教育作品一覧
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4.5アシャ(日本名「朝子」)という女性のことを知る者はそう多くないだろう。アシャは1928年、神戸を拠点にインド独立運動を展開していた父サハーイと母サティの間に長女として生まれた。サハーイは、日本におけるインド独立運動のなかでは「中村屋のボース」ことR・B・ボースに次ぐ存在で、「自由インド仮政府」の閣僚を務めた人物でもある。 神戸の小学校を卒業後、昭和高女(昭和女子大学の前身)在学中に来日したチャンドラ・ボースに感化されてインド独立運動に身を捧げることを誓ったアシャは、インド国民軍(INA)に入隊することを決意。1945年5月、バンコクにあったINA婦人部隊に配属されるも、日本の敗戦により活動は終了してしまう。その翌年、シンガポールで父と合流したのち、アシャは生まれて初めて祖国インドの地を踏んだ――。 本書は、本人と関係者へのインタビューのほか、未公開の日記や回顧録など貴重な資料を駆使し、一独立運動家の目で見た戦前・戦後の日印関係を再構成。日本で生まれ育ち、若くしてインド独立運動に身を投じたアシャとその家族の数奇な運命を通して、気鋭の研究者が日印関係史に新たな視角をもたらした傑作である。
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-ヨーロッパ全体に匹敵する、広大な大地、ばく大な人口、多様な文化や言語を有するインド亜大陸。20世紀以前、この亜大陸には英領インドと別に、500を超す半独立状態の藩王国があった。 それらの国を統治するのは「マハラジャ」や「ナワーブ」と呼ばれた絶対君主(王)たち。泥酔の挙句、舞姫と領土半分の賭けに興ずる「王」。イギリス渡航にあたって六か月分のガンジス河の水を携行する「王」。領土にダイヤモンドの産地をもち、あふれんばかりの富で知られた「王」。 イギリス植民の進む近代インドにあって、昔ながらの生活に固執する王族、イギリス紳士とマハラジャの交流、近代化、世界大戦など、時代はうねりを見せながら、やがてガンジー、ネルーらの登場を迎える。 1947年のインド・パキスタン分離独立にいたる以前の、インド各地にあった国々や王たち(Princes of India)の様子を生き生きと描いた『印度藩王国』。1934年に出版され、長らく衆目にふれることのなかった希少本が、現代仮名遣いで読みやすくなって登場です。 【印度藩王国】目次 序 第一章 インド人のインド 第二章 諸藩王国とインドにおける英国勢力の発展 第三章 諸藩王国における生活 第四章 諸藩王国における政治 第五章 ラージプタナ地方、中部インドおよびカティアワール地方におけるラージプート族の藩王国 第六章 カシミール地方―ヒマラヤ山脈地帯のラージプート族藩王国およびシーク教徒の藩王国について 第七章 マイソールおよびトラヴァンコール藩王国 第八章 マラータ族の藩王国 第九章 ハイデラバード藩王国 第十章 回教徒藩王国 第十一章 ネパール王国 第十二章 従属同盟政策 第十三章 インド王侯と政治部 第十四章 インド藩王侯とインド連邦 第十五章 インドの将来 「付」 インド藩王国について
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-グローバル経済の起源は大航海時代にあると言われる。しかしそれよりはるか前、インド洋海域世界には二千年以上もの間、様々な民族、人種、宗教が交じり合う自由で自立した大経済圏が存在していた。季節風を利用した航海技術の確立により長距離交易が盛んに行われ、アフリカから地中海世界、西アジア、インド、東南アジア、中国にわたる広大な地域が一つに結ばれていたのだ。しかしレコンキスタ終結後、この経済網はヨーロッパ人に破壊され、奪われていく。イスラームの影響下で栄えた大経済圏・文化圏の全体像を、膨大な史料とフィールドワークをもとに描き出す、海域史研究の記念碑的名著。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代日本の最大の社会課題は、少子高齢化だろう。高齢者の数が増える一方で、それ以上に子どもの数が減り、国の人口は今後つるべ落としで減少していく。今後、一体どういう対策を打ち出していくべきなのか、社会の関心が集まっている。 ところが、そうした人口問題の全体像をざっくりと把握したり、諸外国の状況と時系列で比較したりできる資料はこれまで少なかった。 本書は、世界全体や各国・各地域での人口の歴史的推移、丙午(ひのえうま)や移民の歴史、犯罪や自然災害、自殺率、病気など人口に関係してくる多様なトピックを、これでもかと情報を盛り込んだ美麗なフルカラー、インフォグラフィックス形式で細かく解説していく、待ち望まれた1冊。 教育機関での調べもの学習にはもちろん最適だし、大人がペラペラと流し読みしても、十分に知的興味を満たしてくれる本に仕上がっている。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 アメリカ合衆国大統領ウッドロウ・ウィルソン(1913-1921)に淵源する世界平和の実現のための外交方針。1918年1月には、「十四か条の平和原則」を発表された。侵略戦争を終わらせるための機関として、「国際連盟」を提唱した。 ウィルソン外交の最たる特徴は、「自由主義的・民主主義的・国際主義」を標榜し、国内外の政治体制の変革を追求することがアメリカの使命であると見なすことであり、今日では一般に「ウィルソン主義」と呼ばれている。本書は、日米英の外交史料を駆使して、20世紀アメリカ外交に理念的裏づけを与えたウッドロー・ウィルソン政権による対日政策を、アメリカの東アジア政策史の系譜に位置づけながら、4つの重要問題の再検証を通じて、その特質と実態を明らかにしたものである。ウィルソンの対日外交の分析を通じて、現代アメリカ外交の理念的原点である「ウィルソン主義」の可能性と限界を描き出す。 