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4.7サダト、ムバラク、フセイン一族――政官中枢に近づき暗躍した空手家がいた 中東で秘密警察や政府要人に空手を指導、外国製品の闇ルート販売とカジノ経営に乗り出す。 命運を賭したビジネスがイラク戦争開戦により頓挫した男は、ナイルに散った……。 200万人に及ぶ“空手の種”を撒いたその光と闇の濃い人生を描くノンフィクション! 1970年、映画「アラビアのロレンス」に憧れシリアに向かった岡本秀樹。空手の稽古を通じて、 アラブ民族に自立への誇りと現地の活気をもたらしていく。稽古を通じ築いた政官中枢との 人脈を生かしエジプト、イラクでビジネスに挑むが、イラク戦争勃発により計画は暗礁に乗り上げる。 すべてを失った彼が、たどり着いた場所とは――。 日本の外務省に徹底的に嫌われながら、灼熱の地でアラブ民族に “自立の精神”を刻んだ男――構想十八年、国際ジャーナリストが満を持して贈る! 序章 「オカモト」が生まれた日 第一章 取材ビザを求めて(イラク前編) 第二章 空手との出会い(日本編) 第三章 中東の空手家(シリア・レバノン編) 第四章 闇商売に堕ちる(エジプト編) 第五章 最後の賭け(イラク後編) 終章 岡本が遺したもの
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 西洋の書道といわれる、手書きのアルファベット、カリグラフィー。 その語源はギリシャ語のCALLI(美しい)とGRAPHEIN(書くこと)に由来しています。 美しく手で書かれた文字の温かみや個性が今改めて見直され、さまざまなクラフト、文字を使ったビジュアルアート、造形、製本、そしてグラフィックデザインなど、幅広い分野で必要とされています。 本書は、2011年刊行『カリグラフィー・ブック』の増補改訂版です。 大幅にボリュームアップし、カッパープレート体、ドローイングを新たに収録。 手書き文字が人気となっている今、関心の高いこれらのテーマを追加しました。 作例も一部を新しくし、よりわかりやすく、使いこなしていただけるものとしました。 いずれの章も、それぞれの文字、書体のコンセプトや性質を、歴史を含めて基礎からきちんと学び、身につくように解説。 そして、それぞれの個性を生かした自分自身の文字が書けるようになるまでを目指す、これまでにないカリグラフィーの教本です。 これから美しい文字が書けるようになりたい方はもちろん、すでにカリグラフィーを学んでいてバリエーションに触れたい方、オリジナリティのある文字を書けるようになりたい方にもおすすめです。 また、文字や書体について知識を深めたい方にもぜひ読んでいただきたい1冊です。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 旅先でその土地の文化、人びとの暮らしに触れたい、と思ったら、迷わず市場へ! 本書は、伝統的な青空市場、水上市場、日曜雑貨の市場など、世界48カ国・地域の市場を、美しい写真とともに紹介。各市場の特徴、ロケーションマップ、主な売買品目、その市場独特の特産品などを、生き生きと旅情豊かに解説します。ページをめくるだけで、すっかり旅行気分に浸れる1冊!
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-没後10年特別企画。入門翌年の日記全文と演目の記録 最晩年、「いずれ本になるだろう」と談志が託した若い日々の記録。 17歳の少年は、前座修業の日々を送りながら、1日も欠かさず日記帳に向かっていた。 人形町で100円小さんに小遣をもらう。しかしその場でなくす。その場で探すのも失礼だからよした。——1月20日 噺が又セコになる。どうもおかしい。大きくなりたくない。しかし時は刻々と過ぎ去って行く。あせりが出る。——6月2日 僕には、夢を追うのみで、若さを楽しむ資格がないのであろうか。その原因は落語なのだ。僕の宿命なのかも知れない。——7月9日 【目次】 ■日記 1953.1.1〜12.30 ■演目の記録 1952.11.11〜1954.1.19 談志による一九九九年の追記 ■後記 松岡慎太郎(談志長男) 【著者】 立川談志 落語家、落語立川流創設者。1936年、東京に生まれる。本名、松岡克由。16歳で五代目柳家小さんに入門、前座名「小よし」を経て、18歳で二つ目となり「小ゑん」。27歳で真打ちに昇進し、「五代目立川談志」を襲名する。1971年、参議院議員選挙に出馬し、全国区で当選、1977年まで国会議員をつとめる。1983年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる。2011年11月逝去(享年75)。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今年5月に卒業したばかり、宝塚歌劇団100周年目のトップ・オブ・トップ、元星組・男役トップスター「柚希礼音」さんの初のフォトエッセイ集。いまだかつてない写真点数と、素顔に近い、かっこいい柚希礼音さんとチャーミングな柚希礼音さんをしっかりキャッチ。こだわりのファッションや美容、ご自宅のインテリアまで初だしのものも多々。加えて、退団後初の舞台に向けてレッスン留学中のNYの様子も独占取材。今までになかった「柚希礼音」が見られる1冊に。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ファッションディレクターとして、そしてアクティビストとして、様々な分野で活躍するeriが、自分の物選びの基準、エシカルとものづくりの関係など、多くの葛藤を経て今考えていることを綴ったフォトエッセイ。ファッションアイテムからインテリア、雑貨、思い出の品まで、eriの愛するものを一堂に並べて紹介することで、「もの選び」の哲学が見えてくる。この社会がより良い場所になるための選択、ヒントが満載。
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4.0【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 待望の復刻! 五味太郎の名エッセイ集。 1997年に刊行され、多くの読者の心をとらえた五味太郎のエッセイ集『そういうことなんだ』が装いも新たに再登場。 なんとなく複雑で、なんだか難しく見えるこの世界。けれど、複雑にしているのも、難しくしているのも、人間のやること。その“やること”をすこしすっきりさせれば、世界だってすこしすっきり見えてくる――そんな五味太郎の視点で綴られた52のエッセイ。 スマホもSNSもなかった時代に書かれた言葉なのに、人間の本質を捉えるまなざしとユーモアは、むしろ今の時代にこそ新鮮に刺さり、響きます。考えすぎて疲れたとき、立ち止まって物事を見直したいとき、ページを開けば、肩の力がふっと抜けるはず。子どもから大人まで、読む人それぞれの「そういうことなんだ」が見つかります。 少しの加筆訂正をほどこし、祖父江慎のアートディレクションによって現代の空気をまとった新装版。変化の激しい時代だからこそ、手元に置いて何度も読み返したくなる一冊です。 (底本 2026年3月発売作品)
