エッセイ・紀行作品一覧

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  • Running Pictures―伊藤計劃映画時評集1
    4.0
    「マトリックス」「シックス・センス」「ファイト・クラブ」「トゥルーマン・ショー」「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」――デビュー以前に著者が運営していたウェブサイト「スプークテール」で書き続けられていた映画時評67本+αを、2分冊で完全集成。数々の名作とほんの少しの「トンでもない」作品が、伊藤計劃のあらたな視点と映画に対する大いなる愛情をもって語り直される。第1巻は44本を収録。
  • 伊藤計劃記録 I
    3.7
    メタルギアソリッド、リドリー・スコット、押井守、そしてウィリアム・ギブスン――個人ブログ「伊藤計劃:第弐位相」を中心に、SF、映画、ゲーム、さらに自らの病について綴られた数々の文章。その独特の語りと、冷静かつユーモアを湛えた世界への視線で、作家デビュー以前から類いまれな才能をうかがわせた2001~2005年までの文章を収録する全記録第1弾。
  • 伊藤整氏 こいぶみ往来
    -
    1巻1,155円 (税込)
    往復書簡180通。伊藤整氏の結婚までの経緯。若き詩人・伊藤整氏は昭和3年春、貞子とめぐり逢う。東京と北国札幌の間で交された往復書簡180通は青春の日の愛と真実に満ち溢れ二人の結婚に至るまでを清烈に語る。
  • いとエモし。 超訳 日本の美しい文学
    4.2
    1巻1,628円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 10代のうちは、国語にも古典にもまったく興味が持てなかった著者が、大人になったある日、 「まいて雁(かり)などの つらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。」 という、『枕草子』の一節を見てふと心をつかまれた。 「ああ、『エモい』ってことか」 秋の夕暮れを見て、 冬の朝の寒さに震えて、 春の朝焼けの景色を見て、 夏の夜に雨音を聴いて、 清少納言が感じた「いとをかし」。 それは「まじエモい。」だったのだ。 * 本書は、枕草子、万葉集、古今和歌集、徒然草……などに綴られた古の言葉たちを、「いまを生きる私たちの感覚」に合わせて“エモ訳“した上で、超美麗なイラストによって視覚化した新感覚エッセイ。 ページをめくるたびに、先人たちが作品に込めた「エモパワー」を強烈に感じながら、切なくなったり、勇気がわいてきたり、なんともいえない胸いっぱいな気持ちになれる本です。
  • 愛おしきママ
    -
    脳内出血で倒れたママ。手術、転院、リハビリ…… 家族みんなで協力し、苦難を乗り越えるまでの3年にわたる日々を綴った闘いの記録。 「あれは平成十三年十二月二十四日のクリスマスイブの夜の出来事でした。深夜一時過ぎに隣の居酒屋味和からのチャイムが鳴り、中華料理店のアルバイトを様子見に行かせました。十分ほどして、バイトがのんびりと戻り『ママが酔っぱらって床に寝てしまっているわよ』と言いました。」 (本文より)

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  • いとしい いとしい 日々のこと。
    -
    それは、なんでもない日常。でも、抱きしめたくなるほど愛おしい日々。大切なことを教えてくれる 心温まるエッセー集

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  • いとしいたべもの
    4.4
    できたてオムライスにケチャップをかける鮮やかな一瞬、あつあつの鯛焼きの香ばしい香り……ひと口食べた瞬間、心の片隅に眠っていた懐かしい思い出が甦る――だれもが覚えのある体験を、ユーモアに満ちた視点と、ほのぼのイラストでお届けする、23品のおいしいエッセイ集。可笑しくて、ちょっと泣ける、味の記憶を召し上がれ。
  • いとしき男たちよ
    5.0
    デートの最中、もし、目つきの悪い男にインネンをつけられたら、あなたの彼は、(1)勇気を奮い、男と殴り合う(2)あなたをかばいながら、まず逃げる(3)あなたを捨てて、サッサと逃げる…この三つのうちのどのタイプ? 男と女がいるかぎり、この世に尽きないオモシロ話の数々。ショートショート風につづる小池版“恋愛講座”。
  • 愛しき女たちへ
    -
    女がいる。わかり合いたいと思う。しかしどうしても越えられない溝がある。その溝は情愛というやつで埋めていく以外にはない――男女の出会いと愛、そして別れをみずからの経験に即して語りかける実践的人生論。
  • 愛しきシングル・ウーマンへ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★報道の最前線でキャリアを積み、 プライベートでは20代の結婚と30代の別離、 40代の運命的な恋、50代でのプロポーズなど、 様々な経験を積んできた著者が 「強く、優しく、美しく」年を重ねるためのヒントを伝えます ★美も恋愛も生涯現役でいられる秘訣は、 「ネガティブ」と上手くつき合うこと。 ★悩めるワーキングウーマン、シングルウーマンたちへ贈る、 人生が軽やかに楽しくなるヒント集 ★【内容】 <Chapter1>一人が「淋しくなった」とき <Chapter2>人生の「ターニングポイントに立った」とき <Chapter3>自分に「自信が持てなくなった」とき <Chapter4>未来が「不安になった」とき <Chapter5>人と「上手くつき合えない」とき <Chapter6>愛することに「疲れた」とき <Chapter7>シングルの心得5か条 ~豊かなシングルライフを過ごすために~
  • 愛しきは老い 文学の中の老人たち
    -
    人間誰しも、だんだん年を重ねるにつれて、老い方の情報を求めるようになる。この本は、文学に名を借りているが、文芸評論ではなく、文学を材料に現在の老人問題を生き方のうえで考え直す一冊。文学に見る老人たちは、一人一人個性ある老い方をしている。立派すぎて近寄りがたい老人もいれば、ああはなりたくないという老人もいる。老いのもたらす生理的、社会的制約は共通しているとしても、それを受け止める老人の性格や人生の歴史が一人一人異なるため、それぞれの人生の集約点として老いには個性があふれている。
  • 愛しき日々を ことわざで綴る私の日常
    -
    長い人生、良いことも悪いことも経験した。 気づけば近くにことわざがあった。 私の書く原動力は大学受験に失敗したことに発している。自分の思いと違う大学に通いつつ悩んでいた。同じ思いを持つ友人と「私たち同病相憐れんでいるよね」と話していた。会社生活が長くなり入社した時の熱い思いが失せてきたころ、新入社員を迎えると「初心忘るべからず」ということわざが思い浮かんだ。ひき逃げ事故の被害者で初めての入院生活に悔やんだものの、その体験が人脈や可能性を広げることにつながり、「禍を転じて福となしているよな」と思った。日常生活のなかで折々にことわざが頭をよぎっていた。ことわざに深くうなずくことが多々あった。(本文より) ことわざをテーマに日々の出来事や思い出を綴る。 読者に勇気と優しさを届ける、人生を楽しむヒントが詰まった一冊。

