クチュクチュバーン

クチュクチュバーン

550円 (税込)

2pt

ある日突然、世界のすべてが変わる。
蜘蛛女、巨女、シマウマ男に犬人間……地球規模で新たな「進化」が始まる。
小説界を震撼させた、芥川賞作家の驚異のデビュー作。

解説・椹木野衣

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クチュクチュバーン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    グロテスクで気持ち悪い描写が多い、でも面白い。表題のクチュクチュバーンに関しては今後忘れることはできないと思うほどインパクトのある小説だった。
    完全に読む人を選ぶ作品だが、一度読んで欲しい。

    0
    2022年09月21日

    Posted by ブクログ

    悪趣味な話です。
    読んでいると指先とか耳の奥の辺りとかがムズムズしました。
    20世紀末の頃ってこういう破滅に向かう世界で生きる人を描いた漫画が多かった印象があります。
    ただ、そういう漫画との大きな違いは、登場人物たちが破滅に抗おうとしていないところでしょうか。
    いやーな読後感を味わえる作品でした。

    0
    2014年12月31日

    Posted by ブクログ

    全ての有機体も無機物も一つになってクチュクチュしてバーンするだなんて、わくわくが止まらない。気持ち悪さを通り越しての痛快さに脳裏が刺激される。人類補完計画の悪趣味バージョンだと思っている。

    0
    2014年02月04日

    Posted by ブクログ

    恐怖によっても快感を与えられるのかと気付いた作品。
    あと、わたしこーいうの好きなんか、て気付いた作品。でも多分、この人の文章じゃないと読めんかったと思う。設定自体はありきたりだし、言ってることはあざとい。破壊力半端ない文章でぐいぐいキてるから読めた。
    めっちゃ体力使う。

    0
    2012年10月31日

    Posted by ブクログ

    強烈だった。救いがない、なんてもんじゃない。
    命も、生きる努力もすべてを無意味にしてしまう不可抗力。理不尽すぎる。

    0
    2012年10月18日

    Posted by ブクログ

    「クチュクチュバーン」「国営巨大浴場の午後」「人間離れ」の三作を収録しています。

    「クチュクチュバーン」は、人びとが異形へとすがたを変えていく世界のなかで、生きる意味を求めるなどということがまったくうしなわれてしまった状況をえがいています。他の二作も同様の趣向で、「国営巨大浴場の午後」ではナッパン

    0
    2020年09月02日

    Posted by ブクログ

    トラウマになりかけた、ある意味ホラーとしては逸品。
    コレを読んで『純文学』の定義が分からなくなりました。

    実は母と妹は吉村萬一先生ご本人と面識アリ。
    頭のバンダナを取ると地球が爆発するんだとか。。。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    好き嫌いがはっきり分かれそうな作品。
    これでもかってくらいバイオレンスですが、ぶっとんでるんである意味爽やか。
    宇宙の何を信じればいいのかわからなくなる、素敵なおはなし。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

     肯定的な意味で無茶苦茶だ。こればかりは流石に筆者の感性を疑った。表題作だけなら分かるが、同収録の2作も同じような世界で、確実に作者がどこかしらこういった世界に興味を持っていることが推測されて好感を持った。面白くはないが、なるほどと思った。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    コンプレックスなんか誰も彼もが持っていて、持っていないっていう完璧な人間がいたらあっては見たいけど、そんな人とは友達になんかなってみたいと思うこともないだろう。
    この本がはたしてコンプレックスを、顕在化した全く違った現実を描いているのかはしらないけれど、
    僕にはそう見えて仕方がなかった。
    そんな風に

    0
    2009年10月04日

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