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3.0なぜ怖いと思いながら、それに惹かれてしまうのか。 美術からオカルトまで、さまざまなジャンルを渉猟しながらその本質に迫る。 妖怪、UFO、心霊写真、美術、漫画、小説、映画… 多様な書物、文化を縦横に読み解いた“恐怖のワンダーランド”! 「恐怖は、人間らしい魅力に満ち溢れ、私たちの生に未来を与える感覚だ」 「私たちは恐怖をわざわざ味わうために、さまざまなメディアを渉猟する。 おそらくそれは、恐怖が意外な豊かさを秘めていることを、私たちが無意識のうちに知っているからだ」 === 〈恐怖〉の行きつく、弥終(いやはて)は……!? 博捜、博捜、ああ今日も、博捜あるのみ! ――東 雅夫 === 《一》世界妖怪図鑑 《二》矢追純一のUFO史観 《三》パラフィクションとしての『地獄変』 《四》七〇年代カタストロフィ文化 《五》心霊写真の父、中岡俊哉 《六》恐怖の美術館 ムンクの描いた吸血鬼 ダ・ヴィンチにおける愛と死 フュースリ、エロスの悪魔 ゴヤに魔術の自由を見る 幻視者、ウィリアム・ブレイク ルドンの顕微鏡的世界 ゲオルギオスの龍退治 《七》ポップ異端文書としての『百億』 《八》『イグアナの娘』とマゾ的支配 《九》寺山修司とエヴァンゲリオン 《十》消えていく道化 《十一》恐怖の法則 《十二》恐怖の記号論 《十三》恐怖の起源
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-2つの旅、10年にわたる旅の記録の完結編。 投稿型配信サービスnoteで連載配信 のべ10万アクセス越えの話題作 紀行文『The Songlines』から6年、 写真集『ルンタ』から5年。 待望の続編にして完結編。 足かけ3年、チベット仏教圏を巡った祈りの旅の記録――。 ルンタとは風の馬のこと。 チベット仏教圏で目にする赤、白、緑、黄、青の五色の旗。 タルチョと呼ばれるその旗には、経文とともに風の馬が描かれている。 ひとたび風が吹けば、祈りはルンタとともに風に乗って大地を駆け、 世界の隅々まで行きわたる。彼の地では、そう信じられている。 写真家の竹沢うるまさんが自身の心の中を巡礼するかのごとく、チベット仏教圏をめぐった旅の記録。 標高4000メートルを越える高所に、あるいは-20度を下回る厳冬期にと、あえて厳しい環境下へ向かわせた出来事とは一体何だったのか。そして、この旅で著者本人の心にどんな変化が起きたのか。 (2020年12月発行作品)
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-おまわりさん、こいつです。 人類史上誰も到達し得なかった 世界最高峰の頂に到達したとある男は 世界を本気で何とかするために… この山を反転させ続けることにした 【目次】 1の奇跡 〜動画編〜 他 【著者】 Confidenceman えっ、そんな。ワタシは陰のオトコですから、 あまりソコを踏み込んでしまわれるともれなく、アヘアヘですよ。
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-「とうとう来てしまったのね」「賽は振られたのさ」行き詰まった二人の関係を清算するため、詩人と妻は希望も計画もないまま日本を出た。上海、マレー半島、インドネシア、パリ――四年に及ぶ放浪の旅を綴った自伝三部作を合本。 『どくろ杯』 詩集『こがね蟲』で詩壇に登場した詩人はその輝きを残し、夫人と中国に渡る。長い放浪の旅が始まった。 『ねむれ巴里』 深い傷心を抱きつつ三千代夫人と日本を脱出した詩人はヨーロッパをあてどなく流浪する。自伝第二部 『西ひがし』 三千代夫人はひとりベルギーに残った。暗い時代を予感しながら、詩人は暑熱と喧噪の東南アジアにさまよう。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 旅は、自分と向き合う時間をくれる――アメリカ横断37日間のトラベルジャーナル。・YouTubeチャンネル「バイリンガール英会話|Bilingirl Chika」の大人気企画「Our US ROAD TRIP」がついに書籍化!・動画では伝えきれなかった想いを全編書き下ろし。・アメリカ横断中に見た絶景や家族の物語を映しだした写真の数々。2017年、夫婦で走り抜けたアメリカ横断。「いつか家族で」その願いが動き出す。ニューヨークからロサンゼルスまで37日間、1万キロの家族旅。幼い2人の子どもを連れて、選んだのはキャンピングカーでの旅だった。絶景あり、ハプニングあり、時には夫婦ゲンカも。旅を終えたいま振り返ることで動画とはまた違ったストーリーが描かれる。写真とともに、吉田ちかの気づきや想いがリアルに綴られた旅ジャーナル。
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-観測のエピソードや天文学の最前線、そして文学や詩歌、絵画にも話がおよぶ天文学者による本格的な「科学者の随筆」 しし座流星群に思いを馳せた宮沢賢治の心象風景。 満天の星を見上げながら想像する、江戸時代の空。 葛飾北斎の浮世絵版画に描かれた「有明の月」。 科学者の随筆に名作が多いことはよく知られている。 最も有名なのは寺田寅彦(物理学者)で、 現在も多くの科学者が愛読している。 著者もまた、その一人。 ハワイ島での観測生活を中心に、 科学者らしい鋭い視点と繊細な観察眼をもとに 「天体と人間と社会」について400 ページを書き下ろした。 【目次】 プロローグ 第1章 天文学者への道のり 第2章 ハワイ島へ 星 第3章 流星群 第4章 銀河の考古学 第5章 竜宮伝説とリュウグウ 第6章 人類の移住先 第7章 布良星の伝説 すばる 第8章 星はすばる 第9章 すばるは怖い 第10章 すばるで観測 第11章 ひとみを探せ ハワイ島 第12章 メリーモナーク 第13章 アフリカンチューリップ 第14章 すばる七夕 第15章 虹の町ヒロ 第16章 ごみ出し 天文台 第17章 マウナケアの空 第18章 ハレポハクの折々 気象 第19章 乾季と雨季 第20章 マウナケアの雲海 第21章 台風と観測所 第22章 一刀両断 第23章 パイナップル急行 月 第24章 シドニーの三日月 第25章 スーパームーン エピローグ 第26章 さらばすばる 第27章 あとがきに代えて 【著者】 有本信雄 天文学者、理学博士(天文学)。専門は銀河進化論、銀河考古学。国立天文台名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、国立ソウル大学校客員教授。1951年、新潟県加茂市に生まれる。東北大学卒業、同大学大学院博士課程修了後、パリ天文台(仏)、ハイデルベルク大学(独)、ダーラム大学(英)の研究員となる。帰国後は、東京大学助教授を経て国立天文台・総合研究大学院大学教授に。2012年から2017年まで国立天文台ハワイ観測所(すばる望遠鏡)の所長をつとめた。
