結城康平の作品一覧
「結城康平」の「エクストリームフットボール 欧州の勢力図を塗り替える巨大ドリンクメーカーの破壊的戦略」「コネクテッドコーチング 意思決定と文脈を繋ぐ最先端の両方向型サッカーデザイン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
聞き慣れない言葉が多く難解で何度も挫折しかけた。
しかし、それと同じくらい読み進めたページから戻り、読み返し、理解したいと自然に思えた。
サッカーだけではなく、人生における様々な場面に応用できる考え方だと思う。
ヴィセラルトレーニングは「本能、直感を刺激する」トレーニング理論である。
また、神経科学を実用的に用い、無意識をTRすることで瞬間的な認知を可能にし、プレー実行スピードを加速させる。
トレーニングは行われるものだが、試合は感じるもの。
ヴィセラルトレーニングの目的は、機械のように選手を自動的に動かすようにすることではなく、柔軟な自動化である。
p68
難易度の高いフレンドリーマッチが1つの優れた手法
p218
賢い指導者や賢い選手は、絶対的に試合をコントロールすることが不可能なことを知っている。
確実性は人生の本質ではなく、明らかなサッカーの本質でもない。
サッカー選手が不安定な環境でプレーすればするほど、それらの不安定な環境が試合に現れたとき、彼らは影響を受けなくなる。
「真の教師は、私たちを自分自身に押し戻す。教師のすべての努力は、私たちを独立させることを目的としている。(中略)しかし、普通の人間は自由になりたくない。彼は依存したいと思っている。他の誰かに、導いてもらいたいと思っている。なぜか?そうすれば、すべての責任をほかの誰かに負わせられるからだ。しかし、他人の肩に責任を負わせるほど、頭が良くなる可能性は低くなる。知恵を生み出すのは責任であり、責任への挑戦なのだ。」
p236
ヴィセラルトレーニングの核は、挑戦、困難、斬新
p263
急に出現する「柔軟な行動」
「何を描いているのかわからなくなって初めて、画家は良いものを生み出す」
エドガール・ドガ(フランスの画家)
サッカーにおける創造性の概念がテクニックのある選手に限定されすぎている。
実際には、革新的な解決策を提供する能力こそ創造性だ。
「セレンディピティ(幸運な発見)」は、固定観念や厳格な心の遺産ではない。それらの心は、従来の解決策しか受け入れない
p363
スペインの心理学者で、作家として児童向けの絵本を出しているベゴーニャ•イバローラ
「認知と感情は、コインの裏表に似ている。それは切り離せるものではない」
Posted by ブクログ
難解で読みづらい箇所もあるが、選手が無意識に試合の中の最適解を引き出せる、反応できるようにアプローチしていく手法や考え方が非常に勉強になった。自分自身はトレーニングにおいて、制約で事象を引き出そうと考えることが多かったが、その制約が引き出す事象の代わりに、失われる事象や反応もあり、それが試合の中で選手が最適解を導き出す可能性を減らしてしまうかもしれないという事を考えると、サッカーという競技をよりシンプルに構造から理解することが重要だと強く感じた。また、トレーニングにおいて選手がフローに入る、無意識化でプレーすることの重要性を改めて感じた。