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巨漢の50代イタリア人男性が、日本出張のたびに、清楚な素人女性のお持ち帰りに成功する理由とは。セクシーなエリート・エンジニアがつく、妻にバレバレの嘘とは。既婚イタリア人女性がセックスしたいと思っている相手のトップは? 通訳歴30余年、アモーレ(愛)の国イタリアで、著者が見聞したおかしな夫婦や恋人たちのエピソード満載。愛の向こう側に豊かな文化が見えてくる、人生を楽しみつくすオトナのエッセイ集。解説にかえて、故・米原万里さんとの対談収録。
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Posted by ブクログ
あっぱれイタリア男!笑って笑って…でも最後に泣かされた。文庫版あとがき「万里と私の最後の一年」に米原万里さんのことが書かれている。万里さんはいつも田丸さんのそばにいるのだなあ。 (米原万里さんからたどってこの本にたどり着いた者としての感想でした。)
もう、最っっ高におもしろいんです!! 語学の才能にたけている人は、言葉を紡ぎだす意識が違うのかも・・・・・。
3/28 おもしろかった。どんな人にも「日本のこんなところが外国と比べて嫌」(もしくは逆)というのがあると思うがこの人には気持ちいいくらいないと思った。ただただ「おもしろがっている」感じがとてもよかった。他の著作も読んでみたいと思わせる本。
イタリア語通訳の仕事している著者田丸公美子さんのエッセイ集。イタリア人の一面がかいま見ることができる。しかもおもしろい。ちょっとセクシーなお話も満載。イタリアに行ってみたくなる。
イタリア語通訳30年の著者が、これまでに見聞きしたとっておきの色っぽいエピソードを面白おかしく紹介してくれます。 女の子にも読めるエロ小話というか。 イタリア人は陽気で女好き。 男達は自分なりのやり方や自慢話もたっぷり聞かせてくれる。 日本人男性とは全く違う口説き方をして女心を掴むため、日本に来る...続きを読むたびに必ず若い女性とお近づきになる豪傑もいたとか。 シモネッタと異名を取る冗談好きな彼女には、皆いろいろと内輪の話もしてくれます。 夏のバカンスは3ヶ月もある。 学校が休みになるので、妻と子は1ヶ月先に7月から避暑地などへ出向く。 夫はさすがにまる3ヶ月は休めず、8月の途中で合流するので、妻子が出かけた後の一人生活は浮気の大チャンス。この時期にどんな女性と浮気したいかというアンケートが人気投票のような国民的行事になっているそうです。 北欧やドイツなど男性があまり情熱を示さないお国柄のところからは、イタリア男性との浮気目当ての女性も南下してくるとか… 子ども連れで先に避暑に行った妻の方も、その地での浮気があったりするとか! 最近は、イタリアもやや様変わりしているそうですが… バブルの香りがするお金持ちのエピソードも。 そんな著者が若いときに、初めてイタリアに行ったときには決死の覚悟だったそう。 イタリア人は女の子をすぐにもてはやしてくれるものと期待していたら、見向きもされない雰囲気で、しかも言葉が聞き取れず大ショックだったとか。 それはスラングというか罵り言葉だったからなんだけど。 さかのぼって~大学に入って初めて東京に出てきたときのエピソードは、さらに初々しく。同じようなスタートラインを切った人は多かっただろうに… ロシア語通訳でエッセイストでもあった米原万理との対談が最後に。 「1冊にまとめてしまうのはもったいない、何で皆が貴女にはこんなに話をしてくれるのか」と感心している。 「やっぱり私のフェロモンのなせるわざ」と言う著者に対して、「いやフェロモンがないからでは」と応じる。 こちらはまた「エ勝手リーナ」と著者が名付けている豪の者。 仲良さそう… 亡くなってしまったのが惜しまれます。 本人も口説かれたことぐらいはもちろんあるけれど、今から考えると富豪夫人になれるチャンスをものにしなかったのが残念と語るのが、何だかほんとに悔しそう。 でもちゃんと夫と子どもがあり、この本ではネタのついでに出てくるだけの存在だけど、実は超優秀な息子で、そのことを書いた本も別に出ているそうです。
