戦国武将伝 西日本編

戦国武将伝 西日本編

1,699円 (税込)

8pt

各都道府県で一人、武将を取り上げて掌編小説に! 直木賞作家・今村翔吾が挑む“驚天動地”の衝撃作。秀吉に、毛利、長宗我部、島津、さらには黒田官兵衛、立花宗茂……。西の空に漢たちが舞う! 近畿・中国・四国・九州の武将24人の、胸が熱くなる、くすりと笑える、ほろりと泣ける逸話を描く傑作掌編小説集。 《目次》[広島県]十五本の矢 毛利元就/[島根県]謀聖の贄 尼子経久/[山口県]帰らせろ 大内義興/[奈良県]九兵衛の再縁 松永久秀/[佐賀県]老躯、翔ける 龍造寺家兼/[岡山県]宇喜多の双弾 宇喜多直家/[滋賀県]四杯目の茶 石田三成/[大分県]雷神の皮 戸次道雪/[三重県]何のための太刀 北畠具教/[兵庫県]未完なり 黒田官兵衛/[鳥取県]夢はあれども 亀井茲矩/[宮崎県]泥水も美味し 伊東祐兵/[長崎県]海と空の戦士 有馬晴信/[熊本県]小賢しい小姓たちよ 加藤清正/[和歌山県]孫一と蛍 雑賀孫一/[京都府]旅人の家 足利義昭/[大阪府]土を知る天下人 豊臣秀吉/[香川県]三好の舳 十河存保/[高知県]土佐の土産 長宗我部元親/[愛媛県]証を残す日々 加藤嘉明/[鹿児島県]怪しく陽気な者たちと 島津義弘/[沖縄県]三坪の浜の約束 謝名利山/[徳島県]古狸と孫 蜂須賀家政/[福岡県]立花の家風 立花宗茂

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戦国武将伝 西日本編 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年04月17日

    西日本の戦国武将24人を描く短編集。
    毛利元就、尼子経久、大内義興、松永久秀、龍造寺家兼、
    宇喜多直家、石田三成、戸次道雪、北畠具教、黒田官兵衛、
    亀井玆矩、伊東祐兵、有馬晴信、加藤清正、雑賀孫一、
    足利義昭、豊臣秀吉、十河存保、長宗我部元親、
    加藤嘉明、島津義弘、謝名利山、蜂須賀家政、立花宗茂

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    Posted by ブクログ 2024年01月25日

    1話10分で読める短編集。
    ちょっとした合間時間に読めて、「もうちょっと読みたい!」と思わせるさじ加減が絶妙。

    都道府県ごとに1人ずつ歴史上の人物を取り上げる、ならともかく、
    「戦国武将」に限定するあたりがすごい。
    超有名武将でも、超有名エピソードの裏側を独自の解釈で描くなど、
    筆者のリサーチ力と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月16日

    面白い、さすがや

    西、東、両方読みました。

    そして、両方の短編の全てが面白い


    こういう歴史物の短編って
    時系列に沿ったしょうもないものになりがちだけど、
    全てにテーマがあるというか
    その武将のここが書きたいってのが伝わる

    短編集に作家の力量が現れると言われますが、
    やっぱりすごいですね

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    Posted by ブクログ 2023年12月31日

    大好きな武将も知らない武将も短編ながら、楽しめました。今村翔吾の武将愛が詰まってます。
    ちなみに西日本編から読みました。

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    Posted by ブクログ 2024年04月20日

    都道府県から各1人の武将を描く掌編集の西日本編(24編)。1人10ページ程度なので、寝る前に少しずつ読めました。
    フィクション性が強いけど、物語のまとまりが巧妙な雑賀孫一と謝名利山がお気に入りです。

    なお、我が湖国は、もちろん石田三成(笑)

    惜しむらくは、せっかく登場人物達の名前や個性、関係性が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月23日

    東日本編に続いて読破。
    やはり西日本は戦国時代の勇が多いのでより楽しめました。
    また対比して描かれる物語もあり東日本編よりさらに面白く読めました。

    ショートショートゆえのあっさり感は否めませんが、気軽に読めるのもまた一興。

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    Posted by ブクログ 2024年03月23日

    どちらかと言うと西の方が面白かったです。
    「塞王の楯」、「じんかん」、「八本目の槍」を読んだ後なので思い入れが強かったのかも。

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    購入済み

    主役級から超脇役級まで

    匿名 2024年02月18日

    歴史資料の中から一部の記述に触発されて書かれた短編集。語られる物語は実に興味深いものが多い。当たり前だが、歴史は数多くの先人が絡み合いながら行く末を決定付けている。主役だけでなく脇役にも物語があって広く深く知れば知るほど歴史のうねりが益々面白くみえてくる。

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    Posted by ブクログ 2024年01月28日

    東と西。西日本編から攻めてみた。24人の武将の逸話が天こ盛り。登場人物に躍動感や人情味を宿す、今村先生ならではの想像力と筆力は秀逸。常に窮極の選択を迫られる戦国時代。束の間の安らぎを感じた。東日本へ。

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    Posted by ブクログ 2024年01月27日

    東日本編に続いた西日本編であるが、有名無名な武将をとりあげ各武将の逸話を、それぞれ見事に起承転結させ、武将に対して共感を覚えさせられる。
    隣接する西国武将の緊張感や政治力などが様々に描かれ大変興味深く読んだ。

    0

戦国武将伝 西日本編 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    320ページ
  • 電子版発売日
    2023年12月08日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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