幻冬舎作品一覧

  • 私から愛したい。
    3.0
    「必死にならざるをえないときは、どんな人生にもある。私もまた同じそれをくぐってきたにすぎない」。恋、仕事、そしてひとりの時間。積極的に、自分から愛してゆくことで女の人生は大きく変わる。「恋愛運をまねくポイント」「男の見方」「寂しさからの脱却」を核に、“愛する者がゆえの幸せ”を追求する、エッセイ36編。
  • 情夫
    3.3
    「彼は25年ものあいだ、私の情夫だった。同時に私も、彼の情婦だったのだ――」。人生には、結ばれないまま、終わらない恋がある。つきあっていて楽しく、刺激的でさえあればよかった。つまらなくなると、男から遠のいた。すまないといった殊勝な反省心は、これっぽっちもなかった……。恋愛小説の名手が色濃く描く、四半世紀にわたる情事の記憶。
  • プワゾン
    3.5
    25歳の恋愛を最後に、ここ10年近く恋をしていなかった。恋は世の多くの女たちが言うほどに素晴らしいものではなく、結婚にしても、ある種のややこしい契約としか考えられない。恋をしなくても、人生の愉しみはたくさんある。むしろ恋への関心を排除してしまったとき、もっと生き易くなる――。さまざまな愛のかたち、結婚を考える傑作小説集。
  • せつない時間
    3.3
    私はごく平凡な女だった。彼に比べ何もかも見劣りがする自分をひそかに恥じ、愚かしいほど彼の言うなりだった。彼と別れ不眠症になった私は、夜ごと公園に走りに出かける。共に走った男との、一夜のみの関係から始まった新しい恋。八方塞がりの状態にひとすじの光が射し込む、そんな人生の瞬間を切りとる、珠玉の恋愛小説集。
  • 別ればなし
    3.3
    30歳になる千奈は、2年半同棲していた高治に、ある日、別れを切り出した。「嫌いになったわけじゃないの。この生活に飽きたのよ」。本当は、同じ職場で働く、かつての花形営業マンで今は冴えない杉岡と、恋に落ちていた。杉岡も、別居中の妻と離婚して千奈と一緒になろうとするのだが……。秘密と嘘、嫉妬と誤解が交錯する男女4人の恋物語。
  • 蛍姫
    3.0
    今夜も葉留子は、コンビニエンス・ストアに通う。漠然とした期待をいだきながら。そこには白色蛍光灯に照らしだされた空疎な間しか待ち受けていない。それでも飽くことなく夜道にさまよい出て、深夜の“蛍”となるのだった。母親と恋人との間で不安定に揺れ動く女性の心情を描いた表題作ほか、古典名作をモチーフにした現代版“姫”物語、連作小説。
  • めざめ
    3.0
    「私はどうしたいのだろう、どうなってゆくのだろう――」。どうしようもないと舌打ちしながらも、男に振りまわされてしまう。不倫、友人、知人、社内の同僚、上司と部下。さまざまな関係をつむぎながら、それぞれの居場所で、「結婚」の2文字にとらわれて過ごす女性たち。彼女たちの生きざまと心理を克明に描いた、恋愛小説の傑作。
  • ふたつの季節
    3.5
    製薬会社を辞め、カリフォルニア留学した多希。29歳での進路変更は勇気のいるものだったが、“自分との闘いに勝つ”決意のもと、米国トップクラスの過酷な授業に向かう。ところがそんな日々に「留学生くずれ」、8歳下の領と出会い……。異国での孤独と不安。プライドと焦燥。繊細に折り重なる男女の心理を巧みに描く、青春恋愛小説。
  • さりげなく、私
    -
    会社員から作家への転身――夢中で働いた広告代理店サラリー・ウーマン時代から一転、物書きとして日中ひとりで机に向かう淋しさを感じた頃。十代から詩や小説を書き続け、直木賞作家となり、今も多くの作品を世に送り出している女性の、もっとも変化の大きかった30代から40代をユーモアたっぷりに綴った名エッセイ。
  • きららの指輪たち
    3.8
    雲母(きらら)の指輪は肉眼では見えない。けれど女性たちはその透き通ったリングを指にして自分の人生のパートナーがあらわれるときを夢見る。――30代独身女性4人が、「老後のための住まい」を確保した。離婚したばかりの江美、不倫の恋多き真琴、教師の史子、どこかワンテンポずれている麻子。新居を舞台に4人の新しい恋が始まる。傑作長編。
  • 緊急取調室
    3.0
    特殊犯捜査(SIT)の真壁有希子は、突如、緊急取調室に左遷される。待っていたのは、自白したのに身元を明かさない男や供述を二転三転させる主婦など、厄介な被疑者ばかり。自身の言葉だけを武器に、欲、涙、プライドで塗り固められた真実を彼女は見抜くことができるのか? 取調室という密室で繰り広げられる、刑事と被疑者の攻防を描く新しい警察小説。
  • 夫の彼女
    3.1
    「おれを独身にもどしてくれないかなあ……」夫がつぶやくようにそう言ったのは、結婚後も勤めていた会社を辞めて、1年が経とうとした頃だった。矛盾と気まぐればかりの夫に翻弄される、妻・涼紀。見知らぬ「夫の彼女」に思いをめぐらせ、納得のいかない別居生活が始まったが……読み出したら止まらない、自分さがしのユーモア恋愛結婚小説。
  • 絹のまなざし
    -
    薬局の美容部門で働く恵利子はもうすぐ30歳。この数年の間に結婚、離婚、母の死を経験し、今はただ、おだやかに過ごしたい、そう願って静かに生きている。店に出入りする美容部員の映子は恵利子とは対照的な快活な女性。2人は急速に親しくなるが、映子の5年来の不倫の恋人・甲介が現れて……。読み始めたら止まらない傑作長編。
  • 海の時計(上)
    3.5
    恋人と別れたばかりの水穂は、祖母の徳子と地方都市で2人暮らしをしている。彼女の家族は、他に母と姉。離婚後、恋に生きる母・伊沙子は恋人を追って伊豆へ。姉の加穂は東京で、今は夫と別居中だ。女だけの4人家族の人生模様と恋愛観を、札幌の四季の流れにのせて描く、大河長編。読みはじめたら止まらない、藤堂流感動人間ドラマの真骨頂!
