一緒に絶望いたしましょうか

一緒に絶望いたしましょうか

606円 (税込)

3pt

いつも突然泊まりに来るだけの歳上の恵梨香
に5年片思い中の正臣。婚約者との結婚に自
信が持てず、仕事に明け暮れる津秋。叶わな
い想いに生き惑う二人は、小さな偶然を重ね
ながら運命の出会いを果たすのだが――。噓
と秘密を抱えた男女の物語が交錯する時、信
じていた恋愛や夫婦の真の姿が明らかにな
る。今までの自分から一歩踏み出す恋愛小説。

...続きを読む

一緒に絶望いたしましょうか のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月14日

    タイトルだけで読んでみたいと思って探して探してやっと入手したこの本
    まさかの恋愛小説でした
    恋愛小説にありがちなキラキラした内容も展開もないけれど、そういうのが苦手な人はこんな恋愛小説なら読めるんじゃないかと思います

    人生で一度も絶望したことない人なんていないよね
    そしてその絶望を救ってくれる人、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月24日

    集中が続かず、本をしばらく読めなくなっていたなか、久しぶりに引き込まれて最後まで一気に読めた。物語の最初は少し不穏な空気が漂っていて、タイトルも相まって怖い話?と思っていたけれど、穏やかな描写が多くホッとした。読み進めると、伏線回収が気持ちよくて、物語の組み立て方に惚れぼれしました。登場人物が全員優...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月28日

    想像していたのとは違うけれど、だからこそとても良かった1冊。

    一緒に〝絶望〟した後のことが見えるようで、微笑ましかった。人間、ドン底まで落ちたらあとは浮上するしかないように…きっと彼らは絶望した後に希望を見い出せる気がした。

    不思議な始まりで、どこかズレていて噛み合わないなぁと思っていたら、ある...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月10日

    婚約者と共に暮らす津秋と、たまに泊まりに来る年上の恵梨香に恋する正臣
    東京と京都で離れている二人の人生が交錯する物語

    人を殺す夢を見る津秋と、人に殺される夢を見る正臣
    夢占いではどちらも吉夢だと言うけれども、夢占い自体が信憑性が低いからなぁ

    そう言えば最近、知り合いが笑顔で自らをメスで傷つけなが...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月09日

    「一緒に絶望いたしましょうか」

    なんとなく、このタイトルに惹かれて。
    絶望って救いのない言葉だけれども、読み終わると、このタイトルがとびっきりの愛の言葉に感じられて、ほんとはぁ〜ってなる♡

    すご〜く良かった!!
    初読みの作家さんですが、言葉のセンスといい、物語の空気感といい、とても好みな作品だっ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月25日

    絶望という言葉はネガティブな意味だけじゃない。相手を思いやる素晴らしさを知った。
    装丁も題名もドストライク

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月26日

    『絶望』と言う文字に希望や可能性を失ってしまった重たいイメージを持っていましたが、愛に溢れたか作品でした。最後まで読んでみると、最初に戻りたくなる感覚がたまらない。

    0
    購入済み

    心の奥底からじんわりと

    2022年01月16日

    著者の本は初めてだったがタイトルに惹かれて購入。
    とても読みやすいが決して薄っぺらくなく、登場人物たちの情景がありありと目に浮かんで、どんどん読み進めたくなる。
    恋人と夫婦の関係性の決定的な違いを言語化された文章で、これほどハッとさせられた言葉はない。
    自分にとってこの先の人生の指針になるだろう。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月05日

    先日の『冷蔵庫を壊す』から
    狗飼さんの清らかな文体の虜となり
    二冊目には 表紙が特徴的なこの新刊を選んだ。

    途中で 結末は薄々分かっていたけれども
    その最終地点までの道のりが凄まじい。
    グサグサ グサグサ。

    久々に「何度も読み返したい」と
    心の底から思える本に巡り会えた。

    0

    Posted by ブクログ 2020年04月11日

    「どうも生き物は、自分にご飯を作ってくれる人のことを好きになってしまうきらいがあるね、とわたしは思った。」

    0

一緒に絶望いたしましょうか の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

幻冬舎文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

狗飼恭子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す