小説・文芸 - PHP研究所作品一覧

  • 常勝将軍 立見尚文(上)
    5.0
    陸軍大将・立見尚文は、元桑名藩士である。桑名藩は会津藩の盟友として幕末から佐幕派の雄として行動した。いわば賊軍出身者で大将まで立身するのはきわめて稀であり、しかも立見の場合、戊辰戦争・西南戦争・日清・日露の戦役と、つねに最前線にあって戦い、かついかなる厳しい状況下でも立見個人は敗走を知らない。まさに「常勝将軍」なのである。本書は、史上まれに見る天才指揮官であった立見尚文の生涯を、少年時代から永眠までを克明に描いた渾身の歴史大河小説である。上巻は、桑名藩内で頭角を現わし、戊辰戦争では鳥羽伏見の戦いからやがて北越方面へ転戦、雷神隊という精強な部隊を率いて新政府軍を恐れさせた立見の前半生を描く。旧幕府軍の降伏後は謹慎を経て司法省へ出仕、やがて指揮官としての能力を買われて陸軍に招かれる。西南戦争では西郷隆盛の本軍を追い込む活躍。陸軍軍人として立見の評価は一気に高まり、出世街道を駆け上がっていく。

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  • 女子校力
    3.6
    空気を読まずに突き進む“世間知らず”な強さのヒミツ!女子校離れと言われて久しい。「ドロドロしてそう」「楽しくなさそう」と敬遠されるが、実際には異性の目がない学校空間ではスクールカーストが形成されず、ギャルや腐女子、バンギャ、ジャニヲタ、ガリ勉などさまざまな種類の女の子が共存し、グループどうしの対立もない。他人の目を気にしないでいいので、やりたいことに邁進できる自由な環境なのだ。だが、そこで育つと「物言いが率直すぎる」「言葉の裏が読めない」「男のメンツを平気で踏みにじる」と“空気が読めない子”になっていくのも事実。「温室育ちのお嬢様」に商品価値がなくなった現在、女子校の存在意義とは何なのか。閉塞する社会を打破するために、女子校出身者の“空気を読まない力”はどう作用していくのか。78人の卒業生・在校生へのインタビュー、現役教諭、受験産業関係者への取材から見えてくる女子校育ちの“力”を探る。

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  • 女子力アップ キラキラ ハッピーストーリー
    -
    1巻950円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズが、小説&マンガになりました! 「カチューシャとキャップ、どっちを選ぶ?」「イメチェンするために髪を切る? ヘアアレンジに挑戦する?」など、読者の「女子力」によって結末が変わるストーリーを全14話掲載。さらに、読むだけでかわいくなれる女子力アップコラムもたっぷり収録。おしゃれが大好きな女の子はもちろん、女子力勉強中の女の子にも。 【目次】STORY1 どっちを選ぶ?/STORY2 ヘアスタイルでイメチェンしちゃお!/STORY3 気分はアイドル? ワクワク ファッションストリート/STORY4 ドキドキ はじめての告白/STORY5 女子力アップ! すてきなレッスン/STORY6 あこがれのマイルーム/STORY7 キラキラガールの秘密は? ほか コラム……すてきな前髪でイメチェンしよう/ミリョクUP ★ヘアアレンジ/部屋をイメチェンしてみよう☆/スタイルアップするには?/願いごと別 ★おまじない ほか
  • 女性はなぜ買い物に時間がかかるのか?
    4.0
    登録者数10万人のポッドキャスティング「男と女の心理講座 知りたい!相手の気持ち」の発行人・織田隼人待望の最新刊。今回のテーマは「男女心理とマーケティング」。買い物は本能と理性のせめぎあい。異なる精神構造を持った男性と女性とでは、買い物に対する考え方もまったく違うのだ。男女の心理の違いを知ることが、マーケティングの第一歩といっても過言ではない。彼女の洋服選びに付き合わされてヘトヘトのあなたも、家電製品売り場でカタログを集めまくる旦那さまに辟易しているあなたも、本書を読めばその理由が分かってスッキリするかも?異性の心理がわかってマーケティングも身につく、1冊で2度おいしい本。

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  • 人工知能
    3.5
    これはまるで、予言の書――。自動運転技術をめぐる来たるべき近未来の事件に、AI世代の青年が挑む! 中学生の頃から悪さばかりしてきた、新谷凱。彼が、唯一興味を持てたもの――それは「人工知能」の世界だった。携帯電話会社でのアルバイトや電気機器メーカーでの企画開発などを経て、AIに携わる仕事に就いた凱。その企業で彼は、ある事件の捜査に協力することになる。その事件とは、自動運転技術の搭載された試験中の車が人を轢いた、というものだった……。人気経済作家が人工知能の未来に警鐘を鳴らす、傑作サスペンス。
  • 人工知能
    3.2
    1巻1,699円 (税込)
    これが、AI社会が直面する最悪のシナリオなのか――人気経済小説家が描く、衝撃のサスペンス! 中学生の頃から悪さばかりしてきた、新谷凱。いつも行き当たりばったりの人生を送ってきた彼が、唯一興味を持てたもの――それは「人工知能」の世界だった。携帯電話会社でのアルバイトや電気機器メーカーでの企画開発などを経て、AIに携わる仕事に就いた凱。その企業で彼は、ある事件の捜査に協力することになる。その事件とは、自動運転技術が搭載された試験中の車が、人を轢いたというものだった……。
  • 人生気のせい人のせい
    3.6
    「わたしは以前から、考え方も笑いどころも一致するような気の合う人が見当たらず、この世の中にはマトモな人間がいないのかと思っていた。三浦先生と知り合って、やっと気が合う人がいたと思ったら、マトモな人間ではなかった」――。本書はそんな素敵な関係にある、「笑う哲学者」ツチヤ教授と79歳の精神科医三浦医師による夢の(?)対談である。互いに反省と改心を求めるどっちもどっちのやりとりを読んで、あなたは思うだろう。「なんて軽薄でいい加減な人たちなんだろう」。そう思ったあなたは正しい。しかし、そんないい加減な対談だからこそ、あなたの心の重荷が軽くなり、人生が楽になる、かもしれない。<主な内容>「尊敬されない方がいい」「欠点は財産、愛嬌が最高」「心の健康を保つ秘訣」「女とのつきあい方」「プライドを捨てれば楽になる」「成功なんか、しなくていい」他

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  • 人生、義理と人情に勝るものなし
    -
    消えてしまった風景、父母への想い、特攻隊員として死を覚悟していた日々……。さらに現在の日々のふれあいの中で出会った人々、町、映画……。そして、それらの中から浮かび上がってくる生きていくための智恵。「昔の隅田川はとてもきれいでね、岸からちょっとのぞくと、水の中に生えた蘆の根っこの所をワタリガニがノソノソ歩いていたものだ。水底から砂がパッ、パッと上がる。カレイが横たわったまま呼吸をしているんだな。……おれがそば屋でライスカレーを食うに拘るのは、昔の良かった隅田川の光景が、ありありと頭の中に浮かんでくるのさ。そしてもっと大事なのはな、妙な話だが、こうやっているとな、その頃の隅田川の風景がまだどこかに残っているような気がするのさ……」。時代がどんなに変わっても、きっとどこかでつながっている。わかりあえるさ、日本人だから、な。人生の愉しみや人生の渋味が、心にあふれだしてくる、珠玉の随筆集である。

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  • 人生成功のヒント366 本多静六一日一話
    -
    明治、大正、昭和の前半に至るまで活躍した人物・本多静六。日比谷公園などの設計、国立公園の設置に尽力し、「日本公園の父」と称される。そのかたわら、「4分の1天引き貯金」と1日1ページの原稿執筆を実践する独特の生活哲学と山林、土地、株の売買などで巨万の富を築いた蓄財家として知られる。しかし静六は天才肌だったわけではなく、天賦の才がないと自認していた。それ故に、「人生即努力、努力即幸福」をモットーにして、努力に努力を重ね、結果として成功することができた。本書は、多くの成功者の座右の銘、手本になってきた本多静六の成功哲学のエッセンスを、主要な書籍から抜粋し、どこからでも読めるような形で再編集して紹介する。混迷の時代、指針なき時代だからこそ、必須の実践哲学!
  • 人生相談は真夜中のバーで
    -
    「妻が新型インフルエンザ恐怖症になってしまって困っています」「貸したお金を返してもらえず困っています」「キャバクラのコとつきあいたいんです」「ネットでデマを流され、迷惑しています」「妻が子供を産んでから、すっかり太ってしまいました」「カレシがいるのに他にも気になる男の人ができてしまいました」「子供が何を考えているのかさっぱり判りません」――モーさんは小さなショットバーのバーテンダーで、客からの相談に乗ることも多い。しかし悩みを解決するためのアドバイスが次々とおかしな波紋を巻き起こし、ついにはまさかまさかの秘密が露わになって……。ちょっぴり苦い読後感が癖になる連作ユーモアミステリー。『人生相談始めました』を改題。

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  • 人生について
    3.0
    「山本日本学」をうち立て、戦後思想史に大きな一石を投じた著者。その独特な視点はどこから生まれたのか。本書は、幼年期を送った昭和初期の世相や、何事も「控え目」を心がけた父母の教え、九死に一生を得たフィリピンでの軍隊体験など著者の原点が描かれている。変革の時代にあって「静かなる視座」を持ち、十年一日のごとく平々坦々と生きる大切さを教えてくれる珠玉のエッセイ集。

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  • 人生について、父から学んだ大切なこと
    -
    ジャーナリストであった父・山谷親平が家族に必死で伝えようとした“人生の美学”とは何だったのか?「優雅にやせ我慢できる人間は上等だ」「絶望は愚か者の結論なり」等、数々の残された言葉を通して、父への思いを綴る。ユーモアと郷愁あふれる珠玉のエッセイ。

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  • 人生の歩き方はすべて旅から学んだ
    3.0
    著者は、歴史を現代的な見地から読み直し、ビジネス社会を生きるヒントを提示する作家であり、一方、講演などで全国を行脚する、大の旅好きでもある。本書では、日本各地を「無尽蔵の鉱脈」にたとえ、その魅力を探りつづける歴史作家ならではの視点で、東北から九州まで、各地の歴史・風土の息吹に触れながら、先人の歩みに思いを馳せる。たとえば、津軽藩祖・津軽為信の“グローカリズム”(グローバル・ナショナル・ローカルのバランス)に未来の地方都市像を見るかと思えば、自ら“心の三畳間”と呼ぶ静岡県の養鱒場でマス釣りに興じ、まったくの孤独の一時を楽しんだり、はたまた、後醍醐天皇の皇子が九州の拠点とした熊本県八代市一体には、人を惹きつける“不思議なオーラ”が満ちていると感じたり……。楽しみや不思議な発見がある旅は、まさに人生の修学旅行のようなもの。人生という「自分」発掘の旅の道標となる一冊である。

