あらすじ
夫の帰りを待ちながら作る〆鰺。風邪で寝込んだときに、友人が届けてくれた菜の花ご飯。元気を出したい人の為に、身体と心がポカポカになる野菜のポタージュ…。大切なお客さまの為ならば、八百屋を6軒はしごすることも厭わない。そんな著者の美味しくて愛おしい、もてなしの毎日。ベストセラー『食堂かたつむり』の著者が綴る日記エッセイ。
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明るく楽しい気持ちになれるエッセイ。
自由でくだけた文章が心地よく、
読んでいる時の方が疲れが抜けていく感じが好き。
小川糸さんのエッセイ、
色々読んでみたくなった。
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糸さんのエッセイ第1作目
「卵を買いに」があまりにも良かったから、1作目から順に読んでいきたくなった。
糸さんの生活は何年も前から変わらず、素朴で、丁寧で、豊かな発見に満ちてる。
ほっこりしながら読めた。
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ほっこり癒される日記風のエッセイ。
とても読みやすい。
気合いを入れずとも、すらすら
読めるので疲れてる時にも
オススメの本。
これ以外にも何冊かエッセイを
書かれてるみたいなので読んでみたい。
共感する部分や気づける点も沢山あった♪
特に食に関する部分は読んでて楽しかったし
お腹が空きました!笑笑
自分も日記を書きたくなるような
そんな親しみやすい文章でした。
日記用のノート買ってこようかな。
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作家・小川糸さんの日記エッセイ。
夫のことをペンギンと呼んでいるのが可愛らしい。
お料理のことがたくさん書かれていて、私もこんなあたたかい料理を作りたいなぁなんて思いました。
『ほんのみせコトノハ』という本屋さんで選書してもらった本だったのですが、とても心に響きました。本を選書する上でアンケートを書いたのですが、私はそこに「何かしたいと思いつつ何もできてない」という悩みを綴りました。そんな私にドンピシャな本です。
小川糸さんさんは、作るという過程を大切にされている。
着物を着るときの肌触りや、物に触れたときの肌触りといった感覚も大切にされている。日々の生活を大切に過ごされている方なんだと思いました。
私はどうだろうと考えたとき。
ついツイッターやインスタを開いてしまう。
食べるものは業務スーパーで変えるカレールーや冷凍食品。動画を観ながら食事。毎日プラスティックなどのたくさんのゴミを出す生活。
現代社会に感覚を奪われてしまったようでした。
便利な世の中ではあるけれど。
小川糸さんは季節をしっかり感じ、野菜をたくさん食べ、ヨガや瞑想をして心の調子を整えている。わたしもそんな暮らしをしようと思いました。
読んでいる最中にふと不思議な感覚を覚えてしまったのですが、読んでいる本の紙が柔らかくふんわりしているような……。はじめての感覚。そういう仕様なのか、はたまたこの本を読んで私の感覚が研ぎ澄まされたのかは謎ですが、でもまさにそんな本。柔らかくてふっくらした米麹のパンみたいな
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小川糸さんが小説家デビューする前の糸通信(ブログ)を加筆・修正したもの。
ゆったりした時間が流れていて、ゆったり気分になれました。
人のためにお料理するのが幸福って言い切れちゃうのが羨ましい…
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⬛︎小川糸さんの日記エッセイ第一弾
彼女の日記エッセイを最新刊から順にすべて拝読しまして、今回は古い順から再読です。
まだ小川糸さんが小説家としてデビューする前の(今となっては新鮮!)日記になります。
当時から今と変わらぬ、自分にも自然にも心地良い暮らしを送るための工夫や心がけがたくさん書かれていて、素敵だなあと思います。
一方で、うまく言語化できないけれど、今のエッセイと比べて文章が若いというか、親近感があります。当時の糸さんは私より少し歳上ぐらい。年齢が近いからなのかな。その温度感もよかった。
北米で暮らす民族「アーミッシュ」、起業家を訪ねる旅路を描いた「未来を変える80人」、酒造・寺田本家の醍醐のしずくと著書「蔵元の想い」。
美味しくて楽しい友人とのディナーの余韻を「ひらひらと、幸せのしっぽがただよっている」と表現。なんとも、やわらかくてあたたかいのでしょう…小川さんの比喩表現、ほんと好きです。
能登旅行に行きたくなったり。(あつあつを召し上がれ、を読んでからずっと行きたいのですが今回ののと日記を読み再熱)
今回も、素敵な表現や気になるキーワードがたくさんあって刺激になりました。
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ほんわかと心地良い、日記風のエッセイ。読みやすくて、親しみやすい文章なので、気軽に楽しめました。私も日記を書きたくなりました。
私はよく寝る前や疲れた時にこの本を開きたくなりました。文字を追いかけているうちに、著者と会話しているような気持ちになりました。まったりと穏やかな気持ちになります。
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小川糸さんのブログ「糸通信」を文庫化したもの。一日一日が読みやすい長さなので、通勤などのちょこちょこ読みにぴったりです。優しくて柔らかい言葉選びに、心が穏やかになりました。書き綴られている丁寧な暮らしは、多くの人が見過ごしてしまったり、気にも留めないであろう些細なことを感じ取る繊細さから生まれてくるのだろうと思います。普段当たり前に思っていることにも感謝を忘れず、丁寧に生きてゆかねばと改めて感じさせてくれる一冊。気になる雑貨や美味しそうな食べ物もたくさん登場して、とてもわくわくします。
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小川糸の2007年頃の日記。
暮らしに対する姿勢とか、ヨガ、お茶、料理、お着物、瞑想、、見習いたいことが沢山すぎる。
旦那さんのことを「ペンギン」って呼んでるのも可愛い。
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夫の帰りを待ちながら作る〆鰺。風邪で寝込んだときに、友人が届けてくれた菜の花ご飯。元気を出したい人の為に、身体と心がポカポカになる野菜のポタージュ…。大切なお客さまの為ならば、八百屋を6軒はしごすることも厭わない。そんな著者の美味しくて愛おしい、もてなしの毎日。ベストセラー『食堂かたつむり』の著者が綴る日記エッセイ。
