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49歳の誕生日に初めて買ったMacからすべては始まった。小さな自前のメディア『ほぼ日刊イトイ新聞』は、ベストセラーを生み、イベントを成功させ、「すぐそこにある幸せ」を伝える、1日100万アクセスの超人気ホームページになった。新しい「仕事」のかたちを探る『ほぼ日』の、試行錯誤と成長のドラマ。新章を加筆!
●どうしてこんなことをはじめたのか?
●クリエイターの「まかないめし」を提供してもらおう
●実力以下に評価されているものを拾い出す
●「いま仕事が流行っている」
●独自のバリューをつくり続ける
●『ほぼ日』は伸び伸びしているか
●オリジナルTシャツに涙する
●『ほぼ日』幼年期の終わり
●理想の組織を見つけたい
●すべてはコンテンツなのだ、という考え方
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Posted by ブクログ
ほぼ日の黎明期が分かる本。「クリエイティブがイニシアティブを取れないか」という考えのもと、インターネットをビジネスに結びつける試みは氏は試みようとした時には既に後発であったと本書で書いている。
しかし、氏は成功した点で間違いなくパイオニアである。90年代で糸井重里の年齢なら、パソコンを覚えようなんて考えない人はゴマンといた。コピーライターとして知名度はあれ、氏にとってもインターネットはよく分からないオモチャであったようです。そこで終わらなかったのは、コピーライターとしての今後に行き詰まりを感じていたから。事例は30年前でも本書が古さを感じさせない。クリエイティブはイニシアティブを取れることを、氏は証明したと言えます。
自己啓発本は誰に向けたものか分からないものが多いが、本書は自分を諦めてる大人に向けたものに見える。糸井重里は特別な人間ではないし、本書も一部のイノベーターに向けたものではない。これぞ人に薦めたくなる本です。
「昔の本だから」
「糸井重里って誰?」
が敬遠する理由なら、もったいないなと思います
Posted by ブクログ
「何かできるような気がする」と思って生きていることは嬉しい。
ほぼ日は、バナーもほぼ無く、ほとんど利益を出しておらず、成り立っていない。グッズの販売で半分、糸井さんの個人的な部分で残りをということでやっと黒字になっている。
ほぼ日が、色々な人の受け皿となったいたり、人と人とのつながりを作り出して感動したりする場として機能するようになって、新しい一面が出てきた。
何かをするときに、利益計画はもちろん大切ではあるが、それをすっ飛ばして始めてしまうことも大切なのかもしれない。
・パチンコでもらったどこのメーカーかもわからないウォークマンを、娘にあげたら、ずっとそれを大切に使い続けていたこと。高いものだから大事に使う、とうことではない感覚がかっこいい。
自然に色落ちして、本来の姿のADのジーパン。1万円をつないで作られたようなジーパンよりもかっこいい。
・クリエイティブの仕事は、必要ではないけど、ほしいがられるもの。
・消費する側が生産にかかわるということは新しいやり方として、出てきている。
・「ほぼ日刊」としていることで、逆に自分たちに毎日更新しなければという良い気持ちが出る。
・ダイニング部は、メンバーをまとめるのによい取り組みだった。皆で手作り料理を食べるというのがいい。
・理想のクリエイティブは、義務でやってないけど責任感を持っている状態。
・「多忙は怠惰の隠れ蓑」
Posted by ブクログ
とある文庫本をきっかけに、2年程前からほぼ日のファンになってしまった私。
独立に興味をもったとき、糸井さんはどんなことを考えてほぼ日を作ったのか、参考にさせていただこうと読み始めた。
今でこそ、コンテンツマーケティングなんて言われてるけど、糸井さんはさすが先見の明があって、10数年前にコンテンツマーケティングをやってのけた人なのだ。
読み始めて止まらなくなった。企業した動機が、今の私の気持ちにストンと落ちてきて、激しく共感した。
働き方というか生き方。
拝金主義に走っていないところ、広告の人らしく、ターゲットがどういうことを言われたら嬉しいのか=人を喜ばせることに重点を置いているところに、すごいなぁと感じる。私も微力ながら人に喜んでもらえる仕事、生き方をしたい。
この本は要・再読!
Posted by ブクログ
本書は糸井重里さんが1998年にはじめたwebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の誕生から成長を綴ったエッセイ。今でこそソーシャルは当たり前だけど、これはネット人口がまだ1500万人とか言われている時の話しです。成功するかも知れないし、失敗するかも知れない。
そんな未知だらけの中で、自らを信じ、まわりを巻き込む糸井さんのパワーは本当に圧巻でした。
合理的な判断や、緻密に計算された事業計画・・・
こういうものにどっぷりつかっている人は、ぜひ本書を読んだ方がいいかも知れません。
本書の最後のほうに出てくる糸井さんのフレーズも非常に共感。
「あらゆる不幸は、全力を尽くせないという悲しみにあるのではないか?と考えているのだ。逆に言えば、不幸に思える環境でも、全力を尽くすことができたら、ものの見方ひとつで、死ぬ前に「ああ、面白い人生だった!」とつぶやくことができるかもしれない。」
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