すべての神様の十月

すべての神様の十月

1,500円 (税込)

7pt

榎本帆奈は驚いた。金曜日の夜、行きつけのバーで隣り合ったハンサムな男性は、死神だったからだ。帆奈に召喚されたという死神は、いままで一度も“幸せ”を感じたことがないらしい。なぜなら“幸せ”を感じた瞬間、死神は……「幸せな死神」。池内雅人は貧しかった。貧乏神に取り憑かれていたのだ。ツキに見放された人生だったが、そんな人生を自ら<小吉人生>と称して楽観視していた。一方、貧乏神には雅人に取り憑かなければならない“理由”があった。なぜなら雅人が並々ならぬ……「貧乏神の災難」。人は時に、感謝したり、絶望したり、大事なものを見失いかけたりするもの。そんな人々の前に現れる神様の「意外な目的」が胸を打つ。「東京バンドワゴン」シリーズで人気の著者が紡いだちょっぴりひねりを利かせた短篇集。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2014年07月25日
  • コンテンツ形式
    XMDF
  • サイズ(目安)
    1MB

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すべての神様の十月 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    色んな神様がそれぞれ主人公の短編集でした。
    初めて聞く神様もいたり、少しずつ話が繋がっていたりして面白かったです。
    気軽に読めて私は好きでした。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    読みやすく、面白い作品でした。
    死神や貧乏神、疫病神は人間に悪い影響を与えるイメージでしたが、この作品では死神や貧乏神、疫病神も人間のためにいて、人間のことを想っているという設定がポジティブでいいなと思いました。
    短編が7話で、話が繋がっていたので読みやすかったです。

    0
    2021年02月16日

    Posted by ブクログ

    死神 貧乏神 疫病神 道祖神 九十九神 福の神

    日本におわす、さまざまな神様たちの
    温かいお話
    みんな人間に寄り添ってくれているんだなぁ

    0
    2018年11月28日

    Posted by ブクログ

    八百万の神様の中から、死神、貧乏神、疫病神、道祖神、九十九神、福の神が登場する。
    何とも不思議であったかい気もちになるお話たちでした。
    ラストで、福の神の健忘症対応に現れた死神が第1話に登場する死神で、ひょんなことで出会った女性から贈られた素敵な名前がわかって、HappyEndって感じでした。

    0
    2018年10月12日

    Posted by ブクログ

    なんとも人間ぽい神様たち(笑)
    一神教のような全能ではない故に身近に感じる。
    貧乏神や疫病神も厄災をもたらすだけではないのだなあ。
    まさに「災い転じて福となす」(≧∇≦)b
    こういう作品は小路幸也氏の持ち味がうまく生きてくる。

    0
    2015年10月07日

    Posted by ブクログ

    神様を身近に感じれる優しい小説。

    各神様が登場する短編小説です。
    個人的に「一人の九十九神」が良かったです。
    なんだか物を大事に大切に使いたい気持ちになりました。

    他の短編も面白く神様の捉え方が変わる小説でした。
    神様は身近にいるのでしょうね。

    0
    2024年12月15日

    Posted by ブクログ

    色んな神様が出てくる短編集。話がリンクしているものもある。優しい話。東京バンドワゴンが最新作に追いついたので別のシリーズもと思って読みました。

    0
    2024年07月10日

    Posted by ブクログ

    神さまの閑話ってところかしら。小路らしく、優しくまったり心地よく、やわらかい。6話それぞれ独立して読ませる一方で、うまくつながっている。心地よい閑話です。

    0
    2024年05月22日

    Posted by ブクログ


    そうなんだ、八百万の神様って貧乏神、厄病神、死神までもがそうだったのか。
    どの神様も人間臭くてとても愛しいキャラクターで、ほっこりした気持ちになれるいいお話でした。
    神社や神棚の前で神妙に頭を下げる遠い存在だったのが、神様をすごく身近に感じられるようになりました。そういえば子供の頃おばあちゃんがト

    0
    2023年11月20日

    Posted by ブクログ

    人々に寄り添う死神、貧乏神、疫病神、九十九神、福の神のお話し。決して人を不幸にする存在でないこと、人も神に与えることが可能なことを教えてくれる。

    0
    2023年08月20日

すべての神様の十月 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2014年07月25日
  • コンテンツ形式
    XMDF
  • サイズ(目安)
    1MB

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