マイノリティ作品一覧

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  • WHITESHIFT――白人がマイノリティになる日
    3.0
    【WHITESHIFT[ホワイトシフト]】 白人マジョリティが徐々に、白人の伝統的文化を身につけた混血人種のマジョリティへと変容していくモデル。 英国では2100年代に混血の人々がマジョリティになると著者カウフマンは予見する。 ──その時、世界はどう変わるのか? --------- 〈大転換する世界情勢〉欧米で大きな話題を呼んだ必読書! 地球規模での移民の加速化により、白人は各国で少数派となる。 白人のアイデンティティが揺らぐなかで台頭するポピュリズム、ナショナリズム、多文化主義に、我々はどう向き合えば良いのか。難民問題への対処に正解はあるのか。 人口学、社会学、政治学、統計学、心理学 などの知見を動員し、精密なデータをもとに 米・英・欧州・カナダの状況を分析。全ての人が希望を持てるような未来像を模索する。 --------- 《特別付録》西山隆行氏(成蹊大学教授)による長文解説。 --------- 【目次】 ■第一章………白人がマイノリティになる世界―ホワイトシフト 〈 第一部・闘争 〉 ■第二章………ホワイトシフト前章アメリカ史におけるWASPから白人への転換 ■第三章………トランプの台頭―移民時代の民族伝統主義的ナショナリズム ■第四章………英国― 英国保護区の崩壊 ■第五章………欧州における右派ポピュリズムの台頭 ■第六章………カナダ特殊論― アングロスフィアにおける右派ポピュリズム 〈 第二部・抑圧 〉 ■第七章………左派モダニズム―一九世紀のボヘミアンから大学闘争まで ■第八章………左派モダニズムと右派ポピュリストの戦い 〈 第三部・逃亡 〉 ■第九章………避難― 白人マジョリティの地理的・社会的退却 〈 第四部・参加 〉 ■第十章………サラダボウルか坩堝か? ―欧米における異人種間結婚 ■第十一章……白人マジョリティの未来 ■第十二章……「非混血の」白人は絶滅するのか? ■第十三章……ホワイトシフトのナビゲーション―包摂的な国の包摂的なマジョリティへ ■謝辞 ■解説──西山隆行 ■参考文献および原注
  • 排除と抵抗の郊外 フランス〈移民〉集住地域の形成と変容
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    1巻5,060円 (税込)
    第16回大佛次郎論壇賞、第33回渋沢・クローデル賞受賞! 2015年パリ同時多発テロ以来、注目を集める「ホームグロウン」の若者たち。そのような移民・マイノリティの若者が集住する「郊外」はどのように形成されたのか。「郊外」を起点にフランス主流社会とマイノリティの亀裂をたどり、暴力の背後にある排除と抵抗の実態にせまる。 【序章「フランス主流社会とマイノリティの亀裂を問う」より】 「しかしこの悲劇(出版社注:2015年パリ同時多発テロ)は「グローバル・テロリズム」とそれに抵抗する「民主主義」というような図式には容易に収まりきらない背景を持っている。それは過去30年にわたって深まってきた、フランスの主流社会と移民・マイノリティの間の亀裂である。実行犯の多くは、ヨーロッパで生まれ育った「ホームグロウン」のエスニック・マイノリティの若者たちであった。彼らをこのような暴力へと向かわせる社会構造とはいったい何なのだろうか。 本書は、フランスで現在「紛争」と化している事態を、マジョリティとマイノリティの間にある「亀裂」という角度から考察していくものである。」 【主要目次】 序章 フランス主流社会とマイノリティの亀裂を問う 1 フランスの移民統合の理想と現実――OECDの比較調査から 2 移民からエスニック・マイノリティへ――呼称変化とアプローチの転換 3 郊外「セーヌ・サン・ドニ県」への注目 1章 フランス郊外研究の視座――空間と結びついたマイノリティの差別と排除 1 日本とは異なる郊外像 2 モラル・パニックとメディア、政治空間 3 先行研究における「郊外」の位置づけ 4 本書の枠組み――差別、排除、レイシズム 5 本書の方法と構成 2章 多様化する郊外とマイノリティ 1 「移民」と「郊外」の関係を整理する 2 郊外をめぐる複数の空間的アプローチ 3 「移民」と居住の多様化――中産階級の台頭 4 「移民」カテゴリー内部における分極化の進行――郊外貧困地区の状況の悪化と時間的変化 5 「郊外問題地区」の類型化とセーヌ・サン・ドニ県の事例 3章 排除空間の形成と国家の役割――フランス的例外か? 1 「マイノリティ集住地区」としての郊外はどのように形成されたのか 2 工業地区の郊外 3 団地の郊外 4 移民の郊外 5 結びにかえて――排除空間としての郊外と国家 4章 「赤い郊外」の変容と都市政策の展開 1 問題設定 2 「都市政策」の誕生と展開 3 脱工業化のインパクトと「赤い郊外」の変容 4 市政と住民をつなぐ新たな媒介の模索 5 「都市問題」という解読格子の誕生と定着 6 階級問題から「都市問題」へ――「赤い郊外」における解読格子の変化 5章 再生事業と住民コミュニティへの影響 1 地域社会の底上げか、下層マイノリティの排除か? 2 「ソーシャル・ミックス」の評価 3 住民はどこに行ったのか? 4 「ミックス」の実情と課題 5 都市政策と地域社会の再編 6章 郊外マイノリティの多様な抵抗 1 エスニック・マイノリティの若者たちをめぐる参加と抵抗 2 アソシエーション活動を通した抵抗――文化表現から政治活動へ 3 問題化される「参加」――ラップの事例 4 おわりに 7章 風刺新聞社襲撃事件と「見えない断絶」――フランス統合モデルの限界・弊害とマイノリティの疎外 1 追悼デモに来なかった「郊外の住民」たち 2 事件直後の「郊外の住民」の反応 3 「テロ対策」としての3つの改革――治安、教育、郊外 4 カラー・ブラインド原則とその実態――まなざしの人種化 5 文化的統合の深化と(それゆえの)問題化というパラドクス 6 ダブル・スタンダードが生み出す問題 7 プラグマチークな解決にむけた道のり 終章 脱領域的なマイノリティ研究をめざして 1 亀裂を生じさせる二重の「乖離」 2 郊外の比較社会学に向けて――変容する日本の郊外へのまなざし 3 「客観性」としてのマイノリティの視座 文献一覧 あとがき 地名・人名索引 事項索引
  • Kinectソフトウェア開発講座
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております】 Microsoft Kinect を256%使うソフトウェア開発本 マウスでもキーボードでもない入力デバイスとして耳目を集めているマイクロソフトのKinect(キネクト)。人体の動き(ジェスチャー)を認識し、その動きによって、マウスやキーボードが行なっていたように、パソコンを操作できるようにするモノです。Wiiのように何かを持ったり踏んだりする必要はありません。Kinectの前で手を振れば、それがPCの操作となります。ただし、手を振る動作が、どんな入力内容なのかをPCに理解させなければなりません。その方法を多数のサンプルとともに詳解してゆきます。映画『マイノリティ・レポート』で描かれた世界を現実にするデバイスと、それを使ったソフトウェアの書き方を、広く深く解説します。 ※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 移動する朝鮮族 エスニック・マイノリティの自己統治
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    1巻3,850円 (税込)
    歴史的に日本と関係が深い東北アジアの朝鮮族の移動とネットワークを、フィールド調査をもとに壮大なスケールで実証。そのネットワーク形成のダイナミズムから、平和構築に不可欠な要件を提示する。若手気鋭の研究者の著書。

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  • 投票権をわれらに:選挙制度をめぐるアメリカの新たな闘い
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    油断したら投票権すら奪われる! 公民権運動の最高潮とされる1965年投票権法の成立によって、アメリカ南部では黒人の選挙人登録を制限することができなくなり、黒人の登録率は倍以上に増えた。それから50年以上経た今、同法で保障された権利が骨抜きにされようとしている。 本書は、1965年投票権法成立以降の半世紀を振り返り、黒人などマイノリティの投票権行使を妨げるためにあの手この手の操作が繰り返されてきた歴史を通して「民主主義国家・法治国家」アメリカの実相を描いたノンフィクションである。1965年投票権法が成立してからの選挙をめぐる動きに焦点を絞り、投票する権利をめぐる立法と司法の現場での攻防を詳しく描いたものは本書が初めて。社会運動家や一般市民、州知事、連邦議会議員、司法官僚、弁護士、法学者ら105人に及ぶインタビューを中心に、微に入り細をうがつ調査と切れ味鋭い洞察で問題点をあぶり出していく。選挙制度に「何かが起きている」と薄々感じていた人びとにその正体を明示したことでセンセーションを巻き起こした問題作。 慶應義塾大学教授・渡辺靖氏推薦! 全米批評家協会賞最終候補作。
  • 「一人前」でない者の人権―日本国憲法とマイノリティの哲学
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    1巻3,300円 (税込)
    「一人前」でない者として権力の管理対象とされたアイヌ人、ハンセン病患者、先天性身体障害者らの人権が蹂躙されてきたことを、法哲学と憲法学が交錯する地平から批判的に考察。人間的・水平的な「法の支配」を説く。
  • ひとり親家族の看護学
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    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おおよそ3組に1組の夫婦が離婚している日本。ひとり親家族はもはやマイノリティではない。看護職はひとり親家族をいかに支援できるのか? 家族看護はもはや常識‥にもかかわらず、あまり知られていないひとり親家族の実情。様々な家族と出会う看護職の必読書。
  • 現代フェミニズムのエシックス
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本軍性奴隷制を裁く「女性国際戦犯法廷」の意義とアクティビスト松井やよりの思想性を振り返り、再評価する。「法廷」を経て今後より明確に把握されるべきマイノリティなどの視点をふまえながら、現代のフェミニスト・エシックスの可能的地平を切り開く。

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  • グローバル組織開発ハンドブック―3つの複雑性を5つの視点から考える
    -
    多くの日本企業がグローバル化を加速している。 しかしグローバル化に向けた取り組みは、いまだ「人材のグローバル化」に留まっている企業が多い。 人材育成を超えた「組織のグローバル化」を実現できなければ、せっかく育成したグローバル人材を生かすことはできない。 それどころか、グローバル化しきれない組織に愛想をつかして出て行かれてしまう。 本書では、真のグローバルな組織とは「優れたリーダーシップにより統率され、効果的なチームワークにより支えられ、多様なメンバーが価値観を共有しながら一体となって、変革を推進し、継続的に成功するグローバルな組織」と定義。 「リーダー」「チーム」「ダイバーシティ」「チェンジ」「バリューズ」の5つの視点すべての分野において、グローバルな文脈と観点から組織作りが必要であることを提唱する。 さらに、グローバルな取り組みの難しさ、複雑性をCSP(C=Cultural:文化的な複雑性 S=Structural:制度的な複雑性 P=Physical:物理的な複雑性)の3つの観点から整理し、事例とともに、グローバル組織開発の考え方、進め方、スキルやノウハウを伝授する。 ○日本企業はチームワークが得意というのは誤解 ○ダイバーシティがうまくいかないのは同化を求めるから ○海外拠点での優秀人材確保には「マイノリティ」活用戦略を ○日本企業は、「日本」「日本人」ではなく「我が社」を主語にすべき ○プロジェクト策定から多様性のあるメンバーを参画させ、各層・各拠点の事情に対応 ○真のグローバルリーダーに必要な知識やスキルの8割は日本でも学べる
  • ベンチャー・キャピタリスト 世界を動かす最強の「キングメーカー」たち
    4.3
    発売即重版! 【孫正義、ピーター・ティール、モデルナワクチンの仕掛け人…世界の「キングメーカー」勢揃い】 「イノベーションの黒子役の真髄が書かれた貴重な一冊。すべてのビジネスパーソン必読」 ──新浪剛史 (サントリーホールディングス代表取締役社長) 「シリコンバレーの秘密と真髄が描かれている。まさかこんなヤバい本が世に出るとは! 」 ──孫泰蔵 (Mistletoe代表取締役社長) 「スタートアップ支援の世界最高水準に学べ! 」 ──川邊健太郎 (Zホールディングス 代表取締役社長) 「世界を牽引するスタートアップ企業の成功の秘訣を、ここから我々も学びたい」 ──田中愛治 (早稲田大学総長) 「学生、ビジネスパーソン必読。これが世界最先端のイノベーション支援の秘密である」 ──伊藤公平 (慶應義塾長) ◆ ゼロイチで稼ぐ投資家たちの全手法、ついに解禁。 時に1兆円を超える巨額を投じ、 名だたるスタートアップ企業をリードしながら、 新しい産業を創り出す「キングメーカー」の 投資戦略とノウハウ、その全思考が明かされる。 ◆ 日本経済史上、最高の利益を叩き出したのは、 スタートアップ投資だった── 2020年3月期、孫正義が率いる 「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」が叩き出した、純利益5兆円(含み益込)は、 日本企業のあらゆる記録を打ち破った。 いまやスタートアップへの投資が、 国力を左右するキーファクターになっている。 グローバルの投資額は50兆円に達する勢いで激増し、 ユニコーン企業は、世界で1000社に届こうというスピードで増殖している。 新型コロナのワクチンを作ったモデルナ、 コミュニケーションの生命線となったズーム、 脱炭素のアイコンとなっているテスラ、 宇宙産業のフロンティアにいるスペースXまで──。 GAFAを始めとする巨大なスタートアップの裏側には、 彼らを「時代の覇者」に押し上げてきた、 知られざる黒幕がいる。 それが、スタートアップ投資を専門にするベンチャーキャピタル(VC)だ。 イノベーションの世界の舞台裏で、 ハイリスクハイリターンの投資を繰り返しては、 時には想像を絶するような利益を手にしてゆく。 アメリカだけで8000社を超えるVCの中でも、 トップ・オブ・トップの「超勝ち組」と呼ばれる、一握りの投資集団たちが、 長らくイノベーションの世界のキングメーカーとして君臨してきた。 いわば未上場の株取引市場は「独占産業」だったのだ。 普段、ほとんど表舞台に現れず、その実態は長らくぶ厚いベールの内側に包まれてきた。 そのエコシステムの中枢の秘密を解き明かすべく、 NewsPicksサンフランシスコ支局長を務めるジャーナリストの筆者が、 シリコンバレーで有数の投資実績を誇るSozoVenturesの協力を得て、 50人以上のVCの独占取材に成功、本書では30社38人のインタビューに集約した。 GAFAを始め、ズーム、テスラ、スポティファイ、スラック、セールスフォースなどを初期から支えてきた、 トップオブトップのベンチャーキャピタリストの全手法が網羅された、本邦初の書籍だ。 世界3位の経済規模を誇る日本から、 なぜ革新的なビジネスがなかなか生まれないのか。 日本が30年間、見落としてきたイノベーションの秘密を、 世界的なテクノロジー企業と巨万の富を作ってきた、 キングメーカーたちが教えてくれるはずだ。 ◆ 目次 ●はじめに イノベーションの「最後尾」に私たちはいるのか 勝者は決してしゃべらない 新時代は発明家と資本家(キャピタリスト)が動かしている ●1章 ベンチャーキャピタルが世界を喰っている モデルナワクチンを生み出したベンチャーキャピタルの舞台裏 ユニコーン1000社時代、ベンチャー投資が加速する3つの理由 アップルはなぜ銀行から創業資金を借りれなかったのか 急成長するスタートアップの投資ステージごとのリスク 日本人が陥る、VCにまつわる2つの大誤解 ●2章 進化し続けるVCの秘密 三菱商事を飛び出した男が、三菱商事より稼いだ日 100倍のリターンを生んだ、コインベース投資の「種明かし」 トップ1%が圧倒的な実力で寡占するVCの産業構造 リスクマネーを巡るVC産業のキープレイヤー 膨大なリサーチを伴うハードな投資プロセス VC投資は究極のホームラン競争である理由 巨万の富を手にするベンチャーキャピタリストの動機 ●3章 シリコンバレーのキングメーカーたち ピーター・ティールが語る未来の創り方 シリコンバレーのカリスマ、少数精鋭トップVCの秘密 ズームを掘り出した、SaaS投資の王様 燃え尽きた天才に、スラックを作らせた男 金融を知り尽くした、ファイナンスのプロ集団 お金の世界を塗り替える、異端VCの正体 知財を操る、ディープテック投資の巨人 ヘルスケア投資のゴッドハンド 超名門VCの再建を託された男 ●4章 異能のディスラプターたち 世界を震撼させた、孫正義「10兆円ファンド」の正体 モデルナを生んだ、ライフサイエンスの「創業集団」 「ダイヤの原石」を磨く、気鋭のアクセラレーター シリコンバレーで最もパワフルな女性投資家 成功のシグナルを見抜く、データ投資のマジシャン VCをディスラプトする、新しいVCの誕生 投資モデルを再発明する、VC業界のレジェンド ●5章 世界各地の覇者たち スポティファイを生んだ、北欧のゲームチェンジャー 欧州を覚醒させた、起業家コミュニティの「グランドゼロ」 中国のユニコーン軍団をとらえた巨人 インドの「カンブリア爆発」を手にした野望 東南アジアのブルーオーシャンを制する賢者 インドネシアを圧倒する、創業投資のカリスマ 巨大な経済圏を作った、南米最大の投資集団 最後のフロンティア、アフリカ投資の破壊力 NPO発、世界の起業家ネットワークへの「マイクロ投資」 ●6章 新産業をつくる革新者たち E・マスクが惚れた「儲かる環境投資」の実践者 ビル・ゲイツが進める、気候変動投資の秘密 科学者をCEOに進化させるバイオラボ 女性から黒人まで、マイノリティに光を当てる新鋭VC 異文化に眠る、ビジネスを掘り出す情熱 ●7章 ベンチャーキャピタルの「不都合な真実」 天才投資家たちの失敗の告白 VCへの出資は本当に「おいしい」のか 失敗ファンドと成功ファンドの唯一の違い ファンドの7割が「3号」までに淘汰される意味 VCに必ず聞くべき5つのクエスチョン ゼロイチに賭ける投資家に敬意を おわりに イノベーションに秘密はない [COLUMN] 唯一無二の実績を誇る、VC界の大樹「セコイア・キャピタル」の恐ろしさ VCの起源、ハイリクハイリターンの捕鯨産業 賛否両論のメディア化するVC「アンドリーセン・ホロウィッツ」 グーグルが作った「異端のCVC」の3つのルール スーパーキャリアとしてのベンチャーキャピタリスト 24時間以内に巨額投資をする「タイガー軍団」の正体 なぜハリウッドセレブが、スタートアップ投資に群がるのか カリスマが率いるソロVCの台頭 じわじわと民主化する「夢のスタートアップ投資」
  • 自由と解放を求める人びと
    -
    共感し、葛藤する闘い――公民権運動の多面性! 多様に展開された公民権運動の側面を四人の女性の生き方から見る第一部、非黒人のカトリック教徒とユダヤ教徒、同性愛者が関係する運動との繋がり方を探った第二部、そして人種という「創られた」概念で差別化されたアメリカ社会の歩みを概観する第三部により構成される。 目次 はしがき  第一部  第一章 公民権運動の祖母たち──メアリ・C・テレルと     ナニー・H・バロウズの場合……岩本裕子(浦和大学教授) 第二章 アトランタの黒人女性を動員した草の根公民権運動         ──ルビー・パークス・ブラックバーンの     有権者登録活動を通して…………西崎 緑(熊本学園大学教授) 第三章 「誰のための民主主義か」──ロスアンジェルスにおける     長い黒人自由闘争とシャーロッタ・バス……土屋和代(東京大学准教授)  第二部  第四章 カトリック教徒による人種平等を求める闘い         ──マーガレット・ “ ペギー”・ローチを     事例として…………………………佐藤千登勢(筑波大学教授) 第五章 ユダヤ人の公民権運動への参加とホロコースト     ──マリオン・イングラムを中心に……北 美幸(北九州市立大学教授) 第六章 警察暴力とマイノリティ間の連帯         ――ハリー・ヘイのゲイ・アクティビズムと黒人自由闘争、     1930 年代~1969 年………………………兼子 歩(明治大学専任講師)  第三部 第七章 「社会的構築物としての人種」概念に基づく通史的展望の意義     ──五つの設問を媒介に駆け足でアメリカ史を     概観する試み………………………………川島正樹(南山大学教授) あとがき 索引(人名+歴史事項)
  • 対立を歓迎するリーダーシップ 組織のあらゆる困難・葛藤を力に変える
    3.0
    ■アーノルド・ミンデルによるビジネス領域の初翻訳 プロセス指向心理学の創始者として世界的に知られ、日本においてもファンの多い著者アーノルド・ミンデルによるビジネス領域・リーダーシップ領域の著作の初翻訳。 ワールドワークというファシリテーション手法についての理論と実践方法に加えて、特に、「ファシリテーター」に求められる「リーダーシップ」について詳述されている。 ■本書の内容(前書きより抜粋) ある会社でダイバーシティー&インクルージョン(D&I)をテーマとした検討会が実施されました(事実をもとに脚色しています)。 D&I担当役員 「女性や外国人といった多様な人材の可能性をもっと引き出してください」 マネジャーA氏 「理想はわかりますが、そんなことをすると職場が混乱して業績が下がりますよ! 」 D&I担当役員 「このデータを見てください。D&Iを推進している会社や、女性を役員・管理職に登用している会社は、業績が良いのです。多様性はイノベーションを生み、業績に貢献するのです。これが事実です。あなたの意見は単なる思い込みにすぎません」 巻き起こった対立とそのことへの対処を簡略化してセリフにしてみました。さて、この会社のD&I施策は実践されたでしょうか。皆さんのご想像のとおりです。この検討会から5年たった今でも、この会社では日本人男性が主流派を占め、女性や外国人の活躍は絵に描いた餅のままです。 組織の未来を真剣に考えるリーダーたちは、ビジョンを描き、その方向性が正しいことをデータとロジックで訴えてきました。しかし、それだけでは抵抗勢力を納得させて組織を変容させることはできないと、多くのリーダーたちが気づき始めています。 「今までのやり方は通用しないことがわかった」「でも、どうしていいかの代替案がない」……そんな心あるリーダーたちへの朗報が、アーノルド・ミンデルが提唱する「ワールドワーク」という、集団の変容のための考え方です。 ミンデルが使う「魔法」を少し種明かししておきます。 まずは対立に関してですが、彼はいわゆる調停のようなやり方を取りません。 むしろ隠されていた対立を歓迎して赤裸々な会話が起きるようにします。 そしてそれぞれが、相手側の立場への気づきを育む ことをミンデルは助けます。 次に変容についてです。 ミンデルは個人であれ集団であれ、慣れ親しんだものと、馴染みがなくて現れ出ようとするものがあると考え、その2つの間にある目に見えない壁をエッジと呼びます。 この枠組みで状況を見立てながら、様々な介入を行うことで変容を促します。 【目次】 第1部 理論と手法 第1章 混乱の渦中で 第2章 フィールド理論 第3章 タイムスピリット 第4章 フィールドへの介入 第2部 リーダーシップのメタスキル 第5章 武道家としてのリーダー 第6章 ディープ・デモクラシーとインナーワーク 第7章 混乱の中のタオイスト 第3部 グローバルワーク 第8章 葛藤解決の実践 第9章 マイノリティのアウェアネス 第10章 カーストと人種差別のシステム 第11章 女性と男性 第12章 路上とエコロジー 第4部 宇宙の可能性 第13章 心の反転とヒーリング 第14章 アウェアネスとエントロピー 第15章 ディープ・デモクラシー
  • ギデンズの社会理論 : その全体像と可能性
    3.3
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代倫理の混沌を主要な問題群に整理する──生命〈遺伝子治療、再生医療 等〉、環境〈地球温暖化、生物種多様性の減少 等〉、情報メディア〈マスコミの社会的責任、コンピュータ・エシックス 等〉、グローバル化〈多文化主義、マイノリティ 等〉──科学技術と私たちの生命・人生・生活との調和、それに向けての倫理的実践を探求する。/序章:ギデンズ社会理論の全体像を求めて  第1章:ギデンズ社会理論の中心問題  第2章:社会変動と国家パワー  第3章:マクロ社会理論の展開の基本方向  第4章:ライフ・ポリティックスとモダニティ論  第5章:ラディカル・ポリティックスの時代  第6章:ギデンズ社会理論の可能性(1)社会学原論  第7章:ギデンズ社会理論の可能性(2)現代社会論

