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本田宗一郎 ――ものづくり日本を世界に示した技術屋魂
下町のバイク修理工場を世界的な自動車メーカーに育てあげ、F1レースにも優勝。創意工夫と独立の精神で、戦後復興の象徴となった男の生涯。(巻末エッセイ・田原総一朗) -
本当は偉大だった 嫌われ者リーダー論
人の上に立つリーダーの孤独と、己の信念の貫き方を知る一冊。雑音は聞かない! 直感を信じよ! いつか歴史が正しさを証明してくれる!! 激動の時代に国家の岐路に立たされ、たとえどんなに当時の人に嫌われても、自分の信念を貫いた5人の<嫌われ者リーダー>の物語。彼らこそが、その国を救い、新たな未来を作った。第二次大戦中、ナチスに占領されたフランスに対し、ひとりで別の政府をロンドンで宣言し、人々を鼓舞して結果的に戦勝国に導いたシャルル・ド・ゴール。17世紀のヨーロッパ、新教徒と旧教徒の争いの中、諸外国との争いからフランスを守り抜きフランスの王権を確立し強国に育てた宰相リシュリュー。19世紀末、フランス革命後のパリにてナポレオン3世の懐刀として、今も世界中から観光客が押し寄せる“花の都パリ”を作ったウージェーヌ・オスマン。激動の中国近代史を父・蒋介石と共に指導者として生き抜き、最終的には台湾に渡って、台湾の近代化と台湾人のための国づくりを進めた蒋経国。幕末の動乱期に、朝廷と幕府の間にはさまれ、融合を図るも失敗。諸外国の思惑を外に内戦の危機から日本を救った最後の将軍・徳川慶喜。東西の傑出したリーダーをフランスで3人、アジアでふたり、取り上げた。彼らの決断こそが、今に続く繁栄の礎になったことを、人々はもっと知るべきであろう。 -
ほんとはこんなに残念な日本史の偉人たち
水戸光圀は札付きのワルだった!?「英世」への改名に隠された野口英世の過去?……誰もが知っている日本史の中の有名人の意外な過去、いわば「黒歴史」が面白い!偉人たちが世に出る前にやってしまった出来事、にわかには信じられない意外な過去……その一方で「いかにも」と思わせるエピソードや、その人のイメージが一変する出自や、定説をくつがえす過去など、知れば知るほど面白い「意外な過去」の日本史。 第一章 できれば隠したい!? 偉人たちの若気の至り 野口英世 徳川光圀 陸奥宗光 伊藤博文 葛飾北斎 南方熊楠 渋沢栄一 岩崎弥太郎 前田利家 塙保己一 西行 藤堂高虎 本多正信 三島由紀夫 頼山陽 第二章 歴史人物のイメージを覆す意外な前歴 徳川家康 高橋是清 西郷隆盛 長宗我部元親 上杉謙信 水野忠邦 乃木希典 小村寿太郎 高杉晋作 岩倉具視 菅原道真 吉備真備 春日局 新井白石 マシュー・ペリー 松尾芭蕉 第三章 偉人たちの性格に裏打ちされた納得の前歴 上杉鷹山 武田信玄 大久保利通 紫式部 伊能忠敬 福沢諭吉 板垣退助 藤原道長 藤原定家 後藤又兵衛 平賀源内 北条政子 徳川慶喜 住友政友 坂崎直盛 第四章 定説崩壊!? 教科書には記されない意外な出自伝説 徳川吉宗 北条早雲 斎藤道三 平清盛 保科正之 藤原不比等 一休宗純 豊臣秀頼 天草四郎 豊臣秀吉 山本勘助 -
本牧亭の灯は消えず 席亭・石井英子一代記
日本最後の講談定席として惜しまれつつ平成二年に休場した東京・上野の本牧亭。その席亭を務めた著者が四十二年間の軌跡を振り返る。家族ぐるみで交流した芸人達の素顔、伝統話芸を守らんと試行錯誤を重ねた日々。江戸っ子の爽やかな人柄がにじむ「おかみさん」奮闘記。 目 次 序 章 雪の夜の楽屋 第1章 生い立ち 第2章 娘時代の私 第3章 戦中から戦後にかけて 第4章 本牧亭再興 第5章 寄席の経営 第6章 父のこと 第7章 『巷談本牧亭』のこと 第8章 中国旅行 第9章 鉄筋ビルの寄席に 第10章 休席の顚末 第11章 講談の灯は消さない 第12章 人との縁 終 章 幸せな星の下に あとがき 文庫版あとがきにかえて 清水孝子 年 表 本書に登場する主な講釈師たち 〈対談〉本牧亭がつないだ講談の昔と今 宝井琴調×神田伯山 〈解説〉客と演者とおかみさん――本牧亭をめぐる人間模様 長井好弘 人物索引 -
暴君~新左翼・松崎明に支配されたJR秘史~
暴君に支配された「平成JR秘史」。 2018年春、JR東労組から3万3000人の組合員が一挙に脱退した。同労組の組合員はあっという間に3分の1に激減し、崩壊の危機に追い込まれてしまった。いったい、何が起こったのか――。 かつての動労、JR東労組委員長にして革マル派の実質的な指導者と見られる労働運動家・松崎明の死から8年。JR東日本が、「JRの妖怪」と呼ばれたこの男の“呪縛”から、ようやく「解放される日」を迎えたのか。 この作品は国鉄民営化に「コペルニクス的転換」といわれる方針転換により全面的に協力し、JR発足後は組合にシンパを浸透させて巨大な影響力を持った男・松崎明の評伝であり、複雑怪奇な平成裏面史の封印を解く画期的ノンフィクションである。 -
僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史
本書は、古川享がアスキーに入社した頃のパソコン黎明期から、マイクロソフトの日本法人であるマイクロソフト株式会社設立の過程、MS-DOSから現在のWindowsに至るパソコンのOS(基本ソフト)がデファクトスタンダードになる過程、日本のパソコンの標準マシンであったNECの98シリーズが一時代を築き、その後、世界標準のDOS/Vマシンに移行する過程など、パソコンの進化の激動の時代を中心に、それぞれの時代の様々な現場で何が起こっていたのか、そこで輝いていた人たちの知られざる活躍を語ったものです。 -
牧水の恋
旅と酒の歌人・若山牧水は、恋の歌人でもあった――。 白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ 幾山河越えさりゆかば寂しさのはてなむ国ぞけふも旅ゆく これらの名歌が生まれた背景には、小枝子という女性との痛切な恋があった。 若き日をささげた恋人の持つ秘密とは? 恋の絶頂から疑惑、別れまでの秀歌を、高校時代から牧水の短歌に共感し、 影響を受けてきた俵万智が丁寧に読みこみ、徹底した調査と鋭い読みで、二人の恋をよみがえらせる。 スリリングな評伝文学。 第29回宮日出版文化賞特別大賞受賞作。 『ぼく、牧水!』の対談集がある俳優・堺雅人氏も絶賛。 「解説」は牧水研究の第一人者・伊藤一彦氏(堺氏の高校時代の恩師で、『ぼく、牧水!』の共著者)。 ※この電子書籍は2018年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
ぼくの花森安治
花森安治の叱声が聞こえてきそうな、臨場感あふれるエピソードに満ち溢れている。 「暮しの手帖」編集長として、確固とした生活の哲学をもち、社会へ透徹した目を向けた信念の男を、「あの手書き文字」を書き続けた著者が、柔らかな語り口で回想する。 花森安治と大橋鎭子を語れる数少ない人物が、満を持してペンをとりました。 NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」では描ききれなかった「暮しの手帖」の真実。 晩年の花森安治に、足かけ9年、正味8年仕え、大橋鎭子には、亡くなる寸前までのほぼ40年仕えた筆者だからこそ分かる「暮しの手帖」が貫いた生活哲学と、世の中を見る目、まっとうな暮しのありようを、ここに余すことなく明かす。 誌面に独特の手書き文字を書き続けた元副編集長の視点から捉えた書き下ろし -
ボクは漫画家もどき イケてない男の人生大逆転劇
『ドラゴン桜』『クロカン』『アルキメデスの大戦』などのヒット作で知られるベストセラー漫画家・三田紀房さんは、30歳になるまで漫画家になることなど夢想もしていなかった。 それどころか、子どもの頃は「とりたてて人並み優れたところもなく、何かに憧れるということもなかった。だから、人から『将来の夢は?』と聞かれることがとても嫌だった」という。 そんな子供時代から始まった人生は、時折とんでもない不運に見舞われるのだが、のちのち振り返ってみれば、その不運そのものが幸運へのきっかけになっており、まるで「人間万事塞翁が馬」の故事を地で行くような半生を送ってきたのだ。 夢のない少年時代、図らずも巨大な借金を背負うことになった20代、漫画を描いても描いても売れなかった30代。そんな彼が億の金を稼ぐようになった。その大逆転の根底には、三田さん独特のユニークな考え方があった。 この三田さんの思考方法は、今現在、窮地に陥っている中高年、将来に夢を抱けない若者たちにとって、大いなる参考になるはずだ。 -
