小川糸のレビュー一覧

  • 食堂かたつむり

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    本当に大切なことは、自分の胸の中に、ぎゅっと、鍵をかけてきっちりとしまっておこう。誰にも盗まれないように。空気に触れて、色褪せてしまわないように。雨風にさらされ、形が壊れてしまわないように。
    倫子
    大事なものは、なんでも冷蔵庫の中にしまえばいいのよ。そして、必要な時にレンジでチンすれば大抵のものは平気なの。
    ルリコ


    作中に出てくる、大事なもの大切なものの解釈。真面目で慎重な娘とマイペースで大雑把な母親、2人の性格が色濃く出ている場面かなと思います。二人の関係が物語の主軸となっていたと感じます。母と娘の絡まった糸がほどけた証に倫子の声が戻る。とても、幸せな気持ちになりました。

    私にとって母

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    2026年02月07日
  • つるかめ助産院

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    『ツバキ文具店シリーズ』が好きで、ちょこちょこと読ませて頂いている小川糸さん。
    今回は南の島の助産院を舞台にした、こちらの作品をチョイスしました。

    突然夫が失踪してしまい、傷心を抱えて南の島を訪れたまりあ。
    そこで偶然出会った〈つるかめ助産院〉の院長・亀子先生から予想外の妊娠を告げられますが・・。

    自身の辛い生い立ちから、自己肯定感が低く、孤独や不幸に閉じこもっていたまりあが、島の自然や個性豊かな人たちと関わることで、自分の過去と向き合い、徐々に自立していく展開です。

    何といっても、島のあたたかな空気感と住民の方々の丁寧な暮らしぶりがとても素敵ですし、自然の恵みをたっぷり含んだ食材を使っ

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    2026年02月06日
  • ライオンのおやつ

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    わかりきった結末だけど涙が止まらなかった。
    この本を読んでいる時いつか死んでしまう怖さを感じたりして不安になったけど、その分今こうやって生きていることや周りの人に感謝と、生きている時間を大切にしていこう思った。
    自分が歳を重ねてその時が来たらまた読み返したい。

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    2026年02月06日
  • 小鳥とリムジン

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    ハッピーエンドではありましたが、主人公の過去の悲しみに、物語であるとはいえ、こちらまで苦しくなるほど気持ちが沈みました。
    現実にも傷ついている人がいるんだなぁと思うと、自分勝手な人間がいることに怒りしかありません。
    自分が心から愛せる人に会える事。そして愛される事。自分の心地よい居場所がある事。
    奇跡なんだろうなあと思います。

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    2026年02月02日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    盲目の少女が大人になり自立するまでの物語。健常者から想像する盲目の人が母親に見放された後の状況にはかなり緊迫させられました。盲目の人の感覚をうまく?とらえられていて作者はかなり取材をされたのだろうと想像しました。盲目の人の気持ちをほんの少しだけ体験出来た気持ちです。
    次第に好転していくとわの人生にほっこりする後半も楽しく読めました。盲目で見捨てられた人生を過ごすと意固地になりがちかと想像しますが、肝心なのはその人の気持ちなのでしょうね。盲目の人たちがこの本を読んで勇気づけられるのではとも思いました。

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    2026年02月01日
  • 小鳥とリムジン

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    主人公の小鳥の境遇が過酷すぎて休み休み読んだ。
    お弁当屋さんの理夢人と出会って生まれてきて良かったと思えるようになって良かったなあ。
    理夢人もなかなかハードな生まれなんだけどそれを感じさせない愛にあふれた人物で素敵だった。

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    2026年01月29日
  • 小鳥とリムジン

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    真っ先に思ったのは、小川糸さんの食べ物の描写が好きだ、ということ。
    今回はお弁当屋さんが登場することもあり、随所に美味しそうな食べ物の描写が出てきて、こういうものをこういうふうに食べると、生きる力が出てくるんだろうな、と感じる。
    小鳥と理夢人の姿を通して、美味しい食べ物と、心を許し信頼し合える人の存在によって、人は生きていけるものなのだな、とあたたかい気持ちを感じながら読み終えた。
    現実は、もしかしたらもっと厳しいんじゃないか、とも思う。でも、きっとこのくらい夢があったほうがいいのだろう。こんなふうに愛し合っていけたらいいよね、という一つの理想の形を見た気がした。

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    2026年01月28日
  • にじいろガーデン

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    「花は自分に与えられた色を自分で変えることはできない。」
    強さ、明るさ、優しさ、天真爛漫さ、
    タカシマ家の各メンバーの花の色が
    お互いの色を補完して、
    レインボーになっていくのかな、と想像した。
    血縁は関係なく、自分が決めた家族は最高の味方。
    ぶつかりあって、励まし合って、愛し合って、
    安心しながら自分の色を濃く濃くしていきたい。

