小川糸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小川糸さんは命の尊さ、儚さ、強さを書くのが本当に上手な方だと思っていますが、本書はそれをまざまざと感じるお話でした。
子供を身籠ったのに夫が姿を消し、過去に2人で訪れた島へ半ば自暴自棄になり訪れた主人公・まりあ。
島で助産院を営む亀子と出会うところから物語は始まります。
南の島(モデルは石垣島あたり?)ならではの、のびのびとたゆたうような時間の流れや、全てを包み込むような海の雄大さ、自然の恵み。それらを文章から感じ、脳内では自分も旅をするような気持ちで読みました。
ハイビスカスの天ぷら、食べてみたい。
最初は屍のようだったまりあも、島で過ごし働くうちに生気を取り戻し、自分のこれまでの人生 -
Posted by ブクログ
小川糸さんの短編集。
“食”にまつわる七つのストーリーが収録されております。
“食べ物”系の話って“ほっこり”をつい期待してしまいがちなのですが、本書は温かいお話も勿論ありますが、ほろ苦いお話や、わけわからんぶっ飛び系のお話(後述)まで様々な“お味”が詰まっております。
ただ、どのような背景であっても“美味しいものを食べる時は幸せ”ということは共通して伝わってきますね。
各話、料理の描写が美味しそうなのですが、特にそそられたのが、
「親父のぶたばら飯」ですね。
“中華街で一番汚い店”だけど料理の味は絶品、という所謂“きたな美味い店”で提供される、極ウマ中華料理の数々がもう・・。
“アラびき -
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