【目次】 目次 序論 研究動向と問題提起 「ウィルソン主義」をめぐる諸見解 第一節 先行研究の整理 第二節 本書の課題 第三節 アメリカの東アジア政策の伝統 第四節 二〇世紀初頭のアメリカの東アジア政策――ウィルソン政権期に至る歴史的背景 第一章 対華二一箇条要求への対応 第一節 対華二一箇条要求とアメリカ政府内政策方針の相違 第二節 ブライアンの対日宥和的方針 第三節 対日イメージの悪化とウィルソンの対日強硬方針 第二章 石井・ランシング協定への対応 第一節 前史 第二節 交渉の開始とその展開 第三節 石井・ランシング協定の成立 第三章 シベリア出兵への対応 第一節 日米共同出兵への道程 第二節 アメリカ政府の対日抗議と共同出兵の有名無実化 第三節 シベリア撤兵をめぐる諸問題 第四章 パリ講和会議をめぐる日米関係――ウィルソン構想の展開と挫折 第一節 アメリカによる戦後東アジア・太平洋秩序構想 第二節 ウィルソン整形と山東問題 第三節 ウィルソン政権と旧ドイツ領南洋諸島委任統治問題 第四節 ウィルソン政権と人種差別撤廃問題 結論 ウィルソンの対日政策――アメリカの東アジアの政策の中で 第一節 ウィルソン政権の対日政策に見られる振幅の実体 第二節 ウィルソン政権内部における政策潮流 第三節 対外政策における三つの基本要素との関係 第四節 ウィルソンの対日政策に見られる特質 第五節 ウィルソン外交の現代的意義とその東アジアへの適用に見られる限界 あとがき 注 参考文献 人名・事項索引 高原 秀介 1968年生まれ。政治学者。京都産業大学教授。関西学院大学文学部卒業、神戸大学大学院法学研究科博士前期課程修了。神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(政治学)。 著書に、『ウィルソン外交と日本 理想と現実の間 1913-1921』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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5.0ウイグル・香港は明日の日本の姿だ! 世界中を苦しめる新型コロナウイルス(武漢ウイルス)は、習近平政権の隠蔽によって拡大したのは周知の事実。 中国からの厄災は対岸の火事ではない! 香港の民主化を守り、ウイグルの弾圧に声をあげることは日本の国益! ■中共が香港メディアにおこなった恐るべき“脅迫” ■監視の目が光る「美しいウイグルの町」 ■「監視社会の“恩恵”を見よ」という日本人 ■10人に1人以上が「強制収容所」に! ■“農場の家畜”のように扱われる孤児院の子供たち ■在日ウイグル人の保護は日本の“国益” ■日本人には理解しがたい“人民”の熱気と狂気 ■日本人の知らないところで中国は日本に戦争を仕掛けている? ■なぜマスコミは中国のことになると腰が引けるのか? 第1章 世界が中国の“正体”に気づいた香港問題 第2章 いまウイグルで何が起こっているのか? 第3章 日本人が知っておくべき「習近平」という“災い” 第4章 “チャイナ・リスク”と日本の対中戦略
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-What kind of country is Japan? A short introduction to Japan's little-known history. Japan is a country surrounded by the sea in the northeastern part of Asia. This island nation is known for its beautiful nature, healthy and delicious foods, and rich history. But do you know how these characteristics have been shaped? This book covers the history of Japan from B.C.E. to early modern times, including the formation of its unique culture, the emperors of each period, and the backgrounds of its world-renowned historical buildings. An easy-to-understand guide to the fascinating history of Japan.
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-関東への大出兵を前にして上杉謙信は突如、病に倒れ死去した。すぐさま後継者争いが繰り広げられ、謙信の甥にあたる景勝と謙信に寵愛されていた景虎の二人が対立。上杉家が二分されるほど激しい戦闘が交わされていく。
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-「彼は大名の座から逃げようと思えば逃げられる境遇にあった。事実一度は逃げ出した。しかし四囲の情勢から過重な大任を引き受け、進んで戦乱のなかに身を投じて行った――」。 のちに「越後の龍」、「軍神」とまで称され、戦上手の代名詞となった上杉謙信は、どのようにして歴史の表舞台に躍り出たのか。本書は、謙信の単なる一代記にとどまらず、謙信の父であり、文字通り戦いに明け暮れる生涯を送った「戦の鬼」長尾為景の下剋上を中心に、複雑な越後の政治情勢から丁寧に説き起こす。家督を継いだ謙信は、独立心旺盛な国衆の反乱や裏切りに苦しみつつも、武田信玄や、北条氏康ら戦国の雄との対陣を繰り返し、やがては織田信長をも破る強国へと越後を導いていく。その苦難の道のりは、思わず引き込まれてしまうような血の通った文章で活写される一方で、いたずらに対象を美化することなく、透徹したまなざしで戦国武将上杉謙信の実像に迫る。早逝が惜しまれる研究者による、刊行から半世紀経てもなお色褪せることのない謙信伝の古典!(原本:人物往来社、1966年) 解説(山田邦明・愛知大学教授)より ......歴史の大きな流れをどうつかみ、具体的に現れる事象をどう評価するか、個々の人間の動きや、彼らが織りなすドラマをいかに表現するか、そうしたことを考えさせてくれるものとして、活力にあふれた本書は大きな価値を持ち、光彩を放っている。
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-京に進軍し天下に号令する――戦国乱世を生きた武将であれば、誰もが夢見た上洛。破邪顕正の義戦を旗印にした上杉謙信も例外ではなかった。武田、北条、織田、一向一揆ら難敵たちを退け、悲願達成はなるか? 謙信の怒涛の進撃を徹底解説!
