小川糸のレビュー一覧

  • ライオンのおやつ

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    生きることと死に際について考えさせられる作品であり生きているからこそ感謝をしていかなければならないことがたくさんあると気づかされる。

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    2025年11月03日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    コロナ 離婚 母親の死など
    多くを経て八ヶ岳に山小屋を建て
    そのために車の免許まで取得して
    生活を始めた著者
    日本の森の豊かさと生活のあり方を
    考えさせられる
    少しの生活用品と地域の野菜を食べる
    風を感じ光を感じ
    生きていることに感謝して暮らす

    一緒に暮らすトイプードルの「ゆりね」ちゃんが可愛い
    ドイツでも暮らし
    小さいマイベットで眠る
    愛おしい共同生活者
    また森の生活について知らせて欲しい

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    2025年11月02日
  • 食堂かたつむり

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    同棲していた恋人に全てを持ち去られ、衝撃から声も失ってしまう。故郷に帰りそこで1日1組だけをもてなす食堂を始める。
    途中まではお客さんそれぞれのエピソードとお料理に癒されていたけど、まさか最後でこんなにしんみりとするなんて。
    作中描かれている自然の情景なんかが食べ物の香りとか色で表現されているのもよかった。

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    2025年11月02日
  • 育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ-日々の習慣と愛用品-

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    小川糸さんの物語はこういった生活から発しているんだなぁ。って納得。

    時間に追われる感覚が、必死に何かから逃げてる感覚と同じ。

    っていう表現もわかる。
    やばい!くる!早く!ね!早く早く!ってパニックになりかけるよね。

    心の余白、時間の余白。

    これもうわたしの毎日の目標。
    ただ、なかなかうまく回らない。。。

    予定も詰め込みすぎてやられるし。
    やりたいことはどんどん降ってくるし。
    やらなきゃいけないことはキリないしね。

    これを一つづつ、本当に一つづつ、
    まぁいいかなぁ。
    くらいの気分で仕上げて回していこうと、
    この本を読んで思いました。

    #小川糸
    #エッセイ
    #坊主
    #すごいな
    #ドイ

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    2025年10月31日
  • ライオンのおやつ

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    死と向き合うのは辛いし怖い。
    ただこんなホスピスがあったら幸せだろうな。
    自分にとっての思い出のおやつってなんだろう。
    また読み返したくなるような本でした。

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    2025年10月29日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

     ジャンルはほぼエンタメ(ヒューマンドラマ)ですが、ちょっとだけファンタジー要素が入ってました。
     主人公(海野雫)が33歳でステージⅣの末期癌になってしまって医師から余命宣告されます。そして瀬戸内にあるレモン島に建っているホスピス「ライオン」という「終の住処」を見つけてそこで最期まで過ごすストーリーです。
     まず、「ライオン」という名前が好きでした。ライオンは百獣の王と言われるあのライオンですが、読んでいく中で「ライオン」と名付けた理由がわかった気がします。百獣の王ライオンは向かうところ敵なしの強い動物っていうイメージですが、このホスピス「ライオン」は自分がどんな行動をしたってそのことに注意

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    2025年10月28日
  • にじいろガーデン

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    ふたりの母とふたりの子ども。
    星の綺麗な小さな村「マチュピチュ村」で始まったタカシマ家の16年の軌跡が綴られた物語。

    小川糸さんの作品を読むようになって、前半は意外な展開が多いのかな、という勘が働くようになってきた。
    今回も少々面食らう展開で、やや刺激の強い描写・場面もあったけど、読み進めるうちに、タカシマ家が誕生したキッカケとして大切な場面だったんだと感じた。

    2組の親子からできた家族だからこそ、時には複雑な気持ちになったり、辛いことがあったり。
    でもそんな中でも自分たちらしさを失わず、堂々と暮らすタカシマ家の様子に、村の人も心を開いてくれて、素敵な場所でゲストハウスまで開けるようになっ

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    2025年10月28日
  • サーカスの夜に(新潮文庫)

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    身体にハンデをかかえた少年が、憧れのサーカス団に飛び込んだ。自分の人生を受け入れ、前向きにひたむきに挑んでいく強い少年の姿に、エールを送りたいと思った。
    恐いけど実はとても人間味があって理解のある団長。少年に覚悟を問うセリフが良かった。
    時に辛いシーンもあったが、じんわり心温まる作品だった。
    私も、こんな風に真剣にのめり込める世界を見つけたい。

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    2025年10月27日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    ネタバレ

    前半はもう読むのが辛かった。
    けれど、命からがら救われて少しずつ周りの人の助けや(犬や)自分の力で幸せを取り戻していくとわちゃん。
    いろんな香りが美しく描かれていて素敵。

