エッセイ・紀行作品一覧

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  • 小説に書かなかった話~武田信玄ほか~
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    「私の家には、武具がたくさんあり、遠い先祖が武田信玄に従って遠征したという話が残っていた。そんな環境の中に育った私だから、信玄に対してはことのほか親近感を持ち、信玄の人柄や業績に牽(ひ)かれていた。……」(本文より)武田信玄について語る「ペンの章」を始め、小説に書かなかったとっておきの話が満載!(『続白い花が好きだ』改題)
  • 小説に書けなかった自伝
    4.0
    安月給の生活苦。妻の本に触発された訳ではないが、小説に挑戦してみようと思った。しかし、何をどう書けばいいのかまるでわからない。なくされた原稿、冷たい編集者、山岳小説というレッテル、職場での皮肉。フルタイムで働きながら、書くことの艱難辛苦……。やがて、いくつもの傑作が生まれていく。事実を下敷きに豊かな物語を紡いで感動を生んできた新田文学の知られざる内面史。

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  • 小説にすがりつきたい夜もある
    3.0
    四面楚歌の状況下、すがりついた一冊の本─。爾来、藤澤清造の歿後弟子としての運命が拓ける。 葛西善蔵論として卓越な「凶暴な自虐を支える狂い酒」、独得な筆致による「ヰタ・セクスアリスの色慾譚」など、無頼、型破りな私小説作家の知られざる文学的情熱が満載された、芥川賞受賞前後のエッセイ集。【本書は、『随筆集 一日』を再編集、改題したものです】
  • 小説の自由
    4.3
    小説は、読んでいる時間のなかにしかない。読むたびに、「世界」や「人間」や「私」について、新たな問いをつくりだすもの、それが小説なのだ――。ときに立ち止まり、ときに駆け抜ける、思考の原形としての「生(なま)」の小説論。
  • 小説のたくらみ、知の楽しみ
    3.7
    障害のある息子との共生を祈念したこの二十年、無力な父親は、小説のたくらみを通じて初めて、現在ここにある自分をのりこえ、新しい自分を達成して、生き方の定稿を作ることができた……。日々の読書から、また創作の現場から、かつてなく自己の生活と精神の内情をさらけだした注目の長編エッセイ「小説のたくらみ、知の楽しみ」に、「核時代のユートピア」他の手紙と提言を併録。
  • 小説の誕生
    4.5
    「小説論」というのは思考の本質において、評論でなく小説なのだ。(まえがきより) 小説的思考とは何か? 小説が生成する瞬間とはどういうものか? 小説的に世界を考えるとどうなるのか? 前へ、前へと思考を進める小説論。
  • 小説の聖典
    3.9
    読んでもおもしろい、書いてもおもしろい。不思議な小説の魅力を作家二人が漫談スタイルでボケてツッコむ!笑って泣いて、読んで書いて。そこに小説がある限り……。
  • 小説の読み書き
    4.0
    小説家はどんなふうに読み、また書くのか。近代日本文学を代表する小説家たちの作品を書き写すように読み解きながら、「小説の書き方」ではない「小説家の書き方」を、小説家の視点から考えるユニークな文章読本。読むことは書くことに近づき、読者の数だけ小説は書かれる。こんなふうに読めば、まだまだ小説だっておもしろい。

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  • 小説の羅針盤
    -
    ──この15人はみなぼくが好きな文学者たちであり、尊敬する人々であり、影響を受けた人たちだ。上田秋成、森鴎外からピンチョン、カーヴァー、山田詠美まで、稀代の読み手でもある池澤夏樹が好きな作家や詩人、思想家を自分のまわりに並べて、それぞれの作家の本質を鮮やかに突く。もっともっと本が読みたくなる、軽やかな作家論。
  • 小説文章の技~ちょっと小粋なテクニック~
    -
    小説を書くのが好き。小説を書くのが楽しい。そういう方はたくさんいると思います。 書いているうちに「もっとうまくなりたい!」と思うようになるのも、当然の流れです。 ある日突然「もっと他の人とは違う書き方をしてみたい」と思う瞬間が来ます。 自己流ではありますがここに「ちょっとだけ今よりレベルアップ」するためのいくつかのポイントを載せていきます。
  • 小説 魔界の主役は我々だ!(1)悪魔学校のシャオロン
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『魔入りました!入間くん』の公式スピンオフ! 大人気『魔界の主役の我々だ!』がついにノベライズ! シャオロンは、今日から悪魔学校バビルスの1年生! 野望は「とにかく目立ってちやほやされること」! 悪魔学校でも、一番目立ってやろうと意気ごんでいた。しかし、入学早々あやしい先輩に声をかけられ、ナゾの「我々師団」に勧誘されて……!? シャオロンは、入間くんよりも目立ち、野望を叶えられるのか!?
  • 小説 皇國の母
    -
    〈終わったのではなく、日本は戦争に負けたのだ!〉──太平洋戦争敗戦の傷がまだ癒えない大阪の街で、逞しく生きる人々の姿を描いた、時代懐古小説。梅田の地下街を拠点とするスリ集団と彼らに恐れられた刑事、その刑事から温情を掛けられる女スリ、心に傷を持つ復員兵と彼に敬意を払う戦争に行かなかった男たちと、闇市ですいとん屋を営む男装の麗人など、今はなき日本人の姿を描く。
  • 消息
    5.0
    SNSから距離を置き、エッセイを書くことで、自己と対話していた――。1stアルバム「分離派の夏」で話題沸騰の最中にイギリスへ移住した。直後にコロナ禍に襲われ、戦争が始まり、虐殺がつづいている……時代の大きなうねりの渦中だから見出せた、価値観と最強の武器。明るい未来へのヒップでグルーヴィなガイドブック。
  • SHO TIME
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 注目の若手俳優・西垣匠さんがさまざまなスポーツに挑戦したTV LIFEの人気連載「SHO TIME」をパーソナルブックとして書籍化。連載全22編に加え、新録パートとしてスノーボードはゲレンデへ、ゴルフは初のラウンドに挑戦。
  • 正太郎の粋 瞳の洒脱
    値引きあり
    4.0
    下町育ちの池波正太郎と都会派の山口瞳。ほぼ同年代のふたりは東京人として好対照だった。吉原に通いつめた正太郎、妻にも敬語を使った瞳。食・着こなし・仕事・時間術……二大人気作家を間近に見て育った、瞳の長男だからこそ書けた秘話満載のエッセイ。瞳が正太郎に送った弔辞も全文掲載。(講談社文庫)
  • 衝動買い日記
    3.7
    「えいっ!買った」。体脂肪計に腹筋マシーン、時計、財布、トランクス、猫の家からご存じ挿絵本まで全24アイテム、衝動的買い物の顛末日記。巻末に「衝動買い」結果報告を付す。
  • 小豆島の風に刻む 物語のある時計づくり
    -
    チョコレートの箱、古いレコード、ワインのコルク。 ミニマリズムの風潮がある昨今では不用品と判断されがちの「モノ」にも、実は思い出が詰まっているはずだ。 小豆島在住の著者が慈しみを込めて、それらを時計にリメイク。思い出話とポエムを添え、全50作品を紹介する。