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-上杉謙信――戦国随一の武将として乱世を駆けた四十九年の生涯は、個性豊かな人々との出会いで彩られている。義に篤い忠臣、敵方に寝返った逆臣、死後を託した後継者、親族、学問の師に至るまで、謙信ゆかりの人物たちを一挙に紹介する。
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-猛将の名高い長尾為景の子として生まれた虎千代。幼少の頃から父譲りの才を示した少年は景虎と名を改め、十代半ばにして戦場に立つ。生涯続く戦いの日々が幕を開ける。越後の龍と恐れられ、世にその名を轟かせた上杉謙信の若き日々を解説。
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-上杉謙信、関東に侵攻す! 続々と参戦する諸将を率いた謙信は10万もの大軍で、北条氏の本拠地、小田原城を包囲した。しかし、この大包囲網はさしたる成果も上げないまま、わずか1か月で瓦解する。その原因とは? 当時の支配政策の観点から考察する。
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-上杉謙信は四十九年の生涯で三十以上の戦に赴いたという。相次ぐ出兵要請に応え、関東、越中、そして信濃へと出陣した謙信を突き動かした理由とは? 願文を読み解くことで浮かび上がった行動論理から、義の武将・謙信の心境に思いを馳せる。
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-上杉謙信――わずか十代にして家督を継いだ男は、生涯にわたって乱世を舞台に戦い続けた。領土獲得や天下獲りの野望を持たない謙信が、戦場に求めたものとは? 誰しもが私利私欲に走った時代に、ひとり信と義を貫いた謙信の生涯を追う。
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-上杉謙信――越後の龍と称えられた男の生涯は、波乱に満ちていた。大人も持て余すほど腕白だった少年時代、骨肉の越後統一戦、そして、幾度も矛を交わらせた、武田信玄、北条氏康ら好敵手たち。“義”の猛将、謙信の誕生から死没まで徹底的に検証する。
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-戦国最強武将の誉れ高い上杉謙信。その下に集まった家臣団も精強を誇ったが、それゆえに独立独歩の気風が強く、なかには叛乱を起こした者もいたという。その扱いに手を焼いた末に、謙信が編み出した家臣統率の秘訣とは?
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1.0上杉謙信、武田信玄、北条氏康――関東三傑と称された彼らは、戦術、戦略、政略とあらゆる手段を用いて覇を競いあうライバルであった。そのなかでも戦闘面で他を圧倒する力を誇ったのが上杉謙信である。その強さの秘密を、三者の戦力比較を通して検証する!
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-長く続いた上杉謙信と織田信長の蜜月が終わろうとしていた。勢力拡大を目論む織田軍が三万の大軍で加賀に侵攻したのである。対する謙信は、自ら軍を率いて応戦に向かうのだった。戦国時代を代表する大大名、上杉家と織田家が激突した手取川の戦いを解説する!