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    2025年10月23日
  • 小鳥とリムジン

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    登場人物は、かなりシビアに人生をあゆんでいるはずなのに、なぜか、童話のようなあたたかさを感じてしまう

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    2025年10月22日
  • にじいろガーデン

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    ネタバレ

    好きな人と共に歳を重ねること、家族が平和に暮らすこと。ありきたりだけど、それ以上の贅沢があるだろうか。
    性別なんて関係なくて、好きな人と大切な時間を刻めることが幸せなのだと思った。自分がもっている花の色は変えることはできないから、その花を最大限に素敵に魅せる為に沢山水と栄養と幸せを与えてあげたい。自分のこころを癒してくれる一冊だった。

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    2025年10月22日
  • 食堂かたつむり

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    あたたかい作品だった。料理の工程が細かく書かれていて作者が自分で体験したのかな?母とのすれ違いで、結局最後まで素直になれない親子の不器用さ。喋れなくても伝わる誠意、それが仕草や行動だけじゃなくて料理にも現れている。主人公の気遣い、思いやりの心、料理を作るだけではなく食べる人のさらに先のことを考えていて、こんな食堂があればいってみたい。最後の物語もあたたかかった。心が疲れた時に読みたい作品。

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    2025年10月20日
  • わたしの名店

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    食べることは生きること。
    思い出の味やお店から今は亡き人を偲んだり、
    ただただ好きな食べ物への愛があったり。
    様々な作家による名店にちなんだエッセイ集。
    隙間時間にピッタリ、お腹が空くこと間違いなし!

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    2025年10月20日
  • 小鳥とリムジン

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    ネタバレ

    個人的ベスト本だと思っている「ライオンのおやつ」が、系列に入る3部作目。美味しそうなお弁当屋さんがあらすじにあったので、きっと食べている描写も多いだろうと期待して読んでみました(*´ڡ`●)
    あっという間の情事展開で、若干びっくりしましたが、主人公が再び孤独にならないように、食べ物からでも彩りあざやかに暮らしていってほしい。

    『炊きたての白いご飯の上に海苔を散らし、理夢人がその上に一口大に切ったステーキ肉をのせてくれる。上に、ちょこんとおろしたてのワサビが添えられた。…朝ご飯にステーキを食べるなんて、私の人生には無かったことだ。-第四章モーニングステーキ-』

    朝のステーキはちょっと重いよね

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    2025年10月19日
  • 食堂かたつむり

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    恋人に全てを持ち去られるところから始まる物語なので、恋愛をメインとした物語かと思いきや、意外と親子の関係性について考えさせる作品だった。
    何もかもをリセットした状態から、自分と、他人と、動物と、自然と、向き合っていく物語。

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    2025年10月18日
  • にじいろガーデン

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    多様性や行きていること自体の大切さに気づくことができる一冊。そして優しい人ほど抱えているものが大きいのかなというのも再認識した。
    それぞれが生きたいように正直にいればいいし、幸せであるべきだと思う。

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    2025年10月17日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    喫茶店が舞台の6人の作家さんのアンソロジー。

    それぞれの個性を感じられて面白く読めました。中でも朱野帰子さんの『痛い人生設計を作る、ルノアールで』はとても痛快で楽しかったです。ウィンナーコーヒー、私も好きだけど馬車の御者の飲み物だったとは知らなかった〜。

    織茂きょうやさん、初めて読みましたが『彼と彼女の秘密と彼』は好みのお話でした。

    そして小川糸さんの『浮島 イルフロッタント』は喫茶店といっても視点が他の方とは違っていて、尚且つ日々適当に食事を済ませる事がある私には考えさせられるお話でした。

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    2025年10月17日
  • ライオンのおやつ

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    中盤くらいからずーっと泣いてしまった。死なんて遠い話で意識したことないけど、この本を読んだら「どうせいつか死ぬのだから、その時のために穏やかに自由に生きよう」なんて思った。

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    2025年10月15日
  • 小鳥とリムジン

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    温かな気持ちになれる物語。
    タイトルの意味を知った時、より一層感動した。
    そういうことだったのか、って。
    主人公がひとつひとつ前に進んでいく
    様子も応援したくなる。
    落ち込んでいる時こそ読みたくなる小説だ。

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    2025年10月14日
  • なんちゃってホットサンド

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    「健康の秘訣はなんですか?」
    「まずは、早寝早起き。それと、旬の野菜をたくさん食べること。あと、人の悪口は絶対に言わない」

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    2025年10月13日