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  • クィア・スタディーズをひらく 1
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 クィア・スタディーズの現在地を知るためのシリーズ 創刊。「クィア」という視点で世界を眺めたときに、私たちは何に気がつき、誰と出会うのか。「LGBT」「セクシュアル・マイノリティ」という言葉が日本の文脈で広まっていった過程でとりこぼされてきた問題を掘り起こす試み。
  • マイルス・モラレス:ストレイト・アウタ・ブルックリン
    5.0
    “もうひとりのスパイダーマン”マイルス・モラレス。 ブルックリンの平和を守るため、今日も街を飛び回る! アフリカ系とヒスパニック系の両親に育てられ、現在はルームメイトたちと共に学生寮に暮らす、マイルス・モラレス。13歳の頃、遺伝子改造された蜘蛛に咬まれてスーパーパワーを得た彼は“親愛なる隣人”スパイダーマンとなって、今日も愛するホームタウンを飛び回る! ある日、マイノリティの幼い子供ばかりを狙った連続誘拐事件が発生。捜査に乗り出したマイルスは、事件の背後で暗躍するヴィランたちと対決することとなるのだが……それはおぞましい陰謀の始まりにすぎなかった。 ●収録作品● 『Miles Morales: Spider-Man』 #1-6 © 2023 MARVEL
  • クリティカル・ワード ファッションスタディーズ
    3.8
    ファッションを論じるための基盤となる8つのキーワード、 具体的な事例として導かれる現代的な15のトピック、 さらに掘り下げたい読者のために指針を与えてくれる11分野別ブックガイド 現代文化を考えるうえで知っておきたい基本と、 多様な視点・アプローチを学ぶことができる、 新時代のファッションスタディーズの入門書登場! ファッションは「時代を映す鏡」だと言われています。社会や文化の変容にともない、ファッションを取り巻く状況も大きく変化しています。流行の変遷や資本主義グローバリズムの加速、その反省や批判的視点からもたらされたサステナビリティやエコロジーへの意識、多様性として括られがちなジェンダーやマイノリティへの多角的な視座といった、現代社会において極めて重要な問題は、「ファッション」から新たな事例や議論が生まれ続けていると言っても過言ではありません。さらに、3DプリンターやAR/VRといったテクノロジーの進化や成熟がもたらすファッションの新たな可能性と展開は常に注目を集めており、人間の身体性の再考とともに議論されています。もはやファッションについて考えることは、現代文化のあり方を多角的に考えることである言えるでしょう。 ファッション研究はひとつの体系として成立しているわけではなく、諸研究の集合体であることを表している「スタディーズ」。本書は、ファッションの歴史や文脈と紐付けながら、理論や事項をマッピング・整理し直すことで、ファッションスタディーズの新たな射程を見通すことを試みた、まったく新しい入門書です。現代のファッションをとりまく横断性に注目し、哲学、社会学、文化人類学、メディア論、ジェンダー論、環境学、デザイン論など多様な分野とファッションとの結びつきを照らし出します。 ◆シリーズ[クリティカル・ワード] 現代社会や文化および芸術に関わるさまざまな領域を、[重要用語]から読み解き学ぶことを目指したコンパクトな入門シリーズです。 基本的かつ重要な事項や人物、思想と理論を網羅的に取り上げ、歴史的な文脈と現在的な論点を整理します。もっと深く理解し、もっと面白く学ぶために必要な基礎知識を養い、自分の力で論じ言葉にしていくためのヒントを読者に提供する新しい入門書です。
  • 日本近現代建築の歴史 明治維新から現代まで
    -
    本書は、明治維新から現在に至る日本の建築史を一筆書きで描き出す試みである。日本の建築史については、これまで幾多の著作が書かれてきたが、1970年までで終わるものがほとんどで、その後の時代を包含するものはない。バブル経済に沸き立った1980年代を経て、長い不景気の時代を迎えた日本は大きな変化を受けている。ならば、21世紀の今、本当に必要なのは、この150年の歴史を通覧することにほかならない。 本書は全二部で構成される。第一部では、従来の建築史が扱ってきた明治維新から1970年代までの時期を取り上げる。そこでは、「国家のための建築」という特殊な役割を負わされる中で、明治期に導入された西洋の建築様式との格闘を続けながら、大正期、戦時期、そして戦後の復興から高度経済成長期までの激動の歴史が描き出される。続く第二部は、その「国家のための建築」という役割から解放された建築が、いかに拡散し、現在見られるような複雑な様相を呈するに至ったのかを見る。 自宅にいても、街に出ても、常に私たちは建築に囲まれている。にもかかわらず、建築について、その歴史について、手軽に基本的な知識を得られる書籍がない、というのは不思議なことである。本書は、そんな状況に終止符を打つべく、専門的な知識を必要とせず、ただ歴史的な建築物を羅列するのではなく、それぞれの時代に何が求められ、何が考えられたのか、その背景には何があったのかを明快に描くことを主眼としている。 本書を読めば、日本の建築について知悉できるばかりか、建築とは何か、そして建築物とともに生きるとはどういうことなのか、という重要な問題について明確なイメージをもつことができるだろう。 建築家として活躍するだけでなく、建築批評でも定評ある地位を確立してきた著者が手がけた壮大なドラマ、ついに完成。 [本書の内容] 第一部 国家的段階 第一章 明治維新と体系的な西洋式建築の導入/第二章 非体系的な西洋式建築導入/第三章 国家と建築家/第四章 明治期における西洋式建築受容の到達点/第五章 直訳的受容から日本固有の建築へ/第六章 近代化の進行と下からの近代化の立ち上がり/第七章 近代建築の受容と建築家の指向の分岐/第八章 総動員体制とテクノクラシー/第九章 戦災復興と近代建築の隆盛/第一〇章 建築生産の産業化と建築家のマイノリティ化/第一一章 国家的段階の終わり 第二部 ポスト国家的段階 第一章 ポスト国家的段階の初期設定/第二章 発散的な多様化と分断の露呈/第三章 新世代の建築家のリアリティと磯崎新/第四章 定着した分断とそれをまたぐもの/第五章 バブルの時代/第六章 一九九◯年代以降の展開と日本人建築家の国際的な活躍/第七章 ポスト国家的段階の中間決算
  • イラク水滸伝
    4.5
    水牛と共に生きる被差別民がもつ“循環共生”の叡智とは? 権力に抗うアウトローや迫害されたマイノリティが逃げ込む 謎の巨大湿地帯〈アフワール〉 ―――そこは馬もラクダも戦車も使えず、巨大な軍勢は入れず、境界線もなく、迷路のように水路が入り組み、方角すらわからない地。 中国四大奇書『水滸伝』は、悪政がはびこる宋代に町を追われた豪傑たちが湿地帯に集結し政府軍と戦う物語だが、世界史上には、このようなレジスタンス的な、あるいはアナーキー的な湿地帯がいくつも存在する。 ベトナム戦争時のメコンデルタ、イタリアのベニス、ルーマニアのドナウデルタ……イラクの湿地帯はその中でも最古にして、“現代最後のカオス”だ。 ・謎の古代宗教を信奉する“絶対平和主義”のマンダ教徒たち ・フセイン軍に激しく抵抗した「湿地の王」、コミュニストの戦い ・水牛と共に生きる被差別民マアダンの「持続可能な」環境保全の叡智 ・妻が二人いる訳とは?衝撃の民族誌的奇習「ゲッサ・ブ・ゲッサ」 ・“くさや汁”のようなアフワールのソウルフード「マスムータ」  ・イスラム文化を逸脱した自由奔放なマーシュアラブ布をめぐる謎……etc. 想像をはるかに超えた“混沌と迷走”の旅が、今ここに始まる―― 中東情勢の裏側と第一級の民族誌的記録が凝縮された 圧巻のノンフィクション大作、ついに誕生!
  • 韓国映画から見る、激動の韓国近現代史 歴史のダイナミズム、その光と影
    NEW
    -
    近年ますます存在感を高めている「韓国映画」を題材に、そこから透けて見える歴史や社会問題を解説。韓国という国のダイナミズムをより深く、より立体的に理解するための一冊である。 植民地支配、南北分断と朝鮮戦争、長きにわたる軍事独裁、そして国民の手で勝ち取った民主化……。「3・1独立運動」「済州島4・3事件」「光州事件」「6月抗争」など激動そのものだった韓国の近現代史とそのなかで形作られてきた「儒教的家父長社会」。近年ますます存在感を高めている「韓国映画」を題材に、そこから透けて見える歴史や社会問題を解説。韓国という国のダイナミズムをより深く、より立体的に理解するための一冊である。 『パラサイト 半地下の家族』『タクシー運転手~約束は海を越えて~』『KCIA 南山の部長たち』『1987、ある闘いの真実』『ベイビー・ブローカー』『ミナリ』『はちどり』『息もできない』『キングメーカー 大統領を作った男』『高地戦』『金子文子と朴烈』『グエムル-漢江の怪物-』『焼肉ドラゴン』『私の少女』……韓国映画44本から激動の歴史を読み解く。 【目次】 はじめに 凡例 第1章 韓国と日本・アメリカ・北朝鮮 韓国と日本 韓国とアメリカ・北朝鮮 コリアン・ディアスポラ コラム監督論①チャン・リュル あらゆる境界を越えて東アジアを周遊する 第2章 軍事独裁から見る韓国現代史 朴正煕政権 全斗煥政権 コラム監督論②イ・チャンドン 作品に見る光州事件と1980年代韓国現代史 第3章 韓国を分断するものたち 格差 儒教的男性社会 マイノリティ コラム監督論③女性監督の系譜 映画『オマージュ』が復元する女性(映画)史 第4章 韓国の〝今〟を考える 政治とメディア 社会問題 コラム監督論④キム・ギヨン 〝怪物〟監督の全盛期に見る韓国社会の深層 おわりに 韓国近現代史年表 韓国歴代大統領詳細 索引 i 初出一覧 ii 主な参考文献・検索サイト v 【著者】 崔盛旭 1969年韓国生まれ。映画研究者。明治学院大学大学院で芸術学(映画専攻)博士号取得。明治学院大学、東京工業大学、名古屋大学、武蔵大学、フェリス女学院大学で非常勤講師として、韓国を含む東アジア映画、韓国近現代史、韓国語などを教えている。著書に『今井正 戦時と戦後のあいだ』(クレイン)、共著に『韓国映画で学ぶ韓国社会と歴史』(キネマ旬報社)、『日本映画は生きている 第4巻 スクリーンのなかの他者』(岩波書店)、『韓国女性映画 わたしたちの物語』(河出書房新社)など。
  • アリス、アリスと呼べば
    NEW
    -
    〈 人が人への信頼を失ったら、その先には何が残るっていうの? 〉 ◉洗練された文体と神秘的なスタイルで注目される韓国文学の新鋭による短編集。 ◉夢と現実が交差する迷路のような物語は、私たちの目を世界の本質へと向ける。 ◉共生の感覚を回復させる魅惑的な8つの物語。 --------- 「わからないかな?これが普通なんだという確信、もしくはこれが普通であるべきだと信じて疑わないこと、それこそが本当の「悪」なんだよ」 マイノリティへの憎悪やネットヘイトに満ちた世界を生きる今。 「人が人を助けねば」という現代社会に求められる声に耳をすました小説集。 洗練された文体で描く幻想的な物語をとおして、良かれと思った〝優しさ〟が往々にして他者を傷つける〝独善〟になってしまうような、現実世界の複雑さを見つめていく。 --------- 【目次】 ・あなたのいた風景の神と眠らぬ巨人 ・アリス、アリスと呼べば ・海辺の迷路 ・夜の潜泳 ・チャンモ ・人が人を助けねば ・夜は輝く一つの石 ・メゾと近似 ・あとがき ・訳者あとがき
  • 「地方」と性的マイノリティ 東北6県のインタビューから
    5.0
    「進んでいる東京/遅れている地方」は本当なのだろうか。 日本の性的マイノリティと「地方」を研究テーマとする初の書籍。 全国でおこなわれている「同性婚」訴訟や自治体のパートナーシップ認定制度、差別禁止を目的とした法整備に関する議論など、性的マイノリティをめぐる社会的な動きは近年ますます活性化している。 活性化した背景には、当事者が中心になり立ち上げた勉強会や交流会、セミナーやシンポジウム、政策提言、プライドパレードなど、 さまざまな団体が長年おこなってきた市民運動がある。そうした活動は東京などの大都市が中心と見られ、「地方は遅れている」という一面的な見方をされる場合も多いが、はたして本当にそうだろうか。実際に地方で活動する性的マイノリティ団体のスタッフたちは、地域性や自分たちの活動をどのように考えているのだろうか。 東北6県の19団体・23人のインタビューからは、「都市」/「地方」という単純な二項対立では捉えられない多様な実態が見えてきた。地域の実情に応じた活動手法、自分が生まれ育った「地元」で活動することへの思いと葛藤。「露出」することやメディアに対する柔軟な考え方。2011年の東日本大震災以前から続く、厚い活動の蓄積。そして震災が東北の団体の活動に与えた影響……。 いままでのセクシュアリティ研究で見過ごされてきた「地方」の実態を、当事者・団体スタッフたちの豊富な語りから考察し、性的マイノリティをめぐる政治と地域性についての新たな見取り図を提示する。
  • さわって楽しむ博物館 ユニバーサル・ミュージアムの可能性
    3.7
    1巻2,200円 (税込)
    多くの人が展示物にさわって工芸品や美術品を味わってほしい!誰もが楽しめる博物館=ユニバーサル・ミュージアムを実現するためには何が必要なのか。子どもたちや視聴覚障害者など、マイノリティの知識や経験をどうすれば展示に生かすことができるのか。多様な実践事例をあげて、新たな博物館像を大胆に提案する。

