エッセイ・紀行 - 講談社作品一覧

  • 雲の憩う丘 串田孫一随想集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者の、エッセイ集。 山と旅の随想27編を収録。わかりやすく、明瞭な表現で、人間と自然との関係を綴る。深遠な知が豊饒な世界を描く。 【目次】 雲の憩う丘 苹果の木 翳る麓 白い家 北の湖 朝の驟雨 雲と夕陽 海辺の断草 流れる時 晩夏の丘 朱色の山 芒 稲刈の頃 甃 夕映え 冬の訪れ 夜更け 冬の光 雑木林にて 古い手袋 霙の降る林 枯野の朝 街の雪 家何在 雲雀 貝殻草 六つの小篇 あとがき 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • 漂泊
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 生きることと自然に対する柔軟で滋味溢れる思い。そして漂泊する心がこだまして、自由なる想像力が人間のもっとも深いところへと至る。随想文学の傑作。 【目次】 海の古い歌 赤い手帖 夜明けの声 筆洗 点滅 波打ち際 埠頭 駅の椅子 蛇のいた山荘 鵯 初冬の疲れ 捨てられた海辺 後記 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』 『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • 南京玉の指輪
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 樹々は光のシャワーを浴びながらフルートを吹く。山麓の森はつかのまの睡りにおちた。 帰りはあの麓の道を歩いてみよう。ところでぼくらの天使はどうしているのだろう? 南京玉の指輪を求めにやってきた、夢の世界の訪問者・串田孫一がおくるファンタスティック・エセー。 【目次】 櫛 寒竹 霞 箱 雫 心開く 烏賊に化す 鵠 睡蓮 帝江 旗 逆さま 掛けなかった電話 南京玉の指輪 浜辺の歌 日記 老人の家 ある情景 転地 海 真如の月 路面芸術 画室 絵具 印刀の錆 字 黒によって描かれる世界 音楽帖 笛を吹く人 食後の話 甃 手紙の函 石垣 桜ん坊 金魚 手袋 天秤棒 看板 崩壊 棄てられた都会 銀河 柏の下の午睡 白磁の眩しさ 幻想の山 山雲断層 雲の手帖 地下に輝く水音 後記 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』 『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • 菫色の時間(アルプ選書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 静かに昨日の山を回想する菫色の時間。 「山想」「山の博物誌」「山の手帳」「踏みあと」の4部構成からなる珠玉の山のエッセイ集。 「山が菫色に染まるのは夕暮である。風もなく、やわらかに暮れていく時である。山を下りながら、ここで煙草を吸って行かなければと思う時である。私には大切な菫色の時間である。」(「あとがき」より) 【目次】 山想 三等三角点 水楢の林にて 雨の終曲 憂鬱 翌日の夕暮 風の中の亡霊 雨 夏の山 夏の旅 冬の山 山と旅 薄雪の林にて 緑の山 線 山の博物誌 停滞の日 雷鳥 めぼそ 鹿の爪あと 樹の物語 山毛欅の肌 高嶺の花 輪〓 ピッケル 帽子 山の手帳 大源太山 中禅寺湖 二箭山 釜無山 剣の八ッ峯 北鎌尾根 鹿島鑓釣尾根 地蔵峠 御嶽山 小黒部谷 カンバ沢山 丸岳 子持山 踏あと 山の裏にて 霧の山 念場ガ原 鳥甲山 外ノ川 雨飾山 老いた山の姿 あとがき 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』 『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • 東京回顧
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。失明の画家にして随筆家の名手が失われた東京を召喚する。 【目次】 東京回顧 明治乗物記 花見 物売り声 たべもの さかり場・祭・緑日と市 童うた 髪と衣服 武蔵野 幻の明治村 いろは歌留多 日清日露前後 佃島 大正震災 学生時代 其の他 二人の独身芸術家 オシャリ自画像 石 学生時代 草むら 寺内万次郎君の思い出 信濃と私 釜無川 八ヶ岳驟雨 師の墓 佐渡の野仏 越後にて(一) 越後にて(二) 越後にて(三) 霧島と阿蘇 黒神 かいた山 日出と日没 葛の花 神鳴をかく どっこいしょ考 毒人参 重き袋 自戒 遠ざれば 酒 落葉林 熱叢 幼年と老年 あとがき 曽宮 一念 1893~ 1994年。洋画家、随筆家、歌人。東京美術学校卒業。二科展で樗牛賞受賞。その後失明。随筆や狂歌を始める。 著書に、『曽宮一念作品集 第1-3輯』『いはの群』『すその 素描集』『夕ばえ』『裾野』『袖の中の蜘蛛』『榛の畦みち』『海辺の熔岩』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『曽宮一念 現代作家デッサン集38編』『日曜随筆家』『泥鰌のわた』 『曽宮一念作品集』『東京回顧』『紅と灰色 画集』『火の山 画集』『白樺の杖』『夕ぐも 書画集』 『みどりからかぜへ』 『砂上の画 自選エッセイ集』『風紋 詩画集』『夏山急雨』『武蔵野挽歌』『雁わたる』『ニセ家常茶飯』『火の山巡礼』(大沢健一編)『画家は廃業 98翁生涯を語る』『九十九の店じまい 画文集』『雲をよぶ 詩歌集』(大岡信編)『へなぶり拾遺』『曽宮一念作品集』などがある。
  • 夜空の琴
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者の、エッセイ集。 この著者の心には科学者と芸術家が同居していて「もの」を見たり考えたりするとき、科学者と芸術家は一つになる。不思議な才能だ。北天の夜空に煌めく琴座のヴェガも、さまざまな四季の事象も、動物も植物も、山も街も--あらゆる有形無形の対象が著者の麗妙な筆にかかると、中世の錬金術師のように、たちまち美しい芸術作品に仕上げられてしまう。 【目次】 午前の光 黄金の蝙蝠 写真 二つの器 速達 帝塚山の朝 午前の光 夜の九時 交響曲第三番 三本の管 稽古 夏と音楽 美術品 西風ドゴーダ 幼稚園 古い日の姿 訪問 フランス人の匂い 毛糸 電話の声 食べる姿 弁当 頓死 街 鉄骨 鳥はなぜ歌う 自然 歩けない道 放送原稿 額 泥人形 名刺 湖畔の宿 変身譚 西風の歌 西風の歌 夜の扉 新しい駅 街の鳩 私の娘 小刀 母の日記 半切 高級車 包装 波止場 春を摘む カタログ 高地牧場 色紙 またたび 人造湖 山の泉 靴 粘土の手 鼠の足音 旧友 蝶番 運搬 目覚めよと 修理と治療 小遣帳 花婿修行 交番 設計図 見学厳禁 残雪 贋夫婦 断末魔 教師 贈物 外国語 火傷と指紋 長靴 顔 蒐集 拾いもの 朗読 舞台 短脚車 暗闇 泥棒 レモンの葉 文房具 休憩 季節の散歩道 啓蟄 花だより 街の緑 原っぱ 飯桐 年ごとの緑 田植 雨の街 郭公の挨拶 六月 蚊 夏雲 線香花火 散歩道 夕暮の川 草原の朝 磯の昼 街の日暮 貝の箱 秋口 初秋の日記 赤い実 欅 晩秋の訪問 初冬の蒲公英 転調 曇った元日 火鉢 外套 冬暖かき海辺 後記 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • ほぼ日刊イトイ新聞の本
    4.2
    49歳の誕生日に初めて買ったMacからすべては始まった。小さな自前のメディア『ほぼ日刊イトイ新聞』は、ベストセラーを生み、イベントを成功させ、「すぐそこにある幸せ」を伝える、1日100万アクセスの超人気ホームページになった。新しい「仕事」のかたちを探る『ほぼ日』の、試行錯誤と成長のドラマ。新章を加筆! ●どうしてこんなことをはじめたのか? ●クリエイターの「まかないめし」を提供してもらおう ●実力以下に評価されているものを拾い出す ●「いま仕事が流行っている」 ●独自のバリューをつくり続ける ●『ほぼ日』は伸び伸びしているか ●オリジナルTシャツに涙する ●『ほぼ日』幼年期の終わり ●理想の組織を見つけたい ●すべてはコンテンツなのだ、という考え方
  • 根津権現前より 藤澤清造随筆集
    4.5
    昭和7年1月、芝公園内で窮死した私小説作家・藤澤清造。その35年後に生まれた西村賢太はみずから「没後の弟子」を名乗り、作品の文学的価値を説き、顕彰に努めた。師の人生をなぞるかのように急逝する直前まで、手ずから諸雑誌を収集し、なめるように編集配列に意を用いつづけた随筆の数々。本書は時空を超えた「魂の感応」の産物というにふさわしい。
  • 銀色のあしあと
    4.0
    苦しみに会ったことは私にとって幸せでした――不慮の事故で手足の自由を失い、筆を口にくわえ、花に寄せて命の詩画(しが)を歌い上げる星野富弘。大病に怯(ひる)まず執筆を続ける作家・三浦綾子が、彼を訪ね、美しい自然の中で生きることの喜びを語り合う。爽やかな風が心を包み、癒やされ、生きる勇気を呼び起こす感動の対話。心迷う時、そっと手にとってください。
  • 大地の教え
    4.0
    文明は純朴に生きる人々から何を奪ったのか。遥かなるアフリカ・ギニアの大地に抱かれて育った著者が、自然と共に生活していく貴重な体験と知恵を語る。<隣人が幸せなら当人も幸せである><水を飲むときは少し残して大地に返す>――家族の絆、大地の営み、働く喜びなど、私たちが忘れている熱き魂がここにある。大自然と共に生きる人々の貴重な知恵と熱き心!  遥かなるアフリカの地から寄せるメッセージ!
