小川糸のレビュー一覧

  • つるかめ助産院

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    『ツバキ文具店シリーズ』が好きで、ちょこちょこと読ませて頂いている小川糸さん。
    今回は南の島の助産院を舞台にした、こちらの作品をチョイスしました。

    突然夫が失踪してしまい、傷心を抱えて南の島を訪れたまりあ。
    そこで偶然出会った〈つるかめ助産院〉の院長・亀子先生から予想外の妊娠を告げられますが・・。

    自身の辛い生い立ちから、自己肯定感が低く、孤独や不幸に閉じこもっていたまりあが、島の自然や個性豊かな人たちと関わることで、自分の過去と向き合い、徐々に自立していく展開です。

    何といっても、島のあたたかな空気感と住民の方々の丁寧な暮らしぶりがとても素敵ですし、自然の恵みをたっぷり含んだ食材を使っ

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    2026年02月06日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    盲目の少女が大人になり自立するまでの物語。健常者から想像する盲目の人が母親に見放された後の状況にはかなり緊迫させられました。盲目の人の感覚をうまく?とらえられていて作者はかなり取材をされたのだろうと想像しました。盲目の人の気持ちをほんの少しだけ体験出来た気持ちです。
    次第に好転していくとわの人生にほっこりする後半も楽しく読めました。盲目で見捨てられた人生を過ごすと意固地になりがちかと想像しますが、肝心なのはその人の気持ちなのでしょうね。盲目の人たちがこの本を読んで勇気づけられるのではとも思いました。

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    2026年02月01日
  • 小鳥とリムジン

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    主人公の小鳥の境遇が過酷すぎて休み休み読んだ。
    お弁当屋さんの理夢人と出会って生まれてきて良かったと思えるようになって良かったなあ。
    理夢人もなかなかハードな生まれなんだけどそれを感じさせない愛にあふれた人物で素敵だった。

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    2026年07月09日
  • にじいろガーデン

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    「花は自分に与えられた色を自分で変えることはできない。」
    強さ、明るさ、優しさ、天真爛漫さ、
    タカシマ家の各メンバーの花の色が
    お互いの色を補完して、
    レインボーになっていくのかな、と想像した。
    血縁は関係なく、自分が決めた家族は最高の味方。
    ぶつかりあって、励まし合って、愛し合って、
    安心しながら自分の色を濃く濃くしていきたい。

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    2026年01月19日
  • 喋々喃々

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    ストーリー的には少し無理ありだけど、東京の谷中とか湯島天神とか知らない土地なのに親しみがわいてくる。それに四季のうつろう空気感がいい感じで伝わってくる。
    愛憎打ち消すバランスがとてもいい。

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    2026年01月18日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    八ヶ岳でこだわりのお家を建てて、愛しいものたちで囲まれた生活。
    読んでいて憧れる。
    糸さんの素敵な言葉で描かれる生活が心地よく、一緒に八ヶ岳で過ごしている気分になった。

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    2026年01月18日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    ネタバレ

    前半は本当に長く苦しい話が続きます。これは読者にとっても同じで、まるで主人公の日々を追体験させられているようでもあり、なかなか読み進めるのも辛く感じる人が多いだろうと思います。
    ただ、もし前半がもっとサラリと少ないページで終わっていたとしたら、読み終わったあと爽やかな気持ちは味わえなかったかもしれない。

    ・以下、ぐっときた文章の抜粋
    確かにわたしは目が見えないけれど、世界が美しいと感じることはできる。この世界には、まだまだ美しいものがたくさん息を潜めている。だからわたしは、そのひとつひとつをこの小さな手のひらにとって、慈しみたいのだ。そのために生まれたのだから。この体が生きている限り、夜空に

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    2026年01月12日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    ネタバレ

    【サロンエプロン / 青山美智子】
    青山さん好きだから読み始めたんだけど、とても短い。
    カフェでバイトはしてみたい。

    【痛い人生設計を作る、ルノアールで / 朱野帰子】
    女性編集者は歩いてる時にウンチ踏め。
    考えすぎちゃって、ヨンは病気でもう先が長くないんだろう、って
    勝手に勘違いしてしんみりしてたら別にそんなことなかった。
    大谷翔平を結構ディスっているよね。
    この世の中『大谷翔平になれなかった痛いだけの人間』って結構いっぱいいるかも。
    ルノアール行ってみたい。

    【究極のホットケーキと紅茶占い / 斎藤千輪】
    これはシリーズものなのだろうか?
    何もかも見透かしてくれそうなのは琴葉かと思いき

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    2026年01月08日
  • にじいろガーデン

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    ネタバレ

    友人の女性カップルのことを思いながらこのカップルの話を読んだ。
    2人が愛し合い、家族になって、地域に根付いていく。それぞれの子どもたちと、みんなそれぞれがお互いのことを思い合って暮らしている。