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-乱世に運命を翻弄された貴公子、上杉景虎の生涯を解説! 北条氏康を父に持つ景虎は、なかば人質として謙信の養子に迎えられた。義を重んじる謙信は彼を厚遇するが、それが後に上杉家を二分する悲劇、御館の乱を引き起こしてしまう…。
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-幕末の戊辰戦争の一つ、上野戦争で、明治新政府軍に敗れた彰義隊の生き残り、小川興郷(おきさと)は、上野の山(現在の上野恩賜公園内)に戦死者の墓を建て、半生を墓守として過ごした。 ひたすら墓を守り、彰義隊士の矜恃をもって生きた興郷と、その妻りて。2人を起点に、彰義隊の実像と顛末、墓所と共に生きた一族代々の足跡を、その子孫である著者が、現存する史資料と伝承、折々の体験を通してたどる。 【付】「上野彰義隊資料室」(2003年閉室)の紙上再現 〈著者あとがきより〉 先祖である小川椙太(興郷)の履歴を整理していて、筆者は当初、椙太の低い禄高にがっかりしたことがある…しかし今、清貧のなかに生きた下級武士の子孫であることに誇りさえ感じる。上野戦争後、墓守に転じてから、名目や大義を重んじながらもひたすら墓を維持することに徹して沈黙を守り、支配階級に与せずにやってきた興郷と妻りてに、敬意と共感の念が湧いてくる。
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3.5日本と中国には共通の神がいた 日本各地の川のそばには、数多くの石碑「文命碑」が立つ。“文命”とは古代中国・夏王朝の「禹王」の別名で、その伝承は治水の思想のほか、「平成」「疎通」などの言語、相撲の四股など、日本語と日本文化に深い影響を与えてきた。日中での伝承の実像と日本に渡来した経緯を解明し、文化的な相互理解の可能性を探る。 [内容] 序章 「治水神」の渡来 第一章 禹王はいかにして日本の神となったか 第二章 なぜ、京都御所の襖絵に禹王が描かれたのか 第三章 なぜ、九尾狐は禹王にとりついたか 第四章 どのように禹王は現代に生きているか 終章 東アジアで共有される禹王
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-【書籍説明】 中国の歴史は、「群雄と群雄」「国と国」という争いが続き、後になるほど「民族と民族」という単なる力の優劣では語り切れない複雑な様相を呈し始めてくる。中国は陸続きの地理に恵まれ、様々な異文化を吸収していきながら現在の多種多様な文明を築いてきた。その裏では、英雄譚や漫画では決して語られない苦心の外交が繰り広げられていたのだ。 『三国志』では、袁紹や曹操と虚々実々の争いを繰り広げる異民族として、烏桓(うがん、烏丸とも)と鮮卑(せんぴ)が登場する。後漢から三国、そして晋の時代にかけて、彼らの他にも多くの異民族が中国大陸に入っていった。彼らはやがて漢民族を併呑、或いは融合していき、ついには中国大陸全土にその血統を残すこととなるのである。 本書は数多くいた異民族の中でも、大陸を制覇した烏桓と鮮卑について触れるものである。そこから中華王朝が頭を悩ませた外交について切り込み、国境のない現代社会をどのように生き抜くべきかを考えることが本書の目的である。 【目次】 ●烏桓と鮮卑の出自 =歴史の表舞台に現れるまで= ●前漢・後漢、中国大陸の遥か先を見通す =統一王朝と支配されない異民族のせめぎ合い= ●三国志の中の北方民族 =袁紹・曹操・・・時代の先駆者と関わり続けた烏桓・鮮卑= ●内乱に斃れた統一王朝の治世 =鮮卑、中国大陸に再び足を踏み入れる= ●漢民族に取って代わった異民族 =天下に君臨した鮮卑と、生き続ける民族のアイデンティティ= 【著者紹介】 いちたか風郎(イチタカフウロウ) 1991年1月8日生。2013年愛媛大学法文学部人文学科卒業。新卒で地元のスーパーマーケットに就職するが、一身上の都合で退職。 それ以後どうしようか迷っている時にWEB上で執筆の仕事があることを知り、ライフワークとすることを決めて執筆活動を開始する。 得意分野は中国古代史。 現在は留学に向けて中国語や英語の勉強をしていると同時に、執筆活動や中国史の勉強にもより一層力を入れ、 最近では自著の翻訳をスタートさせた。
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3.0国家を喪失した民を魅了した、豊饒の地〈ウクライナ〉とは。プロイセン・オーストリア・ロシアの三列強により領土を分割された19世紀、ポーランド文化史上、最も重要な意味をもつポーランド・ロマン主義が開花した。そのインスピレーションの源泉となった〈ウクライナ〉を、美術・文学の中に辿る。【口絵:カラー16頁】 (※本書は2011/8/23に発売し、2022/6/28に電子化をいたしました)
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-戦禍のウクライナはどこへ向かうのか。キエフ・ルーシからゼレンスキー政権まで。 旧ソ連邦の解体から独立し、西欧とロシアの間で揺れ動くウクライナ・ベラルーシ両国の歴史をたどる。 『新版世界各国史20.ポーランド・ウクライナ・バルト史』からウクライナ・ベラルーシ史をあらたにまとめ直し、現在の戦争までを加筆した。 2022年2月にロシアによるウクライナ侵攻が起こったあと、ウクライナの抱えていたジレンマを解明した良書として緊急復刊された『ウクライナ・ナショナリズム』の著者で、ウクライナ研究の先駆者・第一人者の手による。*電子書籍化にあたり、許諾等の理由から、紙本に含まれていた写真は掲載しておりません。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1582年本能寺の変、その時、 信長はいちごパンツを穿いていた!? 「殿! 謀反にござります!」 駆け付けた森蘭丸の目に飛び込んできたのは、なぜか着替え中の織田信長――。 2022年より必修科目となった『歴史総合』。これにより選択制だった日本史も学生の必修科目となりました。 本企画では、柔らかい思考のゴロ合わせとインパクトのあるマンガを融合し、強烈なイメージで「イヤでも覚えてしまう」新感覚の歴史参考書を目指しました。 まずは楽しく、最低限の知識をギャグマンガでサクッと覚えてしまいましょう! 歴史監修には東京大学教授で日本史歴史学者の本郷和人さんを迎え、受験に耐えうる、非常に充実した内容になっております。
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-世界的ベストセラー 日本上陸 ついに解き明かされた“アトランティス”の謎! 予想をはるかに超える、壮大な文明の真実 インドから米大陸に至る痕跡、線文字の解読、大災害の真相…… 史料研究、科学的知見、DNA分析等々、徹底した現地調査で埋もれた歴史を発掘! 【概要】 アトランティスは実在した! すべては、クレタ島の遺跡からはじまった。 ベストセラー『1421』で知られざる大航海を解明したギャヴィン・メンジーズが、インドからアメリカ大陸まで世界各地の実地検証と広範な科学調査で、史上最大の謎を解き明かす! インディ・ジョーンズの冒険心で知的探求をなしとげた、歴史ノンフィクション大作。
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-本書は、世界史の「あの事件」「あの人物」「あの騒動」に隠された謎に深く分け入り、その痕跡をたどっていく。◇ジャンヌ・ダルクの謎 ――新発見!? 乙女の指輪がたどった流転の運命◇ケネディ暗殺の謎 ――続々と公開される機密文書はなにを語るか◇曹操の墓の謎 ――二〇〇八年に見つかった墓が、本物である有力な証拠◇百年戦争の謎 ――「応仁の乱」より泥沼化した原因◇第一次世界大戦の起源の謎 ――そもそもオーストリア大公は、なぜ危険なサラエボに?◇ピラミッドの謎 ――建造方法、理由、内部…、5000年の謎をめぐる読むととまらなくなる、世界史ミステリーの旅!
