【感想・ネタバレ】シモネッタの男と女 イタリア式恋愛力のレビュー

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Posted by ブクログ 2013年05月21日

イタリア語通訳の著者の友人エピソードをまとめたエッセイ。
短編集を読んでいるような感覚。とくに最終章の米原万里さんとの最後の交流は泣けました。米原さんの華やかさ、知性、この人はこんな人だったんだろうなあというのが伝わってくる文章でした。
彼女あっての自分、と謙遜する著者ですが、ユーモアのセンスが抜群...続きを読むで、とくにとっさに洒落で言葉を返せるのはさすがだな、といつも思います。

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Posted by ブクログ 2015年01月23日

すべて読み終わって、改めてタイトルに返り「男と女」の物語であったと再認識。
異文化と個性が強い登場人物の話に引き込まれがちだが、恋愛に関する深い真理が一貫して描かれている。
それでいて恋愛に関しては、親友・米原万里さんと明け透けに話さなかったと言う記述があり、胸が熱くなった。

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Posted by ブクログ 2013年04月30日

イタリア語通訳として知り合ったイタリア人男女の物語り。取り上げたイタリア人達の老後に触れられているのと、著者の寄る年波のせいか売り物のユーモア&ペーソスのペーソスの割合が断然高くなってきている。巻末に描かれた友人米原万里さんの最後の日々が哀しい。

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