  • お局さまのひとりごと
    3.5
    ラジオ本番中、パートナーが大伴家持(やかもち)をイエモチと言いつづけた。余裕をもって乗った新幹線、気がつけば回送列車だった。いそいそと米国出国の手続きすれば、パスポートは期限切れ、荷物だけが飛んでいった――日常のハプニングや心暖まるエピソードなど、元NHKアナウンサーが軽妙に綴った感動、笑い、驚き、爽快、怒りの好エッセイ!
  • ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)
    4.0
    魂のための味覚、そして魂のための栄養素。それが人間にとっての「食」なのだと実感した。――ヤマザキマリ ねたましい!これはぼくがするはずの旅であり、食べるはずの料理だ。ベイルートにつながるバグダッドの味、イスファハンの味。会ったことはないが、この作者は(彼女が認めてくれるなら)ぼくの分身である。――池澤夏樹 カタストロフを生き抜く食の力と、心揺さぶる街の記憶。五感のアーカイブとしての料理を描く珠玉のルポルタージュ・エッセイ。  「料理の話をしてください」。戦争の傷跡が色濃く残る街で、翻訳家・作家の著者は人々が語る食べ物の話を聞く。多彩な声と仕草で語られる物語は、万華鏡のように街の肖像を描き出す。異なる民族、宗教、文化をもつ人々が一堂に会する理想の食卓は可能なのか。ベイルート、パリ、東京を往還しながら紡ぐ、多様性に満ちた「食」の思考。 フランスで刊行され高く評価された作品を著者自ら邦訳した待望の書。
  • わたぶんぶん  わたしの「料理沖縄物語」
    3.0
    「わたぶんぶん」は、沖縄の言葉で「おなかいっぱい」。 沖縄生まれの両親を通して親しんでいた沖縄の食べ物。ソーミンプットゥルー、ぽうぽう、ビーフン、うからいりちー、みぬだる、すば。それから、それから・・・。懐かしい思い出とともに美味しく食べて、おなかいっぱい。 じーまみ豆腐、らふてぇ、アーサ汁、ぐるくん、マンゴー、あの時、そして今、おいしいものを一緒に食べた人たち、食べものを通して繋がっている人たちのことを思い出して、胸もいっぱい。
  • 「即興詩人」の旅
    4.0
    画家・安野光雅が「無人島に持っていく一冊」と公言してはばからない、森鴎外訳の『即興詩人』。童話作家アンデルセンの自伝的名作を、100年前に日本に紹介した鴎外の雅文体の美しさに魅せられ、波乱万丈のラブストーリーに胸躍らせて、物語の舞台のイタリア各地を巡った紀行画文集。「声に出して読みたい」原文をたっぷりと引用しながら、ローマから始まる『即興詩人』のストーリーと、画家の紀行文と美しいスケッチと。1冊で3回楽しめる、安野光雅イタリア紀行画文集。 ◎「カプリ島を去るとき、もうこの島に来ることもないだろうな、と思ったものですが、わたしは、また同じ道を行くかもしれません。何年か先、すっかり年をとって、杖でもついて、おろおろとあのあたりを歩いているのじゃないか、という予感がします」(あとがきより)
  • もう一度、歩きだすために 大人の流儀11
    3.9
    累計220万部を突破した大ベストセラー「大人の流儀」シリーズの第11弾、『もう一度、歩きだすために』がいよいよ発売となります。 著者の伊集院静氏はくも膜下出血を患い、一時は生死の境を彷徨いました。 「もしこのまま目が覚めなかったら……」 そんな不安が頭をよぎり、眠れない夜を過ごすこともありました。 それでも、伊集院氏は帰ってきました。再び筆をとった氏が見たのは、コロナ禍に苦しみながらも、懸命に生きる人々の姿でした。 大切な人を失ったあなたへ、生きることに絶望してしまったあなたへ、そしてコロナ禍に苦しむすべての人へ。 「それでも人には、再び立ち上がる力がある」 二十歳で弟、三十五歳で妻・夏目雅子との死別を体験してきた作家は語りかけます。 伊集院氏の言葉がきっと、先行きの見えない世の中を歩んでいく際の道標になるはずです。
  • 週末は山歩き 「初めて」からのお役立ちガイド・エッセイ
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    山はおいしい、山は楽しい! 実践ノウハウ満載ーー季節を肌で感じ、草花に目をとめながら、のんびり歩く快楽。思い立ったとき、まず用意するもの、初心者が気をつける点は? 山歩きの魅力を知り尽くし、毎週末を山に遊ぶ著者が綴る、実用エッセイ。他人には訊(き)けない素朴な疑問、いざというときの鉄則、山好きならではの親身なアドバイスがいっぱい。
  • 97歳の悩み相談
    4.0
    悩み「何をやろうとしても、なかなか続けられません」=答え「これが好きだと決めたら、誰が何と言ってもそこを離れないこと。そうすれば、ちょっと時間がかかっても成功します」/悩み「他人と自分を比べて、ひどい劣等感に襲われてしまいます」=答え「自分のいいところを伸ばしてください。容貌が気に入らないなら、整形したっていい。とにかく自分のいいところを見つけて、自信を持つこと」──人間関係、コンプレックス、恋愛、家族、将来のことなど、若い世代のリアルな悩みに97歳の寂聴さんが答えます。人生の大先輩の直言が胸にストンと落ちる、幸福に生きるためのアドバイス。
  • アンチ整理術 Anti-Organizing Life
    3.9
    整理・整頓は何故必要なのか?   大学の研究室、芸術家のアトリエ、漫画家の作業場……。 素晴らしい作品が生まれているのは凄まじい散らかりようのなかだ。 物理的な整理ではなく、自分自身の内側と「環境」を整理・整頓してみよう。 人気作家が語る、自由に楽しんで生きるために大切な創造的思考と価値観。
  • パリ近郊の小さな旅 イル・ド・フランスの魅惑
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    魅惑の写真とエッセイ、もうひとつ上のフランスの旅。ヴェルサイユ、フォンテーヌブロー、パリ近郊の旅の魅力をあなたに! ーー休日の昼下がり、さてどこへ出かけようか……。芸術家たちの愛したバルビゾンの村、シャルトルのステンドグラス、木洩れ日の中を歩くフォンテーヌブローの森、そして忘れてはならないのがヴェルサイユ宮殿。パリ20区を卒業したあなたに、美しい写真とエッセイで、パリの達人がご案内するとっておきの小さな旅(プチ・ジャーニー)!!
