あらすじ
パリの蚤の市で宝物探しに奔走し、モロッコでは夕日を見ながら屋台で舌鼓。旅先でお気に入りのカフェを見つけては、本を読んだり、手紙を書いたり、あの人のことを思ったり。年末に帰ってきた自宅ではおせちカレンダーを作り、新しい年を迎える準備を整える。ふとすると忘れがちな、当たり前のことを丁寧にする幸せを綴った大人気日記エッセイ。
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Posted by ブクログ
とても可愛いエッセイでした。想像していたより何倍も面白かったです。
ドイツいいなぁ。ドイツやヨーロッパを中心に廻るって憧れる。
ららちゃんとのお出かけの会も良かった!
でもららちゃん、3時間かけてでも出されたものを完食するというのはとてもとても素晴らしい事だというのはわかる。ららちゃんに敬意を表した上で、僕が付き添いなら1時間でうまいこと言って残りを食べて早く出てしまおうとするかも。未熟者でごめんなさい。
小川糸さんはすごく丁寧で小さな幸せを感じることができる人。本当に大切な事をしっかり理解していて、それを信じている。この感性が、作品にも現れているのだと実感した。
なんか理想的な感覚と暮らしをしている。自分もこんな風に暮らして、日々小さな事に感動したいと思う。ペンギンについてまだ知らないことが多いので、また別のエッセイも読みたい。
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小川さんの作品を読んだことがないのに、タイトルの気取って無い雰囲気に惹かれて購入。タイトルだけから考えると、インドアでダラ〜ッとする方なのかと想像してました。ですが、全くの真逆で、日々の暮らしが丁寧で、自分の考えをしっかり持ってらっしゃって、元気な方でした。かといって押し付ける感じではなく、こんな見方があって、こんな世界もあるんだと素直に思えて、着地としては求めていた癒やしを得られました。他にもエッセイ本を書かれているようなので、揃えて読みたくなりました。
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すてきなエッセイ。ほっこり。
パリに行ったり、モロッコに行ったり、ベルリンに住んだり、憧れます。いろんな国でいろんなことを見て経験して。いつかぼくも。
美術館にたくさん行って、クラシックをたくさん聴いて、落語を聞いて、サーカスを見て、そういうのが人の深みになりますよね。
何百冊もあるブックカフェの中で、この本にピンときて買った自分をほめたい。
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海外の魅力がたっぷり
困った〜、わたしは海外にあまり興味がない!と決めつけていたけど、こんな素敵な景色を綴られてしまってはたまらん。やはり、足を運びたい。
目が合うとにっこりしてくれたり、対等であったり、時間の流れであったり、大切にしたいと思っていることが叶う場所で過ごしたい。
以前、「あつあつを召し上がれ」での”こーちゃんのおみそ汁”が”はなちゃんのみそ汁”と重なるな〜と思っていたらその通りであると綴られていてじわっときた。
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不思議とぐんぐん読み進められるのは小川糸さんの世界観や表現力が自分の好みだからだと思う。
素敵だなと思える生き方とか考え方とかにも出会えてよかった。
あつあつはお気に入りだけどまだまだ読んだことのない本がたくさんなので開拓する✊
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小川糸さんの本2冊目。
ママが、『ツバキ文具店』シリーズよく読んでるから、小川糸さんの読んでみよって思ってた。
1年間のエッセイ。そのうち3ヶ月くらいヨーロッパでの生活!あこがれるな。
「てがみ時間」というところが共感。そこに書いてあったのが、
「外国にいると、ちょっとしたささやかな行為が、メイン行事になる。
たとえば、ご飯を炊くとか。コーヒーを飲みにいくとか。電車の切符を買うとか。
日本にいれば当たり前すぎる行動なのに、ひとつ達成しただけで大喜びし、急に大人になったような誇らしい気分になる。」
この一ページまるまる書き写したいくらい、今の私の気持ちと同じで胸がときめいた。私も小川糸さんみたいにたまに海外に行けるような人生を送りたいな
古本屋で買った本。ニュージーランドで読んだ。本の持ち主はどんなところで読んだのか知りたいな
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とても可愛くて素敵なエッセイでした。
2012年に描かれたエッセイ集で、日記形式で
描かれいるので、とても読みやすい作品でした。
小川さんが、愛してやまないドイツの滞在の日々や、ヨーロッパの国々に行ったお話などが、記されています。
旅の醍醐味や、日本との比較など、様々な目線で
楽しめるエッセイでした。
またタイトルの「たそがれビール」もいいですね。
本作の中で印象的だったのが、食の部分です。
小川さんにとっては、旅の醍醐味は食なんじゃないかと錯覚するほど、食に関する文章が多かったなと感じました。もちろんその他にも、景色や
国民性の温かさなどを実感することも、旅の醍醐味だと感じるのたが、食もとても大事だと、今作で考えられました。
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ベルリンに数ヶ月滞在して
いろんなカフェとかパン屋さん雑貨屋さんに行ったり
山登りしたり本読んだり、色んな出会いと毎日の出来事の日記。読んでると、自分が旅した気分になって楽しくて。映画とか本とかって、自分の一回の人生じゃ経験しきれないことを体験できる気がしてとっても好き!
