インド仏教思想史

インド仏教思想史

990円 (税込)

4pt

3.5

古代インドの歴史と思想潮流の中に仏教は生まれた。その教義は仏教思想の中核をなしつつ、初期仏教(原始仏教)、部派仏教、大乗仏教と展開し、チベット、東南アジア、中国、日本へと広がってゆく――。仏教思想の源流であるインド仏教を歴史にそって追い、その基本思想と重要概念、諸思想の変遷を精緻に読み解く、斯界の碩学によるインド仏教思想入門。

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インド仏教思想史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年11月03日

    インドにおいて展開された仏教の展開を追うかたちで、その思想について解説している本です。

    初期仏教から部派仏教を経て、大乗仏教にいたるまでの仏教の諸思想が手堅くまとめられており、入門書として優れた内容の本だと思います。ただ、大乗仏教の諸思想をとりあげている箇所では、本書の説明からその概要を知ることは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月15日

    三枝先生が中村元先生と書かれた『バウッダ』が流れとすれば、この本は思想の一つ一つに触れて解説してある。
     初期仏教、部派仏教、大乗仏教の大きな分類とその中に「名前のついた」思想の解説がある。テストだと教科書的に名称だけ覚えておくようなことをきちんと解説してある。学術的な解説だが極力難しくなく、大前提...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月26日

    本来、大学で学んであって然るべき(印度哲学科出身)ものなのに、多くの気づきや発見があったのが、嬉しくも情けない。
    インド仏教の歴史を網羅的に扱っていて、かつ平易な文章で書かれているので、入門書としても優れている。
    やはり今の世界には仏教が、それも原始仏教が必要だという想いを新たにした。
    慈悲喜捨、楽...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月14日

    インド仏教思想史の入門書です。若干、著者の主張をまじえますが、インド仏教史について、簡潔にまとめられていました

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