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  • 賞ナシ罰アリ猫もいる
    -
    大ベストセラー『塀の中の懲りない面々』の著者は、「塀」の外でも桁はずれにユニークな交流を楽しんでいた!? 「会ったら最後みんなお友達」をモットーに、渡る世間は順風満帆。ゲイバーの用心棒時代には三島由紀夫と知り合い、作家となるにいたっては心の師匠・山本夏彦の姿に感涙、同級生は橋本龍太郎で和田アキ子をかつて熱心にくどいた過去がある……。でっかい体と人なつこい笑顔で、日頃から親しくしていただいているのは、こんなナイスな面々でございます。
  • 湘南ちゃぶ台ライフ
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いまこそ、スローライフをはじめよう。 無理をせず、自分のこころとからだにむきあえば きっと、新しい毎日がはじまる。 肩の力を抜いて、ゆっくり。 さあ、あなたも「ちゃぶ台ライフ」はじめませんか。 はじめに こんな生活 ホタル/さわがに/ことば/江ノ島のイルカ/ビーチクリーン/ビーチコーミング/アトリエキッズ/ろうそくと台風/かやのある暮らし/ビーチリンク/フラと海の家/おうちでごはん/湘南パレオ/月のかたち/海のごちそう/たき火 しあわせのかたち 自宅出産/愛犬サンのこと/やまのごちそう/からだの手当て/食べ物のこと/そのままの場所/色のこころ 湘南カレンダー くらしの情報 ベジタリアンレシピ/からだの手当て/オープンハウス・自宅展のこと/お役立ち情報一覧/湘南お気に入りshop guide あとがき 目次より 本タイトルは、レイアウト固定型の商品です。 ・フリースクロール(リフロー)型でないので、文字サイズの変更、フォントの変更ができません ・マーカーは付けられません ・テキスト検索はできません ・推奨端末はPCかタブレットです(スマートフォンは推奨いたしません) 以上ご確認のうえご購入ください。
  • 少年愛の美学 A感覚とV感覚
    -
    永遠に美少年なるもの、A感覚、ヒップへの憧憬……タルホ的ノスタルジーの源泉ともいうべき記念碑的集大成。入門編も併禄。恩田陸、長野まゆみ、星野智幸各氏絶賛の、シリーズ第2弾!
  • 少年記
    3.8
    戦争末期、疎開先の熊本の小学校に入学した少年は、川でエビやフナを捕り、山にメジロを追い、自然の豊饒さに夢中になる。年上の青年に憧れ、その技を学んで成長する日々。しかし少年はやがて大学受験のため勉強に励むようになり、都市と田園の生活に引き裂かれていく。生き生きと働く母と虚脱した父。敗戦に屈折してゆく兄。他に「南にありて」13篇を収録。熊本の川で過ごした黄金の日々が著者をつくったことが鮮やかにわかる、胸おどるエッセイ集!
  • 少年記
    4.3
    五銭で買った「レントゲン」、父から寄宿舎へ届く候文の手紙、教練でとった通信簿の「でんしんぼう」、匍匐練習中になくした万年筆、恩師と食べたまんじゅうの涙、若くして戦争で亡くなった友だちのこと――ものを書くようになってから五十年。その間、ずっと文章のなかで”私”を使わないよう心がけてきた著者が、思い出すまま綴った少年記。
  • 少年皇族の見た戦争 宮家に生まれ一市民として生きた我が生涯
    -
    昭和4年(1929)、旧皇族・久邇宮家に生まれ、皇族として海軍兵学校に学び、ビジネスマンとして戦後を生き、そして伊勢の神宮大宮司を務めた著者が、激動の日々、そして思いの丈を語り尽くした珠玉の書。曽祖父・久邇宮朝彦親王、祖父・久邇宮邦彦王、父・久邇宮朝融王と続く久邇宮に生まれ、昭和天皇・香淳皇后の甥にあたる著者が、戦前の皇族の暮らしぶりや、少年皇族として目の当たりにした戦前・戦中の日本、宮中某重大事件などの真相、軍の要職を務めながら日本の苦境に心を痛めていた皇族方の素顔、自らの海軍兵学校での思い出、さらに戦後の経験などを、余すところなく綴る。また、皇籍離脱について、靖国神社のこと、さらに伊勢神宮の大宮司も務めた経験から実感した「神道の心」まで、率直な意見を披瀝。戦前から戦後の日本の姿を知り、これからを考えるための貴重な証言である。

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  • 少年〔新訳版〕
    4.0
    短篇の名手にして児童向けファンタジーの巨匠ロアルド・ダールが、少年時代の思い出をユーモアたっぷりに綴った自伝が新訳で登場
  • 少年魂
    値引きあり
    5.0
    大切なのは、できごとの数々でなく、そのときどきの状況のなかで、どれだけ自分を伸ばしたか、ということである。それが、明日への活力の基礎になるからである(「まえがき」より)。最高検察庁検事を辞めてボランティアの普及に尽力する道を選んだ著者が、自信の「原点」であると語る「少年時代」を振り返る。
  • 少年とオブジェ
    3.7
    電球のあの、いまにも割れそうな薄いガラスの中には何が入っているのだろう? もしかして、地球からずーっと離れた宇宙の空間が入っているのかも! 学校で、道路で、台所や机の上でおつきあいしたいろいろな物たち。物の中には何かが隠されているような気がする……そんな“赤瀬川少年”が謎を追う!
  • 少年と空腹 貧乏食の自叙伝
    -
    日本中が貧乏だった著者の少年時代、空腹を抱えてさまざまな工夫を凝らし、何でもかんでも「食べ物」にした日々。おかしくせつなく懐かしい、美食の対極をゆく食味随筆の奇書。飽食の時代にこそ噛み締めたい、逆説に満ちた、食事風景の昭和史。『少年とグルメ』改題。
  • 少年みたいな君が好き
    3.0
    「君って、少年みたいだね」って、言われたことはありませんか? 好きな人からそう言われたら、かなり脈があります。この本は、少年みたいな女の子と、少年みたいな大人の人のための本です。「僕たちは、大人になるにしたがって、大切なものをどんどん忘れていく。自分を見失いそうになったら、子供の頃のことを思い出すことだ」――つまらない大人になってしまった人は、子供の頃の自分を見失ってしまっているはず。女の子も、昔はみんな少年でした。少年みたいに純粋な恋をしていたのです。君が、少年みたいな女の子でい続けるために。

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  • 祥の少年・高齢記
    -
    今に伝えたい ・70~60年前の日本の田舎と子供達の姿 ・小学生の遊び・躾の大切さと、大人の思い ・心に残る大切な言葉を生き方にいかす
  • 庄野真代、支えあう社会を奏でたい 国境なき楽団からはじまった挑戦
    -
    「飛んでイスタンブール」の大ヒットで、その名を知られるようになった庄野真代。 来年で、歌手生活35周年を迎える庄野真代には、もう一つの素顔がある。 それは、10年前から続けているボランティアだ。 その名は、「国境なき楽団」。 病院や施設にいる人たちに音楽を届ける訪問コンサートをはじめ、家庭で眠っている楽器を途上国の子どもたちに届ける活動、9・11をきっかけにニューヨークで始まった「セプテンバーコンサート」の日本主催者など、音楽を通したボランティア活動を続けている。 ヒット曲に恵まれ、歌手として波にのっている真っ最中に、突然休業宣言をして世界一周の旅に出かけた25歳のときから、やりたいこと、自分にできることを一つずつ実現させてきた庄野真代の生き方と、「国境なき楽団」の取り組みについて綴った一冊。

