講談社作品一覧

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  • せいたん!~声優さんと探偵さん~ LOVE STORM
    -
    1巻203円 (税込)
    貧乏探偵・葛城良和のもとに、婚約者調査の依頼が舞い込む。成功報酬400万!何がなんでも成功させようと意気込む葛城は、その日のうちに調査対象である、富永正臣に抱かれてしまう。対象者と寝てしまったこと、相手が男だったこと、そして何より富永にマジ告白されてしまい、葛城の頭はパンク寸前! おまけに、富永には何か秘密があるようで……? 危険と秘密とラブが交錯する、葛城探偵事務所! 本日も調査開始!?
  • 政談
    完結
    3.3
    全1巻660円 (税込)
    人口減、産業の衰退などにより危機に直面した日本が取った選択は、完全無欠のコンピューターによって政策を決めることだった。「同業者は同じ場所にすむこと」「無職の禁止」。びっくりの施策の数々に翻弄されるロックミュージシャンの恋の行方は? 自由に生きるか。そこそこで満足するか。人間存在の根幹に迫る近未来SF儒学!
  • 聖地にはこんなに秘密がある
    4.0
    日本の宗教史の大半は、明治になって国家神道が生まれるまで、古代の神と中国大陸から新たに入って来た仏教が一体となった神仏習合時代。その独特に豊かな信仰の世界が甦ります。日本人が一つになって頑張らないといけない今だからこそ知りたい、「古代から受け継がれたもう一つの日本」。ゆっくり楽しんでお読み下さい!
  • 成長したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい グローバル人材になるための99のアドバイス
    4.0
    世界を目指す君に、僕のすべてを伝えたい――ビジネスマンにして、NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」の講師である著者が自らの体験をもとに若者たちに贈る「キャリアアドバイス」。英語を学ぶ方、海外でのビジネスを志す方に向けた「面白くて役に立つ」一冊です。
  • 成長の書
    3.5
    ビジネス・パーソンとして少しでも速く成長したいと感じた人、 自分はいまの場所にいて成長できるのか? と焦りを感じた人、 自分はいまのままで大丈夫か? と不安を感じた人、 ぜひ本書を手に取ってほしい。 自らの成長を求めて世界に出て、 世界的な人材コンサルティングファームとして知られるコーン・フェリーの日本代表などを通じて、 世界トップ人材をよく知る著者が、ビジネス・パーソンとしての成長のエッセンスを詰め込んだ。
  • 青天(1)
    -
    最強のゲーマーが国宝と称される世界――世界大会を観戦する少年、トウト・ルイの目の前で起きた乱入劇。次々と撃破される国内王者たち!「空ビヨンド」を名乗る不法侵入者の使うその技は、のちに「青天」と呼ばれた!!疾走するeスポーツ・アクション、開幕!!
  • 青天有月 エセー
    -
    黄昏と暁闇、反射と点滅など、光を主題としたエセー。「文学」とは光であることを、稀代の表現者が知性と感性を尽くして綴る、珠玉編――黄昏と暁闇、反射と点滅、傷と紐、月と放心、死……モンテーニュ『エセー』にいざなわれ、心をよぎる思いを、筆に随うままに綴った、<光>をめぐる15の変奏。ゴダール、スタンダール、ボードレール、シェイクスピア、吉田健一、西脇順三郎、李白、バルト、アンデルセン……。先人たちのイメージと自らの知性と悟性と感性で、光=言葉が生まれる一瞬を描写した、思索と詩魂の結晶。
  • 政党支持の分析
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 戦後わが国有権者の政党支持の特性と発展を、全国的規模の政治意識調査データをすべて収集し、長期視野に立って統一的に分析。 【目次より】 序 第1章 政党支持と社会構造・国際環境の変動 1 始めに 2 職業構成の変動 3 都市への人口移動 4 経済的生活意識と石油危機 5 新旧世代の交替 6 高学歴層と政治的シニシズム 7 国際環境の変化 8 時期区分によるまとめ 第2章 政党支持の類型とその特性 1 始めに 2 党派性の諸側面の尺度 3 政党支持の類型 4 政党支持の変動と支持の類型 5 政策に対する態度と政党支持の類型 6 投票における政党選択と政党支持の類型 7 1967年ミシガン調査データによる政党支持類型との比較 8 結び 第3章 政党支持の変動と支持の幅 1 始めに 2 政党支持の変動:長期的,短期的変動要因 3 政党支持の幅の仮説 4 政党支持の幅の尺度の構成 5 政党支持の幅の尺度の相対的安定性 6 政党支持の幅と政党選択 7 結び 第4章 政党支持の社会化過程 1 始めに 2 父親の支持政党の認知 3 両親と子の政党支持の一致 4 政党支持強度に対するグループの影響 5 政党支持をめぐる初期社会化と後期社会化 6 社会化効果の相対的ウェイト 7 結び 第5章 政党支持と職業利益 1 始めに 2 政党支持のデモグラフィック要因による多変量解析 3 政党支持の社会化過程と職業移動 4 職業カテゴリーと職業代表政党 5 職業代表政党から支持政党へ 6 職業代表政党なし層の政党選択 7 新中間層の政党支持と生活満足度 8 結び 第6章 「保守ー革新」イデオロギーと態度空間 1 始めに 2 「保守ー革新」イデオロギーのコンポーネント 3 「保守ー革新」次元の認知的前提 4 保革自己イメージ 5 政党空間における保革次元 6 政策空間における保革次元 7 政策イメージの変換機能 8 結び 第7章 政策争点・政党の政策イメージ・政党選択 1 始めに 2 政策争点と政党選択の関連モデル 3 政策争点と政策イメージの認知 4 政策イメージ尺度の構成とその分布 5 「政党の政策イメージ」と政党支持 6 「政党の政策イメージ」と投票における政党選択 7 結び 第8章 政党支持強度の消長 1 始めに 2 いくつかのモデルの検討 3 データと政党支持強度の尺度 4 政党支持強度に対する年功効果と時勢効果 5 政党支持強度と投票との一致 6 支持強度に及ぼすフォーマル・インフォーマルな集団の影響 7 政治不満の蔓延と政党支持強度の低下 8 結び 引用文献 調査一覧 補遺I 補遺II あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 三宅 一郎 1931年生まれ。政治学者。神戸大学名誉教授。専門は、政治行動論。 京都大学法学部卒業。法学博士。 著書に、『政党支持の分析』『投票行動』『政治参加と投票行動』『日本の政治と選挙』『変動する日本人の選挙行動(5)政党支持の構造』『選挙制度変革と投票行動』『異なるレベルの選挙における投票行動の研究』(共著)『平等をめぐるエリートと対抗エリート』(共著)『日本人の選挙行動』(共著)『変動する日本人の選挙行動(2)環境変動と態度変容』(共著)『55年体制下の政治と経済』(共著)『社会科学のための統計パッケージ』(編著)『合理的選択の政治学』(編著)など、 訳書に、R・イングルハート『静かなる革命』S・ヴァーバ、N・H・ナイ、 J・キム『政治参加と平等』(東京大学出版会、1981年)などがある。
  • 生徒会探偵キリカ(1)
    完結
    4.1
    「前払いなら1500円、後払いなら1800円。」──窃盗犯の嫌疑をかけられたひかげの前に現れたのは、うさぎリボンの名探偵!? 総額8億円もの予算を持つ巨大学園の生徒会を舞台に描く、愛と欲望と札束とセクハラが飛び交うハイテンション学園ラブコメ・ミステリー! 大人気ラノベを満を持してコミカライズ!
  • 生徒会探偵キリカS1
    値引きあり
    4.5
    生徒数8000人超の巨大学園に君臨する生徒会で、副会長となった僕。会計を務める聖橋キリカには、もうひとつ別の顔があった。それが《生徒会探偵》――持ち込まれる学園のトラブルを持ち前のとんでもない推理力で一発解決する仕事だ。  中央議会の議員選挙では議長の朱鷺子さんが正体不明の裏切り者の存在に悩まされ、押し迫るクリスマスを前にしては四クラブ合同の『第九』コンサートに妨害工作や内紛が相次ぎ、キリカも僕も新シーズン開始から東奔西走の大忙し! ハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、待望の新章開幕!
  • 生徒会長はベッドの上で全てを解く(1)
    -
    「銃皇無尽のファフニール」のツカサ× 「じんじゃーえーる」維邪之托刀が贈るラブコメディ!! 成績優秀で美少女な生徒会長ヒカリの秘密。それは病弱ゆえに着がえもできないこと。それを知ってしまった主人公は彼女のお着がえを手伝うことになってしまった!
  • 生徒会マル秘レポート あこがれの彼は生霊クン
    -
    主人公の松本杏(まつもとあん)は平坂城址高校附属中学校の2年生。趣味は二次創作だけど、恥ずかしくて秘密ににしている。生徒会役員をやっていて、朝の授業前や昼休み、放課後には、生徒会長は2年生の福内嘉代(福内かよ)、副会長は2年生の吉野将大(よしのしょうた)といっしょに、生徒会室にいることが多い。でも自分は役に立てていないと思っていて、自信はイマイチ。ある朝、学校の最寄り駅で大学生風の男に脅された杏は、学校一のイケメンといわれる登坂優季(とさかゆうき)に助けられる。ところが登校直後、登坂は倒れて病院に運ばれる。彼は幽体離脱し、生霊となって杏だけに見える存在になっていた。そのころ起きた美術室の盗難事件の犯人に仕立て上げられた登坂。生霊の彼の疑いを晴らすため、彼に代わって杏は奔走する。事件の裏には、優等生の美少女とある大人が関係していた――。城跡近くにある学校なので、さまざまな霊的事件を解決してきたという生徒会。この生徒会を舞台に杏が活躍していく、シリーズの第1巻。個性的な会長と副会長との3人で、お話が展開していきます。 <小学校中級から すべての漢字にふりがなつき>
  • 生徒会役員共 特装版 (20)
    5.0
    元は伝統ある女子校だったが近年の少子化の影響で共学化した私立桜才学園。その数、女子524人、男子28人、つまりハーレム! 生徒会だって女子だらけ♪‥っていってもそんなに楽じゃありません。強引に生徒会副会長にならされた津田タカトシは、日々女の子達の天然な妄想にツッコミをいれます。ほんのり下ネタ風味学園4コママンガゆる~っと始動です♪ 特装版は、「アニメ第1期放送より早11年!」記念!! アニメイラストがマン載の、オールカラー48P! 「アニメブック Illust Collection」付き!