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  • 人生の出発点は低いほどいい
    -
    「後悔しない生き方」を実践してきた著者は自らの人生を振り返り、「人生愚行多し」と語る。本書は、著者の七十年以上におよぶ人生体験に基いた自伝的エッセイである。「名門ではなく活気で選んだ上智大学」「恩師との出会いが人生を変える」など、学問の道がいかに拓かれていったかが窺えるエピソードの数々。さらに論壇デビュー後の立花隆氏との論争、ベストセラー『知的生活の方法』が生まれるまで、など興味深い話が続く。そして著者は、人生には正しい後悔と間違った後悔がある、と説く。「間違った後悔」とは、環境を嘆き、不遇を呪うこと。逆に、「なぜ失敗したのか。どうすれば成功するのか」をじっくり考え、次に備えるのが「正しい後悔」である。本書の「新版へのまえがき――格差社会肯定論として」は、昨今の「格差論議」に大きな一石を投じる必読の一文だ。

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  • 人生めぐり愛(KKロングセラーズ)
    -
    芸能活動30周年! 壮絶な下積み時代、大病の告知などを乗り越えて今。どんな時も前向きに、あふれる江戸っ子気質。結婚秘話から、演歌に込めた思いまで。*第1章 いまがいちばん幸せ 第2章 歌うことが何より好きだった―「歌手・伍代夏子」が生まれるまで 第3章 演歌に込められた思い 第4章 「いつも元気」の方法 第5章 誰かのためにできること 第6章 悔いも未練もなし
  • 人生を変える100の質問
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ひとつの質問が、その人の人生に、大きな衝撃を与えることがある。著者の宇佐美百合子さんは、カウンセラーとして、それを幾度も目の当たりにしてきました。もし、あなたが人生を変えたいと思ったら、普段は深く考えないようなことを、真剣に質問してみるのもいいと思います。「あなたは、いつどのようにして、愛する人に自分の素直な気持ちを伝えていますか?」「これまで一度でも、『私ほど幸運な人間はいない』と心の底から思ったことがありますか?」「あなたに嫌いな人がいるとして、あなたはその人の立場やこれまでの人生について考えたことがありますか?」……。愛、成長、幸福、人間関係、成功、生き方などについて、人生にとって大切なことを忘れないでいるために。大高郁子さんのイラストとともに、100の質問があなたを確かな気づきに導きます。
  • 人生をムダにしない50の小さな習慣
    3.0
    「時間もお金も才能もタダの手段。手段をそろえるために短い一生をムダにするのはもったいない」という著者が、充実した毎日を過ごすための簡単な方法を教えてくれるヒント集。「天気予報と同じくらい、自分のことも信じよう。未来は“曇りのち晴れ”」「眠れないのは今日できる楽しいことを、きっとし忘れているから。眠れない時は、起きよう」「付き添いがいると心のガードが固くなる。ここ一番というときは1人で行こう」など、前向きになれるアドバイス満載。気持ちを切り替えるキッカケになる一冊!

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  • 人体工場
    3.3
    大量のたんぱく質が尿に出ているのに、腎機能にはまったく異常がない――。美人医師・若松みなみの検査を受けた三流大学の学生・真柴徹は、以前に軽い気持ちで参加した治験のバイトに疑いを抱いた。一緒に治験を受けた火野美紀とともに、真相を探り始める真柴。だが、彼女が突然行方不明になってしまう。美紀を救うべく、単身敵地に乗り込んだ真柴は、恐るべき計画の存在に気づいたのだが……。医療ミステリー最新作。

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  • 人物で読み解く 「日本陸海軍」失敗の本質
    4.0
    明治維新の躍進から日清・日露戦争の勝利を経て、なぜ日本は「敗れる戦争」へと突き進んだのか? 政治の迷走、軍部の独走に翻弄され、なぜ日本の国策は「一元化」できなかったのか?本書は“近代未満の存在”に終わった「日本陸海軍のキーパーソン」25人の理想と挫折をたどり、戦前日本の“失敗の本質”を読み解く――。「文官」と「武官」で教養知識が分断され、総合的な「発想力」が欠如したままの国家戦略。国民の統制は必要不可欠と考え、他者の「自由・独立」を理解できなかった帝国陸軍の「統制派」たち。金科玉条の「対米艦隊決戦」に引きずられ、なぜ文民が軍縮条約を決めるのかと強硬に反対した帝国海軍の「艦隊派」たちなど、最優秀の人材を集めながら、戦前の日本が敗れた理由が見えてくる。今も変わらぬ日本の「パワー・エリート」の限界と陥穽を鋭く衝いた一冊。

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  • 神武東征の謎 「出雲神話」の裏に隠された真相
    3.3
    日本神話のなかでも、とりわけ謎めいているのが神武東征である。南部九州・日向の高千穂峰に降臨した皇祖神が、なぜ山を下って辺境の地「野間岬」に行き着いたのか。その末裔である神武天皇は、なぜ「日向」の地からヤマトを目指したのか。それらの難解な謎解きに果敢に挑んだのが本書だ。著者によれば、天から高千穂峰に舞い降りたという天孫降臨神話は非現実的であり、おそらく「野間岬」が天孫族の出現の地であっただろうと推察する。さらには神話が当時先進地帯でなかった「日向」の地から神武天皇がやって来たと設定した背景には、必ず何らかの事情が隠されているはずだ、と指摘する。それを解く重要な鍵こそ神武天皇の正体なのだと言う。「祟る鬼」と位置づけられた神武天皇の素顔に迫ることで次第に明らかとなる「出雲の国譲り」や神武東征の意外な顛末を知れば、読者は大いに驚かれるに違いない。天皇家の誕生とヤマト建国の謎がいま解き明かされる!
  • ジンリキシャングリラ
    3.6
    “北陸の小江戸”と呼ばれる町で、父と二人暮らしの高校一年の雄大は、イケメンなのに女子が苦手でちょっぴり喧嘩っ早い。入学早々、先輩と衝突して野球部を追われるが、可愛い先輩に誘われるまま人力車部へ入ることに。そこには、人気者だがモテない部長、男前すぎる女性車夫、サボりの天才など、個性溢れる仲間がいて……。青春のきらめきと甘ずっぱさを描いた感動の物語。書き下ろし短篇「浅間くんのお父さん」を収録。
  • 人類滅亡フラグがたちました! ぼくらが決める七つの未来(アクム)
    3.7
    1巻950円 (税込)
    人類が生き残る未来をシミュレートできなかったら、今すぐ世界が滅ぶ!? 『若おかみは小学生!』(青い鳥文庫)の令丈ヒロ子先生最新作! 光り輝く生命体――「カンノン」によって、密室に集められた13歳の男女7人。「理想の未来をシミュレーションせよ」と命じられるが……人類が生き残る未来をシミュレートできなかったら、今すぐ世界が滅ぶ!? 【目次】1 どうして? ここどこ?/2 カンノンさま登場?!/3 アミ・永遠にラブラブの世界/4 なんで滅亡決定?/5 タイガ・ゲームを戦争の代わりにする世界/6 それで正しいの?/7 セト・平等な階級制の世界/8 信じられないんだけど!/9 リツ・みんなちがってみんなハッピーな世界/10 そんな世界、見てみたい!/11 マユカ・安心してだれかを好きになれる世界/12 今度こそ正解?!/13 レナ・ほぼパーフェクト・ワールド/14 あなたの理想の世界は
  • すいとうのひとやすみ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 村上しいこ&長谷川義史のコンビがおくる、「わがままおやすみ」シリーズ第10弾! 家族みんなでキャンプに行こうとしたら、お父ちゃんが車のカギがないってさわいでる。台所のテーブルにカギを置いたというので見に行くと、ぼくのすいとうに目と鼻と口がついていて、「ぼくをほっといてキャンプに行くなんてあんまりや」と言ってきた。さらに、手と足と頭にかえるがぴょこっと生えて、「はやくいこ。キャンプ場がまってるよ!」と走りだした。キャンプ場に着くと、ぼくとすいとうはおにごっこをして遊んだ。するとそこにいじめっこがやってきて、操縦していたリモコンカーをすいとうにぶつけてきた。いじめっこを注意したけど、いじめっこは全然反省していない。ぼくとすいとうは、ザリガニをとりに小川にむかった。小川に赤いかたまりがゆれているのを見つけたとたん、すいとうの頭のかえるがゲコゲコと鳴いて、すいとうを引っぱるように川に飛びこんでしまった!
  • すいはんきのあきやすみ
    4.3
    人気コンビがおくる「わがままおやすみ」シリーズ第4弾!運動会の日、お母ちゃんがお弁当をつくろうとしたら、すいはんきのふたが開かなくなってしまった。そして突然、すいはんきがしゃべりはじめて、運動会に参加したいと言い出した! ぼくたちは、すいはんき「ジャーちゃん」と一緒に運動会へ向かった。かけっこの時に走る子が一人足りなくなったので、ぼくはジャーちゃんに出てもらった。ところが、かけっこの途中で、いじめっこが足をひっかけてジャーちゃんを転ばせた。ジャーちゃんといじめっこは大げんか。先生に怒られたけど、ジャーちゃんはその後、お母ちゃんとの「コアラだっこ」と、お父ちゃんの「かりもの競争」で大活躍!「追っかけ玉入れ」では、背負うかごが足りなくて、ジャーちゃんがかごの代わりに。ぼくがジャーちゃんを背負っていたら、いじめっこが玉をぶつけてきた。ジャーちゃんは、またいじめっことけんかになって……。
  • スカイツリーの周辺で愛を叫ぶ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スカイツリーの完成をその足元で見守ってきた著者が贈る、地元密着型ご当地漫画!! グルメ、ビュースポット、名物オヤジなどなど地元に根付いた著者だからこそ紹介できる、思わず出かけてみたくなる情報が満載!! たった3時間の点灯実験――そのツリーのライトアップの下で僕たちは……!? スカイツリーの建設当初に、大阪から上京してきたマンガ家・魚乃目三太とその彼女・ユキコタロウ――そんな関西人ふたりの視点で、人情味あふれる“ツリーのある街”をご紹介。ツリーの成長(建設が進む)とともに、進展していくふたりの関係からも目が離せない……!? 郷愁をそそる新スポットとその周辺への愛を、ノスタルジック系マンガ家・魚乃目三太が笑いあり涙ありで贈る、スカイツリーコミック!!
  • 素顔の宮家 私が見たもうひとつの秘史
    -
    東京都庭園美術館として一般公開されているアール・デコの館は、かつての朝香宮邸であり、著者が暮らした思い出の地でもある。15歳で母を亡くし、朝香宮の女主人としての務めを果たしていた著者を、貞明皇后、母の姉妹である北白川宮・東久邇宮様をはじめ、宮家の皆様が温かく見守ってくださり、結婚の折には、貞明皇后が直筆のお手紙をくださるなど、お心をかけていただいた。開戦当日の披露宴、生活の変化と戦争の混乱、次から次へと押し寄せる波を夫と家族とともに乗り切り、戦後の華族令廃止によって一市井人となった著者。本書は、パリーで過ごした両親の充実した日々がそこかしこにあふれている白金・朝香宮邸での暮らし、貞明皇后、母の姉妹や親族、著者の家族との触れ合い、民間の人と変わらない情愛で結ばれていた“素顔の宮家”の微笑ましいエピソードが、貴重な写真とともに、ちりばめられている。
  • 好きと言えたらよかったのに。(大和出版) 世界で一番せつない62のメッセージ
    4.0
    きっと彼は振り向いてくれないだろう……けど、好き。 同性愛者の歌人が贈る、恋のときめきからうまくいかないつらさ、痛みが詰め込まれた短い言葉で織りなす恋愛フォトエッセイ。 「ちょっと大人になったとき、また読み返したい」(女性・17歳・高校生) 「遠くて近い、私の恋の代弁者」(女性・19歳・大学生) 「誰もが求めていた、生きる糧になる言葉があります」(男性・24歳・大学院生) 「涙が出た。そのとき、まだ彼のことが好きなんだと気がつきました」(女性・25歳・会社員) 「友達の日記を盗み見るような、緊張感と親近感」(男性・25歳・会社員) 「すごく自然と心に響く。はまりそうな予感」(女性・39歳・主婦) 「切なさと性愛を同時に詠うことのできる、稀有な歌人」(女性・42歳・会社員) など共感の声、続々! 片思いの甘くて苦い気持ちによく効きます。