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  • TALENT——「人材」を見極める科学的なアプローチ
    4.0
    ▪▪ありきたりの面接では「人材(TALENT)」は見いだせない。▪▪ 「いい人が採用できない」 「いい人材が見つからない」 「会社を変えるような人材に出会いたい」 「人材(TALENT)」という言葉は、組織や立場によって、めくるめくその意味が変わっていく。 本書『TALENT——「人材」を見極める科学的なアプローチ』では、今まで語られることのなかった多彩な観点によって「TALENT」が紐解かれていく。時に著者の想像力と経験値に基づき、時に心理学のビッグファイブ理論をベースに、時にジェンダーや障がいという観点から語られる。「TALENT」が必要なのは、もはや芸能やスポーツだけではなく、組織におけるマネジメントの大きな課題となっている。 1 なぜ「人材(TALENT)」が重要なのか2 面接と質問の方法 3 オンラインで相手とエンゲージメントする方法 4 「人材(TALENT)」に知能(IQ)は必要か? 5 「人材(TALENT)」におけるパーソナリティとは? 第Ⅰ部:基本的特性について 6 「人材(TALENT)」におけるパーソナリティとは? 第Ⅱ部:より風変わりなコンセプトについて 7 障がいと才能 8 なぜ才能ある女性やマイノリティはいまだに過小評価されているのか 9 「人材(TALENT)」探しとスカウト活用術—ファッション、スポーツ、ゲーム業界 10 「人材(TALENT)」を説得し、招き入れる方法
  • 多文化共生の実験室 大阪から考える
    -
    1巻2,200円 (税込)
    近年、行政を中心に「多文化共生」が叫ばれるが、歴史的にマイノリティ集住地域である大阪の多様な実践は、大阪独自のものとして見過ごされてきた。大阪での先駆的な取り組みや歴史ある営みから、今日的な共生のあり方にどのような示唆を得ることができるだろうか。 民族教室など母語/母文化を重視するとともに進路保障にも力を入れる公教育、同和教育の実践と蓄積、民族的マイノリティの権利保障を目指す運動、外国人住民への支援、ヘイトスピーチ対策――大阪で民族的マイノリティを支える教育や制度、その担い手に光を当て、「反差別」や「人権」という対抗的な理念に基づき共生を目指す実践としてそれらを再評価する。 近年の大阪の諸政策に見る民族的マイノリティへの差別的な側面など、大阪の共生をめぐる現実が抱える問題点も指摘して、「多文化共生の実験室」といえる大阪の様々な営みから、全国レベルで進められる多文化共生を批判的に検証する視点を浮き彫りにする。
  • ライブカルチャーの教科書 音楽から読み解く現代社会
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    2000年代後半以降、CD市場が縮小し音楽聴取形態が多様化するのに伴って、各地のフェス、コンサート、アイドルシーンなど、ライブ・エンターテインメント市場が音楽文化を牽引している。「音楽を楽しむこと」の意味は近年どのように変わってきていて、そこにはどのような社会的・文化的な背景があるのか。 音楽ライブを読み解くために「メディア」「産業」「法律」「教育」などの視点を解説したうえで、フェスやレジャー、アニソン、部活、アイドルなどの具体的なトピックスを基本的な知識も押さえながら解説する。 音楽とファンの関係、音楽がもつ政治性、LGBTなどの社会的なマイノリティとの関わり、ARなどの技術と音楽文化など、ライブカルチャーを概説しながら、現代社会の諸問題を考えるアイデアや論点を提示する。
  • 「女の痛み」はなぜ無視されるのか?
    3.3
    臨床試験で女性が排除される、コロナ禍でマイノリティの人々が受ける影響、アメリカで中絶の権利が争点になる理由は 著者がアメリカで出産したとき、彼女は死にかけた。痛み止めが効いていないと訴えても無視された。痛みを証明するために手術台まで歩くように言われた。 彼女はこの医療トラウマ体験をきっかけに、女性の痛み、特に有色人種の訴えがまともに受け止められない事実を、 あらゆるデータ、記事、証言をもとに執筆した。 さらにコロナ禍で女性、マイノリティの人々が受けた甚大な影響も考察する。 初期設定が男性になっている現状は、医療ケアにおいても例外ではない。 「女の痛み」が軽視されている事実と、医療ケアにおける性差別・人種差別に切り込むノンフィクション。 「女性の痛みという概念が、世界中でどのように捉えられ、管理され、考えられているかを見れば、それは常に男性や『文化』によって定義されてきたことがわかる。多くの社会では男性による支配が続いていることから、女性の痛みや苦しみに対する世界の認識は、女性ではなく、男性によって確立されてきたのだ」(「日本の読者へ」より) 「困惑させられたのは、『女性は自分の健康や身体について決めることができない』と、いまだに世間が思い込んでいる点だ」(5章「知られざる女性の身体」より) 「私はできる限り、フェミニズムと平等主義を重んじる結婚生活を送っていた。そんな夫婦ですら、コロナは伝統的な男女の断層を露呈させた。ロックダウンで誰もが自宅で仕事をするようになれば、より稼ぎの多い人の仕事が優先されるようになる。気づけば夫は自宅のオフィスを占拠しており、私はやむをえず家庭という領域に追いやられた。まるで、1950年代の主婦みたいに」(5章「知られざる女性の身体」より) (目次) 日本の読者へ 本書に寄せて――ジェシカ・ヴァレンティ はじめに 第1章 私が出会った最初のフェミニスト 第2章 バングラデシュ女子、キャピトル・ヒルに立つ――アメリカでの中絶の権利をめぐる混沌 第3章 気のせいにされる有色人種の女性の痛み 第4章 見えない症状 第5章 知られざる女性の身体 第6章 コロナ禍で妊娠するということ 第7章 代替手段の模索 第8章 自分の体の声の一番の代弁者になるには 第9章 自分の声を届ける おわりに 謝辞 訳者あとがき 出典
  • 燕は戻ってこない
    3.9
    【第57回 吉川英治文学賞受賞作】 【第64回 毎日芸術賞受賞作】 この身体こそ、文明の最後の利器。 29歳、女性、独身、地方出身、非正規労働者。 子宮・自由・尊厳を赤の他人に差し出し、東京で「代理母」となった彼女に、失うものなどあるはずがなかった――。 北海道での介護職を辞し、憧れの東京で病院事務の仕事に就くも、非正規雇用ゆえに困窮を極める29歳女性・リキ。「いい副収入になる」と同僚のテルに卵子提供を勧められ、ためらいながらもアメリカの生殖医療専門クリニック「プランテ」の日本支部に赴くと、国内では認められていない〈代理母出産〉を持ち掛けられ……。 『OUT』から25年、女性たちの困窮と憤怒を捉えつづける作家による、予言的ディストピア。 頁の隙間から聞こえてくる、今の世界を保持するための骨組の軋み。 こういう小説と出会うことでしか、私達は私達の不都合な部分を見つめられない。 ――朝井リョウ(作家) 女であること、産む性であることは、なんて悲しいのだろう。 ラストを読み、思わず溢れた涙の理由を、私は今も考えつづけている。 ――小島慶子(エッセイスト) 新技術と経済・ジェンダー格差が交差するとき、恩恵を受けるのは男性だ。 被害をこうむるマイノリティの苦しみを、マジョリティの私がどこまで想像できるかを突きつけられ、たじろいだ。 ――斎藤幸平(経済思想家) 読んでいる間、ずっと殴られるような感覚に襲われていた。 それは自分を含む大勢の人が、今この瞬間も世界に殴られ続けているのだという、気付きであり目覚めでもある、大切な痛みだった。 ――村田沙耶香(作家)
  • 朝鮮近代史を駆けぬけた女性たち32人
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一葉やらいてうや晶子が生きた近代に、朝鮮の女性たちはどう生きたのか。儒教道徳のもとで女の枷を打ち壊そうとした「新女性」、画家、作家、事業家、医者、教育者、舞踊家・・・日本植民地下に二重三重のマイノリティとして時代を駆けぬけ生きぬいた女たち。
  • 波打ちぎわの物を探しに
    4.5
    気づけばいま、雑貨界が物の世界を逆に覆いかくしつつある。 ほとんどの物が、いつ雑貨屋に連れていってもはずかしくないすがた、かたち、ふるまいを身につけてしまっていて、むしろ雑貨化していない物こそがマイノリティになっているのだ。だとしたらマジョリティとしての雑貨は、もう「雑」という字を捨てて、ふつうに「物」と呼んだらいいじゃないか──本書より 物の売買を巡る状況は刻々と変化している。いままさに波にさらわれんとする物の価値をひとつずつひろいあげる珠玉のエッセイ集。本、アート、工芸、情報、音楽、おしゃれ、サブカル、聖と俗……、ゆらぎ続ける世界のはざまで生きのびる方法をケレン味のない筆致で綴る。
  • 関東大震災 朝鮮人虐殺を読む――流言蜚語が現実を覆うとき
    -
    1巻1,980円 (税込)
    〈マジョリティの〝恐怖〟が〝危険なマイノリティ〟の幻影を生む〉 「朝鮮人が暴動を起こした」「井戸に毒を入れた」……。 ──なぜ、根拠のない風説が伝染し、現実の虐殺を生んでしまったのか? 豊富な資料により、日本近現代史の闇に潜む差別と排除のメカニズムを暴き出す、迫真の評論集! --------- 〈不逞鮮人〉=テロリスト像はいつ、いかにして作られたのか? 当時の新聞報道や行政文章、市民の証言から文学者・文化人の日記まで……。 丹念なテクスト読解によって日本近現代史の歩みを辿り、「関東大震災 朝鮮人虐殺」発生の深層に迫る。 《日韓同時刊行》 --------- 【目次】 ■第1部……〈不逞鮮人〉とは誰か──関東大震災 朝鮮人虐殺を読む ■第2部……朴裕宏 ある朝鮮人留学生の死 ■第3部……ハルビン駅で会いましょう──安重根と伊藤博文の十字路 ■あとがき ■主要参考文献
  • 1970年代文化論
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    〈政治の季節〉として語られる1960年代と、大衆消費社会やバブル文化で特徴づけられる80年代に挟まれた1970年代の文化は、2つの時代の「断絶」に位置して見過ごされ、戦後史での位置づけは不十分だった。 沖縄返還や日中国交正常化などの政治の動き、高度経済成長や第一次石油ショックなどの経済の変容を押さえたうえで、1970年代の映画、テレビ、雑誌、文学、音楽、アート、国家イベント、社会運動を横断的に考察する。その際、「家族・若者・中高年」「政治・性・マイノリティ」「国家・地方・周縁」などに注目しながら予断を排して検証する。 〈政治の季節〉から消費社会への過渡期という1970年代の単線的な歴史理解を退けて、新自由主義、新左翼、ポストモダン、戦後民主主義などが複雑に交錯した70年代の文化の深淵に迫り、「70年代とは何か」という問いに正面から応答する試み。
  • 「テレビは見ない」というけれど エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む
    3.4
    執筆者(以下、本書の掲載順) 西森路代、清田隆之、松岡宗嗣、武田砂鉄、前川直哉、佐藤結、岩根彰子、鈴木みのり かつては「娯楽の王様」と呼ばれ絶大な影響力を誇った地上波テレビも、SNSや「YouTube」の普及、ライフスタイルの変化に伴い、かつてほどの勢いを失っている。その原因には、視聴環境の変化だけではなく、アップデートされていないジェンダー観や「やらせ」などの演出面の問題、そしてマイノリティへの配慮やコンプライアンスなどの様々な問題が複合的に絡んでいて、テレビはマスメディアとして変革を迫られている。 一方で、ドラマでは、野木亜紀子、宮藤官九郎、坂元裕二などの作家たちは、自らの作品で新たなジェンダー観を描き、バラエティー番組では「お笑い第7世代」が活躍するなど、従来の価値観に縛られないコンテンツも相次いで登場して、テレビの新たな可能性を感じさせてもいる。 「テレビは見ない」「「YouTube」は見る」といった二者択一の議論ではなく、テレビのどこがダメで、どこが面白いのかを正面から語るために、昨今大きな注目を集め、また社会的な課題でもあるジェンダーやフェミニズムの視点からバラエティーとドラマを中心としたエンターテインメントコンテンツを問い直す。 様々なジャンルで活躍する書き手がテレビの「いま」に切り込む、「テレビ好き」も「テレビ嫌い」も必読の新しいテレビ論。 2020年に放送され話題になったドラマ『チェリまほ』(テレビ東京系)のプロデューサー本間かなみへのインタビューも所収する。
  • ダンドーのバリュー投資 ——低リスク・高リターン銘柄の発見術
    4.0
    革新者よりも成功者をマネしたビジネスに投資せよ! ダンドーとは「富を創造する努力」  ほとんどの投資家は、高い利益率を得るためには大きなリスクをとらなければならないと言われてきたのではないだろうか。もちろん、画期的なバリュー投資戦略を採用したベンジャミン・グレアムやウォーレン・バフェットやチャーリー・マンガーたちは、リスクを最小化しながら堅実に利益を積み重ねることができるということを証明してきた。本書で紹介する「ダンドー手法」とは、バフェットたちが成功した手法からさらに一歩進めて、リスクを最小化しながら、リターンを最大化するという革新的な方法である。  ダンドー(Dhandho)を本来のまま訳すと、「富を創造する努力と挑戦」となる。本書では、著者のモニシュ・パブライがインドの辣腕ビジネス集団であるパテルによる資産配分の枠組みを個人のバリュー投資家が模倣して、株式市場に適用する方法を明らかにしていく。インドのグジャラート州出身のマイノリティであるパテルは、1970年代にわずかな資金を手にアメリカに移住し始めた。彼らは現在、全米で400億ドルのモーテル資産を保有し、年間7億ドル以上の税金を納め、約100万人の雇用を創出している。  このどこからともなく現れた貧しいマイノリティグループが、一体どのようにして巨大な資産を築くようになったのだろうか。その答えは、ビジネスに対する彼らの低リスク・高リターンのアプローチに隠されている。本書では、偶然にもグレアムやバフェットのやり方と酷似している彼らの手法を使って、個人投資家でもできる株式市場で高リターンを上げる方法を紹介する。  パブライが運営するヘッジファンドであるパブライ・インベストメント・ファンドは、すべての総合株価指数を上回るだけでなく、全ファンドの上位1%に入る成績を常に収めている。1999年にこのファンドに投資した10万ドルは、2006年には65.9万ドル超の価値になり、これはすべての手数料と経費を引いて、年リターンが28%を超えていることを意味している。パブライは本書で、バフェット、グレアム、そしてマンガーの手法のなかから個人投資家でも応用でき、すぐにでも利用できるアプローチ方法を紹介している。投資の天才たちの伝説的な投資戦略とパテルの経営ノウハウを合わせれば、個人投資家が自身の投資成績を大きく向上させ、なおかつ市場平均やプロの投資家にも打ち勝つことができるようになるだろう。  また「堀を持ったビジネスに投資する」「裁定取引にこだわる」「成功者をマネたビジネスに投資する」などの章では、低リスク・高リターンのダンドー投資に必須のコンセプトが楽しみながら学べるように紹介されている。 ※本書は二〇〇九年七月に弊社から出版した『ダンドー——低リスク・高リターンのインド式テクニック』を、新たに縦組みにし、改題して刊行し直したものです。
  • まとまらない言葉を生きる
    4.3
    誰の人生も要約させない。あなたのも、わたしのも。 ■推薦 「生きた心地」を求めていいんだ。 「ダメだ」の言葉に抗っていいんだ。 誰でも。言葉で。 ――望月優大(「ニッポン複雑紀行」編集長) 強くて安全な言葉を使えば、 簡単に見落とすことができる。 だけど取り零された隙間に、 誰かが、自分が、いなかったか? ――はらだ有彩(『日本のヤバい女の子』著者) ■内容 偉い人が「責任」逃れをするために、「敵」を作り上げて憂さを晴らすために、誰かを「黙らせる」ために言葉が使われるようになったこの世界で、凝り固まった価値観を解きほぐし、肺の奥まで呼吸しやすくしてくれるような……そんな「言葉」との出会いは、まだ可能だろうか? 本書は、マイノリティの自己表現をテーマに研究を続ける文学者が、いま生きづらさを感じているあなたに、そして自らに向けて綴った、18のエッセイである。 障害者運動や反差別闘争の歴史の中で培われてきた「一言にまとまらない魅力をもった言葉たち」と「発言者たちの人生」をひとつひとつ紹介していくことを通して、この社会で今、何が壊されつつあるのか、人間としての尊厳をどのように守っていけるのかを考えていく。 ■目次 まえがき 「言葉の壊れ」を悔しがる 第1話 正常に「狂う」こと 第2話 励ますことを諦めない 第3話 「希待」という態度 第4話 「負の感情」の処理費用 第5話 「地域」で生きたいわけじゃない 第6話 「相模原事件」が壊したもの 第7話 「お国の役」に立たなかった人 第8話 責任には「層」がある 第9話 「ムード」に消される声 第10話 一線を守る言葉 第11話 「心の病」の「そもそも論」 第12話 「生きた心地」が削られる 第13話 「生きるに遠慮が要るものか」 第14話 「黙らせ合い」の連鎖を断つ 第15話 「評価されようと思うなよ」 第16話 「川の字に寝るって言うんだね」 第17話 言葉が「文学」になるとき 終話 言葉に救われる、ということ あとがき まとまらないを愛おしむ ■装画・挿絵 榎本紗香(しょうぶ学園)

