エゴイスト

エゴイスト

小説・文芸
594円 (税込)

2pt

「愛した彼は体を売って、生きていた」。

2023年初春、本作品の映画化が決定。出演は鈴木亮平、宮沢氷魚。文庫版には鈴木亮平の特別寄稿を収録。

「母が死んで、『死にたい』と思っていた僕の何かは死んだ」。14歳で母を亡くした浩輔は、同性愛者である本当の自分の姿を押し殺しながら過ごした思春期を経て、しがらみのない東京で開放感に満ちた日々を送っていた。30代半ばにさしかかったある日、癌に冒された母と寄り添って暮らすパーソナルトレーナー、龍太と出会う。彼らとの満たされた日々に、失われた実母への想いを重ねる浩輔。しかし、そこには残酷な運命が待っていた・・・。
龍太と母を救いたいという浩輔の思いは、彼らを傷つけ、追いつめていたのか? 僕たちは、出会わなければよかったのか? 愛とは、自らを救うためのエゴだったのか? 浩輔の心を後悔の津波が襲う。人は誰のために愛するのか。賛否両論渦巻く、愛のカタチ。

※この作品は単行本版『エゴイスト』として配信されていた作品の文庫本版です。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    :
    小学館文庫
  • タイトル
    :
    エゴイスト
  • タイトルID
    :
    1189376
  • ページ数
    :
    192ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年08月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • 映画化

    「エゴイスト(2023)」

    2023年2月10日公開
    出演:鈴木亮平、宮沢氷魚、中村優子

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エゴイスト のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    泣き過ぎて休憩を挟まないと読み切ることが出来ませんでした。
    映像作品を先に視聴し、原作も読まねばと思い購入。

    0
    2026年08月20日

    Posted by ブクログ

    14歳のときに母を亡くした浩輔が長い間病気を患っている母親と暮らす龍太との話です。主人公浩輔の不器用ながらの龍太との繋がり。読む手が止まりませんでした。

    0
    2026年07月12日

    Posted by ブクログ

    読み進めるうちにタイトルが切なくも胸をえぐっていくようだった。他人を愛して、他人のために何かをしたいと思うことは、本当に自分のエゴなのだろうか。

    この本は同性愛の作品としてカテゴライズされる。同性愛者として生活していくうえでのこれまでの苦しみと解放。他人を愛したいという感情。そういった感情はきっと著者が当事者であったからこそ、ありありと迫ってくるようだった。
    でも、この作品はそれだけじゃない。それだけで片づけるにはもったいなさすぎる。二人だけでなく、二人の家族をも巻き込む深い愛情の物語であり、人を愛することの喜びと苦しみを訴えかける。

    印象的だったのは、「恋人だったけど、他人だった。」という言葉。確かに人は、他人と自分のおなじところを探して「おなじだ」と思ってしまいがち。だからこそ、「他人」であることを突き付けられる絶望感は計り知れない。浩輔が失意の中、愛する人を失った罪悪感に苦しんでいる描写に胸がいっぱいになった。

    読後はやるせなさと切なさ、そしてあたたかさと希望でぐちゃぐちゃになった気持ちにしばらく浸っていた。
    私はそれはエゴではなく救いだったのだと言いたい。
    どうか彼らがもうこれ以上謝らずに、生きていけますように。そう願わずにはいられなかった。

    このような作品を世に出してくれてありがとうございました。

    0
    2026年06月10日

    Posted by ブクログ

    どうしてみんな幸せになれないんだろうとはじめに思った。
    次に読んでみて、彼らの関係には終わりがあったからこそ愛おしかったし、愛していた愛せていたのかもしれないと思った。
    願わくば彼らが恋人として、そして家族として幸せな結末を迎えて欲しかったけれど、あのまま続いていたらどうだったのかな。
    叶わなかったから、温かくて幸せでそして悲しい物語だった。
    鈴木亮平さんのあとがき、自分のセクシャリティを理由に命を絶つ選択を考えてしまうような少年少女がらこの国から、この世界から一人もいなくなることを私は願います。
    この言葉もとても良かった。

    0
    2026年05月16日

    Posted by ブクログ

    深く刺さった部分のページの端を折る習慣があるのですが、この本は折りまくりでした。
    やはり実在の人物をモデルにしている分、リアルで、そして自分のセクシュアリティが近いこともあり響きまくった。
    こんな大変な思いをしてた人がいて、その人生が面白い!とかって分類に入れる本ではなくて自分にとっての愛が愛なのか?を考えさせられた本。

    0
    2026年03月27日

    Posted by ブクログ

    著書自身の物語。
    後半につれて涙が出てしまい、読み進めるのが辛かったです。
    自分のエゴを龍太、龍太の母に。なんて傲慢な人間なんだろう
    しかし、傲慢ではなく主人公のおかげで二人は救われたと私は思っています。
    天国で一緒に過ごしているかな

