小川糸のレビュー一覧

  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    4点代には乗らなかったけど、3点代後半って感じ。

    エリさんが一番好きな?おすすめの?小説。

    小川糸さんの、この人の書く人生が好きって言ってた。
    とても温かくて死について考えさせられる一冊。

    もっと死について直接くらうなら1Lの涙とかのほうが心にダイレクトに届くし、そこまで来ないちょっと表面的な感じで終わってしまった気がしたかも。

    瀬戸内に行ってみたくなった。

    ーーー

    「でもなんとなく温もりがあり」
    「なんとなく温もりがあり、その場所に立つとほんの少し大人になったような」
    ライオンのおやつp6

    空気には、ほんのりと、柑橘系の香りが紛れている。25

    ライオンのおやつみたいな、人が亡

    0
    2025年12月04日
  • 泣きたい午後のご褒美

    Posted by ブクログ

    6人の作家さんのアンソロジー♪
    喫茶店でのひととき、交錯する人間ドラマ。さらっと読めるのでコーヒー片手にオススメ!
    美味しそうなのはホットケーキ!ブラッドオレンジのホイップクリームが添えられてるの~。それからナポリタン!もちもちパスタと甘いケチャップソース~。

    0
    2025年12月01日
  • 小鳥とリムジン

    Posted by ブクログ

    子供の頃の数々のトラウマから、人を心から信頼できなくなっていた小鳥。でもおおらかで優しいリムジンと出会って、「愛」を知っていく物語。
    本当に辛かったね、頑張ったね、もう一人じゃないよ、って小鳥をギュッと抱きしめてあげたい。その代わりにリムジンが沢山小鳥を愛してあげて欲しい。
    自分だけが大変な目に合っていると思っていたら、周りも結構大変だった。でも私だって辛い。その辛い気持ちに優劣なんてないし、みんな幸せになって欲しいなと思う。
    あとお弁当おいしそうすぎる。

    0
    2025年12月01日
  • 今夜はジビエ

    Posted by ブクログ

    丁寧な山小屋暮らし。挑戦する気持ちと優しい気持ちが心地よい日記。冬の森の時間をイメージすると羨ましい気持ち。自分もそういうのに憧れがあるのかもしれないと思わせてくれた。

    0
    2025年11月30日
  • 泣きたい午後のご褒美

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    青山美智子の本かと思ったら違った。しかし新しい作家との出会いがあった。
    ■青山美智子「サロンエプロン」★★
    短い。この本における客寄せパンダ。
    ■朱野帰子「痛い人生設計を作る、ルノアールで」★★★★
    おもしろい!大谷翔平の人生設計を「痛い」という視点が最高。言われてみればそのとおり。いまだからなるほどすごいと思うが、これを普通の高校生が書いていたらたしかに痛い。学歴至上主義の編集者も痛い。これは作者の実話だろうか。こんな編集者ほんとにいそう。
    ■斎藤千輪「究極のホットケーキと紅茶占い」★★★
    ちょっとした日常系ミステリーの感じ。
    自力で解答にたどり着けなかった。悔しい。
    ■竹岡葉月「不純喫茶ま

    0
    2025年11月30日
  • 小鳥とリムジン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    苦しい過去をもった小鳥。前半読んでて心が苦しくなった分、後半はコジマさんの暖かさややリムジンとの出逢いでひたすら心が温まる…

    0
    2025年11月29日
  • 食堂かたつむり

    Posted by ブクログ

    同棲していたインド人にすべてを持ち去られた倫子。ショックで声も失い、失意で山あいの故郷に戻る。おりあいのよくない母親から借金をし、食堂を始める。
    『食堂かたつむり』。1日1組限定、メニューのない食堂。

    料理は本当に美味しそうで、一度食べてみたくなるほど。
    いろんなひとたちが、うさぎが倫子の料理に癒されていく。
    でも豚のエルメスを食べてしまうとは…
    そこまでしなくても…

    なんとなく、料理で終わってしまったような。
    倫子の声も最後まで戻らないまま。
    母・ルリコもあっさり亡くなり、本当の親子関係も見れないまま。
    何か物足りなさを感じる。




    0
    2025年11月29日
  • とわの庭(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    物語が途中まで残酷というか、読み進めるに耐えないくらい救いようがない話で辛かった。。

    だけど、「小川糸さんの感動長編」ということで、頑張って読みました。

    どん底を抜けてからは、普通に読める内容になりました。小川さんの言葉や視点は、どんな状況でもそれを率直に表現する力があるなと思いました。

    生きる意味についての一つの見解が見て取れました。

    0
    2025年11月28日
  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    終末期、ホスピスというテーマとしては重いけど、読みやすい作品だった。
    雫さんが現実と夢の狭間でいろんな人とたくさんの話してしているシーンがとても好きだった。

    0
    2025年11月26日
  • 泣きたい午後のご褒美

    Posted by ブクログ

    昔ながらな喫茶店に行きたくなるようなお話が多かった。不純喫茶まぁぶるが特に印象的。本屋さんで眠れぬ夜のご褒美とセットで展開されており、一緒に購入しました。

    0
    2025年11月26日
  • 小鳥とリムジン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前半は良かったんだけど、後半のリムジンの語り(スピリチュアル寄りなところとか、おしゃべりなところとか)と、小鳥がすぐに警戒を解いてしまって、リムジンに溺れていってるところがなんかもう、え?って感じで、大丈夫なのかと心配だった。
    小鳥がようやく甘えられる場所を見つけられたのは良かったのだけど、小鳥の甘ったれたセリフがあまり好きではなかった。依存してない?大丈夫なの?

