小川糸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ー自分のくらしが、すごく愛おしくなる。
〈あらすじ〉
寺町でアンティーク着物店を営む栞。ある日、父の声に似た男性客がやってきた。少しずつ加速する恋心、そして共に囲む食卓。日々の暮らしの中に積もる小さな感情を大切にしたくなる。
〈感想〉
1行目を読み始めた瞬間、ああ好きだなと思いました。
この世界観、生活のなかの小さな音、空気、思考、感情、小さく雪のように積もってきて、綺麗でたまらないです。
少しずつ大切に読みたい本です。
栞がご近所さんにも、家族にもなんだかんだと愛されているのがすごく伝わります。
ですが、、、この恋のかたちはなぜ、、、、。
お互いにはじめから分かっていて、でも止められない -
Posted by ブクログ
あぁほっこり^_^
ベルリンに行ってみたくなりました。
ラトビアの十得 気前よく
本当はお土産を人に渡すのを躊躇って自分で食べちゃいたいなと思ったけども 気前よく、を思い出して差し上げたらその日にファンの方からチョコ棒をもらったと
狐に包まれたような体験をしたって
気前よく、
いちごか桃かで苺を選んだけども桃にしておけばよかったと少し後悔すること
こういう決断が苦手と わかるわかるわかるわかる
好きなものはお腹いっぱい!の!手前で止めるのが一番幸せ。その通りだな
目指すは空っぽの冷蔵庫
日々の生活を大切にしていて 本を読んだり、プールへ行ったり旅行へ行ったり
素直な感想を持ち、正直にさら -
Posted by ブクログ
久しぶりの小川糸作品。
毎日の丁寧な生活が素敵だなあ。
ただ、アインシュタインが残した直筆の名言を
なぜ売ったのだろう?にはびっくり。
売ったら1億軽く超えるなら、私もお金に困っていなくても、写真に残してとっとと売ってしまう。さすが人気作家さんだなぁと思いつつ、こんな私だから丁寧な生活とは無縁なのかとも思う。
後半のご友人の癌の闘病についてのお話は、すごく刺さった。もしかするとこの経験からライオンのおやつが出来たのかな。だとしたらまたあの作品の重みも違ってくるな。
そして最後の青山の児童相談所のお話。
沢山ニュースにもなったけど、私も同じ思い。
自分の家の近くに児童相談所ができたからといっ