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Posted by ブクログ
⬛︎ ベルリン長期滞在のはじまり
小川糸さんの日記エッセイは最新刊から順番に古いものを読んでいて、人との関係性や感情、考え方の変化が「このタイミングだったんだ」と知ることができて、面白いです。
のちに長期移住することになるベルリンの夏季滞在のはじまりなど、今の小川さんの価値観や嗜好のきっかけとなる出来事が散りばめられた日記でした。東日本大震災があった年でもあり、私も当時を思い出し身に詰まる気持ちになりました。
ー心の底から、自由だなぁと感じるけれど、それはひとりひとりが努力して作りだした自由だ。不自由な時代があったからこそ、自由の大切さを知り、守ろうと懸命なのだと思う。
小川さんのベルリン滞在紀を読むたびにいつか行ってみたい…という気持ちが募ります。
他にも「自分も作ってみたい」や「読む・見たい」と思うものがたくさんありました。
オイスターソースとガラムマサラで味付けしたインド風焼きそば。おつまみにぴったりな、大人味のオニオンビスケット。
冤罪がテーマだけれど軽やか…という映画「ジョージとタカオ」
助産師の内田美智子さんが書かれた本「いのちをいただく」
生物学者の福岡伸一先生と阿川佐和子さんの対談「センスオブワンダーを探して」
今回もじんわり心が暖かくなる日記でした。
Posted by ブクログ
エッセイ。
著者の本はたぶん1冊も読んだことがない。代表作「かたつむり食堂」くらいは読むべきか。ただ、私は食に関する小説が理由もなく苦手なので、読むのは当分先になりそうだ。
本書は食と旅が主。特にベルリンに滞在したときのエッセイが興味深く、楽しめた。
ベルリンというか、ドイツのお国柄は、親切で優しく、ガタイのいい方が多いという。居住空間が完全に大きい人用なので、著者はアパートの鍵を開けるだけで汗だくになってしまうそうな。私も身長は日本人の平均よりちょっと上程度なので、ドイツでは苦労を強いられそうだ。でも、衣食住の「住」に力を入れている(著者目線)と聞くと、やはり行ってみたいな。
さて、食に関しては、甘いものは期待できないとのこと。著者はバウムクーヘンを食べて美味しくなくて絶望したようだが、どれほど大味なのかやはり試してみたい。何事も経験。
日本の食は、美味しいものが本当に多くて恵まれてるんだな。ただ、その分誘惑も多いので、甘いものを断ちたいときは、ドイツに滞在するのが一番かもしれないと思った。
ドイツと全く関係ないが、著者のトホホ…な話が印象に残った。風呂の施設で、一人用のつぼみたいな湯があって、そこを占領しているおばちゃんになぜか怒られるという理不尽な体験で可哀想なのだが、こういう割を食っちゃう人っているよなぁと思った。
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小説・文芸
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