全米トップ・ビジネススクール「ウォートン校」の史上最年少終身教授でもあり、気鋭の組織心理学者が教えるビジネスの成功の秘訣。「ギバー(人に惜しみなく与える人)」「テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)」「マッチャー(損得のバランスを考える人)」もっとも成功するのは誰だろう。他人に優しくしていたら、厳しい競争を勝ち抜けない?――それは大きな誤解だ。これからは、他者志向の思いやりの発想とコミュニケーションが、あなたの仕事に大きな成功をもたらす。リーダーシップ、営業、交渉、事業の立ち上げ、昇進まで……ありとあらゆるシーンでこの考え方が役に立つだろう。一橋大学大学院教授・楠木建(『ストーリーとしての競争戦略』『経営センスの論理』)の監訳と解説で、日本初デビュー!「世の“凡百のビジネス書”とは一線を画す一冊だ!」
Posted by ブクログ 2023年04月18日
この本を読む前の自分は他人を助ける時の方法が成功しないギバーの典型だった。
『人に惜しみなく与えるのが危険なのではなく、誰に対してもたった一つのギブアンドテイクのやり方で対応する方がよっぽど危険。』
自分のプロジェクトで問題が起こった時、その問題が自動で(自分が手を動かさなくても)解決される仕組みや...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月30日
人に喜ばれることだけして生きるのは理想だけど
現実問題そうはいかない。
仕事なら目標の数値を達成しないといけないし、
受け取ることも必要。
そんな ギブ&テイク について深められる良書。
「やっぱこのあたりだよなあ。人生で大切なことって」
みたいなのを沢山感じました。
・ギバーがテイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月07日
世の人間を「ギバー(与える人)」「テイカー(受けとる人)」「マッチャー(バランスをとる人)」の3種類に分け、「ギバー」という生き方と、「ギバー」であることの有用性を詳しく説明している。
印象的なのは、「ギバーは『自己犠牲』的であってはいけない」という言葉。
当初「ギバー」という言葉からは、「自分...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月28日
至るところでこすられているので読まなくてもわかった気になってしまう本の一冊。読むとちゃんと面白い。
ギバーは人の役に立つことにやりがいを感じる。だから仕事であれば営業やコンサルなど、自分の専門性が顧客の役に立つ職業が良いんだろうなと。年功序列の製造業なんかだと、専門性を高めるのにも時間がかかったり、...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月11日
他人に分け与えるギバー、他人から受け取るテイカー、間を取るマッチャーの3タイプの人間がいて、ギバーになるべきだ、という主張が展開されている。
個人的に疑問に感じたのは、テイカーが本書を読んでギバーになるべきと認識して、ギバーのように振る舞ったとして、真にギバーになれるのか、という点だ。結局、ギバ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月05日
ギバー(与える人)、テイカー(うばう人)、マッチャー(バランスをとる人)の三つの立場の人がいるという事から始まり、最後に向かうにつれて、1人の中に複数の立場が存在するとの論の展開。自分の中のギバーの部分を育てていきたいと、前向きにさせてくれる。どう考えれば、単なる「いい人止まり」にならないかというヒ...続きを読む