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-書店とは何か。ヘイト本をどうするか。40年以上にわたる葛藤の軌跡。書店員という枠を超えた思索の書。 カウンターデモに参加したわけでも、座り込みに参加したわけでもない。書店での、本を媒介しての活動や発信は防御壁に囲まれた「安全地帯」からのものに過ぎなかったのではないか? ここまで自分を追い詰めたとき、ぼくは我に返った。 ――本文より 著者はおよそ10年間、「ヘイト本」という現象をめぐって「書店の役割」を自問自答しつづけてきた。書店は「言論のアリーナである」という帰結を見出したと思えたが、葛藤が消えたわけではない。60冊を超える書物から言葉を引きながら、「ヘイト本」をめぐる自問自答の軌跡を披歴。「書店とは何か」――40年以上にわたる葛藤や決意の収斂。書店員という枠を超えた思索の書。 【目次】 Ⅰ 明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか Ⅱ ただ嘆くだけで、終わってしまったのではないだろうか Ⅲ その本はなぜ、多くの人を惹きつけるのだろうか Ⅳ 「わからない」は、何を意味するのだろうか Ⅴ やはり発端は、「自分探し」ブームだったのだろうか Ⅵ 弱者攻撃の動機は、どこから来るのだろうか Ⅶ ヘイトスピーチ・クライムの厳罰化は、なぜ進まないのだろうか Ⅷ 書店は、「言論のアリーナ」になりうるのだろうか 【著者】 福嶋聡 書店員。1959年、兵庫県に生まれる。京都大学文学部哲学科を卒業後、1982年2月ジュンク堂書店に入社。仙台店店長、池袋本店副店長などを経て難波店に。2022年2月まで難波店店長をつとめる。学生時代は俳優・演出家として演劇活動に没頭した。著書に、『書店人のしごと』『書店人のこころ』(以上、三一書房)、『劇場としての書店』(新評論)、『紙の本は、滅びない』(ポプラ新書)、『書店と民主主義』(以上、人文書院)、共著に『フェイクと憎悪』(大月書店)、『パンデミック下の書店と教室』(新泉社)などがある。
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-生きた歴史に触れる――。戦友会の「お世話係」が見た、“終わらない戦争” 戦場体験者の証言が浮かび上らせるのは、歴史的事実だけでない。話せないこともあれば、伝えたくても伝わらない真実もある。戦没した仲間への哀惜。「勇ましい」戦後右派への不信…。ビルマ戦研究者であり、戦友会、慰霊祭の世話係でもある著者が、20年以上にわたる聞き取りをとおしてつづった、 “痛み”と“悼み”の記録。 【目次】 まえがき 第1章 九八歳の「慶應ボーイ」 第2章 初年兵の「ルサンチマン」 第3章 永代神楽祭と「謎の研究者」 第4章 戦場と母ちゃん 第5章 一〇一歳の遺言 第6章 ビルマ戦の記憶の継承――元日本兵の慰霊を続ける村 第7章 音楽は軍需品なり――朝ドラ「エール」とビルマ戦線 第8章 いま、戦争が起きたらどうしますか? 第9章 戦没者慰霊祭に響き合う「ポリフォニー」 第10章 やすくにの夏 第11章 戦友会「女子会」――元兵士と娘たち 第12章「戦場体験」を受け継ぐということ 最終章――非当事者による「感情の歴史学」 あとがき 【著者】 遠藤美幸 1963年生まれ。イギリス近代史、ビルマ戦史研究者。神田外語大学・埼玉大学兼任講師(歴史学)。不戦兵士を語り継ぐ会(旧・不戦兵士・市民の会)共同代表、日吉台地下壕保存の会運営委員、日本ミャンマー友好協会理事。2002年から元兵士の戦場体験を聴き続けている。著書に『「戦場体験」を受け継ぐということーービルマルートの拉孟全滅戦の生存者を尋ね歩いて』(高文研)、『なぜ戦争体験を継承するのか─ポスト体験時代の歴史実践』(共著、みずき書林)がある。
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3.0「日本語の勝利」は著者が『星条旗の聞こえない部屋』で野間文芸新人賞受賞決定直後、世に問われた最初のエッセイ集。 日本語という言語や「新宿」という場所との関わり、文学との向き合いが様々な切り口で描かれており、興味深い。 それから4年半を経て2冊目のエッセイ集「アイデンティティーズ」が刊行される。そこでは日本とアメリカとの往還だけでなく、中国というもうひとつの大陸への探訪が始まったことが記される。そこで目にする中国人や中国語はこれまでになかった姿であり、読者の固定観念を揺るがす。 文学をそして人間の営みをつねに複眼的に捉え、生き生きとした日本語で描写する著者、リービ英雄のエッセイ群は東西冷戦後の世界の枠組みがさらに大きな変化を生じ始めていると見られる2020年代の今こそ、深く受け取ることのできる貴重な文学の表現なのである。
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-激動のマーケットで、変わらぬ本質を見抜く。 金融・資本市場という、一分一秒を争う変貌の激しい世界。その第一線に長年身を置いてきた著者が、喧騒の底流にある「構造」を静かに見つめ、思索を綴った珠玉のエッセイ集です。 本書の軸となるのは、俳聖・松尾芭蕉が唱えた理念「不易流行(ふえきりゅうこう)」。 目まぐるしく変化する「流行」を追いかけるだけでなく、その奥に潜む「決して変わることのない本質(不易)」を掴み取ることです。テクノロジーの進化や制度の変革に目を奪われがちな現代において、著者が見出すのは、西洋経済学の父アダム・スミスと東洋の俳諧精神が交差する、知の地平です。 金融・資本市場の第一線に身を置いてきた著者が、歴史、経済論、名著を取り上げながら、読者に対して「変わるべきもの」と「守るべきもの」を問いかけます。 金融・経済のプロフェッショナルから、不透明な時代を生き抜くヒントを求める読者まで。心地よい語り口(雑文風エッセイ)のなかに、成長を志す日本への確かな示唆が詰まった一冊です。 【本書の構成】 第1章「学び」の意味と意義から考える 第2章 身辺雑記から考える 第3章「記憶」と「記録」から考える 第4章 SNSの意味することから考える 第5章「学ばれる?」立場の日本を考える 第6章 雑感から
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4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 探検したいあなたへ。 2000年から2025年までのミステリの潮流を、 社会の変遷とともにナビゲート! 伊坂幸太郎、東川篤哉、青崎有吾…… 同時代にデビューした作家たちの軌跡を辿る保存版! 〈DEBUT AUTHORS〉 2000 年から2025 年までにデビューした作家たちの軌跡を解説! 伊坂幸太郎・三津田信三・米澤穂信・西尾維新・北山猛邦・東川篤哉・東山彰良・辻村深月・道尾秀介・深町秋生・ 海堂尊・湊かなえ・中山七里・月村了衛・矢樹純・芦沢央・青崎有吾・浅倉秋成・白井智之・井上真偽・呉勝浩・ 澤村伊智・佐藤究・逸木裕・斜線堂有紀・阿津川辰海・今村昌弘・方丈貴恵・五十嵐律人・新川帆立・潮谷験…… 日本ミステリー年表2000-2025収録!