  • 生と死について 詩篇90篇講解
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ルター晩年の「詩編90編“モーセの祈り”の講話」には、彼の死生観が現れている。いかに生き、いかに死ぬのか。宗教の改革者はどう考えたのか。 【目次より】 まえがき モーセの祈り 小序 詩篇の主題について 詩篇の表題について 第一節  第二節  第三節  第四節  第五節・第六節  第七節  第八節  第九節  第十節  第十一節  第十二節  第十三節  第十四節  第十五節  第十六節  第十七節  訳注 解説 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 ルター,マルティン 1483- 1546年。ドイツの神学者、聖職者。ルターの著作『95ヶ条の論題』が、プロテスタントの発端となっている。宗教改革の中心人物。
  • 生と死の極限心理 サバイバルの限界を考察する
    -
    あなたは大事故・大災害で生き残れるか? 9・11ワールドトレードセンター、生還したアムンゼン隊と全滅したスコット隊、……そのとき彼らはどう行動したか。死の淵から生還したサバイバーの証言をもとに、ギリギリまで追いつめられた人間のすさまじい「生への執念」を追う。生き残るために何が必要か?(本書は1998年講談社刊『生と死の境で生き残る人、命を失う人』を大幅に加筆修整・改題して刊行した。)
  • 生徒諸君!(1)
    無料あり
    4.0
    全12巻0~660円 (税込)
    転校初日に初恋の人・飛島(とびしま)先輩と出会い、岩崎達とグループ「悪たれ団」をつくってしまった北城尚子(きたしろなおこ)、通称・ナッキー。明るく、パワフルなナッキーは、体育祭を大成功させ、担任・金田先生の恋も成就させる。しかし、ナッキーにつきまとう寂しさの影を、飛島は見逃さなかった。 喜びと悲しみ、愛と希望のすべてをそそぎ込んだナッキーと「悪たれ団」の青春伝説!
  • 生徒諸君! Kids(1)
    無料あり
    2.7
    1~16巻0~594円 (税込)
    ナッキーが日本をたって早や、数年。成田空港に幼い双子がおりたった。その場に偶然居合わせたトビオは二人を保護者のもとへ送りとどけることに。この二人の正体を知らぬまま車で東京へ向かうのだが・・・。 新たな伝説が始まる!庄司陽子の死生観を描く人気シリーズ連載「幽体門」も同時収録!!
  • 生徒諸君! 教師編(1)
    無料あり
    2.7
    全25巻0~594円 (税込)
    学生注目~~!! あのナッキーが、教師になって帰ってきた!! 25歳のナッキーこと北城尚子(きたしろなおこ)は、市立御園(みその)中学のクラス担任となって緊急赴任。しかしこのクラス、どうやら根深い問題を抱えているよう。教師不信の覆面グループが、ナッキーに執拗な妨害工作を行ってきて……。平成生まれの14歳を相手に、「悪たれ団」の面目躍如となるか? 少女漫画の金字塔「生徒諸君!」の教師編、いよいよスタート!!
  • 生徒諸君! 最終章・旅立ち(1)
    無料あり
    2.6
    全30巻0~594円 (税込)
    生徒諸君シリーズの全てはこの瞬間に凝縮され、蘇る。全てに答えが出る最終章、開幕!! ナッキーと岩崎(いわさき)君の“絆”が明らかになる!! 一番の親友であり、恋人。中学2年で出逢ってからどんな困難も共に乗り越えたナッキーと岩崎君の“未来”とは? 盟友・悪たれ団の結婚式という華やかな舞台の裏側で、生徒諸君シリーズ史上最大の事件は起こる! ナッキーの新たなステージがついにスタート!!
  • 聖と性 私のほんとうの話
    3.0
    ミスヘブン全国1位!数奇な半生を送ったカリスマデリヘル嬢がはじめて明かす宗教2世、男性観、マーケティング、プロモーション術! 日本最高給の風俗嬢のお仕事は「心の接客」だった――。 なぜ男たちは彼女に惹きつけられるのか? 「まりてん」の秘密のすべてがここにある。  とくにいまの世の中では、ネットリンチのように、「やらかしてしまった人」に対するまなざしが厳しすぎると感じています。清廉潔白さばかりを求められる世情ではありますが、人間らしさとは本来、矛盾を抱えてこそのものではないでしょうか。その人間らしさに触れることができる風俗のお仕事(=とくにピロートーク)が私は好きでたまりません。  過去にいろいろなインタビューを受けてこういう話を繰り返していると、記事につくコメントには決まって「この仕事が楽しいなんて病んでる」と書かれます。  そもそも100パーセント心身ともに健康な人間なんているのでしょうか?   病的な部分こそ人間らしさであり、愛おしいのに。その愛おしさは宗教に馴染めなかった自分を肯定してくれるものだからこそ、なおさらなのかもしれません。 (本文より)
  • 生徒と恋はできません!(1)
    完結
    4.0
    上野奈々子、26歳の新人女教師。理想の異性のタイプは「ドウェイン・ジョンソン」。アパート工事にやってきた筋肉ムキムキ髭の生えた塩顔男性・水城心太郎に恋をした。ついに結ばれた二人だったが心太郎は実は……!?  この恋は絶対秘密! 波乱万丈の“年の差ラブコメディー”開幕!! 新人女教師「上野奈々子」26歳。アパート工事にやってくる筋肉ムキムキ老け顔のお兄さん「水城心太郎」に恋をしていたが、あえなく工事終了と共にその恋は終わりを告げた。と思いきや、居酒屋で運命の再会! 互いの思いを確かめ合い、ついに結ばれる二人! こんな奇跡があるなんて…と幸せに浸る奈々子に、心太郎はある言葉を告げる。それが、二人の関係の始まりだった。波乱万丈の“年の差ラブコメディー”開幕!!
  • 精読 アレント『全体主義の起源』
    3.5
    ハンナ・アレントの主著が『全体主義の起源』であることに異論はない。ところが、全三部から成るこの大著を愚直に読み、その構成や論の展開を跡づけた研究は今日に至るまで存在していない……。邦訳書が改訂を加えられたドイツ語版を底本とする中、本書は初版である英語版を順序どおりに精読する試みである。ナチズムとスターリニズムという20世紀がもたらした最大の謎にして災厄に取り組んだ大著の全容が、ついに明らかになる。(講談社選書メチエ)
  • 精読 アレント『人間の条件』
    3.8
    ハンナ・アレント(1906-75年)の『人間の条件』(英語版1958年)は、「人間」とは何か、とどまるところを知らない科学と技術の進歩は人間をどう変化させるのか、といった課題を考える際に不可欠の書として多くの人によって手にされてきた。待望の新訳(講談社学術文庫)刊行に際し、その訳者を務めた第一人者が決定版となる解説書を完成。定評ある『精読 アレント『全体主義の起源』』(講談社選書メチエ)の姉妹篇。『人間の条件』全6章のエッセンス、その背景や可能性を徹底解説! 【本書の内容】 序 章 マルクスと西洋政治思想の伝統 1 古典的政治哲学の成立 2 ソクラテス 3 存在への問いとプラトン 4 近代の転換 5 自然と人間の物質代謝 第I章 観照的生活と活動的生活 1 アウグスティヌスと古代世界の没落 2 不死と永遠 第II章 公的なものと私的なもの 1 アテナイにおける古典的ポリスの成立 2 古代における公私の区分 3 社会的なるものの勃興 4 公的領域の光の喪失 5 私有財産の意味 6 公私の区分の意味 第III章 労 働 1 「労働」と「仕事」 2 「世界」と労働、仕事の位置 3 人間の生と労働の意味 4 労働と生産力 5 私有財産の源泉としての労働 6 労働の労苦からの解放は何をもたらすか 7 大衆消費社会という不幸 第IV章 仕事と制作 1 産業革命における「消費」の無限拡大 2 制作過程の変容 3 功利主義批判 4 工作人と交換市場 5 世界の永続性と芸術 第V章 行 為 1 第二の「出生」 2 行為と人間事象の脆さ 3 ギリシア人の解決としてのポリスと「権力」概念 4 ヘーゲルからマルクスへ 5 行為の代替としての制作 6 人間関係を修復する「奇蹟」としての「許し」 7 行為の「予測不能性」に対する救済としての「約束」 8 自然過程への「行為」の介入 第VI章 近代の開幕と活動力のヒエラルキーの転換 1 近代の起点 2 ガリレオによる望遠鏡の発明 3 近代数学と経験からの解放 4 デカルトの懐疑 5 デカルト的内省と共通感覚の喪失 6 観照と活動の伝統的なヒエラルキーの解体 7 制作から過程へ 8 「工作人」の敗北と功利主義の限界 9 労働と生命の勝利 10 展 望
  • 制度論の構図(現代自由学芸叢書)