  • わにわに物語
    5.0
    原稿依頼を受けたぬいぐるみなんて、そうはいないぞ。「わにわに」の筆が冴える! 素子さんとぬいぐるみたちの愛情生活! ーーぼくはわにわに。素子さんちに棲む、400人(ぬい?)余りのぬいぐるみの中でも、名門の「わに族」出身なのだ。白くてチャーミングなボクに、原稿依頼がきて、一族は大騒ぎ!! 事件にはこと欠かないし、張り切って書きました! 仲間たちと素子さんとダンナとその愛猫ファージの、12の楽しいお話です! ぬいぐるみたちの生活を覗いてみたら……。
  • コミックエッセイ ウチの猫はひざに乗らない
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 *ユニット、ナガラ飯のTこと、伊藤丈尋氏は出版を目前に急逝されました。心よりお悔やみ申し上げます(編集部)。相方K氏の協力を得て未完部分を補足しました。また、作中の猫は知り合いの家で育てられることになりました。 ネットのポータルサイトなどでたびたび猫漫画が紹介されている、ナガラ飯。紹介されるたびに、話題となり、今回初めて1冊の本にまとめました。 Instagramでも大人気の猫漫画、今回は本書のみの書き下ろしの漫画も掲載、 今までの猫遍歴も整理され、あなたの謎が解けるかも?! 目次 はじめのご挨拶 序章 出会い Chapter1 ルームシェア時代の猫 Chapter2 大家さんと猫 Chapter3 ウチの猫はひざに乗らない Chapter4 犬もおるぞと~実家編 Chapter5 そんじゃあ、ちょっと行ってくるよぉい 「あとがき」に代えて ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 見学ノススメ
    3.1
    世の中なかなか侮れん! 未体験ゾーン48カ所、原田見学隊が行く! 「ノーパンしゃぶしゃぶ」を堪能し、「恐竜」から「百円ショップ」と……。爆笑ルポ・エッセイーー行きます! 見ます! 楽しみます! 原田見学隊ご一行が見聞した数、なんと48ヵ所。「占い喫茶」「ノーパンしゃぶしゃぶ」「Tバックカジノ」と風俗に挑み、「国会議事堂」「新宿未広亭」に独自の観察眼をふるう。体当りだけど、腰が引けてるオヤジ1年生の爆笑ルポエッセイ! まだまだあるけど、後は中を見ちくり~。
  • 男体動物 若旦那に愛をこめて
    3.5
    ボケずとも、ツッコまなアカン! 無自覚&無責任の愛しき男たち43人の爆笑エピソード。アホやん……この人たち。でも、大好きやねん! ーー若旦那気質とは何か?と聞かれて、一言で答えるのなら、「一生懸命なのにどこか無責任でのんびりしている人種」と言うのが、ピッタリくるだろう。……と言い切る著者が厳選した、古今東西の若旦那たち。劇団主宰に女優、演出もこなす才女が、歌舞伎役者をはじめ、なんと競走馬!までを語りとばす、痛快エッセイ。
  • 大江戸生活体験事情
    3.8
    やってみました2年間、快適便利な江戸暮らし! 火打ち石から和時計、着物……。江戸時代の道具を試した面白体験報告! ーー江戸の日常は、なぜ現代人の100分の1のエネルギー消費で足りたのか。火打ち石で火をおこすコツから、旧暦で暮らすメリット、行灯(あんどん)生活の豊かさに、毛筆、着物、下駄の便利さまで……。江戸人が持っていた知恵と伝承、生活を楽しむ工夫を、碩学(せきがく)二人が、2年にわたる実体験で明かした、興味津々、侃々諤々(かんかんがくがく)の面白エッセイ。
  • 言葉の花束 困難を乗り切るための“自分育て”
    4.0
    イランで生まれ、養子縁組した養母と日本へやってきたのは8歳のとき。 外国人母子家庭として暮らし、差別も貧困もいじめも経験し、一時は絶望し、ギリギリ自死から逃れたことも。 今の輝かしい姿から想像できないような苦難とどう向き合ってきたのか? 腐らずに、自分を前向きに育ててこれた背景には何があるのか? さまざまな困難を切り抜けてきたからこそ、今、「弱っている人々に、同じ気持ちで寄り添える」。 体験を語りながら、「アナタの力になりたい」と紡いで、言葉の花束にして捧げる。 【14の花束の内容】 *家族の縁に恵まれなかったアナタへ ■Bouquet 01「誰かの瞳に映った私」が、私の孤独を癒やす  *親子なのに気を遣ってしまうアナタへ ■Bouquet 02 衝突は本音を出す良い機会 *死にたくなってしまいそうなアナタへ ■Bouquet 03 やっと見せた「親の弱気」に私は救われた   *いじめられているアナタへ ■Bouquet 04 頑張らなくて良い勇気 *愛の注ぎ方に戸惑う親御さんへ ■Bouquet 05 大丈夫、そこに存在しているだけで良い *大きな愛の偉大なアナタへ ■Bouquet 06 縁あっての親子、来世もきっと *親代わりのお仕事の皆様へ ■Bouquet 07「相手」でなく「愛手」に   *世界を旅して出会ったアナタへ ■Bouquet 08 難民の難は難しい民ではない   *多様性の過渡期に立つ人々へ ■Bouquet 09 心には、国籍も国境も関係ない    *私の「心の花壇」より ■Bouquet 10 母の教え *ウィズ コロナを生きていくこれからの私たちへ ■Bouquet 11 サヘル流 新しい行動様式 *病気と闘うアナタと家族へ ■Bouquet 12 共に生きるということは共に歩むということ  *適職に迷っているアナタへ ■Bouquet 13 先輩たちからのエール *世の中のシステムからこぼれた気がするアナタへ ■Bouquet 14 あきらめなければ誰かは見てくれている
  • 世界一周ビンボー大旅行
    3.0
    旅本世界のトンデモ本『12万円で世界を歩く』の名コンビが復活! ーー目的地は? それはニッポン!! 大阪南港を旅立ってひたすら西へ、西へ。上海、北京、ウランバートルを経て酷寒のシベリアをひた走り、ベルリン、アメリカヘ。列車とバス、船を乗り継ぎ地を這うような旅は続いた。旅本世界の金字塔『12万円で世界を歩く』の名コンビが、再び激動の地球を回る。<『世界一周ビンボー旅行 ふたたび』改題作品>
  • 人生70点主義 自分をゆるす生き方
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    CMにテレビに毎日大活躍。「いま一番売れている70代」梅沢富美男が贈る「読むと元気になる」エッセイ集! 「100点なんて、とれなくていい。毎日、めいいっぱい笑って、ときにはホロリと涙して。人生はそれで十分なんだから」。報復絶倒の浮気エピソードから、人気番組『プレバト!!』の裏話、被災地の子供たちとの忘れ得ぬふれあいまで。コロナで疲れた心に「笑いと人情」がじんわりと染みわたり、気づけば生きる力がわいてくる。『週刊現代』大人気連載が満を持して書籍化。
  • 水玉大全集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人生の新学期に、心にひびく副読本。世知がらい都会生活に疲れて、久しぶりにボーッとしたい君に贈る、ほのぼの・しみじみ画文集――蛍光灯は嫌い、万年筆の選び方、醜いトレーニング・ウェア、帰京・上京のあの気持ち、傘の正しい指し方、そうめんの恍惚、セーターはクルーネック……。久しぶりに青春したい方、青春真っ盛りの君、その中間でうろついているアナタ、水玉ワールドで、痛んだハートを癒しませんか? 四季薫る懐かし味の、ほのぼの東京画文集。
  • 森には森の風が吹く
    3.0
    世界は森博嗣で構成されている!  森ミステリィの魅力に迫る自作あとがき「森語り」、 書評や本に関する「森読書」、 作品解説「森人脈」、 趣味についての「森好み」、 森博嗣の考え方を垣間見られる「森思考」から成る森博嗣100%エッセィ集。
  • 百寺巡礼 全10巻合本版
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    私たちのこころのふるさとはどこにあるのか。著者自らが百の寺を巡ったエッセイ集。百寺巡礼合本版 古寺、名刹のある場所には、不思議なエネルギーがある。それを体で感じ、新しい命を悠久の歴史に思う。第1巻は古の都、奈良。小雪の舞う室生寺、聖徳太子の強く深い想いが込められた法隆寺、優しさをいまに伝える中宮寺の半跏思惟像、「苔の海」が輝く秋篠寺――。私の「百寺巡礼」の旅が始まる。 「百寺巡礼 第一巻 奈良」「百寺巡礼 第二巻 北陸」「百寺巡礼 第三巻 京都1」「百寺巡礼 第四巻 滋賀・東海」「百寺巡礼 第五巻 関東・信州」「百寺巡礼 第六巻 関西」「百寺巡礼 第七巻 東北」「百寺巡礼 第八巻 山陰・山陽」「百寺巡礼 第九巻 京都2」「百寺巡礼 第十巻 四国・九州」百寺巡礼全10巻 合本版
  • ニッポン おみやげ紀行
    3.0
    なぜ旅をするか? そこに土産があるから――「清浄歓喜団(京都)」「萩の月(仙台)」「闘牛饅頭(宇和島)」から「どえりゃーうまい珍味です。(名古屋)」「けがに姿せんべい(札幌)」「恋のフラメンコ(志摩)」に「西表山猫(石垣島)」まで、美味を求めて集めたおみやげ300点! マニア必見、旅好き必読、出張族のお父さん必携の、読んで食べて二度おいしい、諸国名物菓子ガイド。
  • 本屋の新井
    値引きあり
    3.4
    本は日用品。だから今でも売ってます。オススメです!と言いふらしたい本に出会えると本屋の仕事は楽しいのです。 ときに芥川賞・直木賞よりも売れる「新井賞」を独自に設立した型破り書店員が綴る「本屋の裏側」。その仕事を知れば、本屋を覗き、並んだ本を手に取り、本を買うのがさらに楽しく、愛おしくなる! 文庫になりました。 3年経っても相変わらず 「本屋の新井」です。 本は日用品です。 売れない時代に売れたら、喜びもひとしお。 工夫の成果が見えるのも、売れない時代ならでは。 だから今日も、愛を込めてPOPを書きます。 誰に頼まれていなくても、たとえ1銭も出なくても、 読んでおもしろかった本についてしたためずにはいられないのです、書店員という生き物は。
  • 生き方がラクになる 60歳からは「小さくする」暮らし
    4.0
    老後は当然持ち家で、と思っていたら還暦を前に突如夫からの「年齢に合った暮らし方」提案、150平米の持ち家から65平米の賃貸へ。戸惑いつつも家や持ちものを手放してみたら、固定観念や執着からも自由になれた。失敗や反省もありつつ、変化を受け入れて楽しく気持ちのよい毎日を送るためのヒントが満載! いくつになっても「暮らし」は変わる 「暮らし」を変えると生き方も変わる 「働き方改革」から「ライフスタイル改革」へ!  文庫版あとがき「暮らしを小さくしたからわかったこと」収録  「年齢に合った暮らし方」って?