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  • 好きな映画が君と同じだった
    -
    映画はデートの定番です。「一緒に観る」っていう体験がいい。黙って観ているあいだ、二人だけの世界は邪魔されない。そして好きな映画が君と同じだったら……、そんなふとした偶然から恋ははじまります。本書はそんな日常の些細な出来事をおろそかにしない心の習慣を身につけ、幸せをキャッチするためのヒント集。「最初のデートでキスをすると、恋になる」(『おしゃれ泥棒』より)、「恋は勢いだ」(『ストリート・オブ・ファイアー』より)、「傷つけることも傷つけられることも、優しくなるには必要なんだ」(『シザーハンズ』より)……etc.映画が教えてくれる恋愛のアドバイスに加え、「好きなことは、楽しいけれど、楽じゃない」「ほめられるためではなく、自分が感動できる勉強や仕事をしよう」「たくさんの友だちより、1人の親友を持つほうが幸せだ」など、きっかけを上手につかむヒントもあわせて満載。さあ、素敵な「偶然」に出会いましょう。

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  • 好きな彼に言ってはいけない50のことば
    -
    「好きな人、いるんですか?」「私はあなたの何なの?」……あなたは無頓着にこんな言葉を使っていませんか?恋愛は、相性に頼らず、きちんとした言葉を使って気持ちを伝えることが必要です。本書では、恋をする女性が失敗しがちな、良くない50の表現をピックアップし、その言い方がなぜマナー違反なのかを説明します。好きな人と会話でコミュニケーションするためのフレーズ集。

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  • 好きなひとができました
    3.3
    1巻1,300円 (税込)
    「好きなひとができたから」。これほど人を傷つける残酷な言葉があるだろうか……。人から「好き」と言われるたびに次から次へと女性とつきあい、すぐに「好きなひとができた」と言って、別れを告げる男、神崎登吾。彼はなぜそのような行動を取るのか。彼になぜ女たちは魅かれるのか。そして彼に捨てられた女たちの心情は? 神崎登吾に運命を捻じ曲げられた男たち女たち、かつての友人、親戚たちの証言から、徐々に彼の正体が浮き彫りになっていく。そして、諦めきれず執拗に彼を追い続けるある女、影のようになぜか彼につきまとうある男が引き起こす決定的な事態とは!? 第4回小説現代長編新人賞を受賞してデビューし、『泣きながら、呼んだ人』が盛岡のさわや書店が主催する〈さわベス〉文芸部門第1位を獲得するなど話題の著者が贈る、衝撃と慟哭のミステリー。

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  • 数奇の織部
    -
    武人として戦功を求めるか、茶人として数奇の道に生きるか――織田信長に見出された若き武将・古田左介は、葛藤を抱きながらも「茶の湯」の奥深さに魅入られていく。豊臣秀吉、千利休らと触れ合う中で、彼が生み出した独特の「織部流」とはいかなるものだったのか。天下人らと堂々と「数奇」で渡り合い、戦国乱世に己の美学を貫き通した男の波乱の生涯を感動的に描く長編歴史小説。文庫書き下ろし。
  • スキーだ やっほう
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スキーが下手なとしくんは止まることができず、ゆきのなかへつっこんでしまいます。そして、いつの間にかスキーがじょうずなねこのみんなに置いてきぼりにされてしまいます……すると、としくんの影が「ぼくが教えてあげるよ」と言いました。影はどうやってスキーを教えたのでしょう?
  • すぐにともだちできるから
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 しょうたは町はずれの牧場の子です。犬のジョンと子牛のゴロウだけが友達でした。幼稚園に行くことになっても、入園式の翌日から泣き叫んで行きません。困った大人たちは、ジョンとゴロウに手伝ってもらうことにしました……。
  • 鈴木貫太郎 昭和天皇から最も信頼された海軍大将
    4.0
    もはや勝利への望みはついえた太平洋戦争の幕をいかに引くか。それこそが、昭和天皇から、首相・鈴木貫太郎に託された、最大の任務であった。日清戦争当時から、“鬼の水雷艇長”として名を馳せたが、「軍人は政治に関与すべきではない」との固い信条から、決して、政界の表に立とうとしなかった“生粋の海軍軍人”は、天皇の口から「頼む」といわれ、ついに、この難局に立ち向かうことを決意する。しかし、特に陸軍においては、この時に至っても、“本土決戦、一億玉砕”の意気強く、天皇―鈴木ラインの“早期終戦”とは、全く相容れない情況であった。そこで、鈴木貫太郎は、本心をおしかくし、決戦派に迎合するように見せながら、海外の情勢をも見定め、自らの任務遂行に向けて、着々と手を打って行く。そして、ポツダム宣言の発表……ここに貫太郎は細心の注意を払いつつ、勝負をかけた行動に出た……。天皇と日本への至誠を貫いた男の生涯を描く長編小説。
  • スタンドアップ!
    4.0
    戦うのは自分のため。だけど、最後の力はみんながくれるんだ。――具志堅用高氏(元WBA世界ライトフライ級王者) 夫のDVから逃れ、シングルマザーとして小学生の娘を抱えながら働く三十三歳の愛。何に対しても自信がなく、気弱な彼女が出会ったのは、寂れたボクシングジムだった。最初は同僚に誘われ、渋々通い始めた愛だったが、徐々にボクシングの魅力に目覚めていき……。子育て・仕事との両立、プロ試験の年齢制限、別れた夫の妨害や世間からの偏見――さまざまな困難に立ち向かい、闘う女性を描いた勇気と再生の物語。
  • スタンドアップ!
    3.8
    1巻1,600円 (税込)
    勝てなくてもいい。でも、もう逃げない。夫のDVから子どもを連れて逃げた先で出会ったものは――。現代を生きるすべての女性にエールを贈る、感涙必至のボクシング小説誕生! 暴力を振るう夫に耐えかねて、小学一年生の娘と共に新大久保に逃げてきた33歳の愛。同僚のダイエットの付添いとしてボクササイズに通い始めるが、素質を見出され、なぜか本格的にプロを目指すことに。さらに、思いもしなかった強敵と戦うことになってしまい……。これまで流されるままに生きてきた女性が、ボクシングを通して自らの力で人生を切り拓いていくまでを描いた、汗と涙の長編小説。

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  • スティーブ・ジョブズvsビル・ゲイツ 二大カリスマCEOの仕事力
    3.9
    Mac、iPod、iphone、そしてiPad……世の中を驚かせ続けるカリスマ経営者、アップル創業者スティーブ・ジョブズ。ウィンドウズを中心に、ワード、エクセルなどでソフトウエア業界を席巻、マイクロソフト「帝国」を作り上げたビル・ゲイツ。一見対照的ながら、どちらも強烈な個性で時代を引っ張ってきた二人の経営者。この四半世紀において、彼らが最も優れた二大経営者であることに、異論を唱える人はいないだろう。本書は、そんな最強CEOである彼らを、12の能力から読み解き、比較するもの。その壮絶なる仕事ぶりから経営者としての判断力、部下や外部とのコミュニケーション能力、そしてライバル撃退力までエピソード満載で説く。最強の経営者は果たしてどっちだ!?

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  • すてきな恋に出合える35の言葉
    -
    恋がうまくいくとはどういう状態だろうか。その人と結婚して、しあわせに暮らすことと考えると、うまくいく恋はおそらく人生で1回くらいであろう。100回恋をしても99回は別れのとき。最後の1回だけうまくいけばしあわせになれると考えれば、簡単そうにも思うが、悩んでいるときや失恋した直後は、冷静になれない。一度できたことなのに、どうすれば恋をはじめられるか、思い出せなくなる。本書は、いま、悩みで見えなくなったものを見つける手がかりを探している人に、また心に助走をつけて新しい恋に出合いたい人に向けて、言葉(詩)と絵でまとめたものである。構成は、「はじめの一歩はちいさめに」「恋の非常事態」「やっと見つけた」の3章から成る。「こどものころの話を聞いてみる」「短い言葉で伝える」「思い出は形で残す」など、恋するときにきっと役に立つ、具体的なメッセージ35編を掲載。あなたの恋を応援する大人の絵本!

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  • すてきなステッキ
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『そらとぶパン』や『あしにょきにょき』などで大人気の深見春夫のナンセンス絵本。わたしのおじいちゃんのステッキは、とてもふしぎなステッキです。いろいろなものを、すてきなものにかえてしまうステッキです。おじいちゃんとわたしは、おさんぽにでかけました。おじいちゃんは、ベンチのうえにおちているきれいなおちばをステッキでつつきました。すると、おちばはすてきな小鳥になって、とんでいきました。そして、ステッキでみずたまりをつつくと、虹色のふんすいになり、リンゴをつつくと、すてきなぼうしになりました。ふたりはしばらく歩いて畑につくと、ソラマメのさやをつつきました。すると、ソラマメがとびだしてきて、電車になりました。ソラマメの電車にのると、はっぱがレールになり、夜になるとレールは星になりました。そして、電車は夜空へとすすんでいきました。
  • ストーブのふゆやすみ
    3.8
    今日は待ちに待ったスキー旅行。みんなで戸締り点検していたら、いつもの場所にストーブがない。「ストーブが家出したんや」とお父ちゃん。おかしいなと思っていたら、こたつの中でストーブを発見。すると、「ちょっと寒いやないの。はやくふとんおろして」といって振り返ったのは、目と口と鼻がついているストーブ。しかも、ストーブはこたつで留守番しているといってみんなを困らせた。でも、富士山が見られるというお父ちゃんの嘘にストーブがだまされ、一緒に行くことになった。電車にのってスキー場に到着。ぼくはストーブにスキーを教えてあげたけど、ストーブは全然言うことを聞かない。一人でリフトにのって滑ってきたストーブは、大転倒。ぼくは足を痛めたストーブと一緒に、富士山のような雪の山をつくることにした。すると、いじめっこがやってきて……。村上氏のテンポよい関西弁のお話を、長谷川氏のユーモア満載のイラストで描いた笑える一冊。
  • すなばばば
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「しごとば」シリーズや、『ぼくのトイレ』などで人気の鈴木のりたけがおくる、小さい子から楽しめることばあそび絵本。公園のすなばで友だちと遊んでいたら、空からすながふってきた! すくなば、すなばなな、すながねばねば……、おかしなすなばになっちゃった! すると、はぐれた友だちとであって……? 声色を変えたり、抑揚をつけたり、読み方次第で楽しみ方が何倍にも広がります。読み聞かせにぴったりの一冊です。
  • スピリチュアルおかん 伝説のゲーム「エルシャダイ」開発者と家族の神秘体験
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「そんな装備で大丈夫か?」がネット流行語大賞の金賞を受賞。日本ゲーム大賞ではフューチャー部門賞を受賞した伝説の「あの」ゲーム、「エルシャダイ」。その開発ディレクターであり、「デビル メイ クライ」のモンスターデザイン、「大神」の妖怪デザインなども手がけてきたゲーム・クリエイター竹安佐和記氏自身が描く、実話をもとにしたコミックエッセイ。「エルシャダイ」開発にあたっては、さまざまな「大人の事情」が絡んでおり、開発責任者である竹安氏はその対応に苦慮していた。そんな中、実の母親がスピリチュアルな「何か」に目覚め、占い師を目指すことに。公私ともにトンデモない状況に追い込まれた竹安氏がとった行動とは……! 占いや人生鑑定とは、そもそも何なのか? 人生の岐路に立ったとき、人は何を考え、どうするべきなのか? 竹安氏にとっては日常だが、大多数の人にとっては現実とかけはなれた「非日常の世界」が開幕します。
  • スプラッシュ マンション
    4.0
    人生は笑って、楽しんだ者の勝ち!――東京の下町・葛飾区新小岩。分譲マンションの管理組合理事長・高倉と、管理会社の癒着が発覚!? 住人の麻丘と南は、漫画原作を生業とするパパ友・葉山を参謀役に迎え、謎の風俗嬢をも巻き込んで、高慢で小悪党の理事長を懲らしめるべく「大人のいたずら」を仕掛ける! 笑芸作家が人生の妙味を笑いでつつみ込んで描いたノンストップ・エンターテインメント。
  • すべてがうまく回りだす あなたのなかの「美人オーラ」を引き出す方法(大和出版)
    -
    なぜかみんなに大切にされ、恋も仕事もチャンスをゲット。なんでもかんでもスイスイうまくいく。そんな人は、その内側の“自分”が超美人。「私は愛される人」「私は成功できる人」「私は幸せになれる人」「私は夢を叶えられる人」なんて無邪気に信じている。つまり自己イメージが高いのです。さあ、心を整え、自己イメージを高めて、幸運体質に自分を総とっかえ!運をどんどんゲットする極意!