    この本を残してくれてありがとうございます。

    0
    2026年03月22日

    Posted by ブクログ

    映画のエゴイストを観てから、ご本人の書かれた本書が気になって、一気読みした。
    愛とは、なんなのか?と考えざるを得ない本。
    一気に読んだ後、自分のことも振り返って考えてしまった。
    難しい・・・

    愛ゆえに、与え方が分からないゆえに、恋人に金銭的な物含め自分にできることをどんどん与えていく。
    エゴと言われれば、エゴかもしれない。
    相手が本当に望んでいるのかも、分からないから。本当の意味で恋人のためになっているのか分からないから。
    うん。エゴかもしれない。
    だけど、好きになった人に、大切な人に、自分ができることをしたいって思うのって、普通のことじゃ無いかな?
    愛があるからこそ、『したい』って思うわけだし。

    恋人の母親に対してはどうだろう。
    自分の母親に重ね合わせて恋人の母親にやっていること。
    その側面だけ見たらエゴなのかもしれない。
    だけど、恋人の母親は、きっと幸せだったと思う。
    自分の息子は確かに愛されていたって、十分伝わるもん。
    もう一人の息子のように気にかけてくれる人がいるって、我が子を亡くした高齢者にとってみたら、貴重な存在というか。
    だけど、人様は人様。だから住まいのこととかはちゃんと一線引いている。でも、主人公の優しさや愛は伝わっていたと思う。

    なんだか一気に映画、小説と読んで心にポッカリ穴が空いたような虚無感に包まれた本。
    なかなかエネルギーを使うので、自分が元気な時じゃないと心が持っていかれそうになる本。

    0
    2026年01月03日

    Posted by ブクログ

    「愛」とはなんなのか。
    結局のところ、「愛」とは、すべてエゴなのではないか。

    そんなことを考えながら読んだ。
    映画もすごく良いので、両方ぜひ。

    0
    2025年12月26日

    Posted by ブクログ

    愛がエゴか純粋なものかって誰も明確に区別できないし、ただ愛することもそれだけで素晴らしいのではないかなと思ったけど、難しいな

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    実母の喪失を他人の母子で代替する事はエゴなのかというお話
    
    以下、公式のあらすじ
    --------------------
    「愛した彼は体を売って、生きていた」
    
    2023年初春、本作品の映画化が決定。出演は鈴木亮平、宮沢氷魚。文庫版には鈴木亮平の特別寄稿を収録。
    
    「母が死んで、『死にたい』と思っていた僕の何かは死んだ」。14歳で母を亡くした浩輔は、同性愛者である本当の自分の姿を押し殺しながら過ごした思春期を経て、しがらみのない東京で開放感に満ちた日々を送っていた。30代半ばにさしかかったある日、癌に冒された母と寄り添って暮らすパーソナルトレーナー、龍太と出会う。彼らとの満たされた日々に、失われた実母への想いを重ねる浩輔。しかし、そこには残酷な運命が待っていた・・・。
    龍太と母を救いたいという浩輔の思いは、彼らを傷つけ、追いつめていたのか? 僕たちは、出会わなければよかったのか? 愛とは、自らを救うためのエゴだったのか? 浩輔の心を後悔の津波が襲う。人は誰のために愛するのか。賛否両論渦巻く、愛のカタチ。
    --------------------
    
    映画を視聴済み
    なので、物語の内容は知っていた
    原作との相違点はいくつかあったけど、概ね原作通り
    
    故郷に帰る際に、ブランド物の服で武装するというのはある意味で虚しいなぁ
    ま、それを虚しいと思えるくらいに私は幸せなのだろうけど
    
    浩輔は龍太を好きになったように見えて
    その実、龍太と母親の関係に自身と亡くなった母親を重ね合わせている
    悪く言うと龍太を使っているというエゴ
    
    龍太を過労死?に追いやったのは自分という認識もしている
    浩輔は、母のために犠牲になりたかったという思いもあるのではなかろうか
    
    ただ、龍太の親子を傷つけていたようには思えない
    むしろ本当に感謝しているし、龍太の母にしても息子の喪失を浩輔を分かち合っているようにも思える
    
    最後のところで、息子かどうかを訂正しなかったあたり
    本当の親子とまではいかないまでも、それに近しい関係性を結べたのだろうなぁ
    
    鈴木亮平の解説によると、著者の体験を元にしているようだ
    
    この小説や映画に嫌悪感を抱いている人もいるようだけど
    その要因は同性愛というところなのだろうか?
    だとしたら、その人は中々に偏見のある人なのかもしれない
    この物語、同性愛の要素がなくとも成立するメッセージがあると思うのだが?

    0
    2025年09月25日

エゴイスト の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    :
    小学館文庫
  • タイトル
    :
    エゴイスト
  • タイトルID
    :
    1189376
  • ページ数
    :
    192ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年08月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • 映画化

    「エゴイスト(2023)」

    2023年2月10日公開
    出演:鈴木亮平、宮沢氷魚、中村優子

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