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3.8第一章 すべては縄文から始まった 重要なのは女性性 ムー、レムリア、アトランティス レムリアとのつながり 縄文文明が世界のルーツ 神々とつながっていた日本人 神々の魂が日本に降りた 宇宙のテクノロジー 第二章神代と日本人の魂 神代文字には文字自体に情報が収められている 憑依する霊性 神武天皇は大調和をめざした 陰陽道と日本 日本人の定義 神祇伯と天皇霊、集合意識 第三章近代の日本と皇室 幕末動乱 維新の志士の謎 先を見通された大正天皇 昭和天皇の霊性 闇の息が原因で難しくなった靖國参拝 譲位後の上皇 第四章日本の未来 日本人は優勢な遺伝子を掛け合わせてできた 自国ファースト 日本が真の独立国となるために 医療も自然に即した治療に 中華人民共和国の崩壊はあるのか? 移住先の国の一員になるという意識が必要 日本人と皇室の未来 「遺憾に思う」はもう止めるべき 日本を巡る地政学 神聖幾何学の秘密 動物の霊力 第五章人類における精神の進化について ハイブリッドの誕生 過去世の記憶 じつは日本がアメリカを庇護している UFO出現の意味 神話の嘘 レアアースと中国、日本 地球は終わらない―中今の力―
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-この世は虚構のうえに成り立っているのか。世の中をそのように見たときに、人はいかに生きるべきだろうか。浮舟のように、身分も高く裕福で美しい男性から求められるのは、女性としての憧れだと思われがちである。しかしそれで満足できるのは愚かな人間だけだ。実はそうした中でこそ、これまで気づかなかった人間の浅ましい欲望の姿を知ってしまい、今まで信頼していた人々ももはや信頼に足るとは思えなくなる。そうした絶望の果てから確かなものをつかもうとする浮舟の姿は、現代人にとっても無縁ではない。「流される女性」というイメージが定着している浮舟だが、彼女の生き方をたどりながら、とてつもない絶望を味わったからこそ確信をもって進む道を決められたのではないかと解く一書。
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4.1「日本人が信じている教科書的アメリカ史」は嘘だらけだった……。日米近現代史の真実を知ることでアメリカ・コンプレックスを払拭し、正しい歴史認識を提示する。
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4.1史上最強最大の帝国だった大英帝国。その国に敢然と立ち向かい、渡り合い、そして刺し違えた国があった。その名は、大日本帝国。友情・敵対・破滅、近代日本の真実を描く。
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4.7◆世界大戦に二度も負けたのに、なぜドイツは立ち直れたのか? 日本人が思い描くドイツは「真面目でなんとなく親近感のある国」だが、それはプロイセン人がつくった「ドイツ帝国」であり、ドイツに長らく君臨してきたオーストリア・ハプスブルク家の神聖ローマ帝国ではない。現在のドイツはいわば、プロイセンに乗っ取られた国だ。では、プロイセンとは何かと問われれば、ポーランドの東の果てから流れてきたよそ者のことだ。 プロイセン人がつくったドイツには典型的な特徴がある。一、生真面目。二、勢いに乗る。三、詰めが甘い。――世界大戦で二度の大敗を喫したように、途中まではうまくいくものの、調子にのって最後は大コケすることを繰り返してきた。 明治以来、そんなドイツに憧れた国が日本だ。帝国陸軍は最先進国のドイツ陸軍を師と仰ぎ、医者はドイツ語でカルテを書いてきた。しかし、いかに多大な影響を受けたとはいえ、日清・日露戦争に勝ち大国となったはずの日本は、なぜヒトラーと組むような悪手をとってしまったのか? そして、戦後、敗戦国に叩き落された両国はまるで異なる復興を遂げた。東西分断で塗炭の苦しみを味わったドイツは戦い抜いて統一を勝ちとった一方で、日本は何を成し遂げたというのか……? かつてヨーロッパとアジアの中心であった両国の近現代史をひもとくことで、みえてきた現在にいたる宿痾とは? 「嘘だらけシリーズ」完結編。
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4.3シリーズ累計35万部! 日本人のフランス観を根底から覆す 日本人が学ぶべきはフランス革命やナポレオンではなく、マザランやタレイラン、そしてドゴールである。日本人の“フランスびいき”が、実は幻想であったと気付かせる一冊。