    0
    2025年11月24日
  • つるかめ助産院

    Posted by ブクログ

    小野寺君の謎は残るけど、
    命に対する考え方が深まった。
    母の偉大さも感じた。
    そしてつるかめ助産院の先生のような人に出会ってみたいなあ

    0
    2025年11月23日
  • 泣きたい午後のご褒美

    Posted by ブクログ

    どんなときに喫茶店で過ごしたくなるだろうかと考えてみた。
    それは、たんにモーニングをしに…だったり、ランチの時間が過ぎてしまって、どうしようかと迷ったときだったり、ひとりになりたいときだったりで…そう考えるとやっぱり少しの休息をとりたいときなんだろう。
    それは癒しの時間を必要としているからかもしれない。
    泣きたい午後とは、そんないろいろな想いの詰まった短編集である。


    「サロンエプロン」〜青山美智子
    憧れのカフェでのアルバイトは恋してる気分。

    「痛い人生設計を作る、ルノアールで」〜矢野帰子
    高校時代の親友と貸し会議室で語る。

    「空極のホットケーキと紅茶占い」〜斉藤千輪
    まさか中国出身とは

    0
    2025年11月22日
  • 犬とペンギンと私

    Posted by ブクログ

    とても読みやすかったです。
    小川糸先生という人物をさらに知れたような一冊。
    犬がいる暮らしっていいですね。

    0
    2025年11月18日
  • 小鳥とリムジン

    Posted by ブクログ

    タイトルから想定出来ない内容になっていました。
    性描写がリアルに描かれ過ぎていて、少し気分が悪くなったのも事実ですが、それ以上に良い作品だと思う。私も"愛なんだぜ"って最後に言えるような人生にしたいなって思いましたょ。

    0
    2025年11月17日
  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    温かくて切ない物語だった。死を受け入れるとはどういうことか、雫さんが考えながら残りの人生をゆっくりと過ごしていく姿が切なくもあり、雫さんの強さに胸を打たれた。今の自分にとって死は近く感じているものではないから、響き切らないところもあったような気がする。もう少し年齢を重ねてから、もしくは人生の岐路に立たされるようなことがあればその時に読み返してみたいと思った。

    0
    2025年11月16日
  • 小鳥とリムジン

    Posted by ブクログ

    他の方も言うように、表現が結構生々しくてびっくり。読む場所選ぶかな。
    理夢人と小鳥が巡り会えて本当によかった。ずっと誰にも話せなかった話を理夢人に話せて、それを受け止めてくれて。

    人のお弁当を作るのも幸せだし、誰かが作ってくれたお弁当を開くのも、食べるのも、本当に幸せなことだよね^^お弁当の蓋を開いたときどんな顔するかな?ってワクワクする。誰かのことを想ったり思いやって動けることが、愛だよね。
    私もオジバみたいに「愛なんだぜ」って最後に言って亡くなるような生き方したいな。。

    0
    2025年11月16日
  • 小鳥とリムジン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    装画:くのまりさん
    装丁:大久保伸子さん

    コジマさんと美船ちゃんが前フリに思えて、いつリムジンがいなくなるか(亡くなるか出奔するか全部嘘だったか人たらしで小鳥ちゃんみたいな人が他にもいるか)、2人の関係が親密になるにつれヒヤヒヤした。
    そういう話じゃなかったので、そうだ私は小川さんの作品を読んでいるのだと思い出した。

    リムジンは何故あんなに要素の多い人物だったのだろう…山伏て…

    0
    2025年11月15日
  • 小鳥とリムジン

    Posted by ブクログ

    小鳥とリムジンに幸あれ
    リムジン弁当の店構えや雰囲気が頭に浮かんでぽかぽかした

    男女の睦事を通して愛することとは何か?を感覚的に考えたり感じるストーリー

    0
    2025年11月15日
  • リボン

    Posted by ブクログ

    一羽のオカメインコを通した短編連作のような長編ストーリ!
    不思議な物語。

    しかし、直球でいえば、自分にはちょっと合わない(笑)
    表題のリボンってインコの名前でした...

    一人の少女(ひばり)と祖母(すみれちゃん)が卵を温めて孵したオカメインコ
    その名前がリボン!
    祖母の頭の中で温めたってちょっと違和感あります(笑)
    このすみれちゃんとひばりの関係がなんとも暖かい。
    しかし、二人が育てたインコはある日旅立っていきます。

    そして、このインコと出会う人々の物語となっています。
    リボンという名前は結果的には気持ちを繋ぐ意味を含むのかなっと。

    ひばりとすみれちゃんが育んだストーリから、
    鳥の保護

    0
    2025年11月15日