  • 次の人、どうぞ!
    -
    女性主導の時代が、ついにやってきた! 「不倫ブーム」の着地にさせ方で日本社会の成熟度が分かる!? 小池百合子氏に象徴される、「強い女」の変遷。 人生百年時代を、我々はヨボヨボの身体で生き抜かねばならないのか。 政治から芸能、鉄道から老いの話まで。「平成」が終わり、「令和」の時代が来た今、新しい女性像とは。伝説のロングランエッセイ、ついに最終巻!
  • これこそが後藤
    4.5
    皆様お世話になっております。  四千頭身・後藤拓実の母です。  このエッセイは、24年間の息子の軌跡です。  そして、小説現代さまに連載をさせて頂き、ムロツヨシさんと息子の対談という素敵な華を添えて一冊の本に仕上げていただいたキセキです。  ムロツヨシさん本当にありがとうございます。  楽しかった中学時代、しんどかった高校時代、楽しくやりたかった草野球がちっとも楽しくなかった事、新幹線のイスを倒せない事、そして四千頭身の一員である事などなど、そんな息子の日々の感情に共感していただけたり、ちょっとだけ笑って頂けたら、とても嬉しく思います。  これこそが後藤、楽しんで頂けますように。                        後藤照恵
  • めざめの森を めぐる言葉 Sleeping Giant
    4.0
    雑誌「クロワッサン」で連載された人気エッセイ待望の書籍化。私たちの目を開き、世界と向き合うための気づきとなるような言葉たちが溢れてくる。作家・小川洋子さんの解説も収録。
  • ブラを捨て旅に出よう 貧乏乙女の“世界一周”旅行記
    3.6
    危険と笑いに満ちた乙女の世界一周旅行――うら若き乙女が2年間をかけほぼ世界一周、5大陸90ヵ国を旅した。かけた費用はたったの150万円という、想像を絶するチョー貧乏旅行。襲われたり、盗まれたり、ストーカーされたり、危険だらけの旅のなかで、著者が出会った人情と笑いとロマンスとは!? 読むだけで元気が出る型破り旅行記。水原希子主演のhuluオリジナル番組の原案。<文庫書下ろし>
  • 大事なものから捨てなさい メイコ流 笑って死ぬための33のヒント
    3.5
    榎本健一がくれたキューピー人形や、高倉健と江利チエミの結婚式の写真、さらには東郷青児が描いてくれた似顔絵まで……。女優の中村メイコさんの家には、数々の「宝物」があった。 しかし79歳の時、決断した。大切なモノを捨てよう──。 過去にとらわれる気持ちを断ち切らないかぎり、人生の最後を軽やかに生きることはできない。まず宝物を手放したメイコさんは、洋服や食器も次々に捨てはじめ、最終的にトラック7台分のモノを手放した。 モノを捨てるのは、誰だって寂しい。思い出が詰まった宝物ならなおさらだ。「断捨離」が世間でどれだけ流行っていたとしても、気が進まない人も多いはずだ。 メイコさんがたどり着いた結論は、「モノにはお別れ時」があるというもの。悲しいけれど、どんなモノでも天国に持っていくことはできない。だから、「仕方ないわね」と受け入れて、さよならをする。 '19年には骨折と入院を経験し、コロナ禍で女優業も思い通りにならない。そんななかでも明るく生きる喜劇役者が語る「生きるヒント」
  • 佐藤優対談収録完全版 木嶋佳苗100日裁判傍聴記
    3.5
    人々を幻惑した平成の毒婦。死刑で事件は終わらない! デブでブス。だが完璧な美肌と優雅な美声。魔力に魅せられ殺された男たち……。人は彼女を平成の毒婦と呼んだ。佐藤優との最新対談を緊急収録! 孤独な男たちを籠絡し殺人を重ねた木嶋佳苗の裁判に、著者は惹かれるように通い続けた。裁判でも拘置所でもなぜ彼女は自己表現を続けるのか。「週刊朝日」連載時から話題を呼んだ瞠目の傍聴記。 ◎デブでブス。だが完璧な美肌と優雅な美声。魔力に魅せられ殺された男たち。人は彼女を平成の毒婦と呼んだ。佐藤優との最新対談を緊急収録! ◎私があの事件に強烈に惹かれ、囚われてしまったのはなぜなのか?―北原みのり ◎彼女をこの世界から抹殺し、この物語を終焉させてしまっていいのか?―佐藤優 ◎孤独な男たちを籠絡し殺人を重ねた木嶋佳苗の裁判に、著者は惹かれるように通い続けた。裁判でも拘置所でもなぜ彼女は自己表現を続けるのか。死刑が確定した魔性の女の本性を、佐藤優との対話で更に掘り下げる。「週刊朝日」連載時から話題を呼んだ瞠目の傍聴記。(『毒婦。木嶋佳苗100日裁判傍聴記』を改題)
  • 歴史に学ぶ
    5.0
    いま、こんなリーダーが欲しい! ――時代を動かす人間の力!  安定より発展を指向した信長、時流に乗った強運の秀吉、用心深さと謀略の家康。この戦国三傑をはじめ、幕末動乱期の龍馬や隆盛、そして中国・奏の時代の英傑まで、時代を切り開いたリーダーたちの知力眼力を、歴史小説家・津本陽が独特の視点で縦横無尽に語りつくす、力作エッセイ。
  • たまげた録
    3.3
    驚きは、癒しなのだ! 「え゛ーっ!」ここに向かってしろというのか!? そんな精度が必要なのか!? もよおした私が急いで向かった場所にあったのは、5センチの穴だけだった……。模様替えであんぐり、詩の神様に感涙、AV男優に思わず赤面。驚きについてあーでもないこーでもないと考えながら、いつの間にか癒されている傑作大爆笑エッセイ。
  • 時は今-- 歩み続けるその先へ ACTion 高岩成二
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「忍者戦隊カクレンジャー」「星獣戦隊ギンガマン」「救急戦隊ゴーゴーファイブ」「未来戦隊タイムレンジャー」「魔法戦隊マジレンジャー」「仮面ライダーアギト」「仮面ライダー龍騎」「仮面ライダー555」「仮面ライダー剣」「仮面ライダーカブト」「仮面ライダー電王」「仮面ライダーキバ」「仮面ライダーディケイド」「仮面ライダーW」「仮面ライダーオーズ」「仮面ライダーフォーゼ」「仮面ライダーウィザード」「仮面ライダー鎧武」「仮面ライダードライブ」「仮面ライダーゴースト」「仮面ライダーエグゼイド」「仮面ライダービルド」「仮面ライダージオウ」に主役で出演した裏話が満載。
  • インドは今日も雨だった
    3.3
    名著『ゴーゴー・インド』に続く傑作エッセイ集! またまたインドへ――なぜ、インドをまた、旅したくなるんだろう。バックパッカーのバイブル『ゴーゴー・インド』から10年を経て綴るインド紀行。はるばる「北インドのチベット」ダラムサラへ。安宿並ぶカルカッタのサダム・ストリートや、ネパール・カトマンズのスケッチの旅も収録。ハプニング続発、イラスト満載の傑作エッセイ。
  • 旅人たちのピーコート
    4.0
    初めての海外旅行はアメリカだった。あれから幾年月……今も僕の旅は続いてる。南インドの定食にはまり、ラダックのテントで震えて惰眠を貪り、パゴダの夕陽に酔う。ガンジスにたゆたい、憧れのニューヨークで美術館を経巡る。沙漠に世界最古の摩天楼があると聞けば、南イエメンまで足をのばしたりもする。蔵前流・旅の極意はゆったり、のんびり。愉快なイラストと写真が満載の旅日記!
