室内生活

室内生活

2,200円 (税込)

11pt

独りで、ゆっくり、大量に!
これが知的体幹を鍛え、思考の基盤を厚くする本の読み方。
読書の醍醐味は、そこから何を読み取り何を得るかにある。
当代随一の本の読み手が、これまでに手掛けた書籍解説、書評の
ほぼすべてを網羅した「全書籍解説・書評・読書論集」。
できれば部屋から一歩も出ず、ずっと本を読んでいたい!

読書は、アスリートにとっての基礎練習。室内で寝ながらできる走り込み、汗をかかない筋トレ、体を動かさないストレッチ。本さえあれば、1年365日、呼吸をするように思考を鍛えられる。著者の貪欲なまでの研究マインドに裏付けられた読書術を、あますことなく体験できる決定版読書論。先端ITビジネス系から塩野七生、城山三郎、古川ロッパ昭和日記まで。「特殊読書の愉悦」「棺桶に入れてほしい本」などコラムも抱腹絶倒のおもしろさ。

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室内生活 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年04月02日

    本好きが全面に全開されていて、それだけで嬉しい。500ページ以上あるので、なかなか…と思ったが、書評や雑感、著者の日常など、自由に綴られて飽きない。書評はビジネス書中心だが、時々紹介されるビジネス関連以外の本が興味深い。これ読みたい!と思ってメモを取ったのが23冊。本好きには堪らぬ、ムフフな本。

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    Posted by ブクログ 2021年05月11日

    著者がこれまで発表してきた書評、解説書の選集。短編から長編論文に匹敵する長さまで、短・中・長編の批評を500頁近くに渡り繰り広げる。書評・解説書というジャンルだが、文調はエッセー風。平易に読者にわかりやすく書いているが実はエッセンスを鋭く突き、そしてえぐり出しているところは凄い。本書は1度で3度美味...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年04月12日

    『戦略読書日記』ですっかり書評家・楠木建のファンになったワタシには、氏の書評がつまった本書を買わない理由などまったくなかった。500ページを超える単行本でも、その厚さに躊躇するどころか、むしろ期待で胸が高なった。
    果たして内容は期待以上。書評に加えて、読書論や読書スタイルが挿入されていて、これがまた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月26日

    痛快で小気味良い書評。著書に共通するキーワードを他の著作でもひたすら繰り返す。
    でも、なんか読んでしまう。

    口癖は経営センス云々、抽象と具体の往復運動、因果論理の束、ストーリー、ことほど左様に、ありていに言えば、など。

    特に柳井正氏の、当たり前ですけど、当然ですけど。を気に入ってか頻発するあたり...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月21日

    紹介される本の要点がわかりやすく説明されるだけでなく、著者の読書の姿勢、読書の醍醐味が伝わってくる。
    融通無碍な筆致も楽しい。

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    Posted by ブクログ 2020年01月13日

    濃厚な書評集に筆者の読書生活のエッセイを加えたもの。

    幼少期をテレビ放送のない国で過ごしたこともあり、同じ本を繰り返し読んで、考えるクセがついたという。そんな筆者の生活を書いた部分が抜群に面白い。そこだけで1冊本を書いて欲しい。

    (2200)

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    Posted by ブクログ 2023年12月26日

    空気感がかなり面白い
    600ページあり、かなり長いが、楠木先生と実際に話しているような感じで非常に面白い。

    以下のように、読書とは何かを明確にしていて、かなり納得した。
    「言われてみれば当たり前ということは言われるまでわからない
    当たり前の向こう側にある真実を頑健で鋭い論理を重ねて突き詰め、無意識...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月31日

    500ページ越えの大作。アダム・グラント著のGIVE&TAKEを監訳した楠木建さんの読書の本。

    さっと読んだ感じ、楠木建さんが読書が大好きだという事が伝わる本。
    書かれているのはビジネス書を含めた様々な本の解説から書評がぶわっ!!とまとめられている。
    佐藤優さんの「読書の技法」のような読書...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月27日

    楠木先生の思考に沿った、好き嫌いでおすすめされた書評集。ここから十冊は購入した。優れた書評に勝るものはない、と再認識。

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    Posted by ブクログ 2019年11月09日

    こういう本を読むと、自分がやっている読書は、知識を得ること止まりで、考えるってことをしていないというのがわかってしまう。自分がこういう本を書いたら10ページにおさまるくらいの薄っぺらさになりそう。この本の著者と同じ、「本をたくさん読む」って行為をしているはずなのに。

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