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  • すべての生命は海から生まれた どきどきわくわく動物愛情物語
    -
    白いミニ鯨スナメリの出産のドラマ、働き女房の居候亭主アンコウ、ひょうきんもののラッコ、伝説のヒロイン人魚のモデル、ジュゴン。海に生きる動物たちの生活は、驚くほどの知恵と愛情に満ちている。地球環境を守ることが緊急の課題になっている現代、私たちは今こそ動物たちの生きる姿に学ばなければならない。著者は、日本一の入館数を誇る鳥羽水族館の館長。ユーモアたっぷり、珠玉の動物エッセイである。

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  • すべての神様の十月
    3.8
    1~3巻660~750円 (税込)
    帆奈がバーで隣り合ったイケメンは、死神だった!? 死神は、これまでに幸せを感じたことがないらしい。なぜなら幸せを感じた瞬間……(「幸せな死神」)。貧乏神に取り憑かれていた雅人。そうとは知らず、彼は冴えない自分の人生を“小吉人生”と呼び、楽しんでいたのだが……(「貧乏神の災難」)。人生の大切なものを見失った人間の前に現れる神々たち。その意外な目的とは? 優しさとせつなさが胸を打つ連作短篇集。
  • すべての神様の十月
    3.8
    1巻1,300円 (税込)
    榎本帆奈は驚いた。金曜日の夜、行きつけのバーで隣り合ったハンサムな男性は、死神だったからだ。帆奈に召喚されたという死神は、いままで一度も“幸せ”を感じたことがないらしい。なぜなら“幸せ”を感じた瞬間、死神は……「幸せな死神」。池内雅人は貧しかった。貧乏神に取り憑かれていたのだ。ツキに見放された人生だったが、そんな人生を自ら<小吉人生>と称して楽観視していた。一方、貧乏神には雅人に取り憑かなければならない“理由”があった。なぜなら雅人が並々ならぬ……「貧乏神の災難」。人は時に、感謝したり、絶望したり、大事なものを見失いかけたりするもの。そんな人々の前に現れる神様の「意外な目的」が胸を打つ。「東京バンドワゴン」シリーズで人気の著者が紡いだちょっぴりひねりを利かせた短篇集。

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  • すべての空の下で 写真を楽しむ42の方法
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「いつも同じような写真になり、何かもの足りない」「もう一段、レベルアップした写真を撮りたい」そんな方に、日常の何気ない風景を独自のフレーミングで切り取るプロ写真家が、自分のセンスを磨きながら写真を楽しむヒントを教える。いい写真、おもしろい写真を撮るために必要なのは、テクニックではなく感性だ。本書は、感性の写真家が、これまで撮影した写真の中から完成度の高い作品を選び抜くとともに、写真に対しての考え方や願いを印象的な短い文章にまとめたものである。30年以上にわたる撮影活動、10万枚以上の写真の中から44点を厳選した「野寺治孝の究極のベストセレクション」として価値ある写真集でもあり、写真を愛するすべての人に贈るハートフルなメッセージ集でもある。この地球の「すべての空の下で」起こっている出来事を、写真に撮ることができる。そして、大切なことは、上手に撮ることではなく、楽しむことなのだ。
  • すべては音楽から生まれる
    3.5
    この地上を満たす美しい旋律に、耳をすます。脳科学者が解き明かす、音楽の神髄。音楽――「music」――は、古来よりあらゆる芸術をつかさどるものとしてあった。そればかりではない。生命原理と創造性の本質にも通じているのだ。人は胎児の頃より外界の音を聴き分け、脳の中では常に交響曲のような働きが起こっている。すばらしい演奏に接する時、私たちは「内なる楽器」を鳴らし、「生命の躍動」は強まる。そして人生とは、自分だけのハーモニーを奏でることなのだ。快い音楽を聴く時、脳では何が起こっているのか。名曲の創造の影にあるものとは。名演奏の記憶はどのように処理されていくのか。シューベルトはじめ、モーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバー、ワーグナーetc. かつて《未完成》との印象的な出会いをした脳科学者が自らの経験と知をもとに語り誘う、音楽の喜び、その新たな地平。ルネ・マルタンとの対談を収める。CDガイド付。

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  • すべて忘れて生きていく
    3.8
    小さい頃から「早くしなさい」と言われ続けた私が気がついた世の中の真実とは――。「どんな毎日にも笑えることを見つけることができる」と信じる著者による、珠玉のエッセイ集。相撲への愛が迸るロングエッセイ、日常のゆるい出来事を導入にいつの間にか本の内容に鋭く切り込んでいく油断のならない書評集、奇妙な味わいの掌編小説二編も収録した、キミコの魅力に満ち溢れた一冊! 本人も「書いたことを忘れていた」貴重な原稿が満載です。
  • スポーツの迷路 ~水泳、サッカー、スキー……60競技をかけぬけろ!~
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本作品は、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。電子書籍の特性上、書き込み等はできません。予めご了承ください。】さあ、迷路マラソンがはじまるよ。いろんなスポーツ会場をめぐり、かくしえをみつけて、無事にゴールできるかな? 迷路、かくしえの他に、どの場面にも仕掛けがいっぱい! 観客席の人が文字をつくる「英語ひともじ」、いろんな国と地域の旗をみつける「国旗をさがそう」、ほかにも競技や種目の名前があちこちにかくれています。また、最初のページから最後のページまで、12場面を通して、しりとりで言葉をつなぐ「しりとリレー」など、様々な設問で何度でも楽しめます。 〈内容〉「陸上競技スタジアム」→「球技のグラウンド」→「海と川のスポーツ」→「めいろ運動公園」→「スーパー体育館」→「プールの大温室」→「戦いのビル」→「スキーのゲレンデ」→「雪のスポーツランド」→「氷のリンク」→「パラスポーツ大集合」→「スポーツのお祭り」
  • 墨いろ
    5.0
    104歳の現役美術家・篠田桃紅先生の代表作エッセイの新装復刊本を電子化。ラクで間違いなくやれることであんまりおもしろいことはない――。それを知ることが、人生というものに飽きずに生きる秘訣かもしれない。本書はニューズウィーク誌にて「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれ、104歳という長寿を重ねてもなお、第一線で創作を続ける篠田桃紅先生の原点ともいえるエッセイ。1979年に日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した名著に新装版へのまえがきを加えて再編集。篠田桃紅先生の墨象作品も口絵として収録。いつまでも意欲を失わず、みずみずしい感性を持って生きる秘訣を受け取ってください。