  • うそ
    4.0
    今日もまた一人、“殺したい奴リスト”に名前をつける。レンタル家族のバイトをする女子大生の玉貴。「うその家族」を演じながら、淡々と暮らす毎日にとりたてて不満はなかった。男にしか欲情しないゲイと同居し、外では愛のないセックスを運動のようにする。彼らと生きて、嬉しくも悲しくもない。疑いも傷みもない、はずだったが……。感動長編。
  • レッドスカイ
    -
    米軍基地が居座る東京・横田市で米兵による少女レイプ事件が発生し波紋を呼ぶなか、水面下では日米の航空会社が業務提携交渉を進めていた。世紀のディール・メイキングに一役買おうと、いち早くNYに駆けつけた経営コンサルタント・川上健太郎は、やがて日米両国家が威信を賭ける攻防に巻き込まれていく。国際派が描くエンターテインメント長篇。
  • 悩みぬく意味
    3.9
    生きることは悩むことだ。悩みから逃げず、きちんと悩める人にだけ濃密な人生はやってくる。ただし、やみくもに悩めばいいわけではない。心が弱っている人は、自分の内面を見つめず現実をしのぐ工夫から始める。心がある程度頑丈ならば、自己を掘り下げ、悩みの正体を受け止める。苦悩する人々に寄り添い続ける心理カウンセラーが、フランクル、フォーカシング、森田療法、ミンデルらの手法をもとに濃く深く生きるための正しい悩み方を伝授する。
  • 封印入札
    -
    不良債権処理に苦しむあけぼの銀行が、四国の高級スパリゾート売却を決めた。八週間後に控えた入札に向けて情報収集にあたる経営コンサルタントの川上健太郎は、かつてハワイで起きた悲劇の真相を知る。十二年間隠されてきた秘密を手にした彼がとった行動とは……。東京、松山、ハワイを舞台に、国際派が描くノンストップ・社会派ミステリ。
  • 『永遠の0』と日本人
    3.9
    「妻と娘のために必ず生きて帰る」と言い続けながら特攻を志願した、『永遠の0』の主人公・宮部久蔵。その強烈な生と死は、「特攻とは何だったのか」「日本人はなぜあの戦争を戦ったのか」という、我々が向き合うことから逃げてきた問いをつきつける。映画『永遠の0』から、『風立ちぬ』『終戦のエンペラー』、小説『永遠の0』、そして特攻隊員たちの遺書へ。丹念な読み解きを通して、「戦後」という見せかけの平和の上に安穏と空疎な人生を重ねてきた日本人に覚醒を促す、スリリングな思索の書。
  • 女流官能小説の書き方
    3.3
    今や官能小説は、女性が書いて、女性が読む時代。だが、男性と違って女性読者はセックス場面だけでは満足しない。そこに至るまでのストーリーと心理描写に納得したいのだ。では、それはどう書けばよいのか?官能と普通の小説の違い(男女の興奮の差、フェチ描写等)から、種類(不倫、SM、近親相姦、熟女の手ほどき、時代もの等)、書き方(登場人物、舞台、展開、濡れ場、心理描写、小道具、表現&用語等)、作家になる方法までを徹底伝授。官能小説の第一人者による小説指南。
  • 愛子さまが将来の天皇陛下ではいけませんか 女性皇太子の誕生
    -
    現在の皇室典範のままでは“皇太子不在の時代”がやってくる。平成一七年に一旦は開かれかけた「女性皇太子・天皇への途」が〈男系男子絶対固執派〉のゴリ押しによって閉ざされた。そもそも皇室の祖神である天照大神は女性であり、歴代八人一〇代の女帝が存在する。にもかかわらず〈男系固執派〉が「皇室の危機」といいながら女性天皇を否定するのは、明治以来の皇室典範に底流する単なる“男尊女卑”思想によるものではないか。天皇をいただく日本の国体を盤石にするため必読の一冊。
  • ラクに勝ち続ける働き方
    4.0
    残業が少ない人ほど、仕事で結果を出せるのはなぜか? それは、「ラクに勝ち続ける働き方」をしているから。 本書には、仕事で結果を出し続け、成長し続ける秘訣が満載。「発想転換」から、時間あたりのアウトプットを高める「効率化スキル」、「体調とメンタル」のコントロール術など、 「ラクに勝ち続ける働き方」の方法を具体的に紹介。
  • 恋するフレンチ・トースト 魅惑のパン・ペルデュ
    3.7
    朝食に、ワインのお供に、アレンジいろいろ。固くなったパンから作る簡単カフェごはん! パリ・ホテル・リッツ直伝のオリジナル40レシピ。フワフワ・トロトロのできたてをめしあがれ。
  • オープン・ハート あなたの地獄を天国に変えるために
    5.0
    まずありのままの自分を肯定する――。レイプで処女を失った美菜。父親から性的虐待を受けて育ったなつみ。華道、極道を経てAV業界に流れ着いた著者・代々木忠。三人の人生から浮き彫りにされる、心と性と生の関係とは? 「かくあるべき」という概念に縛られた現代人のための特効薬。長年を性の現場で過ごしてきた著者による癒しのメッセージ。
