小川糸のレビュー一覧

  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

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    この人の小説がすでにもう丁寧な暮らしを題材にしたものが多い気がする。

    笑笑

    もうそのままの暮らしでした。笑笑
    小説の続きのようなそんな暮らし。やっぱ物語は著者に繋がるんだろうなぁ。と。

    しかも、この本は小川糸本人が書いてない。

    これまたすごい新鮮!

    小川糸の暮らしぷりや、モノに対して語っていることを第三者が書き記してるんだよなぁ。

    それでも、まるで小川糸が書いたような感じで、やっぱ過ごし方、住まいの現れ方が本人の人となりを見事に表すんだな。

    と、思った一冊でした。こんな部屋に住みたくば、こんな人になりなさいってことなんだな。うん。

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    2021年03月28日
  • ファミリーツリー

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    「気が付くといつも何かを探していた。それは、山だった。」
    私もここに来た時に同じ感情を抱いた。
    いつでも帰れると思っていた場所が無くなる。
    いつまでも続くと思っていたのに、気づかないだけで確実に変わりゆく日々が描かれている

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    2021年03月22日
  • 海へ、山へ、森へ、町へ

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    ネタバレ

    「ようこそちきゅう食堂へ」を読み終えた直後に、新たな原稿を足して刊行されたと知らずに読んでしまいました。
    なので、半分は飛ばして読ませてもらいました。
    知っていればもう少し間隔を空けてまた最初から楽しく読めたのに。失敗失敗。

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    2021年03月21日
  • 育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ-日々の習慣と愛用品-

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    小川糸さんの描く物語が大好きで、最近エッセイも読み始めた。
    素敵な物語を紡ぐ人は暮らしぶりもやっぱり素敵。

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    2021年02月24日
  • こんな夜は

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    たしか古本屋さんでふと手に取った本。ドイツに行きたくなる。立ち止まりたくなったとき、何度も何度も読み返しています。

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    2021年02月16日
  • 洋食 小川

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    2016年の日記風エッセイ。
    今読むとどうしてもコロナ前の世界と今の比較っぽい観点で読んでしまうなぁ。
    なんて自由な時間だったのだろうかと。
    早く好きな人たちと気軽に美味しいごはんを食べられるようになりますように。
    感想が書いてあった映画「帰ってきたヒトラー」週末見よう。

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    2021年02月01日
  • ファミリーツリー

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    幼なじみで、親戚関係でもある2人の恋愛物語。
    恋愛というより、家族の物語かな。
    言葉の比喩が素敵すぎです。

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    2021年01月15日
  • ペンギンと青空スキップ

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    日記の中でも好きだったもの
    アドリブの
    親父ギャグ(江戸時代から続く言葉遊び駄洒落)
    を言っている人も、場を和ませたり人を楽しませようとしてら勇気を持って言うのだから、
    それを笑ってあげるのも江戸しぐさのひとつ。


    登山が人生に似ていること

    リセット
    全く大したことをしていないのに傲慢になってしまったり、
    人に聞かれては困るような言葉を内心毒づいたり、
    訳もなく電車の中でイライラしてしまったり。

    小川糸さんは、常日頃、多くのもので溢れている中での、
    疑問視が強い。
    中でも地球のためのことなどを本当に真剣に考えおられ、
    それを実際日常に取り込まれている。
    でも、読んでいて思ったのは、

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    2021年01月18日
  • ペンギンの台所

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    前回の流れで読む。
    ちょうど小川糸さんの作品で初めて読んだ食堂かたつむりが、
    店頭に並び、それ関連の様子が綴られている。

    今回も、小川糸さんの魅力に惹かれ、
    読書メモにたくさんのメモを残しました。

    母が好きな五木寛之さんのこと、向田邦子さんにことも綴られており、
    彼女の作品を読むことで、影響を受け、
    大げさですが、いろんな世界を広げたくなりました。
    私はツイッターが好きなのですが、
    その中で、
    『「何かおすすめしてもらったら、すぐ見る、すぐ買う、すぐ食べる」というのをできる限りやってみたら、生活の中の楽しみが増えた』
    というツイートを見て、
    私もそれを意識したいと思った。

    日記って、だい

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    2021年01月15日
  • 洋食 小川

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    小川糸の日記エッセイ。
    こだわりの食事、ペットのゆりね、夫のペンギンとの日々が綴られている。

    読んでいてほっこりする、小川糸さんらしいほのぼのした感じが好き。

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    2020年10月15日
  • ぷかぷか天国

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    ドイツの暮らしがメインでした。期間限定で他の土地で暮らしたり、日本とドイツを行ったりきたりしたり、なかなかできることではないと思うので。

