小川糸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ生きることと性?愛?
過酷な子供時代を過ごしてきた小鳥がある人との出会いを経て、幸せになる。言ったらそういうお話。
冒頭から中盤まで、小川糸さんの優しい世界観に引き込まれて読んでいましたが…コジマさんは何だったのだろう?
生きていることが肉体だけでなく分子レベルで繋がっているという理夢人の食を大切にする生き方とか良かったのですが、後半の小鳥とリムジン(タイトルはこれ)ちょっと生々しいなぁ、「性暴力」がテーマにあって復活を描くにしても描写くどすぎ、と思ってしまいました。
そこだけ残念。現実と夢と…不思議な優しい感じも良かったので。 -
Posted by ブクログ
ごはんの美味しそうな描写がたくさんあって、人と人との優しい繋がりを描く物語を想像しながら読み始めたら、実際には母と娘の仲直りを軸にしたお話だった。
序盤は少し独特の空気感があって、現実とは少し距離のある世界観に感じられて、なかなか物語に入り込めない部分もあった。
でも、あることをきっかけに、初めて母の過去を知って、自分の認識してた母と実際の母がだいぶ違ってることがわかる。
限られた時間の中で、自分にできる最大限の親孝行をして、空っぽになってしまったときにわかる母の真意。
人ってわからないな、と。
関係性とか、知っている期間とか、そういうの関係なくて、ちゃんと知ろうとしなくちゃわからないん -
-
Posted by ブクログ
小川糸さんの”生”と”食”の物語。『食堂かたつむり』『ライオンのおやつ』に続く第3弾ということで読んだ。
前2作と比べてしまうと、話の内容はちょっと暗くて、重い描写が多い。
小鳥と理夢人が出会うまでの時間は、それぞれの過去の話が重いので、読んでいても苦しい。
小鳥がコジマさんの介護を引き受けて、コジマさんを受け入れてから、やっと小鳥の人生も好転していくので、少しラクに読めるようになる。
小鳥の人生の暗さに比べて、理夢人は出生は複雑だけれどオジバに育ててもらえたおかげで、純粋に育っていく。育つ環境はやっぱりその人となりを決めていくものだから、大切なことなんだと思った。
小鳥と理夢人が出会ってから