  • 北海道室蘭市本町一丁目四十六番地
    4.2
    父ヒロシには、右手の親指がない。若い頃、鉄を延ばす機械でマンガみたいに広げちゃったから。笑わせてばかりの父に昔話をせがむと、知らなかった両親の姿がそこにあった。兄が生まれた時、大喜びして母に菊の花束を贈ったこと。初めて買ったステーキ肉を、緊張した母が黒焦げにしたこと……。貧乏だったが、いつも笑顔と幸せがあった。俳優・安田顕の感性が光る、家族愛エッセイ。
  • 植物図鑑
    4.3
    ※KADOKAWAから配信中の『植物図鑑』と同じ内容となっております。重複購入にご注意ください。 よかったら俺を拾ってくれませんか──。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能の植物オタクで、風変わりな同居生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草”恋愛小説。
  • 実録・新宿ヤクザ伝 阿形充規とその時代
    -
    新宿の他に生きる場所はない――。名家の血筋に生まれながら、新宿・二幸裏で一番の不良少年となった阿形充規。彼は愚連隊・青龍会を率いて肩で風を切り、数々の歴史的事件の当事者になってゆく。やがて住吉一家日野六代目を継承するまでの彼の道行きは、時代の激動と共にあった……。血の滾りに己の全てを捧げ、命を燃やした男たちの傑作血風録。
  • 最強の経済ヤクザと呼ばれた男 稲川会二代目会長石井隆匡の生涯
    -
    政財界に根深く食い込み“最強の経済ヤクザ”と畏れられた、稲川会二代目会長・石井隆匡。昭和の裏社会を牛耳り「東急電鉄株買い占め事件」や「皇民党事件」など、世間を震撼させた事件の知られざる事実が明かされる。この男の存在なくして、昭和の日本は語れない。決して表舞台に出ることのなかった、昭和の歴史を作った伝説のヤクザの一生。
  • 民主主義が一度もなかった国・日本
    4.0
    じつは豊かな時代に民主主義は不要だった。日本の政治家は密室談合して地元に利益誘導すればよいだけだったからだ。しかし経済が収縮する時代は、民主主義が機能しないと、それはそのまま国土と人心の荒廃に直結する。そうして今回の政権交代が起こった。多くの国民は気づいていないがこれは革命だったのだ。だが、まだ油断は禁物だ―。日本を代表する危険な社会学者とマニフェスト起草に深く関わった民主党の頭脳が、この革命の中身と正体について徹底討論した。
  • 日本の難点
    4.0
    現代とは「社会の底が抜けた時代」である。相対主義の時代が終わり、すべての境界線があやふやで恣意的な時代となっている。そのデタラメさを自覚した上で、なぜ社会と現実へコミットメント(深い関わり)していかなければならないのか。本書は、最先端の人文知の成果を総動員して、生きていくのに必要な「評価の物差し」を指し示すべく、「現状→背景→処方箋」の3段ステップで完全解説した「宮台版・日本の論点」である。
  • 3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由 自由とお金を引き寄せるこれからの人づきあい
    3.7
    「空気は、あえて読まない」「陰口はむしろ喜べ」「進んで和を乱す人間になれ」……人間関係は増やさず、むしろ切り捨てる。それだけで人生が劇的に変化する! 新時代のコミュニケーション術。
  • 疲れにくい心をつくる すすっと瞑想スイッチ
    3.6
    坐禅を組むだけが瞑想じゃない! 好きな絵を見る、卓球のラリーをする、空を見上げるなど、気持ちを鎮めて意識を整える、簡単で実践的、一日数回のスキマ時間でできちゃう57の方法。
  • くすぶる力
    3.9
    くすぶりこそが、パワーを生む。くすぶった人間こそ、強い。そう断言する著者が、自らの20年間の「くすぶり」経験を基に編み出した、くすぶりながら力を貯める、くすぶりから脱する方法とは。
  • 桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか
    3.5
    34歳のときに三菱商事からサンリオに入社した鳩山氏。 海外でのライセンス事業に注力した結果、欧米での収入が大きく伸びたことで(営業利益の90パーセント以上は海外)、会社の営業利益は5年で約3倍、時価総額は約7倍に。 その実績をかわれ、2013年6月には39歳にして、DeNAの社外取締役に抜擢される。 鳩山氏は一体、どのようにして桁外れの結果を出し続けているのか。 その秘訣を具体的に伝授。これらをやるか、やらないかで、3カ月後にとてつもない差がつく!!