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  • わたしたちが光の速さで進めないなら
    4.1
    廃止予定の宇宙停留所には家族の住む星へ帰るため長年出航を待ち続ける老婆がいた……冷凍睡眠による別れを描き韓国科学文学賞佳作を受賞した表題作、同賞中短編大賞受賞の「館内紛失」など、疎外されるマイノリティに寄り添った女性視点の心温まるSF7篇!
  • ダンドー ──低リスク・高リターンのインド式テクニック
    4.0
    経済危機はチャンス! 「バリューの種は不況で芽生える」 グジャラート語の「ダンドー」とは「最小のリスクで最大の利益を求めること」 バフェットのバリュー戦略を一歩進めた革新的手法 究極のバリューのバイブル登場 ほとんどの投資家は、高い利益率を得るためには大きなリスクをとらなければならないと言われてきたのではないだろうか。もちろん、画期的なバリュー投資戦略を採用したベンジャミン・グレアムやウォーレン・バフェットやチャーリー・マンガーたちは、リスクを最小化しながら堅実に利益を積み重ねることができるということを証明してきた。本書で紹介する「ダンドー手法」とは、バフェットたちが成功した手法からさらに一歩進めて、リスクを最小化しながら、リターンを最大化するという革新的な方法である。 ダンドー(Dhandho)を本来のまま訳すと、「富を創造する努力と挑戦」となる。本書では、著者のモニシュ・パブライがインドの辣腕ビジネス集団であるパテルによる資産配分の枠組みを個人のバリュー投資家が模倣して、株式市場に適用する方法を明らかにしていく。インドのグジャラート州出身のマイノリティであるパテルは、1970年代にわずかな資金を手にアメリカに移住し始めた。彼らは現在、全米で400億ドルのモーテル資産を保有し、年間7億ドル以上の税金を納め、約100万人の雇用を創出している。 このどこからともなく現れた貧しいマイノリティグループが、一体どのようにして巨大な資産を築くようになったのだろうか。その答えは、ビジネスに対する彼らの低リスク・高リターンのアプローチに隠されている。本書では、偶然にもグレアムやバフェットのやり方と酷似している彼らの手法を使って、個人投資家でもできる株式市場で高リターンを上げる方法を紹介する。 パブライが運営するヘッジファンドであるパブライ・インベストメント・ファンドは、すべての総合株価指数を上回るだけでなく、全ファンドの上位1%に入る成績を常に収めている。1999年にこのファンドに投資した10万ドルは、2006年には65.9万ドル超の価値になり、これはすべての手数料と経費を引いて、年リターンが28%を超えていることを意味している。パブライは本書で、バフェット、グレアム、そしてマンガーの手法のなかから個人投資家でも応用でき、すぐにでも利用できるアプローチ方法を紹介している。投資の天才たちの伝説的な投資戦略とパテルの経営ノウハウを合わせれば、個人投資家が自身の投資成績を大きく向上させ、なおかつ市場平均やプロの投資家にも打ち勝つことができるようになるだろう。 また「堀を持ったビジネスに投資する」「裁定取引にこだわる」「成功者をマネたビジネスに投資する」などの章では、低リスク・高リターンのダンドー投資に必須のコンセプトが楽しみながら学べるように紹介されている。
  • 赤泥棒
    3.8
    1巻1,881円 (税込)
    町田康さん推し! 言葉に幅があり、しかもそれが的確に使用されている。辛辣な個性とその周囲を無情に描いていてよい。 (文藝賞選評より) 現役慶応大学院生であり、漫画『踊るリスポーン』の著者・三ヶ嶋犬太朗が鮮烈の文芸デビュー! 「捨てられたものを拾うのは泥棒ではない」と嘯き、女装をして女子トイレに侵入し、捨てられた生理用ナプキンを盗む百枝菊人。女装がバレたら心の性別をたてに被害者ぶろうと思っていたところ、同じ学校の明石睦美に目撃される。彼女は百枝が自分と同じく、性別に違和感を抱いていると思い急速に接近してきた。無理解と偏見がマイノリティを利用し、共感と愛情が暴力を肯定する……。表題作「赤泥棒」に加え、文藝賞最終候補に選ばれた「青辛く笑えよ」、「普通」を唾棄する高校生が才能の塊と出会い自我を崩壊させる「寄食のダボハゼ」をおさめた短編集。
  • 四月の岸辺
    3.0
    1巻1,881円 (税込)
    群像新人文学賞から現れた、揺らぐ時代の表現者。第63回群像新人文学賞優秀作を受賞した「四月の岸辺」と、それに連なる飛躍作「導くひと」を収録する第一作品集。 「四月の岸辺」評より―― 「この小説でしか表せなかったなにかが読まれてほしい、この先を書いてほしいと思った」柴崎友香氏  「マイノリティであっても非マイノリティと同様に平穏な日常生活もある様子を丁寧に描きつつ、マイノリティ同士でもどちらかが加害者になってしまう瞬間を厳しく捉えた、たいへん頼もしい小説」松浦理英子氏  「導くひと」評より―― 「信心とは洗脳の牢なのか、篤信と狂信の境は。入れ子構造を折々に反転させる語りが固定観念を揺さぶる。デビュー作からの大脱皮だ」鴻巣友季子氏(朝日新聞「文芸時評」2021年4月28日) これは、つづきの物語。 「四月の岸辺」:三人の従姉妹たちと暮らす「私」は、スカートをはいて通った小学校を卒業し、ぶかぶかの詰襟を着て中学校に通い始めた。みずからを「森の子ども」と呼ぶクラスメイトの少女と、ささやかな交流が始まるが――。 「導くひと」:テロ事件を起こした教団を離れ、東京からひとり山梨の集落に移住した男は、子ども時代を「森の共同体」で過ごしたという青年と出会う。彼の眼はあまりに澄んでいた――。
  • マイノリティデザイン―弱さを生かせる社会をつくろう(ライツ社)
    4.4
    「澤田さんには、目の見えない息子がいる。僕はそれを、うらやましいとさえ思った。」 佐渡島 庸平氏(コルク代表) 日本テレビ「シューイチ」、NHK「おはよう日本」などにたびたび出演。 本書の著書は、SDGsクリエイティブ総責任者ヤーコブ・トロールベック氏との対談をはじめ、 各界が注目する「福祉の世界で活躍するコピーライター」澤田智洋。 こんな話があります。 「ライター」は、もともと片腕の人でも火を起こせるように発明されたものでした。 「曲がるストロー」は、寝たきりの人が手を使わなくても自力で飲み物を飲めるよう作られたものです。 それが今では障害者、健常者、関係なく広く利用されています。 障害者にとって便利なものは、健常者にとっても便利だからです。 つまり、「すべての弱さは社会の伸びしろ」。 ひとりが抱える弱さを起点に、みんなが生きやすい社会をつくる方法論。 それがマイノリティデザインです。 大手広告会社で名だたる企業のCMを手がけるコピーライターだった澤田氏は、 自身の息子が目に障害を持って生まれてきたのを機に、「広告をつくらないコピーライター」となりました。 そして、活躍の舞台を広告業界という「マス」の世界から、福祉業界という「マイノリティ」の世界にスライドさせ、 「弱さ」を起点に社会課題を解決する仕掛け人となります。 その活動は多岐に渡ります。 ・福祉器具である義足をファッションアイテムに捉え直した「切断ヴィーナスショー」 ・視覚障害者の「足」と寝たきりの人の「目」を交換する「ボディシェアリングロボットNIN_NIN」 ・過疎化地域への移住を劇的に促進させたPRプロジェクト「高知家」 ・ユナイテッドアローズと立ち上げた、ひとりの悩みから新しい服をつくるレーベル「041」 ・運動音痴でも日本代表選手に勝てる「ゆるスポーツ」etc……。 苦手、できないこと、障害、コンプレックス=人はみな、なにかの弱者・マイノリティ。 テレビやウェブで話題になった数々の仕事、その全貌を書き下ろした、ビジネス書としては澤田氏初の書籍となります。
  • 世界一やさしい「プチ起業」の教科書――3ヶ月で自然と月5万円稼げるようになる
    3.0
    【内容紹介】 「プチ起業」は、元手もかからず、時間と場所も自由! オンラインで、あなたの知識やスキルを必要としている人に教えてみませんか この本は、経済的に楽になりたいと考えている会社員や主婦が、起業、それも大それたことではなく、自宅で得意なことを人に教えるような「プチ起業」をして、自然と月に5万円、稼げるようになるお手伝いをする本です この本では、起業の準備として (1)全体像をつかむこと (2)それぞれのステップでやることの「意味」を知ること (3)理論に沿った流れで売れる仕組みを作ること これらを理解して覚えられるようになっています。 ひとつずつ準備を進めていくことで、「プチ起業」が成功するための知識、スキル、マインドをくまなくお伝えしていく「世界一やさしい教科書」です。 【著者紹介】 [著]上野 ハジメ(Hajime Ueno) プレミアライフデザイン協会代表/ライフコーチ/プチ起業コーチ 1980年代から10年間ほど、バブル全盛の広告業界で働いた後、1994年にハワイに移住。MBA(経営修士号)を取得し、マーケティング会社の副社長に就任。2001年、ウェブメディア&雑誌事業運営会社の社長・編集長に就任。赤字1億円のスタートアップをわずか3年で黒字化に導く。 2011年LAに移住し、世界No.1規模の在住日本人向け情報誌の社長・編集局長に就任。日米5拠点50名の社員と5億円事業を展開。 性別や年齢を問わないフラットな社会で多様な価値観に触れ、ゲイであることをオープンにしながらコミュニティリーダーとして活躍。女性やマイノリティの可能性を引き出しエンパワメントするエキスパートとなる。 2014年ライフコーチとして独立。2018年からは全米移住率No.1のテキサス州ダラス郊外都市に拠点を移し、最高月商1700万円の講座ビジネスを展開。人気講座は、月5万円の収入を実現するプチ起業入門者用「マイベイビーステップ」、使命を知って自分らしい未来をデザインする「未来ミッション実現アカデミー」、コピーライティング脳を瞬速でインストールして集客・販売の悩みを解決する「瞬コピ」ほか。 2022年「プレミアライフデザイン協会」設立。QOL、ウェルビーイング、上質で自分らしい、物心両面の豊かさ実現を提唱している。 【目次抜粋】 プロローグ◆3ヶ月で自然と月5万円稼げるようになる「プチ起業」のすすめ STEP1◆プチ起業がうまくいく考え方vs失敗する考え方 STEP2◆普通の主婦でも自然とできるパソコン周りの「準備」 ◆Facebookを始めてみよう STEP4◆無理せず自然と5万円稼げるようになる「商品づくり」 STEP5◆欲しいお客様が自然と集まって売れる「体験会」の開き方 エピローグ◆プチ起業をやめたくなったときに読んでください
  • 慣れろ、おちょくれ、踏み外せ  性と身体をめぐるクィアな対話
    4.0
    “みんな”でいたくない“みんな”のために 「LGBT」に分類して整理したら、終わりじゃない。 「わからない」と「わかる」、「マイノリティ」と「マジョリティ」を 行き来しながら対話する、繊細で痛快なクィアの本。 ときに反抗的で、しなやかな態度は明日への希望に――。 性、恋愛、結婚、家族、子孫、幸福、身体、未来―― バラバラのままつながった壮大な「その他」たちが、 すべての「普通」と「規範」を問い直す。 「『普通』や『みんな』という言葉に己を託したり託さなかったり、託せたり託せなかったりする読者のみなさんを、風通しのよい、というよりは強風吹きすさぶ場所へと連れて行ってしまおうというのが私たちの企みです。どうぞ、遠くまで吹き飛ばされてください」(森山至貴「はじめに」より) 「ワクワクだけでも足りません。ヒヤヒヤするかもしれませんし、何か責められたような気分でイライラしたり、何様だコイツ、という思いでムカムカするかもしれません。逆に、全然言い足りてないぞ、と思うこともあるかもしれません。そのくらいのほうが普通じゃないかと思います。そのくらいでないと、私たちも語った甲斐がありません」(能町みね子「おわりに」より)
  • 君はなぜ、苦しいのか 人生を切り拓く、本当の社会学
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    日本の子供が感じている幸福度が、先進国38カ国のうち37位。子供のうち7人に1人が貧困、15人に1人がヤングケアラー、児童虐待の相談件数は年間20万件、小中学生の不登校は24万人以上、ネット依存の子供が100万人を突破……。 子供たちを覆う息苦しさの正体とはいったい何なのか。 貧困と格差をどう乗り越えるか、虐待する親からどうやって逃げるか、いじめはなぜなくならないか、マイノリティーといかに向き合うか……。子供が直面している困難の正体を見極めたうえで、マイナスをプラスに変える処方箋を提案する。
  • SNS天皇論 ポップカルチャー=スピリチュアリティと現代日本
    4.0
    生前退位から令和改元フィーバーの陰で、この国では何が起こったのか? スマホの中の象徴天皇制を問い、「生前退位」から令和改元の言説空間を鋭く分析する、日本でもっともビビッドな表象文化論! SNSでは皇太子とのツーショット写真が投稿され、天皇は時に「かわいい」キャラクターとして愛でられる一方、スピリチュアリティへの欲望をかき立てている。 そうした時代に明仁天皇は、「おことば」の発信によって「弱者政治【マイノリティ・ポリティクス】」という言説戦略をとった。 誰もが表象の消費者であり、同時に表象の生成者ともなり得る「ポスト・グーテンベルク」時代に、わたしたちは天皇(制)とその表象をいかにして問うことが可能なのか。本書はその試みである。 [本書の内容] 序章 表象の集積体としての天皇(制)研究―その可能性と限界 第一章 「おことば」の政治学  1映像表現としての「おことば」を読み解く   2語りの戦略性―「弱者」としての自己表象と「寄り添い」のディスクール   3語り手の欲望―アリバイとしての宗教的超越性の語りと永続性への欲求  第二章 狂乱と共犯―令和改元におけるメディア表象をめぐって  1政府による「政治的利用」の成功  2皇室による異議申し立てとその欲望、実質的共犯   3政府と皇室の共犯関係  4マスメディアの狂乱と不安、SNSの充満とノイズ  第三章 ポップカルチャー天皇(制)論序説  1皇室によるポップカルチャー消費―ゆるキャラ・初音ミク・アイドル   2ポップカルチャーによる皇室消費―現代天皇小説・天皇マンガ考   3 monstrum としての『シン・ゴジラ』  第四章 「スピリチュアル」な天皇をめぐる想像力―瑞祥・古史古伝・天皇怪談  1令和「瑞祥」と規範逸脱の可能性  2雑誌『ムー』における「オカルト天皇」言説   3現代天皇怪談、その異端性と批評性  第五章 「慰霊」する「弱い」天皇の誕生―一九九四年小笠原諸島行幸啓の検討から  1慰霊の宛て先   2訪問意図の読み替え   3「弱い天皇」の誕生  終章 SNS時代の天皇(制)を問うこと ※第四章の一部は、青弓社刊『〈怪異〉とナショナリズム』(怪異怪談研究会監修、茂木謙之介ほか編著、2021年)を基とする。
  • 教養としてのアメリカ短篇小説
    4.3
    戦争、奴隷制、禁酒法……背景を理解すれば、作品がもっとよくわかる 「黒猫」のプルートはなぜ黒いのか? 書記バートルビーはなぜ「しない方がいい」と思うのか? 度重なる戦争の歴史、色濃く残る奴隷制の「遺産」等、アメリカという国、そこに暮らす人々の特異な歴史的・文化的・社会的背景を踏まえて短篇小説を読み解く。これまで主にマイノリティや越境者の文学に注目してきた著者が、メルヴィル、フィッツジェラルド、フォークナー、ヘミングウェイ、サリンジャー等、アメリカ文学の「王道」といえる作家に挑む、アメリカ文学入門の新・定番! 〈目次〉 暴力と不安の連鎖―ポー「黒猫」 屹立する剥き出しの身体―メルヴィル「書記バートルビー‐ウォール街の物語」 英雄の物語ではない戦争―トウェイン「失敗に終わった行軍の個人史」 共同体から疎外された者の祈り―アンダソン「手」 セルフ・コントロールの幻想―フィッツジェラルド「バビロン再訪」 存在の基盤が崩れるとき―フォークナー「孫むすめ」 妊娠をめぐる「対決」―ヘミングウェイ「白い象のような山並み」 人生に立ち向かうためのユーモア―サリンジャー「エズメに‐愛と悲惨をこめて」 美しい世界と、その崩壊―カポーティ「クリスマスの思い出」 救いなき人生と、噴出する愛―オコナー「善人はなかなかいない」 言葉をもたなかった者たちの文学―カーウ゛ァー「足もとに流れる深い川」 ヴェトナム戦争というトラウマ―オブライエン「レイニー河で」 愛の可能性の断片―リー「優しさ」
  • 格差と分断の社会地図 16歳からの〈日本のリアル〉
    4.4
    所得格差、職業格差、男女格差、家庭格差、国籍格差、福祉格差、世代格差……、いま日本社会は「格差」という地雷に埋めつくされています。 著者は、世界と日本の貧困、格差の取材を重ねているノンフィクション作家。これまで、10代から20代前半の学生を対象に、講演を通して「日本における格差」について伝える活動もしています。 その理由は、これ以上格差が大きくなれば、日本社会が取り返しのつかない状況に陥るから。格差は「分断」へ行きつくといいます。 たとえばアメリカでは、「白人/マイノリティー」に留まらず、「都市/地方」「高所得/低所得」といった多数の分断を引き起こしました。選挙が近づくと、国内で双方がお互いを罵ののしりあう姿が見られ、それが衝突にまでつながることもあります。 格差が拡大し、階層の断絶が深まっているからこそ、私たちはいま、「自分とは違う階層」の現実を知る必要があるのです。 そこで本書では、7つの格差構造と、ひき起こされつつある分断を具体的に紹介。 「知っている」と思っている人ほど知らない「日本社会の問題点」と、我々がいま何をすべきかが見えてきます。
  • ガチガチの世界をゆるめる
    -
    ゆるめるとは、新しいルールをつくること!! アー・ユー・ガチガチ? ゆるめるとは、新しいルールをつくること!! 老・若・男・女・健・障、すべての人が生きやすい世界を目指して--。 世界ゆるスポーツ協会代表理事が発見した、スポーツ、文化、働き方、社会、心のゆるめ方。 【目次】 はじめに 第1章 スポーツをゆるめる 第2章 ゆるスポーツが生まれるまで 第3章 そもそも「ゆるめる」とは何か 第4章 「ゆるライズ」してみよう 第5章 “YURU”は日本独自のスタイル 第6章 ニューマイノリティをさがそう 第7章 働くをゆるめる 第8章 みんな普通で、みんな普通じゃない 第9章 ガチガチな世界からの脱出法 第10章 標準をゆるめる おわりに 【著者】 澤田智洋 世界ゆるスポーツ協会代表理事/コピーライター。1981年生まれ。2004年、広告代理店入社。 2015年に誰もが楽しめる新しいスポーツを開発する「世界ゆるスポーツ協会」を設立。 これまで80以上の新しいスポーツを開発し、10万人以上が体験。海外からも注目を集めている。
  • 死ねない理由
    -
    1巻1,815円 (税込)
    【目次】 Ⅰ お金のこと ●奨学金は人生に重くのしかかる。 ●〈経験〉はお金で買える最たるものだ。 ●〈人に迷惑をかけてはいけない〉社会の圧力と自助の呪い。 ●勇気を出して有給休暇を取ってみた。 ●〈栄養バランス〉なんて余裕がないとできない。 ●孤独を埋めるのにもお金がかかる。 ●奨学金返済を苦に亡くなる人がいる国で。 Ⅱ 心と身体 ●殴られていなくても、〈虐待被害者〉だと気づく ●〈1日24時間〉は同じでも、動ける時間は人それぞれだ。 ●優先席の権利を誰が決められるのか。 ●マイノリティは常に説明を求められ続ける。 ●人づき合いに必要な〈食べる〉ということ。 Ⅲ 愛について ●「稀代のおしゃべりすと」柚木麻子さんとついに対面。 ●人生ただ1冊の〈デビュー作〉ができた! ●肩書きや経歴で人を判断しない人たちに生かされてきた。 ●知識や情報、文化。無形のものを与えられて生きる意欲を得た。 ●ちゃんみなの『美人』に胸を射抜かれた。 ●羽生結弦、ついに訪れた推しのプロ転向。 ●平手友梨奈、強烈な光ゆえにアンチも多いが、彼女らしく輝いてほしい。 ●推しは〈生きる意味〉を教えてくれる。 ●ちゃんみなライブ初体験、豊かさについて悟る。 ●ついに羽生結弦くんを見た! Ⅳ 未来へ ●貧困者に世間が向ける目は厳しい。 ●たくさんの取材を受けて感じた〈リアル〉 ●私が取材にド派手な服で武装する理由。 ●内面化したルッキズムは人を殺す。 ●ある日、記事がバズって世界が変わった。 ●〈死〉を考える。 ●〈自分は幸せになってはいけない〉の呪いを超えて ●中川家のこと。
  • 決別 ~総連と民団の相克77年~
    -
    1巻1,782円 (税込)
    決別 総連と民団の相克77年。 かつて日本国内に60万人いた在日韓国・朝鮮人は、最大のマイノリティ集団として戦後史に大きな影響力を持った。 彼らを日本においても「南北」に分断したのが、在日本朝鮮人総聯合会(総連)と在日本大韓民国民団(民団)である。 総連と民団は、本国で起きた朝鮮戦争やその後の南北対立そのままに、日本を舞台に抗争を繰り広げた。 北朝鮮への帰国事業とその阻止運動、金大中の拉致、朴正煕夫人暗殺事件、力道山の囲い込み、そして芽生えかけた和解と決別--。両組織の77の相克に初めて迫った傑作ノンフィクション。 (底本 2022年9月発売作品)
  • となりのヨンヒさん
    4.3
    もしも隣人が異星人だったら? もしも並行世界を行き来できたら? もしも私の好きなあの子が、未知のウイルスに侵されてしまったら……? 同性愛、フェミニズム、差別と情報統制――マイノリティからのまなざしを受け止めつつ、人々の挫けぬ心を繊細に描く、「いま」と未来の物語。切なさと温かさ、不可思議と宇宙への憧れを詰め込んだ、韓国SF短編集全15編。
  • 一橋ビジネスレビュー 2024年SPR.71巻4号―デジタル&バーチャル時代のマーケティング
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 オンライン、オフラインを問わず、あらゆる接点で顧客との関係を築くことがマーケティングの常識となった。今、一貫した体験を空間を問わずに提供することや、自身のビジネスモデルを変革することが問われているが、これらにはさまざまな障壁がある。どのようにすれば顧客との最適な関係が構築でき、どのようにすれば顧客に最新の技術を受け入れてもらえるのか。本特集では、最新のマーケティング研究からうかがえる新しい定石を概観する。主な執筆者: 南知惠子(神戸大学)、田頭拓己、青木哲也、吉岡(小林)徹(一橋大学)、奥谷孝司(顧客時間)、日下恭輔(北陸大学)、今井紀夫(阪南大学)。経営者インタビュー:伊藤謙自(スパイダープラス代表取締役社長兼CEO)、三木谷浩史(楽天グループ代表取締役会長兼社長)。ビジネスケース:沖電気工業、宮下酒造、花王。
  • 多様性との対話 ダイバーシティ推進が見えなくするもの
    4.7
    1巻1,760円 (税込)
    多様性の時代だと言われる。多様な背景をもつ人材の活用が革新的な創造性を高めるとして、企業、政府、地方自治体、教育機関、NGO/NPO、市民団体で多様性/ダイバーシティを奨励する動きが活発化している。 多様性/ダイバーシティの推進は女性、LGBT、障害者などの社会的なマイノリティの存在に目を向ける一方で、有用で受け入れやすい差異を選別化することで、いまだ続く差別・不平等を見えなくするとともに、新たな包摂と排除を生み出してもいる。 多様性/ダイバーシティの推進により建設的に取り組むには、構造化・制度化された差別・不平等の複雑な作用を理解して、様々な差異を平等に包含する方途を考え続けること、つまり、多様性と対話することが必要不可欠である。 LGBT、ジェンダー、移民、多文化共生、視覚障害者、貧困、生きづらさ、当事者研究、インターセクショナリティ、教育実践――様々な分野の多様性との対話を通して、それらが抱える問題点を批判的に検証し、差別構造の解消に向けた連帯と実践の可能性を探る。
  • 隣の聞き取れないひと APD/LiDをめぐる聴き取りの記録
    3.7
    みんなの言葉が、聞こえるのに聞き取れない。 ずっと、自分が悪いんだろうなと思っていた。 ある晩、著者のもとに一通のメッセージが届く。 「APDで悩む当事者たちのことを書いてくれませんか?」 聴力には異常がないにもかかわらず、うるさい場所や複数人が集まる場などでは相手の言葉が聞き取れなくなってしまう――。「APD/LiD」と呼ばれ近年注目を集める、この目に見えない困難について、自身もマイノリティ経験を持つ著者が当事者や支援者、研究者やメディア等へ丁寧な聴き取りを行い、「誰一人取り残さない社会」の実現に向けて社会に求められる変化を問う。渾身のノンフィクション。 【著者について】 五十嵐大(いがらし・だい)1983年、宮城県出身。元ヤクザの祖父、宗教信者の祖母、耳の聴こえない両親のもとで育つ。高校卒業後上京し、ライター業界へ。2015年よりフリーライターとして活躍。著書に、家族との複雑な関係を描いたエッセイ『しくじり家族』(CCCメディアハウス)、コーダとしての体験を綴った『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』(幻冬舎)など。2022年、『エフィラは泳ぎ出せない』(東京創元社)で小説家デビュー。Twitter:@daigarashi 【目次】 第一章 聞こえるのに、聞き取れない 第二章 治療法がないなかで 第三章 「名前がつく」ということ 第四章 社会に働きかける当事者 第五章 当事者の隣で 【APDとは】 聴力に問題はないにもかかわらず、特定の状況下で聞き取れなくなってしまう困難のこと。Auditory Processing Disorderの略称であり、日本語では「聴覚情報処理障害」と訳される。 APDを理由に人間関係が壊れたり、仕事を辞めざる得ない状況にまで追い込まれてしまったりする当事者は多いが、国内での認知はまだ低く、その訴えはなかなか理解されない。近年では「聞き取り困難(症)」を意味するLiDと呼ばれることもある。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 私がつかんだコモンと民主主義
    4.4
    1巻1,760円 (税込)
    新しい杉並区長の言葉から、「未来」や「希望」が聞こえてくる! ──中島京子 移民として、女性として、活動家としての困難や葛藤の実体験が生んだ、地べたの民主主義がここにある。 ──斎藤幸平 ヨーロッパのNGOで働き、マイノリティとして疎外を感じつつも、新しい「下からの民主主義」を追求してきた著者による、体験的エッセイ。気候正義をはじめとするヨーロッパ政治運動の貴重な報告として、ロストジェネレーションのリアルな声を伝えるレポートとして、そしてフェミニズムを生きる告白として綴る、同時多発テロからコロナ危機まで世界激動の20年を生きた女性の記録。NOではなくYESで世界を変える! ヨーロッパと、そして世界とつながる「希望のポリティクス」の息吹がここにある。 「この本は、ロストジェネレーションに生まれた日本人女性である私が、日本人とオランダ人の国際結婚に葛藤しながら、ヨーロッパの移民として、学歴もお金もないところから働いて、子育てして、「自分のことは自分で決める」を貫いて生きてみた記録だ。いま、世界に同時多発的に起きている「下からの民主主義」を後押しするものになればと思う。」 【目次】 ■I部 日本からの移民イン・ヨーロッパ 第1章──2003年 アムステルダム 日本人、ヨーロッパの政策NGOで働く 第2章──2001年 アムステルダム 外国人として、移民として、女性として生きる 第3章──1997年 東京 グローバルな対抗運動の芽生え ■II部 ロストジェネレーションの連帯 第4章──1998年 東京 ロスジェネ世代と呼ばれて 第5章─2018年 ブリュッセル 私の環境運動は気候変動から始まった 第6章──2007年 アムステルダム 水の正義とエネルギーの民主化 ■III部 フェミニズムを生きる 第7章──1994年 東京 それは夫婦別姓から始まった 第8章──2019年 ブリュッセル 結婚と家族と言語の事情 第9章──2020年 ブリュッセル 作ること、食べること、生きること 第10章──2020年 東京 私たちはケアし、ケアされている 終章──2020年 ブリュッセル 同時多発的な市民運動の時代に エピローグ──2022年7月2日 東京
  • 医療の外れで
    4.4
    1巻1,760円 (税込)
    「病院の世話になるくらいなら死んだほうがまし」 そう言った彼に、わたしはどう答えたらよいのか? 若手看護師が描く、医療と社会の現実。 生活保護受給者、性風俗産業の従事者、セクシュアルマイノリティ、性暴力被害者などが、医療者からの心無い対応で傷ついたり、それがきっかけで医療を受ける機会を逸している現実がある。医療に携わる人間は、こうした社会や医療から排除されやすい人々と対峙するとき、どのようなケア的態度でのぞむべきなのか。看護師として働き、医療者と患者の間に生まれる齟齬を日々実感してきた著者が紡いだ、両者の分断を乗り越えるための物語。誰一人として医療から外さないために。 「白黒単純に塗り潰すのではなく、鮮明な解像度で描写する。 そうでしか伝えられない景色を、この本は示してくれた」 ──帯文・荻上チキ 「社会から排除されやすい人々と医療従事者の間には、単なる快不快の問題でもなければ、一部の医療従事者にだけ差別心があるといった類の話でもない、もっと根深く、致命的なすれ違いがあるように思います。マイノリティや被差別的な属性の当事者が積み重ねてきた背景と、医療従事者が積み重ねてきた背景は、社会の中で生きているという意味では地続きのはずなのに、しかしどこかで分断されているような気がする。各々の生きる背景を繋げる言葉が必要だと感じ、書き始めたのが本書です」(「はじめに」より) 【目次】 1章 浩はどうして死んだのか──セクシュアルマイノリティの患者さん 2章 医療が果歩を無視できない理由──性風俗産業で働く患者さん 3章 殴られた私も、殴った山本さんも痛いのです──暴力を振るう患者さん 4章 千春の愛情は不器用で脆くて儚くて──自分の子どもを愛せない患者さん 5章 「看護師が母を殺した」と信じたい、高野さんの息子──医療不信の患者さん 6章 私は生活保護を受けようと思っていました──生活保護の患者さん 7章 飲みすぎてしまう葉子、食べられない私──依存症の患者さん 8章 性暴力被害を受けて、裁判を起こした──性暴力被害者の患者さん 9章 医療が差別に晒される時──医療現場で働く患者さん 終章 医療から誰も外さないために
  • 南北戦争を戦った日本人 ――幕末の環太平洋移民史
    -
    南北戦争の兵役記録には2名の日本生まれの兵士の名がある──サイモン・ダン、ジョン・ウィリアムズ。英語名の彼らは誰なのか? なぜアメリカにいたのか? その人物像は? 人の移動が厳しく制限されていた日本を離れ、アメリカに生きた/生きねばならなかった彼らの消息を、日米両国の資料から丹念に探査する。漂流民、密航者、あるいは幕府使節の脱落者……海を渡った日本人移民の歴史と19世紀中頃のアメリカ社会史が、アメリカ戦史上最大の死者を記録した南北戦争で交差する。 【目次】序章 日系アメリカ人二世テリー・シマとの出会い──はじめに/1 南北戦争に従軍した日本人がいた/2 アジア・太平洋系移民と日本人移民/3 南北戦争に従軍した日本人──これまでの研究と人物像/第1章 南北戦争とマイノリティ──アジア・太平洋系移民/1 南北戦争前の移民動向/2 一八六三年連邦徴兵法/3 アジア・太平洋からの移民兵士/4 中国人兵士の記録/5 中国人兵士の表象/6 マイノリティとしての立場/第2章 日本生まれの二人に近づく──アメリカでの記録から/1 サイモン・ダン/2 ジョン・ウィリアムズ/3 報奨金とブローカー/4 さらなる探索/第3章 漂流者・密航者たち/1 漂流者たち/2 漂流者ジョセフ・ヒコ/3 漂流者の実像/4 密航者たち/第4章 幕末の日本人の移動──使節団と密航者との接点/1 幕末の使節団/2 咸臨丸の概要/3 乗組員と不明者/4 乗組員の記録──センサスと死亡統計/5 万延元年の遣米使節団/6 竹内使節団と池田使節団/7 留学生/終章 旅の終わりに/あとがき
  • モヤ対談
    3.9
    20名のゲストと名物書店員が語り尽くす! ドラマ化されて大反響をよんだ『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』の著者で、「蟹ブックス」を経営する名物書店員の花田菜々子氏が20名のゲストを招き、さまざまなテーマについて語り尽くした対談集。いまを生きる私たちの羅針盤となり、心の処方箋となってくれる必読の一冊。 <お話をしたゲストたち> *ヨシタケシンスケ 「大人だって完璧じゃない」 *窪美澄 「子持ちの恋愛」 *山崎ナオコーラ 「家事と生産性」 *ブレイディみかこ 「エンパシーの鍛え方」 *荒井裕樹 「マイノリティーと人権」 *岸政彦 「『聞く』ってむずかしい」 *ひらりさ 「推しとお金と私」 *東畑開人 「心を守るには」 *西加奈子 「助けを求める」 *ジェーン・スー 「おばさんを楽しむ」 *ツレヅレハナコ 「コロナ禍と食」 *永井玲衣 「手のひらサイズの哲学」 *宇多丸 「人生相談に正解はない」 その他 メレ山メレ子/田房永子/植本一子/大前粟生/吉田貴司/岩田徹/飯間浩明  文芸誌『STORY BOX』の人気連載が待望の書籍化! (底本 2023年11月発売作品)
  • 気がつけば生保レディで地獄みた もしくは性的マイノリティの極私的物語
    4.0
    無名の出版社、無名の文学賞、無名の作家 三冠無名のノンフィクションシリーズが創刊! 記念すべき第1弾は「生保レディ」の世界! ●あらすじ● 就活に疲れ果てた若者がたどり着いたのは保険の世界。 洗練された女性保険外交員に憧れ、いざ飛び込んでみると、あまりにも過酷な現実が待ち受けていた!? おそるべきノルマの実態、宗教グループよろしくな狂気の決起集会 女性社会特有のセクハラ発言に男性上司からの高圧パワハラ 日々病んでいく先輩や同僚、気になる枕営業の真相にLGBT問題 契約取れずに友人に営業をかけてグループLINEから強制退室 テレビ局にブラック企業っぷりを訴え取材をしてもらうも報道自体がお蔵入り えぇ! 今月の給料9千円!? 結婚、出産、マイホームに親の介護……ルーティンで伝える「生涯設計」に、パンセクシャルな主人公はモヤモヤな気持ちを抱いたままに営業を続ける。徐々に擦り減っていく精神、追い込まれていく主人公は、現実からの逃避を自殺に求めてしまう。 「自殺って死亡保険金でたっけ?」 駅のホームから飛び降りる直前、職業病が彼女を救うも、ノルマから解放されることはなく… 生命保険ってオイシイの? 生涯設計、ゾッとするわ! ●気がつけば○○賞 大賞受賞作● 2022年2月22日より募集を開始した、「古書みつけ(気がつけば○○)ノンフィクション賞」の受賞作がいよいよ出版! 応募総数166の中から選ばれた第1弾をご賞味ください。 ●気がつけば○○賞とは?● 約20年にわたって書籍や雑誌をつくってきた編集者が、「気がつけば警備員になっていた。」(堀田孝之/笠倉出版社)という書籍の編集を担当したことがはじまり。「気がつけば○○」というシリーズ化を望むも、大人の事情で断念。その想いを捨てきれず、自らがつくった古本屋を出版社化させて文学賞を創設、そして、シリーズ創刊に踏みだした! ●最終審査員3人からのコメント● 新井英樹(漫画家) 実話、でも小説のよう。描き込まれた体温が現実をやさしく包む! 加藤正人(脚本家) 保険業界の過酷なノルマに追われる主人公の苦しさを、奇妙なユーモアとペーソスで描いた秀作。面白い! 本橋信宏(著述家) 職業の舞台裏を本人が綴った読み物が多々あるなかで、本書の存在感は際立っている。 ●生保業界の生々しさが伝わる本文抜粋● 「看護婦」が「看護師」に、「スチュワーデス」が「キャビンアテンダント」に、性別による呼称の呪縛が解かれつつあるのに、いまだに「生保レディ」と呼ばれる私たち。(中略)「生保レディ」なんて呼ばれ方をしている限り、私たちはいつまでたっても性別のフィルターを外した一人の人間として見てもらえないかもしれない。 今、業界の闇が明かされる!
  • 一日一生 新宿歌舞伎町駆けこみ寺
    -
    私自身、生まれついてのマイノリティ。世間からも肉親からも蔑まれ、疎まれてきた。そんな宿命と対峙し運命に抗い続けてきた経験を生かすことができる場所。それが新宿救護センターだと考えた。  私に生存意義はあるのだろうか。  私の使命はなんなのだろうか。  悩みを抱え、駆け込んでくる人たち。彼らの悩みこそが、天が人の口を借りて、私の生存意義を教えてくれている姿に他ならないのではないか。その使命に耳を傾けなければ、天は早々に私を天に戻すに違いない。そう思った。 ――「はじめに」より 笑福亭鶴瓶氏も絶賛!ベストセラー「新宿歌舞伎町駆けこみ寺」に続く、待望の第2弾。
  • 溺れた女
    -
    2013年~16年に日本で公開された「愛」にまつわる映画を中心に現代を読み解く。 特に映画に登場する女性たちの心理に焦点を当てて書くことを主軸にする。 「愛にまつわる」とはいっても、必ずしも恋愛映画とカテゴライズされる映画とは限らない。映画のジャンル、国を問わず、さまざまな「愛」の背後にある物語とそこに生きる人びとの内面に寄り添って映画を分析する。 筆者自らが女優として活動しており、その立場から人物・物語を読み解いていく。 【目次】 [第一部]恋愛 『世界にひとつのプレイブック』『東ベルリンから来た女』『熱波』『夏の終り』『百円の恋』『ジェラシー』『野のなななのか』『胸騒ぎの恋人』『サイの季節』『そこのみにて光輝く』『暮れ逢い』『カフェ・ド・フロール』『アンジェリカの微笑み』『灼熱』 [第二部]自己愛 『おとぎ話みたい』『17歳』『RE:LIFE~リライフ』『ゴーンガール』『エレファント・ソング』『アクトレス~女たちの舞台』『マイ・ファニー・レディ』『二重生活』『恋人たち』『神のゆらぎ』『永い言い訳』『胸騒ぎのシチリア』 [第三部]家族愛 『ハッシュパピー バスタブ島の少女』『マイ・マザー』『トム・アット・ザ・ファーム』『思い出のマーニー』『マレフィセント』『Mommy マミー』『母よ、』『山河ノスタルジア』『シアター・プノンペン』『めぐりあう日』『ミモザの島に消えた母』『さざなみ』『淵に立つ』 [第四部]性愛 『パリ、ただよう花』『わたしはロランス』『アデル、ブルーは熱い色』『ラヴレース』『ニンフォマニアックvol.1/2』『セックスとマイノリティに関する、極私的恋愛映画』『ラブバトル』『LOVE 3D』『彼は秘密の女ともだち』『リリーのすべて』『この国の空』『キャロル』 [第五部]偏愛 『愛、アムール』『凶悪』『眠れる美女』『郊遊〈ピクニック〉』『ホドロフスキーのDUNE』『さらば、愛の言葉よ 3D』『ハッピーエンドの選び方』『あん』『愛して 飲んで 歌って』『蜃気楼の舟』『アスファルト』『ダゲレオタイプの女』
  • いくつになっても ぬいぐるみ愛
    3.0
    ぬいぐるみが誘う、癒しの世界とは? ぬいぐるみはどうして、幸せを運び、人間関係を支えてくれるのか? 大人のぬいぐるみ遊びは、こんなにも奥が深い! 目次内容 まえがき  第Ⅰ部 ぬいぐるみとの付き合い方 第1章 社会は今ぬいぐるみを求めている ・ぬいぐるみへの無意識の偏見 ・ぬいぐるみ愛好オヤジは本当にマイノリティか  ・ぬいぐるみの魅力の本質を探る 他 第2章 ぬいぐるみ扱いの作法 ・ぬいぐるみ扱いの心得 ・ぬいぐるみ廃棄の心得  ・ぬいぐるみ保管の心得 ・恋人とぬいぐるみ愛の両立 ・ペット愛とぬいぐるみ愛の両立 他 第3章 子どもとぬいぐるみ ・母のおっぱいの次はぬいぐるみ ・ぬいぐるみが育児に必要な訳  ・ぬいぐるみは人生最初の「よそ者」 他 第4章 大人とぬいぐるみ ・恋人選びとぬいぐるみ(女性の場合/男性の場合) ・ぬいぐるみ好き男性に恋人は出来るか ・子どもが出来れば晴れてぬいぐるみ遊び 他 第5章 老人とぬいぐるみ ・孫とぬいぐるみ遊びするときの心得 ・孫遊びのときは短い ・経済的安定より大事な精神的安定 ・ぬいぐるみが支える晩節の人間関係 ・人間は幼児に戻る 第Ⅱ部 体験的ぬいぐるみ愛 第6章 我がぬいぐるみ人生・前半 ・何故か選んだシロクマのぬいぐるみ ・旅の安全を守るコーワのカエル ・ぬいぐるみ好きの恋人が出来た! ・青春期を彩ったぬいぐるみたち 他 第7章 我がぬいぐるみ人生・後半 ・子育て時代のぬいぐるみ環境 ・子どもにバカウケのぬいぐるみ劇 ・広域伝播する我が家のぬいぐるみ文化 ・ペットとぬいぐるみの融合 他 第8章 ぬいぐるみとの距離感 ・ぬいぐるみとの日々の触れ合い方 ・ぬいぐるみとの間柄 ・ぬいぐるみを下位に置くべきか、上位に置くべきか ・ぬいぐるみとの交わりは淡き水のごとく 他 第9章 ぬいぐるみ遊びの総括 ・幼児相手のぬいぐるみ遊び・男の子の場合、女の子の場合 ・ペット相手のぬいぐるみ遊び ・ぬいぐるみに付ける名前とキャラ ・ぬいぐるみ物語作りはこんな風に ・ぬいぐるみコミュニティと『トイ・ストーリー』 ・ぬいぐるみコミュニティと人間実社会の接点 あとがき
  • ワイルドチェリーライフ 山口明 童貞力で一億総クリエイター時代を生きる
    -
    カリスマデザイナーとして多数のコミックスや書籍の装丁デザインを担当し、還暦目前の童貞としてテレビ、ラジオ、雑誌など多数のメディアで取り上げられている山口明。 「居合の達人っていうのは、闘う前からすでに相手を斬っているものよ。俺も女を見たとき、すでに(脳内で)抱き終わっている」「女性の方が仕事もできて有意義なサジェスチョンをくれるから、女友達を大事にしたい」「男が頼りなくなったのは、自分でまったく考えなくても生きていけるから」「セックスって、もうダサいよね。原始的な行為でしょ。だから、人間が洗練されていくほどしなくなる」「世界中が童貞だったら戦争なんて起こらない」「ロックってマイノリティなものでしょ? 誰にも理解されなくてもいい、常に少数派な生き方ができる人間がロックなんじゃないかな。俺が童貞であるようにね」…とびっきりかっこいいデザインだけでなく、独自の視点に基づく発言とライフスタイルも多くの業界人から支持されている山口明の人生を追い、劇的に変化を続ける男女問題、やがて人口の約4割が独身世帯「ソロ世帯」になると言われている社会を生き抜く術に迫る“平成最後の奇書”にして、“未来を生き残るための指南書”。 還暦目前童貞カリスマデザイナーは仕事を辞めて、チェリーガンを手に、自分をプロデュースする人生を歩み出す。本日も童貞戦線異状なし!!
  • ゾンビ化するアメリカ 時代に逆行する最高裁、州法、そして大統領選
    3.0
    陰謀論に踊るアメリカ! 映画界ではマイノリティの躍進がめざましいが、政治では陰謀論者や原理主義保守派が跋扈。アメリカをリアルタイムでレポートする!
  • アメリカ 多数派なき未来
    -
    1巻1,584円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マイノリティを巡る最新の動向を盛り込み、人種の坩堝・米国のいまを描いた本書は、今後、少子化によって外国人労働者が増加するであろう日本に、その覚悟を問う。
  • とことん!部落問題
    3.5
    「差別の真相」、どこまで知ってますか? 同和対策事業の変遷、潜在する「身元調査」、いまだに残る「恋愛・結婚・就職」差別の実態。奇しくもこの10年余は、解放運動の明と暗が浮き彫りになった期間であった――。被差別部落に生まれ育ち、大学卒業後、地方紙の記者などを経てフリーライターになった著者よる「差別」の現場のルポ。雑誌などに発表した原稿を加筆・修正して単行本にまとめました。 ●部落問題とは何なのか 部落差別は大きく変わった。一般的に、若い世代の人は部落問題の知識があまりない。だから、著者は昔のように部落差別の実態を執拗に訴えることに違和感を持っている。しかし、人は時には得体の知れないものに惑わされることがある。たとえば、心霊スポットなどに代表される怪奇現象のように。気になる人はとことん気になるが、気ならない人はまったく無関心。その心理は部落差別と近いのではないか――。本書では、差別の本質的な問題を考察したエッセイを多数収録しました。 ●ルポ 部落の現場から 阪神淡路大震災では被差別部落でも大きな被害とたくさんの犠牲者が出た。当時、被災者となったマイノリティ(在日韓国・朝鮮人や障害者など)には取材陣が殺到したが、部落問題と震災の現場を報じたメディアはほとんど皆無だった。なぜマスコミはこの問題を黙殺したのか。そして震災当時、被差別部落では何が起きていたのか。著者がその現場をルポした。 その他、被差別部落が外国人をどう受け入れた(あるいは排除したか)、その姿を描いたルポなども掲載しました。 ●小西邦彦被告インタビュー 元暴力団組員にして、部落解放同盟支部長、社会福祉法人の理事長も務めていた小西邦彦が逮捕されたのは06年5月のことだった。容疑は業務上横領。マスコミは犯罪と同和行政の関係をこぞって報道したが、この事件はそれほど単純なものではなかった――。小西被告が著者だけに見せた「素顔」は読み応え充分。 〇本書の内容 被差別部落の青春群像 ◎差別されはじかれて辿った「ヤクザ」への道 ◎大学生、屠場を撮る ルポ部落の現場から ◎皮革工場の外国人労働者 ◎報じられなかった「阪神大震災と被差別部落」 危ういマスコミ ◎新聞社が『現代』広告を拒否 飛鳥会事件の深淵 ◎小西邦彦被告インタビュー 『同和利権の真相』の深層
  • トランスジェンダーの原理
    3.0
    差別と偏見について。 性別について。 性的少数者と社会の関わりについて。 近代社会原理の再確認をしながら、1990年代初頭に日本初のトランス系ネットコミュニティ「EON」を創立し、2003年「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」成立に携わった経験から、マジョリティとマイノリティが「対立」ではなく「和解」へと進むことを考察する。
  • きまじめでやさしい弱者のための「独立・起業」読本
    3.0
    ///弱者だからこそ、独立・起業の可能性がいっぱい/// 自らが弱者として弱い立場で生きざるを得ない状況に追い込まれた経験のなかで、不動産会社を起業した経緯を軸に本書はまとめている。俗に言う弱者とは「LGBT」や「外国人」「障がい者」などであろう。しかし、そういった人々だけではなく、今は「発達障害」「HSP」などもそれに該当するだろう。タイトルどおり「きまじめてやさしい弱者」であるがゆえに、組織で長年働くことが難しく、もう少し楽な生き方、いや、その人らしい生き方の提唱として、本書では「独立・起業」をすすめている。  【著者略歴】  阿部浩一(あべ・こういち) 1976 年1 月、山口県生まれ。LGBTs と社会的マイノリティのための不動産会社、合同会社うんすい宅建代表、宅地建物取引士。定時制高校を卒業後、保育士を志し、専門学校へ進学(中退)。書店員、保険代理店経営、NGO 団体職員、フリーランスのイベンター、社会福祉法人の職員、NPO に特化したコンサルティング事務所の経営といった職種を経験し、現在に至る。市民運動やボランティア活動にも数多く参加。首都圏のNPO 活動を紹介するラジオ番組『東京ラブレター』(FM わぃわぃ・神戸市)では、パーソナリティと番組の制作企画を担当した。30 年来、シンガーソングライターとしても活動。楽曲制作や東京・下北沢を中心に演奏活動も行っている。
  • ピープルデザイン
    -
    2014年に設立されたNPO法人「ピープルデザイン研究所」は「意識のバリアフリーをクリエイティブに実現する思想と方法論」を「ピープルデザイン」と定義し、従来型の福祉を飛び超えた「超福祉」を標榜し活動している。 この本では5つのマイノリティ(障害者、 LGBTQ、子育て中の父母、高齢者、外国人)と4つの切り口(シゴトづくり、ヒトづくり、コトづくり、モノづくり)をかけあわせて、多様性に寛容な社会の実現にむけてピープルデザイン研究所が行なっている様々なプロジェクトをパートナーとなった人たちの声とともに紹介する。 ※音声読み上げ機能対応
  • 孤独な世界の歩き方 ゲイの心理カウンセラーの僕があなたに伝えたい7つのこと
    5.0
    「なぜ、生きることはこんなに苦しいんだろう?」 この孤独な世界の中で、私達は、とても小さな存在。大きな道標のように見える誰かの強い価値観や様々な情報に翻弄され、迷い、時に、抜け出せない迷路に入り込むこともある。 けれど、生きていれば、必ず道がある。どんな道でも、あなただけの道を歩くことができる。 虐待、いじめ、自殺未遂、カミングアウト……。 ゲイの心理カウンセラーである著者が、自分自身の半生を紐解きながら、セクシュアル・マイノリティの視点と心理学的視点で語る、この生きにくい孤独な世界との向き合い方。
  • アメリカ白人の闇
    -
    予想を裏切って、ドナルド・トランプ氏が次期アメリカ大統領に選出されてから早1カ月。 アメリカを良く知る人々はなぜ、選挙結果を読み間違ったのか。 『アメリカ人の本音』の著者、マックス・フォン・シュラー氏が、誰がトランプ氏を支持したのか、明快に解説している。それは、絶対優位が崩れ去り、自分たちの知る良きアメリカが失われていくことに危機感を抱いたアメリカ白人層だった。マイノリティを守る名目で国家を破壊していく偽善者の白人左翼、自分たちと違う者は徹底排除するキリスト教原理主義者の白人右翼、いまだ虐げられていると恨む黒人コミュニティ…。 アメリカ社会の奥底に渦巻く憎悪と我欲が、一触即発でアメリカを内戦へと引きずり込むと著者は言う。 本書を読むと、日本人がアメリカに対して抱いている自由の国、すべての人にチャンスがある国というイメージはガラガラと崩れ去るだろう。 意外なことに、日米関係は、クリントン氏が大統領になるより良かったという著者。ただし、日本側も変わることが要求される。日本はどうあるべきか。日米両国をよく知る著者からの提言! 著者紹介 マックス・フォン・シュラー(Max von Schuler) 牧師。歴史研究家。親日家。 1956年2月22日生まれ。父はドイツ系、母はスウェーデン系のアメリカ人。1974年岩国基地に米軍海兵隊員として来日。その後、日本 、韓国で活動。退役後、国際基督教大学で政治学を学ぶ。役者、コメンテーターとしても日本で活動。「日出処から」代表講師。日米両方を知る立場から、日本人にアメリカ人の本音を知らせることを、自らの使命の一つとしている。