あと、食堂かたつむりにつづき、この人の本は読むとお腹が空いてくるので、深夜の読書NG!笑
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小川糸さんの2012年の日記エッセイ。小川さんの大震災から1年後のエッセイに共感。
「悲しみが、ある日消えてなくなることもないだろうし、絶望が、オセロみたいにいきなり希望に変わることも、ありえない。でも、一日中ずっと泣いていた人が、一日の中で少しは笑える時間ができて、誰かと他愛のないおしゃべりができるようになって、そういうことが、本当に少しずつ少しずつ変化をもたらしてくれるんじゃないかと思う。いきなり変わることは、ない。でも逆に言うと、一日、一日、ちょっとずつなら変われるのかもしれない。」
のほほんねーさんの話は痛快だし、石川直樹さんの本を携えての高尾山登山、ベルリンのカフェの話、クラシックコンサートの話など魅力満載だった!
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作家 小川糸さんの2012年1年間の日記エッセイ。ベルリンが大好きで夏の間のあちらのアパート生活がメインパート。行ったことないところや聞きなれないキーワードもありつつそれらを調べて追体験。バーやイベント会場(しかも海外で!)友達を作るなんてなかなか考えられないけれど、読んでいると本当にいいご縁に恵まれていて私も何か行動してみようかと前向きになれます。
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小川糸さんの1年間の日記を読みながら、一緒に旅をしているようで、楽しかった。糸さんはベルリンが大好きで、「本当に、このままずーっと住んでいたい。」と言う。そんなに言われたら私も行ってみたい!と思った。
また、「体がしんどい時は、無理をしないに限る。」という考え方もとてもいいなと思いました。
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何気ない日常を丁寧に楽しむってすてきだなぁと、心がじんわりあったかくなる。
1日1日を大事に生きていきたいと思えた。
ヨーロッパに行きたい!モロッコに行ってみたい!
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夏のベルリンでの生活を中心とした小川糸さんのエッセイ
まるでふるさとかのようなしっくりとその土地に馴染んでいる感じが面白い。文化や人々の芸術への感度の高さや気さくさも小川さんの目線で温度が感じられるテイストで描かれていて、気の置けない友人の日記を読ませてもらえてるような気持ち。
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ベルリンと日本との2拠点生活憧れます…
自分も旅をしたような気分に♪
旅にトラブルはつきものだけど、
最後にはBeautiful Dayといえる人になりたい!!
ユルムとイキムのバランスをとりながら。
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ほのぼの。
長期で海外に滞在するのも、旅の仕方として面白く見えた。
自分も一つの街で生活して、そこに住む人達の暮らしや生活を知りたい。次に旅行するときの参考にもなった。
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audible108冊目。
重いテーマのノンフィクションや小説を読む機会が多かったので、箸休めといったら語弊がありますが、ちょっと気軽に読めそうなものを読みたくて。
小川糸さんのツバキ文具店シリーズがとても好きなのと、お酒も旅も本も好きなので、選びました。
たそがれビールというタイトルと表紙に惹かれました。
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無理をしないってことも大事だけど、それと努力をしないことは、同じではない。
小川糸もエッセイも好きなんだけど、ちょっと刺さらなかった。外国の描写や、著者が芸術的に感性が高すぎるからかな。こういう見え方感じ方を日常にしているから、あんな文章が書けるんだなと実感
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筆者の何気ない日常を綴ったエッセイ。
旦那さんのことをペンギンと呼んだり、ドイツに長期滞在したりと常人離れした憧れの生活ぶりものぞけて楽しい。
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一年を通してのエッセイで四季折々の作者の経験を除くことができた。しかも、ドイツとか自分が行ったことがあるところやったけん、ちょっと想像もしやすくて、またドイツ行きたくなった。
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日記形式のエッセイは普段は知ることのできない他人の日常や非日常を盗み見ているようで少し恥ずかしくもあるけれど覗くのをやめられない。
特に本書は旅、それも海外へ長期のあいだ滞在した話が多く、そんな旅行をしようと思っていない自分でも羨ましくなり行く計画を空想するという楽しみも与えてくれた。
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今回の1年はパリ、モロッコ、ベルリンといよいよ海外での生活が長くなってきたかんじする
1冊目の「ペンギンと暮らす」の時とはかなり生活が変わってきてるなあ(印税…?)