  • 15分あれば喫茶店に入りなさい。
    3.6
    アイデア生産、スケジュール管理、感想ノートをつけるなど……喫茶店をこよなく愛し、毎日三軒をハシゴし、全仕事の半分以上を喫茶店でこなす著者が、喫茶店〈仕事術・勉強術〉を公開。
  • ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。  日本全国列車旅、達人のとっておき33選
    4.0
    ご近所鉄道、懐かしのローカル線、迫力のSL列車、憧れの豪華寝台特急……。乗り鉄だけが知っている、限られた時間と予算で最高に楽しむ旅をご紹介。週末が待ち遠しくなる鉄道旅エッセイ。
  • ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体
    3.6
    「若者がモノを買わない」時代、唯一旺盛な消費欲を示しているのがヤンキー層だ。だが、ヤンキーとはいっても鉄パイプ片手に暴れ回る不良文化は今は昔、現在の主流はファッションも精神もマイルドな新ヤンキーである。本書では密着取材とヒアリング調査により、「悪羅悪羅(オラオラ)系残存ヤンキー」「ダラダラ系地元族」に分化した現代のマイルドヤンキー像を徹底解明。「給料が上がっても絶対地元を離れたくない」「家を建ててはじめて一人前」「スポーツカーより仲間と乗れるミニバンが最高」など、今後の経済を担う層の消費動向がわかる一冊。
  • 神様の休日 ~僕らはまためぐり逢う~
    4.5
    あの日、僕はすべてを失った。 生きるために、青年が選んだのは復元納棺師となって死と向き合うことだった。 実在の復元納棺師をモデルにした真実の物語。 定職につかず漁港で働いていた22歳のフリーターの彰紀は、前向きで明るい地元の美容師・えり奈と出会い付き合い始める。 初めて大切なものを見つけた彼は、周囲の反対を押し切りえり奈と結婚。家族を守るために必死に働き出す。 長男も生まれ、二人目の出産を控えた幸せの最中、東日本大震災が起こる。 長期間の漁のため、船に乗っていた彰紀が初めて次男を抱いたのは、泣くことも、笑うこともできない冷たくなった我が子だった。 すべてを失った彼は、故郷を離れ、ひとり死ぬことを考える。 死ぬこともできなかったある日被災地でボランティアとして働いている復元納棺師の存在を知る。 死ぬ前に、自分にはできることがあるかもしれない、と弟子入りをお願いするが……。 震災も、失った家族のことも忘れる必要なんてない。 「助けてあげられなくてごめんね」と後悔だらけだった日々から一歩踏み出した青年の物語。
  • プラトニック・アニマル SEXの新しい快感基準
    4.0
    本当のオーガズムとは何か?どうすれば体験できるのか?従来のSEXマニュアルとは全く違う視点で、快感の精神的メカニズムを追求し、とびきり肉体的な実践方法を提示する、究極の恋愛テキスト。〈AV界の大御所〉である著者が、長年の現場生活で獲得した性に関する理論と方法がここにある!人生を今すぐ薔薇色に変えたい人、必読の書。
  • 転生
    3.8
    自分に移植された心臓は、ドナーの記憶を持っているのか? 移植手術を受けた大学生の和泉は、これまでとは違ってきた自分の趣味や嗜好に戸惑う。突然夢に現れた恵梨子という見知らぬ女性の存在も気にかかりながら心惹かれてゆく。やがて和泉は夢の記憶だけを頼りに、タブーであるドナーの家族との接触を図り、恐るべき近代医学の闇に直面する。
  • さよならの代わりに
    3.5
    「私、未来から来たの」。劇団「うさぎの眼」に所属する駆け出しの役者・和希の前に一人の美少女が現れた。彼女は劇団内で起きた殺人事件の容疑者を救うため、27年の時を超えて来たというのだ! 彼女と容疑者との関係は? 和希に近づく目的は? 何より未来から来たという言葉の真意は? 錯綜する謎を軽妙なタッチで描く青春ミステリ。
  • 悪党たちは千里を走る
    3.7
    「真面目に生きても無駄だ」。しょぼい騙しを繰り返し、糊口を凌ぐ詐欺師コンビの高杉と園部。仕事先で知り合った美人同業者と手を組み、豪邸の飼い犬を誘拐しようと企てる。誰も傷つけず安全に大金を手に入れるはずが、計画はどんどん軌道をはずれ、思わぬ事態へと向かってしまう――。スピーディな展開と緻密な仕掛け。ユーモアミステリの傑作。
  • 日本人に遺したい国語 101歳最後の授業
    4.6
    日本語の力は生きる力。本を読み、手紙を書けば、人生はどんどん豊かになる。「生まれ変わってもう一度授業がしたい」――101歳でこの世を去った、伝説の国語教師の遺言、緊急出版!!
  • 股関節痛は99%完治する “坐骨神経痛”も“冷え性”も、あきらめなくていい!
    5.0
    □歩くとき、股関節にひっかかるような違和感がある □たまに鼠径部がピリピリしたり、ズキッとしたりする □足の爪を切ったり靴下を履いたりする作業がつらい □お尻の横側の筋肉に、ときどきだるさやこり、痛みを感じることがある □和式トイレで用を足すのがつらい ……というあなた、あきらめないで! その痛み、必ず治ります。テニスボールを使ったセルフケアがテレビ・ラジオで話題沸騰。股関節痛とともに腰痛も解消する「自分でできる対処法」とは?
  • ぷちやまい いるいるいるいる!こんな人図鑑
    完結
    4.0
    癖でもない、性格でもない、あの人に感じる微妙な違和感。「サバサバした女」であることを必要以上にアピールしてしまう、みんなが食べてるものがどうしてもひとくちほしくなる、メールの文章で微妙な気持ちまですべて伝えようとする、テレビやマンガからパクったセリフをつい口にしてしまう……etc。誰もが持っている小さな暗部。その的確さが笑えてちょっぴり胸にささる。「ある、ある、ある」と大きくうなずく人間図鑑。
  • 九転十起 事業の鬼・浅野総一郎
    4.5
    富山から夜逃げ同然に上京した総一郎は、不撓不屈の精神で京浜工業地帯を築くまでに至る。世界一の貿易立国を目指し、日本に尽くした男の生き様を活写した波瀾万丈エンターテイメント。
  • 【電子版限定】女だてら 麻布わけあり酒場 完結10巻セット
    4.5
    女将に惹かれた客が集う居酒屋では、町の奇怪な謎を肴に常連客が大盛り上がり。だが幕府と開明派の対立が深まるにつれ女将は新たな使命を背負う――。時代小説の俊英が放つ大人気シリーズ!