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  • 別冊野球太郎 2021春 ドラフト候補最新ランキング
    -
     2021年春のドラフト候補情報を完全網羅した1冊です。  野球太郎ライターや関係者のアンケートを元に作成した「ドラフト候補ランキング」は、上位指名されやすそうな選手の序列がわかるだけでなく、40以上の部門別ランキングを通して、個性あるドラフト候補は誰かがわかります。その部門別ランキングで1位に輝いた14選手のインタビューも収録。  トップ3の小園健太(市和歌山高)、佐藤隼輔(筑波大)、森木大智(高知高)の記事もオススメですが、大阪桐蔭高では根尾昂や藤原恭大などの1つ上の代で主将を務め、センバツで優勝した福井章吾(慶應義塾大)がリーダーシップや主将論を語った記事はぜひ読んでほしい! 慶大野球部を現在進行系で変えようとしている姿にも注目してください。  ドラフトランキングを作成時に投票は1票のみで、知名度はないものの「この個性に期待したいんだ!」という選手を紹介する“マイノリティーレポート”。上原浩治(元巨人ほか)を担当した当時のスカウトエピソード、スカウト活動を通して学んだことが指導者で生きたかなどをお聞きした“アマチュア指導者に転身した元プロスカウト”など興味深い記事が満載です。 表2・定期購読 折り込み・表 折り込み・裏(目次) [2021春]野球太郎的ドラフト候補ランキング~幅広く支持された小園健太を中心にドラフト戦線は廻っていく! アマチュア野球の歩き方2021 北海道地区~各地区の注目選手、今後期待の選手を紹介! ランキングNo.1インタビュー・田中楓基(旭川実高) 北海道地区ドラフト候補リスト AD・プリント・オン・デマンド+LINE公式アカウント 東北地区~各地区の注目選手、今後期待の選手を紹介! ランキングNo.1インタビュー・風間球打(ノースアジア大明桜高) 私が気になる選手たち・田澤健一郎 私が気になる選手たち・FGE 私が気になる選手たち・蔵建て男 東北地区ドラフト候補リスト AD・LINE公式アカウント 関東地区~各地区の注目選手、今後期待の選手を紹介! ランキングNo.1インタビュー・佐藤 隼輔(筑波大) ランキングNo.1インタビュー・徳山 壮磨(早稲田大) ランキングNo.1インタビュー・丸山 和郁(明治大) ランキングNo.1インタビュー・鈴木 勇斗(創価大) ザ・キャプテン 福井章吾(慶應義塾大)~満を持して慶應義塾大野球部 新主将を務める男の“意識”に迫る [第二の早川隆久]を探せ! 山下輝(法政大)がまとう大物感のルーツと気になるヒジの状態 私が気になる選手たち・山田 沙希子 私が気になる選手たち・久保 弘毅 私が気になる選手たち・大利 実 私が気になる選手たち・高木 遊 関東地区ドラフト候補リスト 北信越地区~各地区の注目選手、今後期待の選手を紹介! 北信越地区ドラフト候補リスト 東海地区~各地区の注目選手、今後期待の選手を紹介! ランキングNo.1インタビュー・阪口樂(岐阜第一高) 私が気になる選手たち・栗山 司 私が気になる選手たち・尾関 雄一朗 私が気になる選手たち・菊地 高弘 東海地区ドラフト候補リスト 近畿地区~各地区の注目選手、今後期待の選手を紹介! ランキングNo.1インタビュー・小園 健太(市和歌山高) ランキングNo.1インタビュー・德丸 天晴(智辯和歌山高) ランキングNo.1インタビュー・野口 智哉(関西大) 私が気になる選手たち・服部 健太郎 私が気になる選手たち・馬場 遼 近畿圏高校生TOP4のテクニカル勝負~四者四様の高校級投手たちを深堀り 近畿地区ドラフト候補リスト 中国地区~各地区の注目選手、今後期待の選手を紹介! 廣畑敦也(三菱自動車倉敷オーシャンズ)ってどんな投手ですか? 高校の恩師も登場し、即戦力度トップのドラフト候補を読み解く 私が気になる選手たち・yuki 私が気になる選手たち・髙梨 雅男 私が気になる選手たち・ARA 中国地区ドラフト候補リスト 四国地区~各地区の注目選手、今後期待の選手を紹介! ランキングNo.1インタビュー・森木 大智(高知高) 私が気になる選手たち・高田 博史 四国地区ドラフト候補リスト 九州地区~各地区の注目選手、今後期待の選手を紹介! ランキングNo.1インタビュー・隅田 知一郎(西日本工業大) 私が気になる選手たち・山田 次郎 九州地区ドラフト候補リスト JABA東京スポニチ大会ヒーローインタビュー~アマ野球 最初の公式戦で輝いた選手を直撃! アマチュア指導者に転身した元プロスカウト #1 益田明典(元巨人スカウト/現愛知学院大監督) AD・定期購読宣伝ページ マイノリティーレポート~ドラフト候補ランキングで1票だけ入った好選手~ [2021春]野球太郎的ドラフト候補ランキング~EXTRA来年のドラフト戦線はYAZAWAがくるぞ 『ドラフト答え合わせ』刊行記念 スカウト的観戦者カルト座談会《第28回》座談会メンバーが過去7年の発言を振り返る“大反省会” AD『別冊野球太郎〈完全保存版〉ドラフト答え合わせ1998-2020』発売中! 12球団別・春のオススメドラフト候補~どこよりも早く補強ポイントにハマる選手を推したい! 福岡ソフトバンクホークス 千葉ロッテマリーンズ 埼玉西武ライオンズ 東北楽天ゴールデンイーグルス 北海道日本ハムファイターズ オリックス・バファローズ 読売ジャイアンツ 阪神タイガース 中日ドラゴンズ 横浜DeNAベイスターズ 広島東洋カープ 東京ヤクルトスワローズ インフォメーション プレゼント&次号予告 表3 表4