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    2026年01月19日
  • 食堂かたつむり

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    ストーリーは展開が多少唐突で
    ぶつ切り感が否めないけれど、
    料理の描写だけで読み甲斐があります。
    食材の声が、私にも届くようでした。

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    2026年01月18日
  • 喋々喃々

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    ストーリー的には少し無理ありだけど、東京の谷中とか湯島天神とか知らない土地なのに親しみがわいてくる。それに四季のうつろう空気感がいい感じで伝わってくる。
    愛憎打ち消すバランスがとてもいい。

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    2026年01月18日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    八ヶ岳でこだわりのお家を建てて、愛しいものたちで囲まれた生活。
    読んでいて憧れる。
    糸さんの素敵な言葉で描かれる生活が心地よく、一緒に八ヶ岳で過ごしている気分になった。

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    2026年01月18日
  • 小鳥とリムジン

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    生がテーマの3冊目、どちらかというと性だった、しかも凸凹。やりきれないほどの思春期が読んでて辛かったが、読み進めて温かい気持ちになれた。

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    2026年01月14日
  • とわの庭(新潮文庫)

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    ネタバレ

    前半は本当に長く苦しい話が続きます。これは読者にとっても同じで、まるで主人公の日々を追体験させられているようでもあり、なかなか読み進めるのも辛く感じる人が多いだろうと思います。
    ただ、もし前半がもっとサラリと少ないページで終わっていたとしたら、読み終わったあと爽やかな気持ちは味わえなかったかもしれない。

    ・以下、ぐっときた文章の抜粋
    確かにわたしは目が見えないけれど、世界が美しいと感じることはできる。この世界には、まだまだ美しいものがたくさん息を潜めている。だからわたしは、そのひとつひとつをこの小さな手のひらにとって、慈しみたいのだ。そのために生まれたのだから。この体が生きている限り、夜空に

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    2026年01月12日
  • 小鳥とリムジン

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    心が温かくなる物語。
    お弁当屋のリムジンの言葉選びや言い回しが素敵だった。
    どうか小鳥と幸せに過ごしてほしい
    2人の周りが幸せであってほしい

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    2026年01月07日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    ネタバレ

    【サロンエプロン / 青山美智子】
    青山さん好きだから読み始めたんだけど、とても短い。
    カフェでバイトはしてみたい。

    【痛い人生設計を作る、ルノアールで / 朱野帰子】
    女性編集者は歩いてる時にウンチ踏め。
    考えすぎちゃって、ヨンは病気でもう先が長くないんだろう、って
    勝手に勘違いしてしんみりしてたら別にそんなことなかった。
    大谷翔平を結構ディスっているよね。
    この世の中『大谷翔平になれなかった痛いだけの人間』って結構いっぱいいるかも。
    ルノアール行ってみたい。

    【究極のホットケーキと紅茶占い / 斎藤千輪】
    これはシリーズものなのだろうか?
    何もかも見透かしてくれそうなのは琴葉かと思いき

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    2026年01月08日
  • にじいろガーデン

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    ネタバレ

    友人の女性カップルのことを思いながらこのカップルの話を読んだ。
    2人が愛し合い、家族になって、地域に根付いていく。それぞれの子どもたちと、みんなそれぞれがお互いのことを思い合って暮らしている。

    草介には、もっと自分の好きな道を見つけて幸せになってほしかった。

    ハワイ旅行の段階で、千代子の運命を予想できたけれど まさか草介までがあんなことになるとは、悲しかった。

    でも、希望を捨てない泉と宝。
    それにしても宝とはいい名前だな。

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    2026年01月04日
  • 昨日のパスタ

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    2020年、ちょうどCOVID-19が日本で流行を始めた頃の日記。もちろん閉塞感を訴える記述もあるのだけれど、それ以上にベルリンから日本に住まいを移動したことによる、ドイツと日本の比較が多い。そして相変わらず食べ物が美味しそう。

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    2025年12月23日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    ステキ!あこがれる〜(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+でも、動けるうちは良いけれど…とか、いろいろ考えちゃう(゜.゜)あと、お金が…(-_-)

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    2025年12月23日
  • 食堂かたつむり

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    あたりまえに食べている毎日の食事は、命をいただいているんだということに気づかされる。
    読んでいて辛くなる場面もあったけれど、食べることが好きな私にとって、そういうことに気づかせてくれる作品は、食事をより価値あるものにしてくれる。

    おかんからの手紙もよかった。

    食が好きだから読み進められたけれど、そうでない人には読むのが辛い作品かもしれない。

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    2025年12月22日
  • これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

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    断捨離のヒントにしたく、読みました。

    「丁寧に暮らす」とは

    ・徹底的に自然素材にこだわりたい
    ・自分のゆとり第一に
    ・好きなものに囲まれて暮らしたい

    等、混在するイメージの中から
    自分にとっての「丁寧に暮らす」を
    見出すことが大切なのだと理解しました。

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    2025年12月22日