  • 川柳でんでん太鼓
    3.0
    世に紹介されることの少ない文学である、現代川柳の良句佳吟を選び、笑いと共感、庶民の本音を楽しむエッセイ。懐かしくおかしい句、型破りの新しいタイプの句、反戦、反逆の句、恋愛や性の周辺の句、食べもの、動物の句など、格調高く、ふところ深いさまざまな句を語り、大衆に愛される芸術の魅力を、見事に説き明かす名著。
  • いまを読む名言 昭和天皇からホリエモンまで
    5.0
    心に残る名セリフが時代を斬る! ――人と時代が響きあうとき、命ある言葉が生まれる。昭和天皇から一個人まで、名エッセイストの著者が、40年におよぶ記者・キャスター生活で出会った人と言葉から選び抜いた、名言・迷言を分かりやすく解説した、「時代を読む」名言集。私たち日本人の歩んできた道と、現代社会の在り方を考えさせる、必読の1冊。
  • 30年の物語
    4.0
    私の心にパリが刻んだ光と影――国際派女優・岸惠子。映画監督イヴ・シャンピとの結婚のために、20代で単身フランスに渡って以来、激動のヨーロッパで暮らした歳月は、筆者の心に何を刻み込んだのか……。チェコ人青年との淡い恋物語「栗毛色の髪の青年」、アパルトマンの煙をめぐる大騒動「女のはったり」ほか、12の珠玉のエッセイを収録。
  • 東海オンエアの動画が6.4倍楽しくなる本 虫眼鏡の概要欄 クロニクル
    4.5
    チャンネル登録者570万人超!いま最も注目を集める6人組YouTubeクリエイター「東海オンエア」。大人気グループの頭脳を務める虫眼鏡氏による最先端クリエイターのエッセイシリーズ「虫眼鏡の概要欄」の第4弾が、まさかの講談社文庫で発売。平成から令和にかけて書き連ねてきた動画概要欄の傑作選に加えて、虫眼鏡氏の魅力たっぷりの書き下ろしエッセイを収録。シリーズ14万部の大人気エッセイシリーズから目が離せない!
  • 片想いにさようなら
    3.0
    恋をして、新しい自分を見つけて、女は変わる――昨日の自分より、今日の自分が好きでいたい。自分しか愛せないような生き方より、傷ついても本気で人を愛したい。マニュアルも流行情報もない恋愛や人生の中で、立ちすくみそうになる心を励まし、悩みや不安に向き合うエネルギーをしぼりだす……。人気エッセイストが綴る笑顔の下に隠された揺れる女心。
  • うわっ、八十歳
    -
    妻・乙羽信子のこと、生と死……ホンネで明かす胸の内。自分の歩みを省みた爽快な好エッセイ! ぴんぴんと生きている! ――「人は仕事をして生きてきたのだから、命がおわるまで仕事をしていたいものだ」本音で綴る80歳の胸の内。荷風の人生を追ううちに見えてきた己れの姿。妻・乙羽信子のこと、親友・殿山泰司の死、なお映画をつくり続けること。老いと性、生と死、ぴんぴんと生きている自分を省みた、爽快な好エッセイ!
  • 『源氏物語』男の世界
    3.0
    光源氏亡き後の、ジュニアたちの愛の物語――薫・桐壺院・頭の中将・朱雀院……光源氏を囲む貴族たちを、鮮やかに説き語る名著。タイプも雰囲気も違う男たちが、現代の読者の身近に、息づかいさえ感じられる、『源氏物語』現代語訳の一つのヴァリエーション。光源氏と嫡男・夕霧の魅力を伝える好著『〈源氏物語〉の男たち』(講談社文庫既刊)につぐ、パート2。
  • 『源氏物語』の男たち ミスター・ゲンジの生活と意見
    4.5
    名作を深く読んで、男の本質を探る名著。源氏と夕霧、主人公達の人物評論の形で語る、永遠の男性像。鮮明に描かれた光源氏の姿と心――情熱的な恋の渉猟者・源氏は、逆境に鍛えられた鋭い人間洞察家として、したたかな政治手腕で権力の頂点に到る。その父親に厳しく導かれた嫡男・夕霧(ゆうぎり)は、廉直で頼もしい貴公子に育ち、一途な恋を実らせた。二人の主人公にライトをあて、永遠に変らない男の本質、男の典型を、『源氏物語』で楽しむ、比類ない名著。
  • 別れてよかった <新装版>
    4.5
    どんなに好きだった人でも、別れは潔く、すがらない。たとえそれがやせ我慢だったとしても――。 追わない。すがらない。叫ばない。都合のいい女になりたくないのなら、辛くたって、やせ我慢。なぜって、そうすればもっといい恋と出会えるから! 恋、結婚、セックス、仕事……忙しい女性たちに贈る、エッセイ集。
  • マイ リトル NEWS
    3.0
    M・ジャクソンの鼻、つんくのブス好き、叶姉妹の豆まきetc.……流行ネタをヤジ馬考察! ――つんくは、ブスが好きだって言うけれど……!? ストーカー殺人事件の犯人は、意外とイケメン! 『真珠夫人』の大ブレイクはなぜ? そして、松田聖子、岡田美里の離婚、小室哲哉の再再婚など、ちょっと気になるワイドショーネタを、文章とカラーイラストでユニークに考察するヤジ馬エッセイ。
  • 地球の笑い方
    3.0
    思わず貴女も旅に出る! 爆笑地球見聞録。世界には、笑い・感動・驚き・怒りがテンコ盛り。旅エッセイの決定版! 海外爆笑旅行エッセイ――「楽しくなければ、旅行じゃない!」をモットーに、行きました、観ました、書きました。地球の泊まり方、買い方、食べ方はもちろんのこと、ぶったまげ方から逃げ方まで。世界中の笑いと感動、怒りと驚きが盛りだくさん。初めての人も、上級リピーターも必笑、きっと役立つ旅エッセイの決定版。思わず貴方も旅に出る!?
  • 愛と恍惚の中国 ディープにあちこち探訪記
    3.0
    これほど的を射たレポートは存在しない。愛すべき憎むべき笑いと怒りと涙の記録。これ1冊で中国通! ――いきなりの始末書、国外追放の危機、カラオケ・バーで稼ぐシャブ中ホステスたちとの交流、毛沢東の村の優しい人々、天津甘栗の里を訪ねて……。北京駐在カメラマンが体当たりで見聞きし実感した、本当の中国と中国人の本音。日本では決して報道されない、気鋭ジャーナリストの涙と笑いと怒りのレポート。
  • 食べるぞ!世界の地元メシ
    3.8
    ネットじゃたどり着けない絶品地元料理の世界へ。 「タビメシ」の達人が、世界中のうまい!を探す。 垂涎の旅グルメエッセイ! 街なかのちょっとした食堂や一般家庭で、ガイド本に載るような名物料理を超えるウマいモノが食べられていたなんて! タビメシの達人が世界のあちこちをうろつきまわり、嗅ぎまわり、時にはトラブルに巻き込まれながらも見つけた絶品地元メシの数々。読めばきっとあなたも旅に出たくてウズウズするはず! <本書のお品書き> ・キューバの「コーラ缶入りプリン」  ・タイの「アヒルラーメン」 ・スリランカの「カレーパン」 ・イタリアの「レモンピッツァ」  ・オランダの「カレー味焼きそばコロッケ」 ・セネガルの「チェブジェン」etc. その他にも多数のメニュー、イラスト、旅に便利な247品ミニ解説をご用意。
  • 花のいのち
    -
    95歳を超えてなお現役の作家であり続ける著者が、四季折々の花によせて人生の旅路をたどり幸福の知恵を伝える、珠玉のエッセイ集。
  • 好奇心紀行
    3.0
    〈知の旅〉〈足の旅〉名手が綴る59篇。書物、映画、酒、アジア…「人生」と「旅」をキイワードに古今東西に思いを馳せる。心のおもむくままの旅――いつでも、どこでも、旅は始まる。日々の暮らしの中にも、心を澄ませばすぐ「旅」が見えてくる。本、音、食、酒への「知の旅」、アジア、アフリカ、ヨーロッパへの「足の旅」。「好奇心」をキーワードに、古今東西の異郷を探究してめぐり歩く、珠玉のエッセイ集。心ゆたかな名手がつづる。「旅」は今日も続く。
  • 寄り道ビアホール
    3.8
    元気と勇気がわきでる新・社会派エッセイ。日々の生活で出逢ったチョットいい人、いい話から旅の極意まで――お腹が出て、頭も薄くなりかけた猥談(わいだん)オヤジにホレてしまった理由とは? 新人のころ、自分の著書を売るためにとった書店での奇想天外な作戦とは? 日々の生活のなかで出会ったチョットいい人、いい話がいっぱいの、新・社会派エッセイ。ジョッキ片手に、リラックスしてどうぞ!