    草介には、もっと自分の好きな道を見つけて幸せになってほしかった。

    ハワイ旅行の段階で、千代子の運命を予想できたけれど まさか草介までがあんなことになるとは、悲しかった。

    でも、希望を捨てない泉と宝。
    それにしても宝とはいい名前だな。

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    2026年01月04日
  • 昨日のパスタ

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    2020年、ちょうどCOVID-19が日本で流行を始めた頃の日記。もちろん閉塞感を訴える記述もあるのだけれど、それ以上にベルリンから日本に住まいを移動したことによる、ドイツと日本の比較が多い。そして相変わらず食べ物が美味しそう。

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    2025年12月23日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    ステキ!あこがれる〜(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+でも、動けるうちは良いけれど…とか、いろいろ考えちゃう(゜.゜)あと、お金が…(-_-)

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    2025年12月23日
  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

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    断捨離のヒントにしたく、読みました。

    「丁寧に暮らす」とは

    ・徹底的に自然素材にこだわりたい
    ・自分のゆとり第一に
    ・好きなものに囲まれて暮らしたい

    等、混在するイメージの中から
    自分にとっての「丁寧に暮らす」を
    見出すことが大切なのだと理解しました。

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    2025年12月22日
  • なんちゃってホットサンド

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    ネタバレ

    コロナという未知の存在が押し寄せている頃だからかもしれないが、作者がとても不安そうに感じた。

    先を憂い案じている描写が多く、エッセイだからそれはいいし、もともと丁寧な暮らしをとても大切にされている方ではあるが、自分自身の好きを作者自身が再確認しているようにも感じた。そうじゃないと、不安な世の中に心がやられて、トゲトゲしてしまうのかな。

    けれど、自分の気持ちをここまで言語化してひょうげんできるのはすごいな。作家だから当然と言われたらそこまでだが。

    今回のエッセイは、憧れもあるが、それ以上に作者の心の揺れ動きの大きさも感じた。

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    2025年12月17日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    短編集としてみてとても良かったと思います
    ただ表題として泣きたい午後のご褒美というのが何を主軸に付けられたのかなとは思いました
    感性の違いかなとは思うのでその点を除けば美味しくいただけました
    この本で新しく知った作家さんも含めてまた違ったものを探してみたくなるような一冊です

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    2025年12月16日
  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

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    「好きかどうか」「心地いいか、心地よくないか」
    もの・ひと・ことに共通して自分がどう思うかを主観的に見つめ、自分自身を大切にできているという実感を持つこと。
    トランクひとつ程度の少しの生活道具と必要な食べ物があれば、どこでも生きていけるという揺るがない自信。
    心から素敵だと思います。

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    2025年12月15日
  • にじいろガーデン

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    初めは設定少し無理ありすぎないかと思ったけど
    読み進めていくうちに
    新しい家族の形がすごくいいなあと思いながら
    読み進めていた。

    ゲストハウスのように、
    自分の話を聞いてくれるひとがいて、
    おいしいごはんがあって、
    みんなで笑う、
    そんなじかんや空間が大切だなと思った

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    2025年12月14日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    小川糸の短編集初めて読んだ!
    そうなんだよ、エッセイだと結構癖があるからげんなりしちゃうんだけど、この人が作り出す物語は素晴らしいんだよなあ
    スラスラっと読めて、するするっと入ってくる

    タイトルが「あつあつを召し上がれ」なのに冒頭の作品がかき氷だったのは笑っちゃった
    1番好きな作品は圧倒的に「親父のぶたばら飯」だなあ!
    解説でも触れられていた通り、美味しさの表現がすごい(すごい以外の言葉で語れるようになりたい…)
    食べたくなる。飲み飲みたくなる。

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    2025年12月10日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    小川さんらしい作品で、とても良かった。ご飯が食べたくなっちゃうけど、読みやすいし、何度も読み返したくなるような、そんな本

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    2025年12月06日
  • にじいろガーデン

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    小川さんの作品は、ちょっとありえないよなぁというものが多いけど、読んでいるうちに自然と受け入れられて、ありえないと思った自分を反省する。

    前情報なしで読んだから、レズビアンが家族を作る話で最初はびっくりした。

    家族っていいなぁ。
    性別とか、血の繋がりとかは関係なくて、手を繋いでともに笑い、ともに泣く。幸せの形はそれぞれだ。
    好きな人と結婚して、子供ができて、家庭を築く。そういうのって決して当たり前じゃないんだと改めて思った。

    ひとつだけ、二ー二ーと宝は外ではなんて名字なのか気になった。タカシマを通称名として使ってるのかなぁ。
    あくまで家族の話で、外でどんな名字だろうが、タカシマ一家である

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    2025年12月04日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    ネタバレ

     八ヶ岳の麓で奇跡的に巡り合った土地を購入して、整地して、山小屋を建てて生活を始める。その時々の短いエッセイがたくさんと、とても素敵な写真。薪ストーブの炎を見ながら、ウイスキーと一緒に楽しみたい、そんな本です。

     お気に入りの家と、暮らしの道具、森に包まれた生活はそれはそれは羨ましい限り。決して誰でもができる生活ではないけど、本を読んでいる間だけでも追体験しながら、幸せな気分になれます。

     八ヶ岳山麓がベルリンに似ている・・・びっくりだなぁ。

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    2025年12月03日