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3.8日本中のこどもたちを恐怖のどん底に陥れた天才マンガ家が語った 、父と母、自然、文明、そしてマンガのこと―― 最初で最後の本格的自伝 2023年に読売新聞で連載された「時代の証言者/楳図かずお 『怖い!』は生きる力」を再構成し、大幅加筆。 伝説となったユニークなエピソード満載で、生前の著者が自ら語り、聞き手の記者が可能なかぎり裏付け調査をおこなった「最初で最後の決定版自伝」。 美麗な絵柄とトラウマ必至のホラー描写。 怖いだけでないすぐれた心理描写に、宇宙規模の圧倒的なストーリーテリング。 多彩な「楳図ワールド」を縦横に語り、解説する。 デビューする前の肉筆回覧誌「漫画展覧会」からの貴重な作品2点のカラー図版も収載。
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4.5きのこ狩りから新薬開発、エネルギー問題、催幻覚性キノコまで。菌類愛好症(マイコフィリア)の人々が織りなす、素晴らしきキノコの世界! ニューヨークで活躍する人気フードライター、ユージニア・ボーンが、キノコと菌類の王国を巡った発見の旅を綴ったエッセイ。キノコ狩りから新薬開発、エネルギー問題、催幻覚性キノコについて等、菌類の驚くべき世界を軽妙に語ります。ニューヨークタイムズ紙にも絶賛された名エッセイ! 書籍版ではページの兼ね合いから掲載できなかった詳細なリファレンスも、電子版には新たに収録しています。 第一章 キノコ狩りという名の響宴 第二章 菌学会で出会った、魅力的なキノコ博士たち 第三章 役に立つ菌類、破壊する菌類、寄生する菌類 第四章 キノコハンター、キノコ泥棒、キノコ狂 第五章 キノコを育てる人々 第六章 官能のキノコ、トリュフ 第七章 マッシュルームのすべて 第八章 キノコは新時代のスーパーフード 第九章 薬になるキノコ、毒になるキノコ 第十章 マジックマッシュルームの誘惑 第十一章 マイコテクノロジー 菌類応用技術という魔法 第十二章 私たちは菌の集合体である 著者:Eugenia Bone(ユージニア・ボーン) 著者プロフィール:フードライター、ニューヨーク菌学会代表。『ニューヨーク・タイムズ』、『デンヴァー・ポスト』、『サヴール』、『フード&ワイン』等、さまざまな媒体に寄稿している。本書『マイコフィリア』は『ニューヨーク・タイムズ』紙にて、「ユーモアと驚きに満ちていて、実にためになる本」と絶賛されている。 監修:吹春俊光 訳:佐藤幸治 訳:田中涼子
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 かつて、雑誌『サイクルフィールド』『ツール・ド・フランス速報』(いずれも山海堂)を創刊し、現在は、浅草でツーリング自転車専門店を営みつつ、プライベート・マガジン『サイクルフィールド』を発行している著者 ・大前仁 。輪行を愛しすぎた男による充実のドキュメント8本と豊富な経験に 基づいた 実践的ハウツー 11 本で構成された、斯界の第一人者による 、 古くて新しい熱き輪行サイクリング全書の誕生 です
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4.0世界を放浪しクライミングに命をかけてきた著者が、山を越え国境を越え紛争下を歩き通い続けた大河インダス流域の魅力を、迫力ある写真と味わい深い文章で紹介。 ラダック、ザンスカール、カシミール、カラコルムなど、源流から河口までの大自然と民俗・文化を探訪する。素朴で不思議な人びとの暮らしと思いに迫る。カラー写真多数! 【目次】 1章 チベット人の聖山カン・リンポチェを巡礼する 2章 ラダックの仮面舞儀礼 3章 ザンスカール 幻の「氷の回廊」をゆく 4章 国境未確定の「観光地」カシミールの現実 5章 大地震があぶりだしたカシミールの本当の問題 6章 もうひとつの「世界の屋根」カラコルム山脈 7章 三蔵法師もかつて目指した桃源郷スワート渓谷 8章 混迷のアフガニスタンにバーミヤン大仏を見に行く 9章 神々との饗宴に彩られたカラーシャの暮らす谷 10章 肥沃な大地に根付くパンジャーブの歴史と文化 11章 シンド州でインダス文明の残り香を嗅ぐ
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-オペラ《蝶々夫人》の海外2000回公演。 渋沢栄一、滝廉太郎、プッチーニ…… 綺羅星のごとき財界人・芸術家が周囲を彩ったその数奇な運命。 東京音楽学校、帝国劇場、ロイヤル・アルバート・ホール、ホワイトハウス…… 明治~昭和期に「声」一つでプリマ・ドンナの階段を駆け上がった三浦環。 本人直筆の手紙を含む膨大な資料から、 その人間像とドラマを流麗な筆致でつづった、 著者初の伝記ノンフィクション。 「マダム・ミウラがうたっているのではない。 私が心の中で描く、幻のマダム・バタフライが 舞台に現れたと思いました(略) あなたは世界にたった一人しかいない、 最も理想的な蝶々さんです」(プッチーニ) 「芸術家は社会の花です。(略)妻だからといって家庭にとじこめることは公徳を 無視した封建思想です、芸術に対する大きな冒涜です」(三浦政太郎) 日本の芸術史に新たな光を当てるノンフィクション!
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5.0各誌から絶賛のレビューが相次ぎ、世界9カ国で翻訳されているベストセラー『THE WONDERBOX』、待望の邦訳!! 愛、家族、感情移入、仕事、時間、お金、感覚、旅、自然、信念、創造性、死生観など、普遍的かつ真剣に解明すべき人生の問題にぶつかったとき、わたしたちはどのように生きるべきだろうか。大昔から繰り返されてきたこの問いは、現代社会に生きるわたしたちにとっても、変わらず、超重要な課題である。わたしたちはいつになったらこれらの悩みを解決することができるのだろうか。おそらく新しい悩みは次々と生まれ、未来永劫、むずかしいことだろう。 しかしだからと言っていたずらに落胆することもまた、無意味なことである。なぜなら少なくともわたしたちにはその解決の手がかかりとなる「歴史」があるから。自分で大胆な実験をするのは勇気がいるが、異なる時代や文化のなかで人々がどのように知恵をしぼって生きてきたのか、実践の結果をふり返り、教訓とすることができる。 人生を力強く刺激的に、より良く生きるための秘訣は、歴史の叡智にある。本書を人生のガイドブックとして、私たちの「生活の発見」を始めよう。
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4.0【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 雪の神秘、優しさ、無情、はかなさに触れる。 太宰治は『津軽』で七つの雪名を書いていますが、 雪深い土地が多い日本には、 各地特有の名前が沢山あります。 雪花、銀花、玉塵、桜隠し、不香の花、餅雪…… 降り積もる雪は、人々に苦労をさせますが、 舞い降りるその姿、ひと晩で地上を覆い尽くす大胆さなど、 人々に感動も与えてきました。 いにしえより受け継がれてきた 「雪」の美称・異称を 美しき情景写真とともに紹介します。 本書は、雪の名前325語と写真146点を収録し、 その他、詩やエッセー、ことわざや紋章など、 雪にまつわるあらゆるものを多数集めました。 地域差はありますが、1年のうち、およそ4分の1は雪が舞う季節。 本書を片手に、雪を愛でてみませんか。 著者紹介 高橋順子(たかはし・じゅんこ) 詩人。1944年生まれ。佐藤秀明との共著『雨の名前』『風の名前』『花の名前』『恋の名前』は発売以来重版を重ねるロングセラーにしてベストセラー。 佐藤秀明(さとう・ひであき) 写真家。1943年生まれ。北極、チベットなど、世界各国の人々と自然をテーマにした作品を発表。長年、故郷新潟の降雪地帯の撮影を続けている。 ※この作品はカラーが含まれます。
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3.8「男ならメソメソするな!」は何が問題? 米国在住の3児の父が贈る、マッチョな価値観から男の子を自由にする36の育児ヒント。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 未来の暮らしの選択肢は無限大!『バイリンガール英会話』で話題のプチ移住生活「クアラルンプール篇」が1冊にまとまりました。リモートワークや仕事のオンライン化など、働き方が著しく変わる今、住む場所に対する考え方も大きく変わっています。海外で暮らすことも選択肢になり得る時代に、皆さんはどこでどう生きていますか?4ヶ月のプチ移住で実感したマレーシアの魅力!日本人が「住みたい国」14年連続1位の理由も納得の暮らしやすさを週ごとにまとめました。YouTubeでは紹介しきれなかったトピックも多数収録!
