小川糸のレビュー一覧

  • とわの庭(新潮文庫)

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    ネタバレ

    盲目のとわが語り手なので、とわが想像する様子と文字を追いながら想像する様子が重なっている気がして、とわと繋がっている感覚になった。切なくて悲しい方向にいくかと思いきや、パァーっと光が差して広がっていくような話だった。

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    2025年08月18日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    八ヶ岳の空気が感じられ、深呼吸ができる文章だった。
    読む前は羨ましいような、どうせ自分にはできないしと、構えていたが、読み進むうち「お呼ばれ」しているような気分が味わえた。作者が、読者の人生に思いを寄せてくれているおしまいの部分には心を動かされた。200ページは、よかった。繰り返し手に取るだろうと思う。

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    2025年08月17日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    誰でもやってみたい理想の生活。それを実行に移した作者。行動的としか言えません。免許も取り、1人の生活を考える。なかなか普通では踏み出せるものではないでしょう。読んでいて自分もそこに一緒にいるようかな感覚になりました。素敵すぎです。

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    2025年08月17日
  • 真夜中の栗

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    小川糸さんの日記エッセイ。

    エッセイは寝る前に読んでいるのですが、心が落ち着く穏やかエッセイでわたしの好みでした。エッセイって人柄もろに出るよなあ。

    政治や選挙、民主主義の事などに言及している所もあり、読んでいて面白かったです。
    家族や親友が亡くなった所も印象的。小川さんの死生観とても同意できました。

    ただ一つ難点上げるとすれば、料理や食事の描写が結構出てくるんですが、描写が上手だからお腹が空いちゃう事。寝る前だから…。

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    2025年08月10日
  • あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

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    7つの話の中で「親父のぶたばら飯」が1番好きでした。「結婚相手を選ぶ時は、この店の味が分かる人にしろよ」この文章がとても素敵だなと思いました。

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    2025年08月10日
  • 昨日のパスタ

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    小川糸さんがベルリンから日本に帰国してきたエッセイ集。

    ベルリンと日本での生活の違いや、それぞれの国の良さを糸さんの言葉で表現されてて、良かった。

    読みやすく、お気に入り!

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    2025年08月10日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    序盤から中盤にかけては、読み進めるのが辛くなるような展開でしたが、最終的に心が洗われるような...読み終わった時の物語の余韻のようなものが、すーっと心に残る作品でした。

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    2025年08月09日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    ネタバレ

    とわのように厳しい現実を抱え、命を落としてしまう子どもたちがいる。それでも、とわのように幸せを感じられた時間があってくれたらと思う。とわのように世界が美しいと思って生きることができなくても、幸せな時を思い出して逝ってくれたらと思う。

    とわの10歳の誕生日写真の二人が笑っていてよかった。

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    2025年08月10日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    前半、読むのが辛かったーー、
    裏の内容紹介?を読んでなかったら辛くて途中で離脱してたかも。
    前半が暗いにびいろの激しく悲しく悲劇的な音楽だったとしたら、後半は表紙のような明るく優しいパステルカラーのような穏やかな音楽の中に、
    力強い生きている音がしているようなそんな物語。

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    2025年08月07日
  • つるかめ助産院

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    小川糸さんの小説は、いつも温かいです。
    自然があり、当然のように生と死がある。
    素敵な文章で、人間模様が描かれています。
    南の島特有の穏やかな雰囲気をまとった小説でした。

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    2025年07月29日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    目が見えない女の子の話って情報だけで読み始めた。文章に違和感を感じ始めて、それが明らかになった時、とてつもない恐怖と気持ち悪さ、嫌悪感に襲われた。

    けど、とわが足を踏み出し始めてからは、暖かくて平穏な日々が続いて、「目が見えない」って聞いたらどうしても大変なことばかりが浮かんでくるけど、世界をこんなにも丁寧に味わうこともできるのか、綺麗に感じることもできるのか、ってなんだか世界が新しくなったみたいで新鮮な気持ちになった。

    日常の中の奇跡や変化が丁寧に紡がれていく、小川糸さんの作品、やっぱりすごく好きかもしれない。


    (追記)
    とわの世界を体験してみようと思って人気のない道で点字ブロックを

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    2025年07月13日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    盲目の主人公が、親からの愛情を注がれた素敵な日々、そしてその反対におこる虐待から、孤独の闇をぬけ、人や動物や植物の温かさを受け再生する物語。

    小川さんは本当に言葉を糸みたいに紡いで物語をかく。そうゆう所が本を読んでいて楽しいと素敵だと思うが、今回のテーマが少しありえない事の連続で現実味が少しなく心から震えたりはしなかった。ミトンとライオンのおやつを見た後だからなのか、少し物足りない気もするがまた素敵な言葉には出会えた。

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    2025年07月10日
  • 今夜はジビエ

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    山小屋での暮らし、糸さんらしくて素敵。
    プライベートでどんことがあったのかはわからないが、ゆりねちゃんや、ときおりかかわる友人たちとの日々が、糸さんならではの色調で伝わってくる。
    この夏、八ヶ岳に遊びに行くので、その空気感の一端でも味わえたらいいな、と思っている。

