無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
狗飼恭子の小説は昔よく読んだ。何と言っても恋愛小説。濃い。
「私」は恋愛して相手本位になってしまい流されるままに生きる女性。好きな人との関係も不確かでもやもやとしている。
そこへ昔の男友達の彼女だった桜子というとりわけかわいくも美しくもないのになぜか男性にはもてる、という女性と再会する。
ままならない恋愛に立ち行かない「私」が、桜子と再会することによってゆるゆるとではあるが、温室のようにぬるかった日常が動き出す。
読んでいる途中はこの桜子というキャラクターが好きになれなくて嫌になったが、読み進めていくうちに、「私」が桜子と仲良くなるのと比例して惹き込まれていった。
最後のオチとでも言うところは、何となく予測できた感はあるが、前向きな終わりはさわやかでよい。
Posted by ブクログ
佐知は母親の営む喫茶店でバイト生活。
昔の男友達から連絡が来たり、その友達の元カノ・桜子が現れたり、平凡な日常にさざ波がたち始め…、というお話。
「喫茶店というものは、いつでも誰のことでも受け入れられる場所でなければならない。」
「彼は彼だから、わたしは好きなんだって。どんな欠点も愛することしかできなくなる。」
「…わたしは好きよ。ずっと好き。一度好きになった人のことは一生好きだと思う。どんなことがあっても、何を言われてもどんなに変わってもきっどずっとずっと。」
「今のわたしで、今の彼で出会えたことを、本当に幸運に思える。」
「別れた恋人同士というものは知り合いでも友達でもなく、別れた恋人以外何者でもない。」
「男とか女とか関係ない。友情っていうのは、同性だろうが異性だろうが、肉体関係のない疑似恋愛のことを言うんだと思う。好きじゃなきゃ大切になんかできない。」
好きな作家さんがひとり、増えた。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。