小川糸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ゆったりした気持ちにさせてくれる一冊。小川糸さんが書いていないのに(=ライターさんが書いています)小川糸さんの著書を読んでいるかのような気分になる不思議な本。シンプルな暮らしなんだけど、それを必死に目指していなくて、自分の「好き」の声を聞いていたら自然とそうなったという感じがします。その中で仕事は、自分のリズムでメリハリをつけて無理せずやっていて。持っているモノとより、小川さんの考え方が好きでした。
●ベルリンに行ってみたくなります。
自分たちの生き方を守るために守るべきルールはしっかり守るという考えが根付いているそうです。とても素敵です。また、子供がたくさんいるオープンなビアガーデンというのもとても魅力的です。(わたしはビールが飲めないのが本当に残念)そういうのを観光客としてではなく、市民として体験するというのは感じることが違うのだろうなと思いました。
●日本にいるとお金を使うことで幸せが手に入るようなきがしてしまう(P153)
このページ以外にも繰り返しでてきた重要フレーズです。まったくそのとおりで、薬局の化粧品コーナーでの物欲の掻き立てられかたといったら・・!(え?わたしだけ?笑)
ベルリンでは1年後も同じパッケージの同じ洗剤が売っているとか。日本では考えられないですよね!!どうにかしてお得に生きるか、生きる上でのコスパみたいなのが過剰に競争されているのが今の日本の雰囲気だなと思いました。しかも、本書は2015年の本なので同じ状況が今も続いているとは!そんな状況を外にでて眺めることで「あ、それって日本だけだったんだ」と気がつくことってとても重要だし、経験したいです。でも、海外に行くには2015年当時以上にお金が必要になってしまったことも事実・・。
●年齢を重ねることは自分のお気に入りが増えるのと同じ
これってとても素敵な考え方ですよね。お気に入りと素敵な生活を過ごしたくなる。ただ、お気に入りにならなかったモノたちを処分しないと、ものが年々貯まる一方の汚部屋になってしまいがちなので、そこは気をつけたいですね。 -
Posted by ブクログ
あぁほっこり^_^
ベルリンに行ってみたくなりました。
ラトビアの十得 気前よく
本当はお土産を人に渡すのを躊躇って自分で食べちゃいたいなと思ったけども 気前よく、を思い出して差し上げたらその日にファンの方からチョコ棒をもらったと
狐に包まれたような体験をしたって
気前よく、
いちごか桃かで苺を選んだけども桃にしておけばよかったと少し後悔すること
こういう決断が苦手と わかるわかるわかるわかる
好きなものはお腹いっぱい!の!手前で止めるのが一番幸せ。その通りだな
目指すは空っぽの冷蔵庫
日々の生活を大切にしていて 本を読んだり、プールへ行ったり旅行へ行ったり
素直な感想を持ち、正直にさらりと生きているように感じました。 -
Posted by ブクログ
久しぶりの小川糸作品。
毎日の丁寧な生活が素敵だなあ。
ただ、アインシュタインが残した直筆の名言を
なぜ売ったのだろう?にはびっくり。
売ったら1億軽く超えるなら、私もお金に困っていなくても、写真に残してとっとと売ってしまう。さすが人気作家さんだなぁと思いつつ、こんな私だから丁寧な生活とは無縁なのかとも思う。
後半のご友人の癌の闘病についてのお話は、すごく刺さった。もしかするとこの経験からライオンのおやつが出来たのかな。だとしたらまたあの作品の重みも違ってくるな。
そして最後の青山の児童相談所のお話。
沢山ニュースにもなったけど、私も同じ思い。
自分の家の近くに児童相談所ができたからといって地価が下がるとかブランドイメージがどうのなど考えもしない。もちろん一部の方の青山ならではの感覚なのかもしれない。でも、お金持ちでも幸せとは限らないんだなぁ。
全体的には、ほっこりゆったりな時間の流れを感じる癒しの一冊。たまに小川さんのエッセイ読んで、気持ちを入れ替え丁寧な生活を意識するのもよいことだな。