小川糸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とても可愛くて素敵なエッセイでした。
2012年に描かれたエッセイ集で、日記形式で
描かれいるので、とても読みやすい作品でした。
小川さんが、愛してやまないドイツの滞在の日々や、ヨーロッパの国々に行ったお話などが、記されています。
旅の醍醐味や、日本との比較など、様々な目線で
楽しめるエッセイでした。
またタイトルの「たそがれビール」もいいですね。
本作の中で印象的だったのが、食の部分です。
小川さんにとっては、旅の醍醐味は食なんじゃないかと錯覚するほど、食に関する文章が多かったなと感じました。もちろんその他にも、景色や
国民性の温かさなどを実感することも、旅の醍醐味だと感じるのたが、食もとて -
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Posted by ブクログ
ネタバレこの本を読んで、恥ずかしながら「虹」の意味することを初めて知った。個人的には、「LGBTのみならず、誰でも受け入れる」という広い意味で捉えている。各章の語り部からすると、主人公は4人ということになるのだろうか。当初は世間から奇異の目もあっただろうが、とても長い時間をかけて社会に溶け込み、周囲の理解を得ていく過程が描かれている。これは数か月、数年間ではなく、本当に長い年月である。愛する家族との絆があってこそ、4人が「自分の大切なことに素直である」という芯を強く持って「家族」を続けたのだろう。
強さの証として、度々登場する「うちのニーニーは、世界優しさ選手権で上位に入る」という言葉が印象的であった