糸さんのおかげでベルリンの良さをどんどん知っていくかんじがする
あとオーケストラや芸術作品などなども
海外での生活の時の文章は、人との関わり・カフェ・市場・地下鉄 どれもキラキラしていてどらも楽しさが伝わってくる
子供のような感性を感じるワ
私の高槻が小川糸のベルリンなんだろうな
また、モロッコについて読んだ時の私のTwitter↓
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モロッコって北アフリカの国やったん…???
ヨーロッパかアジアのどこかだと思ってた…
しかも国…?地域だと思ってたよ…
地理弱すぎて草も生えない
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ららちゃん(小学校に入学したての女の子。糸さんの1パン屋歳下のお友達)のエピソードはすごく可愛くてほっこりした
Posted by ブクログ
読んだことない作家さんのエッセイ本。タイトルに惹かれて選んだのだが、全然ビールでない。途中タイトル出てきて、これか!と思ったがビール関係なし。別な話の方がビール出てきた。
優しい文章でドイツやフランスの日常が楽しめるエッセイでした。なんとなく群ようこさんのエッセイ思い出した。
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小川糸さんの忙しくも楽しい日々が綴られていて、読んでいてワクワクする。世界のいろいろな国から見ると、ちょっとした日常も特別なものに見えてくる感じがして、いいなあと思った。
Posted by ブクログ
2012年の1年間を飛び飛びで記した日記エッセイ
「日記エッセイシリーズ」らしく、シリーズの途中から読んでしまった……
著者が料理をしたり、本を読んだり、人にあったり、コンサートや演劇を見たり、外国で暮らしてみたりといった生活の描写
これが世に名高い「丁寧な暮らし」なんでしょうねぇ
ダメだ、物語で読むと素敵なものに感じるのに、現実のものとして見ると自分には縁遠い存在に感じてしまう
ってか、小川さんは外国でバカンスめいた生活ができるほどの稼ぎがあるって時点で世間一般の金銭感覚とは違うのかもしれない
ベルリンを中心に、パリやモロコ旅行など、気軽に行けたらいいですよね
最初のところで「ペンギンが~~」という表記があり
ペット?猫の名前?と思いつつ読んでいたけど
食べ物の描写や妄想ではなさそうな言動が出てきて、「ペンギン」と呼称されている存在は人間で、恐らく夫と思われる立場の人だと推測できる
この辺、全く説明がないなぁ
シリーズのこれまでで言及されているのかもしれないけど、この作品からよみ始める人向けには優しくないかな
あと、長期の外国生活から帰国する際に、孫に会いに帰国という描写
一瞬「子も孫もいるの?」と思ってしまったけど
自分の作品を子供、そこから派生したドラマを孫と呼称しているようだ
何とも紛らわしい
でも、こんな書き方をするという事はお子さんはいないという事なんだろうか?
ららちゃんと銀座の資生堂パーラーに行くのがささやかな夢というのもその辺が関係してるのかな?
頑張って時間をかけても食べきる姿は微笑ましいものがあるけど
視点を変えれば、二時間も三時間も居座られたらお店の回転率としてはあまり喜ばしくないお客さんかもしれないと気になってしまうあたりが私は庶民なんでしょうねぇ
何だろう?全体的に書かれてある内容が薄い?
考え方も表面的で深みがない気がする
小川糸さんの私生活を垣間見たいという欲求のある人なら楽しく読める本って感じでしょうか