青弓社編集部の作品一覧
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Posted by ブクログ
気になるドラマが立て続けに始まり、社会人になってから今1番テレビを観ているので気になって購入しました。
テレビを観る人が年々減ってきているなか、特にジェンダー意識に焦点を当てて今のテレビの問題点を洗い出していくという内容。
テレビが面白くなくなったのは、言いたいことが言えなくなったからではなく、時代の変化に合わせず昔は良かった精神で価値観をアップデートしないからなのではないかと書かれています。概ね賛同ですが、お笑い第7世代の台頭やテレビドラマではジェンダー意識が洗練されたものも増えつつあり希望も微かにあるということです。話題に上がる作品や番組を観ていなくても勉強になり、むしろ観るきっかけになる
Posted by ブクログ
お笑い、ドラマの演者、作り手側の意識の変遷が見られた。◯世代とカテゴライズされることにより消費が早まる、なるほどな。
女性、というものは男性によって面白おかしく観察され消費されるためだけの存在だった。女向けはこんなもんでいいでしょ、と舐められていたものが、近年の女性向けドラマ作品ではそうでないものが生まれてきた。シスターフッドの章では女性のための物語には必ずしも男性は必要ない或いは障害として描かれているものが紹介されている。
「ワイドショーは議論されない」
確かに。
どうせくだらないことしかやってないから見ない、論ずるに値しない。それで切り捨ててしまうと、この世界は永遠にこのまま変わらない
Posted by ブクログ
面白い!もう10年以上テレビのない生活をしているので、いまのテレビエンタメコンテンツがどんなものか薄っすらとしか分からない。けれどテレビを見ずとも、テレビの影響を色濃く受ける社会で生きている私たちは、直接的にも間接的にもテレビの影響を受けているのだろうと感じた。
複数の著者の共著なので、それぞれのコラムは短く、もっと深く知りたいとも感じたが、エンタメをフェミニズムとジェンダーから見つめ直すために、広く辺りを見回せてくれる良書だった。
とくに感銘を受けたのは2個目のコラム。テレビに限らずSNS、映画などでも引っかかる部分について、男性の著者がここまで敏感に感じ、文章にまとめ、世の中に発信して
Posted by ブクログ
どこで紹介されたのか忘れてしまいましたが、2023年2月7日に「読みたい」に登録していた本。
自分はあまりテレビを見ないので、タイトルの『「テレビは見ない」というけれど』という文言が気になっていたのですが、実はサブタイトルになっている「エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む」の部分がとっても重要な本でした。
複数の著者からなる本ですが、「フェミニズム・ジェンダーから読む」ことを重視していることもあってか、著者は女性やゲイの方が中心。
いずれの著者も、(テレビ番組に対して)ジェンダーに関する自身の立ち位置を大切にした考え方や見方を持っていて、それらに力強さを感じましたし、そのよ