僕らが愛した手塚治虫
手塚漫画に魅入られた作家の自伝的探書記! 幼少の頃に手塚漫画に夢中になり、漫画の神様・手塚治虫の足跡を追ううちに長じてミステリ作家となった著者。その著者が成長とともに奥深い手塚作品の世界に踏み入り、ときに迷宮のような謎に挑みながら、膨大な作品を当時の状況とともに解説していく記録であり、あふれ出る手塚への愛と造詣を綴った偏愛エッセイ。ファンの間では知られる長期連載をまとめた単行本の、文庫化第一弾。「この本では、一人の少年と、彼と同じように手塚マンガを愛した多くのファンやマニアの心象を通して、手塚マンガの魅力に迫ろうとしています。そういう意味では、この本は、これまでの手塚マンガの解説書や評伝とは、少しだけ違っています」「書くにあたっては、自分の持っている収集品をフルに活用し、できるだけ多くの図版をしようと考えました。僕自身、手塚マニアとしての自負もあり、図版を見るだけでも楽しめる本にしたかったのです」(本書まえがきより)。 今回は、単行本未収録の手塚治虫原画をカラーで掲載。 -
僕らが愛した手塚治虫〈復活編〉
手塚治虫は、長くて中身が濃い、波瀾万丈のマンガ人生を送ってきた。昭和二十年代後半から三十年代にかけては、『ジャングル大帝』、『鉄腕アトム』、『リボンの騎士』など数多くの傑作を世に送り続け、名実ともにマンガ界の第一人者として活躍した。 また、一九六二年にアニメーション会社の虫プロダクションを興すと、日本初のテレビ・マンガ『鉄腕アトム』や、日本初のカラー・テレビ・マンガ『ジャングル大帝』を制作し、日本中の子供たちをブラウン管の前に釘付けにした。 しかし、劇画ブームの到来や、虫プロダクションの社内争議などのゴタゴタが生じて、手塚は深刻なスランプに陥った。青年マンガの台頭によって、少年マンガに拘った手塚は「手塚治虫はもう古い」とか、「手塚治虫の時代は終わった」などと、世間からも散々言われたのだった。 そんな中、手塚は七三年十一月に、秋田書店の〈週刊少年チャンピオン〉で『ブラック・ジャック』を連載し始めた。また、七四年には、講談社の〈週刊少年マガジン〉で『三つ目がとおる』を描き始めた。これらが好評で、人気を呼び、氏は長い迷いからついに脱することができたのである。 -
墨龍賦
デビュー前から、海北友松という男を書きたかった――葉室麟。遅咲きの著者による50作目の記念すべき小説は、武人の魂を持ち続けた絵師を描く本作『墨龍賦』。武士の家に生まれながらも寺に入れられ、絵師になった友松だが、若き明智光秀の側近・斎藤内蔵助利三と出会い、友情を育んでいく。そんな折、近江浅井家が織田信長に滅ぼされ、浅井家家臣の海北家も滅亡する。そして本能寺の変――。友松は、海北家再興を願いつつ、命を落とした友・内蔵助のために何ができるか、思い悩む。迷いながらも自分が生きる道を模索し続け、晩年に答えを見出し、建仁寺の「雲龍図」をはじめ、次々と名作を生み出していった海北友松。狩野永徳、長谷川等伯に続き、桃山時代最後の巨匠となった男の起伏に富んだ人生を描く歴史長編。4月11日から京都国立博物館で友松の大回顧展が開かれることで早くも話題だが、本能寺の変の舞台裏についても、著者自身の推理が端々に光っており、絵師の目から見た戦国絵巻としても愉しめる。 -
ボストン美術館 富田幸次郎の五〇年
なぜボストン美術館はアジア美術の宝庫なのか! そのキーマン富田幸次郎の全貌! 富田幸次郎(1890~1976)は東洋美術コレクションで名高い、 米国ボストン美術館のアジア部長を戦前、戦中、戦後の32年間 (1931~1963)勤めた人物である。 「岡倉覚三(天心1863~1913)最後の弟子」と伝えられながらも、 日本では、その経歴や業績はあまり知られていない謎の人物でもある。 本書は、富田幸次郎の生い立ち、アメリカに渡った経緯、アメリカで どんな人々に出会い、どのような活動をしたのかを探りながら人物像に迫り、 また、彼のアメリカにおける活動を解明することによって、20世紀前半の 日米間の緊張が高まるなかにあって、「ボストン日本古美術展覧会」という 一大イベントを成功させ、欧米人の日本文化への関心を多いに高めるとともに、 その後の日米文化交流の道を切り拓いた知らざる歩みを明らかにするものである。 目次内容 はじめに 第一部 ボストン美術館アジア部キュレーターへの道のり 第一章 父親、蒔絵師富田幸七──漆の近代を見つめて(1854~1910) 第二章 幸次郎の生い立ちと米国留学(1890~1907) 第三章 ボストン美術館──めぐり合う人々(1908~1915) 第四章 目覚め──美術史家として(1916~1930) ──アーサー・ウエーリと司馬江漢の落款をめぐる論争考 第二部 富田幸次郎の文化交流──日米戦争のはざまを米国で生きる 第五章 祖国に国賊と呼ばれて(1931~1935) ──『吉備大臣入唐絵詞』の購入 第六章 1936年「ボストン日本古美術展覧会」の試み(1936~1940) ──戦間期における日米文化交流の一事例として 終 章 太平洋戦争とその後(194 ~1976) 富田孝次郎年譜 -
ボタニカ
ただひたすら植物を愛し、その採集と研究、分類に無我夢中。 莫大な借金、学界との軋轢も、なんのその。 すべては「なんとかなるろう! 」 ――日本植物学の父、牧野富太郎。愛すべき天才の情熱と波乱の生涯! 「おまんの、まことの名ぁを知りたい」 明治初期の土佐・佐川の山中に、草花に話しかける少年がいた。名は牧野富太郎。 小学校中退ながらも独学で植物研究に没頭した富太郎は、「日本人の手で、日本の植物相(フロラ)を明らかにする」ことを志し、上京。 東京大学理学部植物学教室に出入りを許されて、新種の発見、研究雑誌の刊行など目覚ましい成果を上げるも、突如として大学を出入り禁止に。 私財を惜しみなく注ぎ込んで研究を継続するが、気がつけば莫大な借金に身動きが取れなくなっていた……。 貧苦にめげず、恋女房を支えに、不屈の魂で知の種(ボタニカ)を究め続けた稀代の植物学者を描く、感動の長編小説。 -
ぼっけもんリーダー術~「呆ける」ことがリーダーに求められている~
さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 【書籍説明】 係長、課長、部長など会社で長のつく役職を与えられた人、その他企業経営者、地域、家庭の父母…。社会の至るところにリーダーのポジションはある。 突然、 「これからリーダーとして、みんなを引っ張ってくれ」 と言われて、 「自分は先頭に立つのは向いていないのに…」 と重い負担を感じている人もいるだろう。 まったく気の毒に思う。 しかしである。本来、日本人のリーダーシップとは「先頭に立って、集団を引っ張っていく」ことではなかった。それは、戦後入ってきた欧米流である。 人を率いて人並み外れた能力を発揮することは必ずしもいらない。 むしろ「呆ける」ことがもっとも優れたリーダーの条件であった。 鹿児島に生まれた「ぼっけもんリーダー術」こそがそれである。 このリーダーの在り方は、部下を信頼して、それぞれの力を発揮させるがゆえに、組織全体の業績を向上させやすい。 何よりもリーダー自身がリーダーであることによるストレスを減少させて楽になれる。すると、部下たちもますます活き活きとしてくる。 但し、ただ「呆けて」いたって「ぼっけもんリーダー」にはなれない。 その奥義を、本書では秘かに伝授しよう。 【目次】 序章え?!ぼくがいきなり200人のトップに? 第1章呆子がやってきた!? 第2章もっとも優れたリーダーは… 第3章方言「ぼっけもん」 第4章西洋的リーダーと日本的リーダー 第五章「傍観」 第6章「内観」 第7章「俯瞰」 第8章「開放」 第9章「放心」 第10章「受容」 第11章「信頼」 第12章「覚悟」 終章呆子がまた現れた?? 【著者紹介】 冨嶽百太郎(フガクモモタロウ) 本名、久保寺岳 フリーライター、放送作家 1964年生まれ。東京都清瀬市出身。 1987年玉川大学工学部経営工学科卒業。 1989年より放送作家(構成、脚本)。ドキュメンタリー、情報番組、アニメーション、バラエティーなどさまざまなテレビやラジオ番組等の企画、構成、脚本を手掛ける。 2003年より病をきっかけに健康関連の出版物の編集・ライティングに携わる。 2009年より東洋思想をバックボーンにもった人物の作品を描きたいと研究/修行を始める。 -
ぼっけもんリーダー術~リーダーに必要な「呆ける」は『老子』が教えてくれる!