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  • 消費される階級
    3.6
    あの人より、上か、下か―― 「差別や格差を無くして、様々な違いを持つ人々が全て横並びで生きていきましょう」となった昨今、表面上は序列、区別、差別は消えたものの、姿を変えた「凸凹」は、いまだ世の中のあちこちに。 『負け犬の遠吠え』『下に見る人』『男尊女子』『家族終了』など、時代を切り取る名著の書き手が、日本人の根深い階級意識をあぶり出す。 以下、「上に見たり、下に見たり」を考察する21章タイトル。 ・男高女低神話のゆらぎ ・五十代からの「楢山」探し ・まぶた差別と日韓問題 ・“親ガチャ”と“子ガチャ” ・東大礼賛と低学歴信仰 ・『ドラえもん』が表す子供社会格差 ・「有名になる」価値の今昔事情 ・「ひとり」でいることの権利とリスク ・おたくが先達、“好く力”格差 ・バカ差別が許される理由 ・ミヤコとアズマ、永遠のすれ違い ・「かっこいい」、「ダサい」、「センスいい」 ・超高齢化社会のおばあさん格差 ・姫になりたい女の子と、姫として生まれた女の子 ・デジタル下層民として生きる ・男性アイドルは無常の風の中に ・世代で異なる、斜陽日本の眺め方 ・反ルッキズム時代の容姿磨き ・モテなくていいけど、出会いたい ・稼ぐ女と、使う女・遅ればせながらの金融教育 「人が二人いればすぐに上下をつけたくなる人間という生き物は今、もしかしたら本能なのかもしれないその「上下差をつけたい」という欲望を内に秘めつつ、「違いを認め合い、すべての人が横並びで生きる」という難題に挑もうとしています。 実は革命以上の困難を伴うものなのかもしれないその挑戦は、これからどうなっていくのか。 我々の生活の中に潜む階級の数々を見つめつつ、考えていきたいと思います」(本書「はじめに」より一部抜粋)
  • 消費税減税 ニッポン復活論
    4.3
    給料が上がらない、正社員になれない、物価が上がり続ける、中小企業が儲からない……すべて、消費税が原因である。元内閣官房参与の経済学者と気鋭の公認会計士が、国家財政の視点と一般消費者の視点から消費税の問題点をあぶりだし、消費税のマイナス効果を国家財政の論点と家計の論点から経済のプロと税務のプロのタッグでわかりやすく解説! この本を読んだら、給与明細やレシートを見る目が変わる!
  • 娼婦の本棚
    4.1
    【目次】 ●はじめに――時に夜があまりに暗く、字を照らす光がなくても 〈第1章 女は無意味に旅に出る〉 ●もしアリスが女の子ではなかったら  ――『不思議の国のアリス』(ルイス・キャロル/矢川澄子訳) ●女の子の殻をさらに包む強力な殻  ――『“少女神”第9号』(フランチェスカ・リア・ブロック/金原瑞人訳) ●娼婦になったり聖母になったりすればいい  ――『悲しみよ こんにちは』(サガン/河野万里子訳) ●女子高生にある個室の自由  ――『いつだってティータイム』(鈴木いづみ) 〈第2章 セックスなんかで分かるもの〉 ●資本主義と愛と整合性のないカラダ  ――『pink』(岡崎京子) ●たかが一度や二度のセックス  ――『性的唯幻論序説 改訂版 「やられる」セックスはもういらない』(岸田秀) ●されどセックスが解放する時間  ――『蝶々の纏足』(山田詠美) 〈第3章 女ではない奇怪な生き物〉 ●買う男の論理があるのだとして  ――『わが悲しき娼婦たちの思い出』(ガルシア= マルケス/木村榮一訳) ●基本的には他人事でしかない男の青春  ――『大胯びらき』(ジャン・コクトー/澁澤龍彥訳) ●お金を介した男女の滑稽な話  ――『遊女の対話』(ルーキアーノス/高津春繁訳) 〈第4章 信じられる神がいなくとも〉 ●ありえないほど汚れた場所の、ありえないほど高貴な信仰  ――『ぼくんち』(西原理恵子) ●夜のオカネと昼のオカネ  ――『大貧帳』(內田百閒) ●この世で最も不公平な関係  ――『シズコさん』(佐野洋子) 〈第5章 言葉を身体に貼り付けて〉 ●夜が過ぎても生き残る可能性があるなら  ――『夜になっても遊びつづけろ』(金井美恵子) ●若い女の心はそう整うものじゃない  ――『私家版 日本語文法』(井上ひさし) ●一〇〇年越しの女の味付け  ――『モダンガール論』(斎藤美奈子) ●それでもピンヒールは正義  ――『ちぐはぐな身体 ファッションって何?』(鷲田清一) 〈第6章 荒唐無稽な夜を生き抜く〉 ●無敵だったココロと冷めた見解  ――『桃尻娘』(橋本治) ●若さも九〇年代も空っぽだったと皆言うけれど  ――『モモ』(ミヒャエル・エンデ/大島かおり訳) ●半分腐った世界でナウシカになれるわけもなく  ――『風の谷のナウシカ』(宮崎駿) ●おわりに――それでも「絶望的に期待する」
  • 勝負強さ
    3.5
    WBCで一躍「時の人」となった中日ドラゴンズの内野手・井端弘和。地道な努力を重ねた「いぶし銀」だからこそ、大舞台に動じない理由がある。アライバ対談も収録
  • 勝負をこえた生き方
    3.0
    世界の第一線で戦うには、技術だけではなく、人間力を高めることが必要だったという著者が、現役時代から現在にかけて実践している自分磨きの方法を紹介。「夢」「精神力」「人間関係力」「コンディショニング」「人生設計」といった自分磨きの5つのキーワードと、「大事な場面で力を発揮する方法」、「スランプ克服法」といった自分磨きの23のメッセージで構成。仕事や恋愛など、日常生活に役立ち、満足できる人生を送るためのヒントに!!
  • 松緑芸話
    値引きあり
    -
    不世出の名優・尾上松緑の芸と人生のすべてを綴る。最愛の息子・辰之助の死を乗りこえて、六代目菊五郎、父と二人の兄、三度の出征体験、脇役たちとの交遊などなど、感慨ぶかく語る。「義経千本桜」「勧進帳」をはじめ、数多くの名演や役作りについても、話が及ぶ。昭和を生きた歌舞伎役者の唯一の芸談。
  • 昭和歌謡は終わらない
    値引きあり
    -
    昭和歌謡ブームの理由とは?社会派ジャーナリストが改めて問う「時代と歌」。ピンク・レディー、ジュリー、ちあきなおみ、松田聖子、美空ひばり、テレサ・テン、吉田拓郎、五木ひろし・・・。名曲160曲超の魅力を徹底解説 1 男と女の起承転結…… 2 ザ・昭和の愛人ソング 3 今に生きる女の強さ 昔に生きる男の弱さ 4 二人のカリスマ なかにし礼&阿久悠 5 追想「別れの一本杉」 6 汽車の別れ コラム 「なごり雪」と「ふれあい」 7 政治の季節― ラブ&ピース 8 吉田拓郎とフォーク歌謡 9 歌う大スターひばり、裕次郎、そして健さん コラム この人のカラオケ 10 逢いたいなあ ちあきなおみ、 サブちゃん いつまでも 11 歌も「東京」一極 12 百恵―聖子―明菜 13 ジュリーがいた! 14 昭和歌謡と歌詞の力 コラム 8年でこんなに変わる「22歳」 15 阿久悠とAI 16 「人生いろいろ」―歌謡曲と島倉千代子 コラム 雨と昭和歌謡 17 星空の歌 坂本九、荒木一郎 18 詞とテレサ・テン、桑田圭祐、五木ひろし
  • 昭和からの遺言
    3.7
    感動なしに人生はありえない 90歳、昭和平成の語り部が、新しい日本に贈る、忘れないでほしいこと 第一章 生身の戦争 戦争は突然始まる/昭和という時代/戦争を風化させないために/東京大空襲は焦熱地獄 ほか 第二章 感動なしに人生はありえない 良い教師は後ろから教える/戦前の手術/うなぎが消えた日/救急車は馬車だった ほか 第三章 テレビ界最後の職人 ドイツ取材で得たもの/原節子と隠遁願望/世情を把握する難しさ/月面着陸時に沈黙を守る ほか
  • 昭和が終わる頃、僕たちはライターになった
    3.5
    北尾トロ=“伊藤ちゃん”と下関マグロ=“まっさん”の20代。 金なし。定職なし。でも時間だけは腐るほどあった、1983~88年のあの頃。 ライターになってはみたけど、気分は悶々、未来は不透明だった──。 当時のライター・出版業界の気分から、おかしなペンネームの由来までわかる、ふたりの原点を振り返った青春ボンクラエッセイ。