  • 恋が彼等を連れ去った
    4.2
    <恋は 一瞬にして 世界を消してしまう魔法だ 恋は彼等を連れ去った 恋が彼等を連れ去った>白く静謐な世界に広がる、クールで暖かな銀色夏生の写真詩集。
  • ハート
    4.3
    テーブルの隅に、お風呂のあわの中に、道ばたに……。様々な色や形や手触りをした、日常にある小さくかわいいハートたちの写真と恋を歌った詩が織りなす、儚く明るい写真詩集。オールカラー。
  • やさしい春を想う
    3.0
    <やさしい春を想う 心は風になる 静かな静かな落ち着く場所 ここでは愛さなくてもいいんだね>強さと繊細さ、そして可笑しみをたたえた、銀色夏生の、温く静謐で、時にユーモラスなイラストと物語と詩の世界。
  • 株式会社ネバーラ北関東支社
    3.6
    戦場のような職場での仕事と恋に疲れた弥生が、転職先に選んだ会社は、田舎の納豆メーカー。東京にない、ゆるい生活が始まった。が、ある日、会社が乗っ取られるとの噂が! 凍っていた弥生の心に火をつけたのは、同僚の沢森君から言われた「戦うのが怖いだけ」という言葉だった。実は納豆嫌いの弥生に、何ができる? 短編「はるのうららの」も収録。
  • 流氷にのりました へなちょこ探検隊2
    3.5
    「今度は……、流氷の知床半島とか。ううっ、寒そうだけど、そこがまた、しみじみして、よさそう~。……さいはての地で、人生を考えたい。」というわけで、行ってきました網走~知床の旅。カニづくしのホテル、流氷のないオーロラ号、悪夢のスノーダッキー、メインイベントの流氷ウォーク。しみじみしなかったけど面白体験目白押しの旅エッセイ。
  • 葉っぱ
    4.3
    同じように見える葉でも 一枚一枚違うように ありふれた今日かもしれないけれど 同じことも同じじゃない 毎日が違う日々
  • とにかく あてもなくても このドアを あけようよ
    4.3
    海、空、サボテン、そこにある暮らし――。旅の中に見つけた光景に、染み入るようにつむぎだされる、優しくそして決然とした恋の詩が、ささやかな勇気を与えてくれる。オールカラー写真詩集。
  • テレビの中で光るもの+
    3.0
    すごい人、おもしろい人、変な人、嫌な人、素敵な人が渦を巻く、妖精や妖怪も飛び交うテレビの森は奥深く、その流れは速い。速いものほど目で追っちゃうけど、遅いものにもいつか気づくね。いろんな楽しみ方があります(あとがきより)。ドラマ、お笑いからドキュメンタリーまで、テレビの中で光っている人たちについての、鋭く深い洞察エッセイ。
  • 世界は「使われなかった人生」であふれてる
    3.6
    「使わなかった!」と意識したとき、初めて存在するもうひとつの人生。あのとき、別の決断を下していたら――。去りゆく女性を引き止めることができなかった初老の男、肉親以上に愛情を注いだ弟子に裏切られてしまう中年女性…。透徹した眼差しで作品の本質をつき、そこから浮かび上がる人生の機微を抑制の利いた筆致で描く全三十編の映画評。
  • 家族旅行あっちこっち
    3.3
    飽きもせず朝から夜までトランプばかりで、とにかく行動的でなかったケアンズ。「飛び魚釣り」を目当てに出かけた宮崎・都井岬。がんばっていろんなとこへ行き、あれこれ食べていろいろ買った韓国。温泉や美術館や美味しいものを楽しんだ金沢。気ままで気楽な家族旅行の小さなところには、面白いことがたくさんあります。フォトエッセイ。
  • へなちょこ探検隊 屋久島へ行ってきました
    4.0
    「通が言うには、屋久島にはぜひとも船で行ってほしいそうですよ」「ふーん……。その人は、まさに……通だね……。でも私たち、へなちょこだから、飛行機でいいよね」木や緑が多く、水も空気もきれいで、自然たっぷりの屋久島に、へなちょこ探検隊が行ってきました。ほのぼのたのしく心地いい、オールカラーフォトエッセイ。
  • ひとりが好きなあなたへ
    4.0
    「ひとりが好きなあなたへ 私も、ひとりが好きです。人が嫌いなわけではないけど、ひとりが好き。そんな私からあなたへ、これは出さない手紙です。」著者手作りの万華鏡の鮮やかな写真と静謐な詩が胸を打つ、写真詩集。
  • 「愛」という言葉を口にできなかった二人のために
    4.0
    誰もが回顧する、「あのとき言えていれば」という甘美な思い。だが、愛を口にできなかった者たちの物語とは、愛が成就しなかった者たちの物語でもある――。『ブロークバック・マウンテン』『フィールド・オブ・ドリームス』『プリティ・ウーマン』……。スクリーンに映し出される一瞬の歓喜と哀切を鮮やかに手腕で浮き彫りにする珠玉の三十二編。
  • 南九州温泉めぐりといろいろ体験
    3.0
    近所の気軽な立ち寄り温泉から秘湯。初心者向けの山から本格的な縦走コース。よさそうな整体からハードな整骨。「基本的に出不精、家にずーっといて仕事してるのが楽しい」のだけど、ふらりと気の向くまま、いろんなところに行ってみました。同行者は小学校時代の同級生。見たこと感じたことおしゃべりしたことを、つらつらと記録した体験エッセイ。
  • 銀色夏生の視点
    3.8