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 洋子は、男性に負けまいと勉強や仕事に邁進してきた優秀なビジネスウーマンである。ところが管理職となって仕事がうまくいかなくなり、人生の迷路にはまってしまう。 あるとき、彼女は「呆子」という不思議な老人から日本古来の指導者像に基づく「ぼっけもんリーダー術」を学び、将来に希望を見出すようになる。 ―ぜひ本書を、男性女性を問わず、リーダーシップに悩む人、人生がうまくいっていない人に読んでいただきたい。 きっと主人公に自分を重ね合わせて、リーダーシップへのストレスが軽くなり、そして自分の人生をあらためて見つめるきっかけともなるだろう。 なぜならば、「ぼっけもんリーダー術」を学ぶことはリーダーシップの原点に返ることであり、“自分の心”を学ぶことだからである。 さらに『老子』というレンズを合わせることで、それがより深く明瞭に見えるようになる。 本書には、生粋のぼっけもんである西郷隆盛やその弟の西郷従道の他に、勝海舟や元京大総長で科学者の平澤興、自然農法の福岡正信などが登場する。 彼らが呆子とともに、リーダーシップだけではなくて、人生に必要な「呆ける」を教えてくれるだろう。 【目次】 プロローグぼっけもんリーダーシップ教室 ○日本的リーダーの真髄は「呆ける」こと 第一章空っぽになる ○道はむなしきも、これを用うればまたみたず ○情報を絶つ 第二章自分を知る ○自ら知る者は明なり ○まずは自分を大切にする 第三章余裕をもつ ○その身を後にして身は先んずる ○自分を客観視する 第四章愚かになる ○容貌愚なるがごとし ○愚かになるために、しゃべらない 第五章あいまいである ○恍たり惚たり ○「あいまいさ」を受け入れる 第六章なにもしない ○聖人は人を棄つることなし ○作為はせず、ゆだねる エピローグ呆子が消えた 【著者紹介】 冨嶽百太郎(フガクモモタロウ) 本名、久保寺岳 作家、放送作家 -
凡将 山本五十六〈新装版〉
膨大な資料、証言をもとに、真珠湾奇襲作戦の立案者である連合艦隊司令長官・山本五十六の劇的な生涯を浮き彫りにする評伝! 渡辺惣樹(日米現代史研究家) 佐波優子(ジャーナリスト) の推薦帯。 真珠湾奇襲作戦の立案者であり、またミッドウェー海戦に惨敗した提督・山本五十六。三国同盟反対、日米開戦回避に尽力した山本が、連合艦隊司令長官を拝命するや戦争に踏みきったのは何故か!? 敵機の爆撃によるブーゲンビル島上空での壮烈な最期が意味するものは暗殺か、それとも自殺だったのか!? 膨大な資料、証言をもとに人間山本五十六の劇的な生涯を浮彫りにする衝撃評伝。 情に流れた長官人事 職を賭せない二つの弱み 「真珠湾攻撃」提案の矛盾 井上成美の明察と偏見 退任延期 対米戦開始へ陰の加担 開戦決定と愛人への手紙 錯誤にすぎなかった真珠湾の戦果 山本五十六の世論恐怖症 珊瑚海海戦への侮り ミッドウェー海戦前の密会 目も眩むような凶報 航空偏重が日本敗戦の根本原因 暗殺説と自殺説 -
My Father, Kim Jong-il, and I 【文春e-Books】
*この電子書籍は、2016年10月07日に発売した『父・金正日と私 金正男独占告白』の英訳版です。 The abrupt death of Kim Jong-il, North Korea’s supreme leader, in late 2011 has propelled Kim Jong-un, his third and youngest son, to the helm of the reclusive communist state. As the untested young leader tries to consolidate his power, Kim Jong-nam, his half-brother who lives a life of exile in China, is keeping an eye on the precarious situation in his homeland. On January 3, 2012, just weeks after his father’s death, Kim Jong-nam sent an e-mail to a Japanese journalist asking a scathing rhetorical question: “Power transfer to the third generation is unacceptable. How can a young successor, with only two years of grooming, take over the absolute power that has been sustained for the last 37 years?” Based on seven hours of interviews and more than 150 e-mails between Kim Jong-nam and the journalist, Yoji Gomi, “My Father, Kim Jong-il, and I” gives readers around the world rare insight into North Korea through first-hand accounts from the man who holds the key to the fate of the country’s new regime. -
まかり通る 【電力の鬼・松永安左エ門】
政・官の抵抗勢力を向こうに回し、電力会社分割を成し遂げるなど戦後日本の屋台骨をつくった松永安左エ門。昭和の激動期を勝ちぬいた九十余年の痛快人生を描く。 松永安左エ門は、明治8年に九州の壱岐で生まれ、上京後、慶應義塾に入塾し福沢諭吉の教えを受けた。しかし、人間の真価は学歴ではないと慶應義塾を中退。福沢の紹介で日本銀行に勤務するもサラリーマンが合わず退職。石炭販売業を始めて、芸者遊び、相場……とムチャクチャな生活を送りながら、大成功を収めたかにみえたが、株暴落ですべてを失い隠遁。読書三昧の2年間の浪人生活の後に再起し、会社をおこして徐々に成功を収め、九州水力電気を設立。「電力界の松永」といわれるまでに電力業界に君臨し、電力独占化の時代に東邦電力を一人できりもりし5大電力の一角にのしあげた。 しかし軍国化の時代に、「官僚は人間のクズである」と放言し、役人たちと大ゲンカし、一切の職を引退してふたたび隠遁生活へ……。完全に過去の人物になったかと思われたが、戦後、不死鳥のように復活。電力業界再編の中心的人物となり、電力事業の分割民営化を成し遂げた。その後、昭和46年に亡くなるまで、95年の人生を生涯現役でまっとうしている――。 ※本書は2003年7月に東洋経済新報社より刊行された『まかり通る 電力の鬼・松永安左エ門』を電子書籍化したものです。 -
牧野富太郎 草木を愛した博士のドラマ