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  • 住友を破壊した男
    4.3
    十倉雅和氏(経団連会長・住友化学会長)、絶賛! 「住友の事業精神の原点は、ここにあった」煙害問題の解決、企業の利ではなく人々のために……。“ESGの先駆者”伊庭貞剛の生涯を描き切った感動のノンフィクションノベル。この男なくして「住友」は語れない! 幕末、志士として活動後、司法官となった伊庭貞剛は、叔父で総理事の広瀬宰平に招聘され、住友に入社する。しかし当時の住友は、別子銅山の煙害問題を抱え、さらには宰平の独断専行が目にあまるほどであった。住友財閥の中にありながらも、住友を破壊せんばかりの覚悟を持って改革に臨んだ、“住友中興の祖”とよばれる経営者に光をあてた傑作長編小説。
  • 住友を破壊した男 伊庭貞剛伝
    4.0
    1巻1,799円 (税込)
    この男なくして、「住友」は語れない。絶対的権力者の専横、目先の利益を追う者たち……すべてを破壊せねば、再生はできない。危機に瀕した住友を救った“住友中興の祖”伊庭貞剛の、知られざる生涯に迫る感動のノンフィクション・ノベル。住友家二代目総理事として住友銀行創設などの英断を下し、“住友中興の祖”とよばれた伊庭貞剛。彼の人生は、波乱に満ちたものであった――。幕末、志士として活躍したのち、新政府に出仕して司法界に。その後、叔父であり、住友家初代総理事の広瀬宰平に招聘され、住友に入社する。しかし当時の住友は、別子銅山の煙害問題を抱え、さらには宰平の独断専行が目にあまるほどであった。住友財閥の中にありながらも、住友を破壊せんばかりの覚悟を持って改革に臨んだ企業人を描き切った、傑作長編小説。
  • スーパーセレクト100 考える力を育てるお話 ハンディ版 名作や伝記から自然のふしぎまで
    -
    1巻1,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 9万部を超える人気読み聞かせ本「考える力を育てるお話」のハンディタイプを電子化! 世界の童話から伝記、科学のお話まで100話をセレクト。 ●名作・伝記から自然のふしぎまで、セレクトした100話のお話が入っています。 ●お話に関するQ&Aクイズを収録 ●元本より大きな活字 ●乗り物の中、お子さんが飽きてしまったとき、もちろんお泊りシーンでも活用できます。 ●お子さんがのぞき込んで一緒に文字を追えるように、漢字はすべてルビつき。 ●すでに大きなタイプの本を持っている家族にも必携の1冊。
  • す~べりだい
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「しごとば」シリーズや、『ぼくのトイレ』などで人気の鈴木のりたけがおくる、小さい子から楽しめることばあそび絵本。公園のすべりだいが、変な形になっちゃった! す――――べりだいに、すべりだい―――――に、するするべりべりだい~ん! すべりパイや、なが~いすべりだい、さらには、空からすべりだいがふってきて……? こんなすべりだい、あったらいいな! 声色を変えたり、抑揚をつけたり、読み方次第で楽しみ方が何倍にも広がります。読み聞かせにぴったりの一冊です。
  • ずうとすうの365日 踊って、笑って、ハグをして。(大和出版)
    5.0
    くすっと笑えるやりとりにみんな夢中。「自然体な2人が素敵すぎる」とインスタグラムで大人気の夫婦イラストエッセイ、待望の書籍版を電子書籍化! ●Chapter1 笑いの絶えないちょっとしたやりとり ●Chapter2 距離が遠くなったぶんだけ、心は近付いた ●Chapter3 面白さに昇華させる私たちの向き合い方 ●Chapter4 暮らしに潜んでいるハッピーを見過ごさないように ●Chapter5 結婚のおかげでもっと軽やかになれた 〈著者紹介〉ずう 暇があれば海外ドラマを見ながら絵を描いている30代主婦。遠距離恋愛中の寂しさを紛らわすために始めたインスタグラムで、彼氏・すうさんとのエピソードを投稿したところ、「人の惚気で初めてキュンとした」「やりとりが可愛すぎる」「自然体な2人が素敵」とたくさんの反響が寄せられ、現在フォロワー数は約2万人。1年4ヵ月の遠距離を終えて、2019年にすうさんと結婚。好きなことは鍋のアク取りと猫のお腹を吸うこと。本書がはじめての著書である。Instagram @zu_and_su
  • ずっといっしょに
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 動物とのふれあいを通して、だれかを思いやる気持ちの大切さを伝える絵本です。簡潔な文章と柔らかでシンプルなタッチの絵が、そんな複雑な感情を、子どもにもわかりやすく表現しています。雨の日の公園で、びしょぬれのイヌと出会ったワタシ。ジョンと名づけたそのイヌは、なぜかおびえていて、なかなかなついてくれません。でも、一生懸命世話をするにつれ、徐々に心を開き始めます。はじめは、楽しいだけだったジョンとの関係のなかに、いつしか、ほんとうの飼い主が現われて、引き離されるかもしれないという不安が生まれます。ジョンとずっといっしょにいるために自分のできることはなんだろう? 子どもたちがいつかは経験する“大切なものを失うかもしれない不安”が痛いほど読者に伝わります。切なくて、やがてほのぼのと心暖まるお話です。ぜひ、お子様と一緒に読まれてください。
  • ずっと、大好きだよ
    4.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いつもやさしい言葉でたくさんの元気をくれて、ときには真剣になって愛のムチもふるってくれる。温かくてたのもしくて、それでいてわずらわしくない。立ち直るまでずっとそばにいて、決してあなたを見捨てない……。そんなともだちがいたら、人生はどんなに素晴らしいでしょう。あなたはどれだけ救われるでしょう。本書は、あなたを励ます50の言葉と、可愛らしい線で描かれたイラストでできた魅力的な一冊。「いま味わってる悲しみは、あしたにはきっと変わるはず」「最悪のあとは上向きしかないよ」「どれだけ損したかよりも、どうやって満足するかを考えるほうが、人生うーんと楽しくなる」「感動をさがしてごらん。外にじゃない、自分の中にだよ。毎日が、感動するためにあるって思えるように」など、宝もののような言葉がいっぱいです。心がくじけたとき、そっとページを開いてみてください。そこにあなたのともだちが待っています。プレゼントにも最適。
  • 政治経済より人間力 松下政経塾は何をするところか
    -
    創設三十年で、政界に百人の人材を送った松下政経塾。選挙のたびに候補者の出身母体として告知されるが、実際はどんなところで、何を教えているのだろうか。本書は、松下政経塾の実態に迫ったノンフィクションである。著者が取材を思いついたのは、松下幸之助塾主と記念撮影をした二十五年前の写真がきっかけであった。あのとき訪れた塾は、いまどうなっているのだろうか。入塾式から教室研修、恒例のイベント、百キロ行軍の取材、さらには、女医塾生を追いかけてアメリカへ飛び立つなど、ほぼ一年間、塾生とつかず離れずの立場で行動をともにした。そこで感じたことは、政経塾は政治家養成のために綿密なカリキュラムを用意してくれる機関ではなく、志を抱いた青年たちが「人間力」を磨くために、あくまで自修自得の場を与えてくれる“道場”である、ということ。そのような塾と塾生のゆるやかな関係に、新たな可能性を感じとる。政治混迷のいま、指導者の資質を改めて問い直した好著。
  • 清涼院流水の小説作法
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    カリスマ作家清涼院流水が、15年間の執筆生活で学んだノウハウを完全公開。『コズミック』の鮮烈なデビューから、ミステリー界に風穴を開ける数々の名作・問題作を発表し続けた著者が「小説から学んだことのすべて」を語り尽くす。<本書のおもな内容>小説家になる動機と方法 「書く」という覚悟 小説のテーマの見つけ方 小説のジャンルの問題 ジャンル越境の難しさ 小説のアイディアについて 小説の人物造形について 小説の書き方と文章について いくつかの自作について スランプについて タイトルやペンネームについて 職業作家になるということ 読者について 小説の未来と今後のこと著者デビュー15周年記念作品。

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  • 精霊人、はじめました!
    4.0
    ぼくは、地味でさえなくて、クラスメイトからも名前を間違われるほど目立たない存在だ。名前だって横棒一本の「一(はじめ)」で、地味すぎるにもほどがある……。ある日、民芸品を集めるのが好きなとうさんが、体に怪しげな模様があるサルみたいな石像を拾ってきた。すると、ぼくにだけその石像に宿る「精霊ルー」が見えるようになった! 人間と会話ができる精霊ルーは、まんがを読めとか、パンケーキを持ってこいとか、わがまま放題でほんとうんざりする。とうさんは、ぼくが世界にひとりしかいない精霊人になったと大喜びだ。その日の夕方、海外出張から帰ってくるはずのかあさんが、途中の駅で倒れて運ばれたと連絡が入った。病院にかけつけると、かあさんは謎の黒い靄に覆われている。でも、黒い靄が見えるのは精霊人であるぼくだけ。かあさんを救うには、精霊の力を借りないといけないのに、ぼくはあの石像を捨ててしまったんだ……。
  • 世界遺産にされて富士山は泣いている
    4.2
    阿川佐和子さん推薦! 「名誉欲はないけれど好奇心が人一倍。善人にみえるが案外のB面好き。そんな野口健だから、その言葉には真実がある」美しい「日本の象徴」でいま起こっていることは、日本社会が抱える問題そのものだ! 2013年6月、富士山は世界文化遺産に登録され、日本中が沸き立った。しかしその清掃登山に尽力し、「富士山が世界遺産になったらいいね」といいつづけてきた野口氏は第一報を聞いたとき、悔みに悔みきれなかったという。「清掃登山に全力を注ぐなかで、環境問題を超える富士山のほんとうの問題に気づいてしまった」。そう野口氏は語る。そこで彼がみたのは「日本の象徴」の背後で既得権にしがみつき、縄張り争いに奔走する「人間」の姿だった。そうしたなかでひたすら「世界遺産登録」だけを目的に準備が進められてきたことを、綿密な取材を重ねながら本書は描き出していく。そして、じつは今回の世界遺産登録にはユネスコからの「条件」がついていることを、どれだけの日本人が知っているだろうか。その「条件」をクリアできなかった場合、富士山は「危機遺産」入りもしくは世界遺産登録取り消しすらあり得るのだ! ならば、もつれた人間関係の糸をどう解きほぐし、日本の宝を「守る」ためにいま何をすべきなのか。そこで野口氏は「富士登山鉄道」など目から鱗のビジョンを次々に打ち出していく。そもそも江戸時代の富士山登山は「弾丸登山」どころか「スローな旅」だった。そうした「ほんとうの観光」のあり方をも描きながら、日本を代表するアルピニストが著した衝撃の一作。

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  • 世界一周! 大陸横断鉄道の旅
    4.0
    一夜明けるとガラリと変わる車窓の風景。時間にあくせくしない非日常の車中泊――機関車を先頭に雄大な大地を東へ西へ。日本では決して味わえない真の贅沢が、そこにはあふれている。中国の四季を駆け抜ける『シルクロード特快』、世界一の絶景・オーストラリアの『インディアン・パシフィック号』、世界最長のシベリア鉄道、人気のロッキー山脈越え・カナダ横断鉄道、アメリカン・ドリームの象徴『エンパイア・ビルダー号』……。数カ月前から予約殺到! 世界中の鉄道ファンが憧れる、屈指の長距離列車の旅へ扉を開こう。[内容例]1章:中国横断鉄道(上海~ウルムチ 4077km)、2章:大陸横断鉄道(シドニー~パース 4343km)、3章:シベリア鉄道(ウラジオストック~モスクワ 9297km)、4章:カナダ横断鉄道(ハリファックス~バンクーバー:6358km)、5章:アメリカ横断鉄道(シアトル~ニューヨーク:5028km)

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  • せかいいっしゅう ちずのえほん
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地図というものは楽しいもので、眺めているだけでも、いろんな想像力をかきたてられます。特に、小さい頃は、勉強するというよりも遊び感覚で地図と向き合うことが多いのではないでしょうか。本書は、お月さまと一緒に世界をめぐりながら、世界の地図、地理をイラストで自然に学べるという、ユニークな内容です。具体的には、「ヨーロッパ」「アフリカ」「みなみアメリカ」など、各地域の特色について解説している項目のほか、「せかいの くにの ひろさと じんこうくらべ」「せかいの きおんくらべ」「せかいの どうぶつと しょくぶつ」「せかいの てつどう」「せかいの じこく」など、世界にまつわる興味深い項目から構成されています。世界の地図、地理を初めて学ぶ子どもにうってつけの、楽しい知識絵本です。姉妹編として、『にほんいっしゅう ちずのえほん』があります。
  • 世界おもしろ発見!
    4.0
    たくさんの日本人が海外に旅立つ今、語学と国際的センスを身につけることは現代人の必須条件。しかし、机上の勉強より、まず“習うより慣れろ”である。思い切って海外へ行き、実際にその国の歴史や文化を知ることで自身の視野も広がり、人生をグーンと楽しいものにしてくれる。本書は人気タレント・ビートたけしの兄であり、化学者でもある著者が世界各地を巡り、様々な人々との出会いを通じて感じたことをつづるオモシロ体験記。海外での英語力強化法や海外でのエチケット、外国人とのつきあい方など、役立つ知識が盛りだくさんの一冊!