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  • いとし、君へ。 超訳 日本の暦 24+72
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「日本の暦」は、世界一泣ける ** 突然だが私は、田舎生まれである。 山に囲まれ、そこかしこに田園が広がり、電車は1時間に1本。 そんな地元が、好きになれなかった。 高校を卒業と同時に都会へ進出。 暮らし、働き、生きてみたけれど、 あれからときは経ち。 ――私はいま、なぜかまた田舎にいる。 ** 地方で育った著者が、都会生活を経て、再び地方へ。 その中で生まれたのが、この本でした。 日本人が1000年以上使ってきた、 「二十四節気・七十二候」という暦。 たとえば、 ・「東風解凍(とうふう、こおりをとく。)」 ・「黄鶯睍睆(うぐいす、なく。)」 ・「草木萌動(そうもく、めばえいずる。)」 など、生きもの、植物、雨、土、風に太陽……。 さまざまな季節の風景が、美しい日本語で表現された暦です。 この美しき暦の世界に、 「現代の美しい風景」と、「季節の和歌」を組み合わせました。 単に暦を紹介する本ではなく、言うなれば、「暦の文学」。 人々がどんな風景ととともに暮らしてきて、何を感じてきたのか。 自然ってすごい。 生命って美しい 日本という土地の素晴らしさにあらためて気づかされる1冊です。
  • 愛しくてさよなら(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 『ひらり』『毛利元就』『必要のない人』をはじめ、大ヒットドラマを数多く手がけてきた著者が、人生のさまざまな舞台で、頑張って“今”を生きている人びとに贈る応援歌。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 愛しの京都〈純喫茶〉
    NEW
    4.0
    1巻1,789円 (税込)
    甲斐みのり書き下ろしの〈京都の純喫茶本〉 文筆家・甲斐みのりさんの「ものかき」としての原点とも言える町、京都。学生時代を過ごした大阪から「京都の喫茶店に通いたい」という思いで引っ越して、さまざまな喫茶店を訪れました。今回はそんな思い出が詰まったお店を中心に、今も訪れるお店、喫茶店好きの人からおすすめされたお店などから16店を選りすぐってご紹介。店主との交流、好きなメニュー、変わらない佇まいなど情感たっぷりの写真ととも楽しめる1冊です。 《コンテンツの紹介》 〈第1章〉京都の人気純喫茶 ・六曜社珈琲店 ・イノダコーヒ本店 ・フランソア喫茶室 〈第2章〉空間が素敵な純喫茶 ・喫茶ソワレ ・ぎおん石 ・前田珈琲(salon de 1904) ・NIWA cafe ・築地 〈第3章〉食事がおいしい ・喫茶翡翠 ・喫茶チロル ・静香 ・COFFEE ポケット ・ひめりんご ・切通し進々堂 〈第4章〉珈琲を味わう ・スマート珈琲店 ・珈琲の店 雲仙 〈コラム〉私の始まり、大切な場所 ※定価、ページ表記は紙版のものです。一部記事・ 写真・付録は電子版に掲載しない場合があります。
  • 愛しの筋腫ちゃん
    -
    手術なんてイヤ! なんとかなんないのー?  子宮筋腫とむきあってるうちに、以前より体調も良く、そしてハッピーになっちゃった!  まだ子供を産んでいないのに、子宮筋腫を宣告された著者が様々な病院を渡り歩き、漢方や食餌療法など、あらゆる方法をトライ。  健康ってなに? 病気ってなに? そして幸せとは?  すべての筋腫持ちの女性に捧げる愛のメッセージ。  手術ギライの著者があの手この手に挑戦! 子宮筋腫との共存を模索する様子を赤裸々に綴った、笑いあり、涙ありのエッセイです。 第1章 筋腫治療ファーストステージ 第2章 筋腫治療セカンドステージ 第3章 筋腫治療サードステージ 第4章 筋腫治療ファイナルステージ ●横森理香(よこもり・りか) 作家、エッセイスト。1963年5月19日山梨県生まれ。母は国語教師、父は美術教師。高校一年までを山梨県で過ごす。父の死後、母親の転勤にともない、高校二年からで東京三鷹・明星学園高等部に編入。多摩美術大学グラフィックデザイン科映像デザインコースに進む。在学中は、ビデオアートとインスタレーション、ビデオドラマ作り、ドラマの台本、映画評執筆などに熱中する。卒業後、映画評、美術・トレンドのコラムから執筆活動を開始。その後ニューヨークに2年滞在し、NYのカルチャー情報を日本の雑誌に寄稿する傍ら、小説を書き始める。帰国後は、女性誌『クレア』の突撃ルポライターとして、数多くの体験記事を手がけ話題になる。29歳の時に『ニューヨーク・ナイト・トリップ』で作家デビュー。1980年代東京を舞台にした『ぼぎちんバブル純愛物語』は、現代日本人の経済と愛、女性の自立をリアルに描いた小説として話題になり、文化庁の現代日本文学の翻訳・普及事業の、JLPPに選ばれ、『TOKYO TANGO』というタイトルで翻訳された。現在イギリス、アメリカで発売中、ドイツでも同書と『LOVE&EAT』が翻訳中である。『地味めしダイエット』『愛しの筋腫ちゃん』『横森式おしゃれマタニティ』などの、女性の生き方をテーマにしたエッセイも定評がある。
  • 愛しのゴルフ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 軽い気持ちで始めたゴルフに取り憑かれ、いつの間にかゴルフが生活の一部になり、日程表は先ずゴルフの予定から埋まる、ここまでのめり込ませたゴルフの魅力とは何か?本書はゴルフにとことん惚れた男が、同じゴルフを愛する人々に送るゴルフ応援歌。

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  • 絲的サバイバル
    3.9
    今までやっていないことに挑戦しようと始めた「一月一回一人キャンプ」。設備の整ったキャンプ場のみならず、人里離れた自然の中、友人の家の庭など考えつく限りの場所でテントを張る。醍醐味は何といっても焚き火と食事、そして酒。夜には読んでみたい新書のタイトルを考えたり、何かの気配を感じたり……。(講談社文庫)
  • 絲的メイソウ
    4.3
    「中学生で酒を、高校生でタバコを堂々とやっていた私だが、すき焼きの卵2つはだめだった」。ああ、人生は、なんでジグザグにしか進まないんだ!あっちにぶつかりこっちにぶつかり、ときに迷走、そして瞑想。いつも本気で立ち寄り、本気で考えた毎日を、偽ることなくセキララに描いた、絲山秋子の初エッセイ集。(講談社文庫)
  • 鈴木敏文語録(増補版)
    -
    ●守るな!攻めの姿勢を貫け●過去の経験を捨て去れ●常に改革をやり続けよ●「仮説」のある実践を行なえ●会議は1時間以上やってはならぬ――イトーヨーカ堂社長にして、セブンイレブンの生みの親、その斬新な手腕で常に業界の先頭を走る鈴木敏文氏の経営哲学がここに!鈴木イズムの真髄。

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  • 挑む力 桑田真澄の生き方
    3.0
    日本屈指の名投手、桑田真澄。二度の甲子園優勝やプロ入り後の巨人軍での活躍は、今も人々の記憶に新しい。体格的に恵まれたわけではない彼が第一線を走り続けた陰には、並々ならぬ努力と独自メソッドの確立があった。どうすれば野球は上達するのか。プロを志す野球少年がそれぞれのステージで成長し、長くプレーするための練習法とその指導法を桑田自らが語る!全ての野球関係者へ贈る一冊。
  • 田舎暮らしと哲学
    4.0
    自然の中で、のびのび子供を育てたい、と房総に居を移したものの、それは予想を超えた困難の始まりでもあった。水道未完備、台風の水害、木々の手入れの想像を絶する手間……。そんな毎日も、先人の知恵や偉人の警句があれば、軽やかに乗り越えられる。日々の暮らしの中に学びの源泉を見出す、現代日本版「森の生活」。
  • 田舎でロックンロール
    3.8
    70年代、英米のロックは百花繚乱の様相を呈していた。そして、日本の片田舎に暮らすオクダ少年もその息吹を感じていた。少年にロック魂はいかに宿ったのか? 著者待望のエッセイに、青春音楽短篇小説も特別収録!
  • 田舎病院の奥様は非魔女
    -
    福井県の嶺北地域にある“田舎病院”に嫁いできた著者。夫はなんと旧家の21代目当主だった! 保有する県重要文化財の住宅は、保全をするのも大変だ。はじめはカルチャーショックの連続だったが、四十数年たった今ではすっかり福井の達人となった。4人の子の母として、また医師として体験したさまざまなエピソードを、歯に衣着せぬ軽妙な筆致で描く。不良ばーばになりたい。なろう!
  • 田舎坊主の求不得苦
    -
    「求不得苦とは、自分が手に入れたときの喜びを他にも与えてそれを喜びとする、仏教の教えを具象化したものではないか」。「あたりまえ」──それが失われたとき、あなたの「生き方」が問われる。3.11から学んだ「助け合い」と「布施」による“心の平安”とは。誰もがもつ「心の葛藤」を正面からとらえ、心の救いのための「与える喜び」を僧侶ならではのやさしい語り口で説く。
  • 田舎坊主の闘病日記 腰の骨が溶けた!
    -
    超高齢化社会の日本──。他人事ではない、「闘病のあり方」や「終末期の過ごし方」を考えさせられる一書。あなたは家族の誰かが、あなたの助けを必要としているとき、あなたが病になったら……どうしますか? 「私が病気にならなかったら妻の死もこれほど早くならなかったのではないかとの思いを込めた、妻へのレクイエムでもあります。」(本文より)
  • 田舎者ですが、なにか?
    4.0
    「鍋パーティーを開きたがる」「目立つように残業する」「常連客になりたがる」そんなあなたの田舎者度は? 田舎者度がわかれば、人間関係も円滑! 笑えてためになる、樋口節炸裂の鋭い人間観察本!
  • 稲垣足穂 飛行機の黄昏
    4.0
    独特のモダニズム感覚で、今も根強い人気を誇る稲垣足穂。月や星への憧れ、ヒコーキ野郎たち礼讃、神戸の街への偏愛、そして幼少期の不思議な体験……。珠玉の随筆を精選。
  • 伊那谷のしか
    -
    信州・伊那谷の自然を背景に、山里に暮らす家族の日常を細やかに描写した短編集。明治・大正・昭和を生き抜いた祖母の話をもとに全6作品を収録。表題作「伊那谷のしか」では、主人公の女性・志加さんの息子が姑にきな粉むすびを食べさせられて身体を壊した所から物語が展開していく。当時の山里の暮らしぶりや人々の人情が描かれ、日本の原風景を見せてくれるような作品。
  • 犬が育てた猫
    -
    優しい老犬に育てられた猫は自分を犬と思っているのかどうか、鷹揚で食卓の上の食物を狙ったりすることがまったくなかったのが、二度の失恋以来調子が狂って、ついに食卓の上の魚を盗んだ。「おまえともあろうものが、なぜそんなことをするのだ」と、私は猫に言った。間もなく、その猫はふっと姿を消してしまった……。二度と戻ってこなかった愛猫への思いを語る表題作はじめ、日常生活、嗜好、交遊、戦中体験、追悼、独自の濃密な文学空間を軽妙洒脱な文体で綴る絶妙のエッセイ集。
  • 犬心
    5.0
    十四年間をともに過ごした愛犬、ジャーマン・シェパードのタケ。最後の数年、その一挙手一投足に、死は、生は、と考えた。浮かび上がってくるのは、遠距離介護を続けた父の姿――。 パピヨンのルイ、ニコにも囲まれた生活の中で、詩人は思索を深める。 これは、いのちのものがたり。
  • 犬たちの肖像
    3.3
    人間のもっとも古い伴侶にして身近な他者──「犬」。古代叙事詩からルネッサンスの戯作、近代小説、SFそして映画と漫画にいたるまで、「犬」のイメージの変遷を辿る。比較文学者にして愛犬家である四方田犬彦による古今東西文学エッセイ集。【目次】ハーマン・メルヴィルを讃えて/乞食の帰還 ホメロス/二人の動物物語作家 シートンとロンドン/孤独の友だち ブニュエルとセリーヌ/犬、人を襲う 鏡花、多喜二、ギャリ/四つん這いになる ドヌーヴと金石範/犬婿入り 『後漢書』と馬琴/冥府より来りて グラス/犬を人間にできるか ステープルドンとブルガーコフ/犬をどう名付けるか/密談ピカレスク セルバンテスとホフマン/犬族から遠く離れて パニッツァとカフカ/東西名犬対決 『タンタン』と『のらくろ』/復員兵という名の野良犬 吉岡実と北村太郎/犬の眼でモノを見る ジョイス、原將人、岡部道男、森山大道/文学的ジャンルとしての、犬の追悼/犬は人なり 谷崎潤一郎と川端康成/愛犬と闘犬 江藤淳と川上宗薫/法(ダールマ)としての犬/あとがき
  • 犬たちへの詫び状
    -
    私は自分では犬好きだと思っているが、この本を読んだ人は「犬好き? とんでもない!」といわれることだろう。さよう、私は変種の犬好きなのである(by佐藤愛子)――本書は、佐藤愛子先生の名エッセイから、犬と動物に関するものを厳選して集めました。「怒りの佐藤」に「こらーっ!」と怒鳴られ、おもらしをしたり、終始上目づかいになったりしている佐藤家の犬たち。しかし、眠りながらうなされる犬の過去を憐れみ、ご近所の苦情をものともせずのびのびと庭をかけまわれるように鎖につなぐことなく、次々生れる子犬の貰い手に手を焼きながらも去勢をためらい(しかし、ついにタマ抜きをせざるをえなかった)。ドッグフードは味気ないと犬のためにご飯を炊いて日替わりの味付けをする佐藤先生を、犬たちは愛すべき飼い主と思うのか、それとも犬の敵と思うのか…。変種の犬好きとはどんな?? 愛犬家の皆さん、ぜひ本書を読んでみてください。