【内容紹介】 2023年・前期連続テレビ小説『らんまん』のモデルは、日本の植物学の父、牧野富太郎(主演・神木隆之介)です。 本書では、牧野富太郎の①生涯、②家族や友人、大学の仲間など関係する人物、③出身地の佐川、高知、活躍した東京などの足跡を掲載し、牧野富太郎の人生と生きた時代に迫ります。 「第1章 牧野富太郎の生涯」では、高知県の佐川に生まれ、草木に興味を持った少年が上京し、東大の植物学教室に出入りして活躍する様子を描きます。富太郎の活躍の背後には、家族、友人たち、応援してくれる人がいました。そうした人たちとのかかわりの様子が見えてきます。 「第2章 牧野富太郎をとりまく人々」では、そうした人々について、詳しく紹介していきます。 そして「第3章 牧野富太郎の足跡案内」では、牧野富太郎ゆかりの地を紹介します。本書を片手に、訪れてみてはいかがでしょうか。 【目次】 はじめに 第1章 牧野富太郎の生涯 1 昭和天皇から届いた「アイスクリーム」 2 佐川の野山で草木を探しまわって 3 寺子屋・私塾などでの学び 4 佐川の教育が生んだ偉人たち 5 初めての上京、東京の学者たちとの交際スタート 6 学歴はなくても植物分類をめぐって友人と切磋琢磨 7 『植物学雑誌』発刊と『日本植物志』をめぐって 8 植物標本と精密画・印刷 9 一目惚れと恋愛結婚 10 矢田部良吉博士からの東大植物学教室出入り禁止とその後 11 困窮する富太郎を支えた愛妻寿衛子の地道な努力 12 膨大で貴重な採集品 13 植物好きの子どもたちとの交流と笑顔 14 スエコザサ 15 理学博士・日本学士院会員・文化勲章への路 16 研究者・富太郎の学問信条 17 ユニークな提言と植物学の日 18 草木の精 19 旅を終えて 第2章 牧野富太郎をとりまく人々 1 家族 牧野浪子/佐平/久寿 牧野寿衛子 牧野鶴代 2 佐川の人たち 伊藤蘭林 田中光顕 古沢滋 黒岩恒 土方寧 広井勇 堀見克礼 吉永虎馬 3 高知の人たち 板垣退助 永沼小一郎 4 当時の学者たち 小野蘭山 飯沼慾齋 シーボルト 伊藤圭介 川本幸民 マキシモビッチ 福沢諭吉 小野職愨 田中芳男 杉浦重剛 小藤文次郎 5 東大植物学教室の人たち 矢田部良吉 平瀬作五郎 松村任三 大久保三郎 染谷徳五郎 三好学 白井光太郎 伊藤篤太郎 池野成一郎 川村清一 服部広太郎 三宅騏一 田中貢一 松崎直枝 籾山泰一 6 東京帝国大学の人たち 浜尾新 菊池大麓 箕作佳吉 桜井錠二 岡村金太郎 五島清太郎 朝比奈泰彦 7 富太郎の支援者・教え子たち 太田義二 五百城文哉 渡辺忠吾 村越三千男 中村春二 安達潮花(初代) 昭和天皇 檜山庫三 上村登 第3章 牧野富太郎の足跡案内 1 佐川町 旧伊藤蘭林塾 金峰神社 佐川町立佐川地質館 佐川町立青山文庫 佐川文庫庫舎 青源寺 司牡丹酒造 牧野公園 牧野富太郎ふるさと館 名教館 2 高知市 高知県師範学校 高知県立高知追手前高等学校 高知県立牧野植物園 3 越知町 横倉山自然の森博物館 仁淀川 4 東京 飯田町 学士会館 神田錦町 小石川植物園 東京大学本郷キャンパス 上野恩賜公園 天王寺墓地 根岸 青山練兵場 荒木山 東京大学駒場キャンパス 小岩菖蒲園 練馬区立牧野記念庭園 成蹊学園 東京都立大学牧野標本館 5 各地 仙台市野草園 会下山小公園 おわりに 牧野富太郎略年譜 -
牧野富太郎・植物を友として生きる
朝ドラのモデルとして話題! 小学校中退→実家が破産→極貧→世界的植物学者波瀾万丈すぎる男の生涯とは――牧野富太郎は、NHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルとなった人物。本書は、牧野富太郎の歩みをハイライトごとに描き、まるでドラマを見ているかのように、その波瀾万丈の生涯をたどることができる。多くの苦難を味わいながらも、「日本植物学の父」といわれるほどの学者となった牧野の生涯は、多くの人々に勇気を与えてくれるはず! (本文より)これからはじまる本編を読むと、周囲を気にせず、ただひたすら我が道を行く富太郎の姿に、ときには苛立ちを覚えるかもしれない。特に壽衛の苦労を思うと、彼に嫌悪感を抱く方がいてもおかしくはない。だが、同時に、羨ましくも思えるのではないだろうか。誰に何を言われても、どれほど疎まれても恨まれても、ときには大事な家族に無理を強いてでも――けっして自分を偽らず、寝食を忘れて好きな植物に熱中する富太郎を、心のどこかで羨ましいと感じるのではないだろうか。 -
牧野富太郎の植物学
「天才植物学者」の真の業績とは? 牧野富太郎は、「日本の植物学の父」と呼ばれ、貧窮の中にあって独学で植物分類学を修め、アカデミズムと対峙しつつも、偉大な業績を残し、植物知識の普及に尽力したとされる。しかし、そうした人物像や人間ドラマばかりが脚光を浴び、研究者としての業績はこれまで十分に顧みられてこなかった。命名した植物数や集めた標本の数が定まらないのはなぜか? 研究、普及活動の真価とは? 2023年度前期の連続テレビ小説「らんまん」の植物監修者が、「天才植物学者」の足跡を追いながら明らかにしていく。 -
正岡子規ものがたり
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近代の俳句、短歌に欠かせない正岡子規は、偉大なリーダーとして多くの有能な弟子たちに慕われた先覚者でした。「写生」を説き、「ベースボール」を「野球」と名付けた正岡子規の病とともに生きた道のりを、作品とともに辿ります。 正岡子規とはどんな人物で、どんな作品が有名なのか。これ一冊で早わかり! -
マザー・テレサ (新装版)
マザー・テレサは、1910年マケドニアに生まれた修道女です。たったひとりでインドのコルカタのスラム街に入り、死ととなりあわせに生きる、もっともまずしい人びとをすくう活動を始めました。病人を看病し、孤児を育て、苦しむすべての人を愛し、生きる希望をあたえたのです。マザー・テレサのつくった「神の愛の宣教者会」は世界中で奉仕活動し、1979年ノーベル平和賞を受賞しました。 -
マザー・テレサのことばと人生
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「この世でいちばん悲しいことは、自分はだれからも必要とされていないと感じることなのです」 豊かな国に生きるわたしたち中にも「心の貧しさ」があると気づいた、マザー・テレサのことばです。 誰もが望まれて生まれてきたことを、そして、自分と他者を思いやることの大切さを教えてくれます。 理解を深めるクイズや資料も充実。ビジュアル伝記シリーズ、第3弾! -
松下幸之助 経営の神様とよばれた男
わが国の歴史で“経営の神様”とよばれた唯一の人物、松下幸之助。生家の没落、両親との離別、丁稚奉公など苦難の連続を乗り越えて独立創業、一代で世界有数のグローバル企業を築き上げた“和魂和才”の経営理念は、今なお日本の大きな財産となっている。だが、彼が世の中から尊敬を集めたのは、ただ単に歴史に残る成功者だったからではない。「人生も経営である」という言葉に象徴されるように、経営に社会性や精神性を見出そうとした“求道者”のような生き方にこそある。本書は、「紀ノ川駅の別れ」「電気との出会い」「好況よし、不況なおよし」「水道哲学と創業命知元年」「戦時下の松下電器」「熱海会談」「国家に経営理念を求めて」など、“不世出の経営者”が歩んだ決断と行動の道程を、生い立ちから鮮やかに追体験できる「決定版・松下幸之助伝」。彼が生涯をかけて思索した繁栄の哲学がここにある! -
松村邦洋懲りずに「べらぼう」を語る
【内容紹介】 2025年の大河ドラマ『べらぼう』の主人公は「江戸の出版王」・蔦屋重三郎。 芸能界ナンバーワン歴史ユーチューバー・松村邦洋が、キャスティングから歴史のうんちくまで、大河を200%楽しむためのポイントを語り尽くす大河ドラマ解説本。 喜多川歌麿、東洲斎写楽といったカリスマアーティストたちをプロデュースした江戸時代の版元(出版社)・蔦屋重三郎。老中・田沼意次時代の自由な空気の中で「戯作」や「狂歌本」といったエンタメ本の名作を数々を生み出し、江戸の出版界を大きく盛り上げました。 その後、老中・田沼が失脚し、松平定信が老中首座に就任すると、風紀を正すという大義名分の下、出版界にも言論統制が。「蔦重」こと蔦屋重三郎はそのピンチにあの手この手で立ち向かうのですが……。 ところで、蔦重の名前を初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか。実は、ボクもあまり詳しく知りませんでした。というわけで、勉強してみたら面白いのなんのって!大河ドラマをお腹いっぱい楽しむためのトリビアを、この一冊に目一杯詰め込みました。 【著者紹介】 [著]松村 邦洋(まつむら・くにひろ) 1967(昭和42)年8月11日生まれ。山口県出身。お笑いタレント。 大学生の頃、バイト先のTV局で片岡鶴太郎に認められ芸能界入りし、斬新な生体模写で一躍有名に。