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  • 昭和遣唐使3000人の旅
    3.0
    1巻2,090円 (税込)
    中島梓氏ら青年作家たちが描く中国見聞録。1984年9月24日~10月8日に行なわれた日中青年有好交流に参加した青年作家たちの中国見聞録。エッセイ、写真、座談会、漫画などで綴るバラエティ・ブック。
  • 昭和 こころうた
    -
    佐高信の本領は人間讃歌にある! 意地と反骨、ハニカミ、友情、挫折、そして涙。激辛評論家として知られる佐高信が、志と情をもって俗世を生き抜く人間たちを、その人生が喚起する「うた」と共に綴った昭和史。
  • 昭和50年代東京日記
    3.0
    1巻2,178円 (税込)
    大学入学、就職、独立。著者激動の10年間における雑誌、音楽、テレビ、映画などのカルチャーから、時代の変革期を照らすエッセイ。
  • 昭和歳時記
    -
    戦前・戦中の東京下町を、昭和2年生まれの著者が体験を通して振り返る。 綿密な考証と巧みな描写にもとづく歴史小説・ノンフィクションに定評のある著者による、昭和事物回顧。 「歴史」「昭和史」という括りからは見落とされた、庶民の暮らし・風俗、東京下町の情景が、生き生きと甦る。 単なるノスタルジーではない、冷静な視線で、自らの記憶を掘り起こす。 「『古き良き』とは浅薄な過去を美化する言葉でしかない。決して『良き』ばかりとは言えず、簡単にそんなことを口にしてもらいたくはないのだ」(本文より) 【本書に出てくる事物】 物干台/毛糸/焼芋屋/羅宇屋/お化け煙突/自転車泥棒/電柱掘り/焼け金庫屋/ソフト帽/下駄・雪駄/銀流し/朴歯の高下駄/ハダシ足袋/ソロバン/エジソン・バンド/大学芋/電球/提灯/リヤカー/山手線/地下鉄/汽車/チッキ/花柳病/肺病/肝油/脚気/浣腸/ヒマシ油/蚊帳/火の見櫓/湯タンポ/長火鉢/焚火/映画館/ポスター貼り/ラジオ体操/仏法僧/ベルリン・オリンピック/二・二六事件/喫茶店/お定事件/浪曲・講談/徳川夢声/玉音放送/ラジオ/ツェッペリン号/説教強盗/下駄スケート/大八車/オート三輪/木炭自動車/輪タク/都電・市電/谷中墓地の桜/アメ横のサクラ/井の頭のひき蛙/食用蛙/夏服/カンカン帽/パナマ帽/アッパッパー/南京虫/蚤/虱/DDT/銭湯/行水/朝顔/石榴/金魚/山の湯宿/赤トンボ/柿木金助/B29/夜の闇/双葉山/男女ノ川/夜行列車/蒸気機関車/煤煙 〈解説〉森まゆみ
  • 昭和残影 父のこと
    4.0
    「本の雑誌」の創刊者であり、北上次郎名義で書評家として活躍する目黒考二。ある一冊の本がきっかけで、寡黙な父・亀治郎の意外な過去を知る……。活字や俳句を愛し、自分の信念を貫き、運動家として活動した亀治郎。その足跡を辿りながら、激動の時代と家族の姿を圧倒的な熱量で描きあげる。逝きし世と亡き父に捧げる傑作評伝。
  • 昭和式もめない会話帖
    3.7
    小津安二郎、溝口健二、成瀬巳喜男などの昭和映画には、人の心を丸くする、技ありフレーズがいっぱい。泥酔した人に優しく「お元気が過ぎましたのね」、財布を取り出す後輩を制して粋に「ほんの少しだから恥かかすんじゃないよ」……。仕事、恋愛、冠婚葬祭に、たった今から使いたいニクイ大人の会話帖。『昭和ことば辞典』を改題し再編集。
  • 昭和史の10大事件
    3.2
    昭和史研究家・半藤一利氏と、ベストセラー作家の宮部みゆき氏が、「日本を変えた昭和の10大事件」を選ぶ、昭和史回顧本の決定版。 『日本のいちばん長い日』『昭和史』などで知られる半藤一利氏と、二・二六事件に材をとった歴史ミステリー『蒲生邸事件』の著者・宮部みゆき氏とが、「日本を変えた昭和の10大事件」を巡って徹底討論! 異色の顔合わせは、同じ都立隅田川高校(都立七中)の先輩後輩という間柄から 下町育ちのおふたりならではのザックバランな、歴史をネタにしたおしゃべりです。 二・二六事件や新憲法発布から、半藤氏が参加しそびれたヘルシンキオリンピック、ゴジラ出現、はては日本最初のストリップショーなど、議論は白熱、紛糾。 楽しく読むうちに、「私の10大事件はなにか?」と考えさせられます。 【目次】 1 昭和金融恐慌 2 二・二六事件 3 大政翼賛会と三国同盟 4 東京裁判と戦後改革 5 憲法第九条 6 日本初のヌードショー 7 金閣寺消失とヘルシンキ・オリンピック挑戦 8 第五福竜丸事件と『ゴジラ』 9 高度経済成長と事件――公害問題・安保騒動・新幹線開業 10 東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(宮崎勤事件)
  • 昭和17年、戦時学生の日誌
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 廠営訓練、麦刈手伝い、実包射撃、連合演習…。戦時中の学生はいかに過ごしたのか。昭和17年(1942)、16歳の著者は滋賀県立八幡商業学校5年生として、ありのままの日常を文章と挿絵で記していた。6月から11月まで約半年間の肉筆日誌を、当時の原稿用紙の罫線や、田河水泡を彷彿とさせる挿絵とともに再現。赤裸々に綴った等身大の記録として平成の世に問う。
  • 昭和女性のど根性人生
    -
    〈動乱の昭和〉という、さまざまな不平等や不条理がまかり通っていた時代に、疎開、父の病気による家計のひっ迫による進学の断念、職場における男尊女卑、社会福祉の未成熟など、さまざまな困難に立ち向かいながら、市の職員として常に全力投球とベストを尽して生き抜いてきた昭和9年生まれの一人の女性の思い出の記録。「世の中の不平等や不合理を、少しでも無くしたかった!」
  • 昭和育ちのおいしい記憶
    3.8
    カルピス、桜もち、イタ飯、牡丹鍋。思い出をたどれば見えてくる。1968年生まれの著者がこれまで食べてきたものを語る極私的な食い意地エッセイ。ここ40年間の食の変化も明らかに。
  • 昭和っ子
    -
    学童疎開、東京大空襲、父の狂死、バスガール、労働運動、飲食店店員、作家、結婚、中国残留孤児問題……太平洋戦争の敗戦によって日本が大きく変わった「昭和」という激動の時代を、新学制第一期生となった新世代の女性として、数々の困難を乗り越えながら逞しく生きた著者の90年にわたる人生の記録。あなたにとって《昭和》は、どんな時代でしたか?
  • 昭和的
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 時は過ぎた。 「昭和的センス」から逃れられない、 時代遅れの著者のささやかな抵抗。 辛口にして味わい深い珠玉のエッセイ集。 南伸坊さんによる描き下ろしを含む絵34点も収録。 タイトルレタリング ヨコカク ブックデザイン 赤波江春奈+日下潤一
  • 昭和天皇と鰻茶漬 陛下一代の料理番
    3.5
    谷部は十七歳で宮内庁に入り、「天皇の料理番」秋山徳蔵の薫陶を受け、以後陛下一代の料理番となる。その苦心の数々と陛下への尊崇の念を綴る一冊。
  • 昭和天皇の横顔
    -
    「終戦の詔書」を浄書した宮内官の回想録を初文庫化! 終戦前後の貴重な記録と昭和天皇ご一家の素顔。 昭和20年8月14日、昭和天皇の「終戦の詔書」の浄書を担当し、 その夜の混乱を体験した宮内庁職員が退官後記した、終戦前後の昭和天皇と宮中の貴重な記録。 「型破りの宮内官」と周囲から愛された筆者の筆致は精彩に富み親しみやすく、 昭和天皇の人柄を令和の現在によく伝える。 ※この電子書籍は1953年に奉仕会出版部より刊行の作品を基とした文春学藝ライブラリーを底本としています。
  • 昭和と歌謡曲と日本人
    4.0
    「時代」と「言葉」に生命をかけた歌謡界の巨星が残した最後のメッセージ。晩年6年間のエッセイをまとめる。移りゆく時代を思い、歌謡曲に託した人間の真の生き方に触れる感動の72篇。
  • 昭和二十年、二十歳の日記
    -
    【風が強く、焼け跡の灰を吹きまくって、焼け跡を歩く自分に吹きつける。けれど快かった。なつかしかった。生まれたときからの自分の家に立っていると思うと、たとえそれが灰燼と帰してしまっていても、その一片の灰はかつてのなつかしい我が家のものであり、またなつかしい香をもっていた】(四月二十七日の日記より)。昭和20年に20歳だった普通の女子が戦時下に綴った想い。
  • 昭和人間のトリセツ
    3.8
    ついLINEが長文になってしまう、10年前の出来事を最近のこととして語ってしまう、若き日の12月24日を特殊な1日として記憶している、若者の働き方や結婚に余計なことを言いたくなる……仕事観、消費観、ジェンダー観など多様な切り口から「昭和生まれの人間」の不可解な生態に肉薄し、その恥部をも詳らかにする日本で初めて?の書。
  • 昭和のあの頃ぼくたちは小学生だった
    -
    ぼくたちは、昔はみんな子どもだった。子ども時代は楽しかった。あの場面、この場面。『郷愁の宝箱』には、過ぎし日の幾多の感動が詰まっている。ところが、残念ながら感動の中身を忘れてしまい、『宝箱』を開けずにいるお年寄りが多い。 ぼくは、宝箱の中身を連想によって引き出すことを考えた。それがこの本。 『郷愁の宝箱』を開けていただけただろうか? あなたの少年少女期が、じんわりと、しみじみと、うふふふ……と、芋づるのように出て来ただろうか? 宝箱の感動が少しでも取り出せたなら、本書の狙いはそこにあり、ぼくの願いも成就となる。
  • 「昭和のかほり、令和のにほひ」
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「昭和」の時代は楽しかったのか? 答えはイエス。 電話もテレビもない時代から、怒涛のごとく押し寄せた文明の嵐…… そんな猛発展する昭和に身を置き、つぶさに昭和を見てきた著者は、今振り返ってみると、昭和は楽しく、刺激的な時を過ごしたと回想します。 それは、決してノスタルジックということではなく、昭和の時代に次々と発明された製品が「平成」、「令和」にわたり改良を施されて、より便利にスマートになり、今に続いているからです。 それらのみなもとは、ほとんどが昭和にあったのです。 「昭和」とは、どんな時代だったのか? そして、その後の「平成」、「令和」につながる世相と著者の記憶を、自身のイラストとともに伝えていきます。
  • 昭和の記憶
    -
    これは、自身がこの世に生きた「証」としての集大成であり、自分史でもある。記憶の前半は、戦前全中の貧しく苦しい生活から何とか生き抜いてきたことを綴っている。平凡ではあるがそこにパワーを感じてもらいたい。後半の記憶は、教師人生について書き留めている。さまざまな子どもたちや教師たちとの関わりの中から、教育のパワーを感じてもらえればと思う。
  • 昭和の子――12歳の自分史
    -
    1巻1,567円 (税込)
    現代の小学生の皆さんは、 昭和の小学生の作文を読んでなにを思いますか? 台風の日に、通りすがりの人を家の中に入れてあげたり、 新幹線の線路工事中の作業員たちにぼたもちをあげたり……。 昭和33 年生まれの著者が、小学6年生で綴った作文を再編集! 親子で読みたい、心あたたまる新感覚・自叙伝。