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  • 犬大将ビッキ
    3.0
    子供のいない著者夫婦の家にやってきたパピヨン犬ビッキ。同じ頃、生活を共にすることになった実母と義母。失われゆく家族の絆と温もりを描いて静かな感動を誘う書き下ろしエッセー
  • 犬だつて散歩する
    3.0
    犬だつて散歩する、いはんや人においてをや。広大な知性とユーモアの宇宙を駆けめぐる、ご存じ丸谷氏一流、読む散歩。イギリスの料理はうまくないという日本人の偏見は、漱石に責任がある。明治維新史の謎、高杉晋作の辞世を推測すると……。日本の武士の切腹は、中国式のホラを真に受けての風俗ではなかったか? などなど傑作エッセイ31篇を収録。あなたもどうぞ、面白くてタメになる、これぞエッセイの中のエッセイ!
  • 犬ではないと言われた犬
    -
    初小説が、第171回芥川賞候補作品に。今もっとも注目を集める詩人の、「言葉」をめぐる最新エッセイ集。 これは犬である、と言い張れば、犬です--。 【目次】 くちぶえ、ソロで 犬ではないと言われた犬 とありますが、どんなこころですか 矮小な手のひら しゃべれない ひとりで学ぶことについて ほら、フレディ ドアノブのないドア ひとの子に お前とポエムやるの息苦しいよ 微調整、微調整 雲のかよひ路 事象がわたしを 湯船に浸かる かわいくはないよそもの 後ろ歩き ミケ あとがき 【著者】 向坂くじら 詩人。1994年名古屋生まれ。「国語教室ことぱ舎」(埼玉県桶川市)代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」朗読担当。著書に詩集『とても小さな理解のための』、エッセイ集『夫婦間における愛の適温』、小説『いなくなくならなくならないで』ほか共著など。慶應義塾大学文学部卒。
  • 犬と歩けば
    -
    「コンタはじつに善い犬であった。しかし、その善さについて、私はどう言いあらわしていいか、表現するすべを知らないのである。つまり、それはコンタの中に、それだけ私を超えてすぐれた資質があったということであろう」(あとがき)。気品と孤高の雰囲気を併せ持った愛する紀州犬の死を看取った時、「私の壮年期はコンタと共にありコンタと共に去った」という思いが著者を襲う。犬と人との出会いもまた、一期一会のものなのだ。よき伴走者にめぐまれた作家の切なくやさしい視線。
  • 犬と自然は、生涯の友
    -
    1巻1,287円 (税込)
    たくさんの出会いがあり、別れがあった。人にかぎらず、犬も同じだ。本書は第一章に私の人生、第二章に犬との暮らし、第三章から六章は自然との触れ合いと、そこで出合った出来事をまとめている。医師として診療に励みながら、家族を愛し、犬や大自然を愛した人生が浮かび上がってくる。皆さんが私の行く道を明るく照らしてくださったから、今の私がある。(著者より)
  • 犬とペンギンと私
    3.6
    女子四人組で旅したインドでは、ヨガとカレー三昧。仕事で訪れたパリでは、お目当てのアップルパイを求めて一人お散歩。旅先で出会った忘れられない味と人々。でも、やっぱり我が家が一番! 新しく家族の一員になった愛犬と〝ペンギン〟の待つ家で、パンを焼いたり、いちじくのジャムを煮たり。毎日をご機嫌に暮らすヒントがいっぱいの日記エッセイ。
  • 犬に贈るラブレター
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 君に伝えたい――ありがとう。全国から寄せられた、2000通以上の手紙から厳選! 愛犬への愛情に満ちた、十人十色の涙あふれる真実の物語。 【内容紹介】2010年から毎年開催している「動物感謝の手紙コンテスト」。2014年の第4回目には700近くの応募があり、累計応募数が2000通を越えました。その応募作から特に心に沁みる手紙を厳選し、45通を収録。家族の一員として、ともに生きるパートナーとして欠かすことのできない犬たち。もの言わぬ彼らへの溢れる想いに涙し、勇気づけられる一冊。
  • 犬にとって一番幸せなことを考えなさい ──どうすればよいか、方法が思い浮かびます
    -
    愛犬の老後と向き合い、自宅での最期の看取りを決心するまでを綴る。また、動物病院、犬を取り巻く環境、しつけについて、日本と諸外国を比較する。──犬には表現する言葉がない。犬の生きる幸せと権利を飼い主の義務として守ってやりたい。BONありがとう! 幸せをいっぱいプレゼントしてくれたBONとの出会いに感謝することが沢山あります。(著者より)
  • 犬ニモマケズ
    4.3
    ヤンチャないたずらもしながらぐんぐん成長していく黒ラブラドール・レトリバーの「ハリー」と、中学生になった双子の息子たちとのかけがえのない日常。 うっかり食べ過ぎて近江牛みたいに太った「イケワン」ハリー。 丸くなって眠るさまは、まさに恵方巻。 愛されバディを取り戻すその日まで、飼い主・理子さんは今日も奮闘する! 『犬がいるから』に続く、村井家とハリーの爆笑と涙を誘うエッセイ集。 巻末に、ライター青山ゆみこさんとの対談も収録。 「私は犬を通して、繰り返す平凡な毎日の、かけがえのない美しさを理解している。変わらないことは、実は尊いのだと教えられている。そして、犬がただそこにいてくれることが、幸せを運ぶのだと知った。このままずっとこんな時間が続けばいいと強く願っている。犬と過ごすことで、日々感じているわずかな痛みを癒やしている。犬を抱きしめることで、ふとした瞬間、心に開いてしまいそうな穴を、なんとかして塞いでいる。」(本文より)
  • 犬の笑顔が見たいから
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小社刊『またね、富士丸』(2010年)、『また、犬と暮らして』(2016年)に続くシリーズ第3弾。愛犬“富士丸”の死から9年。ついに実現する、かつての愛犬との約束。だが今度は、著者自身の身に生命の危機がふりかかり……。愛犬の心の読み方、プライベート・ドッグランの作り方など実用に役立つ内容も。
  • 犬のこころ 犬のカウンセラーが出会った11の感動実話
    -
    「大泣きしました」「心を揺さぶられました」など感動の声、続々。ドッグライフカウンセラーとして22年のキャリアを持つ著者が出会った、犬と人の心温まる物語。読み終えた後、愛犬を抱きしめたくなります。
  • 犬のしっぽ、猫のひげ 豆柴センパイと捨て猫コウハイ
    3.0
    食いしん坊でおっとりした豆柴女子・センパイが5歳になった頃、やんちゃで不思議ちゃんな弟猫・コウハイがやってきた。コウハイの緊急手術、突然やってきた老猫を看取ったこと、センパイのダイエット、2匹だけでの2泊3日のお留守番、震災への備え......。2匹と2人の、まったり、時にドタバタな愛おしい日々を綴るエッセイ。 ※この作品は『豆柴センパイと捨て猫コウハイ』『犬猫姉弟センパイとコウハイ』の2作品を再編集したものです。
  • 犬のしっぽを撫でながら
    4.0
    数に隠されている神秘と美しさ。その偉大な真理に向き合う芸術家ともいえる数学者たち。ひとつの作品を生み出すきっかけや、小説へのあふれる想い。少女時代の『アンネの日記』との出会いとその後のアウシュヴィッツへの旅。そして天真爛漫な飼い犬や大好きなタイガースのこと。日々の中の小さなできごとや出会いを、素晴らしい作品へと昇華していく小川洋子の魅力あふれる珠玉のエッセイ。
  • 犬のバトン
    -
    愛犬とともに駆け抜けた四十年、愛と絆に彩られた日々 愛犬家であり、翻訳家であり、酒造家であった著者が綴る、これまで一緒に過ごした愛犬たちとのかけがえのない日常。そして心をつなぐ、愛犬たちと家族の愛と絆のエッセイ。 最後は愛犬とともに虹の橋を渡っていきたい。三途の川の向こうに、今まで飼った犬や猫、先に旅立った家族が総出で、笑顔でわいわい迎えてくれるなら、あの世へ行くのもまんざらでもないなと思うのです(笑)。(「あとがき」より)