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「秩序問題」という社会理論の問題の立て方は、根本のところで間違っていたのではなかろうか。近代の社会科学は人々の主観を超えたところに社会の客観的把握の根拠を設定してきたが、著者はそれを否定して、制度とは人々の主観的な意味世界に究極の根拠を置く理念的実在であるとする。意味の体系としての社会は、あたかも暗い宇宙空間を背景にしてただ一つ青く輝く地球のように、宙に浮かんでいる。個人主義的社会実在論ともいうべき構図をとることによって、制度にまつわるさまざまな謎を鮮やかに解明する現代自由学芸の騎士による、新たな構想力の論理をめざす旅の物語である。 【目次より】 まえがき 目次 第一章 制度という問い 一 行動様式と構想力 二 新制度学派 三 市場と組織 四 組織とは何か 五 制度論の課題 第二章 パーソンズにおける秩序問題 一 功利主義的社会理論 二 「秩序問題」のイメージ 三 秩序問題の認識論的傾向 四 パーソンズの「解決」 第三章 秩序問題のゲーム論 一 囚人のジレンマ 二 淘汰 三 社会秩序の進化論 四 無政府状態の秩序 五 協調解と制度 六 合理性と規範性 第四章 コンヴェンションヘの懐疑 一 ゲーム論における公共財 二 コンヴェンションの概念 三 自己継続性 四 共有知識 五 合理的行為の体系 六 コンヴェンションの限界 第五章 規範の意味論 一 同調への期待 二 規範とサンクション 三 「すべし ought」という言明 第六章 ルールの実在論 一 法の概念とルール 二 ハートと言語ゲーム論 三 クリプキの懐疑論 四 ルールとは何か 第七章 社会的世界についての知識 一 集合意識と集合体 二 一次理論 三 アニミズムと経験主義 四 社会的世界の「客観性」と二次理論 第八章 方法論的個人主義を超えて 一 行為論の幻想 二 社会的世界の理論負荷性 三 組織の概念再考 第九章 制度の概念 一 意味の体系 二 行為の体系 三 モノの体系 四 解釈 五 三体系の関連構造 六 制度の類型 第十章 二次理論としての制度論 一 共同主観性と独我論 二 一次理論における自明視の構図 三 私的な制度の共同性 四 秩序問題から制度論へ 注 あとがき 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 盛山 和夫 1948年生まれ。社会学者。東京大学名誉教授。専門は、数理社会学。東京大学文学部卒業、 同大学院社会学研究科社会学専門課程博士課程退学博士(社会学)。 著書に、『制度論の構図』『権力』『社会調査法入門』『統計学入門』『リベラリズムとは何か』『年金問題の正しい考え方』『社会学とは何か』 『経済成長は不可能なのか』 『社会学の方法的立場』『社会保障が経済を強くする』など、 訳書に、タルコット・パーソンズ『人間の条件パラダイム 行為理論と人間の条件第四部』などがある。
  • 聖なる王権ブルボン家
    4.7
    内戦を勝ち抜いたアンリ四世。実母と抗争するルイ十三世。「太陽王」ルイ十四世。愛人たちに溺れたルイ十五世。そして断頭台の露と消えたルイ十六世。強き王と華麗なる人間模様が織りなすフランス絶対王政の栄華と自壊を活写する。(講談社選書メチエ)
  • 聖なる乙女と秘めごとを 分冊版(1)
    -
    1~55巻110~209円 (税込)
    「私達にHなことを教えてください」――ある日、異世界に転移してしまったイツキの前に現れたのは、女神に仕えるシスター達。現世に戻るには、彼女たちに性教育の実技指導を行わなくてはならなくて!?ヤンマガWebでランキング席巻中の異世界ハーレムラブコメ!【第1話「聖なる乙女と秘めごとを」を収録】
  • 聖なる死の塔
    3.3
    神戸の名門校・マリア女子学園で、高さ25メ-トルの塔から一人の若い修道女が転落し、不審な死をとげた。高梨洋子は、親友の不可解な死の謎を探るため、学園に駆けつけた。そして、いっけん平和そうな女の園の奥深くに、邪悪な意志と策謀を知る。学園のペットの無惨な死、女学生たちの不可解な行動、さらに続く修道女の不気味な死……。サントリーミステリー大賞読者賞の気鋭女流による、傑作推理長編。修道女を殺そうとする者がいるのか? 名門女子学園に起きた、奇怪な連続殺人事件。闇に葬られた過去の謎は? 愛と憎しみがよみがえる。
  • 聖なる花嫁の反乱(1)
    完結
    3.4
    全5巻550円 (税込)
    戦乱に荒れる世から離れ、閉ざされた幸せな楽園・エーレ。11年に一度選ばれる、神に仕える花嫁は、2年の勤めを果たして名誉とともに幸福をつかんでいた。そして、九番目の花嫁に選ばれた少女も、幸せを約束されたかのように見えた。本格ファンタジーの旗手<紫堂恭子>が描く、新たな世界、いよいよ開幕!!
  • 聖なる夜に散歩する
    完結
    4.8
    村枝賢一が贈るX'masストーリー集! 将来の夢を描けず鬱屈する、南国・熊本の19の娘がサンタになる表題作の他、難民キャンプを慰問した国連親善大使の少女と荒くれ軍曹・伍長との友情を描く『ジングルベルアーミー』、義賊・サンタクロースの闘いを描くSF近未来アクション『鉄屑のニコル』、脱走した女サンタが浪花の球場に夢を届ける『ホーリーナイトベースボール』。鐘の音のように魂に響く傑作全4本詰め合わせ!!
  • 西南役伝説
    値引きあり
    4.8
    御一新から十年、下野した西郷隆盛のもとに集結した士族たちが決起した西南戦争。その戦場となった九州の中南部で当時の噂や風説を知る古老たちの生の声に耳を傾け、支配権力の伝える歴史からは見えてこない庶民のしたたかな眼差しと文化を浮き彫りにする。百年というスケールでこの国の「根」の在処を探った、名作『苦海浄土』につらなる石牟礼文学の代表作。
  • 西南シルクロードは密林に消える
    4.6
    中国四川省の成都を出発し、ビルマ北部を通って、最後にはインドへ――幻の西南シルクロードに挑む著者の前には、圧倒的なジャングルと反政府少数民族ゲリラの支配する世界屈指の秘境がたちふさがっていた。混迷と困難を極める旅なのに、これほど笑えるのはなぜか。究極のエンタメ・ノンフィクションついに登場。
  • 精日 加速度的に日本化する中国人の群像
    5.0
    サッカー日本代表の応援旗を作りスタジアムで応援する上海の若者たち、旧日本軍の軍服を着てコスプレを楽しむ北京の青年、日本映画を研究する共産党員……特権階級の人たちの中国を「あなたの国」と呼ぶ中国人はアイデンティティを失い、いま日本の磁力に引かれている。そうした中国人たちの生の声を、北京、上海、そして日本で取材し、決して画一的ではない中国人の日本観を示す企画。「精日」を通じて現代中国の全てが分かる!
  • 青年
    -
    ペルリ来航から10年後の元治元年、英国留学から帰った志道聞多と伊藤俊輔は、英艦バロッサ号で長州へ戻り、攘夷論者に対して開国を主張し、馬関戦争の勃発と、京都での敗戦に苦慮する藩政府を説得し、高杉晋作とも協力して、屈辱的な条件にもめげず、講和への道をひらく。バロッサ号の通訳アーネスト・サトウとドクトル・ブラウンは、幕府の開国主義が見せかけの進歩主義にすぎず、一見反動的な長州の排外主義の中に、真の進歩主義が潜んでいることを理解して、二人を支持する。明治維新の大業をなしとげた青年たちの理想に燃える姿を作者・林房雄が心熱こめて描いた傑作歴史小説。
  • 青年安兵衛
    -
    青雲の志を抱いて、中山安兵衛は、生まれ故郷の越後・新発田から江戸へ向かうが、ひとり巡礼の旅をする美少女・お世津が女衒の権六に襲われたのを助けると、江戸まで一緒に旅ををすることになった。高田馬場の18人斬りで有名な決闘、血気盛んな安兵衛の無事を願うお世津のひたむきな恋心……。映画化もされた傑作。
  • 生のさ中に
    値引きあり
    -
    先生、世界に夕焼ってものがなくって、或る日急に夕焼が見えたら、みんなよく見るでしょうね。地球が出来てから無くなるまでに、夕焼が一回しかなかったら、その晩には気が狂う人が出るでしょうね。……終末の色に深く彩られた世界を背景に、陰翳に富んだ若く多感な日々の心のゆらめき、血のざわめきを妖しく描く。
  • 「生」の日ばかり
    3.0
    1巻1,881円 (税込)
    今日という一日が在る。それは大切なものだ。ということは、分かる。しかし、「一日」とは、果たして何であるのか、と問うと、何も分からなくなってくる。老いる、とは、子供時代の生を味わい直せ、ということだ。私の言葉は、問題を創り出すためにあるのだ。理解したり、解釈したり、要するに、現実を水で割って薄めるための言葉ではない。いい人間は、ときに、「いい気な奴」を、子供として連れて歩いている。――〈本文より〉
  • 静波の家 ある連続殺人事件の記録
    値引きあり
    5.0
    なぜ人が人を殺すのか? 殺人を犯した一青年の育ちを追う人間記録。――中学の卒業式に、「ぼくのことを忘れないでほしい」と書き綴った少年が、6年後5人の男女を殺してしまう。家庭と教育の場で、その間、何が起きていたのか? 反抗と孤独、愛情と憎悪にゆれる少年の中で、いつ、何が間違ってしまったのか? 父よ、母よ、知ってほしい。いま、真剣に親と子の生き方が問われている!
  • 清貧の書/屋根裏の椅子
    4.0
    母と義父とに連れられて幼い頃行商の旅に暮した体験を明るく牧歌的に描き切った短篇「風琴と魚の町」、つましく生活する一組の夫婦の愛情を謳う「清貧の書」、転機を求めてのパリ旅行を素材とした「屋根裏の椅子」、男と女の後姿に、あるが儘の人生を見る客観小説「牡蠣」等。名作『放浪記』を力に、作家はいかに飛躍をとげたか。〈宿命的放浪の作家〉林芙美子の代表的初期短篇7作。
  • 青眉抄
    値引きあり
    -
    女が女を描く――そこには、えてして安易な俗なる妥協と甘美な自己陶酔とが表出しがちであるが、松園の場合、まったくそれと異なり、高い精神の緊張と親密な美意識とで近代日本画史上に印象深い足跡を残した。本書はこの閨秀画家の画業を支えた内奥にある、女の性と情念を吐露した信仰告白であると同時に、美しきものへの限りない憧憬を語った恋文でもある。
  • 制服タキシード
    完結
    -
    カレシと別れたばかりの真帆に、半ば強引に交際を申し込んできた悟。だが、気まぐれでスタートした真帆の気持ちは、悟の真剣さに耐えられなくなってしまって…。 中途半端な気持ちじゃ恋できないティーンネイジャーのセンシティブな感情を松本美緒が描く、純情ラブ・ストーリー。
  • 制服男子、オオカミ系!