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-何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである――。けっこう当たり前なことのなかに、人生の大きなテーマは潜んでいるものなのだ。小説家・森博嗣がつい誰かに教えたくなって意外に真面目に綴った、世界の見え方が変わるつぶよりのつぶやき100個。(『つぶやきのクリーム』) 森博嗣がつぶやくと、クールなエッセィになる。 「カロリィゼロ」から「人生の勝ち負け」まで、ままならない世の中に対する森イズム。 文庫書下ろし。 大人気エッセィ 森博嗣《クリームシリーズ》1~5 『つぶやきのクリーム』『つぼやきのテリーヌ』『つぼねのカトリーヌ』『ツンドラモンスーン』『つぼみ茸ムース』 5冊合本版
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-※この電子書籍は固定レイアウト式です。タブレットなど、大きなディスプレイの端末で読むことに適しています。また、文字列の検索やハイライト、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。ご了承のほど、お願いいたします。 台所のかわいい猫たちが「旬の食べ物と12ヶ月」を楽しみまくる、 おいしく愉快なイラストエッセイ! 青菜の餃子、卵チャーハン、梅しごと、栗プリン、キビナゴの天ぷら…。 作画家で料理家でもある著者が、旬の食材で季節ごとに作る料理とたくさんの猫を描きおろし。 「今年はあれ食べよう!」と台所に立ちたくなる一冊。ときどきレシピ付き。
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5.0【初の商業出版!】 詩人・黒川隆介―今を生きること、言葉にすること、詩を通して世界を見ること――そのすべてが、この一冊に詰まっています。 これまで私家版、雑誌やライブパフォーマンスなどを中心に活動してきた黒川隆介にとって、本書は初の商業出版となります。 詩というジャンルを、文学の枠にとどまらず音楽・演劇・アートと自在に横断してきたその表現活動が、 一冊の本というかたちで結実した記念碑的作品です。 都市の喧騒のなかで、人はなにを見て、なにを感じているのか。 本書は、酔いどれた夜の居酒屋、雨の日の静けさ、旅先での出会い ――何気ない日常の風景にひそむ感情や記憶を、詩人ならではのまなざしで切り取った一冊です。 詩という形式にとらわれず、生と死、孤独と希望、都市と人間の関係をあぶり出すように綴られる作品たちは、 読む者の記憶や人生と静かに交差していきます。 黒川隆介の言葉が映し出す、「今を生きる」ための詩のかたち 。 『生まれ変わるのが死んでからでは遅すぎる』――そのタイトルが示すのは、 「死んでからやり直すのではなく、いまこの瞬間に生き直すこと」への問いかけです。 本詩集には、都市で生きる人間の孤独や葛藤、日常の中にふと現れる詩的な瞬間、そして生と死の狭間を見つめるまなざしがつまっています。 黒川の詩は、形式にとらわれず、生活と詩の境界線を曖昧にしながら、 まるで生きることそのものが詩であるかのように、静かに、力強く語りかけてきます。
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4.2ドアを閉めた瞬間に涙がこぼれた。思えば、あれが留学生活最初で最後の「帰りたい」と思った瞬間だった。本書は2004年から5年間、英国のオックスフォード大学に留学し、女性皇族として初めて海外で博士号を取得して帰国された彬子女王殿下の留学記。女王殿下は2012年に薨去された「ヒゲの殿下」寛仁親王の第一女子、大正天皇曾孫。初めて側衛(そくえい)なしで街を歩いたときの感想、大学のオリエンテーリングで飛び交う英語がまったく聴き取れず部屋に逃げ帰った話、指導教授になってくれたコレッジ学長先生の猛烈なしごきに耐える毎日、そして親しくなった学友たちとの心温まる交流や、調査旅行で列車を乗り間違えた話などなど、「涙と笑い」の学究生活を正直につづられた珠玉の25編。最後は、これが私の留学生活を温かく見守ってくださったすべての方たちへの、私の心からの「最終報告書」である、と締めくくられる。
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4.4目的なんて後付けでいい。 ただ胸が躍って、気づけばここまできていた。 降り立ったのはネパール、挑んだのは「世界一美しい谷」。 俳優・仲野太賀を被写体に、写真家・阿部裕介が撮り、TVディレクター・上出遼平が綴る! 見て、読んで追体験するクレイジーなトラベル・レコード、ここに爆誕!! 「ミッドナイト・ピッツァ・クラブ(MPC)」――真冬のニューヨークで天啓がごとく授かった名に導かれるようにして旅立った3人。ネパールはランタン谷を歩く一週間がはじまった。カトマンズを爆走する四輪駆動車、激痛を生む毒の葉、標高2440mにあるホットシャワー、地震で一度壊滅した村で韻を踏み続ける青年、ヒマラヤの甘露「アップルモモ」、回転するマニ車、見え隠れする陰謀の影(!?)数々の危機を乗り越え、出会いと別れを繰り返した先、3人を待ち受けていた光景とは――? これは、食って歩いて歌って寝て、泣いて笑って怒り狂う男たちの、汗と泥と愛にまみれた旅物語。
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-※本書は、2024年10月刊行の『受容から創造へ』(ISBN 978-4-86793-050-2)に増補改訂し制作した、電子版オリジナル書籍です。 プルースト研究の権威が豊かな学識から精緻な論考をめぐらし斬新なエッセイや創作にまで展開する 名作との対話から、 何かが生まれる…… 作者の存在の根源から発せられる声と読者の私が交わした対話から、一定の納得できるなにかを引き出すことができたら、それを表現しようと私は思うようになった。 その対話から、ものの見方を豊かにしてくれるものを引き出すことができたら、それを活発な読者が実際に経験した成果として表現してみようと思うようになった。(本書より) 【目次】 第一章 日本文学 夏目漱石『こころ』 子規への返信 谷崎潤一郎 音曲の活用 永井荷風 もうひとつの『断腸亭日乗』 堀辰雄『風立ちぬ』に誤訳はあるか 吉田健一『金沢』の愉しみ コラム① 俳句・短歌におけるモノローグとディアローグ コラム② 私の好きな俳句 加藤楸邨と芭蕉 第二章 フランス文学 マルセル・プルースト『失われた時を求めて』応答的創造のほうへ 1 コンブレの就寝劇 2 恋人アルベルチーヌ もうひとつの愛 3 ゲルマント公爵家と主人公 4 立ち広がる新しい小説世界 プルーストと吉田健一 コラム③ プルーストの文はなぜ長いのか コラム④ プルーストとモネ コラム⑤ プルーストとペーテル・ブリューゲル 第三章 世界を旅する文学者・芸術家たち 世界を旅する作家たち 戦時下のフランスに島崎藤村が見たもの イサム・ノグチ 幻の傑作 広島原爆死没者慰霊碑 コラム⑥ 東京日仏学院を再訪する コラム⑦ ザルツブルクのクリスマス 第四章 創作 火の鳥 なぜ『銀河鉄道の夜』続篇を創作するのか? 創作「イーハトーヴのほうへ」(『銀河鉄道の夜』続篇) 【著者プロフィール】 牛場暁夫(うしば・あきお) 1946年生まれ。慶應義塾大学文学研究科博士課程中退。フランス政府給費留学生としてエコール・ノルマル・シューペリウール、パリ第四大学大学院に留学。パリ第四大学課程博士。慶應義塾大学文学部名誉教授。・著作に『マルセル・プルースト「失われた時を求めて」交響する小説』(慶應義塾大学出版、2011年)。『フランス文学をひらく テーマ・技法・制度』(共著、慶応義塾大学出版、2010年)など。・翻訳に『マルセル・プルースト全集』(共訳、筑摩書房、1984−99年)。ジャン=イヴ・タディエ『20世紀の小説』(共訳、大修館書店、1995年)。『ジャン・コクトー全集』(共訳、東京創元社、1982年)など。論文他については ウィキペディアなどを参照されたい。
