あらすじ
ベルリンから帰国して一年。海外旅行も行けなくなって、友人にも気軽に会えない。でも、そんな時こそ日々の暮らしを満喫。毎朝愛犬のゆりねとお散歩をして、家では梅干しを漬けたり、石鹼を作ったり。土鍋の修復も兼ねてお粥を炊いて、床を重曹で磨く。読書とヨガで息抜きをしたら、夕方には銭湯へ。今日という一日を丁寧に楽しく生きるのだ。
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小川糸さんの一年をいっしょに巡ることができる、幻冬舎文庫のエッセイ集はたまらなく大好き。
今回のは、コロナ禍真っ只中、おこもり中でのひとときが多かったです。
オリンピック開催、政治関連、思い出すごとに感じることがありますね。
これは歴史上に残る出来事だから、また何年か経って再読して、新しい生活の中で感じる気持ちも味わってみたい。
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早起きして、午前中は仕事、お昼ごはんを食べたら昼寝して、家で梅干しをつけたり、味噌や石鹸を作ったり。
夕方から銭湯に行って露天風呂でのんびりして、帰ってからビールを飲んで、ゴーヤのひじき炒め、鰤の西京焼き、原木なめこの冷たいお蕎麦の夕食。
たまに着物を自分で着て、電車を乗り継いでお茶の教室に行く。
丁寧な暮らしを楽しんでいて、読んでいてリラックスできました。
在り方が素敵だなと感じました。
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2021年の出来事や自分の考えたことを綴ったエッセイ。糸さんが八ヶ岳に山小屋を建て始める年。1月から12月までの季節感あふれる飾らない日常。こんなふうに毎日過ごせたら楽しいだろうなとワクワクしながら読み終えた。なんちゃってホットサンド作ってみます。小川糸さんのエッセイ好きです。
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結構好きだった
ひのはらセット:ひのはらパン食べてみたい
ご機嫌:機嫌を良くするのは相手にも自分にも◯
瀬戸内へ:生口島の銭湯かわいいらしい
小梅ちゃん:おへそのゴマ、梅干し作ってみたい
石鹸工房:化粧水やリップも作るの?!
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石鹸を作ったり、ヨガや銭湯に通ったり、日常を楽しむ糸さん。伊豆大島では母との思い出を振り返りながら大人になってからはお酒を飲んだり山登りしたりと違う楽しみ方を味わいカフェや美味しそうなラーメンもある日本のハワイ島みたいなところ、行ってみたいと思った。
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2024年53冊目
まるで物語を読んでいる様な日常の日々。読んでいて心地いい…と、思ったらポンっと政治の話が出てきた。
政治の話が好きなのでワクワクしながら読んだ。「投票率は、民度に直結している」そう、まさにその通りだと思う。
「機嫌よくしているっていうのは、自分にとっても相手にとっても大事なこと」…今日も機嫌よく過ごそう。
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ミステリーも好きだけど、こういう温かい気持ちになるエッセイも好きだなと思う
大三島にも行きたくなったし、特急いなほにも乗りたい!銭湯にもお稽古にも通いたい。ライオンのおやつを読んだから違う本も読んでみようと思って手に取ったけど、素敵な方なんだなとよくわかった。もっと読んでみよ〜
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【ライオンのおやつ】で大好きな小川さんのエッセイ。
こんな風になんでもない日常こそを丁寧に、小さな幸せを積み重ねるように生けていけたら、素敵だなぁと思った!
なんだか余裕って大切だなと痛感。
一度立ち止まって、四季を感じたり、自然を感じたり、自分自身をちゃんと見てあげたり、、そういう心や時間の余裕って大切かも。
忙しい日常に追われて、そんな些細な余裕さえ無い現代人が多いのでは?と。
ハイ!わたしもその中の1人です!!笑
もう少し日常を丁寧に、少しの余裕をもって過ごせるよう、気をつけようっと!!!
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小川糸さんは元々好きだけど、初めてのエッセイ。
色んなことにチャレンジしながら、日常を大切に過ごしている感じがして、とても心地よい。
テレビやSNSばかりを見てると、心が荒れたりせかせかしてしまうけど、この本を読むとゆっくり穏やかな気持ちになれる。
いいなー。好きだなー。
伊豆諸島、私も行きたい。
なんちゃってホットサンドのロケ地巡りしてみたい。
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小川糸氏のエッセー集。
物事の感じ方が私とあまりにも違うので、とても新鮮でした。
見たことも聞いたこともない風景を見ているような。
でも、そこに行きたいかと言われれば、そうでもない。みたいな。
たぶん、小川氏と私が個人的に出会うことがあっても、友達にはならないだろうと思います。
それでも、どこか共通点はないのか・・?