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4.3アメリカ、中国、韓国が「文明」を理解できない国だとするならば、ロシアは「熟知したうえで破る」国。殺戮、粛清、謀略――血塗られたヨーロッパ史において何度も這い上がってきたサバイバル術とは? 一度の敗戦で70年も敗戦国のままにされている日本にとって、学ぶべきヒントはロシアにあった
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4.4「そもそも中国は近代国家ではありません。近代国家の尺度で中国を判断するから見誤るのです」。――気鋭の憲政史研究者が「嘘にまみれた中国」の正体を明かす。
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-●2023年の大河ドラマの主人公、徳川家康の正体をQ&A方式であばいていきます! 織田信長や豊臣家康と比べると、徳川家康は「たぬきおやじ」という、腹黒いイメージがあります。 化けの顔を一枚一枚はがしていくと、どんな姿があらわれるのか。 さあ、正体をみていきましょう。 ●人質として育てられて不幸な幼少時代だったの?戦で負けてウンチもらしたの?など 謎解き形式で、ピンチ続きの家康の一生が楽しく読めます。 Q どうして人質になったの? Q 子ども時代は不幸だったの? Q 桶狭間の戦いのとき、なにをしていた? Q 織田信長の子分だったの? Q 戦で負けてウンチもらしたの? Q 長篠の戦いで三弾撃ちはあった? Q 奥さんと長男を殺した非情な男? Q 本能寺の変のあと死にかけた? Q 秀吉と戦ったことがある? Q 秀吉の家臣にされたの? Q 秀吉と連れションした? Q 秀吉の家臣にされたの? Q 石田三成に暗殺されかかったことがある? Q 西軍大将は石田三成じゃない? Q はじめる前に関ヶ原の勝敗が決まっていた? Q 家康は小早川秀秋の陣に鉄砲を撃たせた? Q 江戸を守る秘策はあったの? Q 大坂の陣で殺された? Q 家康は健康オタクだった? Q タイの天ぷらを食べて死んだの?
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸時代の手習い教科書の大定番で超ロングセラーを記録した「小野篁歌字尽」。共通の部首やユニークな組み合わせの漢字を集めた遊び歌と、洒落っ気たっぷりのイラストで、江戸庶民と同じように楽しくくずし字を学びましょう。全131首の原本くずし字とその活字、挿絵を収録。うち80首にはさらに現代仮名遣い訳と詳しい解説つき。基本の変体がなの見本となる「いろは歌」も掲載し、初心者でもひとりで気軽に学習できます。
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-覚悟をもって医学部を目指すということ 「医師になりたいという夢を応援したいけど、具体的に何をしてあげたらいいのかわからない」 「うちの子、この成績で本当に医学部を目指せるのかしら」 「医学部を目指すと自分から言ったのに全然勉強に身が入っていない」 「心配をして注意をしても、子どもが言うことを聞いてくれない」 「やっぱり医学部はあきらめさせたほうがいいのかしら……」 医学部を目指されるお子さまを持つ保護者さまは様々なお悩みをお持ちです。 医学部合格は、現代の日本において最も過酷な受験勉強を勝ち抜かなければいけない「狭き門」です。保護者さまの負担も少なくありません。医学部に合格しても6年後には医師国家試験があり、そこで医師免許を取得した後にも2年間の臨床研修が続きます。一人前の医師になってからも自分の判断や行動が患者さんの生死に直結する仕事で、常に非常に大きな責任を背負いながら働くことになります。 保護者さまが不安に思われるのは当然のことです。 本書は医学部を本気で目指すご家庭向けに制作された書籍です。
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5.0子どもは思春期になると親の言うことを聞かなくなります。 親も子もイライラし、毎日、ストレスでヘトヘトになりますよね。 子どものことを思って声をかけたら口ゲンカが勃発!そんな毎日を送りがちです。 「宿題をしなさい」「ゲームをやめなさい」「部屋を片づけなさい」 ついイラッとして、こう言いたくなるかもしれません。でも、こう言うと必ず反発されます。 この他にも、「スマホ依存」「トゲトゲしい」「勉強しない」「引きこもる」など、思春期の子にありがちな困った問題がたくさんあります。 どうすれば、こうした問題を解決できるのか? どうしたら、親子でイライラせずに過ごせるのか? そうした親御さんの悩みに応えるのが本書です。 大丈夫です!思春期の子に適した接し方や声かけのコツはちゃんとあります。 本書では、1万組の親子関係を改善した方法をわかりやすくご紹介していきます!