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-「宮沢賢治の研究者にして、世界を旅する、映像作家パルバースは、圧倒的体力と知力とやさしさで走り続け、ついに21世紀のコスミック・ケンジへと昇華した。」――隈研吾 井上ひさし、大島渚、デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、別役実、大江健三郎、唐十郎、アンジェイ・ワイダ、ヴィトカツィ、ヨルク・シュマイサー、宮沢清六、チェスワフ・ミウォシュ…… 80余年の人生で出逢った多彩な人たちの回想録。 〈人生という布は時空間に広がり、時が経つにつれてさらに広がっていく。その時空の布は、何百万、何千万ものイメージ、音、匂い、味、手触りによって縫い合わされている。しかし、それぞれの瞬間が次の瞬間へと移り変わるにつれて、人生の布に織り込まれたそれらの一針一針の縫い目は、膨張する宇宙の銀河のように、互いに離れていく。その後、ひとつの縫い目と別の縫い目、そしてまた無数の別の縫い目を結びつけることができるのは記憶だけである。……この本は、過去のリアルな出来事で縫い合わされている。人生とはある大きさの布であり、その大きさは時間で測られる。しかし、人生という布の質感、つまり豊かさ、広さ、そして完全な意味でのデザインは、あなたが光の中にいる時間の長さではなく、そこに一針一針織り込まれた縫い目によって決まるのである。〉――本書「プロローグ」より プロローグ 記憶の縫い目Ⅰ カリフォルニア、ロサンゼルス 一九五七年――マイ・ヒーロー マサチューセッツ、ケンブリッジ 一九六四年――「ムーザ」 ラトビア、リガ 一九六四年――偶然の出会い ロサンゼルス 一九五〇年代後半――「あるスチール」 『オー・ロスト』(失われしもの)――トマス・ウルフ 東京 一九七四年十二月――井上ひさし オーストラリア、メルボルン 一九八一年九月――大島渚と『戦場のメリークリスマス』 東京 一九七一年――別役実 東京、成城 一九八六年六月――大江健三郎 京都 一九六八年――唐十郎 五感と時間のデザイン――「美の一針一針」 香を聞く――線香時計 香りで綴る「時の詩」 時の残響と時間のふくらみ 時のフリッソン 余白、余情と時間のデザイン 目に見える縫い目 時間旅行と規模のデザイン 巨大に明るい時間の集積 私の「遊園地」 記憶の縫い目Ⅱ 大阪 一九七〇年三月――アンジェイ・ワイダ ポーランド、クラクフ 一九六七年一月――先祖たち ロサンゼルス 一九五七年五月――ユダヤ教の成人式バル・ミツバー ソ連 一九六四年夏、一九六五年夏――テシッチ、KGB ポーランド、ワルシャワ 一九六六年――ヴィトカツィ 京都 一九六八年春――ヨルク・シュマイサー 花巻 一九六八年九月――宮沢清六 沖縄、八重山 一九七七年十二月――『星砂物語』 小さな一針たち 一九六四年~二〇二五年――フレモー、ミウォシュ、カーン、ゾルゲ ニューヨーク 一九六四年十月――『ザ・ダッチマン』 東京 二〇一〇年――隈研吾 オーストラリア、シドニー 二〇二五年――『ザ・キッチンマン』 あとがき 【著者プロフィール】 ロジャー・パルバース (Roger Pulvers)(著) アメリカ合衆国出身のオーストラリアの作家、翻訳家、劇作家、演出家、映画監督。東京工業大学名誉教授。ニューヨークでユダヤ人の家庭に生まれる。カリフォルニア大学ロサンゼルス校を卒業後、ハーバード大学大学院で学ぶ。1967年に初来日。京都に居を定め、京都産業大学でロシア語やポーランド語の講師を務めた。1972年にキャンベラのオーストラリア国立大学に赴任し、日本語や日本文学を講義。1983年製作の映画『戦場のメリークリスマス』で大島渚の助監督を務めた後、再び来日し、演劇活動を行う。2007年製作の映画『明日への遺言』において、監督・小泉堯史と共同で脚本を執筆。2008年、第18回宮沢賢治賞を受賞。2013年まで、東京工業大学教授、世界文明センター長。同年、「雨ニモマケズ」の翻訳で第19回野間文芸翻訳賞受賞。2015年、第9回井上靖賞を受賞。2017年製作の映画『STAR SAND―星砂物語―』で初監督を務める。原作は自身の執筆による小説『星砂物語』。2018年、旭日中綬章受章。2019年、オーストラリア勲章受章。主な著書に『驚くべき日本語』、『もし、日本という国がなかったら』、『賢治から、あなたへ 世界のすべてはつながっている』、『英語で読む石川啄󠄁木:自己の幻想』、『ぼくがアメリカ人をやめたワケ』など。
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4.0文豪のそばに、名画家あり。 泉鏡花、江戸川乱歩、芥川龍之介……名作を彩った画の秘密とは!? 怪しき文芸と妖しき絵画がそれぞれを高め合った傑作を、怪談文芸評論の第一人者がガイド。 「怪と幽」人気連載の書籍化。書籍化にあたり、フルカラーでお届け! 収録内容 ・はじめに ・泉鏡花と鏑木清方 ・泉鏡花と小村雪岱 ・江戸川乱歩と村山槐多 ・江戸川乱歩と竹中英太郎 ・泉鏡花、岩井志麻子と甲斐荘楠音 ・芥川龍之介 ─―稀代の妖怪絵師 ・皆川博子、岡本綺堂と橘小夢 ・藤牧義夫とウルトラQ ・水島爾保布と谷崎潤一郎 ・葛飾北斎と『百物語』 ・おわりに 「幻想文学」と建石修志 装画/中川 学
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-★作品社公式noteで「第一章」公開中→「MEMORABILIA 谷川俊太郎 試し読み」で検索! 半世紀にわたる親交の思いのほどを筆にたくした、とっておきの詩と真実―― 谷川俊太郎さんと長年公私にわたって交流を重ねてきた詩人が、これまであまり語られることのなかった貴重なエピソードを交えながら、その思い出を綴る。 〈飄々とした筆致で綴られる敬意とからかいのないまぜ(笑)。親しかったからこそだなあ。父は勉さん大好きでした。いつも気にかけていました。無頼な風なのに繊細で優しい。そしてミュージシャンの私は勉さんと朗読とピアノで対決♫した思い出、とても大切。俊太郎愛に溢れた勉さんの語り。私も知らなかったことと、そうか、こういう見方もありか満載!〉――谷川賢作(音楽家) 【目次】 第一章 ネリリし キルルし ハララし――「二十億光年の孤独」 第二章 詩人のふりはしているが 私は詩人ではない――「鳥羽 1」 第三章 自分の些細な感覚にこだわってみよう――『ナンセンス・カタログ』 第四章 ひとつのアルカディアに近いところだったかも――「我がアルカディア」 第五章 高原へ来て 世界を欠席してしまった――「山荘だより」 第六章 結局死というのは結婚なんですね。――『魂にメスはいらない』 第七章 声は涸れ 足は萎え 母を売りに行った――「母を売りに」 第八章 本物のヌードと画のヌードはどちらが 本物のヴァギナと画のヴァギナは――「画廊にて」 第九章 かっぱかっぱらった かっぱらっぱかっぱらった とってちってた――「かっぱ」 第十章 父はやせていたからスープにするしかないと思った。