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  • 犬はどこ?
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 駄犬・珍犬にご注意! 路地裏の犬の魅力満載――パンダ犬、むさぼり犬、ニンジン犬、キャベツ犬、霊犬、人のいい犬、お立ち台犬、最後の銀ブラ犬……。好評既刊『猫はどこ?』に続いて、路上観察家として活躍する著者が、40年間に出会った、135匹の路地裏の犬たちを、小気味よいエッセイと写真で一挙公開。もっとも古い人間の友、犬好き必携の1冊。
  • イヌはなぜ愛してくれるのか 「最良の友」の科学
    4.0
    イヌ研究の第一人者による傑作ポピュラー・サイエンス 古代エジプトの碑文の解読から、保護犬との生活、脳のMRIスキャンまで。イヌの愛情の秘密を様々な実験を通じて解明する意欲作
  • いぬパリ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 FIGARO.jpの人気連載「いぬパリ」が書籍になりました。 パリ在住のフォトグラファー吉田パンダが(文字通り!)追いかけた、パリを自由に闊歩する犬とパリジャンたちの姿。 モップみたいな白いテリア犬もムッチリ太ったプードルも、そして、ショップの看板犬も、ありのままの自然体が愛おしくて微笑ましい。 まるで「いぬ語」がしゃべれているかのような、著者と犬たちの親密さが伺える1冊です。
  • 犬も歩けば
    -
    「犬も歩けば棒に当たる」の正しい解釈は? 辞書を調べてみて驚いたその理由とは……。ことわざ一つをとっても考えをめぐらせれば世界は無限にひろがっていく。日々の暮らしや創作活動の中でふと立ち止まった瞬間に、作家は何を考え思うのか。「想像力の寄り道」を、エスプリに満ちた筆致で綴ったエッセイ集。疲れた頭をいやしたい方、必読。
  • 犬をえらばば
    -
    犬は飼い主に似るとか……。近藤啓太郎の「親切心」から紀州犬コンタを飼うことになった著者が、石坂洋次郎、丹羽文雄、坂口安吾、五味康祐、吉行淳之介、遠藤周作、江藤淳など、現代作家との交遊とその素顔を、それぞれの愛犬と飼い主との個性あふれる交わりを通して綴る。著者一流のオトボケの中に、エスプリの効いた文明批評が光る、楽しい連作エッセイ。
  • 井上ひさしから、娘へ 57通の往復書簡
    4.0
    父から娘へ、そして次代へ―― いまなお遺された多くの小説、戯曲が人々を魅了し続ける井上ひさし。 没後7年を前に、ご本人の言葉が、単行本未収録の手紙という形でよみがえります。 井上さんには、千葉県市川市に格別の思い入れがありました。 本書は、「月刊いちかわ」というタウン誌上で、次女の綾さんと5年にわたって 交わされた往復書簡です。 父:手紙の形をとりながら、わたしの小さかったころのことをできるだけ 正確に書くことにしようと、思い立ちました。 娘:ここには小さい頃の父もいて、父の父や、父の母のマスおばあちゃんもいます。 青年期の若い父もいます。・・この「往復書簡」は、亡くなる5ヶ月前まで、 息苦しさや、体力もなくなっていく中で、三人姉妹のまん中の私に書き綴って くれたものです。 父は、これまで伝えてこなかった自身のことだけでなく、今後何をすべきか、 何をしたいか、と書きます。そして、その言葉に、必死でこたえようとする娘。 あらためて、井上ひさしという作家の、あたたかい、やさしい人間性が伝わってくる一冊です。
  • 井上ひさしの憲法指南
    -
    「日本国憲法は世界史からの贈物,最高の傑作」と語る井上ひさし.常に憲法を軸に社会を見つめ,小説,戯曲,エッセイなどの作品を書き続けました.本書には,憲法の成り立ち,三原則,九条の精神などについて分かりやすく説いたエッセイ,講演録を収録.「日本国憲法って何だろう?」その答えがここにあります.解説=小森陽一

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  • 井上ひさしの読書眼鏡
    4.3
    面白くて、恐ろしい本の数々――。足かけ4年にわたり『読売新聞』読書面に連載された書評コラム「井上ひさしの読書眼鏡」34編。そして、藤沢周平、米原万里の本を論じる。著者の遺稿となった書評集。〈解説〉松山 巖
  • 井上ひさしの日本語相談
    3.6
    日頃何気なく使っていても意外に知らないことばかり。日本語にまつわる珍問・奇問・難問に言葉の達人がお答えします。ニホンとニッポン、どちらが正しい? 形容動詞はなぜ冷遇されるの? 当て字の歴史は? 日本製の漢字(国字)の数は? 日本語の音はいくつ? あらゆる文献を渉猟し国語学者も顔負けの博覧強記ぶりを発揮、著者一流のユーモアも駆使した日本語読本の決定版登場。
  • 猪木力 不滅の闘魂
    -
    プロレスデビュー60周年と喜寿を記念し、アントニオ猪木が一切の虚飾を排してプロレスと人生を見つめ、全てを語る。好敵手、名勝負、生と死、愛した女達。燃える哲学の尽きぬ力を見よ!
  • イノセント
    1.0
    内気でいじめられっ子だった子ども時代から、米米CLUB結成そして解散。映画の失敗で莫大な借財を背負ったことまで、石井竜也が自分自身を隠すことなく語った赤裸々な自叙伝。

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  • 命

    -
    2008年に独立、その1年後、まだ事業が落ち着かないなか、突然脳梗塞を患う。さらに1年半後「もやもや病」という難病をかかえていることが発覚。2回の大きな手術を経験する中で学んだ人生の試練や深み、大切なことの話。闘病を支えた夫の手記【道】も同時出版! 「impress QuickBooks」(インプレス・クイックブックス)は、通常の書籍の30~90ページ程度の文字数でコンパクトに構成された、スマートフォンで気軽に読める電子書籍です。通勤や通学の車内や昼休みのちょっとした空き時間に、文庫本や新書のような感覚で、多くの人が興味のある旬のトピックについて気軽に読むことができます。

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  • 命あるかぎり : 松本サリン事件を超えて
    5.0
    オウム真理教による松本サリン事件から14年。妻への思い、家族の絆、友への感謝、命の重み……試練を通して見えてきた人生の風景。いま、著者が綴る自伝的エッセイ。「暗澹たる事件の底に、こんなにも豊かな人間愛が息づいていようとは、誰が想像できただろうか! 河野さんの生き方をすべての人に知ってほしい」(作家・田口ランディ)