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  • 愛は毒か 毒が愛か
    -
    1巻1,485円 (税込)
    映画『エゴイスト』の原作者でもある高山真氏が2007年に書かれたエッセイを電子書籍として配信します。 高山氏は2020年に逝去されましたが、本書はLGBTの先駆的エッセイとして今なお輝きを失っていません。 「“女の幸せ”があなたを苦しめるものだったら……どうするの?」と本音で問いかける、革命的「恋愛論」です。 「結局女は、若くて・可愛くて・従順で・愛されることに価値がある」という“おためごかし”が蔓延する「恋愛エッセイ業界」に戦うオカマが殴り込み! ……といっても、そこは芸達者なゲイ。体を張ってマイノリティ差別と戦ってきた“体験談”はシビアで過激ですが、それをウィットに富んだ、極上のエンターテイメントに昇華しています。 ※原本に掲載されていたマツコ・デラックスさんとの対談は 本電子書籍版には収録されていません。
  • 意識をデザインする仕事 「福祉の常識」を覆すピープルデザインが目指すもの
    5.0
    コミュニティ・デザインやソーシャル・デザイン等、社会をデザインする仕事に対する関心が高まっているなか、「意識をデザインする」を掲げて注目されている須藤氏。アシックスやオロビアンコなど有名ブランドと提携して、障害者も健常者にとっても使いやすい「おしゃれ」で「かわいい」靴やバッグを製造、原宿や渋谷のアパレルショップで販売を始める。福祉をクールなビジネスに変えた人として注目されている。 彼の関心は人々の心のなかにある「意識のバリア」。「違いは個性、ハンディは可能性」を旗印に設備や法律を変えるのではなく、人々の意識を変えて妊婦や高齢者、セクシャルマイノリティなどを含む全ての人が混じり合う社会をめざして活動。
  • 差別はたいてい悪意のない人がする 見えない排除に気づくための10章
    -
    私たち誰もが「悪意なき差別者」になりうる——韓国で16万部のベストセラー邦訳! あらゆる差別は、マジョリティには「見えない」。日常の中にありふれた排除の芽に気づき、真の多様性と平等を考える思索エッセイ。韓国で16万部突破のベストセラー!【推薦】望月優大(「ニッポン複雑紀行」編集長)、小島慶子(エッセイスト)、伊是名夏子(コラムニスト、車いすユーザー)、清田隆之(桃山商事代表) 【目次】 プロローグ あなたには差別が見えますか? I 善良な差別主義者の誕生 1章 立ち位置が変われば風景も変わる 2章 私たちが立つ場所はひとつではない 3章 鳥には鳥かごが見えない II 差別はどうやって不可視化されるのか 4章 冗談を笑って済ませるべきではない理由 5章 差別に公正はあるのか? 6章 排除される人々 7章 「私の視界に入らないでほしい」 III 私たちは差別にどう向きあうか 8章 平等は変化への不安の先にある 9章 みんなのための平等 10章 差別禁止法について エピローグ わたしたち 訳者あとがき 解説 韓国における差別禁止の制度化とそのダイナミズム(金美珍) 【著者】 キムジヘ 韓国・江陵原州大学校多文化学科教授(マイノリティ、人権、差別論)。移民、セクシュアル・マイノリティ、子ども・若者、ホームレスなどさまざまな差別問題に関心を持ち、当事者へのリサーチや政策提言に携わっている。 尹怡景 韓国・ソウル生まれ。韓国語翻訳者。訳書に『夢を描く女性たち イラスト偉人伝』(タバブックス)。
  • N/A