――「父の死」 第十一章 詩なんてアクを掬いとった人生の上澄みねと――「マサカリ」 第十二章 あの青い空の波の音が聞えるあたりに 何かとんでもないおとし物を――「かなしみ」 第十三章 そしてという 接続詞だけを 残して――「そして」 第十四章 僕はもう芸人になることを目標としてがんばっているんですから。――「決まり文句を捨てて いけるところまで クールに ホットに」 第十五章 すべて終わったと知ったあとにも 終わらないそのあとがある――「そのあと」 第十六章 ひとのからだとこころの深みに 未生の詩は太古から用意されていた――「永遠の一滴」 あとがき 【著者プロフィール】 正津 勉(しょうづ・べん)(著) 1945年、福井県生まれ。同志社大学文学部卒業。詩人・文筆家。詩集:『惨事』(国文社)、『正津勉詩集』(思潮社)、『奥越奥話』(アーツアンドクラフツ)、小説:『笑いかわせみ』『河童芋銭』(河出書房新社)、評伝『忘れられた俳人 河東碧梧桐』(平凡社新書)『乞食路通』『つげ義春 「無能の人」考』『つげ義春 「ガロ時代」』(作品社)、評論:『裏日本的』『辺境的』(作品社)ほか。
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-水墨画、漢詩、書、文人花・・・文人の世界へようこそ。心豊かに生きるためのヒントを与える珠玉の画集&エッセー!! 各界著名人から絶賛の嵐! 臨済宗圓福寺専門道場師家 政道徳門老師推薦! C o n t e n t s 第一章 立春 雪以梅為館…重さを堪え柔軟に生きる、安靖…祈りを言葉にして書す/雨水 春蘭の画…文人画の極意/啓蟄 観梅…月ヶ瀬梅林へ、望春…白木蓮の華やぎ/春分 春色… 季節の移行の微かな気配、江南春…旅の記憶を味わう/清明 至楽…超えたところにあるもの、折柳贈別…別れの思いを託す柳/穀雨 精行倹徳之人…陸羽の茶の教え/Column「旅と茶」 第二章 立夏 こいのぼり…由来は登龍門、牡丹…玄宗が愛した花中の王/小満 映山紅…山、紅に映ず/芒種 緑陰…森で茶を淹れる/夏至 此君…竹は俗界を断つ結界、幽玄…無一物の中は無尽蔵/小暑 推枕軒中聴雨眠…雨を聴いて眠ろう/大暑 八風吹不動…周囲にとらわれない心、瀉下清香露一杯…早朝の蓮の芳香/Column「茶会の楽しみ」 第三章 立秋 午睡…休息のすすめ/処暑 新泉一道…水音で耳根を洗う、會心處竟日忘倦…ひもすがら我を忘れて/白露 緑天…芭蕉の葉で知る秋の訪、臥空山天地即衾枕…秋の夜長に友と野外で/秋分 心遠地自偏…無為自然の境地で暮らす/寒露 雨冷香魂弔書客…雨は冷ややかにして、洞庭秋月…洞庭湖の秋の月/霜降 松菊猶存 松や菊のあるわが庭に帰る/Column「役に立たない話」 第四章 立冬 売茶翁…一碗で仙境へ/小雪 作詩…三絶の一つを楽しむ、読萬巻書行萬里路…知識と経験の両立を/大雪 歳暮夜煮茶…一年を振り返るお茶の時間/冬至 一陽来復…冬至が私の一年の始まり/小寒 孤松…その姿に見る理想の生き方/大寒 雪夜…清浄な世界に響く竹の声、清絶…純白の雪にたたずむ魂/Column「自然とひとつに」 著者について 中谷美風(Nakatani Bifu) 1959 年奈良生まれ、高円山在住。大正時代に大阪で創流された煎茶美風流を先代美香菴より継承し四世家元。画号・方外閑人素履。漢詩、書、水墨画、茶、瓶花(へいか)などの文人趣味の楽しみを伝えるため、各地で茶会、展覧会、文人趣味サロン、講演会を開催。茶の湯文化学会会員。一般社団法人全日本煎茶道連盟有聲文庫研究会会員。
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5.0家族の親密な関係を収めたシリーズ「Skinship」が、欧米で高い評価を受けている写真家・木戸孝子氏。米ICP(International Center of Photography)を卒業後、ニューヨークで写真家として活動していた木戸氏は〝ある出来事〟がきっかけで、警察に逮捕されてしまう。 逮捕を機に目を向けた日米のカルチャーギャップ、日本ではあまり知られていないアメリカの拘置所の実態、刑が確定してから再び写真家として活動するまで――。本書には、著者がニューヨークで体験した出来事や、その経験を作品に昇華していくまでの物語が綴られている。文中には、著者がニューヨーク時代に撮影したシリーズ「The Ordinary Unseen」などの写真も挿入されている。 2024年11月には、ベルギーで日本の写真を専門に扱う「IBASHOギャラリー」によって、世界最大規模の写真展示会「Paris Photo」に「Skinship」が出展された。さらなる飛躍が期待される著者の、創作の礎となる体験が綴られた一書。 ・シリーズ「アジアと芸術」第4弾。 ・鳳書院が運営するnote「アジアと芸術digital」での連載「見えない日常」を書籍化。
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-「『白人』の音楽が大好き」「『男流』文学がいいよね」 とは誰も言わないけれど、 「黒人文化は素晴らしい!黒人音楽が好き!」と人は言う。 いったい「黒人」とは、何を指すのか? 「黒人」「白人」はたまた「アジア人」「ユダヤ人」と分離して人数を数え、 極右からリベラルまでが陥るアイデンティティ至上主義の問題点を、 公民権運動の歴史から消された黒人少女の伝記、 そして現代黒人女性のリアルな日常から浮かび上がらせる。 シモーヌ・ヴェイユ文学賞受賞のユニークな反レイシズム・エッセイ集! 最近のこと、「まあ、あなたは運がいいですね」と、 白い肌の若い女性がため息をつきながらわたしに言った。 「少なくとも、あなたには『出自(オリジン)』があるじゃないですか!」 なぜあなたは自分にそれがないと思っているのですかと尋ねると、 彼女はこう答えた。 「え! だって、わたしは白人ですから」 (本文より)
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 詩人リルケがその美しい風光を愛し、幾多の名作を産んだスイスの高原地帯・ヴァレーを、詩人の墓地、詩人が晩年をおくったミュゾットの館、そしてアルプスの主峰モン・ブランへと辿った旅の記録。 「しかし今、夏の午後の明るい光の中で、私の眼はこの岩山に荒寥としたスペインの風景とは全く違ったもの、人間を拒むというよりはむしろ人間を包むような、人間を遙かに高く超えてはいるが深く人間的であるような、いわば精神の秩序に精妙に調和する天界の風景を観照する。この明るさ、優しさ、親しみ深さ。」(「ミュゾットの館」の章より) 【目次】 ブリッグにて リルケの墓 ミュゾットの館 モン・ブラン あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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3.5日記文学の到達点! 私たちが過ごした“緊急事態の日常"を真空パック ――緊急事態宣言におののきながら、マスクに悩み、赤子をあやし、犬と遊び、朝顔を育て、断酒を続け、本を読み、原稿を書く……「徹底的な凡人」を自任するフリーライターが綴るコロナ禍下の日々。平日17時毎日更新で人気を博した連載エッセイ「モヤモヤの日々」(晶文社スクラップブック)全251回分を完全収録。 「自分にとっては切実だけど人から見たら割とどうでもいい事。そんな物事が渦巻く人間の頭の中味がそのまま書かれてありました。実は偉大な思想家の頭の中も九割はこんなことで占められているのではないかと思いました」(町田康さん) 「日々のささいなことに"いのち"を吹き込んでいく実践。コロナ禍で鈍った感性が活性化する、そんな言葉の数々。想像力も生き生きと、そして、もぞもぞと蠢き始めます。花、ダンゴムシ、犬、赤子、父親、福生――」(小川公代さん) 目次 序 2020年12月 2021年1月 2021年2月 2021年3月 2021年4月 2021年5月 2021年6月 2021年7月 2021年8月 2021年9月 2021年10月 2021年11月 2021年12月 主な引用・参考作品