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  • 命あれば(新潮文庫)
    5.0
    寂聴さんには、世界がどう見えていたのだろうか――。後世に残したいと願った京都の自然や歴史ある街並み。時代が変わっても忘れてはいけないと言った子供の躾や弱者へのいたわり。そして、いつまでも守り続けるべきと訴えた日本人の心と平和な毎日。遺された言葉からは、鋭くも優しい「まなざし」が感じられる。混迷の現代をどう生きていけばいいのかを教えてくれる、珠玉の傑作随筆集。(解説・重里徹也)
  • 命ささらぐ第1部 タイがこの上なくのどかであった頃
    -
    1~7巻770円 (税込)
    異文化の中で暮らしてみると見えてくる人間の おかしさ あやうさ あたたかさ 工業化が緒に就いたばかりで、何事も効率的には進まない1970年代前半に、読み書きが一切出来ない中国系怪物社長の下で、20人のフランス人技術者と苦楽を共にした。片田舎からやって来た陽気なメイドとの交流を終始楽しんだ。そんなタイの社会の中にどっぷり浸かって暮らしてみると、人間のおかしさ、あやうさ、あたたかさが見えて来た。10年後に再びタイに赴任してみると、その間にタイは、工業化に見事に適応していた。 【目次】 シリーズ 「命ささらぐ」 のはじめに 第1章 志願して来た陽気なパダム 第2章 怪物社長スクリー氏 第3章 苦難の中の楽園 「百八十度違う仕事をやらせてください」 第4章 ランシットの詩(1) 氾濫する川/蛍の群れ/熱帯の病/都会のデパートの興奮/池に落ちたゴルフボール/焼けるようなオフィス/ネパールから来たアメリカ人/屋外ダンスホール/通じない電話/子供のための離婚論/フランス人との格闘/パタヤの静寂/村のタイ・ボクシング/チョチョサン/通じてしまう日本語/泰緬鉄道/国際感覚/ワチャラワンの結婚式/屋外映画会/しなやかなスポーツ セパタクロー 第5章 ランシットの詩(2) オオトカゲ/履きつぶした靴/女性の力仕事/サリカへの道/「お先に」/やって来た新妻/熱帯のアリ/同時三本立て映画/血の日曜日/チェンマイ/ティアンの歌/モノに囲まれた生活/コウノトリの寺/タイ・ダンスを習う/プーケット島/潮干狩り/少ない情報/南の国のサムイ島/パダムの故郷/雨のかからない柱 【著者】 阿部紘久 『文章力の基本』(54刷、40万部)、『文章力を伸ばす』(共に日本実業出版社)ほか、文章術の本を8冊上梓。大学で10年間指導後、現在は社会人を指導中。エッセイ集もある。 日本にあるIT系米国企業CEO。 大手メーカーの国際部門、経営企画室、宣伝課で勤務。 その間に、タイ、韓国、イタリアで10年間合弁会社を経営。趣味は、山岳写真。
  • 〈いのち〉とがん 患者となって考えたこと
    5.0
    “絶体絶命”の状況を、人はいかに生きうるのか。突然の膵臓がん宣告、生きるための治療の選択、何を食べればいいのか、術後の戸惑い、届かぬ患者の声、死の恐怖……。患者となって初めて実感した〈いのち〉の問題を、赤裸々に真摯に哲学する。「がん時代」を生きる人へ、そして未来に向けて書き遺された、いのちをめぐる提言。

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  • いのちと平和の話をしよう
    4.0
    朝日新聞「be」で連載が続いている「あるがまゝ行く」から、「いのち」と「平和」がテーマのお話を厳選。多くの患者と接して見たいのちの輝き、戦争を経て思う憲法への思いなど、103年の人生経験による知恵が詰まったエッセイ集。
  • 命とられるわけじゃない
    4.0
    父、愛猫に続いて、確執の深かった母を亡くした著者。その母の葬儀で、1匹の猫と出会う。小さなその猫が、止まっていた時間をふたたび動かし……。「譲れないことも、許せないことも、人生に一つか二つあれば充分」「どれほどしんどく思えても、生きてゆく途上で起こるたいていのことは、そう――とりあえず、〈命とられるわけじゃない〉のだ」など、経験からつむぎだされた優しい箴言も随所に。今がしんどい人、老いゆく心身に向き合う人、大切なものを失った人、親との関係に悩む人、そして猫を愛するすべての人に贈る1冊。愛らしい猫たちや美しい軽井沢の写真を、カラー口絵と本文にたっぷり収録!
  • 命に過ぎたる愛なし 女の子のための恋愛相談
    4.0
    内容紹介 ポジティブでパワーあふれる著者が、20~40代女性の恋愛相談に回答! 恋愛以前でも、片思い・失恋中でも、道ならぬ恋をしていても、恋愛中でも、婚活中でも、結婚後でも、きっと役立つアドバイスが見つかる一冊。 もくじ はじめに 第1章  恋愛以前 1・彼氏がいたことがありません。恋愛はしなきゃいけないもの? 2・自分に自信がなくて恋愛できません。どうしたら、私は恋愛できるでしょう? 3・理想が高すぎて恋愛も結婚もできません。現実逃避してばかりの私に喝を! 4・驚くほど男運がないのはブスだから? ひどい男とばかり付き合ってきました 5・いつも恋愛で頑張りすぎてしまう。自分の気持ちに正直になるには? 第2章  片思いと失恋 1・片思いし続けて4年。思い続けるべきか、それとも、やめるべきか。 2・素敵な彼を喜ばせたい! 好きバレせずに好意を伝える方法はある? 3・お酒の力を借りてしつこく告白したら嫌われました。諦め方を知りたいです 4・失恋後、ああしていたら、こうしていれば、とタラレバな後悔をしています 5・好きな人は、とても大切な男友達です。この気持ちは伝えるべき? 隠すべき? 6・1年も付き合ったのにスキンシップがないまま別れて、自信喪失しました 第3章  道ならぬ恋 1・遠距離の彼氏には彼女がいます。近場の彼氏も作ったけれど満たされません 2・新しい彼女のいる元彼を好きになり、“都合のいい女"になってしまいました 3・ファンとの恋愛はご法度の芸能関係の彼。どうしたら諦められるの? 4・片思いの既婚男性を困らせたけれど、また普通に会話できるようになりたい! 5・子持ちの既婚男性と3年不倫しています。別れるべき? 信じてそばにいるべき? 第4章  恋人との関係 1・彼が好きすぎて重い女になりました。依存しないためには、どうしたらいい? 2・連絡をくれない、好きと言ってくれない、そんな彼と遠距離恋愛しています 3・女性声優のライブに行く彼を許せない。我慢すべき? それとも伝えるべき? 4・彼氏が他の女の子とイチャつきます。浮気されないかどうか心配です 5・まだ好きだけど、別れるべき? いつも怒鳴る彼と半同棲しています 6・24歳上の人と付き合っています。周囲から祝福されなくて悲しいです 第5章  結婚したい 1・彼と結婚したいのですが、どうしても恥ずかしくて話題に出せません。 2・結婚を急かされるのが嫌な彼の押し方、焦らないで待つ方法を知りたい! 3・結婚して専業主婦になりたいけれど、彼にはお金がない。愛があれば大丈夫? 4・“理想の奥さん像"だという私と結婚してくれない元彼。どうしてなの? 5・男女や結婚などについて、価値観が古い彼との結婚は諦めるべき? 第6章  結婚してから 1・入籍をしたら「本当にこの人でよかった?」と不安になってしまいました 2・夫を愛しているのに、会社の先輩が気になります。この気持ちをどうしたら…… 3・彼のことが大好きで嫉妬深く、不倫を心配してしまうところを直したい 4・W不倫から抜け出したいのにできない。どうしたら元の状態に戻れるの? 5・結婚前の浮気を許したはずだったのに、日に日に憎む気持ちが出てきました
  • いのちの椅子
    -
    人は誰も一人ひとりその人生に“いのちの椅子”をもっている。小さな一篇一篇に愛しみと哀しみを織りまぜて語りかける、それぞれのいのちの椅子―。安らぎと憩いのエッセイ。

