小川糸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ祖母の残したぬか漬けの壺以外、全てを失った倫子の絶望感が伝わるところから始まり、引き込まれていった。
声を失った倫子が熊さんの助けをかりつつ食堂かたつむりをオープンさせる過程にワクワク。希望の光が差し、次から次へと来客した人たちを幸せにすることで生きがいを見つけていく。
うさぎの話も妾さんの話もほっこりしたと同時に、悩める人がこんなにも多く、そんな人たちを丁寧な料理で元気づけていく倫子の腕もすごいなーと、一度訪れたいとも思った。
最後はきっと母親に料理を振る舞うのだと思っていたが、まさかこんな結末になるとは…
母親との敵対心があったが、明かされた真実に倫子は混乱と迷い。
ふくろう爺はもしやと思っていたけれど、最後の手紙があるとは…!
エルメスの解体から涙が止まらなかったし、正直苦手な描写もあったが命のありがたみを感じて、いただきますと言わなければと思った。
声が出なくなったことも、また出せるようになったことも愛情が関係している。恋人を失ったが、母親の愛情、そして母親からのメッセージを託された?鳩を食べた感動を得て生きる希望を見出せた。
たくさん泣いてほっこりした内容だったが、なんとなくテーマがわからなかったので⭐︎3つ
同性愛のカップルからは結局何のプレゼントをもらったのだろう。そしてあの夜、倫子は素直に母親に甘えて欲しかったなぁ。