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カリスマ作家清涼院流水が、15年間の執筆生活で学んだノウハウを完全公開。『コズミック』の鮮烈なデビューから、ミステリー界に風穴を開ける数々の名作・問題作を発表し続けた著者が「小説から学んだことのすべて」を語り尽くす。<本書のおもな内容>小説家になる動機と方法 「書く」という覚悟 小説のテーマの見つけ方 小説のジャンルの問題 ジャンル越境の難しさ 小説のアイディアについて 小説の人物造形について 小説の書き方と文章について いくつかの自作について スランプについて タイトルやペンネームについて 職業作家になるということ 読者について 小説の未来と今後のこと著者デビュー15周年記念作品。
...続きを読むPosted by ブクログ 2017年12月18日
意欲的でスマートな作家の書いた小説についての本。オーソドックスな小説家ではないからこそ小説の輪郭をクリアにとらえているような気もする。筒井康隆「創作の極意と掟」とこれを読むことできっとある種の書き手は何かから解放される。小説という枠でなら大方この二冊で枠組みやら形式やら方法について気持ちの整理がつく...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月04日
「小説の書き方」が(ご本人も目指されているように)読みやすく分かり易い文章で書かれている。舞台裏を聞かされると、あの作家やあの作家も苦労して書いているのかなと想像してしまう。そして清涼院氏が挑み続けているがゆえに、批判に晒され続けてきた状況というのが、思っていた以上だった。最近彼の著書から離れてしま...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月06日
普通じゃ生き残れない、と、トリッキーなことを繰り返しているミステリ作家さんだそうです(この方の本は読んだことがないのです)。ただ、自分に対する自負があり、面白ければいいんだ、という態度はなんだかあっけらかんとしていて、嫌味な感じはせず、真剣に取り組んでいるんだな、という印象でした。小説作法・・・書き...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月16日
清涼院流水さん、ご近所の出身だったとは驚き。しかも谷川流さんと同じ夙川がペンネームの基になっているよう。小説の作法というほど硬いものではなく、ファンがご本人の姿を垣間見るのにいいかもしれません。デビュー当時に受けた出版界の大御所のいじめ話が出てきます。私も20年位前に当時大学院在学中の作家さんから、...続きを読む
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