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  • 命のカウンセリング(あさ出版電子書籍)
    4.6
    15歳で、一生歩けなくなった。 「死のう」向かった東尋坊で少年が出逢ったものとは―― 車いすのカウンセラーが伝える 大切な人の命を救うためにできること 心が折れたとき、この本を手にしてほしい ■目次 ・――今、つらい思いをしているすべての人へ ・生きる喜びを伝えたい ・はじめに ・プロローグ みんな「助けて」が言えない ●第1章 心の感覚の麻痺と向き合う ・心の感覚の麻痺とは? ・地震で負った深い傷 ・感覚を取り戻してもらうために ・近くて遠い1・5メートル ・解けた3年間の封印 ・がまんした感情を吐き出すことで、道は開ける ・今も残る震災の傷跡 ・人はみんな、必要とされたい ●第2章 出生のトラウマ(心的外傷)と向き合う ◆母親殺し ・「自分さえ生まれてこなければ……」という苦しみ ・誕生日は母親の命日 ・お母さんはあなたに「ありがとう」と言っている ●第3章 私がいちばんの問題を抱えていた ・4歳で初めて身近に感じた「死」 ・一家離散とひとり暮らし ・暴走族入りと親友の死 ・お母ちゃんとの再会と交通事故 ・「君は一生自分の足で歩けない」 ・障害者の希望の星に ・両親との別れと新たな出会い ・突きつけられた厳しい社会の現実 ●第4章 自殺未遂と再起 ・突如出発した「迷惑をかける旅」 ・初めて知った人のやさしさ ・こみあげた涙と「ありがとう」 ・大人数での東尋坊到着 ・「ありがとう」がつなげたやさしい人の輪 ●第5章 私がカウンセラーになるまで ・それでも逃れられなかった死の恐怖 ・私は疫病神なのか…… ・カウンセリング相手の自殺、人殺し ・逃亡先での人生を変える出会い ・つかみかけた幸せを自ら手放した ・平さんの喝と救いの手 ・教えてもらった「残された人の苦しみ」 ・今までの苦しみは、人を助けられる喜びに変わった ・どんなことがあったって、幸せになれるよ ●第6章 命のカウンセリング ・カウンセラーの私ができること ◆一家心中 ・残された人の苦しみ ・もうがんばらなくていい―― ・生き残ったのには意味がある ・「人殺しの子」 ・ようやく出たひと言と救い ◆子どもの事故死 ・お母さんの苦しみは尋常じゃない ・言えなかった「ありがとう」 ・女神に子どもを返すセラピー ・これからを歩んでいくために ●第7章 苦しむすべての人へ ・自殺は大切な人の人生を狂わせる ・心を開けば、相手もきっと助けてくれる ・「受け取る」ことを知ってほしい ・上手に受け取れれば、人生が変わるのだから ・おわりに ■著者 長谷川泰三
  • いのちのギフト~犬たちと私から送る勇気のエール~
    -
    犬たちの勇気といのちから学ぶ幸せの意味。  もうすぐ102歳を迎える日野原重明先生が子どもたちをはじめ次世代に伝えたいと語りかけるように書き下ろした、初めての「犬と人といのち」のものがたり。  保護犬や老犬、被災した動物のいのちの重み。盲導犬や犬ぞり犬など実在する犬と人との深い絆。ホスピスや小児病棟でのセラピードッグと患者さんとの静かな触れ合い。そして愛犬との別れがもたらす希望の力・・・10のエピソードには、日野原流「いのちの名言」と共に、犬たちの勇気といのちから学ぶ幸せの意味が込められています。  愛おしさあふれるまなざしの犬の写真やカラーイラストがちりばめられ、親子や祖父母と孫が一緒に読んで考え、楽しめるカラーエッセイ本です(2013年9月発表作品)。 【ご注意】 ※この作品は一部カラーです。
  • 命の時間を抱いて
    -
    医者人生50年。患者とともに人生の喜び、哀しみ、怒り、絶望を肌身に感じ、生と死を見つめ続けてきた命の時間。人間としてどう生きるか。日本屈指の名医が渾身の力で描く感動のエッセイ。
  • いのちの姿 完全版
    3.7
    自分には血のつながった兄がいる。後年その異母兄を訪ね邂逅した瞬間を鮮やかに描く「兄」。十歳の時に住んでいた奇妙なアパートの住人たちの日常が浮かぶ「トンネル長屋」など、まるで物語のような世界が立ち上がる――。自身の病気のこと、訪れた外国でのエピソード。様々な場面で人と出会い、たくさんのいのちの姿を見つめ続けた作家の、原風景となる自伝的随筆集。新たに五篇を収録した完全版。
  • 命の線引き 医師の終活
    -
    1960年代生まれの皆さんは2025年に平均寿命に突入します!? 療養型の医師がみる「患者の衰え」「命」について皆さんと共に考えてみたいと思います。「最低限の点滴と酸素のみで、それ以外は、施設や在宅での“平穏死”や“自然死”に近い……これが私の思う“ソフトランディング”なのですが、皆さんはいかがお考えになるでしょうか」(本文抜粋)
  • 「命」の相談室 僕が10年間少年院に通って考えたこと
    5.0
    人々の心に寄り添い続けた著者が漢字を通して語る、 前向きに生きるための『命』の授業 もう死んでしまいたい、そう思う人にはこう提案します。死ぬ前に「十人」のお手伝いをしてください。誰でもいい。困っている人を助けるのです。この時には会話もあるでしょう。相手から返ってくる「ありがとう」「助かったよ」という言葉。悪いほう、悪いほうへと思いを向けていた自分が、ふと、とどまる一瞬が訪れるのではないでしょうか。「―」の横軸に縦軸が交わって、それがプラス、つまり「十」になる。お母さんのお腹の中にいるのは「十」月「十」日、キリスト教では「十」字を切って神に祈る。僕は「十」を、生きるためにとても大事な漢字だと解釈しています。 「命」などの漢字ギャグで人気者となったお笑いコンビ・TIMのゴルゴ松本。彼は2011年から現在に至るまでの10年間、全国各地の少年院を中心に、漢字の知識を通して人生について語るボランティア活動『「命」の授業』を行っている。長きにわたり悩める人たちの人生に寄り添ってきた著者がいま改めて語る、生きづらい時代を楽しく生きるヒント。巻末に、同じく「金八先生」として若者の悩みに向き合ってきた武田鉄矢氏との対談を収録。
  • いのちの使いかた【新版】
    4.5
    生涯現役、積極的に生きるための道しるべ。  2017年7月18日に105歳と9か月で亡くなられた著者の日野原重明先生。100歳を越えてなお、「積極的に生きる喜び」にあふれる生涯現役の奥義をつづった『いのちの使いかた』が新版として文庫化されました。  だれかの役に立つということは、自分という存在そのものが生かされるということ。いのちという時間の最上の使いかたを、日野原先生が数多の経験と出会いを通して学んできたことを余すことなく教えてくれます。  年齢にかかわらず前向きに生きるための姿勢を提唱し、次世代に平和といのちの大切さを伝えていくことを使命とされた日野原先生。その活動と心境には、チャレンジングに生きる人生への向き合い方と幸せ感を持って生きるための知恵にあふれています。  「人生は失敗ばかり、後悔ばかり、という人ほどいのちの使いかたがあるのです」「やろうと思うだけでは、やらないことと同じです。行動こそが勝負です」「予期せぬ災難に見舞われることが不幸なのではなく、そのときに、希望を見失ってしまうことが不幸なのです」――人生を変える希望のメッセージが心にしみわたり、生きる意味に気づかされる珠玉の一冊です。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『いのちの使いかた』 の文庫版となります。
  • 命の伝言 ― 戦火を生き抜いて ―
    完結
    -
    本書は、季刊『道』に掲載したインタビュー集です。 戦争を生き抜き、その理不尽、悲惨さを語ってくださった方々のお話をまとめました。その体験、思いを後世に伝え残したいと願うものです。 園田天光光 日本初女性代議士 元外相夫人    やり抜く意志が肚をつくる 中沢啓治 『はだしのゲン』作者  広島原爆の惨状を生き抜いて 踏まれて育つ麦のように強くあれ 坪井 直 日本原水爆被害者団体協議会代表委員/広島県原爆被害者団体協議会理事長  ネバーギブアップ!「命が一番!」の祈りがかなうまで 谷口稜曄 長崎原爆被災者協議会会長     「原爆を背負い続け67年」 笑顔の奥にあるものを伝えたい  苦しみ憎しみを乗り越えて今こそ核廃絶への思い 山里和枝 沖縄戦 語り部    沖縄の祈り 語り伝えるために生かされて 根本益伊 軽巡洋艦五十鈴乗組員     命をつないだ一本の手拭い 木村 孝 中国帰国者定着促進友の会 元事務局長  終戦から始まった戦禍 ― 8月9日ソ連侵攻~引き揚げまで ― 原田 要 最後の零戦パイロット     命をかけた 平和を守り抜くために 太田リセ 日本赤十字社従軍看護婦   軍国少女、あこがれで看護婦に 金子兜太 元海軍主計大尉/俳人    信念のままに伝え続ける 反戦の思い 木内信夫 元陸軍飛行兵/シベリア抑留生存者   世界の人は みんな仲良くなれるのです 三村 節 シベリア抑留体験者   絶望の中を生き抜いて 未来永劫の平和を守るために
  • いのちのバトン
    4.1
    親子関係にトラブルをきたしている人、障害のある子どもを育てている母親、自閉症児、そして末期ガンを患う人……大きな苦しみを抱えて孤独に陥った人のかたわらで、そっと耳を傾けるカウンセリング。痛む心に人と自然とのつながりを取り戻したり、悩みに支配された心の中の整理整頓を手伝うバースセラピストによる、心に沁みるエピソードの数々。読んでいるうちにしずかに心が癒される、奇跡のエッセイ集。(講談社文庫)
  • いのちの秘義――レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』の教え
    4.0
    《ささやかだけど、かけがえのないことが、世界を変えていく》 環境問題の先駆者として名高い科学者レイチェル・カーソンが、愛する甥に遺した『センス・オブ・ワンダー』。 その小さな本には、危機の時代を生きるための大きなヒントが詰まっている。 仕事や人間関係など身近な生活のレベルから気候変動までを貫く不滅のメッセージを、批評家・若松英輔が読み解く。 -------------------------------------- 私たちは確かに自分に必要なものを、自分で見つけることができます。ただ、 そのときの「自分」とは他者に開かれた「自分」なのです。 「よろこび」が先にあれば、必ず「学び」は起こる。本当に、深いところでよろこびを経験すると、私たちのなかで「学ぶ」というもう一つの本能が開花する、そうレイチェルは感じています。 ――「ただ、相手と共にいて、一緒に驚き、よろこぶこと」が育む、未来を切り開くちからとは。 --------------------------------------
  • 命の響 左手のピアニスト、生きる勇気をくれる23の言葉
    5.0
    78歳、現役、この生き方こそがまさに奇跡! 日本を代表するピアニストが舞台で倒れ、右半身麻痺…。困難な状況を克服し、「左手のピアニスト」として復帰。決してあきらめない不屈の精神と、しなやかでユーモラスな生き方が人々を魅了し、新たな音楽を生み出していく…。「好きなものが一つあるだけで 世界が変わる 人は、強くなれる」など、生きる勇気をくれる23の言葉。
  • 命の水 - モンマルトル――ラパン・アジルへの道 -
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者の漫画家、さかもと未明さんは、約10年前に難病である膠原病を発症し、完治することがなく、さらに体調が悪化していくことに絶望の日々を送っていた。 そんな彼女はシャンソンを歌うことに目覚め、CDを録音するまでに。 さらには、パリのモンマルトルにあり、ピカソやユトリロなど著名な画家や作家、シャンソン歌手が集ってきたキャバレー・シャンソニエである「ラパン・アジル」と出会い、生きる力を取り戻していく。 彼女の「ラパン・アジル」との出会いと再生の物語を主軸に、200年以上の歴史を誇り、今なお芸術的な輝きを放ち続ける「ラパン・アジル」の歴史と今日の姿を多数のビジュアルとともに紹介する。 2024年7月に開幕するパリ五輪で、パリの街への関心が高まる時期の発刊であり、モンマルトルのガイドブックとしての側面も見逃せない。 【著者プロフィール】 さかもと未明(さかもと・みめい) 漫画家、画家、作家。神奈川県生まれ。 玉川大学英文科卒業後、商社勤務を経て漫画家に。 その後は、評論活動やテレビ出演も多く、歌手デビューも果たす。 2007年に膠原病と診断され、さらに発達障害だったことも明らかに。 現在は、画家として創作活動を続けながら、歌手としてのライブ、舞台のプロデュースなども手掛ける。 著書は、『マンガ ローマ帝国の歴史』(全三巻、講談社)、『神様は、いじわる』(文藝春秋)、『まさか発達障害だったなんて』(星野仁彦氏との共著、PHP研究所)、『わたしの居場所はここにある』(海竜社)など多数。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
  • 生命の杜 序章
    -
    「この後、どこの病院に行くにせよ、ここで人生を終えるにせよ、今を生きているのは自分だけじゃないという気持ちで生きていきたいね」……病気になって、不自由な生活になって、身をもって感じた、入院生活、介護士、同室の患者さんなどに対するさまざまなこと。病人は、こんな気持ちで周りを見て生活しています。医療従事者にもぜひ読んでいただきたい一冊です。
  • 命は美しい  -Last 325 days of my mother-
    5.0
    前向きなサヨナラと歌のチカラ 2015. 3.18. 母の余命宣告の日 乃木坂 46 の詩が流れ母は前向きな死を選んだ。 2015年3月18日、母の余命宣告の日に乃木坂46の「命は美しい」はリリースされた。命の大切さとかけがえのなさを高らかに唄いあげた名曲である。この曲は母の闘病から死に至るまで常にBGMとして鳴り響き、母の死という試練に立ち向かう勇気を与えてくれた。 治療の術がなく余命告知を受け、その限られた期間の中で人はどう有意義で濃密な人間関係を築く事ができるか。それはどう美しく死んでいくかのスタート地点であるという事だ。死にゆく者にとっては最期を迎えるため、次の世界へ行くための準備、残される者にとっては、どう美しく旅立たせるかの準備なのだ。 この小説は母の最期の日々に寄り添った姉弟の、歌のチカラ(乃木坂46)に支えられた家族愛の記録であり、乃木坂46への感謝という本というカタチのラブレターである。
  • いのちは誘う
    -
    写真の魅力は瞬間の保存だけではない。建築写真で著名な写真家がピンホール写真と徳之島撮影を通じて感じた時間/写真表現の最新論。
  • いのち発見
    -
    法話、人生相談、短編小説……寂聴が贈る心のお寺――生きることが、人間も動物も植物も、困難になってきた。このような世紀末に、瀬戸内寂聴が、「あなたの心のお寺になりますように」と、今をせいいっぱい生きるための知恵を語り、はげます本。法話、写経、人生相談から、震災後の神戸を舞台にした短編小説「鱗」まで。寂聴とともに生きる人々の、必携の1冊。
  • いのち華やぐ
    -
    今切実な時代の問題、老、病、死について考える魂のエッセイ。生きるとは何かに答は出ないが、過去を思いわずらわず、未来を取り越し苦労せず、現在を全力で生きる命の貴さと、幾歳になっても愛にめぐりあい、愛をまきちらしながら、愛に始まり愛に終る人間の営みの理想を、清らかな活気で説き語る名著。
  • いのち華やぐ: 書あり、人あり、私あり
    -
    書作歴50年以上の宮崎県の女流書家・森和風による自叙伝。自身の人生の軌跡とその時折の作品と共に、周囲の人々への感謝の気持ち、書道家の在り様、時代の流れと古き良き時代への懐かしい思い出などを、飾らない言葉で書き綴った一冊。「書」と「人」と「私」をまとめた人生の物語!!
  • いのちはみんなひとつずつ 小児科医50年のつぶやき
    -
    1巻1,672円 (税込)
    小さな命に、ただまっすぐ向き合いたい。 子どもたちが教えてくれた、医療の本質とは―― 小児科医として多くの命と向き合ってきた著者が綴る、 現場の希望と葛藤、そして“寄り添うこと”の大切さ。 すべての医療者・保育者に贈る、これからの指針となる一冊。 子どもたちと歩んだ50年の記録 子どもが好きで小児科医になった。県外転勤命令に逆らわず赴任して、小児救急病院で25年、 昔のひどい発作の頻発する喘息病棟を担当し、急流に翻弄される木の葉のような悩殺の日々、 その泥沼からようやくはい出せたのは15年も経ってから。その後ふと思いつき開業、20年が過ぎた。 合わせて45年。今ようやく穏やかな流れに身を任せてはいるが、既に病葉である。 しかし小児科医であるおかげで、忙しい日々の仕事の中でも、安らぎと、癒しと、楽しみをいただいている。(本文より)