    完結
    -
    優しいなんて、あたりまえ。だってオマエのこと襲いたいから♪ こんな男子に食べられちゃいたい!? ドッキドキのラブ・オムニバス!! [収録作品]みきもと凜「近キョリ恋愛」/桜井まちこ「ナンバーガール」/春木さき「年下の男の子」/Ishiko「あぐりこ」/樋口めぐみ「初恋レッスン」/ひぐちにちほ「小春びより」
  • 制服男子を征服せよ
    完結
    -
    学生服からスーツ、ウエイター、宅配便のお仕事着まで、制服男子ヨリドリミドリ! みきもと凜(りん)KC未収録作品「私の彼を紹介します ―蜷川くんVer.―」ほか、えりすぐりのイケメンを揃えて、あなたをお待ちしております。ジューシーな恋の短編集、計7編収録♪
  • 制服ぬいだら♪(1)
    完結
    3.5
    平和な地球に宇宙怪獣の危機が!! 人類のピンチを救うため、変身コスチュームに「着がえる」のは果実(かじつ)みのり。ところが、彼女はちょっとおバカでおっちょこちょいで、そして…着がえが遅かった!! どうなる地球!? 未来はみのりに託された!!
  • 制服のころ、君に恋した。
    4.1
    28歳の養護教諭・奈帆は、高校時代にシンタという彼を亡くした過去があった。10年経っても喪失感から抜け出せない彼女の前に、「彼」が突然現れる。10年前の“想い”と“真実”。失ったものは取り戻せるのか? 110万人が泣いた『時の輝き』の著者から、“制服のころ”を過ごしてきたすべての人に贈る、奇跡の物語。
  • 制服のラグナロク(1)
    -
    1~2巻792円 (税込)
    大人気声優・緑川光×『あんスタ!』コミカライズの紗与イチの強力タッグが実現!! スマホゲームに夢中な女子高生・琴音のもとに届いた1通のメッセージ。それがすべての発端だった。ルーンをなぞると、突然現れた謎の青年ウル。彼は琴音を『主』と呼び、様々なミッションへと誘っていく――!! 緑川光が漫画原作初挑戦! ソシャゲから始まるラブ&デンジャラス・ミッション!!
  • 制服ロビンソン(1)
    完結
    3.8
    荒廃した地球に残された少年少女。どこにも大人はおらず、物資は、たまに隕石のように飛来する補給ロケットに積まれているだけ……。大事なことは何ひとつ知らないけれど、僕らは笑顔で今日を生き抜いて、そして恋をする。社会現象にもなったあの国民的ゲームでおなじみのイラストレーターが放つ初の漫画連載、待望の単行本化! 等身大の「未来」と「絶望」を描く、草食系青春サバイバル物語!!
  • 政府行動の経済分析 国・地方の相互依存関係を中心として
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 国ならびに地方の歳入・歳出と税の関係を徹底的に分析する。国税、地方税、所得税、住民税などを、諸外国の例も交えて論じた力作。税と国と地方の経済活動はどうあるべきなのかを検証するための必読書。 はしがき 第I部  国と地方の財政関係 第1章 政府の役割と財政構造 1 政府の役割 2 公共部門の規模 3 国・地方の財政規模 4 国と地方の財政関係 5  都道府県と市町村の財政 6 経済成長と都道府県・市町村の歳入 第2章 諸外国における財政と地方財政調整制度 1  財政規模 2 地方財政調整制度の概要 3 諸外国の地方財政調整の規模 4 地方財政調整制度の将来動向 第3章 地方交付税による財政調整 1 財政調整の概要 2 地方団体間の財源調整方式 3 地方交付税と交付税率 4 交付税の代替的な配分方式による地方歳入のシミュレーション 5 地方交付税配分方式の評価基準に関する一試論 第II部 国の財政構造 第4章 国の歳入・歳出 1 歳入 2 歳 出 3 歳出に含まれる地方への移転 4 税制改革の動向 第5章 所得税の累進構造 1 実証分析の展望 2 所得税制と所得控除 2. 1 所得税制 2.2 所得階級別控除額の推計 3 所得控除 3.1 所得控除の決定要因 3.2 所得階級別所得控除の推移 4 モデルと分析 5 所得分布と所得税 6 シミュレーション 7 まとめ   第6章 最適課税の観点からみた所得税 1 関心高まる所得税減税 2  最適適所得税構造とは 3 最適所得税論の考え方 4 最適課税理論の適用 5 最適所得税制の分析 6 最適所得税からみた現行所得税制 7 むすび 第III部 地方の財政構造 第7章 地方の歳入構造 1 地方団体の歳入構造 2 国税・地方税の地域間格差 3 歳入総額の地域間格差 4 地域別の受益と負担の構造 5 税制改革と地方財政 補論 住民税の地域別減税額推定 第8章 地方の歳出構造 1 歳出構造の概観 2 歳出の相互依存関係について 第9章 歳入・歳出の相互依存関係 1 地方財政調整制度と歳出 2 社会福祉費と地方団体の財政状況 3 経済合理性からみた市町村の投資行動 4 残された問題. 第10章 地方財政モデル 1 実証研究の展望 2 地方財政モデルの特定化と推定 3 モデル・シミュレーション 参考文献・資料 斉藤 愼 1952年生まれ。大阪学院大学教授、大阪大学名誉教授。大阪大学経済学部卒業〔経済学士〕。大阪大学大学院経済研究科修士課程修了〔経済学修士〕。大阪大学大学院経済研究科博士課程中途退学。経済学博士。専門は、財政学、地方財政論、社会保障論。 著書に、『政府行動の経済分析』『現代経済学』『どうする法人税改革』『地方分権化への挑戦 「新しい公共」の経済分析』(共著)『新しい地方財政論 新版』(共著)などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • セイフティボックス
    3.4
    エイミーが語りかける優しい声に耳を澄ます――私のセイフティボックスの中味は、パスポートでも、お財布でも、クレジットカードでもなく、私を取り巻く人間たちのような気がする。そして、その人たちが喋る言葉や、考えたことや、心の動きなどが絡み合って、貴重品を作って行くのだと思う。だから、セイフティボックスの鍵は、失くさないようにしなくっちゃね。
  • 政府はこうして国民を騙す
    4.0
    「オフレコ」や「リーク」を自らの「相場観」を広めるためのツールとして使いこなす官僚たち。そんな役所側の思惑を知らず、オフレコ取材を日常的に繰り返し、リーク情報をありがたがって事実を歪める記者たち。「かつて私は財務省の忠実なポチだった」と告白する筆者だからこそ見破ることができ、そして書くことができる驚くべき「霞が関とメディアの本当の関係」。これを知れば、新聞の読み方、ニュースの見方が劇的に変わる!
  • 生物が子孫を残す技術 生物界の大胆な愛と性
    3.0
    愉快なイラストで学ぶ、大人のためのちょっとエッチな生物学! 身近な生き物たちの驚くべき「求愛」と「交尾」。華麗な求愛パフォーマンスを見せたかと思うと、ときには貢ぎ物を差し出して気を引こうとし、またあるときは騙し、たぶらかして交尾を迫る。究極には、死をも厭わず果敢に相方を襲う……。生物が子孫を残す逞しい技術は驚きの宝庫! 誰でも知っている生き物たちの、意外な生態をコミカルなイラストとともに愉快に紹介。●嫌われ者のゴキブリは、交尾もねちっこい! ●オシドリの夫婦は不倫が当たり前? ●アメフラシは3Pなんてメじゃない輪つなぎ交尾! ●クモは手で交尾する? ●ミミズの交尾は世界最長の一週間! (ブルーバックス・2007年6月刊)
  • 生物系のためのやさしい基礎統計学
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学1・2年生向け講義のテキストとして最適!バイオで頻出する例題を解きながら、統計の基本的な考え方やデータの処理方法が自然と身につきます。エクセル操作のポイントを紹介するので、実験レポートや卒論でも役立ちます。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 生物の世界
    4.2
    類縁原理の直観的認識を方法論に生物社会の構成原理を《棲み分け》にみる今西生物学の「棲み分け理論」、ダーウィン来の自然淘汰説を越える独自の進化論の構想を、思想的自画像風に描くユニークな文化論。科学文明の危機に際し生態学への関心が強い折、その基本書としても必読。
  • 生物の超技術 あっと驚く木や虫たちの智恵
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間よ、自然界の深慮遠謀を知れ。風雪に耐え、数百年・数千年の時を生き抜くための、粛々として木の細胞たちの「死の準備」。完全に家畜と化しながらも、美しく糸を引くカイコの気高き生き様。限られた栄養のもと、共倒れしないために自ら成長を止める竹……。ハイテクの最先端に生きてきた著者が、自身の目で見、手で触れて感得した、生物たちの「深遠なる智恵」とは? (ブルーバックス・1999年9月刊)
  • 生物はウイルスが進化させた 巨大ウイルスが語る新たな生命像
    値引きあり
    4.3
    数十億年前、いま最も注目を集めるあるウイルスの祖先が誕生した。ヒトや細菌とは遺伝的系統を異にする彼らが、私たちの〈共通祖先〉に感染し、生物の発展・繁栄に不可欠なDNAや細胞核をもたらした!?そして、その子孫たる「巨大ウイルス」が明らかにする、生命と進化の知られざるからくりとは?日本初の巨大ウイルス=トーキョーウイルスの発見者が語る、生物進化のアナザーヒストリー。
  • 生物はなぜ死ぬのか
    3.9
