臣女(おみおんな)

臣女(おみおんな)

小説・文芸
715円 (税込)

3pt

夫の浮気を知った妻は身体が巨大化していった。絶望感と罪悪感に苛(さいな)まれながら、夫は異形のものと化していく妻を世間の目から隠して懸命に介護する。しかし、大量の食料を必要とし、大量の排泄を続ける妻の存在はいつしか隠しきれなくなり、夫はひとつの決断を迫られることに──。恋愛小説に風穴を空ける作品との評を得、満票にて第22回島清恋愛文学賞を受賞した怪作! 【解説】小池真理子

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    臣女(おみおんな)
  • タイトルID
    :
    394817
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年09月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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臣女(おみおんな) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終わったのはだいぶ前だけど世界観が独特でけっこう心に残ってる 途中で絶望感が続いてた記憶があるけど最後はとても暖かかった

    0
    2026年02月19日

    Posted by ブクログ

    夫が不倫したことがきっかけで妻が5mくらいまで横にも縦にも大きくなっていくお話。

    つらすぎる、と思いながら読みました。
    最後なんかもう涙。

    妻の排泄をすごく細かく?書かれてるので好き嫌いはかなり分かれる気がします。

    どうして巨大になっていくのか……
    理由が段々分かってきてからは
    あ〜なんて可愛い人なんだ、と涙。

    0
    2024年04月19日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃよかったです。
    妻がでかくなっていく、「おもしろ話」だと思い読んでいたら、めちゃくちゃ深い夫婦愛の話でした。
    ウンコの行が長いですが(笑)、最後は感動してしまいました。
    ぜひぜひ、読んでみてください❣

    0
    2020年12月13日

    Posted by ブクログ

    これぞ夫婦愛!になるのかな?

    夫が浮気をした。
    妻にバレて妻の体が段々と大きくなる。
    3m、4m、5m……。
    妻は体の大きさに比例して口からは得体の知らない液体を出し大量の糞尿をする。夫は毎日それの片付けに手こずる。異臭が近所に漏れ騒ぎ出す。これ以上この家で妻を匿う事は難しい。5mにもなった妻をダンプカーに乗せて逃走する。

    妻の体が段々と大きくなる?しかも5mにも
    そんな病気がこの世にあったのかと疑問符が頭に浮かんだがなんだか面白いというか不思議な気持ちで読み終えた。
    夫婦愛が描かれているのか?それとも全然違う意味合いを持つ内容なのか……普段は使わない難しい漢字を充てているし、読解能力が低い自分には難しい結論となりましたがなんか面白かったです。
    異臭を放ち巨大化した奈緒美さんを少し可愛らしいと感じたのは自分だけでは無いはずです。

    0
    2020年10月26日

    Posted by ブクログ

    夫の浮気を知り、絶望となった妻にもたらされた変化は巨大化だった。

    妻の身長は4メートルを超え、服も着れない、外出もできない。ただ、大量の食料を食べ、大量の排泄をするだけ。そんな妻を眼の前にした夫は苦悩と嫌悪、愛情を投げかけながら、妻に尽くし続ける。

    カフカの「変身」のように理由もなく異形になってしまった人間に対しての周囲の反応を描き、人間の残酷さや身勝手さ、愛しさを浮かび上がらせるフィクション。

    自らの社会的地位を放棄し、排泄物まみれになった妻を愛することができるのか。読んでいるだけで臭ってきそうな汚物の描写は凄まじい。だけど、似たようなことは現実でも「介護」という名で行われている。

    0
    2018年10月06日

    Posted by ブクログ

    切実なる恋愛小説。

    浮気がバレた日を境に巨大化、異形化が止まらない妻。途中目を覆いたくなるような凄まじい描写があるのだけど、それでも夫の心情と同じように、妻のことが愛おしくなってくる。
    妻との生活はどう考えても負担が大きく逃げ出したくなるのだけど、なぜだか決して離れたくはない感覚。たぶんこれは純愛なのだと思う。

    0
    2017年10月22日

    Posted by ブクログ

    グロテスクであり、官能的でもある。笑える部分も多くあったが決してふざけているだけでなくラストは感動する内容でした。おすすめです。

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    このところ4冊続けて吉村萬壱先生の本を読んだ。

    分冊のものを除くと、同じ作家の本をこんな風に読んだのは初めてで、それだけ惹かれるものがあったということだと思う。

    この小説は、途中までは老人介護についての隠喩なのかなと的外れなことを考えながら読んでいた。少し前に読んだ「うんこ文学」の影響もあった。だが、途中から純愛がテーマだったことに気づく。

    純愛と言っても、もちろん素直なものではなく、捻くれて、我が儘で、身勝手な主人公と、その主人公のために?変化を続ける妻への純愛であった。
    グロテスクに変化を遂げる妻も健気で愛らしく感じる。

    ただ、果たしてそれは愛だったのか、世間体を守るという身勝手さはなかったか、妻は夫の献身を求めるために変化を続けたのではないか、などいろいろな感想が湧いてくる。

    そもそも人の感情はそれほど単純ではなく、色々な感情が混じり合っているものなのだということに気づかされる。それはこの作家の作品に共通している部分で、だからこそこれほど惹かれたのだろう。

    続きがとても気になる。

    0
    2023年08月20日

    Posted by ブクログ

    究極の不条理小説。

    大量に食べては排泄を繰り返す巨大化した妻ナオミ。
    彼女への贖罪と愛とで介護を続ける夫、石井。

    なにしろ退廃的でグロテスク。
    あり得ない設定のくせにリアルすぎる描写。臭いの記憶をすりこむようにリアルすぎる描写。

    隣人、同僚教師、母。
    干渉と絶望に揺れ、愛と憎悪に揺れる。

    こんなに強烈な恋愛小説が描けるのは吉村先生以外にはいないだろうな。
    ほんと苦しすぎる。

    ラスト。
    ナオミの愛がわかる回想シーンで泣きそうになる。
    タイトルも、いい。

    0
    2021年11月18日

    Posted by ブクログ

    エグい内容だけど夫婦の愛情を感じる話だった。
    旦那は間違いをおかしてしまったけど、妻のことを愛し続ける。
    どんどん人間ではなくなってゆく妻の醜く汚い部分を受け止めながらも昔の妻を思いだし自分の限界を奮い立たせてる旦那も、全てを受け止めてもらってる妻の心情もなんだか切なくなった。グロくて汚い話盛りだくさんだけど切ない。夫婦の掛け合いはちょっと微笑ましかった。

    0
    2020年10月19日

臣女(おみおんな) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    臣女(おみおんな)
  • タイトルID
    :
    394817
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年09月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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