    N/A

    3.7
    1巻1,400円 (税込)
    選考会で異例の満場一致!  第127回文學界新人賞受賞作 松井まどか、高校2年生。 うみちゃんと付き合って3か月。 体重計の目盛りはしばらく、40を超えていない。 ――「かけがえのない他人」はまだ、見つからない。 優しさと気遣いの定型句に苛立ち、 肉体から言葉を絞り出そうともがく魂を描く、圧巻のデビュー作。 ★★★ 文學界新人賞・全選考委員激賞!! ここには誰のおすみつきももらえない、肉体から絞り出した言葉の生々しい手触りがある。――青山七恵 安易なマイノリティ表現への違和感の表明であり、同時にそのような表明の安易さへの批判でもあるという点で、まさにいま求められる文学なのではないか。――東浩紀 本作には紛うことなき現代を生きる人間が、そして現代がぶち当たっている壁が克明に描かれている。――金原ひとみ 世界が傷つくとみなす事項に対する、最初からの「傷ついてなさ」が、ぐっとくるのだ。――長嶋有 満場一致の受賞となり、今後の活躍を楽しみにしている。――中村文則 主人公にとって、また小説にとって、とても重要なもの、安易に言語化できないものたちが、物語の力によって、この小説の中に確かに存在している。――村田沙耶香
  • エリンとみどり ジェンダーと新しい家族の形
    3.0
    トランスジェンダーの米国人女性エリンさんと、日本人女性のみどりさんは、結婚21年目の「婦婦」。2人の間には3人の子どももいます。 エリンさんは国籍のある米国で性別と氏名を変更した後、日本の役所に性別変更を申請しましたが、認められませんでした。そこで2人はクラウドファンディングで資金を募り、 2021年6月21日、法律婚しているにも関わらず、住民票に同性のまま婚姻関係が記載されないのは違法であるとして、国や目黒区、大田区を相手取り、損害賠償を求めて裁判 を起こしたのです。世間でも大きな注目を集めています。現在、「LGBTQ」は世の中に少しずつ受け入れられてきてはいますが、まだまだ知られていない存在です。 エリンさんとみどりさん、そして3人の子どもたちの新しい家族の形を紹介します。そんな2人の生きざまは、多くのマイノリティに自信を与え、マジョリティにも一石を投じる一冊にな るはず。 巻頭口絵 カラー(8ページ)/ 第1章 ふたりの出会い/第2章 ジェンダーを乗りこえる/第3章 直面した大きな出来事/第4章 日本の法律の壁を知る/第5章 新しい家族 の形を考える/LGBTQ用語集
  • 池袋のお天気先生
    -
    「えー、先生から大切なお知らせがあります。先生、実はゲイなんです。はは」 場所は東京、池袋。大葉卯月は桜乃宮女子学園の新任教師として、大葉葉月(妹)のクラスを担任することになった。若くて格好良くて優しい新任教師に沸き立つクラスメイトたち。しかし自己紹介の時に告げられたのは、卯月がゲイであるという事実だった! そして天文部の顧問も任された卯月は天文部部長の玉置倫とはすぐに打ち解け合ったものの、卯月がゲイであると知った途端、なぜか倫の態度が急変。頑なな態度の裏になにか深い理由がありそうで……。 マイノリティだからこそ分かる、人の痛みや悩み、苦しみ。そして、マイノリティだからこそ持ち合わせている温かさ。池袋のお天気先生、大葉卯月は今日も前向きに生徒たちを照らします。 ゲイである卯月を中心に幼馴染みの友人や妹たちで繰り広げるハートフルギャグストーリー。
  • フットボールサミット第26回 名古屋グランパス 新時代への挑戦状
    -
    サッカー界の重要テーマを多士済々の論客とともに議論する『フットボールサミット』 第26回目の議題は「名古屋グランパス 新時代への挑戦状」です。 過去から続く歴史を築いた人々、選手、フロントスタッフ、OB、サポーターなど、 様々な視点からの肉声を聞きながら、クラブの現在地とこれからの未来を徹底的に掘り下げていきます。 【目次】 中村直志 名古屋グランパス一筋で来た道 現役引退を決断した孤高の思い 田口泰士 内に秘める闘争心の源流 名古屋のボランチが目指す世界 西野朗 ビッグクラブの資質 指揮官が描く理想のスタイルの築きかた 久米一正 名古屋グランパスは変わるのか。 プロGMのネクストミッション 中林尚夫取締役副本部長 愛されるクラブに 地域に根差すためのトヨタ式哲学 [相棒対談]永井謙佑×川又堅碁 同世代ストライカーが思い描く理想郷 楢崎正剛 16年間の移ろい ミスターグランパスの回想とミライ 宇都宮徹壱のマスコット探訪記 [グランパスくん編] 松永利弘育成ダイレクター 22歳までの育成ビジョン 伝えるべきサッカーの原点 小椋伸二チーム統括部長 精錬された強化の変遷 有望株が名古屋を望む理由 フィジコの矜持 サッカーを溺愛するブラジル人コーチの提言 松浦紀典 ホペイロが愛したスパイク 渡邉のおばちゃん チームを見続けたカメラマン タレント集団の生きる道 Jリーグのマイノリティゆえの存在価値 本田裕一郎 師が語るプレイヤーのルーツ 田口泰士&青木亮太のユース時代に迫る 日本サッカーの「土」をつくる 第8回 杉山勝良(アスルクラロ沼津 広報兼スタジアムDJ) [著者] 今井雄一朗、海江田哲朗、藤江直人 鈴木康浩、原田大輔、宇都宮徹壱 北條聡、元川悦子
  • 崩壊するアメリカ
    4.5
    1巻1,232円 (税込)
    日本をはじめ同盟国がこの男に青ざめた。トランプ大統領で世界は発狂する?そして日本も!? なぜ人気があるのか、トランプ現象がアメリカに与える影響は何か、トランプ現象を生んだマイノリティの台頭はどう影響を与えていくのか、オバマはどうだったか、そしてその変化の主体であるミレニアル世代とは何かについて解き明かす。大統領選を読み解き、日本はアメリカとどう付き合っていくべきかヒントが満載。 のけぞるほど面白いトランプ妄言録付き!
  • 「生きづらさ」を抱えたあなたへ
    -
    現代人が抱える「生きづらさ」を仏法の視点で考える うつ、産後不調、ひきこもり、大人の発達障がい、LGBTなど、 それぞれの当事者体験とともに、各章で専門家のインタビューを掲載。 いま「生きづらさ」を抱えるあなたと、それを支える周囲に「そのままで生きていいんだ」という思いを届ける一書! 第1章 メンタルヘルス 第2章 ひきこもり 第3章 発達障がい 第4章 性的マイノリティ
  • スーザン・ソンタグ 「脆さ」にあらがう思想
    4.2
    進歩という名の暴力に対する、「知性」の闘い―― クィア批評やメディア論における最重要人物、ついに入門書が誕生! 【おもな内容】 “反解釈・反写真・反隠喩”で戦争やジェンダーといった多岐にわたる事象を喝破した、批評家スーザン・ソンタグ。 あらゆる脆さにあらがう、その「カッコよさ」は、しかし生誕から90年を迎え、忘れかけられている。 本書は「《キャンプ》についてのノート」で60年代アメリカの若きカリスマとなったデビューから、「9・11事件」への発言で強烈なバッシングの対象になった晩年までの生涯とともに、ソンタグという知性がなぜ読者を挑発し続けるのかを鮮やかに描き出す。 自身のマイノリティ性や病にあらがい到達した思想の本質とは。 【目次】 はじめに 第1章 誰がソンタグを叩くのか 第2章 「キャンプ」と利己的な批評家 第3章 ソンタグの生涯はどのように語られるべきか 第4章 暴かれるソンタグの過去 第5章 『写真論』とヴァルネラビリティ 第6章 意志の強さとファシストの美学 第7章 反隠喩は言葉狩りだったのか 第8章 ソンタグの肖像と履歴 第9章 「ソンタグの苦痛」へのまなざし 第10章 故人のセクシュアリティとは何か 第11章 ソンタグの誕生 終章 脆さへの思想 おわりに
  • あなたが思うより、もっとディープな リアルBLの世界へようこそ
    1.0
    オネエタレント人気、芸能人のLGBTカミングアウトなどが一般にも浸透し始め、性のボーダーラインを越え、捉われない生き方に注目が集まっています。 とはいえマイノリティなコミュニティ、とくにゲイカルチャーは独特な世界観・価値観を持っており「(一般人の)自分とは違う」「怖いもの見たさ」という印象はつきもの。 そんな特殊な世界について、ゲイとして生き、ゲイ風俗で働いていた著者が、自身の見解や「事実はBL小説より奇なり」ともいえる自身や友人(LGBT仲間)の体験談をコミカルに描きます。 LGBTの基礎知識のほか、独自のゲイ専用アンケート(152人が参加)の集計をもとにしたリアルな声を反映したエピソードも収録。
  • Motor Magazine Mook カメラマン リターンズ トヨ魂 B面
    NEW
    -
    月刊カメラマン誌時代からの新製品インプレッションや連載企画『トヨ魂』で人気を博した写真家&辛口レビュワー・豊田慶記氏による初の写真エッセイ。ベースは、ネットのブログ「note」に綴られた氏の人気記事500余本の中からアクセスの多かった記事を厳選したもの。今回、それに加筆修正+書き下ろし&後日談を加えて再構成しました。  内容は、氏自身の写真に対する想いや、カメラ&レンズのレビューや評価にまつわるアレコレ、日々、感じていることなどを徒然なるままに綴った「around photography essay」。  豊田氏は、日芸卒業後、写真家として活動する傍ら、複数の写真光学機器メーカーで開発に携わり、技術的な知見も豊富。それらに裏打ちされた物言いやクリティックは、一般読者のみならず、業界関係や同業写真家も一目置く内容となっており、その舌鋒は「カメラマン リターンズ」の「間違いだらけの~」シリーズでも遺憾なく発揮されています。 まえがき Contents Chapter1 カメラのこと、レンズのこと File.01 初めての愛機 File.02 オススメのカメラ File.03 一度はフルサイズ!? File.04 趣味か、仕事道具か File.05 プロと一般ユーザー File.06 カメラ・レンズに貴賤なし File.07 向き不向き File.08 2023年の総括_前編 File.09 2023年の総括_後編 File.10 最新のカメラが最良か? File.11 カメラ&レンズよもやま File.12 フジのGFXとGFレンズ File.13 記録メディア Chapter2 レビューについてのエトセトラ File.14 評価の変化について File.15 踊る解像チャート File.16 数値じゃないのよ、写りは。 File.17 月刊コシナ Chapter3 Z fcにザワツク File.18 Z fcよもやま File.19 ヘリテージってナニよ? File.20 Z fcのA面 File.21 Z fcの○と× Chapter4 画作り File.22 モノトーン File.23 デジタル・モノクローム File.24 デフォルト File.25 ドアを開けてみる File.26 高画素機とマイノリティ File.27 キレイな写真とは File.28 RAW現像 Chapter5 写真よもやま File.29 「写真らしさ」ってナニよ? File.30 写真の日 File.31 「撮るプロ」と「機材のプロ」 File.32 「簡単にプロ並み」って… File.33 センスと技術 File.34 参考書 File.35 手段と目的 File.36 「直ぐウマ」系 File.37 「手癖」のススメ File.38 手癖とマンネリの間 File.39 自己満 File.40 「なんか好き」でいい File.41 僕の好きな写真 File.42 良い写真 File.43 iPhoneと写真機 File.44 インプット File.45 インスパイア File.46 ルール File.47 プリント File.48 ローリングシャッター萌え File.49 作例写真 File.50 CP+2024に想う トヨタヨシキという写真家とカメラという「装置」について 解説 : 赤城耕一 あとがき 奥付