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  • 命を癒すもうひとつのクスリ ベッドサイドのユーモア学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本のホスピスの最先端を担ってきた著者が、臨床現場や生活のなかで大切にしてきたユーモアについて、平易で親しみやすい文体で語る。ホスピスの現場で培った愛情あふれる人への眼差しに触れられる。井部俊子氏・内布敦子氏との鼎談を所収。
  • いのっちの手紙
    3.8
    《目次》 はじめに 斎藤環 Ⅰ 傾聴/境界 【第一信】斎藤環→坂口恭平様 恭平さんの方法論は、「とんでもない」 【第二信】坂口恭平→斎藤環様 死にたい人に死なない方法を伝えているわけではないんです Ⅱ 治療/フィールドワーク 【第三信】斎藤環→坂口恭平様 どのくらい「技法」として意識していますか? 【第四信】坂口恭平→斎藤環様 苦しさや悩みには、一〇種類くらいのパターンしかありません 46 Ⅲ 脆弱さ/柔らかさ 【第五信】斎藤環→坂口恭平様 「活動処方療法」の効果を共同で研究してみたい 【第六信】坂口恭平→斎藤環様 今までの人生の中で一番マシだったことを聞いてみます Ⅳ 自己愛/承認欲求 【第七信】斎藤環→坂口恭平様 相談者とともに欲望を作り出しているようにも見えます 【第八信】坂口恭平→斎藤環様 自分の欲望ってのが、実は一番、どこにもない答えなんですよね Ⅴ 流れ/意欲 【第九信】斎藤環→坂口恭平様 「所有欲」について、どう考えていますか? 【第十信】坂口恭平→斎藤環様 創造するという行為が、至上の愛よりも強い喜びです Ⅵ 悟り/変化 【第十一信】斎藤環→坂口恭平様 恭平さんの境地は、幸福であり究極の自由であるように思います 【第十二信】坂口恭平→斎藤環様 人々もまた幸福のことを知っていると僕は確かに感じています おわりに 坂口恭平
  • いのりの海へ
    -
    『明日の友』に6年間好評の連載「たまさか紀行」(29編)と旅4編を加えた33の紀行が本にまとまります。海外5カ所を含めた旅先の歴史、文化、そしてそれに携わり、守る人々との出会いと発見。 地名に魅かれて出かけた旅から、自由について考える旅、戦時下に思いを寄せる旅など、さまざま。著者は「生きていること、生かされていることへの感謝とは、悲しみを伝えること、そしてそれが祈り」と語ります。