出版年の古い方に読み進めている。 田丸さんこれで4冊目。 他の本よりダイレクトな下ネタが多い。 これを読むと火遊びするならイタリア人と思う人はいても、 イタリア男と結婚する気はゼロになるのではないか。。。 初期の本ということでパラっとした話が多いけど、面白さは翳りません。 ちょっと心...続きを読むがざらざらするお話もアクセントとしてよいです。 最後の節がナイス。
イタリアの男女がいかに「お盛ん」かということを書き記したエッセイです。情熱的な恋をしたいなぁという気持ちになりましたが、イタリアの伊達男になるには気配りが必要だということもまた、痛感した次第です。 ロシア人の「週16回」(何のことかはあえて言いません)という話に度肝を抜かれていたのもつかの間、イ...続きを読むタリア語通訳の第一人者と言われる彼女のこのエッセイにはいたりあの男女が織り成す恋愛悲喜劇とその「お盛んぶり」が全篇にわたって描かれていて、さすが、「エッ勝手リーナ様」こと故米原万里女子からシモネッタ・ドッジのお名前をいただくだけのことはあるなと、思わずのけぞってしまいました。 しかし、民族を越え、国境を越え、宗教を超える普遍のお話である男女の艶笑話、および「下ネタ」は僕もはっきりいって嫌いではないので、ページをめくるたびにニヤリと笑ったり、イタリア人の性に対するおおらかさや、一人の日本人男性をめぐって、イタリアの美人が路上でここには掲載を差し控えるような言葉で相手を罵倒しながら殴り合いをしていたりと、「激しい」愛情表現の数々に国民性の違いと、パンツェッタ・ジローラモのようなイタリアの伊達男になりたいなぁ、という少しの憧れを僕にくれた本でございました。 イタリア男の情熱的な口説き文句は身持ちの固いイタリア女性とのセットだ、という筆者の言葉にもあるように男女をめぐる土地柄や民族性の違い、というのもうかがえます。 僕が最も目を引いたのは筆者が韓国から日本に来る四人のイタリア人観光客で、よくよく話を聞いてみると、その一人の叔父があの「コーザ・ノストラ」で知られるジョン・ガンビーノ氏で、自身も映画「ゴモラ」で一躍有名になったナポリの巨大犯罪組織「カモッラ」の幹部であるというエピソードを読んだときにはっきりいいます。ドン引きでした。 別れ際にガンビーノ氏が 「君にはいろいろ世話になった。何か僕にできることがあればやるから遠慮なく言いたまえ」 という言葉に筆者はもちろん冗談で 「えー、実は殺してもらいたい男がいるんですけど」 というと彼は笑いもせず、即座に 「お安い御用だよ。そいつをイタリアに連れてきてくれたら、いつでもOKだ」 といったそうです。通訳という職業の奥深さとともに本旨とは少し外れますが、こういう世界もあるんだ、という意味で一番印象に残っています。 個人的に恋愛エッセイは日ごろ読まないんですが、この本は面白かったです。でも、あまり艶笑話が好きではない、という方にはお勧めしません。
読み手によって評価が分かれそう。イタリア人の恋愛話は面白かった。米原万里さんとのエピソードはジンと来た。
イタリア男は女性を口説くのが礼儀だと考えている。なんて話は耳にしたことがあったが冗談だろうと思っていた。どうやら本当のようですね。 イタリア人に生まれたかった。
父の本棚でたまたま見つけて、イタリア旅行のお供にした。 イタリア語通訳である田丸さんが出会った、 とにかくモテるイタリア男の嘘のようなほんとの話が盛りだくさん。 田丸さんの文章がユーモアたっぷりで面白いです。
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