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の24ページ程度) 【書籍説明】 どんなに強大な力を有しているような国や企業でも、全盛期の精彩を失って崩れ去る時はあっという間だ。 そして、そのきっかけは全盛期のうちから見えないところでじわじわと力を蓄えていることが殆どである。 もし今安定している情勢の中に身を落ち着けているとしても、それは永遠のものではない。 前作『八王の乱 三国志真の結末と漢民族最後の天下』では、三国志以降のさらなる混乱の幕開けについて解説した。 その混乱は、およそ一世紀を経て南北朝時代という一種の均衡状態を保つこととなる。 両朝は覇権を握るために出兵を繰り返していたが、互いが内部に問題を抱えていたこともあって決定打を与えられずにいた。 しかし、この束の間の均衡はある漢の出現によって瞬く間に崩壊し、やがて中国大陸を再び統一に導く口火を切ることになる。 漢の名は侯景(コウケイ)、漢化した鮮卑族とも、鮮卑化した漢族の出身とも言われ出自すら明らかでないこの漢が全ての鍵を握っていた。 この漢が世に出た頃、中国大陸では何が起きようとしていたのか? そして、混乱に振り回された人間たちに秘められたドラマとは何だったのだろうか?その真相に迫る。 【目次】 ●北朝・北魏の混乱 =都の南下と質の低下= ●南朝・梁の内患 =皇帝菩薩の油断= ●六鎮の乱(リクチンノラン) =侯景、乱世に立つ= ●高歓と宇文泰 =両雄、東西決戦= ●高歓の死 =侯景、ついに動く= 【著者紹介】 いちたか風郎(イチタカフウロウ) 1991年1月8日生。 2013年愛媛大学法文学部人文学科卒業。 新卒で地元のスーパーマーケットに就職するが、一身上の都合で退職。 それ以後どうしようか迷っている時にWEB上で執筆の仕事があることを知り、ライフワークとすることを決めて執筆活動を開始する。 得意分野は中国古代史。 現在は留学に向けて中国語の勉強をしていると同時に、執筆活動や中国史の勉強にもより一層力を入れている。
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4.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 情景が目に浮かぶ 世界観が伝わる 心を揺さぶる 表現力を高めるための、【色】のことば集です。 「この空の色、何色?」 「海の青さを伝えるのに、<コバルトブルー>しか浮かばない」 「なんて表現したら、この色が伝わる?」 「色彩の表現力を磨いて、創作物のクオリティを高めたい」 「空と風」「海と水」「花」「森」「動物」「宝石」などの切り口で、色彩を表現するために使える美しい言葉を紹介します。 曙色、真朱、雀色、水浅葱、紅掛空色、冥色。 日本の美しい色名は、風光明媚な環境や美しい自然の賜物です。 本書では、そんな「色名」以外にも「色を表すことば」を紹介します。 たとえば、草木が芽吹き、様々な美しい花を纏う山の風景を「山が笑う」と表現します。色とりどり美しい春の山の風景です。 夕方の空の色を表すことばとして「黄」の漢字があてられる「黄昏」、澄んだ青空の表現として「碧空」「蒼穹」。 雲の色を表すことばは「彩雲」「天紅」「赤雲」「茜雲」「黄雲」「緑雲」「紫雲」「白雲」「黒雲」などたくさんあります。 本書は、目の前の風景や、頭の中に浮かぶ色彩を伝えたい、 物語などの創作活動、ネーミングなどのアイデア集として使いたい、 販売サイトで商品の色みを表現したい、色彩力を磨きたい、 といったニーズにこたえます。 イメージが膨らむ今日マチ子さんのイラストとイメージ写真、色見本がついて、さらに色彩への理解と表現力が深まる一冊です。
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-外圧に惑わされない自らの歴史観をいま、私たちは、どう築き上げるべきか。「歴史教科書」採択問題、「靖国参拝」問題――戦後、日本および日本人が曖昧にしてきた事の決着をつけるべき時がきている。著者の主張は明晰である。例えば、靖国参拝についてはこう述べる。「もし日本が間違いなく主権国家であるならば、内閣総理大臣が、そして天皇・皇后陛下が、靖国神社に公式参拝を果たされるのに何の遠慮も要らぬはずである。そこに参拝するかしないかは、完全に当事者の内面の問題であり、近隣諸国が如何に差出がましい干渉に及ぼうとも、気兼ねをしてはならない。それは翻って我が英霊を冒涜する所業に当る」。
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4.0馬が日本の歴史を動かした! もともと馬がいなかった日本列島に、馬が持ちこまれたのは五世紀ごろ。 古墳時代の中期である。それを期に、この国は大きく変貌を遂げた。 「馬」という補助線をひいて、日本の歴史を考えると、これまで謎とされてきた事象が説明できる。 ○なぜ世界最大の古墳は、ヤマト王権の中心地であった奈良ではなく、大阪・河内地方にあるのか。 ○なぜ東日本最大の古墳は群馬県にあるのか。 ○なぜ九州最大の古墳は宮崎県にあるのか。 ○なぜ前方後円墳がもっとも多いのは千葉県なのか。 ○なぜ武士政権は東日本に誕生したのか。 こうした謎を解く鍵が「馬」なのである。 山がちでありながら、じつは日本列島には馬の飼育に適した草原が広がっており、東アジア随一の巨大な馬の生産国だったのだ。 おもな馬の生産地は北東北、千葉、山梨、伊勢、河内、九州南部。 すなわち奥州藤原氏、平将門、武田信玄、平清盛を輩出した伊勢平氏、源頼朝のルーツ河内源氏、島津家と、日本史に輝く武将の地盤と重なっているのだ。 徳川家康の生まれた三河も馬産地である。 古代から近代以前、馬は重要な輸送機関であり、軍事兵器だった。 だから高値で売買され、莫大な富を馬産地にもたらした。その馬産地から、馬の活用にたけた武力集団が誕生し、彼らが権力を奪取した。 この国のかたちを決めたのは「馬」なのだ。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 120余りの島々から成る風光明媚な地・天草は、島全体が「海にうかぶ博物館」だ――イルカも生息する美しい海。ユニークで魅力あふれる大小の山々。特徴的なケスタ地形。恐竜をはじめとする様々な化石。老若男女に人気のおっぱい岩。世界遺産にもなった潜伏キリシタン関連遺産……「天草1億年の大地とその上に築かれた人々の歴史・民族・生活」を、豊富なフルカラー写真や図表とともに紹介する、天草完全ガイドブック。
