小川糸のレビュー一覧

  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

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    好きなものに囲まれたすっきりした生活。自分のことがよくわかっていてぶれない。好きなものを大切に慈しんで大切にする。小川糸さんの暮らしに憧れる。

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    2025年05月19日
  • リボン

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    最初はもっと軽い話だと思った。
    しかし、実際は親子、戦争、人間の絆、さらに過去と未来が交差する壮大な物語で、黄色い鳥がそれぞれの登場人物の間に存在する。どこにいても、どんなに時間が経っても、自分が覚えてさえいれば、大事な人への思いやつながりは消えないんだと気付かされ、なぜか悩んでいたことが小さく感じた。

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    2025年05月18日
  • 真夜中の栗

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    柔らかい言葉でつらつらと書かれる日常のお話。
    誰かの人生を覗き見ているようで面白かった!
    今まであまりエッセイには手を出してこなかったけど、これからは読んでみたいなと思いました!

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    2025年05月17日
  • 今夜はジビエ

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    山小屋暮らしのことが中心のほっとするエッセイ。孤独を楽しみ自然を満喫する姿は、なかなか自分にはできないと思いながらも、憧れる。

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    2025年05月15日
  • 喋々喃々

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    ネタバレ

    春一郎さんと栞、二人の食事の場面が美味しそうだった。春一郎さん妻子持ち?なのに栞に優しすぎ。栞は自分の気持ちに嘘をついて辛いしかわいそうになった。でも再会した二人に新たな進展がありそうな終わり方だったのが良かった!

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    2025年05月13日
  • リボン

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    ネタバレ

    作者の鳥愛の強さを感じる。結婚相手がいない状態で養子をとって1人で育てる覚悟、すごい。血が繋がっていなくても最期を看取るために引っ越したり仕事を変えたりできるのもまたすごい。

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    2025年05月10日
  • つるかめ助産院

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    十人十色と言われる出産の様子がリアルに描かれているし、その周辺の人物含めた意識、感情の移り変わりも繊細。これを妊娠経験のない筆者が書いているのだから尚更小説家の凄さを感じた。ただ、最後の小野寺くんのくだりは妙に現実味を帯びておらず腑に落ちてない。

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    2025年05月10日
  • 育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ-日々の習慣と愛用品-

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    小川糸さんの暮らしに憧れ、手に取った一冊。
    暮らし方、愛用品など「暮らしの根っこ」が多くの写真と共に綴られている。素朴で気に入ったものに囲まれたゆったりした余白のある暮らしが素敵だった。何度も見返したくなる本。

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    2025年05月10日
  • わたしの名店

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    大好きな作者さんの想い出の名店たち。
    私の世界にいなかった新たな作者さんとの出会いもあり!
    まだ知らない名店が知れたのと作者さんたちの人となりが分かるエピソード満載。Wでお得感満載(笑)。

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    2025年05月09日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    体感を伴った感情と心の芯を描いた素敵な物語。連休中のゆっくりした時間の中で読むことができて良かったです。読みいそがず、ゆっくりと自分の感覚を重ねて読むのがお勧めの一冊です。

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    2025年05月06日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    小川糸さんの本は4冊目。
    どれもとても感動させてくれる。
    最初はとても悲しくて、可哀想な話なので読み進めるのが辛くなる。
    けれど、初めて外に出て一歩進めたことから、幸せがどんどん広がっていく。
    出会う人たちがみんなステキな人ばかりだ。
    若い頃に読んでいたら、もっと人にやさしくなれたかも。
    だから、若い頃に読んで欲しいと思わせる本でした。

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    2025年04月23日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    母親のせいで鉛筆や消しゴムを食べるしかない絶望的な状況になっても、
    目が見えない歩けもしないのに一人で生きていかなくてはいけなくても、
    死にたいと思ったことはない、生きていたいと考えるとわ。
    本当に生命力に満ち溢れていて、読み終わった今、じわじわと感動している。

    母と娘の話はいつも難しい。
    毒親なのか、毒親と思いたくないだけなのか、分からない。そんな一言では表現できない。
    恨む気持ちもある、だけど、それだけではない。
    とわの母親はとんでもないことをしてしまったと思う。
    でもとわが人や植物や生き物を愛する気持ちをこんなにもてるのは、
    幼い頃母親に愛されて育った証拠でもある気がしてしまう。

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    2025年04月01日
  • 今夜はジビエ

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    小川糸による、日記エッセイ。
    東京と長野の二拠点生活を送りながら、独りと一匹で自分時間を大切に過ごす様子が綴られている。
    これはシリーズ化されているようで、初めて読むとコレはダレ?アレはナニ?と戸惑うことが少なくないが、‘なんとなく’読んでいるうちに自然に理解することができたので、終盤はなんら問題なく読み進められた。丁寧な暮らし、と一言で片付けるのは簡単だが、そこに込められている想いが文章によって明かされるのも面白いなと思った。ただし、真似をするのはほぼ無理なので、あくまで読んで楽しむ方向で。

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    2025年03月29日
  • なんちゃってホットサンド

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    結構好きだった

    ひのはらセット:ひのはらパン食べてみたい
    ご機嫌:機嫌を良くするのは相手にも自分にも◯
    瀬戸内へ:生口島の銭湯かわいいらしい
    小梅ちゃん:おへそのゴマ、梅干し作ってみたい
    石鹸工房:化粧水やリップも作るの?!