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  • 世界最強だった日本陸軍 スターリンを震え上がらせた軍隊
    4.0
    日米戦争における日本の最大の悲劇は、日本が戦争に負けたことではなく、アメリカから一方的にやられっぱなしの、あのようなぶざまな負け方をした、戦闘内容のレベルの低さだった。これがいまだに日本人の潜在意識の底に尾を引いている。──本書「序文」より旧ソ連の秘密文書公開によって、ノモンハン事件がじつは日本陸軍がソ連軍を圧倒した勝ち戦だった事実が明らかになった今日、昭和史は大幅に書き換えられなければならない。……スターリンは恐怖に震え上がった。じつはソ連はすでに日本に停戦を申し入れていたのだが、日本から回答がないのを見て、焦慮のあまりついにドイツに泣きついたのである。日本が「恐ソ病」にかかっていたのは事実であるが、ソ連はそれ以上に「恐日病」にかかっていた。──本書「第一章 ノモンハン」より当時世界最強だった日本陸軍が、なぜ太平洋戦争に敗れたのか。その答えにこそ「昭和史の謎」を解く鍵がある。

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  • 世界史怖くて不思議なお話
    3.5
    現在大ベストセラーとなっている『本当は恐ろしいグリム童話』。よく知られている童話に隠された暗部を、流麗な筆致で描き出したのが著者の桐生操氏である。 本書は、華やかに彩られた世界史の表舞台の陰に隠され、迷宮入りしたさまざまな歴史ミステリーの真相に、桐生氏が鋭く迫る好著。 「処刑されたはずの聖処女ジャンヌ・ダルクがその5年後に姿を現した」「希代の英雄ナポレオンは“見えざる力”に操られていた」「モーツァルトの不可解な死の謎を解く三つの説とは?」「虐殺されたロシアのロマノフ王朝最後の皇女アナスタシアは生きていた」……歴史好きならずとも興味津々の話題が満載。 著者名の桐生操は、女性二人の共同ペンネーム。二人は共にフランスに留学し、帰国後、人物の評伝をはじめ、歴史の知られざるエピソードを紹介する著作を多数発表している。本書は、いわば桐生氏の最も得意とするテーマであり、歴史に潜む怖さと不思議さを満喫できる一冊。

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  • 世界で一番幸せになれるプリンセス・ブック 魔法のルール「せかしあ」が幸運をよぶ
    3.5
    あなたは今、「私のことを誰もあまり大切にしてくれないな」「もっと嬉しいことがたくさん起こればいいのに」……と思っていませんか? 大丈夫です! この本では、あなたをプリンセスのように扱ってくれる人が急増し、「ツキの天使」にまで愛される秘訣を紹介します。プリンセスのように幸せに生きるキーワードは、「せかしあ」=「自分を世界一幸せに」。今日からは、「自分を一番大切にして、世界一幸せにする!」ことを最優先しましょう! たとえば、「お家の中でもきちんとした外出用の服を着る」「食べるものに“ひと手間”かける」「お部屋を心地よく整える」「非日常の体験ができる場所に出かける」「自分を幸せにしてくれることにお金を使う」などなど、誰でも実践できることばかり。「せかしあ」をしていると、自分のことがどんどん好きになり、周りの人も優しくしてくれるようになるのです。「幸せなプリンセス」の第一歩を踏み出しませんか?

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  • 世界で一番たいせつなあなたへ マザー・テレサからの贈り物
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マザー・テレサの死後、信頼できる神父たちに送ったという、いくつかの手紙が発見されました。そこには、驚くべき事実が書かれていました。マザー・テレサにも「心の闇」があったというのです。その事実は、あまり知られていないのではないでしょうか。本書は、コルカタのマザー・テレサのもとでボランティア活動を行い、本人から神父になるよう勧められ、実際に神父になったという著者、片柳弘史氏が、マザー・テレサの本当の姿を、印象に残る言葉、そのエピソード、心温まる絵で浮き彫りにした一冊です。絵を担当したRIE氏は、2012年ANA創立60周年記念機体デザインコンテストで大賞を受賞した、新進気鋭のアーティスト。マザー・テレサの言葉とのコラボで生まれた1ページ1ページは、あなたに「本当の愛」を感じさせてくれることでしょう。ベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』著者の渡辺和子氏も絶賛する、あなたの心を癒す一冊です。
  • 世界で1000年生きている言葉
    4.0
    「実を食べて、その木を植えた人を思う」(ベトナム)「愚かな人々とともに歌うより、賢い人とともに泣くほうがいい」(セルビア)「昨日より遠いものはない。明日より近いものはない」(カザフスタン)「自身の善良さを守れ、塩が辛さを守るように」(タイ)「成し遂げた善は隠せ。源を隠すナイル川のように」(エジプト)「魚を欲しがる友人に毎日あげるより、魚の獲りかたを教えてあげたほうがいい」(ベナン)祖父母から親へ、親から子供へ、子供から孫へ……といったように脈々と語り継がれ、1000年単位で地球上に存在し続けている“長寿の言葉”たち。歌人である著者は世界各地を旅しながら、こうした「1000年生きている言葉」を丹念に収集してきた。本書は、それをはじめて1冊にまとめたもの。旅の途上で出会った「この星のすばらしき仲間たち」との心温まるエピソードも満載。あなたの心にじんわり効く、「言葉の世界遺産」を巡る旅へようこそ。

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  • 世界途中下車の旅
    -
    1巻1,200円 (税込)
    世界一長い名前を持つイギリスの田舎駅、「のろのろ快速」が走る中越国境駅、車内でサファリパーク気分が味わえるアフリカの鉄道、大自然に囲まれたカナダの小さな駅……。いつもは通過してしまう世界の途中駅。でも、そんなところにこそ、旅の本当の楽しみが隠れているもの。本書は、鉄道フォトジャーナリストとして著名な著者による、「世界途中下車駅」紀行。日経新聞の好評連載を元に、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカ、オセアニアと、世界各国からよりすぐった有名、無名50駅とその魅力を豊富な写真とともに紹介する。各地の最新情報、旅のポイントについての書き下ろしも豊富で、実際の旅行のガイドとしても役立つようになっている。スピード時代にあえてのんびりとした旅のスタイルを提唱する、珠玉のエッセイ。
  • 世界の終着駅へ
    -
    1巻1,200円 (税込)
    ハリー・ポッターが旅に出たロンドン・キングズ・クロス駅。ディノサウロ(恐竜)と呼ばれる独特の外観を持つローマ・テルミニ駅。超近代都市の中にアジアの香りを色濃く留めるシンガポール・ケッペルロード駅。名探偵の降り立ったイスタンブール・シルケジ駅。英国の香りを色濃く残すメルボルン・フリンダース・ストリート駅。多くの名画の舞台となったニューヨーク・グランド・セントラル駅……。人が集まるからこそ、終着駅には多くのドラマが生まれる。故・宮脇俊三先生の思い出が残るイギリスのインバネス駅からスタートし、世界最南端の終着駅、アルゼンチンのエスケル駅まで、三二カ国五〇駅を巡る「終着駅(テルミニ)」の旅。それを時にユーモア、時に郷愁を込めて描く。写真多数。
  • 世界の未解決事件53
    5.0
    ラストコンサートをやる気まんまんだったマイケル・ジャクソンは、なぜ復帰直前で急死したのか? ダイアナ元皇太子妃事故死の黒幕はやはり英王室なのか?本書は、世界に衝撃がはしった奇怪で不可思議な未解決事件を厳選し、その真相に迫ったものである。本書で扱った事件は、芸能向きの事件ばかりではない。世界でもっとも有名な連続殺人事件といわれる「ゾディアック事件」や世界中の人が目撃したのに、迷宮入りとなった「ケネディ大統領暗殺事件」等、残虐極まりない犯罪や政治がらみの未解決事件の裏側にも鋭く切り込んでいる。ところで、日本で起こる事件というのは、海外で先例が見受けられることが多い。たとえば、米国版オウム真理教といわれる人民寺院がおこした事件もそのひとつであり、私たち日本人と無関係とはいいきれない。本書で扱った事件を、いつ自分たちの身に降りかかるかわからないという想像力をもって読んでいただけたら幸いだ。

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  • 世界の路地裏を歩いて見つけた「憧れのニッポン」
    4.0
    「僕は日本に生まれたかった」紛争、貧困、小さな幸せ……。そんな日常のなかで、「日本が好き」と語る人々が教えてくれたこと――。 《「車が故障したから直してくれないか」「パソコンの調子が悪いから見てほしい」といった注文が何度も寄せられた。私は車やパソコンの修理などまるでできないので、これらの依頼を鄭重に断ると、「君は本当に日本人か? 中国人じゃないのか?」と言われる始末であった》 《「日本人はヒグチのことをあまり知らないのですか? それは本当ですか? 日本人は学校で何を習っているのですか?」クララさんの言葉が、戦後日本の核心を一気に突いた》 《「日本か。素晴らしい国なんだろうな。まるで夢の国みたいだ。行ってみたいけど、僕には一生、絶対に無理だな。世界は不公平だね」》(本文より)世界中を自分の足で歩き回り、路地裏の人々とふれあった著者。各国の人々の目に映る「憧れのニッポン」像から、日本人が知らない「世界と日本」が溢れ出す……。心が温まり、そして深く考えさせられる、感動の紀行エッセイ。 【目次】より ●第1章 満洲──日本人が掲げた理念の風 ●第2章 モンゴル──世界史の中の不思議な繋がり ●第3章 ルーマニア──「僕は日本に生まれたかった」 ●第4章 チェコ・ポーランド──救われた生命、奪われた生命 ●第5章 バルト三国──一枚の色褪せた「日の丸」 ●第6章 旧ユーゴスラビア──コソボの「ワールドカップ」 ●第7章 トルコ・シリア──時を越えた恩返しとトウモロコシ ●第8章 イラク──一国平和主義は卑怯で、みっともない ●第9章 イスラエル──ゴールデンブックに刻み込まれた感謝 ●第10章 サイパン・パラオ──日本流委任統治の光芒 ●第11章 フィリピン──天使たちの町に残る特攻兵の面影 ●第12章 台湾──なぜ、この地は「美しい島」なのか
  • 世界は「 」で沈んでいく
    3.8
    友だちがいないのは、そんなにだめなことなの? ひとりはそんなに、おかしいの? 【あらすじ】好んでひとりで過ごしていたのに「いじめられている」と誤解され、都会から海辺の町に引っ越すことになってしまった、中学1年生の凛子。家族を心配させまいと、今度こそ「友だち」を作ろうと努力するが……。「友だちは本当に必要か?」悩みもがきながらも、自分なりの答えを探していく――。胸が締めつけられる青春小説。 【目次】1:世界は「ひと」でつながっている/2:世界は「ひとり」を許さない/3:世界は「えがお」で傷つけられる/4:世界は「わたし」が閉ざしている/5:世界は「あした」も続いていく ■イラスト:げみ
  • 世界は「 」で満ちている
    4.3
    中学1年生の由加は、家では優しい家族に、学校では仲の良い友人たちに囲まれ、毎日を楽しく過ごしていたが、ある日を境に突然学校内で孤立してしまう。親友だと思っていた涼ちゃん、毎日おしゃべりが尽きなかった友人たちからも避けられるようになった由加は、同じく一人きりで過ごしている幼なじみの男の子・悠真に話し掛けるようになるが――。世界は「楽しい」ばかりじゃない。世界に満ちているものが「 」なら、私たちはどうしたらいいの――? リアルで胸に迫る、青春小説。 【目次】●1:世界は「愛」に溢れている ●2:世界は「孤独」が潜んでいる ●3:世界は「毒」に侵されている ●4:世界は「無知」で壊れていく ●5:世界は「君」でできている
  • 世界は「 」を秘めている
    4.3
    全部、全部「ウソ」だった。胸が締めつけられる青春小説、完結巻。 【あらすじ】自分の好きなものがわからず、身近な人たちが作り上げた「かっこいい女子」を演じ続けてきた玉川(たまがわ)つばさは、「かわいいもの」や「きれいなもの」を身につける男子・雨宮凪良(あめみや なぎら)と出会い、少しずつ「自分の本当の気持ち」を見つけていく。「自分が本当に好きなものは何か?」「相手に自分のことを全部理解してもらう必要はあるのか?」悩みもがきながらも、自分なりの答えを探していく――。 【目次】1:世界は「モノ」が多すぎる 2:世界は「スキ」で彩られる 3:世界は「キミ」を見てくれない 4:世界は「ウソ」を隠している 5:世界は「アイ」で重ねていく ■イラスト:げみ
  • 世界を変えた 最強の戦闘指揮官30
    3.0
    凡将と名将を分けるもの――それは常に最前線に身を置き、状況の変化に即応できるかどうかだ。本書は、百戦錬磨の傭兵経験を持つ著者が、“ローマ史上最大の敵”と恐れられたハンニバル、激情と共に大戦車軍団を率いた異色の猛将パットンなど、世界を変えた最強の戦闘指揮官30人を厳選、その勝利の秘訣を解説していく。逆境と困難の時代に、戦場のリーダーシップを学ぶ一冊。