それを探すために、もう少し氏の他の小説を読んで見ようと思います。
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コロナ禍における日常のエッセイ。ご飯の描写がとても美味しそう。なんでも手作りで時間を上手に使い丁寧に暮らしている。読んでいるだけで自分の時間もゆっくり流れるように感じた。
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相変わらず軽やかに飛び越えていく人だなあ、と感心する。
「やる」と「やらない」の間には割と存在感のある壁みたいなものがあると思う。その壁を、それほど助走をつけることなく軽く飛び越えていく。
例えば「手作りアイス」。いくら特別な材料が必要なく作り方が簡単だとしても、それを「やる」と「やらない」の間には心理的なハードルがある。
だってアイスだよ!?アイスって作るものじゃなくて買うものじゃない!?笑
そうやってハードルを簡単に越えていくところが小川さんのすごいところであり、自分が欲しているものだと感じた。
小川さんの描くエッセイは、例えるなら色鉛筆画だと思う(意見には個人差があります)。ふわっとした発色だけど色彩豊か。
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小川糸さんのエッセイ本は糸暦を読んだことあるのですが、前回同様、丁寧な生活を感じました。
糸さんを通して自分も疑似体験でき、とても穏やかな気持ちになりました。特に山菜の話が私は好きです。もっと歳を重ねたら私も出羽屋で山菜お取り寄せしてみたいな。
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小川糸のなんちゃってホットサンドを読みました。
エッセイで毎日を書き留めているのですが、作家だけあって、あちこち出かけたり感性が豊かで面白いと言えば面白いんですが、盛り上がりに少しかけていました。
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2024.12.27
ゆったりと時間が流れていて、なんだか読んでる自分も丁寧な暮らしをしている感覚になった。
小川糸さんの素顔を覗き見しているみたいな、楽しいエッセイでした。
なんでも指先一つで手に入ってしまうこの時代に、1からお味噌や石鹸を作っているところになんだかとてもいいなぁ、としびれた。
丁寧な人って丁寧な暮らしから生まれるんだろうなぁ。
わたしもドイツに住んでいたので、共通点があったのもなんだかウレシイ。
◎気に入ったフレーズ
縁のある人とちゃんと出会える人生は、幸せに満たされる。
パワースポットとは、自分にとって気持ちのいい場所のことだ
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三浦しをんに続いてエッセイを読んだ。同じ作家という職業なのにまるで生活リズムが違うのが面白い。元々イメージとしては意外と規則正しいのかなと思っていたら三浦しをんさんに裏切られたw
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2021年の日記エッセイ。
まだコロナ禍で色々制限されていた時だったので読みながら「そうだったなぁ」と思い返した。
著者が本で読んだ言葉「思い、言葉、行動を一致させることが大切」が印象に残った。
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先日、群ようこさんのエッセイ読んだばかりで。
世の中?政治?への批判とか、自然のものとか手作り…とか、感性が似ていらっしゃるのかな?
小説は大好きだけど、エッセイはわたしにはふむふむ、こういう人もいらっしゃるのね…くらいです。
ペンギンさんはどうされたのでしょう?
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Theていねいな暮らしな毎日を送ってらっしゃるんだな。旬のもの、四季に溢れた彩やかな生活。コロナや東京オリパラ、政治への想いはきっと読み返すとそんなこともあったなと思えるのかな…
政治批判は蛇足だったと思う…でも日記だからな、ともやった
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もはや懐かしい感さえ漂ってしまう
コロナ禍の暮らしを描くエッセイ
結構政治批判もあり
時流にのってて驚きました
でもこういう日記的なもののほうが
あとで読むと懐かしいというか
自分も含めて
日々それなりに生きていたんだなと
思った作品でした
Posted by ブクログ
日常の事、自分の考えた事を文章にできる人は
良いなと素直に思う。
小川糸の文章は優しくて易しくて(褒めてる)
こっちまでも優しい気分になる。
文才がある人はいいな。
Posted by ブクログ
毎年恒例、糸さんの日記エッセイです。
糸さんの書く食材や料理は、どうしてこんなに美味しそうなんだろう。食べたことのない山菜が出てきて、食べたいなと思ったり。
変わらず政治の思想は強めだけれど、今年も糸さんが元気に過ごされている様子がわかって良かった。