小川糸のレビュー一覧

  • 小鳥とリムジン

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    幼少期に性的な被害や辛い思いをしてきた小鳥が、理夢人に出会い、真実の愛を知る話。
    一言で言うとチープになりがちだけど、お互いを慈しみ、欲望をぶつけない二人の恋愛は穏やかで羨ましくなる。
    生きていればいつかはいい事があるのかもしれないけど、ずっと耐え忍んできた小鳥はやっぱり強い人間だな。
    生まれてきた事に感謝してもらえるよう、私も子供達にご飯を通して愛を届け続けよう。

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    2026年08月06日
  • わたしの名店

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    実在の店について語られているから、ガイドブックにもなっています。

    書き手28名の中には物書きが本職の人もそうではない人も。中にはちょっと鼻につくなぁって感じであまり好きになれない人もいるけれど、総じて楽しい。

    余談ですが、数日前に『仮面ライダーゼッツ』でイカつ過ぎるミムラを見たばかりだったので、書き手の中に彼女の名前を見つけたときには笑ってしまった。ごめんなさい。

    私は大の酒好きゆえ、ついお酒の章に目が行きつつも、酒だけじゃアカン、美味しいものも食べたい。ほかの章との合わせ技で存分に楽しませてもらいました。

    コロナ下でアルコールの提供禁止になったとき、ノンアルコールの一人呑みじゃやっぱり酔えんのよと思いながらも、おかげで読書が捗ったことを思い出します。

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    2026年08月02日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    喫茶店を舞台に六つの短編集。中では神保町の喫茶店のナポリタンが出て来る竹岡葉月ほ話、それからこの世とあの世の間にあるお店で最後の食事を提供する小川糸の話がよかった。

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    2026年08月01日
  • 食堂かたつむり

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    ネタバレ

    柴咲コウ主演で映画化もされた作品。

    見たことも聞いたこともない料理が次々と登場するが、どれもただ美味しそうなだけではない。地産地消や大地の恵みを、その人の人生や想いごと血肉へと変えていくような、特別な一皿だった。

    喪服を脱いだお妾さん。シニョリータに会えた熊さん。施設へ入る前の誕生日会で振る舞われた“大人のお子様ランチ”――。料理はお腹を満たすだけではなく、その人がもう一度前を向き、生きる力を取り戻すための「希望」として描かれていた。

    物語自体は淡々と進むため、好みは分かれるかもしれない。それでも、言葉を失った(たとえ一時的だったとしても)りんごちゃんを、柴咲コウが映画でどう表現したのかはとても気になった。

    母との確執、そして最後の手紙には思わず涙がこぼれた。エルメスのくだりは受け入れにくいと感じる人もいるだろう。しかし、それさえも命をいただくということへの感謝につながる描写なのだと思う。

    この作品を読んで改めて感じたのは、食事とは単なる栄養補給ではなく、あらゆる命をいただき、自分の命へとつないでいく尊い営みだということ。

    最近は「泣いた=名作」と短絡的に結びつけてしまいがちだけれど、作品の価値は涙の量では測れない。この物語は、静かに心へ染み込み、読後にじんわりと温もりを残してくれる一冊だった。

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    2026年07月31日
  • 今夜はジビエ

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    小川糸さんの山小屋での暮らしが綴られたエッセイ。
    エッセイは初めて読みましたが、丁寧に楽しく暮らされている様子が伝わってきて、心からいいなと感じました。
    世の中の現状に胸を痛めながらも、微力でも力になれるように社会貢献の行動をされている気持ちにとても共感します。
    日々の暮らしや子どもたちとの時間、「今ここ」に集中して大切にする感覚。
    これからも持ち続けたいなと思います。

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    2026年07月27日
  • リボン

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    すみれさんとひばりちゃんの温かなやり取りが印象的。
ヒナをかえしリボンと名付けて大切に育てる、おばあちゃんと孫のほのぼのとしたお話かと思いきや、想像以上に盛りだくさんな内容が詰まってた。
    後半は「ベルリンの壁の崩壊」についても触れられている。読んでいる最中は急にベルリンの壁?と思ったけど、小川糸さんがベルリンに滞在されていた経験がきっかけと知り納得した。
    リボンがそこにただ存在しているだけで、周りの人が癒されたり優しい気持ちになったりする。次はリボンの視点で描かれた「つばさのおくりもの」も読んでみたい。

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    2026年07月24日
  • 食堂かたつむり

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    すごくスラスラ読めて興味深い内容であった。
    だが、飼い豚のエルメスが殺されるシーンが私にはしんどかった…そして母の死もしんどく感じれてしまった。

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    2026年07月21日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    八ヶ岳に山小屋を建て、40代で運転免許をとり広がった行動範囲。
    愛犬のこと、日々の暮らし、自然との共存。

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    2026年07月20日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    ネタバレ