  • 街を泳ぐ、海を歩く カルカッタ・沖縄・イスタンブール
    -
    遠く、近く。自分の居場所を探してた。世界はあまりに広く、知らないことだらけだった。心に響く旅物語――私が帰る場所はどこだろう。そもそも何故ここへ来たのか。喧噪のカルカッタ、憂愁のパリ、沖縄移民を訪ねてボリビアまで、クルドの音楽を聴きにトルコの東の果てへ……世界はあまりに広く知らないことだらけだった。彷徨(さまよ)える日本の今を描いて絶賛を浴びた『物語の海、揺れる島』の著者が綴る、心に響く旅物語。
  • 文芸ピープル 「好き」を仕事にする人々
    3.0
    著名な賞の受賞、ベストセラー……、日本の現代文学が、いま英語圏で注目されているのはなぜか? アメリカ、イギリスの翻訳家、編集者、フェス運営者、装幀のデザイナー、書店など、 本作り&文芸に関わる人々=文芸ピープルを取材し、その声と仕事を伝えるルポ・エッセイ! 日本文学が、ここ数年、次々に英訳され、読者を獲得し、そこからまた世界に広く紹介されている。村田沙耶香『コンビニ人間』などベストセラーも生まれ、昨年は柳美里『JR上野駅公園口』が全米図書賞を受賞するなど、読者が広がり、高い評価を受けている。注目されるのは、若い翻訳家や編集者による紹介、独立系の出版社からの刊行、という新しい動きだ。 いま何が起きているのか? 作品はどのように発見され、翻訳出版されているのか? なぜ女性作家が注目されているのか? 「日本」はいまどのように受け取られているのか? 〈目次〉 1章 新世代の翻訳家たちに聞く 2章 新しい「日本文学」を編む編集者たち1――『コンビニ人間』が英語圏の読者に届くまで 3章 新しい「日本文学」を編む編集者たち2――日本語の原体験と編集の仕事 終章 変化の年
  • ミステリー主義
    4.0
    謎とジョークは人生のスパイス! 生き方のヒント満載! ――短編小説の名手は、生き方の達人でもあった。デビュー当時の思い出や創作の裏話、名作の評論などを集めた第1部「小説家の頭」。旅先での体験、ユーモアを鍛える実践ジョーク作法、新解釈のことわざ考現学などを収めた第2部「気ままノート」。人生を実り豊かに生きるためのヒントを満載した珠玉エッセイ集!
  • 愛さずにはいられない ~ミーハーとしての私~
    4.0
    ミーハーって最高! もうヤメられないっ! 愛は最強! ――私のミーハーは、一生、治らない。ミーハー心こそ、すべての創作の源! エステでオイルマッサージ、デパートで思いっきりお買い物、たっぷり昼寝を楽しんで、地方都市までスピッツを追いかける。ワイドショーの女王と呼ばれ、魔性のミーハーを自認する人気漫画家が、追っかけ人生を振り返る、ユーモアエッセイ集。
  • ひとりをたのしむ 大人の流儀10
    4.0
    人は誰でも別れ、離れ、ひとりになる。そして誰にも静かな時間がやってくる。喧騒が消え、孤独が友となる。ひとりのときをじっと味わう。人生、こんなたのしみもあったのだと、気づく。――伊集院静 シリーズ累計206万部突破の大ベストセラー第10弾。
  • 反逆する風景
    3.7
    鋭い眼が「風景」の叫び声を捉えた。『もの食う人びと』と風景は、解釈や意味を超える、腸のよじれるほどのおもしろさを秘めている。ベトナム、ブータン、中国、ウガンダ、ロシア……、世界を旅した気鋭ジャーナリストが見た、かくも狂気じみた風景の数々。前著と表裏なす傑作。 北京でチェルノブイリでウガンダで……世界のいたる所を旅した著書が見たものは、風景そのものこそ真実を語っている現実だった。『もの食う人びと』が陽当たりのいい地表部分なら、本書は湿った地下茎だ。その地下茎が異議を申し立て、抑制と我慢から解放された、新しいノンフィクションが生まれた、話題の好著。
  • ぶらりニッポンの島旅
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 僕の島旅の最初は、学生時代に訪れた閉山前の軍艦島だった――土門拳賞受賞の写真家が、45年余りで訪れた73の日本の離島から、印象的な20島を振り返る。偶然の出会いを大切にする著者だからこそ辿り着けた「穴場」、150点にのぼる写真など、ガイドブックでは味わえない魅力満載の島入門。島旅エッセイの決定版! <一生で一度は訪れたい日本の離島20島を紹介> 軍艦島、西表島、竹富島、与那国島、波照間島、礼文島、佐渡島、伊豆大島、 八丈島、青ヶ島、屋久島、真鍋島、壱岐島、小呂島、天草下島、与論島、伊平屋島、 奄美大島、加計呂麻島、与路島 【巻末付録】日本の離島地図 ◎椎名誠さんも推薦 「吹きぬける風を感性豊かにとらえ そこに生きる人々と自然を活写した島旅本の最高峰だ!」
  • 愛犬リッキーと親バカな飼主の物語
    3.5
    なぜこんなに可愛いの! 恥も外聞もうち捨てた、汗と涙の仔育て記。生後2ヵ月の仔犬との出会い、そしてなりふりかまわぬ溺愛の日々――生後2ヵ月の小型犬を衝動買いし、仔育てに臨んだ作家は、たちまちノイローゼに陥った。仔犬の食の細さに心を痛め、少し変わった鳴き方をしたといっては、動物病院に通いつめる日々。だが、何物にも代えがたい幸せが、たしかにそこにある。全編にあふれる無上の愛が、読む者の胸を熱くする、汗と涙の愛犬エッセイ。
  • 世をへだてて
    3.0
    六十四歳の晩秋のある日、いつものように散歩に出かけようとして妻に止められ、そのまま緊急入院。 突然襲った脳内出血で、作家は生死をさまよう。 父の一大事に力を合わせる家族、励ましを得た文学作品、医師や同室の人々を見つめる、ゆるがぬ視線。 病を経て知る生きるよろこびを明るくユーモラスに描く、著者の転換期を示す闘病記。 生誕100年記念刊行。 目次 夏の重荷 杖 北風と靴 大部屋の人たち Dデイ 作業療法室 同室の人 単行本あとがき 著者に代わって読者へ 解説 島田潤一郎 年譜
  • 絶望からの出発 私の実感的教育論
    -
    母親の立場から、豊かな人間を育てるための家庭教育のあり方を説く。すべての親・教師必読の書――子供が親を殴り蹴る地獄図はなぜ起こるか。進学偏重の時代に、真に豊かな人間を育てることは可能か。本書にはその答がある。具体的な事例にそって、母親の立場から家庭教育を述べる著者は、人間理解の深さと一貫した主張で、教育の本質をつき、その実践の方法を示唆する。すべての親・教師必読の書である。
  • いのち発見
    -
    法話、人生相談、短編小説……寂聴が贈る心のお寺――生きることが、人間も動物も植物も、困難になってきた。このような世紀末に、瀬戸内寂聴が、「あなたの心のお寺になりますように」と、今をせいいっぱい生きるための知恵を語り、はげます本。法話、写経、人生相談から、震災後の神戸を舞台にした短編小説「鱗」まで。寂聴とともに生きる人々の、必携の1冊。
  • 自分の顔、相手の顔 自分流を貫く生き方のすすめ
    4.0
    少しは「まとも」でいたい人のために、筋のとおったエッセイ――「失われた10年」を過ぎても、日本人は、人間としてのまっとうな感覚が、こわれたままだ。過度の贅沢や安楽の果てに、わたしたちは、思いもかけぬところに行こうとしているのではないだろうか……。もう一度、確固とした価値観を模索し、よく生きようとする人への、「曽野綾子流考えるヒント」が満載の、辛口エッセイ。
  • 私を変えた聖書の言葉
    -
    聖書の一言一句を、体験をふまえて解き明かし、人間的魅力にあふれた聖書の意味を語る――人が〈どんな人間であったらよいか〉と自問するとき、聖書の一言一句はみごとな輝きを放つ。人間の心の弱さ醜さを見据えた上で、人の採るべき道を教え示してくれる。日々の生活の中で当面する愛や幸福を、あるいは信仰や平和を、聖書はどう語っているだろうか。クリスチャンである著者が人生の指針として、その魅力を解き明かした長篇エッセイ。
  • ハイジ紀行 ふたりで行く『アルプスの少女ハイジ』の旅
    3.0
    『千の風になって』の作家夫妻の夢紀行! 初級スイス写真紀行――さあ出かけよう! のんびりぜいたくな、夫婦ふたり旅。ヒルツェルからチューリヒ、そしてマイエンフェルトへ。「アルプスの少女ハイジ」の故郷をたずね、作者シュピーリの生涯をたどる、感動の夢紀行。後年、いのちの歌「千の風になって」を作ることになる作家夫妻の旅はここから。スイス旅行必携のガイド。
  • 悪女の人生相談
    5.0
    フランス語で、悪女の反対語は、馬鹿女である。すなわち、悪女とは、クレバーな女のことだ。ところが、恋愛後進国の日本では、知的な女は、馬鹿女よりも、遥かに分が悪い。恋愛結婚戦線で、不当にも苦杯を舐め続ける、真に賢い女たちよ、高度な恋愛術を身につけた、悪女を目指せ! 稀代の仏文学者が、痛快無比に答える、恋愛相談。 ◎林真理子氏推薦!「もっと早くこの本を読んでいたら私の人生も変わっていただろう」 実践的・悪女の恋愛術。すべての賢い女性たちよ、悪女を目指せ! Q二股生活をうまくづづけるには? Qなにもしない彼をその気にさせるには? Q好き好きオーラ全開で失敗ばかり Q年下の男と結婚して、楽しく暮らすには? Q身動きできない不倫の泥沼から逃れたい Q私を捨てた男に、胸のすくような復讐を!
