小川糸のレビュー一覧
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ネタバレ一万円選書の一冊。
元々『ライオンのおやつ』も読みたいな〜と思っていたのでちょうど良かった。
小鳥は人生どうでもよい、生まれてくるんじゃなかったと思うほど壮絶な家庭環境で育っており、お母さんの依存症によって夜眠れないような日々が続いていた。学校では居眠りしてしまって先生たちから目を付けられていたり、高校でできた唯一の親友が自殺したり、覚悟を決めて家を出て施設に入るが、酷い目にあったりして人生のドン底にいた。しかしコジマさんという方から1通の手紙が届いて、父親かもしれないということと病気になってしまって残りの人生の介護をしてほしいという依頼を受ける。その依頼を受けてコジマさんの介護を通して心穏や -
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感想
テーマが重く、序盤は辛い話が続く。
後半はラブストーリー?
あらすじ
ワタシは高校から施設に入った。高校を卒業するにあたって行く当てもないところにコジマさんという男性が実の父親であると名乗り出る。コジマさんは妻と病死で別れ、自分も将来的に死ぬ病気を患っているからワタシに介護をして欲しいと言う。行く当てもないワタシは最初はコジマさんから色々学びながら介護を学ぶ。そのうちコジマさんも寝たきりになり、必死に介護をするうちにコジマさんを看取る。
ワタシは物心ついた頃に母親から小鳥と呼ばれているた。母親は、シングルマザーで会社を経営し、小鳥に不自由させないが、興味は持っていなかった。母親は -
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ライオンのおやつから小川さんに興味を持って読んでみた。
小川さんぽいな〜って思った。
小川さんは現実では少しあり得ないけど、でもあり得なすぎはしない日常を描写を大切にしながら物語を書いてるような気がする。
南の島の助産院の話なんだけど、やっぱ小川さんは登場人物の描写が素敵だなって思った。
先生の人柄も伝わってきたし、パクチー嬢の雰囲気もたくさん伝わってきた。
最初は、まりあの夫がいなくなるところから始まるからミステリー味あるかなって思ったけど、伏線回収はあるとしてもどちらかというとのほほん系だったな。
この感じ、勝手にNHK系って呼んでる笑笑
ライオンのおやつもそんな感じだった笑
でも、 -
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エッセイ。
著者の本はたぶん1冊も読んだことがない。代表作「かたつむり食堂」くらいは読むべきか。ただ、私は食に関する小説が理由もなく苦手なので、読むのは当分先になりそうだ。
本書は食と旅が主。特にベルリンに滞在したときのエッセイが興味深く、楽しめた。
ベルリンというか、ドイツのお国柄は、親切で優しく、ガタイのいい方が多いという。居住空間が完全に大きい人用なので、著者はアパートの鍵を開けるだけで汗だくになってしまうそうな。私も身長は日本人の平均よりちょっと上程度なので、ドイツでは苦労を強いられそうだ。でも、衣食住の「住」に力を入れている(著者目線)と聞くと、やはり行ってみたいな。
さて、食に関 -
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ネタバレ食べ物にまつわる短編集。
人生に一度の思い出の話で構成されている。
この短編集に限らず、小川糸の作品は、のんびりとした気持ちで読んでいると唐突に気まずくなるシーンに遭遇することが多々ある。
もし現実に遭遇したら、相手を慮ってそっと目を逸らすような、そんな非常にプライベートなシーン。
「目を逸らさないで見てあげて」というスタンスは小説家としての良さでもあるのだけれど、設定や世界観の構築の甘さもあいまって、ちょっと読む人を選ぶ作家だと思う。
唯一、気まずくなるシーンがない、親父の豚バラ飯。
横浜中華街にある知る人ぞ知るお店でいただく美味しいもののパレードの短編。
食べてみたくなって調べたら、本 -
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ハッピーエンド。
突拍子もない話の連続で、夢の中の出来事みたいなんだけど、沖縄が舞台ならありえるかもと思ってしまうファンタジー。
主人公のまりあちゃんの真っ直ぐな世界の見方が、気持ちの良い作品だった。
小川糸さんのエッセイが好きなら好きだと思う。
小川糸さんの公式サイトに載っているあとがきも、とても良かった。
「出産の時には人間ではなく獣になっちゃうのか」とか、「新月の生理が理想なのかー」とか、色々発見があり、妊娠・出産に興味がある時に読めて、良かった。フルタイムで働いているから、こんなに明るい人たちと、太陽とともに暮らしながらの妊婦生活は、憧れちゃう。 -
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そう、やりたい事は
時間や余裕が出来たらとか思わずに
少々難しそうと思っても
一歩を踏み出してみましょうか。
好きなものは多少高くても
やりくり上手くして手に入れましょうか。
小川糸さんのにとってのやりたかったことは森の中での一人暮らし。
たとえ安心感のある家で、
大好きなものに囲まれていても
森の中で一人っきりの夜はどんなでしょうか。
私には想像も出来ませんが
今までのたくさんの経験が
精神の豊かさと強さを育てて来て
この道を選ばれたのでしょう。
美しい文章で書かれたエッセイを毎晩1つか2つ読んで
豊かさのおすそわけをいただいて
平穏な眠りについていました。