ビートたけし、半沢直樹、“1人アウトレイジ”、阪神・掛布雅之、故野村克也監督など多彩なレパートリーを誇り、バラエティ、ドラマ、ラジオなどで活躍中。筋金入りの阪神タイガースファン。 芸能界きっての歴史通であり、YouTubeで日本史全般を網羅する『松村邦洋のタメにならないチャンネル』を開設。特にNHKの歴代「大河ドラマ」とそれにまつわる知識が豊富。著書に『松村邦洋「鎌倉殿の13人」を語る』『松村邦洋今度は「どうする家康」を語る』『松村邦洋まさかの「光る君へ」を語る』がある。 【目次抜粋】 人物相関図 主な登場人物の生没年グラフ はじめに ■第1章 大河『べらぼう』はここが面白そう! 豪華キャスティングを深読みする ■第2章 本屋から辣腕プロデューサーへ ~若き日の蔦重~ 蔦重の原点は遊郭・吉原 出版プロデューサーとしての才能が開花 エンタメ本出版に進出! 次なる新規ビジネス「狂歌本」 ■第3章 「バブル」田沼から「コンプラ」定信へ 実はすごかった‶タヌマノミクス〟 江戸城内で本当にあった怖~いハナシ 清廉潔白・定信とダークヒーロー・治済 ■第4章 逆境に負けてたまるか! 蔦重「必勝」の裏側 手鎖の刑、自殺、財産没収 天才・歌麿とコンビを組む 美人画で世間を魅了する 「写楽」という一大プロジェクト 蔦重が遺したもの ■長めのあとがき ――〝Mr.大河ドラマ〟西田敏行さんが逝ってしまった…… …etc -
松本清張 「隠蔽と暴露」の作家
社会全体に陰鬱な雰囲気がひろがりつつあるこの時代に、松本清張が再び求められている。本書は清張の表現の核にあった「隠蔽と暴露」の方法をたどる。そして、清張の作品をとおして、わたしたちが日常で感じる社会や国家への「疑い」を称揚し、そこにひそむ秘密を見抜く方法を明らかにする。戦争、明るい戦後、政界、官界、経済界、社会的弱者、宗教など、清張が精力的に描いたテーマは多くあるが、戦後最大の隠蔽装置ともいえる「原子力ムラ」にふみこまなかった清張の謎にも迫る。 【目次】はじめに 松本清張がよみがえる/第I部 松本清張、人と方法/第一章 松本清張とは誰か/第二章 「隠蔽と暴露」という方法/第II部 隠蔽する力に抗う試み/第一章 戦争 『球形の荒野』、『半生の記』、『黒地の絵』/第二章 明るい戦後 『ゼロの焦点』、『砂の器』、『顔』/第三章 政界、官界、経済界 『点と線』、『けものみち』、『黒革の手帖』/第四章 普通の日常、勝者の歴史 『或る「小倉日記」伝』、『父系の指』、『無宿人別帳』/第五章 暗い恋愛 『天城越え』、『波の塔』、『強き蟻』/第六章 オキュパイドジャパン 『小説帝銀事件』、『日本の黒い霧』、『深層海流』/第七章 神々 『黒い福音』、『昭和史発掘』、『神々の乱心』/第八章 原水爆、原子力発電所 『神と野獣の日』、『松本清張カメラ紀行』、「幻の作品」/おわりに 松本清張とともに/主要参考文献 -
松本清張と水上勉
ほぼ同時代を生きた松本清張と水上勉には、意外にも共通点が多い。最大の共通性は雑食性。ともに社会派ミステリ作家として出発するもミステリ以外にも手をつけ、清張は小説・ノンフィクションの二刀流を展開し『昭和史発掘』『古代史疑』など歴史評論にも進出、水上勉も『寺泊』で川端康成文学賞を受賞した私小説路線と並行して、寂れゆく辺境や滅びゆく伝統工芸のルポルタージュ、一休や良寛といった高僧の評伝に新境地を切り開いた。好一対だった大作家の歩みと名作を読み解く。 【目次】序章 清張と勉――その軌跡/第1章 文壇作家時代の松本清張/第2章 初期水上勉は私小説家だったのか/第3章 清張の乱歩批判/第4章 『天城越え』は『伊豆の踊子』をどう超えたか/第5章 清張の江藤淳批判/第6章 映画「砂の器」は小説をどう補修したか/第7章 『点と線』から『日本の黒い霧』へ/第8章 推理小説家時代の水上勉/第9章 日本型私小説を究める――その後の水上勉/第10章 国民的文化人・松本清張――『読書世論調査』の結果から/第11章 言葉を超えた世界へ・水上勉――『才市』の奇跡/あとがき/松本清張・水上勉年譜/人名索引 -
松本清張の昭和史
社会派推理の開拓のみならず、小説、ノンフィクション、古代史、現代史など、領域を自在に超えた執筆活動を展開し、「国民作家」の名をほしいままにした松本清張。その膨大な仕事のなかでも、自らの同時代史に取り組んだ『昭和史発掘』『日本の黒い霧』は重要な柱といえる。清張は、軍部をはじめとする国家権力、二・二六事件で蹶起した将校たちにどのような眼差しをむけていたか。占領期に起きた不可解な事件をいかに捉えていたか。没後30年を経て、清張史観はいかに評価されるべきか。松本清張から「時代の記録者」としてバトンを託された著者が清張史観の核心を平易な文体で伝える。阿刀田高、加藤陽子各氏との対話を収録。 -
マリ・キュリー ──放射能の研究に生涯をささげた科学者
「放射能」の命名者にして、二度のノーベル賞受賞に輝く女性科学者。あくなき探究心と闘志で科学界のみならず世界に影響を与えた生涯を描く。科学者として、他国の支配に苦しむ人として、女性として、母として、常にまっすぐ前を見ていた人。 -
マリリン・モンロー99の言葉
2026年に生誕100周年を迎える伝説の女優マリリン・モンロー。その華やかな外見とは裏腹に、彼女はいたって普通の、仕事や恋に悩み、劣等感にさいなまれながらもスター女優を目指す女性だった。 ときに気高く、ときに繊細な内面は、彼女の残した言葉の数々に色濃く表れている。劣等感を魅力に変えてきた彼女の人生は、現代を生きる私たちにもきっと気づきを与えてくれる。 -
マリリン・モンロー 魅せる女の言葉
愛されるために何をする? 20世紀を風靡した悩殺の映画スターの素顔から学ぶ、「魅せる」人になるということ――。無邪気でセクシーな稀代の女優、マリリン・モンロー。「世界の恋人」と謳われた彼女の魅力は、今もなお人々を惹きつけてやみません。完璧なまでの美しい肉体と天才的なエンターテインメント性を持つ彼女は、ともすれば「可愛くてちょっと頭の弱いブロンド娘」ととらえられがち。しかし彼女にしてみれば、そのイメージすらも、愛されるために築き上げたひたむきな努力の証だったのです。本書では、モンローが残した60の言葉から、世界を魅了することを真剣に目指した彼女の新たな側面を描き出します。愛されながら、ひときわ輝く女性になるためのヒントをくれる1冊。 【項目例】●本物の女優になりたいのよ。お金や名声はどうでもいいの。 ●私は女としては失格よ。 ●2+2が4でなくてもいい、ということがわかって良かったわ。 ●私たち、地上にいる数少ない星は、ただ、輝いていたいだけなのです。 -
漫画SONTOKU 二宮尊徳の生涯 江戸最高のコンサルの知恵
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 二宮尊徳というと、薪を背負って本を読む銅像などから、つい「道徳」「勉強家」というイメージを思い浮かべてしまう。しかし、尊徳ほど人間を知り尽くし、人間の性に基づいたコンサルをした人間はそう多くはない。 二宮尊徳は、餓死寸前のおよそ600ヶ村を誰もが安心して暮らせる場所に生まれ変わらせた。その教えは単純明快で、どうすれば安心して暮らせるのか、その方法を示したのである。 本書は大きく三つの内容になっている。 一つは、漫画部分。二宮尊徳の生涯がわかるよう、重要なエピソードを中心にして年代順に描かれている。 二つ目は解説。時代背景に触れながら、尊徳の横顔や関わった人について触れた。 三つ目は語録。この部分は、尊徳の実際の言葉(弟子たちが聞き書きしたもの)をベースにしている。当時の著述には同じ内容を違う比喩を使って説いたものも多く、若干似たような意味の語録がある。 特に二宮尊徳語録は、仕事やお金、自己肯定感や時間の使い方など、現代人が持つ課題にあてはめて、「なるほど!」と思える200年前の二宮尊徳が作った黄金ルールである。 主な二宮尊徳語録集 「昨日のために働くな! 明日のために働こう!」 「人生の困難は、 あなたを壊すためではなく、あなたを完成させるためにやってくる」 「1%のこだわりを毎日積み重ねる人と疎かにする人とでは、1年後、埋めようのない差が開く」 「大切な人に贈り物をするとき、贈るのは金銭的な価値ではない贈り物を買う金を「どう稼いだか」という生き方だ」 「誰かを助けたいと思うなら、まず助けられるだけの財産を持つべし」 ほか、珠玉の二宮尊徳語録50を収録! (はじめにより) 二宮尊徳という名前を聞いたことはあっても、何をしたのか知る人はそう多くない。 また、「薪を背負って本を読む尊徳(金次郎)像」のおかげで、道徳のお手本のように見られる。それで避けてしまう若い方もいるだろう。 それは本当にもったいない。 二宮尊徳ほど、現代にも活かせる生き方を提示できる思想家・実践家は珍しい。 〝江戸時代最高のコンサルタント〟とも言うべき人物の知恵を知らずにいるのは、大いなる損失だと私は思う。 -