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  • 石舟斎・宗矩・十兵衛 柳生三代記
    3.0
    「徳川将軍家の剣術」として、天下に広く知られた柳生新陰流。しかし、そこに至る道筋は決して平坦なものではなかった! 大和の一土豪の家に生まれ、剣聖・上泉伊勢守秀綱の門弟となり、柳生新陰流を打ち立てた石舟斎(宗厳)。彼の人生は、筒井順昭・順慶父子や松永久秀に属して戦塵にまみれる、波乱に満ちたものであった。そして、その柳生新陰流をもって徳川家康に仕え、将軍家兵法師範となる息子の宗矩。豊臣政権によって領地を没収された柳生家の再興を成し遂げた彼は、治世に生かす剣の道を模索していく。さらに宗矩の嫡男に生まれ、祖父・石舟斎のごとく傑出した才能に恵まれた十兵衛三厳。父に反発しながら純粋一途に剣の道を追求していく彼は、新たな境地へと足を踏み入れる……。戦国争乱から江戸時代の泰平へと世の流れが移り変わる時期、それぞれに「剣」を極めるべく歩み続けた柳生家の三代、石舟斎・宗矩・十兵衛の人生を描いた力作長編小説。
  • セクシャル・ルールズ
    3.8
    1巻1,500円 (税込)
    「普通の夫婦」っていったい何!? 社労士事務所を経営している岩瀬麻衣子は、結婚するときに仕事を辞めると申し出てくれた夫の耀太に育児を任せ、大黒柱として家計を担い、日々の仕事に邁進していた。しかし世間の不理解、お互いの仕事と家事への不満、さらに忙しさですれ違う生活のなか、ある決定的な出来事が起こり、とうとう二人は離婚することに。だが、麻衣子にはこれまで任せっきりだった育児、耀太には再就職という高い壁が立ちはだかっていて……。世間の価値観とのギャップに振り回される夫婦生活のゆくえは!? 人気シリーズ「居酒屋ぜんや」の著者が描く、新しい家族の形を捉えた、感動の長編小説。
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない
    NEW
    3.0
    解剖学者(養老孟司氏)とお笑いタレント(伊集院光氏)による、共感だらけの生き方放談。待望の文庫化! 《「東大卒の医学博士、解剖学者であり大ベストセラーの著者である先生に対し、伊集院光ごときが親近感?」と笑われるかもしれませんが、同じ匂いを感じるのです。その匂いの元が何なのか、先生のご著書『半分生きて、半分死んでいる』(PHP新書)を読んでいてピンときました。「別に世間が間違っているわけではない。間違っているのは、自分のほうかもしれない。だけど世間と自分がズレていることだけは間違いない。ひょっとすると、そのズレが、物書きになる原動力か、と思う」――この文章を初めて読んだとき、僕は救われたような気がしました。僕が感じていた先生との共通点は「世間からズレている」ことです。》(「はじめに(伊集院光氏)」より抜粋) 世間からズレている。そんな自分自身とどう付き合って生きるか。どう世間と折り合いをつけて生きていくか――。お互いの人生体験を振り返りながら、楽しくもマジメに考えあう。生き方のヒントが満載! ●「文庫版まえがき(伊集院光氏)」「文庫版あとがき(養老孟司氏)」を新たに収録。
  • 瀬戸内寂聴の「喝!」(きずな出版) 寂庵こぼれ咲き便り
    -
    超大作・『源氏物語』執筆の裏側、病と闘った晩年、恋愛について、被災地への慰問……30年以上ともに歩いてきた著者だから知りえた、寂聴先生のエピソードが満載! 笑いあり涙ありのライトエッセイが誕生。「人は自由に生きる権利と幸せになる権利があります」「恨んだら、自分に毒が回って、器量が悪くなるわよ」「うちは宗教では稼がない」……寂聴先生の金言がここに! 【目次】第一章 寂聴先生、最期のときまで 第二章 寂聴先生との出会いと寂庵の八十年代 第三章 寂聴先生の気迫とパワーと、優しいお心 第四章 寂聴先生の「源氏物語」への意気込みと愛着 終章 寂庵を去る日
  • せなかのともだち
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第16回創作コンクールつばさ賞(童話部門)優秀賞受賞作! フンズワ森には、いじのわるいヒツジと、おこりんぼうなハリネズミが住んでいました。ある日、がけの上からヒツジの背中にハリネズミが落ちてしまい、ヒツジの毛とハリネズミのハリがからまってしまいました。ヒツジが動けば動くほど、ハリネズミのハリはヒツジの毛にからまっていきます。「だれだ、お前は!」「お前こそ、だれだ!」ヒツジとハリネズミはお互いを見ようとしますが、まったく見えません。言い争いを続けているうちに、ふたりはようやく気づきました。“これは、自分たちでは引き離せない”と。だれかにとってもらわなくてはいけません。ところが、いつもえらそうにしているふたりは、やさしい顔つき、やさしい言い方でお願いすることができなくて、みんなに断られてばかり……。素直になることの大切さや、お互いを思いあうことの大切さを描いた幼年童話です。
  • 7デイズ・ミッション 日韓特命捜査
    3.0
    国家の威信を懸けた七日間が始まる! 隅田川で見つかった死体は、韓国の麻薬王・インチェルだった。彼の組織に兄を殺された韓国のエリート女刑事・ジヒョンは、インチェルの日本での目的を解明すべく、七日間の期限付で来日する。一方、警視庁の新人刑事・陽平は、上層部から韓国側に日本の捜査の邪魔をさせるなとの“特命”を受け、空港で彼女を出迎えた。初対面から衝突する二人だったが、やがて事件の背後に潜む陰謀に気づき……。著者会心のノンストップ警察小説。『7デイズ』を改題。
  • 戦国最強 上杉武将伝
    4.0
    軍神「毘沙門天」に帰依して妻帯せず、その生涯の大半を戦場で過ごした上杉謙信――。戦の天才と謳われつつも領土欲が薄く、何よりも「義」を重んじた聖将を支えたのが“戦国最強”を誇る上杉軍団であった。本書は、川中島で武田信玄と鎬を削った謙信の治世から、越後を二分する跡目争いとなった「御館の乱」、直江兼続と二人三脚で天下人の秀吉や家康と対峙した後継者・上杉景勝の時代まで、主君に負けず劣らず個性的な上杉の武将たち14人を厳選した人物列伝だ。「長尾政景/野尻池の悲劇」「鬼小島彌太郎/謙信股肱の猛臣」「色部勝長/血染めの感状」「荒川長実/謙信の影武者」「甘粕長重/激戦の殿」「北條高廣/三度背信した奇将」「直江信綱/白昼の惨劇」「栗林政頼/三国峠の勇士」「新発田重家/揚北の剛勇」「藤田信吉/旧領奪還の熱意」「直江兼続/閻魔への書状」など、彼らの熱い生き様を通じて上杉家の強さの秘密に迫る!
  • 戦国大名 県別国盗り物語 我が故郷の武将にもチャンスがあった!?(PHP文庫)
    3.0
    天下人となるチャンスが誰にでもあった動乱の時代に、我が故郷の武将は一体どうしていたのだろうか? 応仁の乱ののち群雄割拠する有力大名や、信長・秀吉・家康による天下統一だけが“戦国”ではない。地方各地に目を向ければ、自家の存亡を賭けて勢力拡大を目指した武将たちのドラマが見えてくる。本書は、室町幕府以降の全国各地の武将たちの野望と動向を、勃興期から47都道府県別に調べ尽くした一冊。「京都:足利一門では傍流だった細川家の出世」「山口:陶晴賢が大内氏を滅ぼしたのではない」「鹿児島:島津氏が頼朝の子孫を称する意味」「千葉:房総半島では意外に新参者の里見氏」「茨城:古河が関東の首都だった理由」「宮城:伊達藩家老は東北の名族だらけ」「愛知:名門織田家と用心棒稼業の松平家」など“それぞれの戦国時代”を克明に描き出していく。そこから導かれる「国盗り」から「天下取り」への条件とは? 戦国ダービー、いざ開幕!

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  • 戦国挽歌 風よ軍師よ落日よ
    -
    1巻559円 (税込)
    石田三成の家老・島左近と、上杉景勝の家老・直江兼続は、会津征伐を企てた家康を、東西で挾み撃ちせんとする。「このまま天下を内府のものにさせるわけにはいかぬ」勝機をうかがう二人。しかし三成は左近の策を容れること少なく、左近の徒労感は深まる。そして遂に徳川が動き出す……。本書は、家康挾撃策をめぐる二人の智将の駆引を描く表題作ほか八編と、四編の歴史詩を収録。人間の悲哀・滑稽さを慈しみつつ、戦国英雄たちの人間像を奥行き深く描き出す。
  • 仙石秀久、戦国を駆ける 絶対にあきらめなかった武将
    5.0
    史上屈指の汚名を被った男は、なぜ、奇跡の復活を果たせたのか? 戦国武将・仙石秀久といえば、戸次川の戦いで長宗我部信親らを討死させる大敗を喫したことで批判されてきた。「三国一の臆病者」とまで罵られたほどである。本作は、そんな汚名にまみれた武将の栄光と挫折、そして復活を、新解釈で描き切った力作長編である。物語は、主君・信長と秀吉との出会いから始まる。若き日の姉川合戦での一騎打ち、智謀の将・竹中半兵衛と黒田官兵衛との交わり、強敵・長宗我部元親との引田合戦を経て、秀久はついに、国持ち大名へと立身出世を果たす。ところが、戸次川合戦でまさかの大失態……。領地も名声も全てを失った秀久は、髷を落とす覚悟まで固める。しかし、選んだ道は、再び戦場に身を投じることだった――。「失敗しても、明日がある!」。現代人に鮮烈なメッセージを伝える戦国小説。

