作品一覧
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4.6
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4.7高校時代になんとなくで始めたバンドがいつしか希望を見いだし、音楽で生きる覚悟を決めるも、その大好きな“音楽”すら辞めたくなるほどの挫折を経験する。それでも、四人で立ち上がり進み続け、歩み続けてきた。そんなSUPER BEAVERの愛しい軌跡を渋谷龍太が紡ぐ。 かつてブログで綴られ、映像作品の特典として封入、そして結成15周年を迎えHPに掲載された「都会のラクダ」。出版に際し、渋谷が一から見直し、自身の活動の歩みと向き合いながら、大幅な加筆修正、新たなエピソードも書き下ろし、長編小説として生まれ変わった。 紆余曲折を経た、 SUPER BEAVER四人の歩みを渋谷独特の言葉で綴った物語は、音楽、バンドを志す者のみならず、夢や希望を抱くあらゆる人の背中を押す。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
SUPER BEAVERを好きになって良かったと心の底から思った。私とSUPER BEAVERが出会ったのはこの本より後のこと。だから知らなかったSUPER BEAVERの歩んできた道を知る機会を得られて幸せ。気が付いたら最後のページで泣いてた。人との出会いを、人を大切にしようと思えた。今まで人間不信で人が怖くて仕方ないときがあったけど、そんな他人と関われない自分が嫌いだけど、SUPER BEAVERが私の「生きててよかった」なんだよ。初めてSUPER BEAVERを生で聴いたとき、あまり知らなかったけど、1曲目が「ありがとう」だった。その1曲で涙が出た。今まで音楽で泣くことなんてなかったのに