知ろうとすること。

知ろうとすること。

473円 (税込)

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福島第一原発の事故後、情報が錯綜する中で、ただ事実を分析し、発信し続けた物理学者・早野龍五。以来、学校給食の陰膳(かげぜん)調査や子どもたちの内部被ばく測定装置開発など、誠実な計測と分析を重ね、国内外に発表。その姿勢を尊敬し、自らの指針とした糸井重里が、放射線の影響や「科学的に考える力の大切さ」を早野と語る。未来に求められる「こころのありよう」とは。

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知ろうとすること。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    対談。
    原発のことなどが、分かりやすく語られている。
    字が細かくぎっしり…ということもないので、「知りたいけど、難しすぎる本は敬遠する」人にはおすすめ。
    納得できたし面白かった。

    0
    2019年05月07日

    Posted by ブクログ

    震災後から2014年くらいまでの早野さんの活動と結果がよくまとまっています 「マイナスをゼロに、そして未来に」つなげていく仕事を着実に積み重ねていく早野さんの姿勢に心を打たれますし、これを「尊い行い」と言うのだな…と感じました。当時の混乱した状況のなか、早野さんは地道に着実にデータを集め、根拠をもっ

    0
    2017年12月02日

    Posted by ブクログ

    福島の人たちの被ばく量が十分に低いと確信できた。それは逆に言うと、被ばく量が高い可能性はかなり高かったということで。
    その数値的な危機感は、当時のメディアの馬鹿騒ぎみたいなものからは全く伝わってこなくて。
    この本を読んで改めて、福島の人たちが無事で本当によかった、と思う。

    0
    2017年11月19日

    Posted by ブクログ

    科学的な見地に基づいて、原発から飛散した放射能はやみくもに怖がらなくていいということがようやく理解が出来た。

    0
    2017年07月24日

    Posted by ブクログ

    自己啓発系の書籍かと思ったら、全く別の内容でした。
    ただ、普段手に取らないタイプの書籍だったので、書いてある事全てが新鮮で、とても楽しい読書体験でした。
    福島の原発事故についてのお話でした。

    0
    2017年05月11日

    Posted by ブクログ

    言葉は平易だが、メッセージは重要だ。

    糸井重里があとがきでまとめているが、混乱時こそ事実にもとづき冷静に判断し、行動しなければならない。

    先般の原発事故に関連して人々が被曝した放射線量では健康に何ら影響をもたらさない。
    福島県民は健康だし、福島県産の作物は安全だ。

    某新聞のように事実に傾きを付

    0
    2016年12月12日

    Posted by ブクログ

    震災のあと、放射能に関する風評が多く出され、今でもそのことを原因としたいじめや、誤った甲状腺ガンの発生状況の報道がなされたりしている。
    本書では、科学的なデータに基づく知識と評価がとても大事で、リスク0などを求めることのバカらしさを説く。
    実際、放射能がどれだけ怖いか、あるいは怖くないかを身をもって

    0
    2016年11月24日

    Posted by ブクログ

    きっかけは小さくても、自分を発信し続けることで想像もできない未来が広がることもあると、早野さんの話を読んで思う。そこには誠実さが一貫してあるからこそ、人が集まるのだろう。自分もそうありたい。

    0
    2016年09月08日

    Posted by ブクログ

    買ったまましばらく読めていなかったのをやっと読んだ。
    いや~これは読んでよかったです。早野先生のツイートは事故直後からだいたい読んでいたけれど、どんどん忘れてしまうので、大きな流れと肝になる重要な活動などを時系列でまとめて読めたのはよかった。
    事実として確かめられたこと、確かめられないことを選別し、

    0
    2016年06月11日

    Posted by ブクログ

    3.11の後、いち早く事実分析をし、Twitterで科学的真実を発信し続けた人、物理学者 早野さんと、糸井重里さんのインタビュー本。

    早野さんは、学校給食の陰膳調査や、被曝量の定期的調査、子供達の内部被曝測定装置開発などを自分で始めた方。

    怖い、不安、怒り。それらの感情は、多くの場合、自分で捉え

    0
    2016年03月18日

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