    これまで外界との交流を一切遮断して創作を続けてきた銀色夏生が初めて外にでた。インタビュー、サイン会、読者との対話、Q&Aなど、著者の新しい側面、創作への想いが伺える貴重な1冊。
  • LONESOME隼人 ローンサム・ハヤト
    4.0
    若くして渡米し、84年、殺人罪で終身刑の判決を受け、以来カリフォルニアの刑務所に服役中の郷隼人氏。望郷の思いを短歌に託し、「朝日歌壇」の常連となり「天声人語」で話題となった獄中の歌人の、初めての歌文集。
  • 砂の魚
    4.0
    マイアミの浜辺、ニューオリンズの街角、ハワイの空……。儚い光で写し出された気の向くままの旅の暮らし。一瞬の輝きを放つまっすぐで温かい言葉たち。オールカラー愛蔵版写真詩集。
  • 偶然
    4.5
    「そしてまた 新しいことが起こるんだ 君にも 僕にも」光、風、水、空気、時間、変化と希望、進むべき方向、かすかだけど確実にそこにある救い――。撮り下ろしの写真と自選の詩による写真詩集。
  • 生きるという航海
    -
    「私にはこの人生の軌跡しか描けなかったと思うし、そのことに後悔もしていない。その軌跡の上の折節に私が感じ覚らされたことどもを、私は私の表現で手掛けた作品の中に織り込んできました」――『はじめに』より。全ての作品群から名言を選りすぐり、いかに自分らしく人生を生き切るかという石原流人生哲学の集大成。
  • 風についての記憶
    -
    数十年の歳月を通して、出会い、航海し、失っていったかけがえのない友人たち。そして、ひとりきりの弟や女たち――。海を渡る風が染め上げるそれぞれの人生の時の時。海に出て行く者だけが知っている生と死が溶け合う聖なる一瞬。人間が在ることのはかなさと輝きを、虚無にまで繋がる永遠の中に捉えた死と官能のモニュメント。
  • 聖餐
    -
    元映画監督の健は性を売り物にする風俗の世界に身を置き、それなりに実績を残していた。しかし突然、警察にあらぬ嫌疑をかけられ全てを失ってしまう。健は復讐を決意する。それはタイトルもキャストもない非合法なあるヴィデオを世間に流すことだ。「その時、俺達は神になるんだ」。石原文学の新たな到達点を示す問題作「聖餐」を含む小説集。
  • 子供あっての親 -息子たちと私-
    3.0
    長男は自民党の重責を担う政治家。次男は気象予報士でもある人気タレント。三男はエリート銀行員から転身した衆議院議員。四男はその才能で注目を浴びる画家。それぞれに魅力的な兄弟は、父と何を語らい、何をともにしてきたのか――。弟・裕次郎や両親との心温まるエピソードも交え、解き明かされる素顔の家族像。石原家、感動の子育ての軌跡。
  • 暗殺の壁画
    -
    1983年夏、1発の銃弾がフィリピン大統領候補、ベニグノ・アキノの頭部を貫いた。それは3年ぶりに祖国の地を踏む直前のことだった。何故彼は死を覚悟してまで祖国に帰らなければならなかったのか。生前から日本人として最も深く親交を結んできた著者がすべての真実を明らかにし、閉ざされた歴史の光を当てた衝撃のノンフィクション・ノベル。
  • 深愛
    4.7
    父に託された演歌歌手への夢を胸に15歳で単身上京、憧れの堀越高校芸能コースへ入学。未来は明るいと信じていた。だが、東京では厳しい現実が。決まらないデビュー、食事にすら事欠く生活、さらに最愛の父が病に倒れて……。どんなに苦しくても笑われても、私は夢を信じ続けていた――。熱狂的な支持を受ける水樹奈々が全てを綴る、感動の自叙伝!
  • 独女日記
    3.3
    仕事机を離れた私の今いちばんの関心は「晩ごはんは何を食べようか」である。それと愛犬〈はな〉のこと。父が死に、十二年介護した母も他界した。自身もがんの手術をしたが、今は〈はな〉との日々が愛しい――。老いも、喜びも、苦い記憶も、丸ごと味わうおひとりさまリアル・エッセイ。見栄や気取りの抜けた女の本音に共感多数、ファン急増中。
  • ナインデイズ 岩手県災害対策本部の闘い
    4.3
    東日本大震災発災直後、岩手県庁内に設置された災害対策本部で、医療班の指揮にあたったのはある若き医師だった。通信網の崩壊。ヘリが足りない。燃料も不足。支援物資も届かない。雪が、余震が、無情に襲いかかる。「それでも、被災者を救いたい」。張りつめた緊張と混乱の中で、寝食を忘れ奮闘する九日間を綴る、感動のノンフィクションノベル。
  • 法華経を生きる
    4.0
    この世は目には見えない『大きな仕組み』の中にある。その『仕組み』を少しでも理解できれば我々の人生はもっと豊かで有意義なものになるだろう。それを解く鍵が釈迦等が残した法華経の中にある。著者の数十年の実践からこれを平易に解き明かし、生と死という根源的問題にまで言及した、混沌の時代を生き抜くための全く新しい法華経ノート。
  • ブタフィーヌさん
    完結
    -
    「ブタじゃないのよ、ブタフィーヌよ」。9月8日生まれ、身長88センチ、B型。趣味はお昼寝、お散歩、そしてダイエット! おなかの肉が気になる乙女のブタフィーヌさんと、お酒好きでお人好しのおじさん。田舎町の片隅で暮らす二人の穏やかな日常を綴った、第一回「ほぼ日マンガ大賞」大賞受賞作。あなたの日常が優しく素敵に変わる、魔法の一冊!