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  • 昭和のことば
    4.0
    日本の言葉の大量死が始まった!  帰郷、大衆、あなた、かまう、しらじらしい、巴里、わが町、お前ら、出世、元気、叙情、もとい、ヱ・・・・・・。 昭和の時代まで生き生きと使われたあの言葉、この言葉は、いったいどこへ消えたのか。 「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」など、数々の名作ドラマを演出した名ディレクターが綴る、ささやかだが愛すべき言葉の記録。 『文藝春秋』の人気コラムが待望の新書化!
  • 昭和の空耳: エッセイ
    -
    【概略】: エッセイ。昭和な話(純情編)。77話。 ちょっとひと休みして、素朴な昭和時代へ、タイムスリップ! 1話40秒から7分ほどで読めます。 総文字数:約4万9千。 【目次】: 【できごと】停電/日食/駄菓子屋さん/火の用心/障子洗い/たまにくちずさむ歌/ボタン/穴なし五円玉/ふうせん/しつけのいい子?/検便/泣いて馬謖を斬る/付録/電話のむこうで/水戸黄門/とっさのしぐさ/気絶/社宅で~父のむかしばなし/姉弟げんか/祖父の叫び~父のむかしばなし/葬式/初失恋/柱のキズ/帰省/におく/鼻の穴/自動車の初乗り 【生きもの】後悔/豚肉/クワガタ/診療所の犬/でてたもの/田舎のニワトリ/虫の卵/むじな/ミジンコ/鈴虫の求愛 【小休止の歌】正社員になったら 【もの】なつかしいものたち~プロローグ/石油ストーブ/扇風機/毛糸のパンツ/かき氷器/柱時計/冷蔵庫/風呂敷/なんでもおもちゃ/ハエ対策/チリ紙/下駄箱/違反切符/運動靴/電話機/夏の読書/アイスいろいろ/お人形さん/たこ/ヘルメット/レコード/紙テープ/傷 【あそび】行水/オバケ/むかしやったあそび/子どものころのあそび/地味なあそび/夏休み映画鑑賞会/影絵あそび/コマまわし/いなかのシエスタ/探検/いたずら/鳥になる/地名探しごっこ/※ああ、なつかしの部活動(※既刊「とうふあたま」からの転載。加筆あり)/仮面ライダースナック/ディスコにて
  • 昭和の残り火
    -
    いつでも強く、そして楽しく生きていく―。 戦争体験や家族との思い出、紀行文まで。 大切な記憶と心温まるエピソードを収めた 〝古き良き〞彩りにあふれたエッセイ集。 戦争に怯えた幼少期、度重なる家族との別れ、 ヨーロッパを旅したあの日々……。 昭和、平成、令和と、3つの時代を知る〝昭和人〞の心に響く言葉の数々。