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    2025年03月28日
  • 今夜はジビエ

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    自分には出来ないだろうけど、少しは憧れる生活を感覚として触れることができる1冊。

    別の出版社から雑誌インタビューやムック本が出てるので、それらの記事を読んだ後に読むとタイムラグを感じるので、もう少しなんとかならないか?とも思う。

    もう一年、前倒しにならないかな?

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    2025年03月26日
  • 今夜はジビエ

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    ネタバレ

    「私はもう、日本で一番美味しい食パンをわざわざ取り寄せてまで食べたいとは思わない。
    けれど、近所にあるパン屋さんで買ってきた食パンを、たった一枚食べるのでも、最大限、美味しく工夫して食べたいとは思う。
    仕事というのは、そういうものなのではないかと、最近しみじみ思うのだ。
    自分のできる範囲で、最大限できることをする。
    ウィンウィンという言葉があるけど、私はそれよりも、ハッピーハッピーがいいなぁ、と感じている」

    「私は最近つくづく、人生を幸せに生きるコツは、ひとり遊びができるかどうか、で決まるのではないかと感じているのだけど、そこに一匹動物がいたら、それはもう鬼に金棒というか、パーフェクトなんじ

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    2025年03月25日
  • 別冊天然生活 小川糸さんの春夏秋冬を味わうシンプルな暮らし

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    田舎暮らしというよりは 
    あえて 不便な暮らしを楽しんでいる小川さんの生活風景

    でも そこに住むまでの
    なんとなくの心の傷が
    伝わってきた。

    ゆっくり傷を癒してほしいなって感じました

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    2025年03月23日
  • 今日の空の色

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    夏は避暑地で過ごすことの多い糸さん。今年は、鎌倉で過ごす様子がえがかれています。きっとこの時の経験からツバキ文具店ができあがって行ったのかな?と思い、生活と物語をつなぐリボンのようなものが見えたエッセイでした。鎌倉、また行きたいな。

    自宅のリフォームをするからと、友人のお子さんを招いてリフォーム前の壁に絵を描いてもらう様子もとっても素敵でした。
    想像するだけですごく絵になるというか…小説の1ページのような出来事だなと。

    あとやっぱり、糸さんの持つ感性はすごい。
    海風に長く当たると、体の中にまで海風が入ってざわざわして、うまく寝付けなくなってしまうそう。
    そんなこと、私は考えたこともなかった

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    2025年03月23日
  • ペンギンの台所

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    ⬛︎小川さんの、人生の転機を垣間見る
    デビュー作・食堂かたつむりが出版された年の日記です。小川さんは、エッセイなどでもあまり文章を書く苦労を表に出さない人だな、と思っていました。

    しかし、本作ではそんな苦悩の道のりから、著書がヒット作となり取材やメディア出演などに引っ張りだこになる渦中を垣間見れます。

    これがダメだったら諦めよう…と、小説大賞に応募し入賞こそしなかったものの、その後編集者から声がかかり出版にいたった背景。その前に、約10年の下積み期間があったこと。
    小川さんのような感性や文章力を持つ人でも、10年間芽が出なかった。個人的には、見つけられていなかった…が正しい気もしますが。

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    2025年03月16日
  • ペンギンと暮らす

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    ⬛︎小川糸さんの日記エッセイ第一弾
    彼女の日記エッセイを最新刊から順にすべて拝読しまして、今回は古い順から再読です。
    まだ小川糸さんが小説家としてデビューする前の(今となっては新鮮!)日記になります。

    当時から今と変わらぬ、自分にも自然にも心地良い暮らしを送るための工夫や心がけがたくさん書かれていて、素敵だなあと思います。

    一方で、うまく言語化できないけれど、今のエッセイと比べて文章が若いというか、親近感があります。当時の糸さんは私より少し歳上ぐらい。年齢が近いからなのかな。その温度感もよかった。

    北米で暮らす民族「アーミッシュ」、起業家を訪ねる旅路を描いた「未来を変える80人」、酒造・

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    2025年03月09日