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  • 祈りの回廊(小学館文庫)
    4.3
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 地球上には、多様な“祈りのかたち”がある。過酷な風土に生きる「チベット仏教」、イスラームの二大聖地「メッカ・メディナ」、古代ユダヤ教直系のキリスト教が息づく「エチオピア」、カトリックの総本山「ヴァチカン」。祈りの熱狂と厳しさ、そして優しさを鋭く捉える力強い写真と、現場の臨場感を伝える書き下ろしエッセイを収録。人と宗教の「今」を考える写文集。「風土と宗教と人間」を軸に、壮大なスケール作品を発表し続ける野町和義の代表作を一冊に。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 祈りの作法
    4.0
    今ほど、人生の成熟が問われている時代はなかった――。震災・原発事故後の日本に蔓延する「正義」と「安全」への妄信を断ち切らねばならない。しかし、無力なる我々にできることは残っているのか? フクシマに暮らす僧侶兼作家がほとばしる思いで「祈り」を説き、「目に見えないもの」の価値を訴えた、警醒と智慧の書。

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  • 祈ること 出家する前のわたし 初期自選エッセイ
    -
    徳島での少女時代、家庭・肉親からの出奔、放浪の日々、父との断絶、男たちとの愛と別れ、文学への渇望と情熱に貫かれた半生。仏の道に導かれ、尼僧となるまでの波瀾万丈の歳月を赤裸々に描くエッセイ。
  • 居場所は“心”にある
    4.0
    名物パーソナリティの拠り所は みんなにとっての居場所になっていた 【あさぼらけ】:朝、ほのぼのと明るくなるころ。 毎週月~金曜日、ニッポン放送朝の代名詞となっているラジオ番組『上柳昌彦 あさぼらけ』。 “AM4:30”という「深夜のような早朝のような時間」からはじまるこの番組に、年齢性別を問わず多くのリスナーが集まってきています。ある人は「ラジオの向こうにも、今起きている人がいると思えるだけで救われる気持ちになる」と言います。きっとそれだけではない、あけゆく朝の“ここ”には何かがあると思うんです。 パーソナリティの上柳昌彦、番組スタッフ、リスナーみんなのこれまでを振り返り、番組の誕生秘話から、日々の放送で生まれた物語、人気コーナー「あけの語りびと」の特別編などから番組の心に近づいていきます。 2022年に上柳昌彦を突然襲った闘病生活から復帰までの想い、今まで語られてこなかった母との別れについても本人が語ってくれました。 (「目次」より) 1章  あさぼらけが始まった日 2章  今日も今日とて、放送日和です 3章  リスナーの朝、それぞれの朝 4章  みんなで闘った病気のこと 5章  母もリスナーだった私たちのラジオ
  • いばらない生き方―テレビタレントの仕事術―
    3.7
    今再評価されるのは、共演者の魅力を自然に引き出す巧みなMC術と、「全員を活かす」明るいリーダーシップ。実は深くて実に楽しいその戦略を本邦初公開! 「DAISUKI!」「THE夜もヒッパレ」「TVおじゃマンボウ」のヒット秘話や、志村けん・萩本欽一・上岡龍太郎などレジェンドとの交流も語りつくす、中山秀征的、超ポジティブな「人生論」。
  • イブのおくれ毛 I
    -
    長湯からあがり、秋のはつ風におくれ毛を吹かれながら語り明かす、酒と笑いとお色気たっぷりのおとなの会話。軽妙な関西弁で交わされるおしゃべりには、オトコとオンナの深くはてしない思惑の差異や政治へのユーモアあふれる提言などが、みごとな観察によってさわやかな笑いにされている。《内容の一部》男の三大ショックとはなにか、女の三大ショックとは? 二夫二婦という画期的アイデア、子宮作家、快感貯金、ナニをナニする、男の性的能力、スレチガイ、男のいじらしさ。
  • 異文化への旅路
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「言語は文化の乗り物」といわれるが、著者は「心をつなぐことば」といいかえる。 異文化へのあこがれから、英語・ドイツ語を学び語学教師としてまた通訳・翻訳者としての体当たりの記録エッセイ。留学を志す若い人に参考になればと世にだしました。
  • 異聞風土記
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    過去の風景が未来を語る。 流転の日々をその土地と人々の記憶から紡ぎ出す、 <極私的日本史>。 どうしても読んでみたかった本が目の前にある興奮。 最も誠実なインタビュアーとしてあらゆる人生の細部に光を投げかけてきた著者が とうとう語り始める、自らの人生。 在日韓国人三世として呼吸したこの国の、風と土の変遷。 ――七尾旅人(シンガーソングライター)、推薦 高度成長期に生まれ、多感な時期にバブルとその崩壊を体験し、 阪神大震災・東日本大震災という二つの巨大な天災をへて、いま 未知のウイルスに浸食されている「私たち」。 その姿がたった一人の視点と経験が浮かび上がらせる。 神戸・京都・大阪、東京を経由して、福岡・鹿児島、そして宮古島へ。 すでに行き去りし人々の息遣いと熱をまとった「私の物語」から明らかになる もう一つの日本史。 【本文より】 そこでしか語られない言葉があり、そこに吹き渡る風がある。 風土を記すとは、表に現れないところを感じることではないか。 ――そんな想像を手掛かりに私が暮らした、歩いた土地について記してみたい。 【目次】 第1章……神戸編 1:神戸、1975年 2:あちらとこちら、1975年 3:阪神間モダニズム 4:モロゾフとコスモポリタン、1984年 5:震災、1995年 第2章……京都編 1:洛中洛外 2:路地 3:ソウル 4:巫祝 第3章……大阪編 1:大阪との邂逅、1989年 2:鶴橋 3:彼女の口の達者さ 第4章……東京編 1:東京、1994年 2:大山ハッピーロード 3:別離、1995年 4:歌舞伎町、2002年 5:千駄木、感情教育の始まり 6:2011年3月11日 第5章……福岡そして鹿児島 1:福岡、2013年 2:メゾンプールサイド 3:本当に本当の記憶 4:鹿児島、2017年 5:永遠の今を生きる人たち 第6章……宮古島 1:宮古、2015年 2:ミャークとヤマト 3:淫蕩 終わりに
  • 異邦人のロンドン
    3.3
    飛行機にしのびこみ、ロンドンへの密航を試みた外国人は、過去26年間で13人。いまやロンドン住民の40パーセント以上が外国生まれだ。そのひとり、通算30年のロンドン暮らしになった著者の目から見たロンドンの実像とは? 学校で露骨に現れる人種差別と、それに抗する人たち。両親にだまされてロンドンへ移住したアメリカ人、中国人。日本人を憎み続けるイギリス人。移民、人種や階級差別、貧富の差……。さまざまな問題を抱えながら、世界から人を集め続けるロンドンの実像を描く。
  • 揖保川 矢田川を歩く-神々に誘われ瀬戸内海から日本海まで-
    -
    1巻1,210円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中国山地から、瀬戸内海に注ぐ揖保川と日本海に注ぐ矢田川の流域沿いを歩いた紀行エッセー。
  • いま、愛と自由を 寂聴塾ノート
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    私の修行体験/伝記小説の魅力/結婚を考える/樋口一葉の実像/釈迦はいかに生きたか/『源氏物語』六条御息所のこと/自由とは何か……。文学、仏教、社会を話題に、誰からも束縛されず、のびのびと生きてゆける考え方を身につけられるように、という願いをこめて、12回にわたって語った寂聴講話・ライブ集。瀬戸内寂聴のすべてを知るための絶好の本。

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