  • わが人生の時の会話
    5.0
    「相手が誰であろうと、人間同志の出会いは、善きにつけ悪しきにつけ人生における糧であり、人生の彩りでもあります」(『あとがき』より)。人は他者との関わりなしには生きていけない。弟・裕次郎との「最後の会話」をはじめとする、39の邂逅を、時に賑やかに、時に静かに交わされる会話を織り込みながら綴る感動の人生論的エッセイ。
  • 心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
    4.1
    心は鍛えるものではなく、「整える」もの。安定した心を装備することで、常に安定した力と結果を出せる。チームで干されても腐らずにレギュラーを奪い返した。ワールドカップ予選では主将としてチームを束ね、本戦への切符を掴んだ。結果を出し続ける長谷部だからこそ、多くの読者の胸を打つ。誰もが実践&応用できるメンタル術。
  • まぐだら屋のマリア
    4.1
    東京・神楽坂の老舗料亭「吟遊」で修業をしていた紫紋は、料亭で起こった偽装事件を機にすべてを失った。料理人としての夢、大切な仲間。そして、後輩・悠太の自殺。逃げ出した紫紋は、人生の終わりの地を求めて彷徨い、尽果というバス停に降り立った……。過去に傷がある優しい人々、心が喜ぶ料理に癒され、紫紋はどん底から生き直す勇気を得る。
  • 私の好きな日本人
    3.9
    「『歴史』の原理を踏まえ、それぞれの感性に応じて眺めれば、過去の歴史を形作ってきた先人たちの中に数多くの自分自身の分身を 見つけることが出来る」(「人生の原典」より)。混迷の時代を生き抜く知恵は、わが民族の歴史や日本人らしさを再認識することにこそ隠されている。初めて明かされるエピソード、心沸き立つストーリー展開、独創的な歴史解釈を駆使して自身が影響を受けた人物を大胆に説き明かす全10章。画期的人物論。
  • 太陽の季節
    3.4
    戦後の青春はこの1冊から始まった。ドラマ化された表題作のほか、伝説の名作「乾いた花」全面改稿決定版、あとがき「青春のピュリティ」、「処刑の部屋」、「完全な遊戯」、「ファンキー・ジャンプ」を収録。
  • 真の指導者とは
    4.4
    政財界、教育界、芸術の世界で一時代を築いた傑物に見られる普遍の資質。それは「指導者としての自負」「世界観と長期ビジョン」「哲学」「戦略性」「旺盛な行動力」「日本固有の価値基軸としての『武士道精神』」の有無にある。現代社会の停滞と混迷を打開するには、我々一人一人が21世紀を生きる指導者たらんとする自覚を持たねばならない。そのための思考、行動様式とはいったい何か。先達の叡智、言動、知られざるエピソードをもとに、具体的かつ詳細に説き明かす究極のリーダー論。
  • 小さな会社のための「お金の参考書」
    -
    経済の世界には、知らないと損することや大変な目に遭うことが数多く存在する。専門家20人によるコンサルティングを3時間で学べる、小さな会社を経営するヒントが詰まった「参考書」。
  • 公式テキスト・問題集 日蓮検定
    -
    2014年より開催される、日蓮検定の公式テキスト。マンガと図解による親しみやすい解説で日蓮が学べる、受験者必読の一冊。入門書としても最適。3級・2級の模擬問題集付き。
  • 神様
    3.0
    「私に触れてよ、お願い――。」 同世代の切実なリアルを歌い続ける加藤ミリヤによる、5つの恋愛小説 大好きな男の子は、あたしのピンクの小部屋に来てくれない。形が適さなくて、 ひとつになれないんだって。彼が親友だって紹介してくれたかわいい男の子は、 きっと彼のことを好き。あたしにはわかるんだよ。「ピンクトライアングル」 がりがりに痩せたい。彼が「かわいいよな」と言ったテレビのなかのタレントみたいに。 私は23歳でこんなダイエット施設にきて、いったい何をやってるんだろう? でも彼の心を手に入れられるなら、何だってできるの。「シナモン・シュガー」 私って、異常なのかな? 自分の恐るべき欲に興ざめする。一緒に暮らす肌の奥底 まで馴染んだ彼を捨ててでも、私の声を素敵だと言ったこの精悍な男に身を委ねたいと願うの? 「今夜、一枚残らず脱ぐ準備をしている」 みんなはわたしのことを天使と呼ぶみたい。女の子たちはわたしに頼むの、 「わたしの好きなこの彼の、ハートに矢をうって」って。じゃあわたしは? わたしはどうして彼に矢をうたないの? ぶっきらぼうで不器用な、わたしの王子様。 「羽根のない天使、空を飛ぶ王子。」 退屈にも飽きて、いつもひとりぼっちだったあたしを、壊して新しくしてくれたあなた。 あなたは私の神様。あなたがわたしを救ったように、きっとわたしもあなたを救えるよ。 この想いを受け止めて、お願いだから――。「神様」 愛なんて知らなかった、いらなかった。君に出会っちゃうまでは。 加藤ミリヤ小説第三作は、すべて恋愛をテーマにした書き下ろし短編集。
  • キウィおこぼれ留学記
    3.7
    女優業とマダム業を日々真面目にこなすマダム小林に、降ってわいた憧れの留学話。ところは秋の終わりのニュージーランド。優しい初老の御夫婦宅にホームステイし、久々の英語の授業に頭はフル回転、日常を離れて学生気分を満喫、と思った矢先、深夜、激しい腹痛に見舞われて……。たったの十日間だけど濃くて刺激的だった「お試し留学」体験記。
  • サマー・バレンタイン
    3.7
    二十四歳の志織は、高校時代思いを寄せていた夏彦と六年振りに再会し、変わっていない彼を眩しく思う。そしてあの頃を懐かしむ「大人」になってしまった自分に気づき、胸の痛みを感じた。久しぶりに再会した高校の仲間たちも、現実に傷つき、迷っていた――。青春の輝きを見失いかけた「大人たち」の焦燥と不安、そして新たな旅立ちを描く青春小説の傑作。
  • アロハ魂
    3.6
    マラサダ、フリフリチキン、カバ汁……ロコフードの洗礼。大豪邸の裏庭での幸せなフラ修業。火山でパワーチャージ。同い年のパワフルなガイド・クミコさん。剛毛マイケルのロミロミマッサージ。十二年ぶりに訪れたハワイ島で出会った、いろいろな“アロハ魂”。さりげない発見と驚き、そして温かな笑いに満ちた、ハワイ島をめぐる旅エッセイ。
  • ワタシは最高にツイている
    3.7
    盆栽のように眉毛を育毛。大嫌いな恐怖映画「エクソシスト」に感動。警察の陰謀に違いない免許証のショボい写真。フィンランドのファームでアウェイの焚き火。両親との中国旅行で「小津る」。モノを処分しまくるなまはげ式整理術。地味犬「とび」と散歩するささやかな幸せ……。大殺界の三年間に書きためた、どうにも笑えて味わい深いエッセイ集。
  • ポン女革命! ニッポン女性を、タフに美しく進化させる、179のスローガン
    4.0
    現代的でタフな日本の女性「ポン女」。だが、心が満たされていない人も多い。“ビビッドに生きる”ために必要なのは“勇気・恋心・胆力・母性・生命力・第六感・女力”の7力。「古いパンツに恋は宿らず」「愛されるコツは愛すること」「迷ったときは決断しない」「視野の狭さと固定観念が、オバサンをつくる」など、あなたを正しく導く珠玉の言葉集。
  • スタイル・ノート
    4.0
    普段着を少しだけグレードアップする、洋服はクローゼットに色別に吊って、定量を超えたら処分する、メイクより内臓を優先する……。人気漫画家が「あーでもない、こーでもない」と悩みながら編み出したおしゃれ、買い物、キレイのルール。自分のスタイルを確立して、柔らかく、温かく、力を抜いて暮らすためのヒントが満載の漫画エッセイ。
  • 日本のイキ
    4.0
    ファーストキッチンの「ガリポテト」で知る若者の味覚、視聴率至上主義の真の背景、「全然いい」などデジタル化する日本語、子供に「翔人」と名づける親、ますます“若尊老卑”化する社会……。どんどん便利になる日本、でもどこか病んではいないか? 人気脚本家オオイシが、仕事、人生、恋愛を通して日本人の心イキを問う、痛快エッセイ。
  • ポンポンしてる?
