開する話に引き込まれた。

    0
    2019年02月17日