小川糸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小川糸さんの言葉のセンス、例えばこの本の題名とか、物語の登場人物「バーバラ夫人」「ぽっぽちゃん」とか、どうにも恥ずかしくて仕方ないのだが、ついつい読んでしまう。
これって昔感じた、《「嫌い」と思っていながらも結局気になってしまう松田聖子へのファン心理》、みたいなものなのかなあ。
とにかく自分の世界が確立していて、特有の世界をゆるぎなく所持している感満載の日記は、ドロップ缶の中の薄荷味みたいで、時折口に入れたくなる。
中で印象的だったのは、ラトビアと言う国が素敵らしいこと。
そして、ドイツ語学校に通う糸さんの
「日本語には、空気を読んだり、とか、言わなくても通じる部分があるけれど、ドイツ語には -
購入済み
読みやすい
読みやすく、情景も頭にぱっと鮮やかに浮かぶ文体
テーマは「死」について
登場人物たちもあっさりと亡くなっていきます。
主人公がここホスピスで過ごした時間は一か月ぐらい
人生での一か月は短い期間だと思うのですが
この主人公の雫にとっては間違いなく
人生の最後を飾るにふさわしい一カ月だと思いました -
Posted by ブクログ
ネタバレ小川先生の言葉選びは本当に大好きで、お話ももちろん大好きなんだけれど、エッセイもエッセイの良さがあって、小川先生の丁寧な暮らしが垣間見てるようでわくわくしました。とくに、料理の描写が好き。柿とレンコンの黒酢和え、深谷ねぎのすりながし、おちょこ一杯のウニ寿司、あわびのお醤油煮、牛肉の紅白味噌漬け、マグロ丼、生揚げとお揚げの姉妹煮…読んでいるだけでお腹ぺこぺこになります。鎌倉での生活はとても楽しそうで、私も鎌倉の自然に囲まれて住みたくなりました。小川先生は、人との出会いを本当に大切にしていて見習いたい。鎌倉で出会ったお友達とたそがれビールするほど仲良くなれたり、畑のお婆ちゃんとお話ししたり、お寺に
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Posted by ブクログ
小川糸さんのエッセイ、今回も面白かったです。
今回は鎌倉でのエピソードが何ヵ月かあって、素敵な暮らしでした。
自然を感じながら暮らす、というのは大事なんだろうなと思います。虫嫌いなのが辛いところですし、こんな風にゆったり暮らすというのは実現は難しいでしょうけど、憧れる暮らしです。
終盤にあった、学校で教えるなら道徳より哲学、というのにふむふむと思いました。正しさを上から教える道徳ではなく、自分で考えさせる哲学の方がいいんじゃないかというもの。子どもに一から考えさせるのは難しいんじゃないかと少し思いましたが、でも子どもは大人が思っているより深く考えていると前々職で感じていたので、哲学良いかもです