    前半よくわからないまま読んでた。主人公の感じていた無知を追体験してるみたいだったので、今度は後半を知った上でもう一度読みたい。でも、あの意味のわからなさを主人公と一緒に体験できるのは1回目に限られるなと思うともったいない。

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    2026年07月19日
  • さようなら、私 [新装版]

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    抱えているものは皆違うし、気づくきっかけだってみんな違う。だからきっかけになるには、中々あまり身近になさそうな場所が出てくる。

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    2026年07月19日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    とわの前向きな姿勢に元気付けられるお話だった。実の親にひどい仕打ちをうけ、恵まれた環境とはいえない境遇であったものの、庭の植物や遊びに来る動物を愛でる優しい心を持ち合わせ、四季を感じとることに楽しさを見出だしたり、支援をうけて独り立ちすることになってからも、他者への感謝を忘れないところが、すごく素敵だなと思った。
    当たり前の日常の一つ一つに感謝をしたくなるお話。

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    2026年07月17日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    生まれた時から目が見えず母と2人で暮らしてきた主人公のとわ。ある日頼りの母親が姿を消す。
    壮絶だけど、勇気をもらう。目が見えない世界がこんなにも光で溢れててカラフルなのか。生きてるって感謝の連続だ。

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    2026年07月15日
  • 今夜はジビエ

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    小川糸さんの山小屋暮らしの日々
    タイトルに反してあまりジビエのことは取り上げてない笑
    自然の声に耳を澄ませるような暮らしは都市部でも意識していたいと思った

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    2026年07月15日
  • 犬とペンギンと私

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    私は将来犬を飼いたいと思っていて、しかもピジョンフリーズが飼いたいので犬を飼うための情報もとても参考になった。
    そして、元々海外が好きだったが大人になるにつれ、行くことが容易ではないと思ってしまっていたが、歳をとってからも行きたいと思った!
    特にスイスのベルンで景色を堪能し、イタリアのサヴィーニョで美味しいものを食べたい!

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    2026年07月13日
  • 小鳥とリムジン

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    ネタバレ

    小川糸さんの作品は随分前ですが「食堂かたつむり」に続いて2作目。かたつむりを読んだ時も感じましたが独特のテンション感がある気がします。
    主人公の生い立ちの割には、リムジンさんに心を開くのが早くないか?と思いましたが、今まで恋をしていなかったらなおさら、おちるように夢中に恋をしてしまうものかもな〜とも。

    美船ちゃんやコジマさんとの関係性がよかった。
    コジマさんとの始まりはちょっと現実で言ったらありえない気もしましたが、主人公的に結果得られるものが多かったしそのおかげでリムジンさんとも出会えたので。

    コジマさんのことを「お父さん」と呼べないことに後悔したり、その前は美船ちゃんに好きと伝えられなくて後悔したり。
    一度大きな後悔があってもまた繰り返してしまう感じはリアルだなと思いました。
    リムジンさんには伝えられますように。

    そしてそういった後悔をできるだけしないように、周りにいる人を大事にしたいと思えました。

    正直、独特なテンション感が自分的にはあんまり合わないなと思う作品でした。スピリチュアルっぽさや性の話が少しくどい感じは好みが分かれるかも。

    お話としてはおもしろかったです!

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    2026年07月13日
  • 小鳥とリムジン

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    恋愛小説でした。好んで手に取らないタイプの本でしたが、糸さんがよく描く食が丁寧に書かれていたのが素敵でした。

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    2026年07月11日
  • 別冊天然生活 小川糸さんの春夏秋冬を味わうシンプルな暮らし

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    窓からの景色が素敵で、朝から夜まで春から冬まで、理想的な生活。
    うっとりする。
    けど,現実的に真似はできないなぁ。
    私なりに近づければいいかな。

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    2026年07月08日
  • 今夜はジビエ

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    タイトルから、たくましく自分で猟をしてる人の話かと思って買った。自然の恵みに感謝して、日々を実直に生きているエッセイだった。こういう生活にとても憧れる。家を買ったけど別荘を山の中に買いたくなった。薪を割ってストーブをつけて生活するの憧れる。でも私はうっかりものだから山小屋ごと燃やしてしまうかもしれない。

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    2026年07月05日
  • 食堂かたつむり

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    生きることと食べることが深く結びついた物語でした。色んな食べ物が出てくるんですがなかなか想像できない難しい料理で想像しにくかったですが心あたたまる感動の物語でした。

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    2026年07月03日
  • わたしの名店

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    食にまつわるエピソードを集めた短編集。
    大好きな三浦しをんの文字が見えたので、読んでみた。

    さらには髭男爵山田ルイ53世も短編もあり、私的に大興奮。
    しかも、ラジオ(髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ)でも話していた内容なので、隠れ檀家(ラジオリスナーネーム)としては思わずニヤリ。

    今回は佐藤雫という作家が気になったので(源頼朝への愛をものすごく語っていた)、作品を読んでみようと思いました。

    こういう不思議な出会いがあるから、たまには短編集も読んでみるものですな。

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    2026年07月02日