    3.5
    人生、思い通りにならないことだらけ。でも、イレギュラーな出来事を楽しめないと、人生は暗くなるだけだと思うけれど、どうだろう――? セックスする資格、恋愛の醍醐味、仕事人の気概、人生の終わり方etc. 人気脚本家オオイシが、現代を生きる全ての人に贈る、時にイタく、時に笑えて納得、の元気とやる気が出る痛快エッセイ。
  • セカンドバージン
    3.4
    中堅出版社の辣腕専務・るいは、十七歳年下の金融庁キャリア・行と出会う。彼に興味をもったるいは著書を出版し大ヒットさせ、時代の寵児にする。行には資産家の娘で子づくりにしか興味のない妻・万理江がいるが、るいと行は年齢差を超え、お互いを激しく求め合うようになる。けれど万理江の思いがけぬ反撃に遭い、二人は苛烈な運命に堕ちていく。
  • 指づかい
    4.0
    打ち寄せる快楽の苛烈さに、灯子は全身をよじらせ身悶えた。彼女が愛するカメオを彫る岳生の繊細な指は、溢れだす愛液を絡め取りながら、激烈な快感を刻み込んでくる。「欲しい……」。喘ぎながら訴えた。「まだだよ。もっと灯子の肉体を苛めたい」。カメオ職人の瀬能岳生と、彼に惹き寄せられた女たちの、切なくて狂おしい情交を描く長篇官能小説。
  • 美人の日本語
    4.2
    「花明かり」「綺羅」「手弱女」など美しい日本語を、日めくりカレンダーのように一日一語一年三六六日分を紹介する。たとえば一〇月三一日は「玉響」。玉とは宝石のこと。宝石が揺れるほんのわずかな時間のことを「玉響」という。貝寄風、東雲など自然を表す言葉や福寿草、相思草など草木の名前も収録。口にするだけで心が綺麗になる一冊。
  • ヤクザの散り際 歴史に名を刻む40人
    -
    任侠界史に名を刻む男達の死の在り方は、その生き様さえ表すほどに鮮やかである。晩年まで日本のドンと恐れられ大往生を遂げた稲川会総裁稲川聖城、自ら首の動脈を掻き切り血の始末をして絶命した初代阿部組総長阿部六郎、壮絶なリンチにも決して屈しなかった侠道会池澤組幹部滝下健夫…。伝説に残るヤクザ40名の最期を描く迫力のドキュメント。
  • 風の盆幻想
    3.7
    富山県八尾で老舗旅館の若旦那が謎の死を遂げた。自殺で終わらせようとする警察に疑問を感じた浅見光彦と軽井沢のセンセは、胡弓の音色響く風の盆祭りのなか、調査に乗りだす。八尾、飛騨高山、神岡を辿るうちに見えてきた「おわら」をめぐる対立に引き裂かれた恋人たちの過去――。哀切な調べにのって浅見光彦の推理が冴える傑作長編ミステリ。
  • 華宴
    4.3
    最愛の男・見山と結ばれたいのなら、この試練に耐えること……。人里離れた宿で、画家、書道家、刺青師など六人の男と肌を合わせる女子大生・緋絽子。戸惑いつつも、被虐の美味を知った彼女の肉体は大きく変貌する。伝統美の中で織りなされる男女の究極の性宴。名作とうたわれた処女作「卒業」を改題して遂に電子書籍化。
  • 美人の日常語
    5.0
    花見に行く時の晴れ着「花衣」や、枕の下に恋文などを入れて寝る「文枕」、磨きをかけていない宝石「新玉」、冬の日差し「愛日」、飲めば楽しくなる酒「笑酒」など、口にするだけで綺麗になる六七〇の言葉を、いろは歌に合わせて紹介する。ベストセラー『美人の日本語』の著者が綴る、やさしい気持ちになる、ほっとする、日常に潤いを与える日本語。
  • 教室の隅にいる女が、不良と恋愛しちゃった話。
    -
    友達ゼロの優等生・シノは、クラス替えで席を間違え、不良で人気者のケイジに机を蹴り飛ばされてしまう。出会いは最悪な二人だったが、罰ゲームみたいな告白で付き合いが始まると、嬉しさと不安の連続で毎日が超暴走&興奮モード。名前で呼び合うのも、泣きそうになる嫉妬も、お家デートも、すべてが恥ずかしい初めてだらけの恋を描いた物語。

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