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  • 昭和の翻訳出版事件簿
    4.5
    1巻2,640円 (税込)
    出版の中でも翻訳出版の世界はとりわけ奥が深く、また多様で複雑である。編集者として、児童文学作家として、翻訳者として、そして翻訳権エージェントの第一人者として……。戦争の余塵がまだくすぶる占領下から現在に至るまで、本の世界を縦横無尽に闊歩してきた著者が、翻訳出版史上の事件を自己の体験と綿密な調査からとらえ直すとともに、著者の周辺で活躍した個性豊かな出版人、翻訳者の素顔までを存分に描き出す貴重なエッセイ。
  • 昭和の僕らはバカでした - “小学46年生”に突き刺さる!「超ノスタルジックエッセイ」 -
    値引きあり
    3.3
    ファミコン、ミニ四駆、ビックリマン…… このワードに“ピン!”ときたあなたにおすすめです! 「アニメ化してほしいマンガランキング2024」1位獲得(AnimeJapan 2024)。 昭和ノスタルジーあふれる思い出漫画『しなのんちのいくる』作者の超自伝的エッセイ。 ノスタルジックな共感が爆発する!笑いと感動の全60話を収録しました。 「あの頃」が楽しすぎて忘れることができない大人のみなさんへ―― みなさんの思い出とバッチリ重なるかどうかはわかりませんが、あの頃の答え合わせを一緒に楽しんでいただけたらうれしいです! ――著者より 【目次】 カセットフーフー/お試しゲーム/ファミカセに名前/ハイパーオリンピック/ミニ四駆の単3電池/野球盤のアレ/秘密基地/キョンシーごっこ/姉のおもちゃ/高橋名人/プラモデル/ディスクシステム/ラジコン/裏技/缶蹴り必勝法/BB弾/洗濯バサミアート/チラシの裏/手の温度/自転車で行けるとこまで/カルピス/スーパーカー自転車/地声でインターホン/じゃんけんの時のアレ/プロ野球の帽子/好きな夢を見る方法/漫画雑誌/冷蔵庫の謎/夏休みのラジオ体操/昭和のインテリア/餅まき/紐でシャドーボクシング/ハンドパワー/チョコボール/カッコいい靴下/靴に大量の砂/お祭り/夜のコンビニ/ランドセルじゃんけん/通学路の新規開拓/シールの闇取引/女子の手紙まわし/プロフィール帳/漢字の書き取り/国語の朗読/帰りの会/給食係の悲劇/飛び出すマーガリン/机の修復工事/凍った水たまり/落ちたらサメ/おもちゃ屋のチラシ/柱に身長を刻む/クリスマスツリーの星/サンタの煙突/黒電話に服/水滴のレース/冬の最強装備/初めての賞状/後部座席で寝たふり 【著者プロフィール】 仲曽良ハミ(なかそら・はみ) 漫画家。 1977年生まれ。新潟県出身。 40代半ばにして会社員を辞め漫画家に転身。 サウナに入るのが好き。 2016年、SNSで漫画の発信を始める 2019年、会社員を辞めフリーの漫画家になる 2021年、ライブドア公式ブロガーとして『しなのんちのいくる』を描き始める 2022年、KADOKAWAより『しなのんちのいくる』を書籍化 2024年、「アニメ化してほしいマンガランキング2024」1位獲得(AnimeJapan 2024)
  • 昭和の道草: エッセイ
    -
    【概略】: エッセイ。昭和な話(やんちゃ編)。61話 ちょっとひと休みして、飾り気のない昭和時代へ、タイムスリップ! 1話40秒から7分ほどで読めます。 総文字数:約4万8千。 【目次】: 【せこ犯列伝】エルビー泥棒/めんこ/濡れ衣/万引き/アンテナ/マーガリン/いたずら電話/うぐいす色のにくいやつ/のぞき1/カギ/給食当番/証拠隠滅/あんちゃん/ジャスト・イン・スポット/下着泥棒/カンニング/スイッチはどこ/のぞき2/マクドナルドにて/点数/公文書偽造/パチンコ/旅館のジュース/着服/お茶くみ/救助 【人】さいしょのともだち/物売りのおっちゃん/小沼くん/乞食/ガラスむすめ/じんけ/三波春夫/二宮くん/丹波哲郎/軽部くん/Kの毛/A坂先生のこと/ちんぺいさんのおもいで 【小休止の歌】わたしの青いガス 【場所】初めてとんだ日/初めての映画館/東京タワー/ああなつかしの共同浴場/便所/縁側/押入れ/音楽室/トイレにいく/道/※秘密基地でのお別れ会(※既刊「ぬくもりバナナ」からの転載。修正あり)/別れ際に気づくなんて/湖で/わたしの暗い趣味 【スポーツ】トンネルくぐり/さいしょの気まずさ/少年野球/運動会/ボールあそび/東大生との戦い/バドミントン
  • 昭和は遠くなりにけり 団塊一期生の愚痴話
    -
    《昭和・平成・令和と、気付けば三つの時代を生き、“時の流れに身をまかせ”られないなと感じ、Z世代の操る言語や意味不明・理解不能の行動に違和感を覚える一方で、昔懐かしい時代を思い返してみては、“あの頃は良かったなぁ”と古き良き昭和に想いを馳せている自分がいます》(はじめにより)。令和になってますますズレはじめた日本に、団塊世代の著者がウップンを大放出したエッセイ。
  • 昭和は遠くになりにけり
    3.8
    これ一冊で昭和史丸わかり。「芥川龍之介自殺」から「バブル経済」までの激動の昭和史を一気に駆けめぐる知的漫才を太田光が執筆。お笑いの中に真実あり。あの頃は田中にもまだ玉が二つあった!!
  • 昭和日和下駄 一名 三田小山町散策記
    -
    令和二年。昭和の雰囲気を強く残す三田小山町の今昔――。 息抜く力は生き抜く力。文豪・永井荷風の『日和下駄』を片手にぶらぶらと、今日も歩き、今日も記す。路地、裏道、坂道などの豊富な写真、古地図、現在の地図を掲載したカラービジュアル本『平成日和下駄』シリーズ、待望の続編。 上坂泰樹(こうさか・やすき) 昭和33年、福岡県生まれ。メーカー勤務を経て、現在は東京の調査会社に勤務。永井荷風の『日和下駄』を下敷きに、東京の街の記録を残している。三田周辺には特に詳しい。趣味は、街歩き(坂道探訪、寺社探訪、暗渠探訪、路地探訪、樹々や草花の四季の移り変わりをスマホにおさめることなど)、読書、ちょい飲み。コロナの猖獗を契機に、「エア散歩」(空想散歩)が加わる。著書に「平成日和下駄 一名 三田高輪散策記」(幻冬舎)がある。

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  • 昭和文学盛衰史
    値引きあり
    -
    大正文学の終焉から「文学界」創刊を経て太平洋戦争の終結に至るまで、激動の時代を生き抜いた文学者たちのありようを、自らの見聞に基づき、豊富な資料を駆使してヴィヴィッドに描いた文壇回顧録。同人雑誌や同人の名前が細かく記述されるなど、昭和文学史研究の上でも貴重な作品となっている。 (※本書は1987/8/1に発売し、2022/6/9に電子化をいたしました)
  • 昭和~僕の芸能私史~
    -
    ゾルゲ、マッカーサーから徳川夢声、淀川長治、中村八大、向田邦子、宇野重吉まで。舞台、映画、テレビ、ラジオが勃興し、自らもかかわってきた芸能の黄金時代を一年ごとに重大事件と対比した、もうひとつの昭和史。ある世論調査で、理想の老人第一位になった著者が、心地良い余生をすごすために、もう少し平成に文句をつける。

