シモネッタの男と女 イタリア式恋愛力

シモネッタの男と女 イタリア式恋愛力

586円 (税込)

2pt

3.7

人生には、前世からの定めとしか思えない運命的な出逢いがある。──イタリア語通訳として長年活躍する著者が出会った、年齢も国境も超えた忘れがたい6人の男女。イタリア美容界・女王の素顔、和製カサノヴァの正体、ギリシャ彫刻さながらの美男の逆玉の輿の顛末……彼らの人生をたどり直し、著者ならではの洞察力と共鳴力で、奥深い真の姿を鮮やかに描ききった珠玉のエッセイ集。“シモネッタ”の名付け親、米原万里さんに捧げる感涙必至の追悼エッセイを収録。

...続きを読む

シモネッタの男と女 イタリア式恋愛力 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年05月21日

    イタリア語通訳の著者の友人エピソードをまとめたエッセイ。
    短編集を読んでいるような感覚。とくに最終章の米原万里さんとの最後の交流は泣けました。米原さんの華やかさ、知性、この人はこんな人だったんだろうなあというのが伝わってくる文章でした。
    彼女あっての自分、と謙遜する著者ですが、ユーモアのセンスが抜群...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年01月23日

    すべて読み終わって、改めてタイトルに返り「男と女」の物語であったと再認識。
    異文化と個性が強い登場人物の話に引き込まれがちだが、恋愛に関する深い真理が一貫して描かれている。
    それでいて恋愛に関しては、親友・米原万里さんと明け透けに話さなかったと言う記述があり、胸が熱くなった。

    0

    Posted by ブクログ 2013年04月30日

    イタリア語通訳として知り合ったイタリア人男女の物語り。取り上げたイタリア人達の老後に触れられているのと、著者の寄る年波のせいか売り物のユーモア&ペーソスのペーソスの割合が断然高くなってきている。巻末に描かれた友人米原万里さんの最後の日々が哀しい。

    0

シモネッタの男と女 イタリア式恋愛力 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

シモネッタの男と女 イタリア式恋愛力 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

田丸公美子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す