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3.0有史以来、アルメニアは次々と勃興する帝国のはざまで侵略を受け、「ディアスポラ(離散)」という運命に晒されてきた。 離散したアルメニア人たちは、近世のユーラシア大陸では「陸の巡回商人」として活躍していたが、近代になると「海の商人」に変貌し、インド・東南アジアを経て、香港や上海、日本にまで到来していたことが調査により明らかになった。 彼らは各地でどのようにコミュニティを築き、いかに生き抜いてきたのか――。 インド、マレーシアなどでの資料収集、墓碑調査、インタヴューをもとに、アルメニア商人たちの姿をアジア交易の視点から鮮やかに描き出す。
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-済州島は、朝鮮半島から約80キロメートル、日本の対馬から約240キロメートル離れた海上に位置する、人口約54万人の島である。深く韓国に根をおろしているが、この島独特の雰囲気があり、気候、風光、ことば、生活様式など、すべてが本土とどことなく違っている。本書は、「海女の島」といわれる済州島の女性たちの生きざまを通じて、「もう一つの韓国」の実像に迫るノンフィクションである。独立心、労働意欲が高く、結婚、出産後も仕事をやめない。彼女たちのことを著者は、「世界でいちばん強い女たち」と表現する。彼女たちのあいだには、それを描く著者を含めて「日本をめざす」というテーマが根強くあるのだという。その生きざまはいずれも、現在の日本では「特異な苦労話」に属するのかもしれない。だが、同時に伝わってくるのは、われわれ日本人が過去に置き忘れてしまった「何か」である。ベストセラー『スカートの風』の著者が描く意欲作。
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-Winner of the 2000 Yomiuri Yoshino Sakuzo Prize for academic writing on politics, economics, and history, this book locates the modern history of Southeast Asia within the framework of a “maritime Asia" which emerged from trade and commerce, state formation, imperial/global hegemonic ambitions, and popular resistance. It examines the rise of British-led collective imperialism in the nineteenth century and Pax Americana in the mid-twentieth century, and looks closely at the ways in which Japan navigated the evolving regional system. In its pages, the maritime Asia experience is examined comparatively across Singapore, Malaysia, Indonesia, the Philippines, and Thailand. A new author's note brings this English-language edition up to date on regional developments since the original publication.
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3.8【内容紹介】 ジャック・アタリ氏が放つ「海の歴史」。 「海には、富と未来のすべてが凝縮されている。海を破壊し始めた人類は、海によって滅ぼされるだろう。われわれは海を熟考しなければならない。(中略)人類史上の重要な出来事の舞台は常に海なのである」(イントロダクションより) 歴史、政治、文学、経済、文化、産業、軍事、テクノロジーなど、海は、人類に欠かせないあらゆるものを生み出してきたとアタリ氏はいいます。 「時空を超える壮大な世界観の歴史書」を堪能ください。 【著者紹介】 ジャック・アタリ(Jacques Attali) 1943年アルジェリア生まれ。フランス国立行政学院(ENA)卒業、81年フランソワ・ミッテラン大統領顧問、91年欧州復興開発銀行の初代総裁などの、要職を歴任。政治・経済・文化に精通し、ソ連の崩壊、金融危機の勃発やテロの脅威、2016年の米大統領選挙におけるトランプの勝利など的中させた。林昌宏氏の翻訳で、『2030年ジャック・アタリの未来予測』(小社刊)、『新世界秩序』『21世紀の歴史』、『金融危機後の世界』(いずれも作品社)、『アタリの文明論講義:未来は予測できるか』(筑摩書房)など、著書が多数ある。 [翻訳者]林昌宏(はやし・まさひろ) 1965年名古屋市生まれ。翻訳家。立命館大学経済学部卒業。訳書にジャック・アタリ『2030年ジャック・アタリの未来予測』(小社刊)、『21世紀の歴史』、ダニエル・コーエン『経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える』、ボリス・シリュルニク『憎むのでもなく、許すのでもなく』他多数。 【目次抜粋】 イントロダクション 第一章 宇宙、水、生命 第二章 水と大陸:海綿動物から人類へ 第三章 人類は海へと旅立つ 第四章 櫂と帆で海を制覇 第五章 石炭と石油をめぐる海の支配 第六章 コンテナによる船舶のグローバリゼーション 第七章 今日の漁業 第八章 自由というイデオロギーの源泉としての海 第九章 近い将来:海の経済 第十章 将来:海の地政学 第十一章 未来:海は死ぬのか? 第十二章 海を救え
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