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  • 昭和も遠くなりにけり
    -
    戦前に生まれ、戦後復興期に青年時代を駆け抜けた男の半生記。──それはまさに「昭和」を語る。「生きた昭和」をまとめた意欲作。「本書は『自分史』という形をとっているが、戦前・戦中・戦後の日本の歴史を振り返るという目的も大きい。また、第五章には昭和を教訓にして、将来の日本人の永い幸福の歴史を念願したものだ」(「はじめに」より抜粋)。
  • 昭和40年代ファン手帳
    3.3
    高度経済成長まっただ中の昭和40年代は、日本人の生活が大きく変わり、エレキブーム、フーテン族、ラジオの深夜放送など若者発の文化も数多く生まれた。ビートルズ来日、駅弁大会、ツチノコ騒動など各年の世相を代表する出来事を、著者自身の小学~高校時代の経験・日記とからめて紹介し、激動の10年間をコラムで振り返る。巻末に自民党幹事長・石破茂氏と著者との高校同級生対談を収録。
  • 職業としての小説家(新潮文庫)
    4.3
    「村上春樹」は小説家としてどう歩んで来たか――作家デビューから現在までの軌跡、長編小説の書き方や文章を書き続ける姿勢などを、著者自身が豊富な具体例とエピソードを交えて語り尽くす。文学賞について、オリジナリティーとは何か、学校について、海外で翻訳されること、河合隼雄氏との出会い……読者の心の壁に新しい窓を開け、新鮮な空気を吹き込んできた作家の稀有な一冊。
  • 職業は武装解除
    4.4
    「世界が尊敬する日本人25人」(2011年・Newsweek日本版)、 「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2012」(2011年・日経WOMAN)、 「International Leaders Programme」(2015年・イギリス政府)に選出。 2015年、「戦後70年談話」の有識者懇談会メンバーに 最年少で抜擢された注目の著者による自伝的エッセー。 「壊れた社会」を立て直す、それが私の仕事――。 17歳のときに見た写真が、平凡な少女の運命を変えた。 「武装解除」のプロとして、24歳で国連ボランティアに抜擢、 30代で各界の注目を集めるに至るまで、 いくつもの組織を渡り歩いてきた著者が、その半生をつづる。 「グローバル化で世界の垣根はますます流動的になっている。世界の問題を知り、その解決の担い手となることが、日本の身近な平和にもつながる。そのためには、海外情勢について知る機会を増やし、紛争がもたらす現実を認識すること、平和構築の担い手を増やすことだ。日本は世界の平和に多額の資金提供をしているのに対し、実務的な専門家や団体が少ないし、個人の支援や参加も限られている。必然的に具体的な政策提言やロビイングも弱くなりがちだ。窓口が政府しかないと、そこでうまくいかなかった時に行き詰まってしまう。個人と行政の間にある距離を埋める役割として、NPOももっと力を発揮していけるし、そのためにこれからも自らの役割を果たしていきたい」(本文より) 「私は同じ日本にこういう人がいることを誇らしく思っているし、日本からそうした若者が一人でも多く現れてほしいと願っている。本書は、そのための貴重な道しるべとなるだろう」 文庫版に解説を寄せた作家・石井光太氏も絶賛。
  • 職業別 働く女性の恋愛リアル
    3.0
    “恋愛の教祖”柴門ふみが、徹底した現場取材をもとに、働く女性の恋愛リアルを職業別に検証。読むだけで恋愛経験が増す、すべて実話の最新漫画付エッセー。<女性が就職を考えるとき、仕事内容、収入面はもちろん大切であるが、その仕事に就くとどのような男性に出会い、恋愛、結婚できるのか?ということも重要なのでは。それが、私がこのテーマに取り組んだきっかけです> 著者あとがきより 40年前、女性は専業主婦になることが主流だった。男女雇用機会均等法が制定されて、女性はどんどん社会進出した。現実はまだまだ過酷であるが、その中で知恵を働かせ、仕事も恋も楽しむ女子たちのたくましさをたたえた一冊。
  • 職業欄はエスパー
    4.2
    「超能力」は存在するのか?それともトリックなのか?スプーン曲げの清田益章、UFOを呼ぶ秋山眞人、ダウジングの堤裕司。かつては一世を風靡し、「超能力者であること」を職業に選んだ彼らは今、何を?3人に興味を抱いて、8年間にわたって取材を続けた著者が数々の不可思議な現象をまのあたりにしながら、「超能力」という迷宮にさまよい、彼らの孤独をすくいとろうとした異色の超現実ノンフィクション。
  • 食後の花束
    -
    彫琢された言葉で人間を描き続ける作家は、常に森羅萬象に多情多恨である。現代日本を代表する作家・開高健は、多情多恨の歳月を、世界を旅して戦争を取材し、釣り糸を垂れ、酒を味わいつつ送ってきた。とぎすまされた感性と知性は、行動を伴って新たな思索をうながされ、フィクションとして、またノン・フィクションとして作品に結実する……。本書は、著者の30年以上の作家生活の足跡を辿れる意図をもって編纂され、折にふれ綴られたエッセイを精選したものである。ミクロからマクロまで、森羅萬象に多情多恨のこの作家の、文学の豊饒の秘密を垣間見せる一書。
  • 食後のライスは大盛りで
    3.0
    いつでも、どこでも、笑いが必要な方、もしくはそれほどでもない方、とにかくみなさまに薦めたし。“オムライス歴訪の旅十日間ぐらいコース・都内名店三店ぐらいめぐり”、うわさの8センチシークレットブーツをあばくツーハン的快楽の希求、居酒屋料理の英語化実践、下駄文化への熱きアイジョウ、熱海へ行って正しい「温泉旅行道」を究める……。激動の世の中に疲れてしまった大衆諸君にやすらぎを与える唯一の書。このタイトルの意味については、深く考え込まないでください。
  • 贖罪
    3.5
    薬物事件を起こして有罪判決を受けた酒井法子が、人生初の自叙伝を出版する。事件や薬物、家族や仕事も含め、のりピー誕生から転落までの全軌跡が克明につづられた待望の書。あのとき、あの場所で、彼女は何を思っていたのか。芸能人として突っ走った数奇な半生の中には、しかし、女性や母親としてのありきたりな苦悩が詰まっている。数々の秘蔵写真とともに、日本中が注目した事件とのりピーの「真実」がこの書で初めて明かされる。

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  • 食尽族~読んで味わうグルメコラム集~
    5.0
    自称「食べもののことになると人格が変わる」掟ポルシェによる、読んで味わうグルメコラム集! ニューウェイヴバンド、ロマンポルシェ。のボーカル&説教担当のほか、ユニークな文体でライターとしても人気を博す掟ポルシェ。 本書は自称「食べもののことになると人格が変わる」ほど食に執心する"食尽族"である著者によるグルメコラム連載(音楽エンタメサイト『耳マン』掲載)をまとめ、限定コンテンツを収録した「読んで味わうグルメコラム集」。 独自の食へのこだわりのほか、これまでに食べて感動するほど美味しかったもの、はたまた頭にくるほどマズかったもの、料理上手な著者によるオリジナルレシピなどがおもしろおかしく綴られている。 書籍限定の新録コンテンツとして、グルメにまつわる人物との特別対談も収録。対談相手は大のラーメン好きとしても知られ、メディアにも引っ張りだこのベーシスト・田中貴(サニーデイ・サービス)や、コラムにも登場する著者が愛してやまないカレー店『かれーの店 うどん?』店主と個性豊か。 味覚を刺激する文章に、食欲をそそられること間違いなし! 今日からあなたも食・尽・族ッ!
  • 食卓で会いましょう
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「竹中直人の会」でもおなじみの、劇作家、演出家、そしてヘビースモーカー、岩松了。 パチンコ屋の隣の喫茶店で、タバコの煙をくゆらせながら生み出された傑作嘘話の数々。

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  • 食卓の情景
    4.2
    いちばん好きなものは? と問われたら、鮨と答える、にぎっている時の主の眼の輝きがすばらしい。少年時代、どんどん焼屋に弟子入りしようとして〔鳥の巣焼〕という珍品を発明する。松阪牛が丹精こめられた処女なら、伊賀牛はあぶらの乗りきった年増女、これをバター焼、ついですき焼と賞味する。おいしい食べ物に託して人生観を語る無類のエッセー。著者自筆のカット7点挿入。
  • 食卓のつぶやき
    3.6
    ほんとうにうまい大根は、 「ほんとうに、うまいねえ」  むかし、三井老人が、よくいっていたものだ。(本文より) 四季折々の味を慈しみ、土地土地の食を堪能する、たべものエッセイの神髄。 幼き日の海苔弁当の思い出から時代劇の食べもの、卵のスケッチ、そして大根の滋味に目覚めるまで。あるいは東京下町から奥多摩、仙台、湯布院、さらにフランス、スペイン、インドネシアまで――。古今東西の味と人をめぐるおいしい話の数々を、時代小説の大家にして食エッセイの達人が味わい深く描く。 〈巻末対談〉荻昌弘×池波正太郎「すきやき」
  • 食通知つたかぶり
    4.0
    うまいものには目がない著者が、各地の美味を定評ある名文で綴ると、さあどうなるか? いずれも目次から「信濃にはソバとサクラと」「長崎になほ存す幕末の味」「ヨコハマ 朝がゆ ホテルの洋食」「岐阜では鮎はオカズである」「伊賀と伊勢とは牛肉の国」「岡山に西国一の鮨やあり」「由緒正しい食ひ倒れ」「利根の川風ウナギの匂ひ」「春の築地の焼鳥丼」「雪見としやれて長浜の鴨」……どうです、食指が動きませんか? しかも夷齋學人(石川淳)が格調高き序を寄せています。
  • 食堂生まれ、外食育ち
    3.5
    作家・エッセイスト平松洋子さん推薦!!「気配をスッと消し、食の現場をニヤリと斬る。選ばしし外食者の至芸がすごい。」 外食歴50年超の著者が綴る異色の外食エッセイ! 一口に「外食」と言っても、いろんなシチュエーションがある。子供の頃に親に連れていかれたデパートの大食堂。夜遅く仕事帰りに一人で入る牛丼屋。ここぞというデートや記念日に予約して行ったレストラン。気の置けない仲間と行く居酒屋。たまの贅沢のカウンターの寿司屋。出先でたまたま入った定食屋。近所のなじみの中華屋や焼き鳥屋……。誰もが心当たりあるような懐かしくも愛しき「外食の時空間」への旅が始まる!カバー&本文イラスト描いたイラストレーターおくやまゆかさんのイラストが最高に愉快で幸せになります!
  • 食に生きて―私が大切に思うこと―
    4.0
    再起を危ぶまれた若き日の闘病を支えた日々の食の大きさ、戦争で実感した食べ足りないことの恐ろしさ、嚥下障害に陥った父に欠かせなかった母直伝のスープの尊さ……そして考え続けた「人はなぜ食すのか」という命題。料理と共に生きた半生を踏まえ、次世代へいのちをつなぐために伝えておきたい、「食べること」の本義。※単行本版に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。
  • 職人
    3.9
    「職業に貴賎はないというけれど、生き方には貴賎がありますねェ」モノをつくる職人さんたちならではの知恵に満ちた言葉の数々を軸に、対談・インタビュー、そして講演録などで構成する紙上バラエティ。『大往生』『二度目の大往生』に続く、ご存じ永六輔ワールド第3弾。著者いわく、「僕はこれを一番書きたかった」。

