作品一覧 2023/05/19更新 愛は毒か 毒が愛か 試し読み フォロー エゴイスト 試し読み フォロー 羽生結弦は捧げていく 試し読み フォロー 羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界 試し読み フォロー 【無料】『羽生結弦は助走をしない』 ~羽生結弦を語り足りない~ 無料あり 試し読み フォロー 恋愛がらみ。 不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 高山真の作品をすべて見る
ユーザーレビュー エゴイスト 高山真 先に映画を観た。凄まじい衝撃で、わたしの人生に大きく食い込む作品だと思った。これは原作も読まなきゃと手に取って、あっという間に読んでしまった。ぜひ映画とセットでみてほしい。胸がぎゅうっと締めつけられて何も言えなくなる。いろんな愛が詰まっていて、それはすべてエゴかもしれないし、ほんとの愛なのかもしれな...続きを読むい。そんなことは誰にもわからない。愛は目に見えない。形もない。受け手によって如何様にも変わってしまう。もしかしたら窮屈で重い鎖のようなものだったのかもしれない。何度も躊躇って、祈るように反芻して、ああすればこうすればよかった、とか、そういうものばっかり溢れてくる。いなくなってから聞くことはできない。でもわたしはこれを純粋な愛だと思わずにはいられなかった。エゴじゃないよ届いてるよって言ってあげたい。恋人の愛、親子の愛、まったくの他人同士の愛、いろんな愛が垣間見える。ふたりがどうか、安らかな光の中にいてほしいと思う。 Posted by ブクログ エゴイスト 高山真 「エゴイスト」は映画化され、評判が良かったのでずっと気になっていた。 同性愛の切ない内容だと思って読み進めたが違っていた。いや、違ってはいないが家族愛がテーマの作品だと思う。 大切な人の為にしてきた事は愛なのかエゴなのか…自問自答する主人公。浩輔(高山真さん)に言いたい。エゴではなく愛です。と ...続きを読む Posted by ブクログ エゴイスト 高山真 純粋な幸せ、悲しみ、怒り、苦しみに溢れた作品でした。不器用で優しい登場人物の皆さんが…とても愛おしく、素晴らしい存在に思えてやみません。心がカサカサした時に再読すると思います。 Posted by ブクログ エゴイスト 高山真 「あなたのためを思って」というのは間違い。実は自分が安心したいから、自分がそうしたいからというエゴなのだ、ということは前から百も承知であった。しかしこの本を読んで、相手に何かを与えるのと同時に、相手から何がしかを奪ってしまうこともあるのだと初めて知った。奪ったものとは?それはこの物語の場合「プライ...続きを読むド」だったのかと思う。浩輔が与えれば与えるほど、龍太たちはお礼を言いながらも苦しそう。浩輔は善意でやっているので余計タチが悪い。浩輔がそれに対し、龍太たちへ「見返り」を求めていなかったことはまだマシだった。 どこかに書いてあったと思うけど、愛は時として「毒」にもなってしまう。自分自身、最も大切な人たちに惜しみなく「愛」を与え続けたいと思い、それが生き甲斐でもある。しかし、自分がその「愛」とやらを与える時、それは相手からたとえば「プライド」とか「自信」「自立心」「思考力」のような大切で失ってはいけないものを奪うことのないように、一旦考えてみようと思った。 また、本書にもあるとおり、今や「同性愛か異性愛かは、服の好みほどの差」であると思っているが、まだ田舎の方は?偏見が根強いのだろうか?だとしたら、田舎に限らずどんな場面でも、性的マイノリティの方々が堂々と、いろんな選択肢を獲得し、自由に生きていける世の中になるよう、全ての人々から偏見がなくなるように願う。 「自分たちとは違うなにか」を警戒するのは生物の本能と言ってしまえばそれまでだが、人間はせっかく「知性」を獲得したのだもの。やってやれないはずはない。 Posted by ブクログ エゴイスト 高山真 私の人生作品になりそうなくらい心を揺さぶられた一冊。読後しばらく考えすぎて、エゴイストシンドロームになりました…笑 タイトルがまた秀逸で、その意味がわかった時辛かった。 自叙伝ということで、著者の高山さんには「それはエゴではなく愛でしょう」とお伝えしたいな。 何度も何度も読みたい、大切な作品。 Posted by ブクログ 高山真のレビューをもっと見る