ほのぼのとして,ゆっくり時間が流れる感じ。
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タイトルに惹かれて読み始めました。ペンギンと暮らしてみたいという夢から、同居している夫をペンギンと思って暮らすことにしたためこのタイトルになったとのことでしたが…ペンギンほぼ出て来ず笑
ほぼほぼペンギンとの絡みはなくひたすら小川洋子さんの日常が語られるのみ。でもそれが心地よくて類は友を呼ぶというけれど、小川洋子さんがあったかくて優しい人だからたくさんの優しい素敵な人達がいっぱい友人としているのだろうなぁとしみじみ感じました。たくさん出てくる友人以外にも知らなかった食べ物やお酒、物がたくさん登場して調べては美味しそう、これ欲しいなあというものが見つかりました。続編も隣に置いてあったので読んでみようと思います。私も丁寧に料理をしたりジャムを作るような人にいずれはなりたい…。とりあえず、今はできるところから丁寧に環境を意識して生活していこうと思います。
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丁寧で優しい生活。背伸びせず、「待つ」を大切にして、今を生きる生活。凛としている生活。
私もこんなふうに生活したいが詰まっていた。
ヨガールの仲間入りをしたい。
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ペンギンと暮らしたいので夫をペンギンと思う…というのがとってもユニークです。環境問題に興味があり、なんとかしたいと思っていらっしゃるのがわかって嬉しいです。
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小川糸、中学の時に「食堂かたつむり」で知ったけどあれがデビュー作だったとは!(しかも大ヒット)
この本よかった
すらすら読めるしふくふくとした幸福感に包まれる
丁寧な暮らし系の人なんだけど、選挙が好きで政治に前のめりだったりしかもそれを世に発信するところや、やたらとエコや環境に良いものにこだわったりちょっと癖もある人
彼女の年齢やここに至るまでの背景を調べようと思ったよ!
作品だけじゃなくて作者に興味を持つきっかけになった気がする
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小川糸さんの書く小説は優しく温かい
人柄が気になって
小川糸さんのエッセイを初めて読んでみた
ペンギンと暮らしたい
でも東京で暮らすのは無理
そこで夫をペンギンだと思うことにした
ペンギンとお仲間と季節を感じながら暮らす
パンやビスケットを焼いて時に人をおもてなし
飾らない
人、物、季節を大切にする
素敵な生き方だなと思った
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最近、「食堂かたつむり」を読んだので、ペンギンのイラストに惹かれて小川糸さんのエッセイも読んでみました。
「食堂かたつむり」の著者だなあと思わせる丁寧な暮らし方をされていて好感が持てました。
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筆者の小川糸さんの1年間の日記がまとめられたエッセイでした。何気ない一日が、小川糸さんの素敵な感性でひとつの短編小説になっているようでした。
言葉の選び方や比喩表現もおしゃれで、とても丁寧な方だと読んでいて感じました。
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たそがれビールに続いて二作目。
ペンギンってまえからでてきたけど、旦那さんのことなのね?(笑)特に説明もなくペンギンがと書いてあるので???と最初は思ったけど…
お料理が好きな方なんだなぁ、と思いつついきなりラッドウインプスが家に来たりと、「えっ?なんで?」と言う感じ。他の方の感想文をみて納得,旦那さんが音楽関係の方なのか。
お子さんがいらっしゃらないからか、なんだか食へのお金の使い方がすごいのね(笑)
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日記形式で一年を続ったエッセイ集。
小川糸さんの日常や旅先での出来事、嬉しかったこと、美味しいものが綴られている。
ペンギン(旦那様)と暮らす、
というタイトルだが旦那様はあまり登場しなかった。お一人でも旅行に出たり出張したりされてる
素敵な生活に触れさせて頂きました。
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軽い本を読みたくなったので手に取った本。
昔の友人で「ペンギンと結婚したい」って言ってた
ペンギン好きの人がいたので、そんな内容かと思ってたら
ペンギンは旦那さんのことらしい(苦笑)。
さらさらと読めていいし料理の話がたくさんあるのもいいけど
庶民的な暮らしじゃない羽振りの良さと
物事の考え方が少し偏ってるように思えるので
期待していたものとちょっと違って★が一つ減りました。
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小川糸さんのエッセイはたくさん読んでいます。
ペンギンとはパートナーのことですが、愛犬がまだ仲間入りしていない頃のお話で、なんだか新鮮。
食べ物の描写が素敵な作家さんですが、今回ベストオブおいしそうだったのはアスパラガスの天ぷら。小川さん、海外行った時もホワイトアスパラを食べまくっていたので、ふふふとなりました。
取り上げられていたLittle DJ は観たい映画リストに追加します。
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最近のエッセイを読んだら、小川糸さんのことをもっと知りたくなったため、一番最初のエッセイから読んでみることにした。
ペンギンさんはやはり旦那さんだった。
調べたら著名な音楽家さんだったんだ。知らなかった。
食堂かたつむりなど、彼女が書かれる物語どおりの人だなぁという印象を受けた。
優しく丁寧で自然体。
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1作目のエッセイ集。
読む順番ばらばらになってしまっているけれど本作は2007年かな。
小川さんのエッセイを読むと、時間ではなくてきちんと季節を感じてすごさないとなと毎度反省するなぁ。