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  • オトコに恋するオトコたち 誰も教えてくれなかったセクシュアル・マイノリティの世界
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    ノンケが聞きづらいゲイの秘密、ぜんぶぶっちゃけます!オネエ言葉使うの? 女装するの? ゲイバーってどんなとこ?興味はあるけれど、聞くに聞けないゲイの世界。その知られざる実情を、わかりやすく解説する本が登場!大まかな分類から、どう呼べばいいのか、新宿二丁目のリアル、さらにはゲイから見たBLまで、今まで語られてこなかった魅惑のゲイ・ワールドの秘密が、1冊にぎゅっと凝縮されています。用語解説もついているので、当事者でないノンケでもLGBTでも安心! みんな楽しめるゲイ・エッセイです。巻末には、『薔薇族』イラストレーター・いぬおによるエッセイマンガも収録。カバーイラストは人気マンガ家、紗久楽さわの書き下ろし!
  • 自由人3.0
    4.5
    既成概念をぶっ飛ばすし、経済的にも精神的にも自立した、自由な生き方を実現させる具体的な方法と豊富なヒントを提供する人生の指南書。自由とは何か? 自由に生きるにはどうしたらいいか? 実社会を冷静に見極める目と知識と、メンター、ライフハック、マイノリティ、ノマドなどのこれからの社会を生き抜く方法を紹介。若いころから自力で事業を立ち上げ、豊かな収入を土台に、世界と地球とたくさんの人々と関わってきたカリスマ著者が、一度きりの人生を後悔なく「自分らしく生きてほしい」という切なる願いから、自由な生き方を求め彷徨っている若者のために書き下ろした、今を知り、未来を面白くする1冊。「私たちは日本人である前に、地球で生まれた地球人です。母なる地球を感じ、誰かのお役に立ちながら、最高の今世を、共に自由に謳歌していきましょう」という著者の呼びかけで、今、自由な生き方とライフスタイルを実現している「自由人」21人のインタビューも収録。あなたを劇的に変える、魂の一冊。
  • 「鬼滅の暗号」解読の書
    4.0
    歴史史料グラビア 人々が恐怖した鬼の姿 はじめに なぜ日本人は鬼退治の物語に惹かれるのか 1章 キャラクターに隠された暗号 『鬼滅の刃』はマイノリティを描いた物語だった キャラクターたちは「生きづらさ」の象徴 竈門炭治郎にみる炭焼き民 我妻善逸・嘴平伊之助にみる捨て子 煉獄杏寿郎にみる元武士 胡蝶しのぶにみる仇討ち ほか 2章 ストーリーに隠された暗号 『鬼滅の刃』と世界の神話に共通するストーリー 非業の死を迎える「柱」と神話の英雄 日本神話から『鬼滅の刃』を読み解く 禰豆子は人と鬼をつなぐ巫女だった 禰豆子が竹の口かせをしている理由 鬼殺隊と追放された英雄・スサノオ 継国兄弟とヤマトタケル なぜ「血」によって人間が鬼になるのか ほか 3章 鬼との戦いに隠された暗号 鬼との戦いは疫病との戦いだった 新型コロナウイルスの流行と無限城の戦い 疫病をもたらす鬼 疫病を祓う神・スサノオ 鬼との戦いから日本の医療の歴史がわかる 鬼舞辻無惨は誰なのか 「新皇」を名乗った時代の抵抗者・平将門 無限城は将門の首塚の地下にあった ほか 4章 時代に隠された暗号 鬼は時代の境い目に現れる なぜ鬼殺隊と鬼に女性が多いのか 不死川玄弥にみる大正時代の火器 珠世・胡蝶しのぶにみる大正時代の女医 童磨にみる大正時代の新宗教 ほか 5章 紋様に隠された暗号 紋様からわかるキャラクターの特徴 竈門炭治郎の石畳紋 竈門禰豆子の麻の葉紋 我妻善逸の鱗紋 伊黒小芭内の縞紋 ほか 6章 聖地に隠された暗号 浅草・吉原と鬼門 鬼は鬼門から侵入する 鬼門封じの力が弱まった東京市 竈門神社と竈門兄妹 3つの神社が祀る女神と竈門禰豆子 上賀茂神社と我妻善逸・竈門禰豆子の結婚 ほか あとがき 現代によみがえった鬼の正体
  • 図解ポケット ビジネスパーソンが知っておきたいLGBTQ+の基礎知識
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2020年の調査によると「LGBT」について日本人の8割の人が知る言葉になりました。LGBTQ+はすべての人に関わるテーマであり、企業にも対応が求められています。本書は、LGBTQ+という言葉で総称されるセクシュアル・マイノリティについて、ビジネスパーソンが知っておくべき基礎知識や社会の動き、ハラスメントの防止策などをわかりやすく解説したポケットサイズの入門書です。社会の動きと現場の課題がわかります。
  • 私たちの近現代史 女性とマイノリティの100年
    -
    1923年9月1日に発生した関東大震災は、東京近郊に大きな被害をもたらしたばかりか、近代日本の精神にも大きな傷跡と罪科を刻み込んだ。 民間人らによる朝鮮人虐殺や憲兵らによる無政府主義者殺害である。 シベリア抑留体験のある父を持ち、ドラマ・映画化された小説『風よ あらしよ』でアナキスト伊藤野枝・大杉栄と、大震災での彼らの殺害を描いた村山由佳、祖父が関東大震災で殺されかけ、家父長制の色濃い在日家庭に育ち、自らも様々な形での差別を経験してきた朴慶南。 ふたりが、戦争と植民地支配、災害と虐殺が日本人社会に与えた影響、そして、いまだ女性やマイノリティへの差別と偏見が根強く残るこの国の100年を語り尽くす。
  • さらば,男性政治
    4.4
    男性政治とは,男性だけで営まれ,男性だけが迎え入れられ,それを当然だと感じ,たまに女性の参入が認められても対等には扱われない政治である.ジェンダー平等な社会を目指す推進力が生まれているが,男性政治の最後の砦,永田町がその流れを阻んでいる.こうした日本の現実を超えて,女性も,男性も,マイノリティも,誰もが生きやすい社会への道を探る.

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  • アジアをふたりで歩いてみた
    完結
    4.3
    セクマイ界のトップランナーとして創作活動を続ける著者が、リゾート地として注目を集めるアジアの国・地域をゆる~く旅して呑気に見聞してきた記録を国・地域別にまとめた旅行記!! 女性として訪れたアジア、男性として訪れたアジアは、著者の目にどのように映り、どんな心境の変化をもたらしたのか…!? タイ、台湾、シンガポール、インドネシア、沖縄、ハワイの6カ国・地域を収録。ひとつの国を「観光スポット」「食べ物&アクティビティ」「セクシャルマイノリティ」の3話で構成。さらに漫画とは別に、その国・地域の生活習慣や食べ物にスポットを当てた「街角ウォッチング」「市場めぐり」、コラム「旅の記憶」など盛りだくさんの内容でお届けします!!
  • 柳宗悦 「複合の美」の思想
    4.0
    民芸運動の創始者として知られる柳宗悦.その生涯は,政治経済的弱者やマイノリティに対する温かい眼差しで一貫している.それはどのような考えからきたのだろうか? それは,「世界は単色ではありえない」という確信に由来するのではないか.文化の多様性と互いの学び,非暴力を重視し続けた平和思想家としての柳を浮彫りにする.

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  • 今日も世界の片隅で~テレビの裏側で30年~
    -
    届けたいのは、世界の片隅で懸命に生きる人々の姿 テリー伊藤氏推薦! 「70過ぎて私は人生をまだ迷っている。 なんとかならないのか…… 答えがこの本にある。まさに救世主本! 世代を超えて読んでほしい!」 長年テレビ番組制作に携わるディレクターが、 世界中の取材現場で見てきた人々の力強い生き様を通して、 日々を生きてゆくことの魅力を伝える一冊。 ・人こそ特ダネ ・懺悔の記憶(阪神・淡路大震災) ・海に沈む国 ・カトリーナの爪痕 ・どっこい生きてるマイノリティ ・負け越しのボクサーたち ……ほか

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  • スモーカーズ・サバイバル・マニュアル
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「たばこを吸うあなたが、明日を生きのびるために」 現在、スモーカーはマイノリティであり、弱者です。スモーカーのあなたが、社会からいわれなき迫害を受けることなく、他人から迷惑と後ろ指を指されることなく、家族から「クサイ」と鼻をつままれることなく、おいしい一服を確保するためのスモーキング・マニュアルが誕生しました。 『スモーカーズ・サバイバル・マニュアル』は、いかなる危機的状況でも、安全にスモーキングするための基礎知識から、上級テクニックまでをわかりやすくまとめました。 スモーカーは、まず「安全な場所」を確保しなければならない。そして「リスクの高い場所」は徹底的に避ける。時にはスモーカーであることを「カモフラージュ」するテクニックも必要。今を生きるスモーカーのためのサバイバル術が展開されていきます。 さらに、スモーカーとして問われるのが、いろんな場面に対処する適応能力。「禁煙した人とお茶する場合」「合コンの2次会がカラオケボックスの場合」「婚活パーティに参加する場合」「ノンスモーカーの彼女とドライブする場合」「ロサンゼルスに1週間出張する場合」などなど。具体的なシチュエーションの中で、より実践的なサバイバル術を伝授していきます。 そして、何よりスモーカー自身が健康リスクに怯えることなく、おいしい一服をたのしむためには? 硬派の文章も、専門的な情報も、『大人たばこ養成講座』の寄藤文平氏のイラストとともに、わかりやすく、楽しく読める一冊です。 目印のキャラクターは、「白クマ」。 地球温暖化で、自分の居場所がどんどん無くなっていく「白クマ」くんと、今のスモーカーが置かれている境遇をちょっと重ねて。 スモーカーとして、これから必要な情報やスキルが満載。今まで気づかなかった多くの発見が必ずあります。 今こそ、この一冊を手に。 「生きのびろ。スモーカー」 ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがある場合がございます。
  • いまさら聞けない「ヨコ文字」事典
    -
    VUCA、ブロックチェーン、LGBTQIA、インバウンド……etc. つまり、どういう意味!? 厳選したキーワードの意味がすぐわかる! 今こそ知っておきたいアルファベット&カタカナ語をわかりやすく要約&解説! よく耳にするようになったけど、一言で説明するにはためらってしまう「次世代の用語」たち。 そんな「新聞、ニュースなどで耳にする時事用語」から「生活でよく目にするカタカナ用語」まで これからの時代を生きるうえで知っておきたい言語を、わかりやすく解説します。 [掲載用語例] NFT/リベラル/HSP/サステナブル/GAFA/アウフヘーベン/LGBTQIA/ポピュリズム/VUCA/ベーシックインカム/SDGs/ダイバーシティ/QOL/バイオマス/VR/リテラシー/DX/レぺゼン/OODA/モビリティ/IoT/チルアウト/MMT/トレーサビリティ/UX/マイノリティ …etc. 【目次】 1章 ニュースで耳にするけど説明できない時事用語 2章 知らないとなんだか損をしそうな経済用語 3章 仕事がデキるヤツが使っているビジネス用語 4章 意味も使い方もいまいちわからないIT用語 5章 いまさら知らないとは言えないインテリ用語
  • 満員電車にサヨナラする方法
    3.3
    すぐ会社をやめる若者や、多額の給料よりも自分の好きなことができる仕事をしたいという若者が増加中。すでに日本でも広がりつつある日本の労働者市場にあわせたクラウドソーシング時代の見解をその第一人者である著者がこれからの生き方(働き方)を提案します。もはや企業社会を抜け出し、クラウドソーシングを利用することで、住んでいる地域や現在の立場にとらわれることなく、自分で主体的に仕事を生み出すことが可能となった。いままで仕事をしたくてもできなかった人たち、技術とアイデアはあるのに、それを生かす場がなかった人たちが生みだす労働力、創造性、経済性は、いまの時代、大きなポテンシャルを持っている。実は、「規格外」、「その他大勢」、「在野」と呼ばれる人が、相対的に大きな社会にいつの間にかなっている。そんなマイノリティに属していた人達が、インターネット社会の到来により、労働を提供し、ビジネスを動かし、力と発言力と経済性を生み出す社会が訪れる。
  • ただいま、日本 世界一周、放浪の旅へ。37か国を回って見えたこと
    4.0
    本を飛び出した乙武洋匡が、電動車椅子で海外移住も視野に入れた世界一周の旅へ! LGBTQ、障害者、難民……。世界のマイノリティと触れ合い、あらたに見えた日本社会の姿とは 旅で出会った人々●ロンドンパラリンピックを成功に導いた立役者は自身も障害者●アウシュビッツ唯一の外国人公認ガイドは日本人だった●空爆で手足を失ったパレスチナの車椅子先生●東南アジアを股にかけるビジネスマン●ルワンダで20年間義足を作り続ける日本人女性 大炎上した乙武洋匡が、人生の次なるステップに選んだのは海外移住!? 一年間で37か国を回る旅が始まった。LGBTや障害者、難民など、世界のさまざまなマイノリティと触れ合うことで得られた“気づき”の数々。これまでにはなかった視点から、あらためて見えてきた自分自身、そして日本社会の姿とはどのようなものなのか。人権問題やバリアフリー、歴史問題から文化・気候・食事まで、電動車椅子から見下ろした世界を捉える。
  • 蒼い月
    -
    1巻968円 (税込)
    31才、製薬会社でMRとして働く僕はゲイであることを隠して平穏な日常生活を送っていた。しかし突如発覚したHIV感染の事実によって日常は一変。次々と試練が降りかかっていく…。華道家・假屋崎省吾氏推薦。「人間の美しい心と優しさがマイノリティの世界を変える力なのだと実感!」

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  • テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想
    4.3
    シリコンバレーの天才たちが希求する「1%のマイノリティだけの世界」 そこは楽園か、ディストピアか? アメリカのIT企業家の資産総額は上位10数名だけで1兆ドルを超え、日本のGDPの25%にも達する。いまや国家に匹敵する莫大な富と強力なテクノロジーを独占する彼らは、「究極の自由」が約束された社会――既存の国家も民主主義も超越した、数学的に正しい統治――の実現を待ち望んでいる。 いわば「ハイテク自由至上主義」と呼べる哲学を信奉する彼らによって、今後の世界がどう変わりうるのか? ハイテク分野で活躍する天才には、極端にシステム化された知能をもつ「ハイパー・システマイザー」が多い。彼らはきわめて高い数学的・論理的能力に恵まれているが、認知的共感力に乏しい。それゆえ、幼少時代に周囲になじめず、世界を敵対的なものだと捉えるようになってしまう。イノベーションで驚異的な能力を発揮する一方、他者への痛みを理解しない。テスラのイーロン・マスク、ペイパルの創業者のピーター・ティールなどはその代表格といえる。 社会とのアイデンティティ融合ができない彼らは、「テクノ・リバタリアニズム」を信奉するようになる。自由原理主義(リバタリアニズム)を、シリコンバレーで勃興するハイテクによって実現しようという思想である。 「この惑星上の約40~50億の人間は、去るべき運命にあります。暗号法は、残りの1%のための安全な世界を作り出そうとしているんです」(ティモシー・メイ) ――とてつもない富を獲得した、とてつもなく賢い人々は、いったいこの世界をどう変えようとしているのか? 衝撃の未来像が本書で明かされる。
  • 女性政治家のリアル
    4.0
    昨今、さまざまな問題が噴出し報道される“伏魔殿”東京都議会。タレント、放送作家から政治家に転身し、本会議中に受けた「セクハラ野次」によって当時渦中の人物となった著者が見た都議会とは、一体どういうところなのか。女性かつ一人会派というマイノリティだからこそ見えてくる、いま女性が政治家になることの“リアル”がここにある。巻末に、「社会を変えること」をめぐってNPO法人フローレンス代表・駒崎弘樹氏との特別対談掲載。
  • 女性自衛官~キャリア、自分らしさと任務遂行~
    -
    “THE 男社会”で戦う女のワークライフバランスとは――? 未だ全体の8%未満と超マイノリティである女性自衛官、中でも子育て経験のある幹部自衛官を対象にインタビューを実施。任務遂行上で抱える課題、出産や子育てでぶつかる壁、自分の仕事をどのようにとらえてキャリアを形成してきたのかを通じて、日本社会で働く女性が共通して直面する葛藤やキャリア形成の問題点をより鋭角的にあぶり出した、新・女性キャリア論。
  • マイノリティ・マーケティング ──少数者が社会を変える
    4.0
    「マイノリティ・マーケティング」とは、マイノリティ自身が、マーケティングの手法を用いて社会を変える、その方法のこと。ろう者を中心に、コミュニケーションバリアフリーを推進するNPO「インフォメーションギャップバスター」は、この手法によって、きこえなくても電話が使える電話リレーサービスの法制化や、東京オリンピック・パラリンピック開閉会式テレビ放送への手話通訳導入に尽力してきた。少人数でもお金がなくても、効率的に社会を変えられる、とっておきの方法。

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