    【死生観が一変する〈現代人のための生物学入門〉!】 生命の死には、重要な意味がある。 遺伝子に組み込まれた「死のプログラム」とは? なぜ、私たちは“死ななければならない”のでしょうか? 年を重ねるにつれて体力は少しずつ衰え、肉体や心が徐々に変化していきます。 やむを得ないことだとわかっていても、老化は死へ一歩ずつ近づいているサインであり、私たちにとって「死」は、絶対的な恐るべきものとして存在しています。 しかし、生物学の視点から見ると、すべての生き物、つまり私たち人間が死ぬことにも「重要な意味」があるのです。 その意味とはいったい何なのか――「死」に意味があるならば、老化に抗うことは自然の摂理に反する冒涜となるのでしょうか。 そして、人類が生み出した“死なないAI”と“死ぬべき人類”は、これからどのように付き合っていくべきなのでしょうか。 ■主な内容 ・恐竜が絶滅してくれたおかげで、哺乳類の時代が訪れた ・宇宙人から見た「地球の素晴らしさ」とは ・地球上で最も進化した生物は昆虫である ・遺伝物質DNAとRNAの絶妙な関係 ・「死」も、進化が作った仕組みである ・ヒトだけが死を恐れる理由 ・“若返る”ベニクラゲの不思議 ・超長寿のハダカデバネズミは、なぜがんにならないか ・ヒトの老化スピードが遅くなっている理由とは? ・「若返り薬」の実現性 ・少なめの食事で長生きできる理由 ・老化細胞は“毒”をばらまく ・テロメアの長さと老化は関係ない? ・生物学的に見ると、子供が親よりも「優秀」なワケ ・ヒトが生きる目的は、子孫を残すことだけではない ・“死なないAI”を生み出してしまったヒトの未来 ・有限の命を持つからこそ、「生きる価値」を共有できる ・私たちは、次の世代のために死ななければならない ――すべての生き物は「死ぬため」に生まれてくる。 第1章 そもそも生物はなぜ誕生したのか 第2章 そもそも生物はなぜ絶滅するのか 第3章 そもそも生物はどのように死ぬのか 第4章 そもそもヒトはどのように死ぬのか 第5章 そもそも生物はなぜ死ぬのか
  • 生物を分けると世界が分かる 分類すると見えてくる、生物進化と地球の変遷
    値引きあり
    3.9
    すべての生物学の土台となる学問こそが、分類学だ! なぜ、我々は「ものを分けたがる」のか? 人類の本能から生まれた分類学の始まりは紀元前。 アリストテレスからリンネ、ダーウィン……と数々の生物学の巨人たちが築いてきた学問は、 分子系統解析の登場によって大きな進歩を遂げている。 生物を分け、名前を付けるだけではない。 分類学は、生命進化や地球環境の変遷までを見通せる可能性を秘めている。 生命溢れるこの世界の「見え方」が変わる一冊!   地球上で年間1万種もの生物が絶滅しているという。 その多くは、人類に認識すらされる前に姿を消していっている。 つまり私たちは、まだこの地球のことをこれっぽっちも分かっていない。 それどころか、「分かっていないことすらも分かっていない」のである。 だが、分類学を学ぶことで、この地球の見え方は確実に変わる。 奇妙な海洋生物・クモヒトデに魅せられ、 分類学に取りつかれた若き分類学者が描き出す、新しい分類学の世界。 ◆主な内容 プロローグ 分類学者の日常 第1章 「分ける」とはどういうことか ~分類学、はじめの一歩 第2章 分類学のはじまり ~人は分けたがる生き物である 第3章 分類学のキホンをおさえる ~二名法、記載、命名規約とは? 第4章 何を基準に種を「分ける」のか? ~分類学の大問題 第5章 最新分類学はこんなにすごい ~分子系統解析の登場と分類学者の使命 第6章 生物を分けると見えてくること ~分類学で世界が変わる エピローグ  分類学の未来
  • 性別X(1)
    完結
    3.5
    Xジェンダーって知ってますか?? 今、性について楽しく知りたいアナタに贈る。男でも女でもない、「X」な私のコミックエッセイ。 みやざき明日香、33歳。親友の結婚から3年半、自分が女性を好きだとようやく自覚する‥‥。 しかもレズビアンでもなく、性別は「X」。 この物語は、なんとか女性と幸せになるために奮闘する「私」ことみやざき明日香の、日々の記録。 性が違えば世界も違って見えてくる。「性別X」で生きる人間の物語に、刮目せよ!
  • 性魔討伐電影団(1)
    完結
    -
    撮れ高のためならどんな暴挙もいとわない映像研の鬼監督女子高生・小鬼山と、そんな彼女に振り回され続けている幼馴染の大概。ある日、部室に届いた奇妙な箱を開けてしまい、小鬼山が悪霊に憑りつかれてしまう。小鬼山を助ける方法はただ一つ――憑りついた欲求不満な霊をイカせる事!?
  • 生命科学のための物理化学15講
    値引きあり
    -
    物理化学に関する講義が1コマしかない生命系学科向けのテキスト。必ず知っておくべきポイントを簡潔にまとめました。難解な洋書を読みこなせない学生の入門書としても最適。今までわからなかったことが明確にわかる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 生命誌とは何か
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私とはなにか、私たちはどこからきてどこへ行くのか――。この根源的な問いにたいし、分析と還元を旗印とする科学、とりわけ「生命科学」は、有効に答えてきただろうか。「生命誌」は、科学によって得られる知識を大切にしながら、生き物すべての歴史と関係を知り、生命の歴史物語を読み取る作業である。博物学や進化論、DNA、ゲノム、クローン技術など、人類の「生命への関心」を歴史的に整理し、科学を文化としてとらえる。(講談社学術文庫)
  • 生命情報処理における機械学習 多重検定と推定量設計
    値引きあり
    4.0
    機械学習に携わる技術者向け。必要な生命科学の基礎を述べ、遺伝子解析に使われる多重検定を解説する。また、複数の具体例を通して推定量を設計する方法を紹介した。大規模データを生命科学の発見につなげる道筋がわかる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 「生命多元性原理」入門
    4.0
    なんで地球にはこんなやたらに生き物がいるんだろう? 遺伝、発生、進化……なんでこんな複雑なシステムができたんだろう? それには深いわけがある! 「多様性」をキーにして、DNA組換えやエビジェネティクス、進化や発生の原理など、最先端生命科学のキモを明快に解説。さらに、最新の生命像と現代思想との共鳴を発見しながら、根源的な「多元性」の原理へと読者を誘う。トップランナー研究者による驚異の生物学入門!
  • 生命誕生 地球史から読み解く新しい生命像
    4.4
    「生命の起源」は誰でも一度は抱く疑問で、その謎への挑戦は科学ロマンの一つである。粘土鉱物の専門家である著者は、生命の源となる分子の誕生には、地球に大量に飛来した隕石が深く関わっており、しかも、それは海中ではなく、地中の奥底深くで行われた可能性が高いという。「生命はなぜ生まれ、なぜ進化し続けるのか?」。きわめて原初的な問いかけに対して、科学的に明晰に答えたエキサイティングな作品。(講談社現代新書)
  • 生命知能と人工知能 AI時代の脳の使い方・育て方
    3.5
    1巻1,870円 (税込)
    これからのAIの時代、私たちの脳(生命知能)とAIの違いを知れば恐れることはない。私たちが豊かで幸せな生活を送るためのヒント満載の「希望の書」。 池谷裕二氏も瞠目。これからの学びの核心がここにある! 「ただの流行に乗った人工知能の本と思うなかれ。知能の本質、脳の本質を鋭く抉る異次元の一冊だ。 『自分』の動作原理に興味のある人は手にとってほしい。生き方のヒントさえ見つかるだろう」 これからますますAIがわれわれの日常生活に実装される時代、私たち人間がこれからも豊かに幸せに生きるためにはどうすれば良いのか? そのためにまず必要なのは、私たちの脳とAI、それぞれの特質をよく知ること、 そして、私たちの脳の特質を生かした知能=生命知能を成長させることだ。 最新の知見をもとに、生命知能と人工知能の違い、生命知能を支える意識の働きを解説、 生命知能を成長させる脳の使い方、育て方のヒントを提示する。  【本書の内容】  序 章 人工知能化が進む日本社会 第1部 私たちの脳と計算機  第1章 脳という巨大な情報システム  第2章 「進化」から見る脳  第3章 脳は勝手に動く   第2部 知能とは何か   第4章 生命知能を創る  第5章 知能はどう育つか      第3部 知能を支える意識  第6章 意識とは何か  第7章 人工知能は芸術作品を創れるか  第8章 意識が科学と宗教を生んだ       終 章 強い生命知能と豊かな意識を育てるために
  • 〈生命〉とは何だろうか――表現する生物学、思考する芸術
    4.8
    最先端の生命科学が扱う「生命」と、日常生活の中で思う「いのち」は、同じもの。科学の進歩がめざましい現在だからこそ、そのふたつをつないで語る必要があるのではないか? では、どのように語ることが可能か? 生物学者でありバイオアート作家である著者が、5つのアプローチで論じる。刺激的な生命論。
  • 生命と非生命のあいだ 地球で「奇跡」は起きたのか
    値引きあり
    4.6
    生命はどこから生命なのか? 非生命と何が違うのか? 生命科学究極のテーマに、アストロバイオロジーの先駆者が迫る!
  • 生命にとって金属とはなにか 誕生と進化のカギをにぎる「微量元素」の正体
    値引きあり
    3.8
    金属なくして、生命の誕生も進化もありえなかった! 体内に1%以下しか存在しない微量元素の驚異のはたらきと機能を解き明かす!
