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作品一覧

  • ホロコースト後のユダヤ人 ――約束の土地は何処か
    NEW
    -
    1巻1,287円 (税込)
    第二次世界大戦が終結し、ナチの強制収容所から解放されたユダヤ人たち。吹き荒れたホロコーストですべてを失い、普通の人間の生活を取り戻すことを望む彼らの多くは、元の居住地に帰らず、戦後の混乱期にヨーロッパを去ることになる。彼らが実際に行きたかったのはどこだったのか。それに対してイギリスやアメリカをはじめとする国際社会やシオニストたちはどのような行動をとったのか。東ヨーロッパから連合国占領地域のキャンプへ、さらにパレスティナへと移動をつづけたユダヤ人難民(DP:Displaced Persons)たちを通して、もうひとつの現代史を抉り出した野心作。
  • ウィーン ユダヤ人が消えた街 オーストリアのホロコースト
    4.7
    1巻3,190円 (税込)
    冷戦後の史料公開や研究の深化により,ホロコーストの「傍観者」=現地社会の加害の面が明らかになった.世紀末ウィーンに一八万人いたユダヤ人の苛烈な追放を可能にしたものは何か.多民族帝国から近代国民国家への激震の中,被害と加害のはざまを揺れ動いたオーストリアのホロコーストを,戦後の歴史政策も含めて描き直す

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ユーザーレビュー

  • ウィーン ユダヤ人が消えた街 オーストリアのホロコースト

    Posted by ブクログ

    オーストリアのウィーンにはユダヤ人社会があり、反ユダヤ主義も根付いていた。そして、それは大恐慌からのナチの台頭、合邦により、拍車がかかることになる。
    戦後、オーストリアはユダヤ人迫害に対する補償を拒否し、公式に認めることになるのは90年代以降である。これは被害者であり加害者でもある複雑な経緯が起こしたものでもあり、それらを紐解くのが本書となる。

    本書ではアイヒマンのウィーン時代が詳細に描かれている。アイヒマンといえば、どうしても「ユダヤ人問題の最終解決」以降が語られがちなので、なかなか貴重な文章ではないかと思う。ウィーン時代のアイヒマンは移住計画において残酷な成果を上げる。
    そして、アイヒマ

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    2024年05月03日
  • ウィーン ユダヤ人が消えた街 オーストリアのホロコースト

    Posted by ブクログ

    オーストリアの歴史やその周辺の20世紀初頭の情勢が読みやすく書かれていると思います。レーヴェンヘルツとムルメルシュタイン。

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    2024年02月17日
  • ウィーン ユダヤ人が消えた街 オーストリアのホロコースト

    Posted by ブクログ

    オーストリアは、冬のスポーツで活躍する平和な国のひとつと思っていました。
    ヨーロッパの国々の複雑な関係、ユダヤ人の立場、本を読むたびに知識は増えますが、それ以上に悲しい気持ちも広がってしまいます。

    0
    2025年04月03日

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