  • 猫のハローワーク
    4.0
    何かに夢中になっている猫たちは、まるで何かの仕事をしているかのよう。どんなお仕事内容なのか、インタビューしました。水道の飲み水を毎朝チェックする水質検査員、二匹で町を闊歩する風紀委員、空港に待機しているエアラインの搭乗案内係などなど、いっしょに見ればあなたの猫の勤労意欲もかきたてます。猫の可能性は無限大!
  • まる文庫
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 養老孟司さん家(ち)の猫「まる」は、今日ものんき。好物はマヨネーズ、特技はどすこい座り、品種はスコティッシュ・フォールド。身体も態度も、猫一倍大きい、まるの日常は、至ってマイペース。猫写真家の関由香さんが撮りためた、100枚以上の写真に、養老先生の猫エッセイも収録した、お得な写真集。文庫オリジナル。 ※本書は2010年3月にランダムハウス講談社より刊行された単行本『そこのまる』に撮り下ろしの写真を加え、再構成した文庫オリジナルです。
  • 夢を操る マレー・セノイ族に会いに行く
    5.0
    自由自在に夢コントロール、その方法はあるのか! 「夢見の達人」を訪ねて、その秘訣をさぐる。怖い夢や悪い夢に悩む人へ――怖い夢や悪い夢で苦しんでいる人は、実に多い、もしそんな夢を、自由自在にコントロールすることができるのだとしたら……。マレー奥地に夢見の達人がいると聞いた著者は、彼らに会いに、大旅行を企てる。そして、そこで学んだものは、簡単な方法だった。はたして、このやり方が、万人にとっての特効薬なのだろうか? <『マレー獏は悪夢を見ない』改題作品>
  • 壁に耳あり
    -
    黙っていたんじゃわからない! 庶民だからこそ言える舌鋒(ぜつぽう)鋭い本音のつぶやき。世の中を一刀両断。庶民が放つ無敵名語録! ――永六輔氏が、日本全国津々浦々で耳にした佳言、諫言(かんげん)、金言、贅言(ぜいげん)、放言。名も無き大衆の、歯に衣着(きぬき)せぬ本音のつぶやきが、時には鋭く、時には優しく、胸に迫ります。人生を、社会を見つめ直すのに、長ったらしい理屈は必要ありません。さりげない言葉の数々に、貴方はいくつ共感しますか?<『沈黙は金曜日』改題作品>
  • 至福の境地
    4.0
    生活し、読書してこそ、意味のある人生になる。心の豊かさのために――生活と読書、そのどちらも、私にとっては、なくてはならない快楽である。直接体験したことに、書物から光を当てたとき、人生は、より多角的で、陰影の深いものになるだろう……。心の豊かさを求め、自分が自分という人間の主人公でありたいと、願ってやまない人たちに贈る、「自分の顔、相手の顔」シリーズ第4弾。
  • 元気がでるふだんのごはん
    5.0
    ひとりのときも。誰かといても。フジモトマサルのイラスト満載。ごはんからはじまる、少していねいな生活――毎日のごはん、おいしく食べていますか? 疲れたときも、落ち込んだときも、ひとりのときも、大事な誰かといるときも、ごはんは元気の素。心のこもった、でも手抜きOKのレシピをフジモトマサルのイラストをまじえ紹介。ていねいな気持ちのいい暮らしを綴るエッセイ。<『元気がでる美味しいごはん』改題作品> ◎本書が紹介するかんたんレシピ――卯の花炒り/かつお節スープ/豆のスープ/ぎせい豆腐/大人ののり巻き/かくれ海苔弁/母の茶わん蒸し/タイ風さつま揚げ/焼き魚のタレ/タイ風カレー/いろいろ冷奴/厚揚げホイコーロー/鶏の香味煮/ヨーロッパ田舎風/カレーうどん/さっぱり炒飯/十色サラダ/シンプルキムチ鍋/かんたんパエリア
  • 安逸と危険の魅力
    3.0
    それぞれの人生 違うからおもしろい! ――私たちは、人と違うことを、恐れてはならない。それぞれの好みと価値観の違いこそが、人生のおもしろさを生み、ドラマや詩を生ぜしめ、ひいては社会の安全を保つのだ……。自分の生き方を再確認し、存在の根幹を問う大好評のシリーズ「自分の顔、相手の顔」第3弾。これぞ曽野流「フィロソフィア」の実践なり。
  • 愛する能力
    3.0
    愛されている時、人は能力以上の才能を発揮する。好運は陽気が大好きだ――人を愛し、自然を愛し、自分を信じ自分を愛すること。自分を取り巻く環境が、いかに苛酷になろうと、生きることの意味と希望を見つけることが、困難であればあるほど、生活の中に、ほんの少しでも明るさを見出し、愉快に生きる力を発見することが、大事になる。理不尽な世の中を生き抜く力が漲(みなぎ)ってくるエッセイ集。
  • それぞれの山頂物語 今こそ主体性のある生き方をしたい
    -
    『自分の顔、相手の顔』好評第2弾! みな真摯に生きるべく――今の日本社会は、その人なりによくやったという褒め方はせず、立場や境遇とは無関係の実績だけが問題にされる。3メートルしか歩けなかった人が、100メートル歩いたら、それはエベレストに登ったことと同じかもしれないのに……。人生に対する畏敬といとしさに満ちた、エッセイ「自分の顔、相手の顔」第2弾。
  • 悪女の美食術
    3.7
    食べることとは生きること。食と恋の充実こそ、人生の歓びをもたらし、大人の女性に不可欠なモチーフとなる。超一流店に通う「安上がり」「おひとりさま」でも、優雅に見える食事術、ラーメン屋に行列することの愚かさなど、甘く、美味しく生きる極意を指南する「悪」のバイブル! 講談社エッセイ賞受賞作品。 ◎「潔くて美しい。私にとって大切なことのヒントがたくさんありました。」<(SAMURAIマネージャー・佐藤可士和氏夫人)佐藤悦子氏>
  • 言葉を離れる
    4.3
    ワールドワイドに活躍する美術家が80歳を超えてなお創作する心の軌跡を、想定外の半生を振り返り綴ったエッセイ集。講談社エッセイ賞受賞作。 【目次】 1 宿命に気づく時 2 肉体が感得するもの 3 鍵の在処 4 観察の技法 5 波乱の始まり 6 想定外の連続 7 買書の心得 8 三島由紀夫の冷静 9 地獄と天国のジェットコースター 10 インドからの呼び声 11 小説と画家宣言 12 「ディオニソス」の饗宴 13 ラウシェンバーグの軽やかな芸術 14 滝のひらめき 15 運命を手なずける 16 映画の手がかり 17  少年文学の生と死 18 言葉を離れる 19 自分の中の革命
  • 素晴らしき、この人生
    3.8
    人気NO.1ニューハーフ・タレント、はるな愛の衝撃の自伝――はるな愛の波乱万丈に満ちた半生は、これまでも笑いと涙と共にお茶の間に紹介されてきた。しかし、彼女の人生の凄絶さは、とてもテレビで伝えきれるものではない。この本で初めて語られる、父親の借金と暴力、自殺まで考えたいじめ地獄、性の目覚め、14歳で始めたホステス、決死の性転換手術、感動の初体験、涙の婚約破棄、自暴自棄の乱れた生活、サラ金通いの下積み時代……。あらゆる苦難を乗り越え、夢を叶えた彼女の生き様は、人生の尊さを改めて教えてくれる。
  • 犬はどこ?