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    2020年10月08日
  • ペンギンの台所

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    小川糸さんのエッセイ2冊目。この年はとてもお忙しかったことが窺えますが、その合間に自分と向き合う時間をしっかりとつくり、日々感じたことを日記に書き留めていらっしゃいます。全ての人、モノへ愛情と感謝の気持ちを決して忘れない小川さん。それ故、素敵な人間関係に恵まれているなと感じます。心の整理整頓のコツがあちこちに散りばめられていて、心のゆとりを保つためにも自分と向き合い、労う時間をもっと大切にしようと感じました。言葉の節々から、決して穏やかなだけではない部分が垣間見えることも、人間味が感じられます。

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    2020年09月24日
  • ペンギンと暮らす

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    小川糸さんのブログ「糸通信」を文庫化したもの。一日一日が読みやすい長さなので、通勤などのちょこちょこ読みにぴったりです。優しくて柔らかい言葉選びに、心が穏やかになりました。書き綴られている丁寧な暮らしは、多くの人が見過ごしてしまったり、気にも留めないであろう些細なことを感じ取る繊細さから生まれてくるのだろうと思います。普段当たり前に思っていることにも感謝を忘れず、丁寧に生きてゆかねばと改めて感じさせてくれる一冊。気になる雑貨や美味しそうな食べ物もたくさん登場して、とてもわくわくします。

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    2020年09月24日
  • ぷかぷか天国

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    小川糸さんの言葉のセンス、例えばこの本の題名とか、物語の登場人物「バーバラ夫人」「ぽっぽちゃん」とか、どうにも恥ずかしくて仕方ないのだが、ついつい読んでしまう。
    これって昔感じた、《「嫌い」と思っていながらも結局気になってしまう松田聖子へのファン心理》、みたいなものなのかなあ。
    とにかく自分の世界が確立していて、特有の世界をゆるぎなく所持している感満載の日記は、ドロップ缶の中の薄荷味みたいで、時折口に入れたくなる。

    中で印象的だったのは、ラトビアと言う国が素敵らしいこと。
    そして、ドイツ語学校に通う糸さんの
    「日本語には、空気を読んだり、とか、言わなくても通じる部分があるけれど、ドイツ語には

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    2020年08月26日
  • ぷかぷか天国

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    本屋さんで見て楽しそうだなぁと思い購入。
    まるで、「ねぇ聞いて!こんなに楽しいことあったの!」とニコニコ顔の知り合いの話を聞いているような、そんな気持ちになる。

    とっても楽しくて心が温まる1冊。
    薄いからあっという間だけれど、著者の考えや人柄がたくさん詰まっていた。

    こんな素敵な文章に出会えるのなら、買ってまだ読まずに温めている小川さんの著者を早く読もうと思う。

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    2020年08月17日
  • ぷかぷか天国

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    小川さんのエッセイを(多分)初めて読んだけど、他のも読んでみたくなった。ペンギンが何なのか知らなくて調べたけど笑。落ち込んでる時に優しい気持ちになれそう
    マーケットの焼き栗食べてみたいなぁ
    キルシユトルテも!

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    2020年07月11日
  • ファミリーツリー

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    あれは、二十歳の誕生日でした。

    父から手渡された一冊のファイル。折り畳まれた紙を開くとそこに書かれていたのは名前が線で繋がれた図のようなもの。『さてさて家の家系図だ』という父。紙の最上部から柳のように垂れていく線は、途中で幾つもに枝分かれし、下まで辿った最下部中央に見つけた私の名前。『お前ももう二十歳だ。さてさて家の家系図を末広がりに広げて次に繋げていけ』と受け取ったそのファイル。その図に載っていない人から見ればなんの意味もないよその家の家系図。でも、その図に載っている人には、とても深い意味を持つ家系図。歴史上の有名人もいなければ、自分もそれまで聞いたことのなかった祖父より上に並ぶ知らない名

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    2020年07月02日
  • 育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ-日々の習慣と愛用品-

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    小川糸さんの考え方に共感できる部分が多い、だから私は小川糸さんが大好きなんだろいな。

    無理しない生き方って大事。
    思ったことをすぐ行動することって大事。
    一つの物に愛着を持つことって大事。

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    2020年06月23日
  • ぷかぷか天国

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    亡くなられたお母様との確執やその後のお母様への思いで始まり、ベルリンでの生活、新作が出てのサイン会など、一年を通じての糸さんの生活。
    日記なのだけど、そこは作家さんなので、どの文章も楽しく面白い。
    日記風エッセイですね。

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    2020年06月05日
  • ライオンのおやつ

    購入済み

    読みやすい

    読みやすく、情景も頭にぱっと鮮やかに浮かぶ文体
    テーマは「死」について
    登場人物たちもあっさりと亡くなっていきます。

    主人公がここホスピスで過ごした時間は一か月ぐらい
    人生での一か月は短い期間だと思うのですが

    この主人公の雫にとっては間違いなく
    人生の最後を飾るにふさわしい一カ月だと思いました

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    2020年05月17日