マンガでわかる! 英語版(日本語訳付き) 偉人伝 マザー・テレサ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 偉人たちの壮絶な人生を英語マンガで読もう! わかりやすい英語マンガと、詳細な日本語訳で、楽しみながら英会話力も人間力も相乗効果でアップ! 旧ユーゴスラビア (現マケドニア) で、敬虔なキリスト教徒の両親の元に生まれたテレサ (幼名アグネス・ゴンジャ・ボヤージュ) は、1928年、修道女となり志願してインドに渡る。「貧しい人のなかでもいちばん貧しい人たちのために一生を捧げる」ことを決意し、カルカッタの貧民街で活動を始めたテレサは、その後「神の愛の宣教者会」女子修道会を創立、以来「マザー・テレサ」とよばれる。「死を待つ人の家」「孤児の家」「救らい活動」の施設をインド各地に展開、インドのみならず世界各地に施設を広げ活躍し、79年ノーベル平和賞を受賞した。貧しい人、病める人たちのために一生を捧げたマザー・テレサの生涯をマンガで追う。若いころのテレサや、カルカッタのマザー・ハウスの部屋などの写真も収録。 -
マンガでわかる! 英語版(日本語訳付き) 偉人伝 マハトマ・ガンジー
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 偉人たちの壮絶な人生を英語マンガで読もう! わかりやすい英語マンガと、詳細な日本語訳で、楽しみながら英会話力も人間力も相乗効果でアップ! インド独立の父ガンディーは、常に貧しいものたちと暮らし、非暴力の信条を貫き通した。マハトマ (偉大なる魂)、または親しみを込めてバープー (父親) と呼ばれたガンディーは、イギリスによるインド支配に抵抗し、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の融合を目指した。何度も投獄され、そして断食をしながら闘い続け、ついにインド独立の夢を果たしたガンディーの生涯をマンガで追う。断食、塩の行進などの貴重な写真も収録。 -
マンガでわかる! 10代に伝えたい人生を前に進める名言集
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ロングセラー『10代に伝えたい名言集』第二弾! 好きに生きたらいいんだよ。 だってきみの人生なんだから。 ーージョン・レノン 189人の偉人たちが、 子どもの悩みに応えてくれる本 第二弾が誕生しました! 親子で読めて、 どんどん勇気がわいてくる! 一日一読。 子どもに贈りたい本! ※すべてにルビがあるので、 年中・小学校低学年のお子さまに 読んでいただけます。 「近寄りがたい偉人伝」でなく、 子どもたちの日々の悩みに、 具体的に寄り添う偉人の言葉を集めました。 「いつもは本を読まない息子が、じーっと読んでいるんです! 」(40代主婦) 「大人の私が読んでも大変勇気付けられる言葉がたくさんありました」(30代会社員) 「ある女性の言葉に、思わず涙ぐみました」(10代中学生) 共感と感動の声が続々! ◆「夢中」がきみを輝かせる 人見絹江は応える。 「おろかなりとも、努力を続けるものが 最後の勝者になる」 ◆努力は才能だ 松井秀喜は応える。 「ズルはできない。おれが見てるから」 ◆落ち着きがなくても大丈夫 マーク・トウェインは応える。 「あなたの大きな夢を しぼませるような人間には近づくな 」 ◆性別にとらわれない 新島八重は応える。 「人生でいちばん大事なことは、 いつも満たされた心でいることです」 ◆ひとと違うことが「個性」だから シャネルは応える。 「美しさは、あなたが あなたらしくいると決めた時から始まる」 ◆傷ついたからこそわかること (いじめられていた)レディー・ガガ(の母)は応える。 「あなたのやさしさで、 相手のいじわるをやっつけちゃいなさい」 下を見ていたら、虹を見つけることはできないよ ――チャーリー・チャップリン 今作では、 「偉人を支えた言葉」の 特別章もつくりました! その他にも多数の名言が! マララ・ユスフザイ 「一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペン、 それで世界は変えられます。 教育こそが、ただ一つの解決策なのです」 -
マンガでわかる! 10代に伝えたい名言集
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「人生は恐れなければ、とてもすばらしいものなんだよ」――チャールズ・チャップリン。 ビル・ゲイツ、ココ・シャネル、リンカーン、司馬遼太郎、ナイチンゲール…… 232人の偉人たちが、きみの悩みに応えてくれる! 世界中の偉人にも「子供時代」があった。 ひとりぼっちのきみへ、 人とつるむのが苦手でなかなかできないきみへ、 心を強くする方法を知りたいきみへ…… 学校や家族という社会の中にいる子供たちの日々の悩みに、 そっと寄り添う言葉を集めた本! -
まんがでわかる中村天風の人生と哲学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明治期以降の日本の成功哲学の元祖として名高い中村天風。その著書は大谷翔平選手の座右の書としても知れ渡っています。 本書は、まんがで天風の生涯と思想・哲学をわかりやすく紹介。合理的主義・科学主義・エビデンスに偏り過ぎる今、「誰でも人生は生きたいように変えられる」というメッセージを強く打ち出しながら、「精神こそ人生の軸である」という天風哲学が学べる決定版! -
まんがでわかる 楽天と起業家三木谷浩史
楽天の成長の秘密と経営戦略をまんがで解明。 創業20年で、社員数2名→約14500名! インターネットの可能性を信じ「楽天市場」をオープンさせた創業時の熱いドラマから、成功のコンセプト、エンパワーメント、楽天エコシステム、社内公用語英語化などの経営方針、医療分野などの新規事業まで、これ1冊で急成長企業・楽天と起業家・三木谷浩史の戦略や歴史、すごさがわかります。 楽天の取材協力や監修のもと、ノウハウやエピソードを網羅したまんが形式ということで、ビジネス書としてはもちろん、親子で読める現代の人物伝としても、就活中の方の企業研究の一助としても、最適。まんがに対応した解説記事やコラム、三木谷浩史インタビューなど、記事も充実しています。 フィックス型EPUB72.1MB(校正データ時の数値)。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 -
マンガと図解と地図でわかる!豊臣秀長 徹底解説