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  • 戦国風流
    3.0
    織田信長、豊臣秀吉が「本物の男」と認めた戦国の雄・前田利家の甥として生まれながら、一生涯、特定の主君に仕えることなく、己の人生哲学をひたすら求め続けた男・前田慶次郎。調略・城の受け渡しなど、戦乱の世の争いにかかわり、蔭で抜群の働きを示しながらも、自らの立身出世は決して望まなかった慶次郎。軍師的、策士的な人間となって、多方面で活躍した後、申楽師の乗阿弥に導かれて風流の心を磨いていった“脱世俗の生き様”とは……。「自分だけの生き方」を模索しながら、激動の時代を駆け抜けた男の人生を綴った本格歴史長編。

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  • 「戦国武将」がよくわかる本
    3.7
    ゲームやTVドラマでおなじみの武将たちが美麗なイラストとともに迫り来る! 上杉謙信、伊達政宗、真田幸村、長曾我部元親・・・。若い女性を中心に今巷で大人気の戦国武将たち。彼らの魅力のひとつは、他を圧倒する強烈な個性と「義」を重んじた独特の美学にある。 独眼竜の異名を取った奥州の覇王=伊達政宗 強靭な肉体と恐るべき精神力を誇った天下無双の豪傑=本多忠勝 神の心、悪魔の戦術で敵を圧倒した軍神=上杉謙信 天下の覇権を夢見た四国の覇者=長曾我部元親 など、常に死と隣り合わせに生きた男たち117人を「婆沙羅武将」「猛将」「義将」「智将」「戦略家武将」「哀将」の6つのカテゴリーに分け、紹介する。 本書のもうひとつの魅力は、従来の固定概念を覆すイラストの数々。力強く格好いいイラストから、憎らしい程のスキのない武将イラストまで、カバー、本文とも豊富に掲載。一見の価値あり! の戦国武将入門書。

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  • 戦国武将「できる男」の意外な結末(愛蔵版)
    5.0
    全国各地で多くの知将・猛将が覇を競った戦国時代。本書は戦国時代を生き抜いた武将たちの「意外な人生」に注目したものである。武田信玄・徳川家康といった、誰もが知っているような名将から知る人ぞ知る武将まで、波瀾万丈の人生を送った男たち。彼らの中には優れた才能を持ちながら非業の死を遂げたり、失意のうちに晩年を過ごした者も少なくない。逆にパッとしない前半生を送りながら、人生の後半になってその名を轟かせた者もいる。現代以上に実力主義だった戦国乱世、「できる男」たちの人生を決めたものは何だったのか? 歴史ファンのみならずとも読んで欲しい一冊。

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  • 戦国武将伝 西日本編
    3.9
    1巻1,699円 (税込)
    各都道府県で一人、武将を取り上げて掌編小説に! 直木賞作家・今村翔吾が挑む“驚天動地”の衝撃作。秀吉に、毛利、長宗我部、島津、さらには黒田官兵衛、立花宗茂……。西の空に漢たちが舞う! 近畿・中国・四国・九州の武将24人の、胸が熱くなる、くすりと笑える、ほろりと泣ける逸話を描く傑作掌編小説集。 《目次》[広島県]十五本の矢 毛利元就/[島根県]謀聖の贄 尼子経久/[山口県]帰らせろ 大内義興/[奈良県]九兵衛の再縁 松永久秀/[佐賀県]老躯、翔ける 龍造寺家兼/[岡山県]宇喜多の双弾 宇喜多直家/[滋賀県]四杯目の茶 石田三成/[大分県]雷神の皮 戸次道雪/[三重県]何のための太刀 北畠具教/[兵庫県]未完なり 黒田官兵衛/[鳥取県]夢はあれども 亀井茲矩/[宮崎県]泥水も美味し 伊東祐兵/[長崎県]海と空の戦士 有馬晴信/[熊本県]小賢しい小姓たちよ 加藤清正/[和歌山県]孫一と蛍 雑賀孫一/[京都府]旅人の家 足利義昭/[大阪府]土を知る天下人 豊臣秀吉/[香川県]三好の舳 十河存保/[高知県]土佐の土産 長宗我部元親/[愛媛県]証を残す日々 加藤嘉明/[鹿児島県]怪しく陽気な者たちと 島津義弘/[沖縄県]三坪の浜の約束 謝名利山/[徳島県]古狸と孫 蜂須賀家政/[福岡県]立花の家風 立花宗茂
  • 戦国武将伝 東日本編
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    各都道府県で一人、武将を取り上げて掌編小説に! 直木賞作家・今村翔吾による“前代未聞”の挑戦作。信長、家康、信玄、謙信だけでなく、長野業正、津軽為信、真田信幸まで……。東の大地に漢たちが奔る! 北海道・東北・関東・中部地方の武将23人の、ときに笑え、ときに泣ける、心震えるエピソードを描いた傑作掌編小説集。 《目次》[群馬県]黄斑の文 長野業正/[東京都]竹千代の値 徳川家康/[神奈川県]汁かけ飯の戦い 北条氏政/[千葉県]青に恋して 里見義弘/[愛知県]阿呆に教えよ 織田信長/[秋田県]由利の豪傑 矢島満安/[静岡県]義元の影 今川義元/[山形県]裸の親子 最上義光/[埼玉県]武州を駆ける 太田資正/[山梨県]暮天の正将 武田信玄/[福井県]高くとんだ 富田長繁/[新潟県]蒼天の代将 上杉謙信/[青森県]津軽という家 津軽為信/[富山県]半夏生の人 佐々成政/[福島県]雅なる執権 金上盛備/[岐阜県]完璧なり 竹中半兵衛/[栃木県]春に向けて耐えよ 宇都宮国綱/[茨城県]鬼の生涯 佐竹義重/[北海道]風の中のレラ 蠣崎慶広/[宮城県]頂戴致す 伊達政宗/[岩手県]松斎の空鉄砲 北信愛/[石川県]猿千代の鼻毛 前田利常/[長野県]真田の夢 真田信幸
  • 戦国武将の意外なウラ事情 英雄たちの「秘められた事実」
    3.0
    かつて、学校ではこう習った――1467年、山名宗全と細川勝元との争い、応仁の乱を口火として戦国乱世がはじまった。この群雄割拠の時代を彩った英雄たちが数多くいた。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、上杉謙信、北条早雲、斎藤道三……歴史に名を刻んだ有名人だけでも枚挙に暇がない。そしてそれぞれの武将について現代まで多くのエピソードが伝えられ、我々はそこから人物像をイメージする。しかし、一方では史実とは違った姿が広まっていたり、歴史の中に隠されてしまった彼らの一面も多くある。本書は、そんな戦国に活躍した武将たちの意外な話を紹介。「豊臣秀吉は『サル』とは呼ばれていなかった?」「武田信玄が精神を集中した秘密の場所とは?」「加賀百万石を守った前田利常の『鼻毛作戦』とは?」「真田幸村は討死にせずに鹿児島で生きていた?」など、思わず誰かに話したくなってしまうネタを満載した、歴史雑学本の決定版!

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  • 戦国名軍師列伝
    3.5
    天下を争う武将たちの帳幕にあって、組織の命運を握る作戦の立案と完璧な遂行を求められた軍師たち。持てる軍学のすべてを駆使して信玄を大大名に押し上げた山本勘介、高潔な人柄と卓越した軍略で秀吉の天下取りを支えた竹中重治(半兵衛)、家康を討死寸前にまで追い込んだ戦国屈指の勇将・真田信繁(幸村)など、名将・智将・謀将・勇将の機略の数々と人間像を描き出す人物評伝。

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  • 千石屋お奈津犬連れ日帖
    5.0
    お江戸の町に、かわいい大型犬を連れたニューヒロイン誕生! 日本橋本石町の米問屋「千石屋」の一人娘お奈津は17歳。武州一帯の米を扱う大店で、将来は婿をもらい跡取りになる身だ。しかし好奇心と行動力にあふれ、かどわかし事件を探って危険な目にあったりと周囲をハラハラさせる。そんなお奈津の頼もしい相棒が、愛犬の綺羅々(きらら)。大陸から来た大型犬と狼の混血という変わった血統の綺羅々だが、お奈津とは以心伝心。かしこくて力持ちの綺羅々は、ときに悪漢をこらしめ、あるときはお奈津の心をなぐさめたりと大活躍だ。よき理解者である唐物屋の藤五郎、旗本の子息・有馬龍之助など、脇役のキャラクターも印象的。長く脚本家としてアニメ『タッチ』などの番組を手がけ、映像の世界で磨かれた著者の描写力、ストーリー展開の巧みさは、時代小説初挑戦とは思えない。連作4篇で構成されたニュースタイルの「青春」時代小説。装画:杉井ギサブロー。

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  • 戦場の外交官 杉原千畝
    3.0
    1巻640円 (税込)
    「人の命」を奪うのが当然の戦時下で、彼は命を懸けて「人の命」を守った――。本国外務省の方針に背き、ナチスに追われてリトアニアに逃れてきたユダヤ人のために、日本通過ビザを発給し、6000人もの命を救った杉原千畝。そして託されたその命のバトンを受け継いだ建川美次、根井三郎、小辻節三、松岡洋介ら4人のサムライたちの勇気ある行動……。本書は、ヨーロッパと西太平洋で勃発した「戦争」という非常の事態を織り交ぜながら、のちに「日本のシンドラー」と呼ばれる杉原とその家族が、戦時下のヨーロッパに赴任してからの軌跡と、外交官としての杉原千畝がとった行動にスポットをあて、小説にしたものである。また、日米開戦を避けるためにアメリカの地で命を削った齋藤博駐米大使、真珠湾攻撃を立案、最後は南太平洋に散った山本五十六連合艦隊司令長官ら、それぞれの立場で自らの信念を貫き通した男たちの生きざまをドラマチックに描く。
  • 先生、聞いてほしいねん 親の知らない子どもの素顔
    -
    教える者と教えられる者の問題をとりあげ、先生と子どものふれあいエピソードから、ひとりひとりの個性を伸ばす教育とは何かを考えます。巻末には、子育ての素朴な疑問や不安に著者が答える対話集を収録。
  • 戦争と人間 歴史が語る20の教訓
    4.0
    21世紀を迎えた今日、戦争やテロの恐怖はますます増大している。人類発生以来、絶えることのなかった「争い」の歴史。数多の経験則を積み上げながら、人間はなぜ「戦争」を放棄する英知を持ち得ないのか。本書は、古今東西の歴史に“臨床例”を求め、戦争の根源的要因に解明のメスをふるった文明評論。ローマ帝国、スパルタ、カルタゴから始皇帝、モンゴル、インカ帝国まで、20の具体例をもとに戦争発生のメカニズムを読み解いていく。とりわけ本書の特徴は、各項ごとの論旨を明確に掲げたことにある。スパルタの巻では<教育>、十字軍の巻は<文化衝突>、ヒトラーの巻は<宣伝>……のように、戦争という“怪物”の様々な性格や要素が見事に因数分解されて提示されるのである。長年にわたり世界各地を旅し、実際に古戦場や帝国の遺跡にたたずみ、「戦争と人間」の問題を考察し続けてきた著者ならではの力作。著者撮影の貴重な写真も満載した好著である。

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