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  • 職人
    -
    草創期の建築界と、いまは滅びた明治の職人の世界を、江戸前の歯切れのよい文章で描いた好随筆。日本エッセイスト・クラブ賞受賞。〈解説〉山本夏彦
  • 職人と語る(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 日本人の生活を支えてきた職人の技、そこから生まれる生活道具は、プラスチック製品の出現などにより衰退の一歩をたどっている。生活道具の域を超えてしまった価格、継承者不足など問題点は多々あるが、それでも日本独自の文化である。その文化をどうしたら守り続けていかれるのか? 作り手たちの努力、使う人たちの思いを、著者が全国11か所に足を運び、名士たち21人と対話してまとめあげた待望の職人論。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 食の神学
    -
    聖書には全編にわたって「食」のテーマが繰り返し象徴的に描かれている。 禁断の木の実、捧げ物、断食、そしてパンと葡萄酒― 聖書に描かれた〈食〉の意味を原語から解き明かすとき、通説の裏に隠された真実が姿を現す。「食」からキリスト教の本質が見えてくる知的興味溢れる書。 【まえがき】より 聖書を、日本語や英語で読んでいたときに感じた疑問点を中心に、原典であるヘブライ語やギリシャ語で解き明かしていくと、疑問が解消されました。 その後、聖書全体を、「食」という視点から見ていくと、神学の全体構造が明らかに浮かび上がってきたのです。 それを「食の神学」と題してまとめたのが本書です。 【著者】 櫻井 圀郎(さくらい くにお) 〇現職: 宗教法および宗教経営研究所・所長教授、宗教に特化した司法書士・行政書士・海事代理士・社会保険労務取扱・出入国管理取次・著作権相談員・リスクマネジメントアドバイザー・災害対策コーディネーター・犯罪被害者支援員、「法と神学」のミニストリーズ・牧師、日本長老教会・神学教師、ほか。 〇元職: 東京基督教大学・教授(法学、組織神学、弁証学)、共立基督教研究所・所長、東京基督神学校・講師(契約神学、人間論、弁証学)、宗教法学会・理事、宗教法人審議会・委員、ほか。 〇学歴: 名古屋大学法学部、名古屋大学大学院博士課程(民法専攻)、東京基督神学校、フラー神学校神学高等研究院(組織神学専攻)、高野山大学大学院(密教学専攻)、ほか。

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  • 食のほそみち
    3.5
    米の味音痴コンプレックス、鍋物豆腐不要論、女一人メシのメッカ、スタバの節回し、京野菜というブランド……。本来楽しいはずの「食べる」こと。なのに、家庭でも、レストランでも、デパ地下でも、私たちは日夜、様々な煩悩と戦わなくてはなりません。「食」にまつわる喜怒哀楽から、今を生きるということが見えてくる。誰もが共感の名エッセイ。
  • 食は生きる力 91歳、現役料理家の命のレシピ
    5.0
    「おいしい」は、魔法の言葉。20歳結核、30歳子宮がん、60歳糖尿病。その度に、食べることで、命拾いをしてきました。おいしいものを食べれば、生きる力がわいてくる。つらいことも、笑顔で受け入れ、前向きになれる。レタスの野菜あんかけ、ポタージュ・ペイザンヌ…… 健康レシピと長生きの秘訣をお伝えします。くり返し作りたい、厳選、長寿レシピ! お腹いっぱい食べてもローカロリー *レタスの野菜あんかけ 食欲を起こさせてくれる魔法の味 *蛇腹きゅうりの酢の物 身体じゅうに野菜の滋味が沁みわたる *ポタージュ・ペイザンヌ 3食きちんと食べるためにつくりおきを *かつおの紫漬け さっぱり味の料理を覚えておきたい *白身魚ときゅうりの酢炒め さらっと食べられて高たんぱく質 *豚茶漬け 出来合いのお刺身が豪華な献立に *三皿すし 大腿骨骨折からの回復はカルシウムのおかげ *レモンヨーグルト 甘いものは人生の喜び、毎日いただきます *ムース・オ・ショコラ etc
  • 食は広州に在り 改版
    3.8
    美食の精華は中国料理、そのメッカは広州である。広州美人を娶り、白亜の洋館に在って、時に自ら包丁を手にとる著者が蘊蓄を傾けて語る、中国的美味求真の世界。一読、その美酒佳肴に酔う――。
  • 植物雑記 ひと駅、一草。 ─駅からぶらり、花散歩。─
    -
    1~2巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 関東エリアを中心に、56駅をめぐり、その土地の公園の植栽から水辺の雑草まで、各地で出会った魅力的な植物の姿を軽妙な文体で活写。特に、普段何気なく見過ごしてしまうような雑草にいたるまで、幅広く調べ上げられた植物の解説は必見。加えて、全編カラーで著者撮影の写真を多数掲載し、まさに電車で出かける小旅行のお供にぴったりの一冊。

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  • 植物随想 花月記(はなげっき)
    -
    1巻1,089円 (税込)
    精神科医であり植物愛好家でもあった著者が、大塚製薬の月刊PR誌『大塚薬報』に1962年から1年間連載していたエッセイ「花月記」をまとめた。著者は、牧野富太郎博士に深く傾倒し、収録された植物に関する楽しい蘊蓄やエピソードの随所に、牧野博士へのオマージュが感じられる。本業は医師でありながら植物学者顔負けの博識ぶりが披露され、四季の花や木を新たな視点で楽しめる。
  • 食味歳時記
    4.0
    子供時代の最上の美味「キントン」にはじまって、鍋物談義、目黒のタケノコ、大食と美食論、米のうまさについて、戦前のフランスで食べたスキヤキ、麩まんじゅうの味わい、佐藤春夫・幸田露伴とソバを食べた話……ヨーロッパ滞在も長く、演劇に文学に鋭いエスプリを有していた著者が、その批評眼を舌にうつして描いた文明論的味覚随筆。軽妙洒脱な文章で体験を語る各章は人生の世代、世代で異なる味覚の変化を見事に把えて、一種の老人学入門ともなり、もはやこの種随筆の古典である。
  • 食物漫遊記
    -
    食に関する博学多識ぶりに舌を巻く「漫遊記」シリーズ第二弾! 画にかいた餅を食べる話、辿りつけない料理屋の話、鯨飲馬食と断食絶食の話、人を食い人に食われる話などなど、食物をめぐって人びとが演じる滑稽譚、怪異譚のかずかず。エンサイクロペディストによる、ひと味ちがう美味エッセイ。
  • 食欲の奴隷
    4.0
    「食べてはいけない、太るのよ!」とつぶやきながらの真夜中の台所。たくあんの音と格闘した、漬物の嫌いな彼との食卓。領収書をもらう男の気持ちを測る、レストランでのデート。いろんなことがあるけれど、やめられない食の快楽、飽くことのない食べ物への好奇心。そう、食べている時にこそ、女の成熟度が現れる。食事にまつわる、この42の事柄が、あなたを大人の女に変える! 書下しを含む、42の食卓エッセイ。あなたの食欲の奴隷度をチェック。
  • 食をめぐる旅
    3.7
    流れるように店から店へ、おいしいものを求めてさまよいました。みんな何を求めて来るのだろう。ここと他のところとはどう違うのだろう。何を食べても、どこへ行っても興味はつきません。

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