  • 生命の意味論
    -
    伝染病も老化も死も、官僚制も企業も大学も、「免疫」からはこう見える! 『免疫の意味論』(大佛次郎賞)を凌駕する圧倒的スケールで描かれる、稀代の免疫学者による「超」生命論。(解説:養老孟司) 「私はこの本で、生命の持つあいまいさや多重性、しかしそれ故に成り立つ「超(スーパー)システム」の可能性について考えた。そこには「不気味さ」と「美しさ」が紙一重で同居している」――「まえがき」より [目次] まえがき 第一章 あいまいな私の成り立ち 第二章 思想としてのDNA 第三章 伝染病という生態学(エコロジー) 第四章 死の生物学 第五章 性とはなにか 第六章 言語の遺伝子または遺伝子の言語 第七章 見られる自己と見る自己 第八章 老化――超(スーパー)システムの崩壊 第九章 あいまいさの原理 第十章 超(スーパー)システムとしての人間 参考文献 あとがき 解説 多田富雄さんと私 養老孟司
  • 生命のからくり
    4.2
    現在の地球に存在する多様な生き物たちは、単純な化合物から進化してきたと考えられている。「生命」が単なる物質から決別し、その脈打つ「鼓動」を得たのは、どんな出来事が転換点となったのだろうか? 本書では、最近の生命科学の進展から得られた数々の知見を通じて、生命の根源的な性質を「自己情報の保存とその変革」という二つの要素と捉える。これらが悠久の時を経て織りなす「生命」という現象の「からくり」に迫る。(講談社現代新書)
  • 生命の起源―宇宙・地球における化学進化―
    値引きあり
    5.0
    生命の起源を分子の視点から科学する本。RNAワールドをはじめとした古典的化学進化説から、深海・火山などの極限環境、隕石や火星などの宇宙に関する話まで、科学的見地から幅広く解説します。専門家にもおススメ。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 生命の起源を問う 地球生命の始まり
    -
    地 本書は、科学に興味をもつ者にとって、永遠の問いの一つである、「生命とは何か」「生命の起源はどこにあるのか」の本質に迫る企画である。著者は、東京科学大学の教授であり、地球生命研究所の所長である、関根康人氏。土星の衛星タイタンの大気の起源、エンセラダスの地下海に生命が存在しうる環境があることを明らかにするなど、アストロバイオロジーの世界的な第一人者である。  46億年前の地球で何が起きたのか? 生命の本質的な定義とは何か? 生命が誕生する二つの可能性などを検証していきながら、著者の考える、生命誕生のシナリオを一つの「解」として提示する。  我々とは何か、生命とは何か、を考えさせられる一冊。 主な内容 ◆世界最古の生命化石 ◆生命の定義と細胞の基本図 ◆生命を育む惑星の循環 ◆スノーボールアース ◆大量絶滅 ◆ミラーの実験 生命の起源をさぐる ◆原始の地球はどのような環境だったのか ◆オパーリンの化学進化説 ◆月の探査が原始の地球を教えてくれる ◆ジャイアント・インパクトの二つの可能性 ◆原始の生命とはどのようなものか ◆共通祖先LUCA ◆LUCA以前の原始生命たち ◆RNAワールド ◆さまざまな条件が交わる場所で生命は生まれた
  • 生命の劇場
    4.0
    ダーウィニズムと機械論的自然観に支配されていた二十世紀初頭、人間中心的な世界観を退けて「その生物が周囲に与える意味の世界」すなわち「環世界」の概念を提唱し、その後の動物行動学や哲学、生命論に影響を及ぼした生物学者の最晩年の著作。対話形式で独自の世界観を展開し、自説への批判とそれへの反論をも明快に語る、今も新鮮な科学の古典。
  • 生命のセントラルドグマ RNAがおりなす分子生物学の中心教義
    4.3
    2006年ノーベル賞W受賞(生理学医学賞+化学賞)テーマ。RNA(セントラルドグマの主役)をわかりやすく解説! 「遺伝子からタンパク質が作られる」という中心教義の深奥にせまる! 私たちが生きているのは、遺伝子からつねにタンパク質が作られ続けているから。このとき、DNAの遺伝情報は、いったんRNAという物質にコピーされタンパク質に翻訳される。この流れが「分子生物学のセントラルドグマ」といわれるものだ。その主役はRNA。多彩なしくみでなりたつセントラルドグマの世界を、RNAを中心にわかりやすく解説する。(ブルーバックス・2007年2月刊)
  • 生命はデジタルでできている 情報から見た新しい生命像
    値引きあり
    4.2
    科学出版賞受賞作家の書き下ろし最新作 「全生物に読んでほしい!」人気YouTuber・ヨビノリたくみ氏絶賛  いま、生物学の分野で静かな革命が進行しつつある、と言ったら読者の皆さんは驚くだろうか? その生物学の分野とは、ゲノム科学である。ゲノム科学に関する新しい知見がネットに流れない日の方が珍しい。 「寿命を伸ばす遺伝子発見!」 「『がんゲノム医療』検査に保険適用」  なんだがすごいことがこの分野で起きているっぽい。だが、なぜ、「突然」こんなことになっているのか? その疑問に答えてくれる報道は少ない気がする。本書の目的はそれを少しでもわかりやすく説明することにある。  そのために、本書ではDIGIOMEという造語を導入した。DIGIOMEとは何か? それは、デジタル信号処理系としてゲノムを捉える考え方だ。ゲノムを構成するDNAが、ゲノム情報という意味で、われわれ生命の設計図たる情報を担っていることは、ワトソン=クリックによるDNAの二重螺旋構造の発見の頃から知られていた。だが、本書ではそこを一歩踏み込んで、ゲノム自体をデジタル情報処理装置として捉える見方を提案したい。  我々人類が、デジタル情報処理装置の恩恵を日常的に享受できるなったのは、わずかにここ数十年のことに過ぎない。だが、生命体はそのそもそもの誕生時からこの高度なディジタル情報処理系の恩恵を享受してきた。周知の様に、我々人類がデジタル情報処理装置の恩恵を享受するには、高性能ながら安価な情報処理装置(例えば、スマホ)の発明が必須だった。生命体はそのような精密な情報処理装置を持っていないにも関わらず、ゲノムをデジタル情報処理装置として機能させることに成功してきた。本書で語りたいのは、なぜ、そんな奇跡のようなことが可能だったのか、ということだ。  実際、デジタル信号処理系たるゲノムは、われわれ人類が作り上げた精緻で緻密なそれとは、にて非なる側面をもっている。ある面では我々のそれより優れているし、ある意味では劣っている。そして、いま、このタイミングでその詳細が詳らかになったのは、デジタル信号処理系としてゲノムの動作を克明に観測して記録できるだけの技術と知識を我々が手にしたことによる。いままで秘密のベールの奥に隠されていたその機構の謎が日々、その観測技術によって続々と白日のもとにさらされている。前述のゲノム科学における新発見の連鎖はその帰結に過ぎない。そして、その技術の一端にはいま流行っているAI=機械学習の進歩も大きく関わっている。この本はそんな存在、DIGIOMEを巡る冒険譚を、極力最先端の知見を用いて語ることを目的とする。この本を読み終えた時、きっとあなたは、いままで見ていた「生命」をそれまでとは随分と違う目で見ることができるに違いない、と信じる。
  • 生命保険の罠 保険の営業が自社の保険に入らない、これだけの理由
    4.4
    保険会社の営業として長年勤務した経験を生かして、他書では書いていない保険会社の裏側を余すところなく書いています。「保険会社の人間が売りたい保険と入っている保険は異なる」「一生涯のパートナーのはずのプルデンシャルのプランナーの平均在籍年数が約5年」など、具体的な企業名や商品名も挙げて、保険商品のカラクリ・選ぶべき商品について書いています。読むだけで、保険料を見直せること請け合いです!
  • 生命保険「入って得する人、損する人」
    -
    あなたも結局「言いなり」になっている!? なぜ人は口車に乗ってしまうのか。そのカラクリを明かしつつ、本当に正しい保険の入り方を伝授。●定年近くになって明かされる真実●大きな保障で安い保険料の裏に●積立金350万円が消えていた!●「とりあえず話ぐらい」が……●不祥事もチャンスにする生保会社●わからないのに素晴らしい保険?●「松・竹・梅」を用意する狙い●お宝保険を狙う転換キャンペーン、ほか。
  • 「生命力」の行方――変わりゆく世界と分人主義
    3.6
    社会を動かす「生命力」は、どこへ向かうのか?今、自分らしく幸福に生きるとはどういうことか?複雑化する現代に新たな人間観「分人主義」を提示した著者が、AKBからアバター、「英霊」、森山大道、震災まで、同時代と向きあうエッセイおよび各界第一人者との対話を併せて収録。未来を考えるためのエッセイ&対談集。【対談者】=大澤真幸、亀山郁夫、高橋源一郎、田中裕介、中島岳志、古井由吉、三浦雅士、森達也。電子版のみ新原稿大幅増補。
  • 誓約のフロントライン(1)
    完結
    4.4
    地球――、ずっと続く、たった一つの大切なもの。主人公・綾辻塞はそう思っていた、次元跳躍してきた機体・アナイアレイターと出会うまでは。人類抹殺を誓約とし、次元跳躍を続けるアナイアレイターは、塞が住まうアース8731に出現。塞を殺そうとするが、自機の行動に命令を下せるコマンドユニットを塞に掌握されてしまう。地球の存亡をかけ、決して交わらぬタッグが人類抹殺を誓う後続機達とのフロントラインに立つ。
  • 声優戦隊ボイストーム7
    完結
    -
    秋葉原の片隅にひっそりたたずむ喫茶店「そぷらの」。そこに集められた若き7人の男女達。彼らは、日本の平和を守るために悪と戦う「声優戦隊ボイストーム7」だった! そのミラクルボイスを武器に悪を倒す! クールでホットで、でも笑える、オタ&萌えづくしの腐ヒーロー見参!! 日本の平和は、俺達が守る!