ナンバー1歴史系YouTuberミスター武士道による大河ドラマ『豊臣兄弟!』主人公・豊臣秀長をマンガや図解で徹底解説! 戦国時代を語らせたら右に出る者はいない! No.1歴史系YouTuberミスター武士道による 2026大河ドラマ『豊臣兄弟!』の 主人公・豊臣秀長を、 マンガや図解、地図でわかりやすく徹底解説。 豊臣秀吉の弟であり「彼がいなければ秀吉は天下をとれなかった?」とまで言われる日本史上最高のナンバー2といわれる秀長のリアルとは…? ■異父兄弟説がうたがわしい根拠とは? ■秀長は秀吉より「人たらし」だった? ■母親は秀吉より秀長びいき? ■秀吉を激怒させた熊野山の材木事件の陳実とは? ■お金に執着していたその理由とは? 大河ドラマでは語られない裏話や ドラマと史実の違いなど、 読み始めたら面白くて止まらない 【ミスター武士道節】による解説と マンガや図解、地図で紹介。 これを読めば大河ドラマが100倍楽しくなる一冊! 【目次】 第1章 木下兄弟の誕生 第2章 織田信長家臣時代 第3章 本能寺の変、天下取りへ 第4章 転戦の日々 ─紀州、四国、九州へ 第5章 大和大納言 秀長 ミスター武士道(ミスターブシドウ):1990年、三重県四日市市生まれ。独学で歴史解説や情報発信をするYouTuber。2019年に歴史解説チャンネル『戦国BANASHI』を開設。戦国時代を中心に、日本史や大河ドラマ解説などが話題となり、登録者20万人を超える人気チャンネルに。歴史解説のほか、城跡や世界遺産などを巡るロケ動画、専門家との対談などにも力を入れている。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 -
マンガ 無一文からのドリーム
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 借金、親の離婚、死別、自衛隊入隊、アカウント削除……時給日本一のYouTuberラファエルがこれまで明かしてこなかった半生を綴り、ベストセラーとなった『無一文からのドリーム』が漫画化! ほか、アナザーストーリーとしてラファエルのマネージャー・イーサンのサイドストーリーも収録。出会いや、なぜマネージャーになったかなどイーサン視点でラファエルを語る。 -
満蒙開拓、夢はるかなり 加藤寛治と東宮鐵男
■教育者・加藤完治と軍人・東宮鐵男。満蒙開拓に情熱を傾けた二人の波乱の人生と、開拓移民の夢の行方を戦後70年に問うノンフィクション大作。 「共に往かん アムールの果て 韃靼の海」(東宮鐵男)。未墾の原野の開拓に情熱を傾けた農本主義教育者・加藤完治。「満州」に日本人の開拓村建設の夢を描いた軍人・東宮鐵男。関東軍作戦参謀・石原莞爾を介して二人の人生がクロスする――。「満蒙開拓の父母」と称される二人の生涯を通して、開拓の理想と現実の乖離、その悲惨な結末を描きつくしたノンフィクション。昭和史の闇に光を当ててきた著者渾身の力作。 [目次] 序 章 「渡満道路」を辿る 第1章 農本主義教育者・加藤完治の誕生 第2章 軍人・東宮鐵男と中国大陸 第3章 国民高等学校運動と加藤グループ 第4章 満蒙移民の胎動と満州事変 第5章 動き出した満蒙開拓移民 第6章 第一次武装試験移民(弥栄村)の入植 <著者略歴> 牧 久(まき・ひさし) ジャーナリスト。一九四一年、大分県生れ。六四年、早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業。同年、日本経済新聞社に入社。東京本社編集局社会部に配属。サイゴン・シンガポール特派員。八九年、東京・社会部長。その後、取締役総務局長、常務労務・総務・製作担当。専務取締役、代表取締役副社長を経て二〇〇五年、テレビ大阪会長。現在、日本経済新聞社客員、日本交通協会会員。著書に『サイゴンの火焰樹――もうひとつのベトナム戦争』『特務機関長 許斐氏利――風淅瀝として流水寒し』『「安南王国」の夢――ベトナム独立を支援した日本人』『不屈の春雷――十河信二とその時代』上下(各小社刊)がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『満蒙開拓、夢はるかなり――加藤完治と東宮鐵男 上』(2015年7月27日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。 -
マーガレット・サッチャー ――「鉄の女」と言われた信念の政治家
疲弊したイギリス経済を立て直したヨーロッパ初の女性首相。敬虔なクリスチャンで勤勉なパパの教えを生涯守り続けた「鐵の女」の素顔に迫る。(巻末エッセイ・浜矩子) -
マーちゃん 世界一を極めた発明王―――プラダもエルメスもユニクロも!
プラダもエルメスもユニクロも! みんな「マーちゃん」の機械が作ってる。 編み機の世界シェアNo.1企業を創り上げた男の半生記。 元総務大臣・竹中平蔵氏推薦! 和歌山で世界企業を育てた島さん。 知られざる物語に心が震えました。 ―――― ここは東京都心のファッション大通り。 パリのシャンゼリゼ通りかと見まごう世界の ファッション・ブランドの直営店が居並ぶ、高級感ただようオシャレな街だ。 ルイ・ヴィトン、アルマーニ、エルメス、プラダといった一流店に老若男女の買い物客が引きも切らない。 二O一X年のこの夜、民放局の番組に出演していたのは、 世界のファッション・ブランドにコンピューター自動編み機を提供しているシマ精機製作所の社長だった。 その名をシマ・マサヒロ。 ―――― プロローグから引用 ■目次 ●第一部 ・プロローグ キング・オブ・ファッション ・第一章 紀州のサバイバル少年は人気者 ・第二章 けんかマサは負けず嫌い ・第三章 生活格差と教育格差を乗り越える ・第四章 バンカラ高校生武勇伝 ・第五章 発明ラッシュ ・第六章 運命のベターハーフはブンムクレ ・第七章 試練また試練 ペテン師にひっかかる ・第八章 結婚そして家出そして人生の師 ・第九章 発明数三百に達し、ついに起業する ・第十章 自殺寸前に追い込まれた聖夜の奇跡 ・第十一章 世界初の快挙 その限りなき前進 ●第二部 ・第十二章 世界のファッション界へ飛躍 ・第十三章 申請シマセーキの牙城誕生 ・第十四章 盟友逝く ・第十五章 世界一の研修施設「南風荘」 ・第十六章 世界市場へ快進撃もピンチ到来 ・第十七章 原チャリおかーちゃん奮闘記 ・第十八章 新社屋完成とおかーちゃん入院 ・第十九章 ファッション革命 夢を紡ぐホールガーメント誕生 ・第二十章 百五十年ぶりの発明「スライド・ニードル」 ・第二十一章 宇宙へ ・エピローグ ・あとがき ■著者 山本優 -
未完の名宰相 松平定信
あのドラマの「悪役」、その「真の姿」とは。 「日本資本主義の父」渋沢栄一は、なぜ心酔したのか。 「経済格差」「人口減少」「地方衰退」「地政学リスク」・・・ 令和の日本と同じ難題にどう立ち向かったか。 蔦屋重三郎を弾圧した「言論・風俗の抑圧者」、「田沼=積極財政、定信=緊縮財政」という通説を覆し、 気鋭の日本思想研究者が、その実像を描く。 時代劇では「ヒール」として描かれがちな、「寛政の改革」を担った老中・松平定信。 しかし、それは一面的な姿に過ぎない。 飢饉、経済格差、地方衰退、治安悪化、政治腐敗、そして迫りくる外国の脅威。 現代に通じる難題が山積する江戸後期に、彼は国家の未来を見据えた壮大な改革を断行した。 倹約令や出版統制令の真意、ほとんど知られていない経済政策、そして教育への情熱。 世間が断罪した「改革」の裏には、国民の暮らしと日本の自立を本気で願い、その生涯を捧げた稀 代のリーダーの「覚悟」があった。 時代は江戸時代後期。太平の世もすでに一五〇年を過ぎ、社会にはさまざまな弊害が出現していました。そんな中、一人の男子が徳川将軍家の縁戚として誕生します。この男子はどのような育ち方をし、どこへ向かっていくのでしょうか。後に「名宰相」として知られ、七二年の生涯を駆け抜ける人物の物語がはじまります。――「はじめに」より 【主な目次】 第一章 誕生――名宰相がやって来た! 第二章 対峙――名宰相の基盤 第三章 財政――経済再生への道 第四章 国家――日本の再定義 第五章 永続――未完の名宰相 -
三島由紀夫は何を遺したか(きずな出版)
没後50年、当時の担当編集者が三島の謎に迫る! 『金閣寺』『潮騒』『仮面の告白』など、日本文学のみならず世界の文学シーンにも多大な影響をもたらした作家、三島由紀夫。そんな三島は1970年11月25日、自衛隊市ヶ谷駐屯地にて隊員の前で演説をしたのち割腹自殺を遂げた。その理由は今なお多くの謎に包まれている。三島由紀夫の担当編集者であると同時に、友人でもあった著者が語る「作家・三島由紀夫」と「人間・三島由紀夫」の実像とは? 「割腹自殺をした理由」「ノーベル文学賞落選の真相」「川端康成との確執」「突然肉体改造を始めたワケ」……没後50年、三島由紀夫、日本文芸界の多くの真相がいま明かされる! -