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    2025年07月05日
  • 今夜はジビエ

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    *朝は鳥の声を聴きながら愛犬ゆりねと森をお散歩。昼間は庭にハーブや野菜を植えたり、梅干しやピーナツバターを手作りしたり。夕方には近くの温泉に行き、夜は薪ストーブの前でワインを飲みながら音楽を聴く。いつか茶飲み友達ができたらいいなと思いながらも、今は孤独を楽しんでいる。山小屋での一人と一匹の暮らしを綴った日記エッセイ*

    まずは表紙がとっても素敵。
    ずっと見える所に飾っておきたいほど挿画も色彩も好みです。

    肝心のエッセイも独特の世界観で、表紙同様に惹き込まれます。
    自分の好きなこと、大切にしたいことを粛々と人生に取り込む…って意外に難しいこと。
    自分自身はなかなか出来ないけど、このエッセイで擬

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    2025年07月03日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    素敵な一人暮らし 無理せず、毎日の暮らしを楽しみながら好きなものに囲まれた生活…実践できないな、と思いつつきっと誰もが妄想してしまう素敵なエッセイだった。人生って、本当にあっという間ですからね…

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    2026年01月12日
  • 犬とペンギンと私

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    ネタバレ

    今作も通勤のお供として常に持ち歩いていました。

    本当にいつ読んでも素敵で、芯がある生活をされている作者さんには尊敬しかないです。
    迷うことも失敗することもありながらでも、日々をここまで素敵に過ごされ、小さな感動に目を向けることのできるキャッチ力は、もっと自分も養いたいなぁと思いながら読んでいました。

    ゆりねやコロとの接し方も、ペットとしてではなく、本当に家族として友達として接しているからこそ、厳しくも接する事ができるのかなと感心しました。猫派だけど、犬も可愛いなぁって思っちゃいますね。

    順番バラバラで読み進めてしまっていますが、まあそれは仕方ないとして。通勤のお供がないと少し寂しいから、

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    2025年06月27日
  • 今夜はジビエ

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    私が本当はしたい、でもできない理想的な生活を楽しんで無理することなく送っている小川さんの日常をのぞくことができる作品。他人の日常なんてほんとは興味ないはずなのに、言葉がスーッと心に入ってきて、たかが日記、されど日記を毎日読むのが楽しみになっていた。あんなにすてきな作品を書く小川さんだから、エッセイも面白いはず!という期待どおりだった!
    小川さんは擬音の使い方が上手だと思う。

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    2025年06月25日
  • 育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ-日々の習慣と愛用品-

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    素敵な言葉と魅力的な写真の数々に、ワクワクしながらページをめくった。
    著者の物選びのセンスがとてもいい!
    靴下は 踵のないものを選ぶ。とか
    屋内でムートンブーツを履く、なぜなら防寒対策のために、なんて。
    奇想天外だけどよく聞けば理にかなっている、そんなエピソードつきの品々。面白い。
    靴下は、リトルイーグルムーンサークルソックスだそうで、デザインもオシャレだから欲しくなった!

    ドイツ在住とのことで、現地人のマインドから学ぶ姿勢も書かれていた。
    お金を使わない生活の実践。
    過剰包装へのアンチテーゼ、エコシステムへの推進。自然派の循環型社会の先進国 ドイツから得られるものは多い。

    ただ、鍋に器に

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    2025年06月25日
  • グリーンピースの秘密

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    ネタバレ

    やっぱりいいよねぇ。小川糸のエッセイは、日々の何気ない幸せがいっぱい詰まっていて憧れる。大きな幸せも、小さな幸せも発見できる秘訣を教えてくれる。

    あと、読んでいたらドイツについて知りたくなる。自分もドイツはそんなに美味しい物がなく塩辛いビールの国というイメージだが、この本を読めばそんなイメージは固定概念なんだと思わされる。

    日本より住みやすいかと言われたら、そこは慣れなのかもしれない。日本独自の窮屈さにうんざりする事はあるが、宅配の話なんかを読んでいてると、あぁ、日本で良かったとしみじみ思った。

    リトアニアやラトビアなど、普段なじみのないヨーロッパの国々の話を聞けることも嬉しい。これから

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    2025年06月15日
  • にじいろガーデン

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    ネタバレ

    駆け落ち
    高橋泉
    草介のお誕生日会の準備の帰りの駅で千代子を目撃する。仕事帰りの駅で千代子に話しかける。千代子を好きになる。離婚の慰謝料で車を買い、三人で街を出る。

    草介
    泉の息子。

    島原千代子
    女子高生。駅で自殺しようとしていた時に、泉に話しかけられる。泉が通っていた近所の島原医院の娘。家族にレズビアンと告白したが、受け入れられなかった。

    千代子の父
    島原医院の先生。

    千代子の母


    千代子が産んだ赤ちゃん。草介が命名。


    ゲストハウス虹、誕生

    生後半年を過ぎた頃から、赤い色に並々ならぬ執着を持つようになる。


    カカ。

    千代子
    ママ。

    草介

    ボス
    集落をまとめるリー

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    2025年06月14日