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 駄犬・珍犬にご注意! 路地裏の犬の魅力満載――パンダ犬、むさぼり犬、ニンジン犬、キャベツ犬、霊犬、人のいい犬、お立ち台犬、最後の銀ブラ犬……。好評既刊『猫はどこ?』に続いて、路上観察家として活躍する著者が、40年間に出会った、135匹の路地裏の犬たちを、小気味よいエッセイと写真で一挙公開。もっとも古い人間の友、犬好き必携の1冊。
  • フランス歩けば…
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アカンベーをする魚? ピカソ猫? に遭遇! 写真とイラストとエッセイで愉しむ、18都市29日間のおもしろ街歩き――フランス18都市を、29日で、42万3086歩。路上観察の達人が、パリ、リヨン、マルセイユほかを、歩きに歩いて発見した、おかしなモノたち。アカンベーをする魚、ピカソ猫、一角獣(ユニコーン)などが、次から次へと、豊富な写真とイラストで登場します。前作『イタリア歩けば……』に続いて、著者の鋭い観察眼と健脚ぶりは、ますます絶好調!
  • BBB ビーサン!! 15万円ぽっちワールドフットボール観戦旅
    4.0
    フットボールを巡る、愉快で情熱的な旅! 「モーニング」の連載エッセイが待望の文庫化! ――ユースでプロを目指していた男は、スポーツライターとなり、世界各国のフットボールを巡る。向かったのは、南アフリカ、ブラジル、スペインなど、海外でも予算は毎回15万円。時に、草サッカーに乱入し、地元の人たちと応援に盛り上がり、時に、ビールを酌み交わす。愉快な人間たちとの交流を描いた痛快旅行記。 ◎「なんというギラギラのでっかいエネルギーだあ!」<椎名誠>
  • 路上探偵事務所
    3.8
    手がかりは道端にある。魅力的な謎が満載の珍本! ――徹底的な調査、計測、尾行、記録の上に、大胆極まる推理を開陳。追われる者は本能的に左回りの道を行く、というのは本当なのか? 路上観察の達人が、観察から一歩踏み出した、目からウロコの調査リポート。日本最初の喫茶店、世界最古の雪ダルマ、忍び返しの楽しみ方など、魅力的な謎満載。伝説の奇書が蘇った!
  • はみ出し銀行マンの資産倍増論
    -
    「亀よりウサギ」が投資の掟……倒産寸前銀行の識別法から、金融商品の利用術まで、絶対得する爆笑エッセイ! ――「株のチャンスは人生でたった3回」「「亀よりもウサギが勝つ」が投資の鉄則」……倒産寸前銀行の見分け方から、商品ファンドの利用法、銀行員の呆れた行状に、ネット長者のからくりまで、新聞・テレビが報じない、爆笑激憤の裏情報、失敗しない資産運用の秘訣を大公開。絶対得する痛快エッセイ!
  • はみ出し銀行マンの金融裏事情
    -
    言えない、聞けない、ホントの話がいっぱい! バカな行内規則に、セコイ金集め、左遷にイジメ、銀行のウラ、教えます――公的資金で、給料もボーナスも大丈夫! 外資なんかへっちゃらさ! 世間の風当たりが厳しい間だけ、ガマンガマン。日本の銀行マンは、ホントにどーしようもないぜ。あんたたちみんなが、銀行を疑うんだ!! ご存じ「はみ出し銀行マン」が教える、カンタン資産運用から預金防衛策、銀行の裏事情まで。痛快エッセイ登場。
  • リッスン ジャズとロックと青春の日々
    4.0
    音楽がすべてだった24時間、そして365日! 音楽のためなら、どこまでも非情になれた――自分の血液が、ビートルズのすべての音と混ざり合うのを感じた瞬間。すべてを変えた夏の『ペット・サウンズ』。深夜、ヘッドフォンの中を駆け巡ったマイルス・デイビス。高校受験、音楽専門誌への就職……。転機にはいつも、1枚のレコードとかけがえのない友人がいた。大阪、東京、ニューヨークではじける、自伝グラフィティ!
  • 本音の置き場所
    3.9
    【電子版は本文中の写真がカラーです】 「おっぱいがくっついている私」を、“人”として認めてほしいだけなんだ。 「最も信頼が置ける言葉をもつ芸人」のひとり、フォーリンラブのバービー処女作。 一言一句、自分の筆で、自分の言葉で、あふれる本音を書き、FRaU webで200万PV突破の人気連載を単行本化! バービーが生み出された思い出の料理コラムにレシピ、読者からのお悩みに本気で答えるお悩み相談も収録! ジェンダーによるギャップ。 自分のカラダなのに女の部分に馴染めない気持ち。 料理することへの他人からの目線。 キャラ設定にもがき苦しむ日々。 体毛をなくすことへの執着。 親子の関係。 いじりと自虐。 東京と地方。 女子が共感せずにいられない文章の数々。 「えっ! バービーって、こんなこと考えてるんだ」という驚きと感動が満載です! 【本音の置き場所 コンテンツ】 はじめに 第一章 料理は好き。でも「男の胃袋」を掴んでたまるか 第二章 お笑い偏差値コンプレックス 第三章 ノーブラで街を歩きたいと思った理由  第四章 脱毛に失敗した切ない思い出 第五章 勝手にマリッジブルー 第六章 セックスには契約書が必要か  第七章 バラエティといじりの関係性  第八章 「期待されずに育った」事に感謝する理由 第九章 東京に出たがったバービーが「地方創生」を願う理由  第十章 「酒に飲まれていたころ」から夢を実現するまで コラム バービーの思い出レシピ 「本音」で答える バービーお悩み相談  本人に作ってもらいました! バービーを生み出した思い出レシピ 【著者プロフィール】 バービー(フォーリンラブ) 1984年北海道生まれ。2007年、お笑いコンビ「フォーリンラブ」を結成。男女の恋愛模様をネタにした「イエス、フォーリンラブ!」の決め台詞で人気を得る。FRaU webにてエッセイの執筆、TBS『ひるおび!』のコメンテーターとしても活躍。2020年7月からはTBSラジオ『週末ノオト』パーソナリティを務める。また、同年2月にバービーのプロデュースで話題を呼んだピーチ・ジョンコラボ下着が好評につき第2弾決定。2019年末開設したYouTube「バービーちゃんねる」では1ヵ月で280万視聴回数を超える動画もある。
  • 哲学者かく笑えり
    4.0
    ※哲学書ではありません。お笑い書です。中毒性がありますので「笑い」に弱い方は、服用にご注意ください! ――ホモルーデンスとして生まれた諸君。笑うべし、遊ぶべし。楽しみの先に疑問があり、それが思索へとつながり、哲学へ至る(かもしれない)。へ理屈は楽しい。詭弁は愉快だ! 「笑う哲学者」土屋賢二のエッセンスがつまったエッセイに、英国留学時にやりとりされた絶品「滞英往復書簡録」が収録された、生活がうるおう1冊。
  • 愛すること 愛されること
    -
    求める、与える、闘う愛……あなたはどれだけ人を愛せる? 未婚の母のもとに生まれ、瀕死の事故、結納直前の海外逃避、売れない俳優との出会い、高齢出産、貧乏、夫の浮気……さまざまな体験を通して知った愛の力、自分を変えた愛の数数を綴った感動エッセイ。愛する人が増えるほど、あなたの「愛の袋」が増えます!
  • 野心と美貌 中年心得帳
    3.3
    ちょっと前まで、女は四十を過ぎれば“おばさん”になることができた。それがどうだろう。「美魔女」「アンチエイジング」などの言葉に躍らされ、いつの間にか“女の現役”から降りられなくなった私たち。必要なのは、顔じゃなくて“心のリフトアップ”。加齢が困難な時代を生きる女性に贈る美の極意満載のエッセイ集。
  • 浮世道場
    -
    人生の知恵は、古典に学べ! 脱・煩悩の処方箋。浮世の悩みは尽きぬもの、だからこの世は面白い! ーー古典なんて退屈? 難しい? 答えはNO! あの「蜻蛉(かげろう)日記」も「風姿花伝」も、目からウロコの面白さ。さらに、家事・マナー大全の「女重宝記」、大江戸ナンパタウンガイドの「紫の一本(ひともと)」、坊さんマニュアルの「典座(てんぞ)教訓」などを著者が楽しく語る名エッセイ。浮世のお悩み、この1冊がすべて引き受けます!
  • 濃い人々
    5.0
    『ルーシー・ショー』のルーシーのドタバタぶりに目をみはり、『夫婦善哉(めおとぜんざい)』のダメ亭主に尽くす蝶子(ちょうこ)をみては、他人のお金をあてにする生活を夢見たことを自省。また、酔っぱらい作家・ブコウスキーの「くそったれ」人生には喝采をおくる。ほかに小津安二郎など、古今東西の達人たちが描いた作中人物を語る、群節(むれぶし)全開の痛快エッセイ! ズレてる? けど、おもしろい人たち満載!

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