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者のエッセイ集。 この著者の心の内側では、いつも自然は生き生きと呼吸し、ゆたかに、そして無限に拡がる。本書は、四季折りおりの草木・鳥虫・天体・気象など著者の自然への鋭い観察と清洌な詩心が織りなす掌篇45。 【目次】 1 蒲公英 2 小鳥が運ぶ春 3 散りはじめた梅 4 可憐な緑の歌 5 春の喜劇 6 菫の束 7 感謝の歌 8 爽やかな祈り 9 藤花の宴 10 松の虫の鳴く丘 11 夜明けの露 12 無言の挽歌 13 言葉のない夜 14 花咲く枝の下 15 可憐な羞恥 16 深い森での夢 17 無色の美 18 谷間の聖歌 19 不作法を咎める声 20 馬の鈴草の生えた道 21 貝に託す想い 22 南の風の吹く港 23 山百合の花粉 24 真夏の夜 25 交叉する生命 26 幻想に酔う 27 忘却の晩夏 28 悲痛な叫び 29 憂いの美 30 永劫の風 31 朱色の糸 32 秋の散歩道 33 月光の曲 34 赤蜻蛉 35 空の鰯の群 36 雨あがりの朝 37 一枚の落葉 38 虫の声細る 39 後庭秋色 40 海を撫でる光 41 峠の道 42 冬の夜風 43 冬に埋まる村 44 枯野 45 欅の夢 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』 『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者の、エッセイ集。思想家モンテーニュにならい、深い思索をゆたかな言葉でつづる。 【目次より】 愛の彷徨 期待に伴う怖れ 花束と蝶の夢 色彩られる雲 緑の独房 花の検索 舊い山脈 雲の中の天使 孤独の限界 高原の小鳥 星と雲と蛍 リラと蝶 ある満足な姿 森に沈む太陽 小さい贈物 夜の海 さなぎ 虫の音 山羊と笛 哀しい睦じさ 噴火獣 エデンの森 手帖からの断想 日記からの断想 あとがき 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
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3.5誰に媚びることなく、自由気ままな魅力をもつパリジェンヌも40歳を過ぎると、年齢による悩みがいっぱい。でも自分を知ることや見せ方次第で、魅力はいくらでもつくることができる! 今フランスで一番輝いている2人による人生を豊かにする秘訣が満載。
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3.9美しい自然や動植物、文学、音楽から、軍服、罵り言葉、愛猫パードまで。「アメリカSFの女王」が、自らの人生経験をふまえて繊細かつ奔放に綴った2010年代のエッセイを集成。
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4.0ジェーン・バーキンをめぐる、日本初の評伝的エッセイ エルメスの高級鞄で有名な「バーキン」が誕生したのは育児のためだったという逸話はよく知られているが、その親子関係の実際のところについてははたしてどうだろう。 ジェーン・バーキン(1946-2023)には三人の娘がいる。末娘ルー・ドワイヨン(1982-)は映画監督のジャック・ドワイヨンを、次女シャルロット・ゲンズブール(1971-)はセルジュ・ゲンズブールを、そして長女ケイト・バリー(1967-2013) は作曲家のジョン・バリーを父親に持つ。そして、その子育てにおいては、世界中に愛をささやいた「かっこいい女」の魂の叫びが幾つも秘められていた──。 本書は、彼女たちと40年来の親交がある著者による、ジェーン・バーキンをめぐる日本初の評伝的エッセイ。 ジェーンの少女時代からの恋愛、仕事、結婚、慈善活動……ありのままに生きる母親は、三人の娘と、どのような愛を育んできたか? 親日家の故人を哀悼しつつ、母娘の真実を描く、祈りが聞こえる「家族の肖像」。プライベートフォトをはじめ、音声や動画を視聴できるQRコードも多数収録。年譜付。ジェーンの葬儀を追体験するエピローグには胸を打たれるだろう。 [目次] ジェーン・バーキン バーキンという家系 ジェーンの誕生 ジェーンの少女時代 ケイトの誕生 セルジュ・ゲンズブールとの出会い ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ シャルロットの誕生 ルーの誕生 ヴェルヌイユ通りの家 ラ・トゥール通りの隠れ家 不倫の熱愛の果て 最後のアマン 最期の五日間 長女 ケイト・バリー 次女 シャルロット・ゲンズブール 末娘 ルー・ドワイヨン エピローグ あとがき 参考資料/年譜/図版一覧
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 FM東海から放送されたラジオ番組「夜の随想」(毎週土曜日の夜 放送)で読まれた52篇の詩をまとめた詩集である。 【目次】 夜の扉 山村 花嫁の越えた峠 港 壷 泉の底 心の祭典 夕暮の丘 緑の雨 曇り日の海 時計 公園の夏 夕焼 翼ある勇者 天の白鳥 庭 山麓の牧場 広野の駅 前進する森 風の日の海 筆筒 山の湖 青い夜 木の実 秋祭 教会 雑木林 草原 窓の灯 島 結婚式 野宿 屋根 絵葉書 雨の窓辺 落葉 家畜 鈴を振る 音楽の終り 日記 子供の昼と夜 雪の降る晩 街 雲と砂浜 人形 月光 都会の風 夢 展覧会の絵 古い机 春の抑揚 驢馬 後記 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 敵国人抑留の実態 日本で生まれ育ったイギリス国籍を持つ青年・Sydは、ある日突然、戸塚警察特高課により「敵国人」として抑留されてしまう。仲間や親との不和、日本人から受ける不当な扱い、飢え……3年9ヶ月の間に書かれた彼の日記には、胸の内がありのままに記されていた。 この日記に美談はない。〔中略〕何人かのクラスメートと、自分の父親以外だれも知らない人々との生活を強いられたのだ。自由を奪われ、将来の目標に向けて進んでいた道が突然遮断され、その目標は、時が経つにつれ、どんどん遠ざかってしまう。(本書「序文」より)
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-自伝を読む意味と面白さは、主人公の成長を追うことで、世界と時代の変化を追体験できるところにある。本書がその好個の例となっている。ジブチと日本を繋いだ人物のメモワールなのであってみれば、面白くなかろうはずはない。ジブチについて日本語で書かれた本自体、稀少であった。本書はその欠落を埋める重要な貢献となった。
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