三島由紀夫 薔薇のバロキスム
内と外という二元論を危うくする薔薇の花弁、腹からこぼれ出る腸の美しさ――皮膚や表層にこだわり続けてきた美学者である著者は、「内部へ出る」ことにより逆説的に肯定される表面にこそ、三島独自の美意識すなわちバロキスムが賭けられていると見る。内面と外面、精神と肉体、素顔と仮面、美しい無智者と醜い智者といった対比、そして薔薇のみならず作品を豊かに彩るさまざまな植物的イメージを自在に横断しながら、それらすべてが昭和45(1970)年11月25日の壮絶な自死へと収束されていく過程を詳らかにたどる、スリリングかつ斬新な三島論。文庫書き下ろし! -
ミスター赤ヘルを語りたい! ~「4番・センター、山本浩二」がいた時代~
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【ミスター赤ヘルは過小評価されていないか⁈ 今こそ、山本浩二。 ミスター赤ヘルの真価を、今こそ語り尽くす】 大卒選手最多の 536本塁打。 通算 231盗塁を記録した脚力。 そして外野手として 10年連続ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞/セ・リーグ記録)。 昭和プロ野球史に燦然と輝く、三拍子揃った超ハイレベルなスラッガー。 その名は―― 「ミスター赤ヘル」山本浩二。 引退から40年近くが経ち、その圧倒的な存在感が徐々に語られなくなりつつある今だからこそ、“あの時代の山本浩二”を徹底的に掘り起こすべく生まれた 全208ページの渾身の一冊。 本書では、山本浩二の魅力を語り尽くすだけでなく、現役公式戦全2284試合に加え、オールスター戦、日本シリーズ、日米野球まで――あらゆる打撃成績を網羅した、まさに ファン垂涎の「超ヘンタイ野球本」。 ミスター赤ヘルを愛したすべてのファンへ。 そして昭和プロ野球を愛するすべての人へ。 必読の一冊です。 -
Mr.トルネード 藤田哲也 航空事故を激減させた男
彼がいなければ、世界の空は安全に飛べなかった! 科学ジャーナリスト賞受賞のNHK番組『ブレイブ 勇敢なる者「Mr.トルネード 気象学で世界を救った男」』を書籍化。 1975年6月。NYでイースンタ航空機が墜落した。誰も解明できなかった事故の原因を突き止めたのが、日本人科学者・藤田哲也だった。事故原因をダウンバーストという気象現象だと突き止めたのだ。 「気象学の世界にノーベル賞があったら間違いなく受賞していた」と言われた天才科学者は、人類史に偉大な功績を残した。 日本ではほとんど知られていない、「テツヤ・テオドール・フジタ」の数奇な運命をたどる。 解説・元村有希子(毎日新聞記者) ※この電子書籍は2017年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
Mr.トルネード 藤田哲也 航空事故を激減させた気象学者
こんなすごい科学者がいた!今、私たちは飛行機に乗って安全に世界じゅうを旅することができます。 しかし、30年ほど前までは、1年半に1度の割合で墜落事故が起こり、多くの人が命を落としていました。 そうした悲劇を食い止め、現代に生きる私たちに空の安全をもたらしたのは、一人の日本人でした。彼の名は藤田哲也。 飛行機が墜落する原因となる気象現象「ダウンバースト」を発見し、その後の飛行機の安全対策に大いに貢献した藤田。 アメリカで活躍し、日本ではほとんど知られてこなかったこの偉大な科学者の足跡をたどります。 2016年5月にNHK総合で放送されたドキュメンタリー「ブレイブ 勇敢なる者 Mr.トルネード~気象学で世界を救った男~」を、ジュニア向けに書籍化。 ※この作品は一部カラーが含まれます。 -
美空ひばり神がくれた三曲
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『愛燦々』『みだれ髪』『川の流れのように』「神がくれた三曲」誕生のドラマを再現しながら、幾多の試練をのりこえた美空ひばりの最晩年の生きざまを見事に描く! (※本書は2009/3/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました) -
美空ひばり 最後の真実
没後30年にして初めて明かされる数々の秘話! 歌謡界の女王、美空ひばりが亡くなったのは、1989(平成元)年6月24日。今年、2018年は没後30周年になる。今もなお、美空ひばりの歌声はテレビやラジオで流れ、人々の心に生き続けている。戦後の焼け跡に彗星のごとく現れた天才歌姫・美空ひばり。その生涯は余りに波乱万丈で秘められ、エキサイティングだった。父の愛人と隠し子による家庭崩壊、バス事故で九死に一生を得て生還、塩酸事件、小林旭との電撃結婚と理解離婚、弟の不祥事と世間からの大バッシング、病魔との闘い……。ひばりは、あらゆる逆境をはねのけ、その命が終わるまで、不死鳥の如く再起し歌い続けた。 本書は、美空ひばりの生涯を縦糸に、時代背景や裏事情、ひばりを支えた人たちの新証言を横糸にして「最後の真実」を明らかにしている。無名のひばりをスターにした、名プロデューサー・福島道人、映画のイロハを教えた、喜劇の神様・斎藤寅次郎、詩の大切さを教えた名作詞家・藤浦洸、ひばりと共に歩んだ演出家・沢島忠、他12名による知られざる逸話をもとに、鮮烈な生涯を送った、不死鳥・美空ひばりの真実と戦後昭和の感動を描く! -
美空ひばりふたたび
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦後、日本の復興とともにスターへの道をかけのぼり、今も私たちの心の中に生きつづけている「美空ひばり」事実をたんねんに検証しながら、著者の「美空ひばりへの旅」が始まる。 (※本書は2008/8/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました) -
美智子さまご出産秘話
皇室史上初めて病院で出産された美智子妃。戦後はじめての「皇子の誕生」という国民的慶事は、医師たちにとっては絶対に失敗の許されない一大プロジェクトでもあった。三人の皇子誕生の舞台裏を、そのすべてに立ち会った宮内庁病院の医師が残したメモをもとに詳細にレポートする。 美智子妃が初めて出産されたのは、エコーなど、現代では当たり前の医療器具がまだ開発途中で、未熟児の死亡率が依然として高かった昭和35年。しかも、場所は当時「ボロ小屋」と呼ばれることもあるほど古びた施設であった宮内庁病院だった。万全の態勢で出産を迎えるため、東宮・宮内庁病院・東大の医師たちで構成された医師団の奔走が始まる。表には決してあらわれず、黒子に徹した医師たちの知られざる歴史を大宅賞作家がレポートする。(講談社文庫『皇太子誕生』を改題) 目次 プロローグ 第一章 世紀の慶事 第二章 プロジェクト始動 第三章 目崎鑛太の憂鬱 第四章 深夜の危機 第五章 浩宮誕生 第六章 美智子妃とトランジスタ 第七章 「分娩はみせものではない」 第八章 桜貝の君 第九章 母の笑顔 エピローグ -
美智子さま その勁き声
折れず、弛まず、歩まれた60年。美智子さまと縁のある女性たちの、新証言の数々。新たな取材で掘り起こされた「あの事件」の真相とは? 美智子さまの苦悩の日々に隠された信念と決意が、今ここに明らかになる。著者渾身の取材で、平成の皇室に肉迫した次代に伝えたい濃密なノンフィクション! 「美智子さまは、どんな局面でも、人々との物理的な接触を厭わなかった。時には握手をし、肩に手を添え、そっと背中を抱いてあげる。深い哀しみや苦しみの底にいる被災者、病人、老人、その家族にとっては、美智子さまの励ましが生きる力となった」(あとがきより) ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください