小川糸のレビュー一覧

  • にじいろガーデン

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    ネタバレ

    4章あり、家族4人それぞれの視点が描かれる。時系列は同じではなく章が進むごとにゆっくり進行していく。
    最初の泉視点は新しい家族の幕開けで希望が感じられる。この雰囲気が続くのかなと思ったら少しずつこの家族の儚さや不安定さが見えてくるようになる。そうして3章の草介の視点でそれが浮き彫りになる。
    草介の視点がとにかく苦しい。泉視点が明るい話なのは鈍感ゆえに物事を表面的にしか捉えらていなかったからと分かり、悲しい気持ちになる。
    宗介の事故さえなければ、社会の常識から外れた形で家族になり、母千代子の死を乗り越えていく物語だとわかるが、草介が悲惨すぎて最後の前向きな描写も前向きに捉えられない。
    性を超えた愛が息子を苦しめていた。駆け落ちは間違った選択だった?多様性を認めるというより多様性に翻弄される家族の物語に感じた。

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    2026年04月21日
  • 犬とペンギンと私

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     小川糸さんのエッセイ。小川さんのエッセイを読んでいると、何故だか丁寧に生きようと思えてくる。素敵でお洒落な大人なエッセイだ。今回は犬の可愛さをたくさん書いており、楽しく読ませていただきました。

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    2026年04月21日
  • 森のバカンス

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    ネタバレ

    以前「今夜はジビエ」を読んだ時に、糸さんの山暮らしをしている様子がとても好きになったので、「森のバカンス」を読むのを楽しみにしていた。
    お庭仕事をして、お風呂に行って、サウナで汗を流し、ゆりねの散歩をして、お庭でワインを飲む。すごく憧れる!愛犬のゆりねとのエピソードもかわいくて癒される。食パンをほぼ1斤丸ごと食べて、しれっとしてる話は笑った。ゆりねを毛布で巻いて抱っこする「ゆりまきタイム」微笑ましい。うちの柴犬でもやりたい…
    また山暮らしの続編お願いします。

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    2026年04月16日
  • サーカスの夜に(新潮文庫)

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    雰囲気がとても好き。キャラクターみんな優しくて、あたたかくて、柔らかい気持ちになりました。
    ナットーが大好き。って書き残そうと思ったけど、結局全員が好きです。

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    2026年04月11日
  • 真夜中の栗

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    冬の描写がすきだ

    ベルリンでの暮らし
    糸さんを通して
    疑似体験したよう

    おばさんへの感謝が
    つたわる

    友人の死
    亡くなっても
    そのひとのエネルギーは
    消えない

    ふるさとに帰り
    駅の改札で迎えてくれた
    亡きご両親の
    面影を探す

    糸さんも私もおなじだ

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    2026年04月09日
  • にじいろガーデン

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    女性同士の恋愛からの、家族をもつストーリー。
    ゲストハウスとお店を出し、訪ねてきた男性が感化されて、励みになった場面もあったり。
    歳下の方である千代子がまさか癌という展開になるとは思わなかった。
    でも、家族になって、千代子は最後まで幸せだったのではと思う。
    周りからしたら信じられないという人もいるかもしれないけど、こういう幸せを感じることも尊いことだなと思った。

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    2026年04月09日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    六人の作家さんの短編集。
    わたし自身、喫茶店とカフェが大好きなので❤️

    この本の中では、
    織守きょうやさんの作品がとても好きでした。
    (実は初読み)

    最後のオチもとても素敵で。

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    2026年04月02日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    青山美智子さんの本を探していて出会いました。

    あまり短編は好きではないけど、こんなふうにさくっと終わる話もたまにはいいかな、と思いました。

    他は織守きょうやさんの『彼と彼女の秘密と彼』がよかったです。

    小川糸さんの『浮島 イルフロッタント』
    ウッフ・ア・ラ・ネージュは知っていましたが、これは知りませんでした。作ってみたくなりました。

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    2026年04月01日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    ちょっと疲れていたので癒しを求めて、小川糸さんのこちらのエッセイを読みました。写真もあるので、自分も山にいるような想像が膨らみ癒されました。
    愛犬のゆりねちゃんが可愛い。こちらも癒し効果抜群。

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    2026年03月30日
  • なんちゃってホットサンド

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    小川糸さんの自然を愛する気持ちに
    とても共感します。
    料理も好きだし、やる気が出る。

    政治思想は与党も野党も私は是々非々なので、
    主張が強いと少し引いてしまうけど、
    まあそこは、ふーむ(薄目)、という感じ。

    でも、この生活を読むのは好きかも。
    とても自由に静かに進む銀色さんとはまた少し違う感じ。生活はとてもよく似ているのに。

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    2026年03月25日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    いろんな作家さんが参加する小説あんまり読んだことなかったけどおもしろかった!朱野帰子さんが書いた話が良かったなぁ!高校の友達にしかわからないことあるよね。またこういうの読んでみたい!

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    2026年03月25日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    土からもらえる愛や力、私もいつも感じています。
    小川糸さんが山小屋にたどり着いて、定着するまで。
    いろいろなことがあっても、土があればなんとかなる気持ちが強くなりました。
    私も土や私が育てる緑のものたちを心から大切にしたい、とじんわり気持ちを強くしたのでした。

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    2026年03月20日
  • ペンギンと暮らす

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    とってもステキなエッセイでした!!出会えて良かったです。

    たまたま本屋さんでタイトルに惹かれて手に取って、装丁が可愛くて惹かれ、最初の文章のペンギンと暮らしたいから夫をペンギンだと思うことにした。という文で一気に心を鷲掴みにされました。小川糸さんの作品は知っていましたがまだ読んだことがなくこのエッセイをきっかけに読んでみたいと思いました!こういうのを丁寧な暮らしというのかなというお手本の暮らしをされていると思うのですが謙虚で周りへの感謝を忘れない気持ちにほっこりでした。小説を書くときの指に傷をつけて血で書くような思いというのは、作品を作り出す作家さんの苦悩を知ることが出来て、本を読めるありがたみを感じました。所々のイラストも好みすぎてこれから大切に持っておきたい1冊になりました。

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    2026年03月15日
  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

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    小川糸さんの本を読みたくて、出会った本
    大切な人生を、私らしく生きるための秘訣が盛りだくさんです
    素直に素敵だなぁと思う暮らしぶりでした
    その一つひとつが、小説に生かされている気がします

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    2026年03月08日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    小川糸氏の丁寧に言葉を紡いだ表現が素晴らしい短編が詰まっている。

    名作『食堂かたつむり』では主人公・倫子のプロとしての誠実なレストラン運営が描かれているのに対し、こちらの作品集では日常に溶け込んだ食事の中にある思い出話といった印象を受けた。

    こーちゃんのおみそ汁のお話が一番好き。煮干しと卵があればすぐに再現できる。暖かくて優しい味だった。

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    2026年02月28日
  • わたしの名店

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    表紙の絵から、スイーツ系名店だと思いこんでいたけれど違った(;´Д`)皆さんの名店への熱い想いや、美味しそうな食べ物を読んでいるとお腹がペコちゃん(*´﹃`*)

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    2026年02月26日
  • にじいろガーデン

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    世間一般から見ると全く不思議な家族。
    たとえどんな組み合わせであろうと心を寄せ合い、お互いを思い合い、手を繋ぎ、幸せに家族として過ごせるだと。
    偏見を持たずに皆幸せになって欲しい。
    ただ人はとても愚かなところもあって人間なんだと。

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    2026年02月26日
  • サーカスの夜に(新潮文庫)

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    サーカスという、楽しさとせつなさをあわせ持つ世界。
    それを金紙銀紙で作った星空でそっと包み込んだかのよう。
    そんな手作り感のあるぬくもりを感じた作品。

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    2026年02月26日
  • 食堂かたつむり

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    初、小川糸さん

    いいなぁ、こんなふうに料理を作ったことがない、私にとって料理は“義務”に近いです
    毎日こんな気持ちで料理できたらシアワセだろうなぁ
    食材や工程の描写がとてもよい、あたたかくて心地よくて気持ちが晴れてゆく
    そして出て来る人が結局みんないい人なのも癒される

    もし食堂かたつむりに行くことができるなら、ビールに合う一皿、ワインに合う一皿、そして日本酒でも一皿、最後にエスプレッソで小さなスイーツをいただけたら最高です!

    また別な作品で美味しそうな料理に出会いたいと思う、初・小川糸でした

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    2026年06月13日
  • 喋々喃々

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    喋々喃々とは、男女が楽しげに小声で語り合うさまのこと。東京谷中でアンティーク着物店を営む栞。ある日店に父親に似た声をした男性客が訪れる。少しずつ膨らむ恋心や家族との葛藤が季節の移ろいや美味しいものの描写を交え丁寧に描かれる。

     春牡丹もいいけど、冬牡丹も格別ね。(まどかさん)冬牡丹 胸に姫たる恋のあり(まどかさん)絶対にお菓子を持って栞に会いに来るまどかさん。まどかさんの粋な計らいに、癒され、格別に素敵なまどかさんを想像してしまった。主人公は栞だけど。栞とまどかさんのお喋りに私も参加したいくらい、温かく身近に感じるのに、洗練されたものを感じるのは、2人の言葉遣いや雰囲気が格別だからだと思う。全ての会話をメモしたいくらいだった。
     優しい気持ちになりたい時、春の訪れを待つ厳しい寒さの日にぜひ読んで欲しい一冊だと思う。
     2人が自然と惹かれ合う様子から、そうそう、恋ってこんな感じだよなあ、胸がそわそわして、気になっていくっていうこの初々しさを感じた。冷えた、なんとなく寂しい心に刺さると思う。
     終わり方は少し雑に感じた部分もあるけれど、それでももう一回読みたい本。

     空気に紅をさすみたいに街全体が少しずつ淡いピンク色に染まっていく。
     私にとって春一郎さんは陽だまりだ。
     春一郎さんの、ちょうど旋毛の上あたりに、桜の花びらが一枚くっついている。ーそのままにしておくことにする。これも、ささやかなお花見のような気がしたのだ。春一郎さんがこの部屋に春を連れてきたみたいだ。

    ↑こんな素敵な文章に溢れた一冊。

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    2026年02月15日