「海の民」の日本神話―古代ヤポネシア表通りをゆく―(新潮選書)
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「海の民」の日本神話―古代ヤポネシア表通りをゆく―(新潮選書)

1,595円 (税込)
1,116円 (税込) 5月2日まで

5pt

4.3

古代日本、「ヤポネシア」の表通りは、いかなる世界だったのか。筑紫、出雲、若狭、能登――『古事記』等の文献は勿論、考古学や人類学も含めた最新研究を手掛かりに、海流に添って古代の世界を旅すると、ヤマトに制圧される以前に、この地に息づいていた「まつろわぬ人々」の姿が見えてきた。三浦版「新・海上の道」誕生。

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「海の民」の日本神話―古代ヤポネシア表通りをゆく―(新潮選書) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年01月05日

    古代の日本海をヤポネシア表通りととらえて、古代の文字資料や考古学・歴史学などの成果を踏まえ、その文化的なありようを模索した本です。日本列島をヤマト中心に国家から考えるという大方の古代研究者の保守性に反旗を翻し、外から、別の世界から、飲み込まれた場所から、いくつもの場所から日本列島人と日本列島を考えて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月09日

    昨年9月刊行。現在の三浦史観の集大成。「古代ヤポネシア表通りをゆく」という副題がつく。ヤポネシアは作家・島尾敏雄が日本列島を言い表した造語。著者は更に、古代では日本海に面した列島の海岸沿いこそは表通りだったと喝破する。ヤポネシアという名称はちょっと突飛過ぎてなかなか人口に膾炙しないかもしれないが、古...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月21日

    ヤマトがもとになって日本が一つの国になっていく前の、海を隔てて大陸に直面した日本海側を表ヤポネシアと捉え直してゆく。そこには結果的に日本の中央となるヤマトとはまた別の人々が、海を通じたさらなる別の人々とのつながりの中で生きていた。
    古事記をもっとよく読んでみたいと思った。

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