  • 西洋音楽史を聴く バロック・クラシック・ロマン派の本質
    5.0
    音楽史における時代区分は独特である。17世紀以降のバロック、クラシック(古典派)、ロマン派、後期ロマン派さらに国民楽派、二十世紀音楽へと流れていくそれぞれの特徴はどこにあるのか。それらの音楽の目指したものは何なのか。美術史を専門とする一方、生涯をかけて「聴く」ことに精力を傾けた巧者の、西洋音楽に対する熟成の極みに達した愛と深い造詣が綴られる。解説・下村耕史。
  • 西洋音楽の正体 調と和声の不思議を探る
    4.0
    「西洋音楽」とは何か。それはどのように形成されてきたのか。 古代ギリシア人によって気づかれた、音の高低と数学の関係、音の並び。それは音楽として中世から近代へと西洋で練り上げられていった。 音階や半音の発見、音を重ねることへの傾きと和音原理の探究、長調・短調の整序と規則の整理、また、人間的感情の美的表現から心地よさの追求へ。 西洋音楽は、一つの「世界創造」であった。本書では、その楽理の由来、実践の発展を訪ね、自然と音楽の関係、背景にある思想の展開に焦点を当てる。 西洋音楽とは普遍性を持つものなのか。自然のなかにドレミファソラシドはあるのか。 【目次】 第1部 音楽のかたちについて 第1章 モンテヴェルディ、1600年前後の音楽 第2章 西洋音楽はどのように流れるのか? 第3章 西洋音楽における半音と三全音――予定調和のための塩と悪魔 第2部 調・調性・和声について 第4章 調と調性 第5章 調整とは何なのか 第6章 和声の成立 第7章 音楽と自然
  • 西洋占星術史 科学と魔術のあいだ
    3.7
    「○○座生まれのあなたは……」などと始まる「星占い」――雑誌やテレビはもちろん、ネット上でも頻繁に見かけるおなじみの存在ですが、「○○座生まれ」というのはどういうことか、ちゃんと説明できる人は実はそう多くないでしょう。ましてや、星占いはいつ誕生したのか、はじめから今見るようなものだったのか、といった問いに答えられる人となると、もっと少ないに違いありません。本書は、科学や科学技術の歴史に詳しい専門家が誰にでも分かるように、そして面白く読めるように占星術の歴史をコンパクトにまとめた1冊です。占星術を生み出したのは、現在のバクダット南方に位置するバビロニアで紀元前9世紀頃から勢力を伸ばしたカルデア人でした。天文学に長けていたカルデア人は、日蝕や月蝕、彗星の出現などを地上に起きることの前兆として捉え、将来訪れる災厄を予言する技法として、占星術を開発したのです。この技法が、のちの紀元前4世紀に登場したアレキサンダー大王がバビロニアを征服したことをきっかけにしてギリシア世界に流入し、さらに古代ローマに継承されていくのが「西洋占星術」の発展につながっていきます。当初はもっぱら天下国家の運命を対象にしていた占星術は、やがて個人の運命を占うようになりました。個人といっても、はじめは皇帝や王だけがその恩恵にこうむることができましたが、時代が進むにつれて、一般の人たちも自分の運命を知るために占星術にアクセスするようになったのです。当代随一の占星術師である鏡リュウジ氏が解説を書き下ろしたこの文庫版を手にすれば、何気なく触れてきた「星占い」も、ぐっと深みを帯びて、まったく違う魅力的なものに見えてくること間違いなし、です![本書の内容]1 カルデアの知恵2 ギリシャ人の科学3 ホロスコープの技術4 「占星社会」ローマ5 ルネサンスの大論争6 近代科学からの脱落7 現代を生きる占星術 あとがき 解説 鏡リュウジ
  • 西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇
    4.0
    西洋史の泰斗ジャック・ルゴフが「先駆的民俗学者」と呼んだティルベリのゲルウァシウスによる奇譚集。南フランス、イタリアを中心にイングランドやアラゴンなどの不思議話を129篇収録。幽霊、狼男、人魚、煉獄、妖精、魔術師……。奇蹟と魔術の間に立つ《驚異》は「人間と世界の在り方の反省へと、謙虚に誘う」神聖な現象だった。中世人の精神を知るために必読の第1級史料。(講談社学術文庫)
  • 西洋中世奇譚集成 聖パトリックの煉獄
    5.0
    12世紀、ヨーロッパを席巻した冥界巡り譚「聖パトリキウスの煉獄」「トゥヌクダルスの幻視」を収録。2人の騎士は臨死体験を通して、異界を訪問する。無数の悪霊の襲来から始まり、灼熱、悪臭、寒冷、虫、蛇、猛獣が跋扈する煉獄で、執拗な拷問と懲罰を受けた後、甘美にして至福の天国を見学し、現世へと帰還する。中世人の死生観を熟読玩味する。
  • 西洋中世奇譚集成 東方の驚異
    5.0
    謎のキリスト教王国を支配する「インド」の王中の王ヨハネ=プレスター・ジョンから西方の皇帝宛の書簡と、東方大遠征の途次にアレクサンドロス大王がアリストテレスに送った手紙。そこに描かれる乳と蜜の流れる東方の楽園には、黄金と象牙と宝石が溢れる壮麗な王宮が煌めく。一方で鰐皮の蟹、犬頭人など奇怪な動植物や人種が跋扈する。東方幻想に中世人の想像界の深奥を読み解く。(講談社学術文庫)
  • 西洋中世奇譚集成 魔術師マーリン
    4.0
    悪魔と処女の子マーリンは、キリスト教の力で悪魔由来の邪悪さが消え、不思議な予言力を持つ。サクソン人の襲撃を受けるブリテンを守る王族三代コンスタン→ユテル→アーサーを導き、最終的にアーサー王の戴冠を成功させる。本書の物語の特徴は、なんといっても聖杯伝説とアーサー王伝説のマリアージュです。また本書では異なるふたつの結末が収録されています。本邦初訳の中世ロマンが読みやすい訳と解説付きで登場! (講談社学術文庫)
  • 西洋中世奇譚集成 妖精メリュジーヌ物語
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 15世紀、フランスのポワトゥー地方。領主の命で、書籍商クードレットは家門の歴史を物語る。伯父を殺したレイモンダンは、森で出会った絶世の美女メリュジーヌと結婚。開墾、城塞、街、武勲溢れる子供たち……。しかし幸福な繁栄は、破棄された約束から暗転する。地方貴族の数奇な運命を描く一大叙事詩。(講談社学術文庫)
  • 西洋中世国制史の研究1:教会から国家へ 古相のヨーロッパ
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 初期中世の政治秩序を比較国制史の視点から考察し、国家形成史を宗教的秩序の世俗化過程として構想する。 宗教と政治の未分化な古相ヨーロッパの秩序構造を明快につかみだし、叙任権闘争期に遂行された聖俗概念の分離とその国制史的表現を具体的に解明する。ヨーロッパ史の基本理解を本格的に問い直す、挑戦の論集。 【目次より】 目次 I 教会から国家へ 「世俗化」過程としてのョーロッパ国家形成史 II 「教会」としてのフランク帝国 西ヨーロッパ初期中世社会の特色を理解するために III  カロリンガー時代の十分の一税 IV 西ヨーロッパ初期中世の修道院蔵書 V 国王・大公・教会 カロリンガー後期からオットーネン初期の国制をめぐって VI 「ドイツ国」のはじまり レーグヌム・テウトニクム概念の出現と普及をめぐって VII 十─十二世紀ドイツにおける大公領の展開領邦国家成立史への予備的考察 VIII 「叙任権闘争」とレガリア パスカリス二世の特権状(一一一一年)を中心として あとがき 西洋中世国制史の研究II 『国家そして社会ー地域史の視点』目次 I 国家史を記述すること II 十二・十三世紀のドイツ国家 III 十二・十三世紀中東ドイツのブルクグラーフ制 IV ヒルデスハイム司教コンラート(二世)の領国形成政策 V 十三世紀中葉のヒルデスハイム司教領国 VI ヒルデスハイム司教座聖堂参事会の人的構成 VII 領邦国家とレーソ制 VIII 低地オーストリアのバンクイディングについて IX 中世末期オーストリアにおける領主制の諸問題 X 地域史研究と歴史協会 XI ドイツにおける地域史の諸相 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 山田 欣吾 1930年生まれ。歴史学者、経済学者。一橋大学名誉教授。専門、はドイツ中世史。 一橋大学経済学部卒業、同大学大学院経済学研究科博士課程修了。 著書に、『教会から国家へ 古相のヨーロッパ(西洋中世国制史の研究1)』『国家そして社会 地域史の視点 (西洋中世国制史の研究2)』『色彩の歴史と文化』(共著)『ドイツ史 1~3(世界歴史大系)』(共編)などがある。
  • 西洋中世の愛と人格 「世間」論序説
    3.0
    ヨーロッパ中世の社会を、伝説、民話、さらには法や経済などさまざまな位相から総合的に再構築し、共同体のあり方を生き生きと描き出した西洋史学の泰斗、阿部謹也(1935-2006年)。晩年は西洋史家ならではの視点から、「世間」を軸にした独創的な日本人論を展開したことでも知られる。  なぜ、日本人は「世間を騒がせて申し訳ありません」と謝罪するのか。無実ならば決して謝罪せず、世の中が納得するまで主張を続ける西洋との違いはどこから生まれるのだろうか。日本古来の「世間」と対比させつつ、西洋の「社会」を構成する「個人」や「愛」がヨーロッパで成立する過程を描き出した本書は、代表作『「世間」とは何か』を著者の本領たる西洋中世史から裏づける作品であり、一連の「世間論」の原点でもある。  著者は本書でこのように述べている。「大切なのは、わが国では、「社会」と「世間」という二つの用語の世界があるということを、まず認識することである」――。日本の共同体があらゆる水準で崩壊しつつある今こそ読みたい、人と人とのつながりの根源を照らし出す一冊。(原本:朝日新聞社、1992年)
  • 西洋中世の罪と罰 亡霊の社会史
    3.5
    エッダ、サガに登場する粗野でたくましい死者のイメージは、中世後期の『黄金伝説』『奇跡をめぐる対話』では、生者に助けを求める哀れな姿となる。その背景には何があったのか? キリスト教と「贖罪規定書」そして告解の浸透……。「真実の告白が、権力による個人形成の核心となる」(M・フーコー)過程を探り、西欧的精神構造の根源を解き明かす。(講談社学術文庫)
  • 西洋中世法の理念と現実
