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Posted by ブクログ 2022年02月22日
著者の自伝的エッセイ。
冒頭からとんでもエピソードの連発に、始終心拍数が上がりまくりだった。
著者にも著書にも予備知識ゼロで、題名のカッコ良さだけで読み始めた自分に反省。
でも、そのぶん倍楽しめたと思う。
透徹な内省とその開示に、ただただ頭の下がる思い。
生きにくさを抱えている人には救いになる。
私...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月29日
創元社 吉村萬壱 「 哲学の蠅 」
自伝的エッセイ。前半は幼少期の虐待や性癖などの告白、後半は作家活動から到達した文学論や人間観。圧倒的な暴力や排除に対して、文学の役割は何かを導き出している
母への複雑な感情は理解困難。母子一体性が強すぎて、母から受ける虐待すら、著者にとっては、自由と保...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月05日
なんだか、変だけどすごいものを読んだように感じる。時たまキモい表現が出てくるから初めのうちは嫌だったのだが、最後はもうなんともなく、いやなんともなくはないけれど、それほどでもなくなっているのが…
でも、完全にこの人の思いを理解する事はできないけれど、わからないではないこととかむしろ強く共感してしまう...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月24日
自伝的エッセイ、と何処かに紹介されていた。
本当に「自伝」なんだろうか。
関連して、太宰治さんの「恥」を思い出した。
だらしない生活を送っている主人公をよく書く「私小説家」を訪ねていく、ファンの女性の話である。
訪ねてみれぼ、シュッとした作家先生が出てくるという。
私小説。考えてみれば、他の小説...続きを読む
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