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手話をことばとして生きる写真家・齋藤陽道さんの人気連載が一冊になりました。
齋藤さんは「聞こえる家族」に生まれたろう者、妻のまなみさんは「ろう家族」に生まれたろう者。そんなふたりの間には、聞こえる子どもがふたり――。
一家は、それぞれの違いを尊重しながら、手話で、表情で、体温で、互いの思いを伝え合います。本書は、美しい写真とともに紡がれた育児記であり、手話でかかわり合うからこそもたらされた気づきと喜びの記録です。。
Posted by ブクログ 2024年04月23日
ことばは存在を分類する。著者のあとがきの言葉である。が、この本を語る上で欠かせない分類。著者本人とその妻まなみさんは、聴覚障害者で、
コーダである二人の子と去年の夏生まれたばかりの第三子と暮らしている。手話のこと、毎日の暮らし、子育てについて、自分で撮った写真とともに(著者は写真家)綴ってるのが本書...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月23日
おかあさんといっしょのエンディングテーマの作詞者さんということで身近に感じて手に取った。
ご自身は聾で、同じく耳が聞こえないパートナーとの間に、耳の聞こえる所謂CODAのお子さんが2人の、合わせて4人家族の日常の様子が写真とともに綴られてる。
光を感じるキラキラとした言葉。家族の体温を感じる温かく...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月23日
ろう者の父が同じろう者である妻と、二人のコーダのお子さんとの日々と思索を綴ったエッセイ。自分はどちらかと言えば、文字特化型の人間で、それ以外にはあまり目の機能を使ってこなかったな、という自覚が最近はっきりしてきて、聴覚が弱い筆者の世界への文字通りの「まなざし」にハッとさせられた。筆者の書いているよう...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月17日
齋藤陽道(さいとうはるみち)さんを知ったののは何だったのか覚えてないけれど、興味を持ったのは、ろうの写真家だというプロフィールだった。
無音の世界で、目を凝らし、写真を撮る。
どういう感覚なんだろう。
その後、文章を読んで、その文章にも惹かれた。
世界に対して、真摯に向き合い、パートナーのまなみさん...続きを読む
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