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 生涯を通じて追究しつづけられた西洋中世法の観念と性格をめぐる全論文および書評・学会報告を集成し、「世良法史学」の歩みを辿る。 【目次より】 目次 一 西洋封建法の基本的性格 二 法の歴史 三 西洋中世法の性格 四 封建社会の法思想 五 国家権力と法 西洋封建社会を中心として 六 法と権力 七 封建社会の法・社会思想 八 中世法の理念と現実 九 オットー・ブルンナーの「ランデスヘルシャフト」観について 身分制社会研究ノート 一〇 「良き古き法」と中世的法観念 一一 西洋中世における法と倫理 一二 中世的法観念をめぐる―つの問題 K・クレッシェルの考え方の検討 一三 書評一:石川武「ドイツ中世の平和運動における『公共性の理念』」、堀米庸三「自由と保護」 一四 書評二:オットー・ブルンナー著『ヨーロッパ その歴史と精神』 一五 学会報告:成瀬論文におけるブルンナー理論 一六 書評三:堀米庸三著『ヨーロッパ中世世界の構造』 一七 書評四:吉岡昭彦 成瀬治編『近代国家形成の諸問題』 一八 書評五:西川洋一「古代末期 中世初期における流血刑 ガリア・ゲルマーニアを中心として」 世良晃志郎先生略歴 世良晃志郎先生業績目録 編者あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 世良 晃志郎 1917~1989年。歴史学者。専攻は中世西洋法制史。東京帝国大学法学部卒業。東北大学名誉教授。 著書に、『西洋中世法の理念と現実』『法と権力の史的考察』『封建制社会の法的構造』『ヨーロッパ身分制社会の歴史と構造』『封建制成立史序説』『バイエルン部族法典』『歴史学方法論の諸問題』など、 訳書に、マックス・ウェーバー『支配の社会学 1 (経済と社会)』マックス・ウェーバー『支配の諸類型』マックス・ウェーバー『古ゲルマンの社会組織』マックス・ウェーバー『法社会学 (経済と社会)』マックス・ウェーバー『都市の類型学』フリッツ・ケルン『中世の法と国制』ハインリヒ・ミッタイス『ドイツ法制史概説』ハインリヒ・ミッタイス『ドイツ私法概説』などがある。
  • 西洋哲学史
    3.7
    哲学の勉強に、なぜ西洋哲学史全般の知識が必要なのでしょうか。哲学も学問である以上、勉強の仕方というものがあり、少なくとも哲学で使う概念がどのようなものかを、哲学者たちに教わる必要があります。本書は、一冊で完結する西洋哲学通史として、重要な哲学者の、それも必要不可欠と思われる考えに絞り、古代・中世・近世・近代・現代の区分に従って問題の展開が論理的に理解できるよう書かれています。(著書「まえがき」より)
  • 西洋哲学史
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ギリシア哲学の黎明期から説き起こし、20世紀の実存哲学までを総覧する。西洋哲学の大きな流れと個別の論点を網羅。読む哲学事典。 【目次より】 序章 ギリシア人の智慧と哲学の誕生 第一章 ミレトス学派 第二章 ピタゴラス 第三章 エレア学派 第四章 ヘラクレイトス 第五章 エンペドクレスとアナクサゴラス 第六章 レウキッポスとデモクリトス 第七章 ソフィストたち 第八章 ソクラテス 第九章 プラトン 第十章 アリストテレス 第十一章 ストア学派 第十二章 エピクロス学派 第十三章 アカデミー学派とピュロンの懐疑 第十四章 アレキサンドリアのフィロン 第十五章 プロチノス 第十六章 教父哲学 第十七章 グノーシス派と護教家たち 第十八章 クレメンスとオリゲネス 第十九章 アウグスチヌス 第二十章 アウグスチヌスに先だつ人々と後なる人々 第二十一章 スコトゥス・エリウゲナ 第二十二章 ロスケリヌスとアンセルムス 第二十三章 アベラール 第二十四章 神秘主義の人々 第二十五章 ロベルト・グロッセテストとボナヴェントゥラ 第二十六章 アルベルトゥス・マグヌス 第二十七章 トマス・アクィナス 第二十八章 ライムンドス・ルルスとロージャー・ベイコン 第二十九章 ドゥンス・スコトゥス 第三十章 オッカム 第三十一章 マイスター・エックハルト 第三十二章 ルネッサンス哲学の性格 第三十三章 ニコラウス・クザーヌス 第三十四章 ルネッサンスの思想家たち 第三十五章 ジォルダノ・ブルノー 第三十六章 フランシス・ベイコン 第三十七章 ルネ・デカルト 第三十八章 アーノルド・ゲーリンクス 第三十九章 ニコラ・マールブランシュ 第四十章 バルフ・デ・スビノザ 第四十一章 トマス・ホッブス 第四十二章 ジョン・ロック 第四十三章 ジョージ・バークリ 第四十四章 ライプニッツ 第四十五章 デーヴィット・ヒューム 第四十六章 ルソー 第四十七章 イヌマエル・カント 第四十八章 ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ 第四十九章 シェリング 第五十章 ヘーゲル 第五十一章 ショーペンハウエル 第五十二章 シュトラウスとフォイエルバッハ 第五十三章 マルクス 第五十四章 キェルケゴール 第五十五章 新理想主義の哲学 第五十六章 プラグマティズム 第五十七章 新実在論 第五十八章 生の哲学 第五十九章 現象学その他 第六十章 実存哲学 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 高坂 正顕 1900~1969。哲学者。文学博士。専門は、カント哲学。京都学派の一人。西谷啓治、高山岩男、鈴木成高と共に「京都学派四天王」と呼ばれる。著書に、『高坂正顕著作集』(全8巻)『西洋哲学史』『哲学は何のために』『西田幾多郎先生の追憶』など多数。
  • 西洋の哲学・東洋の思想
    3.0
    比較思想から見る東西思想の軌跡と思惟様式。心と自然、有と無、肯定の論理と否定の論理などのテーマで東西思想の根幹をなす本質とその思惟様式を解析。人類の知的財産の比較思想的観点からの体系的な総決算。
  • 西洋法制史料叢書1:リブアリア法典
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フランク時代(481~9世紀末)のゲルマン部族法一つである。法典の成立時期は、6世紀前半~8世紀に継続的に書かれたものと推定されている。フランク部族に属するリブアリ族の慣習法の一部が成文化されたものが、「リブアリア法典」にあたる。 サリカ法典の、のちにはブルグント法典の影響下に成立したとされるが、本文89章と追加勅令で構成され、刑法的規定がほとんどである。初期法典の貴重な史料である。 【目次】 第一部レックス リブアリア 第一章 自由人の毆打について 第二章 流血(の傷害)について 第三章 骨折について 第四章 剌傷について 第五章 損傷について 第六章 去勢について 第七章 殺人について 第八章 奴隸の殺害について 〔略〕 第十一章 國王の從士たる者の殺害について 第十二章 婦女の殺害について 第十三章 少女の殺害について 〔略〕 第十六章 捕獲せられたる人について 第十七章 放火について 第十八章 家畜群について 第十九章 奴隸の毆打について 第二十章 奴隸の流血(の傷害)について 第二十一章 奴隸の骨折について 第二十二章 奴隸による自由人の骨折について 〔略〕 第三十章 奴隸を(法廷に)出頭せしむべきことについて 第三十一章 自由人を(法廷に)出頭せしむべきことについて 第三十二章 召喚について 第三十三章 アネファンク(Anefang)について 第三十四章 自由人又は婦女の掠奪について 第三十五章 他人の妻を掠奪したる者について 第三十六章 種々の殺人又は贖罪金について 第三十七章 婦女のドス(Dos)について 第三十八章 罪なき人を國王に彈訴する者について 第三十九章 自由人たる婦女の手又は腕に觸れたる者について 第四十章 所有主の承諾なした馬に乘ることについて 第四十一章 自由人の捕縛について 〔略〕 第四十六章 人の殺害したる場合の四足獸について 第四十七章 追跡(spurfolge)について 第四十八章 相續人なしに死する人について 第四十九章 アファトミー(Affatomie)について 〔略〕 第六十七章 男子(息)を遺さざる者について 第六十八章 路上に(投げられて)響く骨又は流血なしに(折られたる)骨について 第六十九章 國王に對し忠誠を失へる者について 〔後略〕 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 聖ヨゼフの惨劇
    4.0
    開かずの礼拝堂の怪。引きずり込まれる悪党と美女。15歳の少年ヴィドックは、生きて出られぬ苛烈な監獄に送り込まれた。不思議な美少女との逢瀬を重ね脱獄の機会を窺ううちに、開かずの礼拝堂に行き当たる。幽霊に取り殺されるというのは本当か。革命派と王党派がしのぎを削るフランスを舞台に展開する波乱万丈の歴史ミステリー。<『聖ヨゼフ脱獄の夜』改題>
  • 西雷東騒 【小田実全集】
    -
    かつてソクラテスは、アゴラの靴屋と問答することで彼の思想を練り上げた。アゴラは彼の「現場」だった。小田の思想は書物からだけではなく、「現場」と格闘することで編み上げる特徴をもつ。阪神大震災の体験は、著者の戦争体験をさらに深く思想化させた。1999年から5~6年間、著者が世界で、日本で直面した「現場」から紡ぎ出された言葉は、3・11後の混迷する今、新たな座標軸となって私達を鼓舞する。歴史から学び、「世の中の大勢にスンナリ身を任せない市民」となろう。
  • 青嵐の花嫁 栄冠翔破
    5.0
    花冠は、可憐な容姿とは裏腹に、恋には見向きもせず士官学校での厳しい訓練を乗り越え、トップの座に。ところが、御前大会で公子を打ち負かしたことから運命は一転、下位の部隊に配属される。希望を見失いながらも、将軍巴青炎に追従し、敵と戦ううちに、人を守り愛することを知っていく花冠。そして、「あなただけの王を見つけなさい」という母の言葉を思い出すとき、動き始めた心の行方は!?
  • 青竜の神話(サーガ)(1)
    完結
    4.0
    1999の年、宇宙の彼方より魔王降り立つ。命あるものすべてはこの地より消え去り、最後に残りしは我ひとりなり…。時を超えて戦士を待つ、青竜の力を秘めし戦士を待つ。来るべき地球の危機をここに記す、これを「青竜伝説」と伝えるべし!
  • 聖ルカ街,六月の雨
    -
    桂子はニューヨークで一人暮らす日本女性。彼女の生活のすべてを知る者はいない。優しいそよ風のような魅力を持つ桂子と、都会の喧噪や人生に疲れた男たちが出会う時、それぞれのラブ・ストーリーが生まれる。ニューヨークを知り尽くした著者がニューヨークを舞台に描く、ちょっぴり不思議で洒落た恋愛模様。15のNY恋愛物語。

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